JP3261003B2 - 画像形成装置ならびに感光体再生方法 - Google Patents
画像形成装置ならびに感光体再生方法Info
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Description
(シリコン)や炭素(カーボン)の原子から成る表面層
を有するドラム状感光体を搭載した電子写真方式の画像
形成装置に関するものである。
(以下、アモルファスシリコンをa−Siと略記する)
から成る電子写真用感光体が実用化され、その製造量は
年々増加の一途をたどっている。
にa−Si系光導電層を形成し、さらに表面硬度を高め
るために例えばアモルファスシリコンカーバイドなどか
ら成る表面層を積層した構成であるが、この感光体を高
温高湿下で使用した場合には画像流れと言われる画像の
ボケが発生し、実用上支障があった。
を解明すべく鋭意研究に努めたところ、感光体表面に付
着する帯電生成物に起因して、それが高温高湿下で水分
を吸収し、画像流れの発生原因になっていることを知見
した。この帯電生成物は主として塩類であり、それが感
光体表面に軽く付着しているので、従来の簡単なクリー
ニング手段でもって容易に除去できた。
ろ、感光体表面がコロナ放電器などのオゾンによって酸
化されて吸湿性が高くなり、水分を吸着して上記表面層
の最表面が低抵抗化し、この表面酸化層(約数Å〜数十
Å程度の厚み)によって画像流れが発生していることを
知見した。ちなみに本発明者の実験によれば、5,000 枚
の耐刷試験を行なってその表面酸化層の厚みを測定した
ところ、約数十Åであることを確かめた。
にヒーターを設けてその感光体を35〜50℃に加熱し、こ
れにより感光体表面の水分を減らして画像流れの発生を
防いでいた。
クリーニング手段を取り上げた公知公報を記載する。
光層(モース硬度5〜6)の上にモース硬度が 7.0以上
の表層を積層した感光体に対して、モース硬度が 2.5〜
7.0の物質によるクリーニング部材を配設した構成が提
案されている。この構成による電子写真方法によれば、
感光体表層に比べて硬度の小さいクリーニング部材を用
いることで、その表層を傷つけることなく、さらに磨耗
のないクリーニング工程が得られる点が特徴である。
上に絶縁層を積層した感光体において、研磨材により絶
縁層に積極的に凹凸を設けることが提案され、これによ
って2成分現像剤のキャリアの感光体への付着が防止で
きるということであるが、この絶縁層は樹脂であって、
さらに表面酸化という問題点も記載されていない。
Siである感光体に対して粉体のa−Siを含むウェブ
ローラや研磨ローラを押しつける構造が記載されている
が、その表面はa−Siから成り、またその表面とロー
ラとの間の硬度差に関する記載がなく、また前記した表
面酸化の問題点についても開示されていない。
感光体の表面層に係る問題点を提示し、その問題点を解
決するためにa−Si系感光体の表面をポリエステル樹
脂から成る材料で摺擦させる技術が提案されている。
は帯電あるいは転写時に窒素酸化物やオゾンなどの活性
ガスが発生し、それが感光体表面に吸着することによっ
て画像流れが発生するのを解決するため、ブラシ、ロー
ラ、ブレードなどを含むクリーニング装置をポリエステ
ル樹脂により構成し、これにより上記活性ガスを除去す
ることが提案されているが、この樹脂でもって感光体の
表面酸化層を除去することができないことは明白であ
る。
の電荷支持層の表面に研磨するバフ研磨機構を配設し、
その表面を研磨するようにした構成であって、このバフ
研磨機構は適当な研磨材を含有する回転ローラ型バフ研
磨体を所要の圧力でもって感光体ドラムに対接させるこ
とでそのバフ研磨体が回転駆動されるものであり、さら
にバフ研磨体のバフ材はフェルト、ゴム、レジノイド、
ポリビニールアルコール系樹脂であり、研磨材としてア
ルミナ、ホウ化シリコン、エメリー、酸化クロム、酸化
鉄などの粉末が用いられ、その粒度は#100 〜#300 で
あり、砥粒の粒径は 200〜700 μm程度にまで大きくな
っている。そして、この構成であればa−Siの表面に
生じた酸化層を除去することができ、これによりa−S
iの表面に新しい鏡面が形成され、良好な画像形成特性
が得られるというものである。
表面に形成した可転写像を転写した後、表面の残留トナ
ーをクリーニングする手段を備えたクリーニング装置に
おいて、そのクリーニング手段には低硬度の弾性体から
なる内層と高硬度の弾性体からなる外層とを備え、外層
が像担持体表面に圧接摺擦するようにクリーニングロー
ラを配してなるものが記載されている。これにより紙
粉、コロナ生成物など残留トナー以外の異物をも十分に
除去してこれらの像担持面への固着を防止し、長期にわ
たって安定したコピー画像を得られるというものであ
る。しかしこれにも像担持体表面とローラとの間の硬度
差に関する記載はなく、またa−Si系感光体における
表面酸化の問題点についても開示されていない。
持体表面のトナーその他の異物を除去するためにクリー
ニング装置内に弾性摺擦ローラを備えたものにおいて、
その弾性摺擦ローラを像担持体表面に接離自在に配し、
その接離を像担持体表面近傍の湿度に応動させる手段を
備えたものが記載されている。これにより湿度変化によ
る画像のかぶりを防ぎ、環境の変化にかかわらず常に良
質均一の画像を得ることができ、弾性摺擦ローラからの
侵出オイルによる像担持体の汚損やそれに基づく画像の
劣化も阻止するというものである。しかしこれにも像担
持体表面とローラとの間の硬度差に関する記載はなく、
またa−Si系感光体における表面酸化の問題点につい
ても開示されていない。
に当接してその表面を研磨する研磨手段を有し、その研
磨手段に用いられた研磨部材が、静電記録装置の作動時
から像担持体上に像を作成するのに必要な帯電が付与さ
れる迄の前回転時にのみ像担持体に当接するように構成
されている静電記録装置が記載されており、研磨部材が
像担持体に当接してその表面を研磨する際の研磨量が、
像担持体1回転当たり10-7μm以上10-4μm以下すなわ
ち 0.001〜1.0 Åであることが記載されている。これに
よれば、像担持体に不必要な磨耗やキズなどを生ずるこ
となく充分にタルクやロジンあるいはコロナ生成物を除
去することができて、画像処理に際して発生した各異物
の除去清掃が効率良く行なわれて清浄な感光面を再生す
ることができるので、画像の品質が損なわれることがな
いというものである。しかしこれにも像担持体表面とロ
ーラとの間の硬度差に関する記載はなく、また像担持体
としては有機光導電性感光層を設けた感光体が記載され
ているのみで、a−Si系感光体における表面酸化の問
題点についても開示されていない。
感光体においては表面層に水分が吸着することに起因し
て画像流れが生じることが判明しており、かかる問題点
を解決するために、感光体の付近にヒーターを設けて感
光体を加熱し、これによって感光体表面の水分を減らし
て画像流れの発生を防ぐようにしている。
のために温度制御回路が必要となり、さらにこれらの付
設によりコストがアップしたり構造が複雑になるという
問題点があった。
イン電源のスイッチを一旦切ると、再度使用するに当た
ってそのヒーターで感光体を加熱しようとしても数分以
上待たなければ所定の温度にまで高められないという問
題点があった。この問題点を解決するためには常時この
機器に通電する必要があるが、そうすると夜間において
もメイン電源のスイッチを切ることができず、その分の
余分なエネルギーを消費することになるので、省エネル
ギーの観点からもその改善が望まれていた。
って35〜50℃にまで加熱すると感光層中に生成する熱キ
ャリアが増加し、これにより帯電電位が低下するととも
に暗減衰が増加し、その結果、記録に要する現像電位を
達成することが難しくなるという問題点もあった。例え
ば、加熱によって帯電電位が数十V低下したり暗減衰で
電位が約 100Vも低下したりしており、このようなa−
Si系感光体の温度特性は約−1〜−7V/℃程度とな
っていた。
980 号の提案によれば、a−Siの表面に生じた酸化層
を除去することができるというものであるが、同提案に
おいては粒度が#100 〜#300 の研磨材を用いており、
その砥粒の粒径は 200〜700μm程度にまで大きくなっ
ているため、本発明者が上記特開昭58−72980 号の提案
の技術を繰り返し行なった結果によれば、確かにa−S
iの表面酸化層が除去できる反面、そのa−Siの表面
に研磨キズが入ることが判明し、充分なる鏡面が得られ
ないために帯電不良が生じ、その結果、画像に黒スジや
カブリが発生した。
器を休止状態にしているが、ドラム状感光体が1回転す
ることによる1プロセス毎に帯電に伴ってオゾンが発生
し、それによってa−Siの表面層が酸化されることも
判明した。加えてこのa−Si表面層はアモルファスシ
リコンカーバイド(以下、アモルファスシリコンカーバ
イドをa−SiCと略記する)の表面層に比べてより酸
化され易く、従ってドラム状感光体を多数回転した後に
研磨するような場合、その研磨前に高湿下ではヒーター
無しで画像が流れるという問題点もあった。
る機構を備えているので、これに伴って余分なスペース
が必要となり、さらに製品コストが高くなるという問題
点もある。
4488号の提案によれば、像担持体の表面を研磨する研磨
手段の研磨部材を静電記録装置の前回転時にのみ像担持
体に当接するようにし、像担持体の表面を研磨する研磨
量を像担持体1回転当たり 0.001〜1.0 Åとするという
ものである。しかし本発明者がその技術をa−Si系感
光体に対して繰り返し行なった結果によれば、前回転時
のみの研磨では感光体の表面層の表面酸化層や表面変質
層は充分に除去できず、特に連続して画像形成を行なっ
た場合には高湿下ではヒーター無しで画像が流れ易いと
いう問題点があった。
を不要とし、そのヒーターに起因する諸々の問題点を解
決することにある。
酸化性を高めるための表面層を備えた感光体において、
その表面に発生した酸化層や変質層を除去すると同時に
充分なる鏡面にし、これによって画像に黒スジやカブ
リ、画像流れが発生しないようにした高性能な画像形成
装置を提供することにある。
研磨により生じた屑を除去するに当たって、そのための
余分な機構を必要としない簡易な表面研磨システムの画
像形成装置を提供することにある。
光体にできた表面酸化層を適切な研磨手段でもって研磨
するに当たって、そのドラム状感光体の表面研磨速度を
所定の範囲内に設定することにより、その感光体表面を
必要範囲内で常時削除し、これによって画像流れを安定
的に無くすとともに余分な研磨が生じない程度に表面層
の厚み減少を起こせしめ、その結果、長期にわたって高
品質かつ高信頼性の画像形成装置を提供することにあ
る。
i系感光体にできた表面酸化層を研磨するに当たって、
感光体周囲に研磨手段を設けず、これによって機器を小
型化するとともに、外部のサービス業者に依頼しなくて
もユーザーの容易なメンテナンスにより表面酸化層を研
磨除去できる画像形成装置を提供することにある。
像形成装置は、下記層構成のドラム状感光体の外表面
に、電荷を付与する帯電手段と、感光体に光照射する露
光手段と、前記帯電手段と露光手段とにより感光体の表
面に形成された静電潜像に対してトナー像を感光体表面
に形成する現像手段と、該トナー像をシート状被転写材
に転写する転写手段と、感光体表面の残留トナーを除去
するクリーニング手段と、残余静電潜像を除去する除電
手段とを配設し、シート状被転写材が充填された給紙手
段を具備した画像形成装置において、前記給紙手段にシ
ート状被転写材に代えて下記砥粒から成るラッピングシ
ートを充填し、該ラッピングシートでもってドラム状感
光体の1回転当たり0.0001〜0.05Å/回転の
表面研磨速度で感光体表面が研磨されるようにしたこと
を特徴とする。 層構成 : 導電性基板の上に光導電層と膜厚が0.1
〜10μmである表面層とを順次積層するとともに、モ
ース硬度が5〜11となるように該表面層がアモルファ
ス状態の珪素および/または炭素の原子から成るととも
に、酸素または窒素のうち少なくとも1種の原子と、水
素またはフッ素のうち少なくとも1種の原子とを含有し
て成る。 砥 粒 : モース硬度が11を超え且つ粒度がJIS
−R−6001の規格による#800以上である砥粒。
法は、上記層構成の感光体の表面を、上記砥粒から成る
ラッピングシートにより摺擦することを特徴とするもの
である。
は、それに搭載する上記層構成の感光体であれば15段階
の新モース硬度によるモース硬度が5〜11の表面層であ
るので、そのように表面硬度を高めることで高い耐久性
が得られ、さらに帯電電位も高めることができるととも
に、上記構成の表面層によりa−Si層に比べて耐酸化
性も高めることもできた。しかも、その膜厚を 0.1〜10
μmにまで小さくしながら、このように優れた電子写真
特性を得るようにしている。
面酸化層をなくすことによって画像流れの発生を防ぐこ
とができることを知見し、この知見に則してさらに機器
の動作中に生じる表面酸化層を適切に除去するようにす
るために繰り返し実験を行なったところ、15段階の新モ
ース硬度によるモース硬度が11を超え且つ粒度がJIS-R-
6001の規格による#800 以上である砥粒から成る研磨部
材を使用する研磨手段を用いれば、感光体の表面酸化層
を研磨除去することができ、さらに表面が充分なる鏡面
となることを知見した。そしてこの知見に基づいて、画
像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しないようにした
高性能な画像形成装置を提供できた。
面研磨速度を0.0001〜0.05Å/回転の範囲に設定する
と、ドラム状感光体が1回転することによる1プロセス
毎に帯電に伴ってオゾンが発生してそれが表面層を酸化
しても、経常的にその表面酸化層を研磨して除去でき、
その結果、長期にわたって高品質且つ高信頼性の画像形
成装置が提供できた。
は、給紙手段にシート状被転写材に代えて上記砥粒から
成るラッピングシートを充填し、そのラッピングシート
でもって感光体表面が研磨されるようにしている。これ
により別途研磨手段を設けることなく感光体表面を効果
的に研磨して表面酸化層を除去することができるように
なり、装置が小型化できるとともに、外部の業者に依頼
しなくてもユーザーの容易なメンテナンスにより表面酸
化層を研磨除去できる。
法は、上記砥粒から成るラッピングシートでもって上記
層構成の感光体の表面を摺擦することにより感光体の表
面酸化層を研磨除去することができ、さらに表面が充分
なる鏡面となって、画像に黒スジやカブリ、画像流れが
発生しなくなり、容易に感光体の再生を行なうことかで
きる。
いては、ラッピングシートが上記砥粒から成るので、感
光体表面の研磨により生じた屑を除去するに当たって、
砥粒の集合体に出来る隙間や気孔にその屑が取り込まれ
ながら除去される。それにより、研磨屑を除去するため
の余分な機構を必要とせず、簡易な表面研磨システムの
画像形成装置および感光体再生方法となる。
カールソン法や容量像法(NP法、KIP法など)が代
表例として挙げられるが、このカールソン法を例にとっ
て説明する。
り、プリンタ構成を例にとってその概略構成を示してあ
る。同図の画像形成装置1は、ドラム状の感光体2の外
周面に、帯電手段であるコロナ帯電器3と、その帯電後
に光照射する露光手段である露光器4と、トナー像を感
光体2の表面に形成するためのトナー5を備えた現像手
段である現像器6と、そのトナー像を被転写材7に転写
する転写手段である転写器8と、その転写後に感光体表
面の残留トナーを除去するクリーニング手段9と、残余
静電潜像を除去する除電手段10とを配設した構成であ
る。また11は被転写材7に転写されたトナー像を熱もし
くは圧力により固着するための定着器である。そしてこ
の画像形成装置1においては、さらに研磨手段12を転写
器8とクリーニング手段9との間に当接させている。こ
の研磨手段12はクリーニング手段9と除電手段10との間
に当接させてもよく、後述するように種々の構成を取り
得るものである。また排トナーおよび砥粒を回収する容
器を、研磨手段に、もしくはクリーニング手段を含めて
設けるのが、トナー飛散防止や研磨能力を高める観点か
らよい。なお上記画像形成装置1はプリンタの構成であ
るが、露光器4に代えて原稿からの反射光を通すレンズ
やミラーなどの光学系を用いれば、複写機としての画像
形成装置となる。
プロセスから成る電子写真プロセスであって、この電子
写真プロセスを繰り返し行なうものである。 感光体
2の外周面をコロナ帯電器3により帯電する。 露光
器4により画像光を露光することにより、感光体2の表
面上に電位コントラストとしての静電潜像を形成する。
この静電潜像を現像器6により現像する。この現像
により黒色などに着色されたトナー5が静電潜像との静
電引力により感光体表面に付着し、可視化される。
感光体表面のトナー像を紙などの被転写材7の裏面より
トナー5と逆極性の電界を加えて静電転写し、これによ
り画像を被転写材7の上に得る。 研磨手段12を感光
体2の回転に伴って回転せしめ、これによって感光体2
の表面を研磨する。 感光体表面の残留トナーをクリ
ーニング手段9により機械的に除去する。 除電手段
10により感光体表面を強い光で全面露光し、残余の静電
潜像を除去する。
して、の工程との工程とを入れ替えてもよい。ま
た、上記画像形成装置1においては感光体2を加熱する
ヒーターを用いる必要はないが、必ず不要とするもので
はなく、研磨手段12を設けるとともにこのようなヒータ
ーでもって感光体2を加熱することは何等差し支えな
い。
導電性基板13の上にキャリア注入阻止層14とa−Si系
光導電層15と表面層16とを順次積層した構成であって、
これらの積層構造のうち必要に応じてキャリア注入阻止
層14を除外してもよい。
11となるようにアモルファス状態の珪素(Si)および
/または炭素(C)の原子から成るとともに、酸素
(O)または窒素(N)のうち少なくとも1種の原子
と、水素(H)またはフッ素(F)のうち少なくとも1
種の原子とを含有するように構成する。
−と表示すると、例えばa−SiC、a−SiCN、a
−SiNO、a−SiCO、a−SiN、a−Si、a
−C、a−CN、a−SiOなどがあり、さらにHやF
が含有される。
料のうち典型的な材料であるa−SiCについて種々実
験を行なったところ、そのSi原子とC原子との比率を
Si1-x Cx で表示した場合には、xは 0.4≦x≦1.0
の範囲にするとモース硬度が5〜11になることを確認し
た。
な合金組成にすることで比抵抗率が1×1012Ω・cm以
上である絶縁性層もしくは高抵抗表面層とするとよく、
この範囲の比抵抗率であれば、帯電電荷をトラップし且
つ電荷が膜面方向で移動して露光により形成された電荷
パターンが崩れなくなるという点で好ましい。
り、好適には 0.3〜5μmであることが好ましい。これ
が 0.1μm未満の場合、砥粒サイズの影響を受けやすく
なるので再生回数が不足し、表面研磨速度の範囲のうち
最も速い研磨速度でもって研磨されると、約2万回転
(この回転数は実際上数万枚の画像形成に相当する)で
表面層16がなくなり、実用的でなくなる。なお膜厚が
0.3μmであれば上記回転数は約6万回転(実際上数万
〜十数万枚の画像形成に相当する)となり、より実用的
となる。
留電位が得られず初期から高い残留電位となり、また光
キャリアの走行性が低下して感度が低下し、所望の記録
感度が得られなくなる。なお膜厚が5μm以下であれ
ば、残留電位が低く光キャリアの走行性も高いので、よ
りよい記録感度が得られる。
の導電部材でもって構成するか、もしくは樹脂やガラス
の表面に導電性膜を蒸着などにより形成したものにより
構成してもよい。
には、アルミニウム(Al)、SUS(ステンレススチ
ール)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、鉄(Fe)、チタ
ン(Ti)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、タン
タル(Ta)、錫(Sn)、金(Au)、銀(Ag)な
どの金属材料やそれらの合金材料などが挙げられる。ま
た樹脂やガラス、セラミックスなどの絶縁性材料の表面
を上記金属やITO、SnO2 などの透明導電性材料で
導電処理したものなども挙げられる。中でもアルミニウ
ム合金材料を用いると、低コストで感光体2の軽量化が
可能なばかりか、a−Si系光導電層15あるいはキャリ
ア注入阻止層14との密着性が高く、それにより感光体2
の信頼性も向上するといった点で好適である。
料を母材にしてHやFを含有させ、さらに周期律表第II
I 族、第IV族、第V族のうち少なくとも1種の元素を含
有させ、また必要によりC、N、Oなどを含有させるこ
とにより構成するとよい。
は、導電性基板13の表面を中心線平均粗さRaの表示で
Ra= 0.5μm以下になるように研磨し、さらに鏡面加
工し、そしてこの鏡面加工した導電性基板13の上にキャ
リア注入阻止層14とa−Si系光導電層15と表面層16と
を順次積層した感光体2であれば、その感光体2の表面
が好適な表面粗さであるRa=0.01〜0.10μmの範囲に
なる。
る。18は円筒形状の金属製反応炉、19は導電性基板13を
装着するための円筒形状の基板支持体、20は基板加熱用
ヒーター、21はa−Si系の成膜に用いられる円筒形状
のグロー放電用電極板であり、電極板21にはガス噴出口
22が形成されている。そして23は反応炉内部へガスを導
入するためのガス導入口、24はグロー放電に晒されたガ
スの残余ガスを排気するためのガス排気口であり、25は
基板支持体19とグロー放電用電極板21との間でグロー放
電を発生させる高周波電源である。またこの反応炉18は
円筒体18aと蓋体18bと底体18cとから成り、そして円
筒体18aと蓋体18bとの間ならびに円筒体18aと底体18
cとの間にはそれぞれ絶縁性のリング18dを設けてあ
る。これによって高周波電源25の一方の端子は円筒体18
aを介してグロー放電用電極板21と導通しており、他方
の端子は蓋体18bや底体18cを介して基板支持体19と導
通している。また、蓋体18bの上に付設したモーター26
により回転軸27を介して基板支持体19が回転駆動され、
これに伴って導電性基板13も回転する。
i系感光体ドラムを作製する場合には、a−Si成膜用
のドラム状基板13を基板支持体19に装着し、a−Si系
生成用ガスをガス導入口23より反応炉内部へ導入し、こ
のガスをガス噴出口22を介して基板面へ噴出し、さらに
ヒーター20によって基板13を所望の温度に設定するとと
もに基板支持体19と電極板21との間でグロー放電を発生
させ、さらに基板13を回転させることによって基板13の
周面にa−Si系膜が成膜できる。
述べる。 〔参考例1に係る研磨手段〕 参考例1に係る画像形成装置においては、現像器6の中
のトナー5に砥粒を添加するとともに、研磨手段12が感
光体表面の残留トナーおよび砥粒を外周面で捕捉する研
磨ローラを有しており、且つこの研磨手段12が転写器8
とクリーニング手段9との間に配設されていることを特
徴とする。
つ粒度がJIS-R-6001の規格による#800 以上であるもの
を用いる。
数値はモース硬度である)、ダイヤモンド(15)、炭化
ホウ素(14)、炭化珪素(13)、チタンカーバイド(1
3)、酸化アルミニウム(12)、サファイヤ(12)、ル
ビー(12) 、コランダム(12)などがある。
する際に表面層16にキズが入らなく、鏡面となるように
決定する。本発明者が繰り返し行なった実験によれば、
そのキズの大きさが画像認識サイズの数十μmより十分
に小さくなるように、その砥粒サイズの上限を設けてお
り、これによれば砥粒サイズはJIS-R-6001の規格による
#800 以上である。
ナー5の粒子と砥粒とが混合した状態あるいはトナー5
の外表面に砥粒が付着したり埋め込まれた状態として、
いわゆる外添した状態となるようにする。これにより砥
粒はトナー5とともに現像されて感光体表面に付着し、
転写後に残留したものが研磨手段12に供給され研磨ロー
ラに捕捉されて感光体表面を研磨することができる。こ
のように砥粒を添加する量は、トナー5に対してその含
有率を0重量%〜30重量%とすると、少なくとも感光体
への現像トナー量および被転写材への転写トナー量が確
保され、必要な記録濃度が確保されるといった点でよ
い。
を備えた金属棒状体などに弾性を備えた樹脂をライニン
グしたゴムローラ、もしくは気孔を備えた樹脂をライニ
ングしたスボンジローラとするとよく、それにより感光
体表面の残留砥粒やトナーを、ゴムローラの弾性でもっ
てローラ表面に取り込んだり、スボンジローラの気孔で
もってローラ表面および気孔内に取り込んだりすること
ができる。
グ手段9との間に配設し、研磨ローラが外周面で残留ト
ナーや砥粒を捕捉しつつ感光体表面を摺擦するように設
定することにより、研磨ローラには画像形成に伴って常
に砥粒が供給され、その砥粒でもって感光体表面を研磨
することができる。
する砥粒の量ならびに研磨ローラの摺擦圧力や摺擦速度
などにより調節され、所望の速度となるように設定され
る。〔研磨方法〕研磨ローラ(図1の研磨手段12)の金
属棒状体の両端を別途設けた支持部材(図示せず)によ
り支持するとともに、この研磨ローラと感光体2との当
接する部位に対して、単位軸長当たり 200g重/cm以
下の圧力、好適には 100g重/cm以下の圧力を加える
とよい。あるいは上記当接部材に対し、ほとんど加圧し
ない程度に接触させてもよい。
外周面に当接もしくは圧接しただけの構造の他に、研磨
ローラに回転駆動源を設けてそれにより感光体2の回転
方向に対向するように研磨ローラを回転駆動したり、あ
るいは感光体2の回転方向を加速するように回転駆動し
たりすることができる。
器6により静電潜像に応じたトナー像が感光体2の表面
上に形成され、このときトナーとともに砥粒も感光体2
の表面上に付着する。さらに転写手段8によって大部分
のトナーは被転写材7に転写され、一部が感光体表面に
残る。同時に、転写手段8によって、砥粒は被転写材7
に転写されるものと感光体表面に残るものとに分配され
る。砥粒の材料に起因する物性に応じてこの分配比は変
わるが、少なくとも一部は感光体表面に残り、研磨ロー
ラの表面に取り込まれる。
トナー容器を設けることにより、研磨ローラ表面よりト
ナーと砥粒を脱離・回収したり吸着・再使用したりする
ことも可能である。これにより、研磨能力を高めること
ができる。
の外周面を摺擦することで、表面層16の表面酸化層を研
磨除去できる。また、研磨ローラを感光体2に当接する
だけで、研磨とともにその研磨屑を吸着でき、これによ
り研磨屑を除去するための余分な機構、例えば筐体や吸
引用のダクトおよびポンプ、フィルタなどを必要とせ
ず、その結果、簡易な表面研磨システムとなる。
範囲内である感光体2に対して研磨ローラでもって研磨
しても、その好適な表面粗さRa(0.01〜0.10μm)が
損なわれることがない。
ービームプリンタにおいては、その感光体2の導電性基
板13の表面を表面粗さRaが 0.5μm以上となるように
ディンプル加工し、これによってレーザー露光に伴って
画像に現れる干渉縞という問題点を解消することが行な
われている。この種の感光体2においては基板13の粗さ
に対応してその感光体表面も粗されているが、そのよう
な感光体2に対して研磨ローラでもって研磨しても、研
磨ローラ自体が有する弾性により表面酸化層の研磨除去
ができる。
も、上記のようにドラム状感光体2の表面研磨速度を0.
0001〜0.05Å/回転の範囲に設定する。
状感光体2の表面研磨速度を0.0001〜0.05Å/回転の範
囲に設定すると、ドラム状感光体2が1回転することに
よる1プロセス毎に帯電に伴ってオゾンが発生してそれ
が表面層16を酸化しても、経常的にその表面酸化層を研
磨でき、その結果、高品質且つ高信頼性の画像形成装置
1が提供できる。
の場合、表面層16の表面酸化層を経常的に研磨できなく
なり、長期にわたって使用すると表面酸化層が厚くな
り、画像流れが生じるようになる。
い場合、表面層16の磨耗が速くなって寿命が短くなって
しまい、実用的でなくなる。なお、表面研磨速度が0.01
Å/回転以下であれば、最適の表面層膜厚でもって数十
万枚から百万枚以上の画像形成まで寿命を延ばすことが
できる。
上記砥粒からなる研磨部材を被覆した研磨ローラから成
ることを特徴とする。なお、この場合の研磨手段12はク
リーニング手段9と除電手段10との間に配設することが
好ましい。
図4に示す。図4の画像形成装置28はクリーニング手段
9と除電手段10との間に研磨手段として研磨ローラ29を
配設している。なお、図4において図1と同様の部材に
は同じ符号を付してある。
たように、細い円柱状もしくはパイプ状のSUS材など
から成る金属棒状体30と、この金属棒状体30の外周面に
被覆して成る円筒状の研磨部材31とから構成されてい
る。この研磨部材31は、モース硬度が11を超え、且つ粒
度がJIS-R-6001の規格による#800 以上である砥粒と、
砥粒と砥粒とを結合するための結合剤とから構成する。
磨手段におけるものと同じものを用いればよい。
ェノール樹脂などの熱硬化性樹脂やアクリル樹脂、ポリ
アミド樹脂などの熱可塑性樹脂、あるいはゴム類やシェ
ラックなどがある。この結合剤はスポンジ状であるのが
好ましく、その気孔については発泡の度合いに応じて結
合剤の比重が異なるが、その気孔比率を0.04〜0.80、好
適には0.05〜0.60にするとよい。気孔比率をこの範囲内
に設定すると、感光体2が面振れを起こしてもその面振
れが吸収され、しかも感光体2の表面研磨により脱落し
た砥粒をその気孔内に付着させることができる上記砥粒
の研磨部材31に占める体積含有量については、各砥粒を
結合して弾性力を具備させるために80%以下がよく、好
適には 0.5〜50%がよい。
り、クリーニング手段9でもって除去できなかった脱落
した砥粒の他、表面層16を研磨したことによる微小な研
磨粉やコロナ帯電器3から生じた付着塩類、紙粉、残留
トナーなども吸収し、吸着することができる。
場合であっても、結合剤にゴム硬度が50度以下程度の軟
らかい弾性材料を用いることで、感光体2の面振れ吸収
や脱落砥粒の弾性体内もしくはクリーニング手段9によ
る除去ができる。
た支持部材(図示せず)により支持するとともに、この
研磨ローラ29と感光体2との当接する部位に対して、単
位軸長当たり 200g重/cm以下の圧力、好適には 100
g重/cm以下の圧力を加えるとよい。あるいは上記当
接部材に対し、ほとんど加圧しない程度に接触させても
よい。
の外周面に当接もしくは圧接しただけの構造の他に、研
磨ローラ29に回転駆動源を設けてそれにより感光体2の
回転方向に対向するように研磨ローラ29を回転駆動した
り、あるいは感光体2の回転方向を加速するように回転
駆動したりすることができる。
2の外周面を摺擦することで、表面層16の表面酸化層を
研磨除去できる。また、研磨ローラ29を感光体2に当接
するだけで、研磨とともにその研磨屑を吸着でき、これ
により研磨屑を除去するための余分な機構、例えば筐体
や吸引用のダクトおよびポンプ、フィルタなどを必要と
せず、その結果、簡易な表面研磨システムとなる。
範囲内である感光体2に対して研磨ローラ29でもって研
磨しても、その好適な表面粗さRa(0.01〜0.10μm)
が損なわれることがない。
ービームプリンタにおいては、その感光体2の導電性基
板13の表面を表面粗さRaが 0.5μm以上となるように
ディンプル加工し、これによってレーザー露光に伴って
画像に現れる干渉縞という問題点を解消することが行な
われている。この種の感光体2においては基板13の粗さ
に対応してその感光体表面も粗されているが、そのよう
な感光体2に対して研磨ローラ29でもって研磨しても、
研磨ローラ29自体が有する弾性により表面酸化層の研磨
除去ができる。
も、上記のようにドラム状感光体2の表面研磨速度を0.
0001〜0.05Å/回転の範囲に設定する。
上記砥粒から成るラッピングシートを被覆した研磨ロー
ラから成ることを特徴とする。このような画像形成装置
の概略構成の例を図6に示す。図6の画像形成装置32は
クリーニング手段9と除電手段10との間に研磨手段とし
て上記砥粒から成るラッピングシートを被覆した研磨ロ
ーラ33を配設している。なお、図6においても図1と同
様の部材には同じ符号を付してある。
7にその断面図で示す。
はパイプ状のSUS材などから成る金属棒状体34と、こ
の金属棒状体34の外周面に被覆して成る円筒状のラッピ
ングシート35とから構成されている。このラッピングシ
ート35は例えばエポキシ樹脂などの接着剤を介して貼り
付けることができる。あるいは重ね巻きして、その感光
体と接しない両端部をバンドなどで止めることにより着
脱できるようにすることもできる。
11を超え、且つ粒度がJIS-R-6001の規格による#800 以
上である砥粒と、砥粒と砥粒とを結合するための結合剤
とから構成する。
り説明すると、このラッピングシート35は樹脂から成る
基材36と、その上に塗膜した研磨層37とから成る。
ド、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、メ
タクリル、ポリエチレン、ポリアミド、ナイロン、アセ
タール、フッ素樹脂類、ABS樹脂、ポリエストラマ、
ポリカーボネイト、ポリメチルペンテン、ポリスチレ
ン、AAS樹脂や、複合プラスチック材料である生分解
性プラスチック、その他ゴム材として天然ゴム、クロロ
プレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ス
チレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレンゴムなどから成る。あるいは
紙、布、布紙、耐水紙などにより構成してもよい。
20μm〜200 μmがよく、ラッピングシート35自体にフ
レキシブル性を持たせるようにする。
え、且つ粒度がJIS-R-6001の規格による#800 以上であ
る砥粒と、砥粒と砥粒とを結合するための結合剤とから
構成する。
磨手段におけるものと同じものを用いればよい。
研磨手段におけるものと同じものを用いればよく、その
気孔比率や砥粒の研磨層37に占める体積含有量について
も上記の研磨部材31と同じにすればよい。
もその面振れが吸収され、しかも感光体2の表面研磨に
より脱落した砥粒をその気孔内に付着させることがで
き、しかも研磨層37にある無数の気孔により、クリーニ
ング手段9でもって除去できなかった脱落した砥粒の
他、表面層16を研磨したことによる微小な研磨粉やコロ
ナ帯電器3から生じた付着塩類、紙粉、残留トナーなど
も吸収し、吸着することができる。
場合であっても、結合剤にゴム硬度が50度以下程度の軟
らかい弾性材料を用いることで、感光体2の面振れ吸収
や脱落砥粒の弾性体内もしくはクリーニング手段9によ
る除去ができる。
た支持部材(図示せず)により支持するとともに、この
研磨ローラ33と感光体2との当接する部位に対して、単
位軸長当たり 200g重/cm以下の圧力、好適には 100
g重/cm以下の圧力を加えるとよい。あるいは上記当
接部材に対し、ほとんど加圧しない程度に接触させても
よい。
の外周面に当接もしくは圧接しただけの構造の他に、研
磨ローラ33に回転駆動源を設けてそれにより感光体2の
回転方向に対向するように研磨ローラ33を回転駆動した
り、あるいは感光体2の回転方向を加速するように回転
駆動したりすることができる。
たラッピングシート35でもって感光体2の外周面を摺擦
することで、表面層16の表面酸化層を研磨除去できる。
また、ラッピングシート35を感光体2に当接するだけ
で、研磨とともにその研磨屑を吸着でき、これにより研
磨屑を除去するための余分な機構、例えば筐体や吸引用
のダクトおよびポンプ、フィルタなどを必要とせず、そ
の結果、簡易な表面研磨システムとなる。
れが生じた時点で、画像形成装置32のユーザーが適宜研
磨ローラ33を装着することにより、感光体2を取り出さ
なくとも研磨できる。そしてこの研磨後に不要となった
ラッピングシート35は、新しいラッピングシート35と取
り替えることにより、その研磨ローラ33を再度使用する
ことができる。
範囲内である感光体2に対して研磨ローラ31でもって研
磨しても、その好適な表面粗さRa(0.01〜0.10μm)
が損なわれることがない。
ービームプリンタにおいては、その感光体2の導電性基
板13の表面を表面粗さRaが 0.5μm以上となるように
ディンプル加工し、これによってレーザー露光に伴って
画像に現れる干渉縞という問題点を解消することが行な
われている。この種の感光体2においては基板13の粗さ
に対応してその感光体表面も粗されているが、そのよう
な感光体2に対して研磨ローラ33でもって研磨しても、
研磨ローラ33自体が有する弾性により表面酸化層の研磨
除去ができる。
も、上記のようにドラム状感光体2の表面研磨速度を0.
0001〜0.05Å/回転の範囲に設定する。
1との相違点として、研磨専用の研磨手段12の代わりに
従来周知のクリーニング手段に同様な研磨機能を具備さ
せるという点が特徴である。
により説明する。同図によれば、クリーニング手段39は
クリーニング用ブレード40とクリーニング用ローラ41と
から構成し、ブレード40は先の画像形成装置1に設けた
クリーニング手段9と同様な機能を有する。また上記ク
リーニング用ローラ41は金属棒状体の外周面上にウレタ
ンゴムやシリコーンゴム、発泡ポリウレタンなどから成
る樹脂を被覆した構成であり、この構成によって従来周
知のクリーニング機能を有する。
のラッピングシート35をクリーニング用ローラ41の外周
面に巻き、これによって研磨手段12と同様な作用を有す
ることになる。このラッピングシート35についても、両
端の取り付けバンドにより着脱できるようにすることも
できる。
も、上記のようにドラム状感光体2の表面研磨速度を0.
0001〜0.05Å/回転の範囲に設定する。
り、図10に図1と同じくプリンタ構成を例にとってその
概略構成を示す。なお、図1と同様の部材には同じ符号
を付してある。
体2の外周面に、帯電手段であるコロナ帯電器3と、そ
の帯電後に光照射する露光手段である露光器4と、トナ
ー像を感光体2の表面に形成するためのトナー5を備え
た現像手段である現像器6と、そのトナー像をシート状
被転写材44に転写する転写手段である転写器43と、その
転写後に感光体表面の残留トナーを除去するクリーニン
グ手段9と、残余静電潜像を除去する除電手段10とを配
設した構成である。またこの画像形成装置42において
は、シート状被転写材44が充填された給紙手段である給
紙トレイ45と、さらにこのシート状被転写材44が転写お
よび定着された後のシート状プリント材46が収められる
排紙トレイ47とが設けられている。なお、同図において
シート状被転写材44に転写されたトナー像を熱もしくは
圧力により固着するための定着器は略す。またこの画像
形成装置42も、露光器4に代えて原稿からの反射光を通
すレンズやミラーなどの光学系を用いれば、複写機とし
ての画像形成装置となる。
体2を加熱するヒーターを用いる必要はないが、必ず不
要とするものではなく、ラッピングシートを用いるとと
もにこのようなヒーターでもって感光体2を加熱するこ
とは何等差し支えない。
グシート35’は上記のラッピングシート35と同じもので
あり、その形状がシート状被転写材44と同じシート状の
ものを使用する。
感光体2の外周面を摺擦することにより表面酸化層を除
去することができるが、その研磨方法として、ラッピン
グシート35’の寸法をシート状被転写材44のサイズと同
じにして給紙トレイ45に充填し、これを画像形成装置42
の電子写真プロセスにそって搬送する。
パイプもしくはロッド状の支持体に弾性体の導電性ゴム
を被覆したものであって、その導電性ゴムが適度な圧力
でもって感光体2を押すような構造になっている。従っ
て、ラッピングシート35’が感光体2と転写器43との間
に搬送されると、その転写器43の適度な圧力によりラッ
ピングシート35’が感光体2の表面を擦り、研磨するよ
うになっている。ただし、その搬送経路において、コロ
ナ帯電器3による帯電や現像器6による現像、静電転
写、クリーニング、除電、定着は不要である。
流れが生じた時点で、画像形成装置42のユーザーが適宜
ラッピングシート35’を給紙トレイ45に充填して搬送す
るだけで、感光体2を取り出さなくともその表面を研磨
できる。そしてこの研磨後に、そのラッピングシート3
5’は排紙トレイ47に収められる。
体2の回転と転写器43との回転を同期させず別駆動すれ
ば、感光体2の表面とラッピングシート35’との間の摩
擦力がさらに大きくなり、その研磨機能が向上する。あ
るいは、所定のラッピングが達成できる程度にまで複数
枚のラッピングシート35’でもって繰り返し研磨を行な
ってもよい。
画像形成装置42に応じて画像流れが生じる時点を、その
記録画像の枚数により設定することもできる。従って、
所定の枚数毎にシート状被転写材44中にラッピングシー
ト35’を挿入することにより定常的にラッピングができ
る。この場合には、そのラッピングシート35’が感光体
2へ搬送されることを検知し、これによって画像形成装
置42の操作パネルに「感光体再生中」という表示をする
とよい。
になったことを、記録画像の分解能(シャープ度または
解像力)をバーコード読み取りセンサーなどにより検知
すれば、それによって画像形成装置42の操作パネルに
「感光体再生をしてください」という警告表示をするこ
ともできる。
り変動しており、高湿度の梅雨時においてはその発生が
顕著となるので、そのように生じやすくなる場合には、
その都度適宜このラッピング方法を採用すればよい。
5’でもって感光体2の外周面を摺擦することで、表面
層16の表面酸化層を研磨除去できる。またラッピングシ
ート35’を感光体2に当接するだけで、研磨とともにそ
の研磨屑が吸着でき、これにより研磨屑を除去するため
の余分な機構、例えば筐体や吸引用のダクトおよび吸引
ポンプ、フィルタを必要とせず、その結果、簡易な表面
研磨システムとなる。
囲内である感光体2に対してラッピングシート35’で研
磨しても、その好適な表面粗さRa(0.01〜0.10μm)
が損なわれることがない。
ームプリンタにおいては、その感光体2の導電性基板13
の表面を表面粗さRaが 0.5μm以上となるようにディ
ンプル加工し、これによってレーザー露光に伴って画像
に現れる干渉縞という問題点を解消することが行なわれ
ているが、この種の感光体2においては基板13の表面粗
さに対応してその感光体表面も粗されている。そして、
そのような感光体2に対してラッピングシート35’でも
って研磨しても、ラッピングシート35’自体が有する弾
性により表面酸化層の研磨ができる。
記のようにドラム状感光体2の表面研磨速度を0.0001〜
0.05Å/回転の範囲に設定する。
を、上記構成のラッピングシート35・35’により摺擦す
ることを特徴とする。
像流れが生じた時点で画像形成装置のユーザーが適宜感
光体2を取り出し、その外周面をラッピングシート35・
35’により摺擦して研磨することにより、表面酸化層を
除去することができる。
よるキズが入らなく、充分な鏡面となって画像に黒スジ
やカブリ、画像流れが発生せず、しかも感光体2の表面
研磨によりラッピングシート35・35’から脱落した砥粒
や微小な研磨粉、コロナ帯電器から生じた付着塩類、紙
粉、残留トナーなどをラッピングシート35・35’の結合
剤に形成された気孔内や弾性体内に付着させることがで
きる。
成のa−Si系感光体Aと感光体Bを製作した。いずれ
の感光体A・Bも、その寸法はφ30×254 Lであり、表
1に示すような共通のキャリア注入阻止層14とa−Si
系光導電層15により構成するが、さらに表2に示すよう
な成膜条件により表面層16を形成し、これに対応して2
種類の感光体A・Bを作製した。
面層16の化学組成は、それぞれ一部を1cm角に切り出
してその最表面の有機汚染層を十分にエッチング除去
し、その後にその分析値をXPS分析により求めた。そ
の結果を表3に示す。
体Bを、図1の画像形成装置1に装着して、それぞれ画
像形成装置1Aおよび画像形成装置1Bとした。
は、以下のように現像器6中のトナー5に砥粒を添加す
るとともに、残留トナーおよび砥粒を外周面で捕捉する
研磨ローラを有する研磨手段12を転写器8とクリーニン
グ手段9との間に配設した。研磨ローラは、外径5mm
φのSUS棒に外径10mmφとなるようにウレタンスポ
ンジをライニングしたものを用いた。砥粒は、アルミナ
でJIS-R-6001の規格による#8,000 (粒径約1μm)の
もので、トナーに対し重量比で5%の含有とした。
ヒーターによる感光体加熱を行なわず(この場合には感
光体表面の温度が26℃である)、高温高湿下(33℃、85
%RH)にて感光体Aを装着し、そして 3,000枚の耐刷
を行なったところ、画像流れが生じなかった。この場
合、ドラム状感光体Aの表面研磨速度は 0.001Å/回転
であった。
ーターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条
件下にて感光体Bを装着し、そして 3,000枚の耐刷を行
なったところ、画像流れが生じなかった。この場合、ド
ラム状感光体Bの表面研磨速度は 0.005Å/回転であっ
た。
よれば、現像器中6のトナー5に添加した砥粒と、その
砥粒および残留トナーを外周面で捕捉する研磨ローラを
有する研磨手段12とによって効果的に感光体の表面酸化
層を研磨除去することができ、しかも経常的にその酸化
層を研磨でき、さらに感光体の表面が充分なる鏡面とな
り、画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しなかっ
た。また、研磨手段12により、感光体の表面の研磨によ
り生じた屑が除去されたことも確認できた。
Bを図4の画像形成装置28に装着して、それぞれ画像形
成装置28Aおよび画像形成装置28Bとした。
下のような研磨部材を被覆した研磨ローラ29から成る研
磨手段12を装着した。
のSUS製金属棒状体30の両端を別途設けた支持部材
(図示せず)により支持し、この研磨ローラ29と感光体
A・Bとの当接する部位に、その部位方向に向かって全
体として 800g重の圧力を加えた。
して酸化アルミニウム材(モース硬度12)を用いて、結
合剤としてジイソシアネートとポリオールを化学反応に
より発泡させ、これによって多量の気孔があるスポンジ
状のポリウレタンフォームとした。この砥粒はJIS-R-60
01の規格による#4,000 であり、またこの砥粒の研磨部
材31に占める体積含有量は約5%であって、発泡倍率が
約10の気孔を有するスポンジ状の砥石とした。
ヒーターによる感光体加熱を行なわず(この場合には感
光体表面の温度が26℃である)、高温高湿下(33℃、85
%RH)にて感光体Aを装着し、そして 3,000枚の耐刷
を行なったところ、画像流れが生じなかった。この場
合、ドラム状感光体Aの表面研磨速度は 0.003Å/回転
であった。
ーターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条
件下にて感光体Bを装着し、そして 3,000枚の耐刷を行
なったところ、画像流れが生じなかった。この場合、ド
ラム状感光体Bの表面研磨速度は 0.006Å/回転であっ
た。
よれば、それに装着した研磨ローラ29によって効果的に
感光体の表面酸化層を研磨除去することができ、しかも
経常的にその酸化層を研磨でき、さらに感光体の表面が
充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブリ、画像流れ
が発生しなかった。また、研磨ローラ29により、感光体
の表面の研磨により生じた屑が除去されたことも確認で
きた。
に搭載する研磨ローラ29の研磨部材31として、その砥粒
である酸化アルミニウム材(モース硬度12)の代わりに
酸化クローム(モース硬度8〜8.5 )を砥粒として用い
て、その他の条件はすべて(例2)の画像形成装置28A
と同じにして、同様にヒーターによる感光体加熱を行な
わずに同じ高温高湿の条件下にて 3,000枚の耐刷を行な
ったところ、画像流れが生じた。
に搭載する研磨ローラ29の研磨部材31の感光体Aと当接
する部位に対して単位軸長当たり 250g重/cmの圧力
を加えるように設定した。そして同様にヒーターによる
感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて 3,0
00枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じなかった
が、その反面、表面層16の厚み(当初0.50μm)が0.43
μmにまで小さくなった。なお、ドラム状感光体Aの表
面研磨速度は 0.056Å/回転であった。
に搭載する研磨ローラ29の研磨部材31の感光体Aと当接
する部位に対して、その押圧力を小さくして、同様にヒ
ーターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条
件下にて 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが
若干認められた。また、そのドラム状感光体Aの表面研
磨速度は 0.00008Å/回転であった。
に搭載する研磨ローラ29の研磨部材31を構成する砥粒
(酸化アルミニウム材)のサイズをJIS-R-6001の規格に
よる#600 とし、その他の条件はすべて(例2)の画像
形成装置28Bと同じにして、同様にヒーターによる感光
体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて 3,000枚
の耐刷を行なったところ、感光体表面に研磨キズが入
り、充分なる鏡面が維持されず、これによって帯電不良
が生じ、その結果、画像に黒スジやカブリが発生した。
おいて、それに搭載する感光体A・Bの各表面層をa−
SiCに代えてa−Cから構成し、その他の条件はすべ
て(例2)の画像形成装置28A・28Bと同じにして、同
様にヒーターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高
湿の条件下にて 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像
流れが生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除
去することができ、しかも経常的にその酸化層を研磨で
き、さらに表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジや
カブリ、画像流れが発生しなかった。また、研磨ローラ
29により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去され
たことも確認できた。
おいて、それに搭載する感光体A・Bの各表面層をa−
SiCに代えてa−SiNから構成し、その他の条件は
すべて(例2)の画像形成装置28A・28Bと同じにし
て、同様に 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れ
が生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去す
ることができ、しかも経常的にその酸化層を研磨でき、
さらに表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブ
リ、画像流れが発生しなかった。また、研磨ローラ29に
より、感光体表面の研磨により生じた屑が除去されたこ
とも確認できた。
おいて、それに搭載する感光体A・Bの各表面層をa−
SiCに代えてa−SiCNから構成し、その他の条件
はすべて(例2)の画像形成装置28A・28Bと同じにし
て、同様に 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れ
が生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去す
ることができ、しかも経常的にその酸化層を研磨でき、
さらに表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブ
リ、画像流れが発生しなかった。また、研磨ローラ29に
より、感光体表面の研磨により生じた屑が除去されたこ
とも確認できた。
て、それに搭載する研磨ローラ29の研磨部材31として、
その砥粒である酸化アルミニウム材(モース硬度12)の
代わりに炭化珪素(モース硬度13)を砥粒として用い
て、その他の条件はすべて(例2)と同じにして、同様
にヒーターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿
の条件下にて 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流
れが生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去
することができ、しかも経常的にその酸化層を研磨で
き、さらに表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジや
カブリ、画像流れが発生しなかった。また、研磨ローラ
29により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去され
たことも確認できた。
成装置32に装着するに当たって、ラッピングシート35を
被覆した研磨ローラ33から成る研磨手段を用いて画像形
成装置32Aとした。
すると、基材36には厚み1ミル(25.4μm)のポリエス
テルフィルムを用いて、そのフィルム上に下記のような
研磨層37を塗布形成した。
アルミニウム材(モース硬度12)を用いて結合剤もしく
は接着剤としてエポキシ樹脂に含浸させた層である。こ
の砥粒はJIS-R-6001の規格による#4,000 であり、ま
た、この砥粒の研磨層37に占める体積含有量については
約1%であって、発泡倍率が約10の気孔を有するスポン
ジ状である。
属棒状体34の外周面に被覆した。
ラ33は次の通りである。研磨ローラ33(φ8×長手寸法
300mm)のSUS製金属棒状体34の両端を別途設けた
支持部材(図示せず)により支持し、この研磨ローラ33
と感光体Aとの当接する部位に、その部位方向に向かっ
て全体として 800g重の圧力を加えた。
ーターによる感光体加熱を行なわず(この場合には感光
体表面の温度が26℃である)、高温高湿下(33℃、85%
RH)にて感光体Aを装着し、そして 3,000枚の耐刷を
行なったところ、画像流れが生じなかった。この場合、
ドラム状感光体Aの表面研磨速度は 0.003Å/回転であ
った。
それに装着した研磨ローラ33によって効果的に感光体A
の表面酸化層を研磨除去することができ、しかも経常的
にその酸化層を研磨でき、さらに表面が充分なる鏡面と
なり画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しなかっ
た。また、研磨ローラ33により、感光体表面の研磨によ
り生じた屑が除去されたことも確認できた。
に搭載する研磨ローラ33のラッピングシート35としてそ
の砥粒である酸化アルミニウム材(モース硬度12)の代
わりに酸化クローム(モース硬度8〜8.5 )を砥粒とし
て用いて、その他の条件はすべて(例11)の画像形成装
置32Aと同じにして、同様にヒーターによる感光体加熱
を行なわずに同じ高温高湿の条件下にて 3,000枚の耐刷
を行なったところ、画像流れが生じ、また感光体表面が
鏡面でなく、これに起因して画像に黒スジやカブリが発
生した。
に搭載する研磨ローラ33のラッピングシート35の感光体
Aと当接する部位に対して単位軸長当たり 250g重/c
mの圧力を加えるように設定した。そして同様にヒータ
ーによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下
にて 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じ
なかったが、その反面、表面層16の厚み(当初0.50μ
m)が0.43μmにまで小さくなった。なお、ドラム状感
光体Aの表面研磨速度は 0.056Å/回転であった。
に搭載する研磨ローラ33のラッピングシート35の感光体
Aと当接する部位に対して、その押圧力を小さくして、
同様にヒーターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温
高湿の条件下にて3,000枚の耐刷を行なったところ、画
像流れが若干認められた。また、そのドラム状感光体A
の表面研磨速度は 0.00008Å/回転であった。
て、それに用いるラッピングシート35の研磨層37を構成
する砥粒(酸化アルミニウム材)のサイズをJIS-R-6001
の規格による#500 とし、その他の条件はすべて(例1
1)の画像形成装置32Aと同じにして、同様にヒーター
による感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下に
て 3,000枚の耐刷を行なったところ、感光体表面に研磨
キズが入り、充分なる鏡面が維持されず、これによって
帯電不良が生じ、その結果、画像に黒スジやカブリが発
生した。
て、それに搭載する感光体Aの表面層をa−SiCに代
えてa−Cにより構成し、その他の条件はすべて(例1
1)の画像形成装置32Aと同じにして、同様にヒーター
による感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下に
て 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じな
く、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去することが
でき、しかも経常的にその酸化層を研磨でき、さらに表
面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブリ、画像
流れが発生しなかった。また、そのラッピングシート35
により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去された
ことも確認できた。
て、それに搭載する感光体Aの表面層をa−SiCに代
えてa−SiNにより構成し、その他の条件はすべて
(例11)の画像形成装置32Aと同じにして、同様にヒー
ターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件
下にて 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生
じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去するこ
とができ、しかも経常的にその酸化層を研磨でき、さら
に表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブリ、
画像流れが発生しなかった。また、そのラッピングシー
ト35により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去さ
れたことも確認できた。
て、それに搭載する感光体Aの表面層をa−SiCに代
えてa−SiCNから構成し、その他の条件はすべて
(例11)の画像形成装置32Aと同じにして、同様にヒー
ターによる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件
下にて 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生
じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去するこ
とができ、しかも経常的にその酸化層を研磨でき、さら
に表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブリ、
画像流れが発生しなかった。また、そのラッピングシー
ト35により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去さ
れたことも確認できた。
て、それに用いるラッピングシート35の研磨層37を構成
する砥粒として、酸化アルミニウム材(モース硬度12)
の代わりに炭化珪素(モース硬度13)を用いて、その他
の条件はすべて(例11)と同じにして、同様にヒーター
による感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下に
て 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じな
く、効果的に感光体の表面酸化層を研磨除去することが
でき、しかも経常的にその酸化層を研磨でき、さらに表
面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブリ、画像
流れが発生しなかった。また、そのラッピングシート35
により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去された
ことも確認できた。
に、請求項5に対応する図9の画像形成装置38を作製し
た。すなわち、研磨ローラ33の代わりに、クリーニング
手段39のローラ体41に(例11)に記載したラッピングシ
ート35を巻き付けた。
て、ヒーターによる感光体加熱を行なわず(この場合に
は感光体表面の温度が26℃である)、高温高湿下(33
℃、85%RH)にて感光体Aを装着し、そして 3,000枚
の耐刷を行なったところ、画像流れが生じなかった(ド
ラム状感光体Aの表面研磨速度は 0.003Å/回転)。
れに装着したラッピングシート35が巻き付けられたロー
ラ体41によって効果的に感光体Aの表面酸化層を研磨除
去することができ、しかも経常的にその酸化層を研磨で
き、さらに表面が充分なる鏡面となり画像に黒スジやカ
ブリ、画像流れが発生しなかった。また、ラッピングシ
ート35により、感光体表面の研磨により生じた屑が除去
されたことも確認できた。
ついてさらに(例12)〜(例19)に記載した通りに同じ
実験を行なったところ、すべて同様な結果が得られた。
成装置42に装着して、画像形成装置42とした。この構成
の画像形成装置42において、ヒーターによる感光体加熱
を行なわず(この場合には感光体表面の温度が26℃であ
る)、高温高湿下(33℃、85%RH)にて感光体Aを装
着し、そして 3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流
れが生じた。
を説明すると、基材36には厚み1ミル(25.4μm)のポ
リエステルフィルムを用いて、そのフィルム上に下記の
ような研磨層37を塗布研磨した。
アルミニウム材(モース硬度12)を用いて結合剤もしく
は接着剤としてエポキシ樹脂に含浸させた層である。こ
の砥粒はJIS-R-6001の規格による#4,000 であり、ま
た、この砥粒の研磨層37に占める体積含有量については
約10%である。
寸法をシート状被転写材44のサイズと同じにして、給紙
トレイ45に充填し、これを電子写真プロセスにそって搬
送すると、そのラッピングシート35’が感光体Aと転写
器43との間に搬送されるとその転写器43の適度な押圧に
よりラッピングシート35’が感光体Aの表面を擦り、感
光体表面が研磨された。なお、この場合のドラム状感光
体Aの表面研磨速度は0.001Å/回転であった。
ら画像流れが生じなかった。さらに表面が充分なる鏡面
となり、画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しなか
った。また、そのラッピングシート35’により、感光体
表面の研磨により生じた屑が除去されたことも確認でき
た。
用いるラッピングシート35’の研磨層37としてその砥粒
である酸化アルミニウム材(モース硬度12)の代わりに
酸化クローム(モース硬度8〜8.5 )を砥粒として用い
て、その他の条件はすべて(例21)の画像形成装置42と
同じにした。そして、同様にヒーターによる感光体加熱
を行なわずに同じ高温高湿の条件下にて 3,000枚の耐刷
を行なったところ、画像流れが生じたので、その後に本
例のラッピングシート35’を給紙トレイ45に充填してこ
れを電子写真プロセスにそって搬送したところ、そのラ
ッピングシート35’が感光体Aと転写器43との間に搬送
されたが、その後の記録画像において画像流れが生じ
た。
それに用いるラッピングシート35’の研磨層37を構成す
る砥粒(酸化アルミニウム材)のサイズをJIS-R-6001の
規格による#500 とし、その他の条件はすべて(例21)
の画像形成装置42と同じにして、同様にヒーターによる
感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて 3,0
00枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じたので、
その後に本例のラッピングシート35’を給紙トレイ45に
充填してこれを電子写真プロセスにそって搬送したとこ
ろ、そのラッピングシート35’が感光体Aと転写器43と
の間に搬送されたが、感光体表面に研磨キズが入り、充
分なる鏡面が維持されず、これによって帯電不良が生
じ、その結果、画像に黒スジやカブリが発生した。
それに搭載する感光体Aの表面層をa−SiCに代えて
a−Cにより構成し、その他の条件はすべて(例21)の
画像形成装置42と同じにして、同様にヒーターによる感
光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて 3,000
枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じたので、そ
の後にラッピングシート35’を給紙トレイ45に充填して
これを電子写真プロセスにそって搬送すると、そのラッ
ピングシート35’が感光体Aと転写器43との間に搬送さ
れ、その後の画像形成において画像流れが生じなく、効
果的に感光体の表面酸化層を研磨除去することができ、
さらに表面が充分なる鏡面となり、画像に黒スジやカブ
リ、画像流れが発生しなかった。また、そのラッピング
シート35’により、感光体表面の研磨により生じた屑が
除去されたことも確認できた。
それに搭載する感光体Aの表面層をa−SiCに代えて
a−SiNにより構成し、その他の条件はすべて(例2
1)の画像形成装置42と同じにして、同様にヒーターに
よる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて
3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じたの
で、その後にラッピングシート35’を給紙トレイ45に充
填し、そのラッピングシート35’を感光体Aと転写器43
との間に搬送したところ、その後の画像形成において画
像流れが生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨
除去することができ、さらに表面が充分なる鏡面とな
り、画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しなかっ
た。また、そのラッピングシート35’により、感光体表
面の研磨により生じた屑が除去されたことも確認でき
た。
それに搭載する感光体Aの表面層をa−SiCに代えて
a−SiCNにより構成し、その他の条件はすべて(例
21)の画像形成装置42と同じにして、同様にヒーターに
よる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて
3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じたの
で、その後にラッピングシート35’を給紙トレイ45に充
填し、そのラッピングシート35’を感光体Aと転写器43
との間に搬送したところ、その後の画像形成において画
像流れが生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨
除去することができ、さらに表面が充分なる鏡面とな
り、画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しなかっ
た。また、そのラッピングシート35’により、感光体表
面の研磨により生じた屑が除去されたことも確認でき
た。
それに用いるラッピングシート35’の研磨層37を構成す
る砥粒として、酸化アルミニウム材(モース硬度12)の
代わりに炭化珪素(モース硬度13)を用いて、その他の
条件はすべて(例21)と同じにして、同様にヒーターに
よる感光体加熱を行なわず、同じ高温高湿の条件下にて
3,000枚の耐刷を行なったところ、画像流れが生じたの
で、その後にラッピングシート35’を給紙トレイ45に充
填し、そのラッピングシート35’を感光体Aと転写器43
との間に搬送したところ、その後の画像形成において画
像流れが生じなく、効果的に感光体の表面酸化層を研磨
除去することができ、さらに表面が充分なる鏡面とな
り、画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しなかっ
た。また、そのラッピングシート35’により、感光体表
面の研磨により生じた屑が除去されたことも確認でき
た。
モース硬度が5〜11であり且つアモルファス状態の珪素
および/または炭素の原子から成るとともに、酸素また
は窒素のうち少なくとも1種の原子と、水素またはフッ
素のうち少なくとも1種の原子とを含有して成る表面層
を具備したドラム状感光体を備えた画像形成装置に対し
て、給紙手段にシート状被転写材に代えて、モース硬度
が11を超え且つ粒度がJIS-R-6001の規格による#800 以
上である砥粒から成るラッピングシートを充填し、その
ラッピングシートでもって感光体表面が研磨されるよう
にしており、さらにドラム状感光体の表面研磨速度を0.
0001〜0.05Å/回転の範囲に設定することによって、そ
の感光体にできた表面酸化層をなくすことができ、さら
に表面が充分なる鏡面となり、その結果、画像に黒スジ
やカブリ、画像流れが発生しないようにした高性能な画
像形成装置を提供できた。また、研磨手段を設ける必要
もなく、これによって機器が小型化できるとともに、外
部のサービス業者に依頼しなくてもユーザーの容易なメ
ンテナンスにより表面酸化層を研磨除去でき、その結
果、メンテナンス費用が著しく小さくなって、低コスト
な画像形成装置が提供できた。
光体加熱用ヒーターを用いなくても画像流れの発生を防
ぐことができ、これにより、そのヒーターを用いること
の問題点、すなわち温度制御回路を設けることのコスト
アップや煩雑な構造という問題点、また省エネルギーと
いう問題点、さらにまた電子写真特性の低下という問題
点が解決できた。
研磨により生じた屑を除去するための余分な機構を備え
る必要がなく、これにより余分のスペースが不要とな
り、簡易な表面研磨システムの画像形成装置となって、
さらに製品コストが低減できた。
体の表面を上記砥粒から成るラッピングシートにより摺
擦することによって、その感光体にできた表面酸化層を
なくすことができ、さらに表面が充分なる鏡面となり、
その結果、画像に黒スジやカブリ、画像流れが発生しな
いようにした感光体再生方法を提供できた。
上記砥粒からなるので、感光体表面の研磨により生じた
屑を除去するに当たって、その砥粒の集合体にできる間
隙もしくは気孔にその屑が取り込まれながら除去され、
これにより研磨屑を除去するための余分な機構を必要と
せず、その結果、簡易な表面研磨システムの感光体再生
方法となる。
セス毎に帯電に伴ってオゾンが発生し、それが表面層を
酸化しても、経常的にその酸化層を研磨でき、その結
果、長期にわたって高品質の画像形成を行なえる高信頼
性の画像形成装置を提供できた。
図である。
概略図である。
である。
概略図である。
の断面図である。
概略図である。
示す概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】下記層構成のドラム状感光体の外表面に、
電荷を付与する帯電手段と、感光体に光照射する露光手
段と、前記帯電手段と露光手段とにより感光体の表面に
形成された静電潜像に対してトナー像を感光体表面に形
成する現像手段と、該トナー像をシート状被転写材に転
写する転写手段と、感光体表面の残留トナーを除去する
クリーニング手段と、残余静電潜像を除去する除電手段
とを配設し、シート状被転写材が充填された給紙手段を
具備した画像形成装置において、前記給紙手段にシート
状被転写材に代えて下記砥粒から成るラッピングシート
を充填し、該ラッピングシートでもってドラム状感光体
の1回転当たり0.0001〜0.05Å/回転の表面
研磨速度で感光体表面が研磨されるようにしたことを特
徴とする画像形成装置。層構成 : 導電性基板の上に光導電層と膜厚が0.1
〜10μmである表面層とを順次積層するとともに、モ
ース硬度が5〜11となるように該表面層がアモルファ
ス状態の珪素および/または炭素の原子から成るととも
に、酸素または窒素のうち少なくとも1種の原子と、水
素またはフッ素のうち少なくとも1種の原子とを含有し
て成る。 砥 粒 : モース硬度が11を超え且つ粒度がJIS
−R−6001の規格による#800以上である砥粒。 - 【請求項2】 請求項1記載の層構成の感光体の表面
を、請求項1記載の砥粒から成るラッピングシートによ
り摺擦することを特徴とする感光体再生方法。
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JP6-144955 | 1994-06-30 | ||
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JP10129995A JP3261003B2 (ja) | 1994-06-24 | 1995-04-25 | 画像形成装置ならびに感光体再生方法 |
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