JP3260541B2 - 蛍光体粉、セラミックスシンチレータ及びその製造方法 - Google Patents

蛍光体粉、セラミックスシンチレータ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線などの放射線を検
出する放射線検出器に用いられるシンチレータに係り、
特に多結晶焼結体の希土類オキシ硫化物から成るセラミ
ックシンチレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置などに設けられる放
射線検出器として、シンチレータを用いた検出器が広く
使用されている。シンチレータはX線などの放射線の刺
激によって可視光に近い波長の電磁波を放射する物質
で、シンチレータ材料としては、NaI,CsI,Cd
WO4 などの単結晶、特公昭59−45022号公報に
示されるBaFCl:Eu,LaOBr:Tb,Cs
I:Tl,CaWO4 及びCdWO4 のセラミックス、
特開昭59−27283号公報に示される立方晶系希土
類酸化物セラミックス、特開昭58−204088号公
報に示されるGd22 S:Pr等の希土類オキシ硫化
物セラミックス等が知られている。
【0003】この中でも特に、化学式(M1-a Pra
22 S(ただし、MはY,La,Gdから成る群の中
から選ばれる少なくとも一種の希土類元素を表す)で表
されるプラセオジム(Pr)で付活された希土類オキシ
硫化物セラミックス,(M1-b Tbb22 Sで表さ
れるテルビウム(Tb)で付活された希土類オキシ硫化
物セラミックスまたは(M1-c Euc22 Sで表さ
れるユーロピウム(Eu)で付活された希土類オキシ硫
化物セラミックスはその高い発光効率などのためにシン
チレータ材料として好適であり、特に、MがGdである
希土類オキシ硫化物セラミックスはX線吸収係数が大き
いのでX線検出用シンチレータとして好ましい。なお、
Prの付活濃度a、Tbの付活濃度b、及びEuの付活
濃度cは低すぎても高すぎても発光効率が低下してしま
うので、 0.0001≦a≦0.005 0.001 ≦b≦0.2 0.001 ≦c≦0.2 であることが好ましいとされている。
【0004】このようなセラミックシンチレータは高い
検出感度を得るために透光性であることが要求され、こ
の目的にかなうような透光性に優れた希土類オキシ硫化
物セラミックスは、特開昭62−275072号公報に
示されるように、原料となる希土類オキシ硫化物の蛍光
体粉を金属性気密容器に封入し、熱間静水圧プレス処理
(HIP法)を施すことにより製造することができる。
【0005】ところで、希土類オキシ流化物の蛍光体
は、一般に、M.R.Royce, et al. : Extended Abstr. El
ectrochem. Soc. Paper 86, P.201 (1969, spring)等に
示されるように、硫化剤として硫黄、フラックスとして
Na2 CO3 等のアルカリ金属化合物及びK3 PO4
のリン酸塩を用いる方法により製造される。この方法に
より製造された希土類オキシ硫化物蛍光体は、結晶性に
優れ、輝度が高く、粒径もそろっており、希土類オキシ
硫化物セラミックスを製造する上での原料としても適し
ている。しかしながら、上述したようなフラックスの使
用に起因して、蛍光体中にアルカリ金属元素及びリン酸
が混入してしまうことが避けられなかった。また、製造
するときの容器などに石英あるいはガラス容器を用いる
ことがあるため、SiO2 も混入してしまうことが避け
られない。従って、この蛍光体を用いて希土類オキシ硫
化物セラミックシンチレータを製造する場合には、透光
性に優れ、高い検出感度のセラミックシンチレータが得
られるが、セラミックス中に原料蛍光体や焼結助剤等か
らアルカリ金属元素及びリン酸イオンの形でのリン、シ
リカの形でのシリコンが混入することが避けられなかっ
た。
【0006】本発明者等は、このようにアルカリ金属元
素やリン、シリコンを多く含む希土類オキシ硫化物蛍光
体を用いて作製したセラミックシンチレータにおいて
は、検出器に用いた場合に、実用上の問題になる程度の
放射線照射に伴う感度低下現象を見いだした(特願平2
−38354号)。特に、リンの存在によって特性が大
きく変わることもわかっている。しかし、原料中のリン
の存在が焼結時の結晶成長を円滑に進行させ、このため
に結晶性が良好で透光性に優れた希土類オキシ硫化物セ
ラミックスが得られることも考えられる。実際、意図的
にリンの含有量の極端に少ない蛍光体を原料に用いて希
土類オキシ硫化物セラミックスを製造したところ、かえ
って放射線照射に伴う感度低下現象が大きくなってしま
い、実用的ではなかった。
【0007】一方、原料蛍光体を作る上で、上に述べた
ようなフラックスを水洗し、その後蛍光体を乾燥する工
程が入るが、この乾燥工程で希土類酸硫化物が酸化され
希土類オキシ硫酸塩が生成される可能性が避けられな
い。この硫酸塩不純物を多く含む原料蛍光体を使ってセ
ラミックスを製造すると、この場合も放射線照射に伴う
感度低下現象が大きくなることが明らかになった。これ
は、希土類オキシ硫酸塩の存在により、希土類オキシ硫
化物セラミックスのストイキオメトリーが若干ずれるた
めであると考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
希土類オキシ酸硫化物セラミックシンチレータにおいて
は、感度は十分であるが、蛍光体中に残留するリン酸塩
やオキシ硫酸ガドリニウムのために放射線照射に伴う感
度低下が大きいという問題があった。また逆に、リン酸
を含まない希土類オキシ硫化物セラミックスシンチレー
タにおいては、結晶性の悪さなどが起因となって放射線
照射に伴う感度低下が大きくなってしまうという問題が
あった。
【0009】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、放
射線照射に伴う感度低下が少ない希土類オキシ硫化物蛍
光体とこの蛍光体を用いたセラミックスシンチレータの
製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段と作用】本発明者らは、上
記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、希土類オキ
シ硫化物原料蛍光体中のリン酸成分と硫酸成分の含有量
を特定の範囲に制限することにより、この原料蛍光体を
用いて得られたセラミックスシンチレータの放射線、と
くにX線照射に伴う感度低下を低減することができるこ
とを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明の希土類オキシ硫化物蛍
光体は、化学式(M,N)22 S(ただし、MはY,
La及びGdから成る群の中から選ばれる少なくとも1
種の元素、NはPr,Tb及びEuから成る群の中から
選ばれる少なくとも1種の元素を示す)で表され、微量
成分として、PO4 成分のppm濃度(x)及びSO4
成分のppm濃度(y)を、各々10≦x≦150、y
≦100の範囲で含むことを特徴とする。
【0012】この蛍光体は希土類オキシ硫化物セラミッ
クシンチレータの原料である。PO4 成分のppm濃度
(x)は、この蛍光体を王水分解した後、ICP発光分
光法により得られる。また、SO4 のppm濃度(y)
は、蛍光体を水に溶出させた後、ICP発光分光法(あ
るいはイオンクロマトグラフ)により得られる。
【0013】また、本発明のセラミックスの製造方法
は、この蛍光体を用いて1300℃〜1800℃10
00気圧以上の圧力下で、熱間静水圧法を用いて行なう
ことを特徴とする。
【0014】以下に、本発明をさらに詳しく説明する。
上述のように、希土類オキシ硫化物セラミックスの原料
となる希土類オキシ硫化物蛍光体を製造する際に、結晶
性を高め、粉体の粒度分布を整えるためにアルカリ金属
化合物やリン酸塩、シリカなどをフラックスとして用い
る。この結果、希土類オキシ硫化物蛍光体粉中には必然
的にアルカリ金属元素及びリン酸イオン、シリカが混入
し、この蛍光体を原料にして得られた希土類オキシ硫化
物セラミックシンチレータ中にもアルカリ金属元素及び
リン酸イオン、シリカが存在する。また、原料蛍光体中
のフラックスを水洗し、乾燥する工程で、希土類オキシ
硫化物が酸化して希土類オキシ硫酸塩ができるが、原料
蛍光体が焼結した後もわずかなストイキオメトリのずれ
となって、結晶欠陥として残る。このような残留フラッ
クスやストイキオメトリのずれは、放射線照射に伴う感
度低下をひきおこす。すなわち、希土類オキシ硫化物セ
ラミックス中のアルカリ金属、シリカ、燐酸イオン、酸
素あるいは硫黄欠陥は、放射線を照射する際に電子トラ
ップとして働き、発光中心であるプラセオジムイオン、
テルビウムイオン、ユーロピウムイオンの発光再結合効
率が小さくなってしまうために感度低下がおこると考え
られる。
【0015】しかし、適量のアルカリ金属元素、シリカ
及び燐酸塩は原料蛍光体粉が焼結する際に焼結を促進さ
せる焼結助剤としての働きをすると考えられ、とくに燐
酸塩については、適量のリン酸イオンを含む蛍光体粉か
ら得られた希土類オキシ硫化物セラミックシンチレータ
は、微密で、ストイキオメトリのずれによる酸素欠陥、
いおう欠陥が少ないため、電子トラップが少なく、放射
線照射に伴う感度低下が小さい。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例と比較例について説
明する。 実施例1 プラセオジムとガトリニウムの共沈酸化物((Gd,P
r)23 )160gと硫黄32gとを、炭酸ナトリウ
ム(NaCO3 )32gと燐酸カリウム(K3PO4
8gからなる溶融型フラックスと混合し、アルミナるつ
ぼ中で1100℃で5時間焼成し、Gd22 S:Pr
蛍光体を得た。その後、水でフラックス及び過剰の硫黄
化合物を洗い流し、さらに温水洗浄を繰り返し、濾過し
て、低温乾燥することにより組成式(Gd0.9993Pr
0.000722 Sで表される蛍光体粉を得た。
【0017】この蛍光体の一部を王水に溶解し、ICP
発光分光法によりPO4 成分濃度を測定したところ、7
0ppmであった。また、この蛍光体の別の一部を水に
溶出し、ICP発光分光法によりSO4 成分濃度を測定
したところ、40ppmであった。
【0018】さらに、この蛍光体を原料として冷間プレ
スによる成形を行った後、この蛍光体を金属製気密容器
に封入し、アルゴン雰囲気下で温度1460℃、圧力2
000気圧、処理時間3時間のHIP処理を施し、その
後H2 3%を含むN2 の混合雰囲気下、1350℃、2
4時間の熱処理を施すことにより実施例1のセラミック
シンチレータを得た。
【0019】このセラミックシンチレータの気孔率は
0.1%以下であり、透光性に優れ、感度が高かった。
このシンチレータを2mmの厚さに成形してシリコンフ
ォトダイオード上に密着させて検出器を作成したとこ
ろ、120kVpの管電圧のX線に対するこの検出器の
感度は、CdWO4 単結晶シンチレータを用いて同一の
形状で構成した検出器に比べて1.6倍という高い値で
あった。
【0020】また、この(Gd,Pr)22 Sセラミ
ックシンチレータに管電圧120kVp,500レント
ゲンのX線を曝射し、その前後で管電圧120kVp,
約0.01レントゲンのX線を照射した際の感度を比較
した。その結果を表1に示す。表1から明らかなよう
に、X線曝射後の感度は曝射前に比べて0.7%しか低
下せず、CdWO4 単結晶シンチレータについて同様の
条件で測定した感度低下1.0%にくらべ性能が上がっ
ており、X線照射に伴う感度低下についても実用上全く
問題がないレベルであった。
【0021】実施例2 HIP処理を施した後、熱処理を施さない以外は、実施
例1と同様にして(Gd0.9993Pr0.000722 Sを
得、これを用いて蛍光体セラミックシンチレータを得
た。そのPO4 成分濃度、SO4 成分濃度および感度低
下を表1に示す。
【0022】実施例3 Gd22 Pr蛍光体を得た後の温水洗浄の回数を少な
くする以外は、実施例1と同様にして(Gd0.9993Pr
0.000722 Sを得、これを用いてセラミックシンチ
レータを得た。そのPO4 成分濃度、SO4 成分濃度お
よび感度低下を表1に示す。
【0023】実施例4 Gd22 Pr蛍光体を得た後の温水洗浄の回数を少な
くする以外は、実施例1と同様にして(Gd0.9993Pr
0.000722 Sを得、これを用いてセラミックシンチ
レータを得た。そのPO4 成分濃度、SO4 成分濃度お
よび感度低下を表1に示す。
【0024】比較例1 Gd22 S:Pr蛍光体は、プラセオジムとガドリニ
ウムの共沈酸化物((Gd,Pr)23 ))160g
と硫黄32gとを、炭酸ナトリウム(NaCO3 )32
gと燐酸カリウム(K3 PO4 )8gからなる溶融型フ
ラックスと混合し、アルミナるつぼ中で1100℃で5
時間焼成し、その後、水でフラックス及び過剰の硫黄化
合物を洗い流して、組成式(Gd0.9993Pr0.00072
2 Sで表される蛍光体粉を得た。
【0025】この蛍光体の一部を王水に溶解し、ICP
発光分光法によりPO4 成分濃度を測定したところ、2
60ppmであった。また、この蛍光体の別の一部を水
に溶出し、ICP発光分光法によりSO4 成分濃度を測
定したところ、130ppmであった。
【0026】さらに、この蛍光体を原料として冷間プレ
スによる成形を行った後、この蛍光体を金属製気密容器
に封入し、アルゴン雰囲気下で温度1420℃、圧力1
500気圧、処理時間3時間のHIP処理を施すことに
より比較例1のセラミックシンチレータを得た。このセ
ラミックシンチレータの気孔率は0.1%以下であり、
透光性に優れ、そのために感度が高かった。例えば、こ
のシンチレータを2mmの厚さに成形してシリコンフォ
トダイオード上に密着させて検出器を作成したところ、
120kVpの管電圧のX線に対するこの検出器の感度
は、CdWO4単結晶シンチレータを用いて同一の形状
で構成した検出器に比べて1.5倍という高い値であっ
た。
【0027】また、この(Gd,Pr)22 Sセラミ
ックシンチレータに管電圧120kVp,500レント
ゲンのX線を曝射し、その前後で管電圧120kVp,
約0.01レントゲンのX線を照射した際の感度を比較
したところ、X線曝射後の感度は曝射前に比べて3%ほ
ど低下しており、X線照射に伴う感度低下が大きいため
実際のCTに組み込むことはできなかった。
【0028】 表 1 PO4 (ppm) SO4 (ppm) セラミック 感度低下(%) 作成後の熱処理 実施例1 70 40 有り 0.7 2 70 40 無し 0.9 3 43 30 有り 1.0 4 60 50 無し 0.8 比較例1 260 130 無し 3
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原料蛍光
体を使って製造したセラミックシンチレータは、透光性
に優れて感度が高く、かつ、放射線照射に伴う感度低下
が少ない。従って、本発明のシンチレータをX線検出器
等の放射線検出器に適用すれば、検出感度が高く、か
つ、放射線照射に伴う感度低下が少ない検出器を得るこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 和人 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 福田 幸洋 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝横浜事業所内 (56)参考文献 特開 平3−243686(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 11/84 G01T 1/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(M,N)22S(ただし、Mは
    Y,La及びGdから成る群の中から選ばれる少なくと
    も1種の元素、NはPr,Tb及びEuから成る群の中
    から選ばれる少なくとも1種の元素を示す。)で表さ
    れ、PO4成分のppm濃度(x)及びSO4成分のpp
    m濃度(y)を、各々10≦x≦150、30<y≦1
    00の範囲で含むことを特徴とする希土類オキシ硫化物
    蛍光体。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の蛍光体を、1300℃〜
    1800℃、1000気圧以上の圧力で、熱間静水圧法
    により焼成することを特徴とするセラミックスシンチレ
    ータの製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(M,N)22S(ただし、Mは
    Y,La及びGdから成る群の中から選ばれる少なくと
    も1種の元素、NはPr,Tb及びEuから成る群の中
    から選ばれる少なくとも1種の元素を示す。)で表さ
    れ、PO4成分のppm濃度(x)及びSO4成分のpp
    m濃度(y)を、各々10≦x≦150、30<y≦1
    00の範囲で含む希土類オキシ硫化物蛍光体を用いたセ
    ラミックスシンチレータであって、管電圧120kV
    p,500レントゲンのX線の曝射前後で管電圧120
    kVp,0.01レントゲンのX線を照射した際の感度
    低下が1.0%未満であることを特徴とするセラミック
    スシンチレータの製造方法。
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