JP3260183B2 - 減算回路 - Google Patents
減算回路Info
- Publication number
- JP3260183B2 JP3260183B2 JP32740892A JP32740892A JP3260183B2 JP 3260183 B2 JP3260183 B2 JP 3260183B2 JP 32740892 A JP32740892 A JP 32740892A JP 32740892 A JP32740892 A JP 32740892A JP 3260183 B2 JP3260183 B2 JP 3260183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- capacitive coupling
- input
- output
- capacitance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Dram (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は減算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル型の減算回路は大規模と
なり、またアナログ型の減算回路はその計算精度が低か
った。
なり、またアナログ型の減算回路はその計算精度が低か
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、小規模か
つ高精度の減算が可能であり、かつ多様な演算形態を容
易に実現し得る減算回路を提供することを目的とする。
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、小規模か
つ高精度の減算が可能であり、かつ多様な演算形態を容
易に実現し得る減算回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る減算回路
は、第1の入力端子に接続された第1の容量結合と、こ
の第1の容量結合の出力端子に直列に常時接続された第
1インバータと、この第1インバータの出力端子に接続
され、かつ第2の入力端子に接続された第2の容量結合
と、この第2の容量結合の出力端子に常時接続された第
2インバータと、前記第1インバータの入出力を常時接
続する第1フィードバックキャパシタンスと、前記第2
インバータの入出力を常時接続する第2フィードバック
キャパシタンスとを備え、前記第2の容量結合における
前記第1インバータの出力端子に接続されたキャパシタ
ンスは前記第1フィードバックキャパシタンスと同一容
量に設定されていることを特徴とする。 これにより、こ
の発明に係る減算回路は、小規模かつ高精度の減算が可
能となり、かつ多様な演算形態を容易に実現し得る。
は、第1の入力端子に接続された第1の容量結合と、こ
の第1の容量結合の出力端子に直列に常時接続された第
1インバータと、この第1インバータの出力端子に接続
され、かつ第2の入力端子に接続された第2の容量結合
と、この第2の容量結合の出力端子に常時接続された第
2インバータと、前記第1インバータの入出力を常時接
続する第1フィードバックキャパシタンスと、前記第2
インバータの入出力を常時接続する第2フィードバック
キャパシタンスとを備え、前記第2の容量結合における
前記第1インバータの出力端子に接続されたキャパシタ
ンスは前記第1フィードバックキャパシタンスと同一容
量に設定されていることを特徴とする。 これにより、こ
の発明に係る減算回路は、小規模かつ高精度の減算が可
能となり、かつ多様な演算形態を容易に実現し得る。
【0005】
【実施例】次にこの発明に係る減算回路の一実施例を図
面に基づいて説明する。図1において、減算回路は第1
の2入力容量結合Cp1と、第2の2入力容量結合Cp2
と、第1インバータINV1と第2インバータINV2か
ら構成されている。
面に基づいて説明する。図1において、減算回路は第1
の2入力容量結合Cp1と、第2の2入力容量結合Cp2
と、第1インバータINV1と第2インバータINV2か
ら構成されている。
【0006】第1の2入力容量結合Cp1には、電圧V1
と電圧V 2 が入力され、さらに電圧V 01 がキャパシタン
スC 01 を介して入力されている。Cp1は、第1インバ
ータINV1に対してキャパシタンスC1、C 2 を並列接
続し、キャパシタンスC 01 はC1、C 2 に並列でINV1
に接続されている。インバータINV1の出力は、加算
増幅の効果を担保するためフィードバック回路FCによ
ってキャパシタンスC01を介してフィードバックされて
いる。
と電圧V 2 が入力され、さらに電圧V 01 がキャパシタン
スC 01 を介して入力されている。Cp1は、第1インバ
ータINV1に対してキャパシタンスC1、C 2 を並列接
続し、キャパシタンスC 01 はC1、C 2 に並列でINV1
に接続されている。インバータINV1の出力は、加算
増幅の効果を担保するためフィードバック回路FCによ
ってキャパシタンスC01を介してフィードバックされて
いる。
【0007】C1、C01、C2に印加する電圧はV1、V
01、V2であり、従ってINV1に対する入力電圧V
00は、
01、V2であり、従ってINV1に対する入力電圧V
00は、
【数1】 となる。
【0008】INV1は3個のインバータを直列接続し
てなり、V00が閾値電圧をこえると最初のインバータの
出力がローレベルとなり、これに呼応して次のインバー
タの出力がハイレベルとなり、これに呼応して最後のイ
ンバータはローレベルとなり出力が行われる。その出力
電圧をV01とすると、 V01 = −A1V00 (2) A1 : 開ループ利得 と表現できる。
てなり、V00が閾値電圧をこえると最初のインバータの
出力がローレベルとなり、これに呼応して次のインバー
タの出力がハイレベルとなり、これに呼応して最後のイ
ンバータはローレベルとなり出力が行われる。その出力
電圧をV01とすると、 V01 = −A1V00 (2) A1 : 開ループ利得 と表現できる。
【0009】ここで式(2)を変形して式(1)に代入
すると、
すると、
【数2】 となる。
【0010】ここで、式(4)のカッコ中の第1項は第
2項と比較すると、無視し得る値となり、従って、式
(4)は実質的には、
2項と比較すると、無視し得る値となり、従って、式
(4)は実質的には、
【数3】 と表現できる。
【0011】第2の2入力容量結合Cp2には、INV1
の出力端子からの電圧V01と電圧V 3 が入力され、さら
に電圧V out がキャパシタンスC 03 を介して入力されて
いる。Cp2は、第2インバータINV2に対してキャパ
シタンスC02、C 3 を並列接続し、さらにキャパシタン
スC 03 はC02,C 3 に並列でINV2に接続されている。
インバータINV2の出力は、加算増幅の効果を担保す
るためフィードバック回路FCによってキャパシタンス
C03を介してフィードバックされている。
の出力端子からの電圧V01と電圧V 3 が入力され、さら
に電圧V out がキャパシタンスC 03 を介して入力されて
いる。Cp2は、第2インバータINV2に対してキャパ
シタンスC02、C 3 を並列接続し、さらにキャパシタン
スC 03 はC02,C 3 に並列でINV2に接続されている。
インバータINV2の出力は、加算増幅の効果を担保す
るためフィードバック回路FCによってキャパシタンス
C03を介してフィードバックされている。
【0012】C02、C03、C3に印加する電圧はV01、
Vout、V3であり、従ってINV2に対する入力電圧V
02は、
Vout、V3であり、従ってINV2に対する入力電圧V
02は、
【数4】 となる。
【0013】インバータINV2はインバータINV1と
同じく、3個のインバータを直列接続してなり、V02が
閾値電圧をこえると最初のインバータの出力がローレベ
ルとなり、これに呼応して次のインバータの出力がハイ
レベルとなり、これに呼応して最後のインバータはロー
レベルとなり出力が行われる。その出力電圧をVoutと
すると、前述の式(2)から式(5)と同じ理由に基づ
き、
同じく、3個のインバータを直列接続してなり、V02が
閾値電圧をこえると最初のインバータの出力がローレベ
ルとなり、これに呼応して次のインバータの出力がハイ
レベルとなり、これに呼応して最後のインバータはロー
レベルとなり出力が行われる。その出力電圧をVoutと
すると、前述の式(2)から式(5)と同じ理由に基づ
き、
【数5】 が導かれる。
【0014】ここで、式(5)を式(7)に代入し、変
形すると、
形すると、
【数6】 となる。
【0015】ここでC01=C02とすると、
【数7】 となり、実質的に減算結果が得られる。
【0016】
【発明の効果】前述のとおり、この発明に係る減算回路
は、入力端子に接続された2入力容量結合の出力端子に
インバータを直列に接続し、このインバータの出力端子
と、他の入力電圧に接続された他の2入力容量結合の出
力端子に他のインバータを接続し、その出力電圧を減算
結果とするので、小規模かつ高精度の減算が可能であ
り、かつ多様な演算形態を容易に実現し得るという優れ
た効果を有する。
は、入力端子に接続された2入力容量結合の出力端子に
インバータを直列に接続し、このインバータの出力端子
と、他の入力電圧に接続された他の2入力容量結合の出
力端子に他のインバータを接続し、その出力電圧を減算
結果とするので、小規模かつ高精度の減算が可能であ
り、かつ多様な演算形態を容易に実現し得るという優れ
た効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
V1,V2,V3 入力電圧 V00 第1の2入力容量結合の出力電圧 V01 第1インバータの出力電圧 V02 第2の2入力容量結合の出力電圧 Vout 第2インバータの出力電圧 INV1 第1インバータ INV2 第2インバータ Cp1 第1の2入力容量結合 Cp2 第2の2入力容量結合 C1,C2,C3,C01,C02,C03 キャパシタンス FC フィードバック回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楊 維康 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会 社鷹山内 (72)発明者 ウィワット・ウォンワラウィパット 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会 社鷹山内 (72)発明者 高取 直 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会 社鷹山内 (72)発明者 山本 誠 東京都世田谷区北沢3−5−18 株式会 社鷹山内 (56)参考文献 特開 昭58−127271(JP,A) 特開 平1−258188(JP,A) 実開 昭59−88756(JP,U) 永田穣「IC演算増幅器とその応用」 日刊工業新聞社(S53.1.30)p.11 〜17
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の入力端子に接続された第1の容量
結合と; この第1の容量結合の出力端子に直列に常時接続された
第1インバータと; この第1インバータの出力端子に接続され、かつ第2の
入力端子に接続された第2の容量結合と; この第2の容量結合の出力端子に常時接続された第2イ
ンバータと; 前記第1インバータの入出力を常時接続する第1フィー
ドバックキャパシタンスと;前記 第2インバータの入出力を常時接続する第2フィー
ドバックキャパシタンスと; を備え、前記第2の容量結合における前記第1インバー
タの出力端子に接続されたキャパシタンスは前記第1フ
ィードバックキャパシタンスと同一容量に設定されてい
ることを特徴とする減算回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32740892A JP3260183B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-12 | 減算回路 |
US08/151,307 US5424973A (en) | 1992-11-12 | 1993-11-12 | Apparatus and method for performing small scale subtraction |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-324778 | 1992-11-10 | ||
JP32477892 | 1992-11-10 | ||
JP32740892A JP3260183B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-12 | 減算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06203188A JPH06203188A (ja) | 1994-07-22 |
JP3260183B2 true JP3260183B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=26571607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32740892A Expired - Fee Related JP3260183B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-12 | 減算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3260183B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP32740892A patent/JP3260183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
永田穣「IC演算増幅器とその応用」日刊工業新聞社(S53.1.30)p.11〜17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06203188A (ja) | 1994-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06195483A (ja) | 乗算回路 | |
JP3260197B2 (ja) | 加算回路 | |
JPH06232650A (ja) | スケーラ回路 | |
JPH06215164A (ja) | 乗算回路 | |
JP2985999B2 (ja) | 重み付き加算回路 | |
JPS6254242B2 (ja) | ||
JPS62122327A (ja) | トランジスタ回路 | |
JP3260183B2 (ja) | 減算回路 | |
US6559688B2 (en) | Voltage comparing circuit | |
JP3097365B2 (ja) | ホールド回路 | |
JPH0521445B2 (ja) | ||
JPS6184913A (ja) | 高域通過回路装置 | |
EP0584827A1 (en) | Absolute value circuit | |
JPS59116997A (ja) | サンプル・ホ−ルド回路 | |
JPH0628503A (ja) | 加算器 | |
JPS6020641A (ja) | 信号圧縮回路装置 | |
US6307438B1 (en) | Multistage operational amplifier with stability control | |
JP2985993B2 (ja) | 乗算回路 | |
JP2972826B2 (ja) | 演算回路 | |
JP2000068759A (ja) | 反転増幅回路 | |
JP2845695B2 (ja) | 除算回路 | |
JPS62196919A (ja) | 比較器 | |
JP2994904B2 (ja) | 平滑回路 | |
JP2568755B2 (ja) | ミュート回路 | |
JPS60126774A (ja) | 可変容量形の積分器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |