JP3259203B2 - 設備制御・追跡システム - Google Patents
設備制御・追跡システムInfo
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- Alarm Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
御および侵入物を追跡する設備制御・追跡システムに関
するものである。
った関係で各種設備の投資を行い増加する傾向にある。
そのために警備会社はコンピュータを導入した機械警備
を設け、顧客先の会社や事務所などの建物の夜間の無人
のときに進入した進入物の監視および逃避を阻止し、警
備の機械による充実が求められている。
夜間の機械による機械警備は、図15に示すように、無
人の会社などの建物に設置した各種センサ41が会社の
各種施設に進入物が進入した旨を検知した場合、警報を
回線を介して警備センタに通報すると共に、監視カメラ
42などで侵入物を撮影して録画する。通報を受けた警
報センタの警備員が車などで通常25分以内に到着し、
その進入物に対する処置を行っていた。
は、警備対象の会社や事務所の建物の構成およびセンサ
41や監視カメラ42の配置を示す。図15において、
センサ41は、侵入物が警備対象の会社や事務所などの
建物に侵入したことを検知するものであって、例えば近
接センサなどである。
し、通常の画像と比較してその相違があったときに侵入
物が侵入したと判定するためのカメラシステムである。
次に、動作を簡単に説明する。
象の会社や事務所の建物の出入口の扉やガラス扉などに
設置したセンサ41および監視カメラ42を動作させ
る。 (2) (1)で動作状態にセットした状態で、侵入物
が図15の建物に侵入した場合、センサ41や監視カメ
ラ42が侵入物を検知し、この侵入物が侵入した旨の警
報を、回線を介して監視センタに通報する。
の監視員が車などで、警報の通報を受けた会社や事務所
の建物に急行し、侵入物が侵入した状態を目で確認した
り、監視カメラ42で録画した内容を再生して確認した
りし、対処する。この際、(2)で通報を受けた後、監
視員が建物に到着するまでの間、監視カメラ42で撮影
を続けて録画するのみであった。
タに通報あったとき、警備員が警報の通報のあった会社
の建物に到着するまでの間、進入物が無人の建物の他部
屋に侵入したり、侵入したエリアが広がった後、逃避さ
れたりする場合がある。このため、警報が回線を介して
警備センタに通報あっても、警報の通報があってから警
備員が警報のあった建物に到着するまでは、警備され
ず、特に監視カメラ42の画像を録画するのみで充分な
監視がされないままの状態が生じてしまうという問題が
あった。
視カメラ42で撮影した現在の画像の監視情報と、過去
の画像の監視情報とを比較し、現在の画像の監視情報に
相違があった場合に、異常とみなして警報を回線を介し
て監視センタに通報していた。このため、侵入物の存在
のみを確認し、当該侵入物の行動予測を行ったり、侵入
物の行動(特に警報の通報を受けてから監視員が会社な
どの建物に到着するまでの間の行動)の過程を知ること
ができないという問題があった。
会社などの建物に侵入物が侵入して警報が発せられた
後、警備員が到着するまでの間、建物内の侵入物の場所
をセンサで検知してその行動を記録して監視すると共に
侵入物の現位置をもとに隔離区画を決めて設備を制御し
て逃避を阻止することを目的としている。
成図を示す。図1において、センサ1は、建物の各部分
に配置して侵入物が侵入したことを検知するものであ
る。
って、ここでは、移動方向判定手段13、設備制御手段
14、および表示手段15などから構成されるものであ
る。移動方向判定手段13は、侵入物を検知したセンサ
1の場所および時刻について、時系列に辿ったりなどし
て移動方向を判定するものである。
侵入物の場所を中心とした予め定めた隔離区画内の設備
を制御するものである。表示手段15は、判定された侵
入物の移動方向を、建物の図形上にマークを付けて表示
装置16上に表示するものである。
ある。警備センタ17は、回線を介して接続し、機械警
備を統括するセンタである。設備18は、建物の各種設
備であって、電気錠や防火施設などの設備である。
らの侵入物の検知の通知を時刻に対応づけて時系列に蓄
積するものである。隔離制御設備登録ファイル28は、
侵入物の場所(隔離区間番号)に対応づけて設備の制御
を予め登録したものである。
間の経過に従って変化する侵入物を検知したセンサ1の
方向に対応づけて侵入物の建物上の移動方向を予め登録
したものである。
て建物の各部分に配置して侵入物が侵入したことを検知
した時刻に対応づけて防犯信号蓄積ファイル24に格納
し、移動方向判定手段13がこの防犯信号蓄積ファイル
24に蓄積された侵入物を検知したセンサ1の場所およ
び時刻について時系列に辿って当該侵入物の移動方向を
判定し、表示手段15がこの判定された侵入物の移動方
向を建物の図形上にマークを付けて表示装置16上に表
示するようにしている。
置して侵入物が侵入したことを検知した時刻に対応づけ
て防犯信号蓄積ファイル24に格納し、移動方向判定手
段13がこの防犯信号蓄積ファイル24に蓄積された侵
入物を検知したセンサ1の場所および時刻について時系
列に辿って当該侵入物の移動方向を判定し、設備制御手
段14がこの判定された現時点の侵入物の場所を中心と
した予め定めた隔離区画内の設備を制御するようにして
いる。
る侵入物を検知したセンサ1の方向に対応づけて当該侵
入物の建物上の移動方向を移動方向マトリックステーブ
ル30に予め登録しておき、移動方向判定手段13がこ
れを参照して侵入物の移動方向を判定するようにしてい
る。
応づけて電気錠などの設備の開閉制御を隔離制御設備登
録ファイル28に予め登録しておき、設備制御手段14
がこれを参照して侵入物の現時点の場所(隔離区間番
号)に対応する電気錠などの設備を開閉制御するように
している。
が発せられた後、警備員が到着するまでの間、建物内の
侵入物の場所をセンサ1で検知してその行動を記録して
監視すると共に侵入物の現位置をもとに隔離区画を決め
て電気錠や防火扉などの設備を開閉制御してその逃避を
阻止することが可能となる。
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
図2において、センサ1は、センサ(1)ないしセンタ
(N)(Nは整数)から構成され、会社や事務所の建物
の出入口、窓などに侵入物を検知するために設けたもの
である。例えば侵入物が接近したことを検知する近接セ
ンサ、およびカメラで撮影して以前の画像と現在の画像
とを比較して異なったときに侵入物を検知するシステム
などである。
御を行なうものであって、ここでは、防犯信号蓄積手段
12、移動方向判定手段13、設備制御手段14、およ
び表示手段15などから構成されるものである。
て侵入物が検知されたときに当該センサ1(あるいはセ
ンサ1の位置)に対応づけて時刻を、防犯信号蓄積ファ
イル24に蓄積するものである(図4参照)。
たセンサ1の場所および時刻を時系列に辿って侵入物の
移動方向を判定するものである。設備制御手段14は、
現時点の侵入物の場所を中心とした予め定めた隔離区画
内の設備を制御するものであって、現時点の侵入物の場
所をもとに離隔区画登録ファイル25を参照して離隔区
間内の電気錠や防火設備などの設備の開閉制御を行なう
ものである。
の図形上にマークを付けて表示装置16上に表示するも
のである(図14参照)。表示装置16は、各種情報を
表示するものであって、CRTなどである。
所の建物と回線を介して接続して警備を統括するセンタ
である。設備18は、建物の各種設備であって、ここで
は、電気錠19、照明機器20、および防火設備21な
どの設備である。
施錠したり、開錠したりするものである。照明機器20
は、建物の部屋や廊下などを照明する照明機器である。
防火扉などの設備である。侵入経路確認キー22は、侵
入物が建物の内部に侵入し、警備員が到着して表示装置
17上の侵入物の侵入経路を確認したいときに、その旨
を入力するキーである。
入した侵入物の移動方向を追跡する処理を終了させるキ
ーである。防犯信号蓄積ファイル24は、侵入物を検知
したセンサ1(あるいはセンサ1の場所)と時刻を対応
づけて時系列に蓄積するものである(図4参照)。
入した場所を中心に、隔離する区間を予め登録したファ
イルである。センサ位置定義体26は、センサ1の配置
した位置(場所)を定義したものである(図6参照)。
の場所(隔離区間番号)に対応づけて電気錠などの設備
の開閉制御を予め登録したものである(図7参照)。移
動方向蓄積ファイル29は、侵入物の移動が発生したと
きにその時刻に対応づけて移動方向座標および移動方向
を蓄積したものである(図9参照)。
刻(n−1)で侵入物を検知したセンサ番号から、時刻
(n)で侵入物を検知したセンタ番号に対する侵入物の
移動方向を予め登録したものである。
移動方向を保存したものである。次に、図3のフローチ
ャートに示す順序に従い、図2の構成の動作を詳細に説
明する。
を検知したときに当該センサ1のセンサ番号と時刻を対
応づけて防犯信号蓄積ファイル24に蓄積する。これ
は、防犯信号蓄積手段12がセンサ1から侵入物の検知
の通知を受けたときに、当該センサ1のセンサ番号と時
刻を対応づけて防犯信号蓄積ファイル24に、例えば図
4に示すように蓄積する。ここでは、 ・警報発生時刻(センサ1によって侵入物を検知して警
報が発生された時刻) ・防犯センサ番号(侵入物を検知したセンサ1の番号) ・防犯センサ名称(侵入物を検知したセンサ1の名称、
例えば侵入物が侵入した事務室の番号と当該事務室内の
センサの番号を併せた名称) を蓄積する。これらにより、侵入物が建物に侵入した場
合、センサ1が当該侵入物を検知したときの情報につい
て、時系列毎に蓄積されることとなる。
は、防犯信号蓄積ファイル24を参照して侵入物が建物
に侵入したか判別する。YESの場合には、センサ1に
よって建物の内部に侵入物が侵入したと検知されたの
で、S3に進む。NOの場合には、S2を繰り返し、侵
入物が建物に侵入してセンサ1によって検知されるまで
待機する。
う。これは、警備対象の会社や事務所の建物に設置した
センサ1が侵入物を検知したので、回線を介して警備セ
ンタ17に侵入物が建物内に侵入した旨の通報を行な
う。
4の最新発報信号から侵入物の現在地を特定する。これ
は、センサ1から防犯信号蓄積ファイル24に蓄積され
た時系列毎の情報のうち最新の情報から侵入物の現在の
位置を特定する。
隔離区間登録ファイル25を参照し、S4で特定した侵
入物の現在地を中心に、隔離する区画を多重、例えば図
5の(b)に示すように、最小隔離区間、最大隔離
区間というように隔離する区間を多重に設定する。
は、S5の隔離区間の多重設定されたことに対応して、
指示された設備(電気錠、防火設備など)の開閉制御、
例えば図7の隔離制御設備登録ファイル28を参照して
隔離区間番号に対応づけて予め登録されている隔離制御
登録設備の開閉(ON/OFF)を制御する。これによ
り、例えば図5の(b)や図13の(c)に示すよう
に、隔離区間が多重に設定され、侵入物が外部に逃避で
きないように退路が閉鎖されたこととなる。
る。これは、時系列毎に逐次蓄積されている防犯信号蓄
積ファイル24を参照し、現在の侵入物の場所がS6で
多重隔離した区画内か判別する。YESの場合には、S
8で未制御登録設備の制御を行い、S9でその制御を確
認し、OKのときにS10に進み、NGのときにS8を
繰り返す。一方、S7のNOの場合には、侵入物が登録
隔離区画内から逃避したので、S4に戻る。
これは、S3で回線を介して侵入物が侵入した旨を警備
センタ17に通報したことに対応して、警備員が車など
で当該会社や事務所の建物に到着してその旨のキー入力
があったか判別する。YESの場合には、S12に進
む。NOの場合には、S4に戻り、繰り返す。
確認動作を行なう。これは、S12で到着した警備員が
侵入経路確認キー22を操作したことに対応して、移動
方向蓄積ファイル29から侵入物の移動方向を、移動方
向定義体31に転送して表示装置16上に表示、例えば
図11の移動方向定義画面に示すように表示する。この
移動方向定義画面を見た警備員は侵入物の侵入経路およ
び現在地を認識する。
は、追跡処理の終了キー操作か判別する。これは、侵入
物の侵入経路および現在位置を表示装置16上に表示し
て追跡するという一連の追跡処理について、警備員が終
了すると判断したときに、追跡処理終了キー23を押下
したか判別する。ONの場合(追跡処理終了キー23を
押下した場合)には、終了する(END)。OFFの場
合には、S4に戻り、繰り返す。
からの侵入物の検知した信号および時刻を対応づけて防
犯信号蓄積ファイル24に時系列毎に蓄積し、この防犯
信号蓄積ファイル24を参照して侵入物が建物内に侵入
したことが判明したときに回線を介して警備センタ17
にその旨を通報する。次に、防犯信号蓄積ファイル24
を参照して現在の侵入物の場所を特定し、この特定した
場所を中心に隔離区間を多重に設定して電気錠などの設
備を開閉制御して逃避できないようにする。警備員が到
着し、侵入経路確認キー22を押下して表示装置16上
に表示させた侵入物の侵入経路および現在地を見て認識
した後、追跡処理終了キー23を押下して一連の追跡処
理を終了させる。これらにより、警備員は警備対象の建
物に到着したときに、表示装置16上に表示させた侵入
経路および現在地を認識でき、迅速に侵入物の侵入に対
する処置(例えば警察に連絡など)を行なうことが可能
となる。
の防犯信号蓄積ファイル例を示す。これは、建物に設置
されたセンサ1が侵入物を検知したときに、当該センサ
1の番号(防犯センサ番号)、警報発生時刻、防犯セン
サ名称を図示のように対応づけて、時系列に蓄積する。
これにより、全てのセンサ1のうち、侵入物を検知した
センサ1の番号と時刻を対応づけて時系列毎に蓄積する
ことが可能となる。
を示す。この隔離区間登録ファイル25は、図示のよう
に、隔離区画番号に対応づけて侵入物を検知するセンサ
1の番号(隔離区間選定防犯センサ番号)を予め登録し
たものである。この隔離区間登録ファイル25に予め図
示のように登録しておくことにより、侵入物が建物に侵
入した場合に、当該侵入物を検知したセンサ1の番号
(隔離区画選定防犯センサ番号)から隔離区間番号を取
り出すことができる。この隔離区間番号をもとに、後述
する図7に示すように、当該隔離区画を形成するための
設備(電気錠や防火設備など)の開閉制御を行なう。
す。図6の(a)は、建物内のセンサ位置定義体26を
イメージ的に表したものである。右方向がX方向であ
り、下方向がY方向である。図中の数字1から11がセ
ンサ番号であって、各数字の位置がセンサの位置であ
る。
号1、2、3、4・・・11・・・についてその座標
(X、Y)を登録したものである。例えば は、センサ番号1が図6の(a)の位置(7、1)の建
物上に配置され、センサ番号2が図6の(a)の位置
(10、1)の建物上に配置されている。
ル例を示す。これは、図5の隔離区画登録ファイル25
に登録されている隔離区画番号で決めた区画を隔離する
ために制御する設備(隔離制御登録設備)を予め登録し
たものである。この隔離制御設備登録ファイル28に予
め登録しておくことにより、隔離区間番号が指定された
ときにいずれの設備(電気錠、防火設備など)を開閉制
御(ON/OFF制御)すればよいか判明する。
ーブル例を示す。これは、侵入物が移動してあるセンサ
番号から他のセンサ番号のセンサによって検知された場
合、侵入物の移動方向を判定するためのマトリックステ
ーブルである。ここで、例えば侵入物が第(n−1)報
でセンサ番号1によって検知され、次の第n報でセンサ
番号3によって検知された場合、侵入物の移動方向は図
中のであって、下方向となる。同様に他の場合も図示
のようになる。
を示す。これは、侵入物の移動が発生した時刻(移動発
生時刻)に対応づけて移動方向座標(X、Y)、および
移動方向を特定して蓄積したものである。例えば 移動発生時刻 移動方向座標X 移動方向座標Y 移動方向 12:32 10 2 ↓ 12:36 10 4 ← 12:45 8 4 ← 12:50 6 4 ← のうちのは、図10ののように表示するものであっ
て、侵入物が12時32分に(10、2)の位置にあり
下に向かって移動する状態にある。は、図10のの
ように表示するものであって、侵入物が12時36分に
(10、4)の位置にあり左に向かって移動する状態に
ある。は、図10ののように表示するものであっ
て、侵入物が12時45分に(8、4)の位置にあり左
に向かって移動する状態にある。は、図10ののよ
うに表示するものであって、侵入物が12時50分に
(6、4)の位置にあり左に向かって移動する状態にあ
る。
す。これは、図9の移動方向蓄積ファイル29に蓄積し
た侵入物の移動方向および現在位置を表示するための建
物の定義体をイメージで表したものである。ここで、横
軸はX方向であり、縦軸はY方向である。図中の、
、、は、図9の、、、の侵入物の移動情
報を建物の定義体上に位置づけたイメージを表したもの
である。
示す。これは、図10の移動方向定義体例を表示装置1
6上に画面として表示したものである。ここでは、
は、侵入物の現在位置を表す。この移動方向定義多面例
を警備員が見ることにより、侵入物が、、、の
経路を辿っていることを容易に認識することができ、し
かも現在位置がの位置であることも容易に認識でき
る。
ここで、小さい黒丸“・”がセンサ1を建物の内部に配
置した位置である。この際、センサ1は、下記の要領で
配置する。
狭いものを可及的に数多く配置し、侵入物の位置検知の
精度を高める。例えば照明計画と同等とし、照明機器の
付帯品として設置する。
の入口など)の付近に設置し、侵入物の検知を行い易く
する。 (3) 通路などの場所については侵入物(例えば人、
動物など)の動きに沿った方向に設置し、侵入物の移動
方向を正確に検知し易くする。
サから一定の間隔を置いて設置する。以上のようにセン
サを建物内に設置し、侵入物の侵入を確実に検知すると
共に侵入方向および位置を正確に検知できるようにす
る。
示す。以下図中の(1)から(12)の順番に説明す
る。ここで、●は発報防犯センサ(センサ1)を表す。
図13の(a)は、侵入路遮断例を示す。
第一報センサが侵入物を検知する。これは、図中の
(2)の●のセンサが侵入物を検知してその旨を図2の
制御部11に通知する。
路を遮断) を行なう。
る。これは、図中の(4)の●のセンサが侵入物を検知
し、その旨を図1の制御部11に通知する。図13の
(b)は、侵入エリア拡大し、侵入物の追跡開始例を示
す。
壊)する。これは、(3)で施錠した電気錠が破壊され
た旨の通知を制御部11が受けたことによって判定、あ
るいは(6)のセンサが侵入物を検知した旨の通知を制
御部11が受けたことによって判定する。
(6)の位置のセンサ1が侵入物を検知した旨の通知を
制御部11が受けたことによって、(6)の位置に侵入
物が侵入したこと判定する。このセンサ発報は、時系列
に蓄積する(センサからの侵入物の検知の通知を時刻に
対応づけて例えば図4の防犯信号蓄積ファイル24に蓄
積する)。
侵入遮断設備制御例を示す。(7)、(8)は、隔離区
画選定する。これは、侵入物の現在位置(●の位置)を
中心に、図中の点線で示す(7)、(8)に示すよう
に、当該位置を隔離する多重の区画を設定する。
て、隔離区画内の ・各電気錠の施錠 ・防火戸の遮断制御 ・登録照明灯の点灯(例えば侵入物が侵入した区画内の
侵入方向にある照明灯を点灯する) を行なう。
を示す。(10)は、センサ発報する。これは、(1
0)の位置のセンサが侵入物を検知した旨を制御部11
に通知する。
(10)で侵入物を検知した位置を中心に、多重の隔離
区画を図示点線の矩形で示すように設定する。(12)
は、隔離区画登録設備の制御として、隔離区画内の ・各電気錠の施錠 ・防火戸の遮断制御 ・登録照明灯の点灯 を行なう。
キー23の操作まで追跡、隔離登録設備の制御を続行す
る。
建物などに侵入物が侵入して警報が発せられた後、警備
員が到着するまでの間、建物内の侵入物の場所をセンサ
1で検知してその行動を記録して監視すると共に侵入物
の現位置をもとに隔離区画を決めて電気錠や防火扉など
の設備を開閉制御してその逃避を阻止する構成を採用し
ているため、侵入物が建物などに侵入して警備員が到着
するまでの間、自動的に侵入物の侵入経路を追跡して蓄
積すると共に侵入物の現位置を中心に隔離区画を多重に
設定して電気錠や防火戸などの設備を自動開閉制御して
退避を閉鎖することができる。これらにより、 (1) 建物などが無人状態であっても、侵入物の侵入
経路を自動判定してその逃走経路を自動表示できると共
に侵入物の現位置を中心に隔離区画の電気錠や防火戸な
どの設備を自動的に開閉制御して隔離できる。
侵入経路の表示およびその移動予測表示を見て、侵入物
の行動を判定して迅速に処置できる。 (4) 侵入物の現位置を中心に多重の隔離区画を自動
設定して電気錠や防火扉の開閉制御を行い、侵入物の逃
避および移動の時間ロスを与えることができる。
検知された情報をもとに、侵入時の行動範囲および順序
を特定でき、被害状況の把握を確実に行なうことができ
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】建物の各部分に配置して侵入物が侵入した
ことを検知するセンサと、 前記センサからの侵入物の検知の通知を時刻に対応付け
て蓄積する防犯信号蓄積ファイルと、 あるセンサから別のセンサヘの方向情報を予め登録した
移動方向マトリックステープルと、 前記防犯信号蓄積ファイルと前記移動方向マトリックス
テーブルとに基づき、時系列の侵入物の移動方向を判定
する移動方向判定手段と、 前記移動方向判定手段によつて判定された前記時系列の
侵入物の移動方向を、建物の図形上にマ―クを付けて表
示する表示手段とを備えたことを特徴とする設備制御・
追跡システム。 - 【請求項2】建物の各部分に配置して侵入物が侵入した
ことを検知するセンサと、 前記センサからの侵入物の検知の通知を時刻に対応付け
て蓄積する防犯信号蓄積ファイルと、 あるセンサから別のセンサヘの方向情報を予め登録した
移動方向マトリックステーブルと、 前記防犯信号蓄積ファイルと前記移動方向マトリックス
テーブルとに基づき、時系列の侵入物の移動方向を判定
する移動方向判定手段と、 前記移動方向判定手段によつて判定された現時点の侵入
物の場所を中心とした予め定めた隔離区画内の設備を制
御する設備制御手段とを備えたことを特徴とする設備制
御・追跡システム。 - 【請求項3】侵入物の場所(隔離区間番号)に対応づけ
て設備の制御を予め登録した隔離制御設備登録ファイル
を備え、 前記設備制御手段がこの隔離制御設備登録ブァイルを参
照して侵入物の現時点の場所(隔離区間番号)に対応す
る設備を制御するようにしたことを特徴とする請求項1
あるいは請求項2記載の設備制御・追跡システム。
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JP (1) | JP3259203B2 (ja) |
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