JP3259164B2 - 弾性ゴム座金 - Google Patents
弾性ゴム座金Info
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Description
ャーとも云うべき弾性ゴム座金に関するものである。木
質構造において集成材にボルトなどの金物を利用するな
どした工法、手法が全国規模で多く見られるようになっ
てきた。この背景には国際間の貿易摩擦、基準法の改正
などが上げられる。しかし、一つの問題としてジョイン
ト金物、特にボルトのゆるみが上げられる。本発明の弾
性ゴム座金は、ボルト、ナットのトルクにより木質材の
乾燥収縮による所謂木ヤセなどの変化に追従し、初期の
トルク効果を期待できるものである。また、施工現場で
の必要トルクの確認をできるよう考慮されたものであ
る。柱などは、さらに短期荷重時(地震時)での変形に
対し、ある段階までラーメン的仕口剛接のねばりを有す
るように特殊なジョイントコネクターとセットし、、剛
接及び半剛接といわれる領域を越えた時の大きな変形時
には、ゴムの復元力により非荷重時に元に戻ることがで
き、しかも、その部位では吸震力(免震力)等を有する
ものである。
ようなものになっている。金属製の平滑なものとバネ付
きのものが知られている。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.金属製の平滑なものの問題点木の所謂木ヤセに追従
できない。すなわち、強固に締めつけても、所謂木ヤセ
により摩擦力が弱くなるためナットが緩むことになる。
(一般的に母材が鉄骨造りの場合は有効である。) 2.バネ付きのものの問題点 A.反発力が小さい。(バネの弾性力が小さい。) B.変位量が小さい。 すなわち、バネ部分の変位量が4mm位なので、反発力
が弱いため1mm〜2mmしか追従できない。本発明
は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、上述の問題を
解決できるものを提供しようとするものである。
に、本発明は下記のようになるものである。第1発明の
弾性ゴム座金は下記のように構成されている。座金本体
1Aと必要トルク確認用ゴム輪1Bから構成され、座金
本体1Aは、高さの低い円柱状の収縮反発ゴム部分1A
1と、収縮反発ゴム部分の上面に積層固定された平面円
形の上方鋼板部分1A2と、収縮反発ゴム部分,上方鋼
板部分の中心に開設されたボルト貫入孔1A3と、収縮
反発ゴム部分1A1の上端外周に断面外向きコ字状に刻
設されたゴム輪嵌着用溝1A11から構成され、ゴム輪
嵌着用溝に嵌着された必要トルク確認用ゴム輪1Bは、
断面方形の帯状ゴムをもって輪状に構成され、当該帯状
ゴムの太さは、ゴム輪嵌着用溝の深さより短くなるよう
構成され、必要トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部
分より少し柔らかい素材で構成されている。
成されている。座金本体2Aと必要トルク確認用ゴム輪
2Bから構成され、座金本体2Aは、所定寸法に構成さ
れた平面円形の下方鋼板部分2A1と、下方鋼板部分の
上面に積層固定された高さの低い円柱状の収縮反発ゴム
部分2A2と、収縮反発ゴム部分の上面に積層固定され
た平面円形の上方鋼板部分2A3と、下方鋼板部分,収
縮反発ゴム部分,上方鋼板部分の中心に開設されたボル
ト貫入孔2A4と、収縮反発ゴム部分2A2の外周面に
おける上端部分に断面外向きコ字状に刻設されたゴム輪
嵌着用溝2A21から構成され、ゴム輪嵌着用溝に嵌着
された必要トルク確認用ゴム輪2Bは、断面方形の帯状
ゴムをもって輪状に構成され、当該帯状ゴムの太さは、
ゴム輪嵌着用溝の深さより短くなるよう構成され、必要
トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より少し柔ら
かい素材で構成されている。
成されている。座金本体3Aと必要トルク確認用ゴム輪
3Bから構成され、座金本体3Aは、所定寸法に構成さ
れた平面円形の下方鋼板部分3A1と、下方鋼板部分の
上面に積層固定された高さの低い円柱状の収縮反発ゴム
部分3A2と、収縮反発ゴム部分の上面に積層固定され
た平面円形の上方鋼板部分3A3と、下方鋼板部分,収
縮反発ゴム部分,上方鋼板部分の中心に開設されたボル
ト貫入孔3A4と、収縮反発ゴム部分3A2の外周面に
おける中央部分に断面外向きU字状に刻設されたゴム輪
嵌着用溝3A21から構成され、ゴム輪嵌着用溝に嵌着
された必要トルク確認用ゴム輪3Bは、断面円形の帯状
ゴムをもって輪状に構成され、当該帯状ゴムの直径は、
ゴム輪嵌着用溝の深さより短くなるよう構成され、必要
トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より少し柔ら
かい素材で構成されている。
成されている。座金本体4Aと必要トルク確認用ゴム輪
4Bから構成され、座金本体4Aは、所定寸法に構成さ
れた平面円形の下方鋼板部分4A1と、下方鋼板部分の
上面に積層固定された高さの低い円柱状の収縮反発ゴム
部分4Aと、収縮反発ゴム部分の上面に積層固定された
平面円形の上方鋼板部分4A3と、下方鋼板部分,収縮
反発ゴム部分,上方鋼板部分の中心に開設されたボルト
貫入孔4A4と、収縮反発ゴム部分4A2の外周面にお
ける中央部分に断面外向きU字状に刻設されたゴム輪嵌
着用溝4A21から構成され、上方鋼板部分4A3のほ
ぼ中央部には上方に向け凸状に折り曲げ形成した突出部
4A31が構成され、ゴム輪嵌着用溝に嵌着された必要
トルク確認用ゴム輪4Bは、断面円形の帯状ゴムをもっ
て輪状に構成され、当該帯状ゴムの直径は、ゴム輪嵌着
用溝の深さより短くなるよう構成され、必要トルク確認
用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より少し柔らかい素材で
構成されている。
る。必要トルク確認用ゴム輪には、収縮反発ゴム部分と
は異なる色が着色されている。
き図面を参照して説明する。1は第1発明の弾性ゴム座
金で、座金本体1Aと必要トルク確認用ゴム輪1Bから
構成されている。座金本体1Aは、高さの低い円柱状の
収縮反発ゴム部分1A1と、収縮反発ゴム部分の上面に
積層固定された平面円形の上方鋼板部分1A2と、収縮
反発ゴム部分,上方鋼板部分の中心に開設されたボルト
貫入孔1A3と、収縮反発ゴム部分1A1の上端外周に
断面外向きコ字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝1A11
から構成されている。ゴム輪嵌着用溝に嵌着された必要
トルク確認用ゴム輪1Bは、断面方形の帯状ゴムをもっ
て輪状に構成され、当該帯状ゴムの太さは、ゴム輪嵌着
用溝の深さより短くなるよう構成されている。この場
合、必要トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より
少し柔らかい素材で構成されている。そして、この必要
トルク確認用ゴム輪に収縮反発ゴム部分とは異なる色、
例えば赤色などを着色することができる。
2Aと必要トルク確認用ゴム輪2Bから構成されてい
る。座金本体2Aは、所定寸法に構成された平面円形の
下方鋼板部分2A1と、下方鋼板部分の上面に積層固定
された高さの低い円柱状の収縮反発ゴム部分2A2と、
収縮反発ゴム部分の上面に積層固定された平面円形の上
方鋼板部分2A3と、下方鋼板部分,収縮反発ゴム部
分,上方鋼板部分の中心に開設されたボルト貫入孔2A
4と、収縮反発ゴム部分2A2の外周面における上端部
分に断面外向きコ字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝2A
21から構成されている。ゴム輪嵌着用溝に嵌着された
必要トルク確認用ゴム輪2Bは、断面方形の帯状ゴムを
もって輪状に構成され、当該帯状ゴムの太さは、ゴム輪
嵌着用溝の深さより短くなるよう構成されている。この
場合、必要トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分よ
り少し柔らかい素材で構成されている。そして、この必
要トルク確認用ゴム輪に収縮反発ゴム部分とは異なる
色、例えば赤色などを着色することができる。
3Aと必要トルク確認用ゴム輪3Bから構成されてい
る。座金本体3Aは、所定寸法に構成された平面円形の
下方鋼板部分3A1と、下方鋼板部分の上面に積層固定
された高さの低い円柱状の収縮反発ゴム部分3A2と、
収縮反発ゴム部分の上面に積層固定された平面円形の上
方鋼板部分3A3と、下方鋼板部分,収縮反発ゴム部
分,上方鋼板部分の中心に開設されたボルト貫入孔3A
4と、収縮反発ゴム部分3A2の外周面における中央部
分に断面外向きU字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝3A
21から構成されている。ゴム輪嵌着用溝に嵌着された
必要トルク確認用ゴム輪3Bは、断面円形の帯状ゴムを
もって輪状に構成され、当該帯状ゴムの直径は、ゴム輪
嵌着用溝の深さより短くなるよう構成されている。この
場合、必要トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分よ
り少し柔らかい素材で構成されている。そして、この必
要トルク確認用ゴム輪に収縮反発ゴム部分とは異なる
色、例えば赤色などを着色することができる。
4Aと必要トルク確認用ゴム輪4Bから構成されてい
る。座金本体4Aは、所定寸法に構成された平面円形の
下方鋼板部分4A1と、下方鋼板部分の上面に積層固定
された高さの低い円柱状の収縮反発ゴム部分4A2と、
収縮反発ゴム部分の上面に積層固定された平面円形の上
方鋼板部分4A3と、下方鋼板部分,収縮反発ゴム部
分,上方鋼板部分の中心に開設されたボルト貫入孔4A
4と、収縮反発ゴム部分4A2の外周面における中央部
分に断面外向きU字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝4A
21から構成されている。上方鋼板部分4A3のほぼ中
央部には上方に向け凸状に折り曲げ形成した突出部4A
31が構成されている。ゴム輪嵌着用溝に嵌着された必
要トルク確認用ゴム輪4Bは、断面円形の帯状ゴムをも
って輪状に構成され、当該帯状ゴムの直径は、ゴム輪嵌
着用溝の深さより短くなるよう構成されている。この場
合、必要トルク確認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より
少し柔らかい素材で構成されている。そして、この必要
トルク確認用ゴム輪に収縮反発ゴム部分とは異なる色、
例えば赤色などを着色することができる。
トの締付けトルクを継続維持可能なゴム強度を有するも
の。50年から100年以上の耐久性、耐候性があるも
の。 b.下方鋼板部分 鋼板SS41製で平滑なものとし、収縮反発ゴム部分と
合わせて木材のめり込みを防止できる厚さ、大きさとす
る。 c.上方鋼板部分 鋼板製で、突出部4A31を車のホイール部のように凸
状に盛り上げ、スプリング効果が得られる素材とする。
また、平滑なものにおいては、ナットによる締付けトル
クが、収縮反発ゴム部分に均等に伝達可能な厚さ、大き
さとする。 d.必要トルク確認用ゴム輪 収縮反発ゴム部分より伸縮性が大きく柔らかい輪状のゴ
ムを素材としており、圧縮された時、外周面より外部に
露出され確認できるもの。
を用いた大断面建築物の施工に用いるものは、使用ボル
トの太さも太くなり、締付けトルクも大きくなるため、
使用する弾性ゴム座金も大型となるが、一般的な在来軸
組工法に用いる場合は下記の割合のものが好適であっ
た) a.収縮反発ゴム部分の厚みは10mm,直径は45m
m〜60mm。 b.下方鋼板部分の厚みは1.6mm,直径は45mm
〜60mm。 c.上方鋼板部分の厚みは4.5mm,直径は45mm
〜60mm。 d.ゴム輪嵌着用溝の深さは3mm,幅は2mm。 e.必要トルク確認用ゴム輪の直径は43mm〜58m
m。 f.必要トルク確認用ゴム輪に使用される帯状ゴムの太
さや直径は2mm。
て、梁の側面より拘束する。 この結果、下記事項が期待できる。所定のトルクで締付
けられた梁の乾燥収縮による所謂ヤセに収縮反発ゴム部
分の厚さが追従して復元力により初期のトルクを維持で
きる。梁などのひずみに追従できる。 b.図22を参照して、柱7に直接セットして、当該柱
とコネクター6間に使用する。 この結果、下記事項が期待できる。 イ.柱の所謂木ヤセに追従できる。 ロ.理由〜柱に取付けられたボルトは剪断力を受け、柱
へのナット側のめり込み、柱の割裂を生じやすいが、初
期のトルクを維持できるので、これを避けることができ
る。 ハ.柱と接合金物との間でガタが生じないので、接合金
物を介して梁を柱に引き寄せた状態を維持できる。 ニ.ボルト穴の加工の際、ミスにより規定より大きい穴
に加工しても、必要トルクを確認できるため、初期にお
けるガタツキを防止できる。大きいプレカットミスがあ
っても対応できる。 ホ.収縮反発ゴム部分のある程度の硬度で反発力を有す
るため、木材へのめり込みを防止できる。 ヘ.地震、風圧などの水平荷重(動的荷重)がかかり、
梁、柱が変形しても、収縮反発ゴム部分の復元力により
荷重がゼロになると梁、柱の変形も復元できる。 c.図23を参照して、アンカーボルト8に使用する。
この結果、下記事項が期待できる。 イ.基礎9と土台10を固定し土台の所謂ヤセに追従で
きる。 ロ.水平力が加わったとき、初期トルクが維持されるの
で土台のずれを防ぐことができる。 ハ.地震時での土台の浮き上がりを防ぎ、復元力により
土台を固定し続けることが可能である。免震効果を期待
することができる。 d.図24を参照して、引抜き対応に使用する。 この結果、下記事項が期待できる。ホールダウン金物1
1との併用により、大きな引抜き力がかかった場合、初
期抵抗での収縮反発ゴム部分のねばりと、柱が浮く変位
時での収縮反発ゴム部分の復元力により、柱と土台、基
礎または柱と横架材の結合を強固に維持できる。
で次に記載する効果を奏する。 1.適度な強度により所謂木ヤセについて追従できるの
で、ボルト・ナットのゆるみを防止できる。すなわち、
柱と接合金物との間でガタが生じないので、接合金物を
介して梁を柱に引き寄せた状態を維持できる。 2.ボルト・ナットの緩みを防止できる。すなわち、収
縮反発ゴム部分の反発力、復元力により所謂木ヤセ、荷
重による変化に追従しボルト・ナットのゆるみを防止で
きる。 3.木のめり込みを防止できる。すなわち、収縮反発ゴ
ム部分のある程度の硬度で反発力を有するため、木材へ
のめり込みを防止できる。この結果、めり込みによる木
材繊維破壊がないため木材の強度維持が可能である。 4.トルク判定機能を発揮できる。すなわち、ナットの
締付けトルクが働くことによる収縮反発ゴム部分の圧縮
変位により、収縮反発ゴム部分より柔らかい必要トルク
確認用ゴム輪が外部に露出することにより、一定のトル
クが働いていることを確認できる。この場合、必要トル
ク確認用ゴム輪が赤色などに着色されているものでは、
より迅速確実に一定のトルクが働いていることを確認で
きる。 5.ボルトの初期トルクを維持し、経年変化に対応でき
る。すなわち、柱と接合金物との間でガタが生じないの
で、接合金物を介して梁を柱に引き寄せた状態を維持で
きる。 6.地震、風圧などの水平荷重(動的荷重)がかかり、
梁、柱が変形しても、収縮反発ゴム部分の復元力により
荷重がゼロになると梁、柱の変形も復元できる。 7.ジョイント金物に従来の弾性ゴム座金を用い電動ト
ルクレンチで締付けると、金属音や振動音を発生して不
快である。しかし、本発明の弾性ゴム座金を用いた場
合、ゴムの特性により金属音や振動音の発生を防止でき
る。 8.増改築時などにおける当該弾性ゴム座金の取り外し
が簡単にできる。 9.経年変化による耐久性、耐候性の高いゴムを用いて
いるので、初期性能を維持できる。
平面図である。
正面図である。
面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 座金本体(1A)と必要トルク確認用ゴ
ム輪(1B)から構成され、座金本体(1A)は、高さ
の低い円柱状の収縮反発ゴム部分(1A1)と、収縮反
発ゴム部分の上面に積層固定された平面円形の上方鋼板
部分(1A2)と、収縮反発ゴム部分,上方鋼板部分の
中心に開設されたボルト貫入孔(1A3)と、収縮反発
ゴム部分(1A1)の上端外周に断面外向きコ字状に刻
設されたゴム輪嵌着用溝(1A11)から構成され、ゴ
ム輪嵌着用溝に嵌着された必要トルク確認用ゴム輪(1
B)は、断面方形の帯状ゴムをもって輪状に構成され、
当該帯状ゴムの太さは、ゴム輪嵌着用溝の深さより短く
なるよう構成され、必要トルク確認用ゴム輪は、収縮反
発ゴム部分より少し柔らかい素材で構成されていること
を特徴とする弾性ゴム座金。 - 【請求項2】 座金本体(2A)と必要トルク確認用ゴ
ム輪(2B)から構成され、座金本体(2A)は、所定
寸法に構成された平面円形の下方鋼板部分(2A1)
と、下方鋼板部分の上面に積層固定された高さの低い円
柱状の収縮反発ゴム部分(2A2)と、収縮反発ゴム部
分の上面に積層固定された平面円形の上方鋼板部分(2
A3)と、下方鋼板部分,収縮反発ゴム部分,上方鋼板
部分の中心に開設されたボルト貫入孔(2A4)と、収
縮反発ゴム部分(2A2)の外周面における上端部分に
断面外向きコ字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝(2A2
1)から構成され、ゴム輪嵌着用溝に嵌着された必要ト
ルク確認用ゴム輪(2B)は、断面方形の帯状ゴムをも
って輪状に構成され、当該帯状ゴムの太さは、ゴム輪嵌
着用溝の深さより短くなるよう構成され、必要トルク確
認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より少し柔らかい素材
で構成されていることを特徴とする弾性ゴム座金。 - 【請求項3】 座金本体(3A)と必要トルク確認用ゴ
ム輪(3B)から構成され、座金本体(3A)は、所定
寸法に構成された平面円形の下方鋼板部分(3A1)
と、下方鋼板部分の上面に積層固定された高さの低い円
柱状の収縮反発ゴム部分(3A2)と、収縮反発ゴム部
分の上面に積層固定された平面円形の上方鋼板部分(3
A3)と、下方鋼板部分,収縮反発ゴム部分,上方鋼板
部分の中心に開設されたボルト貫入孔(3A4)と、収
縮反発ゴム部分(3A2)の外周面における中央部分に
断面外向きU字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝(3A2
1)から構成され、ゴム輪嵌着用溝に嵌着された必要ト
ルク確認用ゴム輪(3B)は、断面円形の帯状ゴムをも
って輪状に構成され、当該帯状ゴムの直径は、ゴム輪嵌
着用溝の深さより短くなるよう構成され、必要トルク確
認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より少し柔らかい素材
で構成されていることを特徴とする弾性ゴム座金。 - 【請求項4】 座金本体(4A)と必要トルク確認用ゴ
ム輪(4B)から構成され、座金本体(4A)は、所定
寸法に構成された平面円形の下方鋼板部分(4A1)
と、下方鋼板部分の上面に積層固定された高さの低い円
柱状の収縮反発ゴム部分(4A2)と、収縮反発ゴム部
分の上面に積層固定された平面円形の上方鋼板部分(4
A3)と、下方鋼板部分,収縮反発ゴム部分,上方鋼板
部分の中心に開設されたボルト貫入孔(4A4)と、収
縮反発ゴム部分(4A2)の外周面における中央部分に
断面外向きU字状に刻設されたゴム輪嵌着用溝(4A2
1)から構成され、上方鋼板部分(4A3)のほぼ中央
部には上方に向け凸状に折り曲げ形成した突出部(4A
31)が構成され、ゴム輪嵌着用溝に嵌着された必要ト
ルク確認用ゴム輪(4B)は、断面円形の帯状ゴムをも
って輪状に構成され、当該帯状ゴムの直径は、ゴム輪嵌
着用溝の深さより短くなるよう構成され、必要トルク確
認用ゴム輪は、収縮反発ゴム部分より少し柔らかい素材
で構成されていることを特徴とする弾性ゴム座金。 - 【請求項5】 必要トルク確認用ゴム輪には、収縮反発
ゴム部分とは異なる色が着色されている請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の弾性ゴム座金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02001997A JP3259164B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 弾性ゴム座金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02001997A JP3259164B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 弾性ゴム座金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10205518A JPH10205518A (ja) | 1998-08-04 |
JP3259164B2 true JP3259164B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=12015396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02001997A Expired - Fee Related JP3259164B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 弾性ゴム座金 |
Country Status (1)
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KR20030030465A (ko) * | 2001-10-11 | 2003-04-18 | 현대자동차주식회사 | 유성기어장치의 트러스트 와셔구조 |
JP3752195B2 (ja) * | 2002-04-24 | 2006-03-08 | 株式会社ヤマダコーポレーション | ポンプ装置 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP02001997A patent/JP3259164B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10205518A (ja) | 1998-08-04 |
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