JP3259025B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3259025B2
JP3259025B2 JP23888897A JP23888897A JP3259025B2 JP 3259025 B2 JP3259025 B2 JP 3259025B2 JP 23888897 A JP23888897 A JP 23888897A JP 23888897 A JP23888897 A JP 23888897A JP 3259025 B2 JP3259025 B2 JP 3259025B2
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栄松 守山
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独立行政法人通信総合研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電波信号を受信また
は送信するために用いるものであって、複数の入力から
の信号を同時に受信する能力を有する受信装置の簡略化
と、複数の信号を同時に送信する能力を有する送信装置
の簡略化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】次に従来例を図面に基づいて説明する。
図10はフィルタを有しない従来型の装置の構成を示
す。図11は図10の動作を説明するために示した図で
ある。複数の入力信号が、アンテナ切り換え器2によっ
て切り換えられ、図11に示した切り換え後の信号とな
る様子を示している。図12は図11での切り換え後の
信号が完全に分離できた後の信号を示す。図13は図1
2の信号を補間し、元の信号に戻した信号を示す。入力
信号の帯域幅と、切り換え速度が標本化定理を満足すれ
ば、複数の入力チャネル信号の間で、チャネル間の干渉
が生じる事なく入力信号を分離できることが可能であ
る。図14はチャネル間干渉の生じた信号の例を示す。
図11に示した切り換え後の信号にフィルタを入れる
と、チャネル間の干渉が生じる。その様子を示してい
る。図14では入力信号1から入力信号3までの信号と
干渉を生じた信号を示しているが、実際に観測出来るの
は、干渉を生じた信号のみである。図14に示した入力
信号1から入力信号3までの信号は、もし他のチャネル
の信号がなければ、このような信号波形となることを示
している。すなわち、図14の入力信号1に示した信号
波形は、入力信号1以外の信号入力が全て存在しない場
合の例を示している。
【0003】すなわち、複数個の単位空中線からの信号
は、アンテナ切り換え器により1系統の信号となった
後、低雑音増幅・周波数変換器を経てAD変換器によ
り、アナログ信号からデジタル信号に変換され、AD変
換された信号は記憶装置に記憶される。制御装置では、
記憶装置の信号に演算を施して受信信号を作る。アンテ
ナ切り換え器を用いた受信装置で複数の入力信号を漏れ
なく受信するには、切り換え時に標本化定理を満たすよ
うな装置の構成とすることが、受信信号品質の劣化を避
けるために不可欠である。このため単位空中線からの信
号の帯域はBに制限されている。この発明の受信装置を
製造する上ではBは狭い方が望ましい。しかし空中線に
切り換え器が直結している構造であれば帯域幅Bは空中
線でしか調整できない。
【0004】しかし空中線で帯域幅を任意に調整するこ
とは実際上困難である。送信信号の帯域幅をB以下とし
て、この従来までの受信装置で受信すれば、この問題を
解決することができる。しかし、このとき受信される干
渉信号や雑音の帯域幅はBではないため、切り換え器を
2×N×Bの速さで切り換えても、雑音や干渉信号には
標本化定理が成立しない。このため標本化におけるエリ
アシングと呼ばれる現象が生じ、特性が劣化する問題が
ある。
【0005】切り換え手段の切り換え速度が2×N×B
以上であれば、切り換えによりN個のフィルタ出力の情
報は漏れなく1系統の信号に変換できる。しかし切り換
え器を通過した信号をフィルタ等によりわずかでも帯域
制限すると、信号波形が時間的に広がる。これにより入
力信号が相互に混ざるため、切り換えられた信号を制御
装置により完全に元の信号に戻す方法は知られていなか
った。
【0006】例えば請求項1の無線通信装置では、入力
数と帯域幅の積に比例して切り換え器の切り換え速度は
高速でなければならない。しかし高速で入力信号数の大
きな切り換え器は実現は困難である。
【0007】また、従来までは、制御装置の演算による
指向性合成を行っていたが、そこでは信号の位相遅延と
加算により指向性合成する例しか示されていない。より
精度の高い指向性合成には信号の振幅と位相の両方を調
整した後合成する必要がある。
【0008】N個の入力信号を、それぞれ同一または異
なる指向性で、同時に送信する場合には、複数個の空中
線へ、位相と振幅を調整した入力信号を供給する必要が
ある。このため空中線の数がM個の場合には、M×N個
の振幅位相調整器と、M個の合成器と、M個の周波数変
換器とM個の電力増幅器が必要となる。このように装置
の規模が大きくなる。また合成器の後の段の、振幅と位
相の設定精度が経年変化や温度変化でずれると指向性の
誤差の原因となる等の問題があった。
【0009】また、請求項5の無線通信装置では、入力
数と帯域幅の積に比例して切り換え器の切り換え速度は
高速でなければならない。しかし高速で入力信号数の大
きな切り換え器は実現困難である。
【0010】更に請求項1の無線通信装置では、入力数
と帯域幅の積に比例して、切り換え器の切り換え速度は
高速でなければならない。しかし高速で入力信号数の大
きな切り換え器は実現困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明ではこれら欠点
を除去し複数の入力を有する性能の良い受信装置を容易
に実現するとともに、複数の出力を有する性能の良い送
信装置を容易に実現しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、N個
の単位空中線からの信号を受けるN個の帯域幅Bの第1
のフィルタと、該N個の第1のフィルタ出力を受け、切
り換え速度2×N×B以上で切り換える切り換え手段
と、該切り換え手段の出力を受ける帯域幅N×B以上の
第2のフィルタと、該第2のフィルタの出力信号を前記
切り換え手段に同期して、N個に分離する分離手段に第
3のフィルタを用いる無線通信装置を提供する。
【0013】請求項2の発明は、分離手段に用いる第3
のフィルタが、ナイキストの第1基準を満たすようにす
ることにより、N個の単位空中線からの信号が相互に混
ざらずにN個の出力となる無線通信装置を提供する。
【0014】請求項3の発明は、切り換え手段の切り換
え速度が2×N×B/Lの切り換え器をL個および分離
手段をL個有する無線通信装置を提供する。
【0015】請求項4の発明は、請求項1記載の無線通
信装置からのN個の出力信号の各々をそれぞれM個に分
割し、分割した信号の位相と振幅をM種に亘ってそれぞ
れ調整した後、1種あたりN個加算することにより、M
個の指向性に対応した出力を得る無線通信装置を提供す
る。
【0016】請求項5の発明は、帯域幅B以下のM個の
入力信号と、該M個の入力信号の各々をそれぞれN個に
分割し、分割した信号の位相と振幅をN種に亘ってそれ
ぞれ調整した後、1種あたりM個加算する指向性合成手
段と、指向性合成手段からのN個の信号を、切り換え周
期2×N×B以上で周期的に切り換える切り換え手段
と、切り換え手段に同期して切り換え手段からの信号
を、N個に分離する分離手段と、分離された各々の信号
を受ける帯域幅BのN個の第1のフィルタと該第1のフ
ィルタ出力を受けるN個の単位空中線とからなる無線通
信装置を提供する。
【0017】請求項6の発明は、切り換え手段の切り換
え速度が2×N×B/Lの切り換え手段をL個、分離手
段をL個有する無線通信装置を提供する。
【0018】請求項7の発明は、N×M個の単位空中線
からの信号を各々受けるN×M個の帯域幅Bの第1フィ
ルタと、該N×M個の第1フィルタ出力のうちのN個の
出力を受け、切り換え速度が2×N×B以上で切り換え
るM個の第1切り換え手段と、該M個の第1の切り換え
手段の出力を受け、切り換え速度が2×N×M×B以上
で第1の切り換え手段に同期して切り換える第2切り換
え手段と、該第2切り換え手段の出力を受ける第2フィ
ルタと、該第2フィルタの出力信号を前記第1及び第2
切り換え手段に同期してN×M個に分離する分離手段と
を有することを特徴とする無線通信装置を提供する。
【0019】請求項8は、デジタル信号を受信すると
き、前記切り換え手段の切り換え速度を受信する信号の
シンボルレートの整数倍とする無線通信装置を提供す
る。
【0020】請求項9は、デジタル信号を送信すると
き、前記切り換え手段の切り換え速度を、送信する信号
のシンボルレートの整数倍とする無線通信装置を提供す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施形態に係る通信
装置のブロック図の例を示す。第1単位空中線10の後
の第1フィルタ11により帯域をBに制限する。N個の
空中線にN個のフィルタを各々接続する構成となってい
る。切り換え手段13により帯域が広がるため、分離手
段15での信号処理を容易とするため、帯域幅N×B以
上のフィルタ14を入れる。フィルタ14の帯域幅はN
×B以上であるので、N×Bが無限大のときは、フィル
タを入れない場合に相当する。分離手段のフィルタ16
を経てシリアル/パラレル変換器17により信号は分離
される。なお、フィルタ14の帯域幅と分離手段のフィ
ルタ16の帯域幅が無限大のときはチャネル間の干渉は
生じない。受信信号出力18は、図12に示した波形と
なるので必要に応じて補間し、図13に示した信号を得
ることができる。補間の方法としては、直線補間や2次
関数補間等を初めとして各種の公知の補間法を用いるこ
とができる。
【0023】切り換え手段13の切り換え速度とフィル
タ14と分離手段のフィルタ16に条件がなければ、チ
ャネル間の干渉を防ぐことはできない。そこでナイキス
トの条件を満たすフィルタを分離手段のフィルタ16に
入れることにより、チャネル間の干渉を防ぐ。図2はそ
の例を示す。図2には切り換え後のフィルタ14の周波
数特性と、分離手段のフィルタ16の周波数特性の例が
示されている。この例では、フィルタ14の帯域幅は、
分離手段のフィルタ16の帯域幅よりも十分広い。しか
し実際には、切り換え手段13とシリアルパラレル変換
器17の間に入るフィルタの周波数特性は、全体として
図2の例に示したナイキストの条件を満たすフィルタと
なっていればよい。ナイキストの条件を満たすフィルタ
では振幅が1/2となる点を中心として点対称な振幅特
性を有する。
【0024】図3に本発明の第2の実施形態に係る無線
通信装置のブロック図の例を示す。第2の実施形態の基
本原理は第1の実施形態と同じであるが、第1の実施形
態の発明では、単位空中線の数に比例して切り換え速度
が大きくなるため、装置として実現することが困難であ
る。そこで、第1の実施形態をL個に分割し、装置とし
て実現を容易とした。第1番目の切り換え手段23から
第L番目の切り換え手段31までと、第1番目の受信装
置の分離手段のフィルタ26から第L番目の受信装置の
分離手段のフィルタまでと、第1番目の受信装置の分離
手段の直列並列変換器(シリアル/パラレル変換器)2
7から第L番目の受信装置の分離手段の直列並列変換器
までは同期していなければならない。そのため同期用信
号35が必要である。
【0025】図4に本発明の第3の実施形態に係る無線
通信装置のブロック図の例を示す。第1信号入力40か
ら第N信号入力42までのN個の入力信号は、それぞれ
第1番目の指向性のための振幅位相制御信号発生器49
からの異なった振幅位相制御信号によりそれぞれ制御さ
れた後、第1番目の加算器58により加算され、第1番
目の出力59となる。同様に、第1信号入力40から第
N信号入力42までのN個の入力信号は、それぞれ第2
番目の指向性のための振幅位相制御信号発生器50から
の異なった振幅位相制御信号により制御された後、第2
番目の加算器60により加算され、第2番目の出力61
となる。以下同様の構成で、第1信号入力40から第N
信号入力42までのN個の入力信号は、それぞれ第M番
目の指向性のための振幅位相制御信号発生器51からの
異なった振幅位相制御信号によりそれぞれ制御された
後、第M番目の加算器62により加算され、第M番目の
出力63となる。この構成によりN個の入力信号に対
し、M個の指向性に対応した出力が得られる。
【0026】図5に本発明の第4の実施形態に係る無線
通信装置のブロック図の例を示す。第1番目の入力信号
70から第M番目の入力信号71までのM個の信号に対
応して、第1番目の信号の指向性を制御する第1番目の
指向性制御信号72から、第M番目の信号の指向性を制
御する第M番目の指向性制御信号73までのM個の指向
性制御信号が指向性合成手段74に入力される。指向性
合成手段からのN個の信号75は切り換え手段76によ
って切り換え周期2×N×B以上で切り換えられて1系
統の信号となり分離手段78に入力される。入力された
信号は、分離手段によりN個の信号に分離され、それぞ
れ帯域幅Bのフィルタによって帯域制限された後、空中
線により電波として発射される。
【0027】実際にこの発明で送信装置を実現する際に
は、切り換え手段76と分離手段78の間には、周波数
変換器及び、電力増幅器等が適宜挿入される。指向性合
成手段74からのN個の信号75が、それぞれ直接第1
フィルタ79から第Nフィルタ82に接続される構成の
場合には、この周波数変換器及び、電力増幅器の数が、
第4の実施形態の発明のN倍必要であった。またN個必
要な周波数変換器及び、電力増幅器の特性にばらつきが
あるため、指向性合成の精度を高く維持するためにはこ
れらの調整が不可欠であった。
【0028】図6に図5に示した指向性合成手段74の
実現法の一例を示す。第1入力信号150から第M入力
信号152までのM個の入力信号の各々に対応し、指向
性を制御するため、第1入力信号の指向性を制御する指
向性制御信号156から第M入力信号の指向性を制御す
る指向性制御信号158が入力される。第1入力信号の
指向性を制御する指向性制御信号156から第M入力信
号の指向性を制御する指向性制御信号158はそれぞ
れ、N個の振幅位相調整器を制御する。例えば、第1入
力信号の指向性を制御するための振幅位相制御信号発生
器159は、第1入力信号に対する第1番目の振幅位相
調整器162から、第1入力信号に対する第N番目の振
幅位相調整器164までのN個の振幅位相調整器を制御
する。そして一般にJ番目の振幅位相調整器を経た信号
は、第1番目の加算器168から第N番目の加算器17
2までのN個の加算器のうちのJ番目の加算器に入力さ
れる。第1番目の出力から第N番目の出力を空中線に接
続することにより、第1入力信号150から第M入力信
号152に対してそれぞれ異なった指向性をもつ信号を
発射することができる。
【0029】図7に本発明の第5の実施形態に係る無線
通信装置のブロック図の例を示す。第4の実施形態の発
明では、空中線の素子数が増加すると切り換え手段の切
り換え速度が大きくなってしまうために実現が困難とな
る。そこで切り換え手段と分離手段をそれぞれL個用い
ることにより、切り換え手段の切り換え速度の上昇を防
いでいる。指向性合成手段92の構成は、一例として図
6に示した指向性合成手段の構成をとることができる。
すなわち図7の第1番目の送信信号90及び、第M番目
の送信信号91は、それぞれ図6の第1入力信号150
と第M入力信号152に対応し、図7の第1番目の指向
性制御信号93及び、第M番目の指向性制御信号94
は、それぞれ図6の第1入力信号の指向性を制御する指
向性制御信号156と第M入力信号の指向性を制御する
指向性制御信号158に対応する。指向性制御手段92
からのN個の信号はL等分され、それぞれ第1切り換え
手段96から第L切り換え手段100までに入力され
る。切り換え手段の切り換え速度は2×N×B/L以上
である。第1切り換え手段96からの信号は第1分離手
段105によりN/L個に分離され、分離された各々の
信号はそれぞれフィルタを経て空中線に接続される。こ
の第1切り換え手段96以降の構成を第1番目の送信部
101と呼ぶ。発明では、この第1番目の送信部101
と全く同一の構成の送信部をL個有し、第2切り換え手
段98からの信号は、第2番目の送信部102に入力す
る。一般に、第J切り換え手段からの信号は、第J番目
の送信部に入力される構成となっている。
【0030】図8に本発明の第6の実施形態に係る無線
通信装置のブロック図の例を示す。第6の実施形態では
第1の実施形態の発明の切り換え手段を2段構成として
いる。すなわち、図1に示した第1の実施形態の発明で
は切り換え手段13は1個であったものを、図8では第
1番目の第1切り換え手段134から第M番目の第1切
り換え手段140までのM個と第2切り換え手段141
の合計M+1個の切り換え手段から構成される。本実施
形態はM個の空中線群とそのM個の出力を受ける第2切
り換え手段141と、第2番目の切り換え手段141の
出力を受けるフィルタ142と、フィルタ142の出力
を受ける分離手段143とからなる。M個の空中線群の
構成は全て等しい。例えば第1番目の空中線群は、N個
の単位空中線と単位空中線にそれぞれ接続されたN個の
フィルタと、N個のフィルタ出力を受ける第1番目の第
1切り換え手段134とからなる。同期信号145によ
り複数の切り換え手段と分離手段の同期をとっている。
この第6の実施形態に係る無線通信装置の切り換え手段
の動作についての説明を図9を用いて行う。図9は、第
6の実施形態に係る無線通信装置で、M=3、N=3の
場合の第1番目の切り換え手段の出力信号と第2番目の
切り換え手段の出力信号の例を示す。第1番目の空中線
群には3個の単位空中線が接続され、それぞれ信号A、
D、Gが入力されている。また第2番目の空中線群の3
個には、それぞれ信号B、E、Hが入力されている。第
3番目の空中線群の3個には、それぞれ信号C、F、I
が入力されている。これから高速切り換えが必要ではあ
るが、入力数の少ない切り換え手段141と、低速の切
り換え速度を有する複数の切り換え手段の組み合わせに
より、高速で、多入力の切り換え手段を実現できること
がわかる。なお、第6の実施形態では2段構成の切り換
え手段を示したが、これよりも多段の切り換え手段によ
り第1の実施形態の発明を実現することも可能である。
【0031】次に請求項8に記載した本発明の第7の実
施形態について説明する。第1〜第3の実施形態または
第6の実施形態のいずれかの発明では、切り換え手段の
切り換え速度は、受信するデジタル信号のシンボルレー
トと無関係であった。このため、切り換え手段を制御
し、信号を切り換えるのための切り換え手段制御用クロ
ック信号発生器と、受信信号からデータ信号を抽出する
データクロック信号発生器の2種類の独立なクロック発
生器が必要である。第7の実施形態では、切り換え手段
の切り換え速度を、受信する信号のシンボルレートの整
数倍とする。これにより、切り換え手段制御用クロック
信号発生器の出力を分周してデータクロック信号として
用いるか、若くはデータクロック信号を逓倍して切り換
え手段制御用クロック信号を発生させることにより、必
要な信号発生器の数を減少しようとするものである。
【0032】次に請求項9に記載した本発明の第8の実
施形態について説明する。第5ないし第6の実施形態の
いずれかの発明では、切り換え手段の切り換え速度は、
送信するデジタル信号のシンボルレートと無関係であっ
た。このため、切り換え手段を制御し、信号を切り換え
るのための切り換え手段制御用クロック信号発生器と、
入力されたデータ信号系列から送信信号から作成するデ
ータクロック信号発生器の2種類の独立なクロック発生
器が必要である。第8の実施形態では、切り換え手段の
切り換え速度を、送信する信号のシンボルレートの整数
倍とする。これにより、切り換え手段制御用クロック信
号発生器の出力を分周してデータクロック信号として用
いるか、若くはデータクロック信号を逓倍して切り換え
手段制御用クロック信号を発生させることにより、必要
な信号発生器の数を減少しようとするものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、B以上の帯域
幅を有する干渉信号や雑音も、第1のフィルタによって
帯域幅Bの中に抑え込まれるため、エリアシングを生じ
ない。このため、標本化定理を満たし、各帯域通過フィ
ルタに入力された干渉信号や雑音も、分離手段により忠
実に再現できる。
【0034】請求項2の発明は、請求項1の発明の分離
手段に符号間干渉を受けない条件を満たすナイキストの
第1基準を満たすフィルタを用いることに特徴がある。
これにより切り換え手段の出力を受ける帯域幅がN×B
以上のフィルタによる帯域制限に起因する信号相互の混
合を分離できる。
【0035】請求項1の発明では、入力数と帯域幅の積
に比例して、切り換え器の切り換え速度は高速でなけれ
ばならない。しかし高速で入力信号数の大きな切り換え
器は実現困難である。そこで請求項3の発明では、切り
換え手段の後の信号をL個として、信号系統をL系統と
し、切り換え手段の切り換え速度を2×N×B/Lに低
下させることができる。これにより、切り換え器の問題
を避けることが可能である。
【0036】請求項4の発明では、請求項1の発明によ
る無線通信装置からのN個の出力信号の各々を、それぞ
れM個に分割し、分割した信号の位相と振幅を、M種に
亘ってそれぞれ調整した後、1種あたりN個加算するこ
とにより、M個の指向性に対応した信号を出力として得
ることができる。この場合、NとMの関係は任意であ
る。すなわちN<M、N=M、N>Mとすることができ
る。
【0037】請求項5の発明では、帯域幅B以下のM個
の入力信号と、該M個の入力信号の各々について、M個
の指向性を合成する指向性合成手段と、指向性合成手段
からのN個の信号を、切り換え周期2×N×B以上で周
期的に切り換える、切り換え手段により、信号の系統を
1系統にして通信装置の簡略化を図る。この1系統とな
った信号を、前記切り換え手段に同期して、N個の信号
に分離する分離手段により分離することにより元のN個
の信号に戻す。分離されたN個の信号を受ける帯域幅B
のN個の第1のフィルタにより、不要信号を除去された
N個の信号はN個の単位空中線へと入力される。単位空
中線からは、信号は電波となって発射される。その際、
発射される電波は、指向性合成手段によって形成された
指向性を有する。
【0038】請求項5の発明では、空中線の数Nと帯域
幅Bに比例して切り換え手段の切り換え速度は大きい必
要がある。高速の切り換え手段は実現が困難であるので
N×Bが大きい場合には、請求項5による通信装置の製
造が困難となる。そこで請求項6の発明では、切り換え
手段の切り換え速度を2×N×B/L、切り換え手段を
L個および分離手段をL個とし、切り換え手段の切り換
え速度を1/Lとすることにより、装置製造が容易とな
る。
【0039】請求項1の発明では入力数と帯域幅の積に
比例して、切り換え器の切り換え速度は高速でなければ
ならない。一方、請求項3の発明では入力数が多い場合
であっても切り換え器の切り換え速度を低速にできる
が、分離手段の数が増加するため、装置が大型になる。
そこで請求項7の発明では切り換え手段を2段にするこ
とでこの問題の解決をはかる。すなわち、比較的切り換
え速度の遅い第1の切り換え手段M個と、切り換え速度
の速い第2の切り換え手段1個を用いる。入力数がN×
Mのとき、請求項1の装置では2×N×M×Bの速度で
切り換える切り換え手段が必要であった。請求項7では
第2の切り換え手段の切り換え速度は2×N×M×B
で、請求項1と同じであるが、入力数がN×MからMに
減るため、切り換え手段の実現が容易となる。
【0040】請求項8の発明では、デジタル信号を受信
するとき、切り換え手段の切り換え速度を、受信する信
号のシンボルレートの整数倍とすることにより、請求項
1ないし4又は7のいずれかに記載の無線通信装置にお
けるクロック信号発生器の数を低減することが可能とな
る。
【0041】請求項9の発明では、デジタル信号を送信
するとき、前記切り換え手段の切り換え速度を、送信す
る信号のシンボルレートの整数倍とすることにより、請
求項5ないし6のいずれか記載の無線通信装置における
クロック信号発生器の数を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明の第1の実施形態に
係る無線通信装置のブロック図である。
【図2】切り換え後のフィルタ14の周波数特性と分離
手段のフィルタ16の周波数特性の例を示した特性図で
ある。
【図3】請求項3に記載した本発明の第2の実施形態に
係る無線通信装置のブロック図である。
【図4】請求項4に記載した本発明の第3の実施形態に
係る無線通信装置のブロック図である。
【図5】請求項5に記載した本発明の第4の実施形態に
係る無線通信装置のブロック図である。
【図6】請求項5に記載した本発明の他の実施形態に係
る無線通信装置における指向性合成手段のブロック図で
ある。
【図7】請求項6に記載した本発明の第5の実施形態に
係る無線通信装置のブロック図である。
【図8】請求項7に記載した本発明の第6の実施形態に
係る無線通信装置のブロック図である。
【図9】請求項7に記載した本発明の第6の実施形態に
係る無線通信装置の切り換え手段の動作を説明した概念
図である。
【図10】フィルタを有しない従来型の装置の構成の実
施形態を示す概念構成図である。
【図11】図10の動作を説明するために示した概念図
である。
【図12】図11での切り換え後の信号が完全に分離で
きた後の信号を示す概念図である。
【図13】図12の信号を補間し、元の信号に戻した信
号を示す概念図である。
【図14】チャネル間干渉を生じた信号を示した概念図
である。
【符号の説明】
1 第1単位空中線 n 第n単位空中線 2 アンテナ切り換え器 3 低雑音増幅・周波数変換器 4 A/D変換器 5 記憶装置 6 制御装置 7 受信信号出力 10 第1単位空中線 11 第1フィルタ 12 第N単位空中線 13 切り換え手段 14 フィルタ 15 分離手段 16 分離手段のフィルタ 17 シリアル/パラレル変換器 18 受信信号出力 19 切り換え手段の同期信号 20 第1単位空中線 21 第N/L単位空中線 22 第1フィルタ 23 第1番目の切り換え手段 24 第1番目の受信装置のフィルタ 25 第1番目の受信装置の分離手段 26 第1番目の受信装置の分離手段のフィルタ 27 第1番目の受信装置の分離手段の直列並列変換器 28 第1番目の受信装置 29 第1番目の受信装置の出力 30 第(L−1)N/L+1番目の単位空中線 31 第L番目の切り換え手段 32 第L番目の受信装置の出力 33 第L番目の受信装置 34 第2番目の受信装置 35 同期用信号 40 第1信号入力 41 第2信号入力 42 第N信号入力 43 第1信号入力の対するM種の振幅位相調整器 44 第2信号入力の対するM種の振幅位相調整器 45 第N信号入力の対するM種の振幅位相調整器 46 第1番目の指向性制御信号 47 第2番目の指向性制御信号 48 第M番目の指向性制御信号 49 第1番目の指向性のための振幅位相制御信号発生
器 50 第2番目の指向性のための振幅位相制御信号発生
器 51 第M番目の指向性のための振幅位相制御信号発生
器 52 第1入力信号に対する第1番目の振幅位相調整器 53 第1入力信号に対する第2番目の振幅位相調整器 54 第1入力信号に対する第M番目の振幅位相調整器 55 第N入力信号に対する第1番目の振幅位相調整器 56 第N入力信号に対する第2番目の振幅位相調整器 57 第N入力信号に対する第M番目の振幅位相調整器 58 第1番目の加算器 59 第1番目の出力 60 第2番目の加算器 61 第2番目の出力 62 第M番目の加算器 63 第M番目の出力 70 第1番目の入力信号 71 第M番目の入力信号 72 第1番目の指向性制御信号 73 第M番目の指向性制御信号 74 指向性合成手段 75 指向性合成手段からのN個の信号 76 切り換え手段 77 同期信号 78 分離手段 79 第1フィルタ 80 第1単位空中線 81 第2単位空中線 82 第Nフィルタ 83 第N単位空中線 90 第1番目の送信信号 91 第M番目の送信信号 92 指向性合成手段 93 第1番目の指向性制御信号 94 第M番目の指向性制御信号 95 指向性合成手段からの第1番目から第N/L番目
までの信号 96 第1切り換え手段 97 指向性合成手段からの第N/L+1番目から第2
N/L番目までの信号 98 第2切り換え手段 99 指向性合成手段からの第N−N/L+1番目から
第N番目までの信号 100 第L切り換え手段 101 第1番目の信号送信部 102 第2番目の信号送信部 103 第L番目の信号送信部 104 同期信号 105 第1分離手段 106 第1フィルタ 107 第1単位空中線 108 第2単位空中線 109 第N/L番目のフィルタ 110 第N/L番目の単位空中線 111 第L分離手段 112 第N−N/L+1フィルタ 113 第N−N/L+1単位空中線 114 第N−N/L+2単位空中線 115 第Nフィルタ 116 第N単位空中線 130 第1番目の空中線群 131 第1番目の単位空中線 132 第1番目のフィルタ 133 第N番目の単位空中線 134 第1番目の第1切り換え手段135 第2番目の空中線群 136 第M番目の空中線群 137 第N(M−1)+1番目の単位空中線 138 第N(M−1)+1番目のフィルタ 139 第MN番目の単位空中線 140 第M番目の第1切り換え手段141 第2の切り換え手段 142 第2フィルタ 143 分離手段 144 M×N個の出力信号 145 同期信号 150 第1入力信号 151 第2入力信号 152 第M入力信号 153 第1信号入力の対するN種の振幅位相調整器 154 第2信号入力の対するN種の振幅位相調整器 155 第M信号入力の対するN種の振幅位相調整器 156 第1入力信号の指向性を制御する指向性制御信
号 157 第2入力信号の指向性を制御する指向性制御信
号 158 第M入力信号の指向性を制御する指向性制御信
号 159 第1入力信号の指向性を制御するのための振幅
位相制御信号発生器 160 第2入力信号の指向性を制御するのための振幅
位相制御信号発生器 161 第M入力信号の指向性を制御するのための振幅
位相制御信号発生器 162 第1入力信号に対する第1番目の振幅位相調整
器 163 第1入力信号に対する第2番目の振幅位相調整
器 164 第1入力信号に対する第N番目の振幅位相調整
器 165 第M入力信号に対する第1番目の振幅位相調整
器 166 第M入力信号に対する第2番目の振幅位相調整
器 167 第M入力信号に対する第N番目の振幅位相調整
器 168 第1番目の加算器 169 第1番目の出力 170 第2番目の加算器 171 第2番目の出力 172 第N番目の加算器 173 第N番目の出力

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の単位空中線からの信号を受けるN
    個の帯域幅Bの第1のフィルタと、該N個の第1のフィ
    ルタ出力を受け、切り換え速度2×N×B以上で切り換
    える切り換え手段と、 該切り換え手段の出力を受ける帯域幅N×B以上の第2
    のフィルタと、 該フィルタの出力信号を、前記切り換え手段に同期し
    て、N個に分離する分離手段に第3のフィルタを用いる
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記分離手段に用いる第3のフィルタ
    が、ナイキストの第1基準を満たすようにすることによ
    り、N個の単位空中線からの信号が相互に混ざらずにN
    個の出力となることを特徴とする請求項1に記載の無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 切り換え手段の切り換え速度が2×N×
    B/Lの切り換え器をL個および分離手段をL個有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の無線通信装置からのN
    個の出力信号をそれぞれM個に分割し、 前記分割した信号の位相と振幅を、M種に亘ってそれぞ
    れ調整した後、1種あたりN個加算することにより、M
    個の指向性に対応した出力を得ることを特徴とする無線
    通信装置。
  5. 【請求項5】帯域幅B以下のM個の入力信号と、該M個
    の入力信号の各々をそれぞれN個に分割し、分割した信
    号の位相と振幅を、N種に亘ってそれぞれ調整した後、
    1種あたりM個加算することにより、M個の指向性を合
    成する、指向性合成手段と、 前記指向性合成手段からのN個の信号を、切り換え周期
    2×N×B以上で周期的に切り換える切り換え手段と、
    該切り換え手段に同期して切り換え手段からの信号を、
    N個に分離する分離手段と、分離された各々の信号を受
    ける帯域幅BのN個の第1のフィルタと該第1のフィル
    タ出力を受けるN個の単位空中線とからなる無線通信装
    置。
  6. 【請求項6】 切り換え手段の切り換え速度が2×N×
    B/L以上の切り換え手段をL個および分離手段をL個
    有することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装
    置。
  7. 【請求項7】N×M個の単位空中線からの信号を各々受
    けるN×M個の帯域幅Bの第1フィルタと、 該N×M個の第1フィルタ出力のうちのN個の出力を受
    け、切り換え速度が2×N×B以上で切り換えるM個の
    第1切り換え手段と、 該M個の第1の切り換え手段の出力を受け、切り換え速
    度が2×N×M×B以上で第1の切り換え手段に同期し
    て切り換える第2切り換え手段と、 該第2切り換え手段の出力を受ける第2フィルタと、 該第2フィルタの出力信号を前記第1及び第2切り換え
    手段に同期してN×M個に分離する分離手段とを有する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 デジタル信号を受信するとき、前記第1
    の切り換え手段の切り換え速度を、受信する信号のシン
    ボルレートの整数倍とすることを特徴とする請求項1な
    いし4又は7のいずれかに記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 デジタル信号を送信するとき、前記第1
    の切り換え手段の切り換え速度を、送信する信号のシン
    ボルレートの整数倍とすることを特徴とする、請求項5
    ないし6のいずれかに記載の無線通信装置。
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