JP3258962B2 - ゴミ袋保持構造体 - Google Patents

ゴミ袋保持構造体

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JP3258962B2 JP10917798A JP10917798A JP3258962B2 JP 3258962 B2 JP3258962 B2 JP 3258962B2 JP 10917798 A JP10917798 A JP 10917798A JP 10917798 A JP10917798 A JP 10917798A JP 3258962 B2 JP3258962 B2 JP 3258962B2
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Inventor
勝治 中路
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山崎産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ袋をゴミ箱に
保持する構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴミ袋を保持するために、ゴミ袋
をゴミ箱の上縁に複数箇所クリップ等で挾持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゴミ袋保持方法では、ゴミ袋とゴミ箱内壁との間に比較
的大きな間隙を生じ、この間隙に、ゴミが入ってしまう
という欠点があった。従って、ゴミ袋をゴミ箱から取外
して、ゴミ箱内に入ったゴミをいろいろ取り除かなけれ
ばならず、面倒であり、また、ゴミ箱の内壁も汚れてし
まっていた。
【0004】そこで本発明は、ゴミ袋とゴミ箱内壁との
間隙にゴミが入らず、簡単にゴミ袋をゴミ箱に取付けで
きるゴミ袋保持構造体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るゴミ袋保持構造体は、粘着層を有す
るプラスチック製の帯板状取付部材と、該取付部材に
肉ヒンジ部を介して折曲げ可能に一体状に連設される袋
保持帯板部材と、上記取付部材と上記袋保持帯板部材
間に形成されてゴミ袋の上縁を挾持する挾持機構と、を
備え;該挾持機構が、相互に弾発的に係脱する雄部材と
雌部材から成り;上記帯板状取付部材が、回転蓋を備え
たゴミ箱の上蓋の固定部分の下面から垂設された筒状内
壁の外面に、粘着層を介して貼着されるものである。
【0006】また、雌部材が長手方向の奥部拡大凹溝状
であり、かつ、雄部材が長手方向の先端膨出断面の突条
であるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】図1は、本発明の実施の一形態(第1の実
施の形態)を示し、このゴミ袋保持構造体は、回転蓋15
aを備えた回転蓋付ゴミ箱1の上蓋15の下面から垂設さ
れた筒状内壁16の外面16aに取付けられる。
【0009】具体的には、帯板状取付部材13は、回転蓋
15aを備えたゴミ箱1の上蓋15の固定部分の下面から垂
設された筒状内壁16の外面16aに、粘着層14を介して貼
着される。すなわち、このゴミ袋保持構造体は、粘着
14を有するプラスチック製の帯板状取付部材13と、取付
部材13に薄肉ヒンジ部5を介して折曲げ可能に一体状に
連設される袋保持帯板部材6と、取付部材13と袋保持帯
板部材6の間に形成されてゴミ袋3の上縁3aを挾持す
る挾持機構4と、を備える。挾持機構4は、相互に弾発
的に係脱する雄部材12aと雌部材12bから成る。ゴミ箱
1は市販の汎用品、あるいは、既設のものであっても良
い。
【0010】帯板状取付部材13と袋保持帯板部材6との
間に、ゴミ袋3の上縁3aを差込み、薄肉ヒンジ部5を
軸とするように上記帯板部材6を枠体2側へ揺動させて
一対の雄部材12a,雌部材12bを相互に係合させる。
【0011】すると、係合した雄部材12a,雌部材12b
の間にゴミ袋3の上縁3aが挟み込まれて保持される。
そして、ゴミ袋3を保持した本発明のゴミ袋保持構造体
を、その粘着層14を回転蓋15aを備えた回転蓋付ゴミ箱
1の上蓋15の下面から垂設された筒状内壁16の外面16a
貼着して取付ける。
【0012】これによって、ゴミ箱1とゴミ袋3の間に
大きな隙間が無くなり、その隙間にゴミが入ることがな
い。特に、既設の各種のゴミ箱1に、本発明に係る帯状
のゴミ袋保持構造体を、切断して、所望位置に貼着する
ことができて、至便である。
【0013】また、図2は、本発明のゴミ袋保持構造体
の第の実施の形態を示し、挾持機構4が雄部材12aと
雌部材12bから成る。即ち、枠体2の外周壁部2aの内
面7に略球状凹窪部を有する雌部材12bが設けられ、袋
保持帯板部材6の外面8に、(略球状の)先端膨出部を
有する雄部材12aが設けられる。このような雄雌部材12
a、12bが長手方向に複数個所定ピッチで配設されてい
る。又は、断面図としては図2と同様に描くことが可能
であるが次のように構成しても良い。つまり、雌部材12
bを長手方向の凹溝状(奥部が拡大した凹溝状)とし、
雄部材12aを長手方向の先端膨出断面の突条としても良
い。
【0014】また、図は、本発明のゴミ袋保持構造体
の第の実施の形態を示し、挾持機構4が雄部材12aと
雌部材12bから成る。即ち、帯板状取付部材13の内面18
に先端膨出頭部を有する(ピン状の)雄部材12aが設け
られ、袋保持帯板部材6の外面8に、上記頭部よりも小
さい径の貫孔からなる雌部材12bが形成されている。
【0015】なお、本発明は上述の実施の形態以外にも
設計自由であって、例えばゴミ箱1の平面形状としては
長円形(楕円形)や他の多角形であっても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0017】(請求項1によれば)汎用のゴミ箱1や既
設のゴミ箱1に、簡単に取付けることができる。特に、
全体が帯板状であるから、鋏等で所望の長さに切断し
て、大小各種の汎用のゴミ箱1や既設のゴミ箱1に、取
付けることができて、至便である。また、ゴミ3とゴ
ミ箱1との間に、ゴミが落込まないので、清潔ゴミの排
出が可能となる。
【0018】また、ゴミ袋3内に入った(重い)ゴミ
を、こぼすことなく上蓋15とともに持上げて取出しでき
る。しかも、筒状内壁16の外面16aに袋保持帯板部材6
が位置するので、ゴミが全く付着せず、手を汚さないで
ゴミ袋3を取外しできる。
【0019】(請求項によれば)ゴミ袋の着脱が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】第2の実施の形態を示す要部断面図である。
【図3】第3の実施の形態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ゴミ箱 環状枠体 3 ゴミ袋 3a 上縁 4 挾持機構 5 薄肉ヒンジ部 6 袋保持帯板部材 12a 雄部材 12b 雌部材 13 帯板状取付部材 14 粘着層 15 上蓋 15a 回転蓋 16 筒状内壁 16a 内壁外面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 1/14 B65F 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着層14を有するプラスチック製の帯板
    状取付部材13と、該取付部材13に薄肉ヒンジ部5を介し
    て折曲げ可能に一体状に連設される袋保持帯板部材6
    と、上記取付部材13と上記袋保持帯板部材6の間に形成
    されてゴミ袋3の上縁3aを挾持する挾持機構4と、を
    備え 該挾持機構4が、相互に弾発的に係脱する雄部材12aと
    雌部材12bから成り、 上記帯板状取付部材13が、回転蓋15aを備えたゴミ箱1
    の上蓋15の固定部分の下面から垂設された筒状内壁16の
    外面16aに、粘着層14を介して貼着される ことを特徴と
    するゴミ袋保持構造体。
  2. 【請求項2】 雌部材12bが長手方向の奥部拡大凹溝状
    であり、かつ、雄部材12aが長手方向の先端膨出断面の
    突条である請求項1記載のゴミ袋構造体。
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CN103662521B (zh) * 2013-11-30 2016-11-09 湖南城市学院 一种垃圾桶夹子

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