JP3258818B2 - 密閉型ニッケル蓄電池の充電制御方法及びこの方法を使用する充電器 - Google Patents
密閉型ニッケル蓄電池の充電制御方法及びこの方法を使用する充電器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にバッテリに装着
される密閉型ニッケル蓄電池の充電を制御する方法に関
し、具体的にはビデオ・カメラや電気剃刀などの携帯式
応用分野用のバッテリに関する。
される密閉型ニッケル蓄電池の充電を制御する方法に関
し、具体的にはビデオ・カメラや電気剃刀などの携帯式
応用分野用のバッテリに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、最も普及している密閉型ニッ
ケル蓄電池はニッケル・カドミウム(Ni−Cd)対を
ベースとするものである。この蓄電池の高作動完全充電
は2段階で実施される。第1充電段階は電極の活性物質
の酸化還元に該当する。正電極の活性物質がすべて変換
されてしまうと、蓄電池は過充電段階に入る。この第2
段階中に、正電極上で酸素放出が発生する。酸素の負電
極との再結合は温度の上昇をもたらし、その副次的効果
として蓄電池の電圧低下が起こる。
ケル蓄電池はニッケル・カドミウム(Ni−Cd)対を
ベースとするものである。この蓄電池の高作動完全充電
は2段階で実施される。第1充電段階は電極の活性物質
の酸化還元に該当する。正電極の活性物質がすべて変換
されてしまうと、蓄電池は過充電段階に入る。この第2
段階中に、正電極上で酸素放出が発生する。酸素の負電
極との再結合は温度の上昇をもたらし、その副次的効果
として蓄電池の電圧低下が起こる。
【0003】通常、蓄電池を完全に充電するために、そ
の電圧または温度の上昇を検査し、電圧の変化が負にな
るかまたは温度が上昇すると直ちに充電を中断する。
の電圧または温度の上昇を検査し、電圧の変化が負にな
るかまたは温度が上昇すると直ちに充電を中断する。
【0004】ニッケル・水化物(Ni−MH)対をベー
スとする新型の密閉型蓄電池が、最近市場に登場した。
多くの応用分野で、この蓄電池はNi−Cd蓄電池にと
って代ることを目的とする。どちらか一方の形式の蓄電
池を含むバッテリの互換性、従って単一の充電器の使用
が最も重要となる。
スとする新型の密閉型蓄電池が、最近市場に登場した。
多くの応用分野で、この蓄電池はNi−Cd蓄電池にと
って代ることを目的とする。どちらか一方の形式の蓄電
池を含むバッテリの互換性、従って単一の充電器の使用
が最も重要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、場合に
よってはバッテリに組み合される、ニッケル・水化物型
及びニッケル・カドミウム型の識別されている密閉型ニ
ッケル蓄電池の急速充電を制御する方法であって、 − 初期の蓄電池の温度及び経過した充電時間に依存
し、また蓄電池のタイプ、充電モード及び充電条件に依
存する、所与の充電モードに関する充電時間の関数とし
ての前記蓄電池の発熱法則を決定し記憶するステップ
と、 − 前記の蓄電池の温度を測定するステップと、 − 前記の発熱法則に従って、経過した充電時間の関数
として基準温度を計算するステップと、 − 前記蓄電池温度と前記基準温度の差が所定の値より
大きくなったとき、前記蓄電池の充電を停止するステッ
プとを含むことを特徴とする方法である。
よってはバッテリに組み合される、ニッケル・水化物型
及びニッケル・カドミウム型の識別されている密閉型ニ
ッケル蓄電池の急速充電を制御する方法であって、 − 初期の蓄電池の温度及び経過した充電時間に依存
し、また蓄電池のタイプ、充電モード及び充電条件に依
存する、所与の充電モードに関する充電時間の関数とし
ての前記蓄電池の発熱法則を決定し記憶するステップ
と、 − 前記の蓄電池の温度を測定するステップと、 − 前記の発熱法則に従って、経過した充電時間の関数
として基準温度を計算するステップと、 − 前記蓄電池温度と前記基準温度の差が所定の値より
大きくなったとき、前記蓄電池の充電を停止するステッ
プとを含むことを特徴とする方法である。
【0006】− 充電段階が発熱性であり、したがって
充電開始以来蓄電池は発熱し続けることになる。
充電開始以来蓄電池は発熱し続けることになる。
【0007】− 過充電段階に向かう途中での電圧の負
の変化の大きさが、ほとんど目立たない。
の変化の大きさが、ほとんど目立たない。
【0008】また、過充電された容量の累積量とNi−
MH蓄電池の寿命との間に直接の関係が存在すること
が、現在の知識でわかっている。したがって、この蓄電
池の充電を完全に制御し過充電段階の時間を最小限に制
限することが、耐用期間中最良の性能を得るために不可
欠である。
MH蓄電池の寿命との間に直接の関係が存在すること
が、現在の知識でわかっている。したがって、この蓄電
池の充電を完全に制御し過充電段階の時間を最小限に制
限することが、耐用期間中最良の性能を得るために不可
欠である。
【0009】Ni−Cd蓄電池に適用される充電終了検
出法は、Ni−MH蓄電池の場合、観察される信号の変
化が僅かであるため、制御が特に微妙であることがわか
る。
出法は、Ni−MH蓄電池の場合、観察される信号の変
化が僅かであるため、制御が特に微妙であることがわか
る。
【0010】本発明は、特に、最良の信頼性条件の下
で、各製品の技術的特殊性を尊重して、ニッケル・カド
ミウム型及びニッケル・水化物型の密閉型ニッケル蓄電
池の急速充電を可能にする方法に関する。また、この方
法は、どちらか一方の形式の蓄電池を含むバッテリ用に
使用可能な充電器の実現を可能とする。
で、各製品の技術的特殊性を尊重して、ニッケル・カド
ミウム型及びニッケル・水化物型の密閉型ニッケル蓄電
池の急速充電を可能にする方法に関する。また、この方
法は、どちらか一方の形式の蓄電池を含むバッテリ用に
使用可能な充電器の実現を可能とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、場合に
よってはバッテリに付属する、ニッケル・水化物型及び
ニッケル・カドミウム型の識別されている密閉型ニッケ
ル蓄電池の急速充電を制御する方法であって、 − 所与の充電モードに関する充電時間の関数としての
前記蓄電池の発熱法則を決定し記憶するステップと、 − 前記蓄電池の温度を測定するステップと、 − 前記の発熱法則に従って、経過した充電時間の関数
として基準温度を計算するステップと、 − 前記蓄電池温度と前記基準温度の差が所定の値より
大きくなったとき、前記蓄電池の充電を停止するステッ
プとを含むことを特徴とする方法である。
よってはバッテリに付属する、ニッケル・水化物型及び
ニッケル・カドミウム型の識別されている密閉型ニッケ
ル蓄電池の急速充電を制御する方法であって、 − 所与の充電モードに関する充電時間の関数としての
前記蓄電池の発熱法則を決定し記憶するステップと、 − 前記蓄電池の温度を測定するステップと、 − 前記の発熱法則に従って、経過した充電時間の関数
として基準温度を計算するステップと、 − 前記蓄電池温度と前記基準温度の差が所定の値より
大きくなったとき、前記蓄電池の充電を停止するステッ
プとを含むことを特徴とする方法である。
【0012】蓄電池の充電は、定電流によっても時間的
に変化する電流によっても行うことができる。完全充電
時間は30分間から2時間までの範囲にある。
に変化する電流によっても行うことができる。完全充電
時間は30分間から2時間までの範囲にある。
【0013】発熱法則は、次のようにして決定される。
【0014】− 充電中の蓄電池の温度の上昇を測定し
記録する。
記録する。
【0015】− 充電時間の関数としての温度変化の数
式を確立する。
式を確立する。
【0016】− 充電中の蓄電池の発熱法則を記憶す
る。
る。
【0017】充電中、温度を選定された時間間隔で継続
的に測定する。これらの測定値によって、時間の関数と
しての温度変化の法則を推論することができる。この法
則は主として、充電様式(定電流など)、充電条件(充
電電流など)、及びバッテリの形式(蓄電池の形式、バ
ッテリの組立て形式など)に依存する。
的に測定する。これらの測定値によって、時間の関数と
しての温度変化の法則を推論することができる。この法
則は主として、充電様式(定電流など)、充電条件(充
電電流など)、及びバッテリの形式(蓄電池の形式、バ
ッテリの組立て形式など)に依存する。
【0018】例えば、電流が一定の時、Ni−MH蓄電
池の温度はθ(t)=θ0 +f(t)という形式の発熱
法則に従って線形に変化する。ただし、θ0 は充電開始
時における蓄電池の温度、f(t)は充電段階中の時間
による温度の上昇を表す。通常、Ni−MH蓄電池につ
いて定義された発熱法則は、Ni−Cd蓄電池について
はθ(t)=θ0 となる。この場合、Ni−Cd蓄電池
の基準温度は一定であり、充電開始時の温度に等しい。
池の温度はθ(t)=θ0 +f(t)という形式の発熱
法則に従って線形に変化する。ただし、θ0 は充電開始
時における蓄電池の温度、f(t)は充電段階中の時間
による温度の上昇を表す。通常、Ni−MH蓄電池につ
いて定義された発熱法則は、Ni−Cd蓄電池について
はθ(t)=θ0 となる。この場合、Ni−Cd蓄電池
の基準温度は一定であり、充電開始時の温度に等しい。
【0019】充電中、過充電段階への移行を検出するに
は、蓄電池の温度を周期的に測定し、これを発熱法則か
ら計算された基準温度と比較するだけで十分である。温
度の偏差が、使用する測定器具の精度に関連するプログ
ラムされた値に少なくとも等しくなったとき、充電を中
断する。
は、蓄電池の温度を周期的に測定し、これを発熱法則か
ら計算された基準温度と比較するだけで十分である。温
度の偏差が、使用する測定器具の精度に関連するプログ
ラムされた値に少なくとも等しくなったとき、充電を中
断する。
【0020】過充電段階への移行時の蓄電池の温度変化
は再現可能であり、0℃から+50℃の間の周囲温度で
は同じ程度の大きさであることが確認されている。充電
終了時に対応する測定温度と基準電圧の偏差の値は、N
i−MH蓄電池では+3℃〜+6℃、Ni−Cd蓄電池
では+10℃〜+15℃である。これらの値は、バッテ
リの断熱と選定された充電電流とを考慮に入れたもので
ある。
は再現可能であり、0℃から+50℃の間の周囲温度で
は同じ程度の大きさであることが確認されている。充電
終了時に対応する測定温度と基準電圧の偏差の値は、N
i−MH蓄電池では+3℃〜+6℃、Ni−Cd蓄電池
では+10℃〜+15℃である。これらの値は、バッテ
リの断熱と選定された充電電流とを考慮に入れたもので
ある。
【0021】ある変形によれば、この方法はさらに、充
電を開始する前に、蓄電池の熱安定性を検査し、測定温
度と記憶された以前の温度の偏差が所定のしきい値を超
えている限り充電を禁止するステップを含む。
電を開始する前に、蓄電池の熱安定性を検査し、測定温
度と記憶された以前の温度の偏差が所定のしきい値を超
えている限り充電を禁止するステップを含む。
【0022】充電器による動的熱分析が蓄電池の充電に
先行する。充電器は蓄電池温度の一連の継続測定を実施
し、測定温度を記憶された以前の温度と比較する。測定
温度と記憶された以前の温度の偏差を、予め決定され記
憶されたしきい値と比較する。蓄電池の充電は、熱安定
化が十分でない間は自動的に延期される。
先行する。充電器は蓄電池温度の一連の継続測定を実施
し、測定温度を記憶された以前の温度と比較する。測定
温度と記憶された以前の温度の偏差を、予め決定され記
憶されたしきい値と比較する。蓄電池の充電は、熱安定
化が十分でない間は自動的に延期される。
【0023】本方法の一実施様式によれば、記憶された
発熱法則に基づく基準電圧をニッケル・水化物形式の蓄
電池についてのみ計算し、充電開始時の温度をニッケル
・カドミウム蓄電池の基準温度として使用する。
発熱法則に基づく基準電圧をニッケル・水化物形式の蓄
電池についてのみ計算し、充電開始時の温度をニッケル
・カドミウム蓄電池の基準温度として使用する。
【0024】蓄電池の形式を識別した後に、充電中のバ
ッテリの発熱法則を変更してNi−Cd蓄電池との互換
性を得ることもできる。
ッテリの発熱法則を変更してNi−Cd蓄電池との互換
性を得ることもできる。
【0025】蓄電池形式の識別は、充電開始時に測定し
た温度変化を所定の温度増加法則と充電開始時に比較す
ることによって行う。例えば、充電開始の数分後に、充
電器は、予め記憶された温度変化法則と比較して蓄電池
バッテリの熱的挙動を分析する。つまり、温度がこの法
則に従っている場合にはNi−MH蓄電池であり、逆の
場合にはNi−Cd蓄電池である。しかし、充電しよう
とする蓄電池の形式の認識手段を、操作ミス防止装置、
接点の動作などで構造化することもできる。
た温度変化を所定の温度増加法則と充電開始時に比較す
ることによって行う。例えば、充電開始の数分後に、充
電器は、予め記憶された温度変化法則と比較して蓄電池
バッテリの熱的挙動を分析する。つまり、温度がこの法
則に従っている場合にはNi−MH蓄電池であり、逆の
場合にはNi−Cd蓄電池である。しかし、充電しよう
とする蓄電池の形式の認識手段を、操作ミス防止装置、
接点の動作などで構造化することもできる。
【0026】本発明はまた、本方法を使用した充電器を
も目的とする。充電器は、電流供給システム、温度測定
装置、温度変化を電圧変化に変換する装置、クロック、
発熱法則を記憶する装置、及びマイクロプロセッサを含
む。この充電器はバッテリの電圧とは独立しており、充
電しようとするバッテリの容量に応じて様々な充電電流
を使用することができる。
も目的とする。充電器は、電流供給システム、温度測定
装置、温度変化を電圧変化に変換する装置、クロック、
発熱法則を記憶する装置、及びマイクロプロセッサを含
む。この充電器はバッテリの電圧とは独立しており、充
電しようとするバッテリの容量に応じて様々な充電電流
を使用することができる。
【0027】この充電制御方法は、主カットオフ冗長モ
ードで使用される通常の安全システム(サーモスタッ
ト、「ポリスイッチ」型の可逆電子ヒューズなど)と互
換性がある。
ードで使用される通常の安全システム(サーモスタッ
ト、「ポリスイッチ」型の可逆電子ヒューズなど)と互
換性がある。
【0028】本発明のその他の特性及び利点は、限定的
ではなく例示的なものとして示した以下の説明と例、お
よび添付の図面によって明らかになろう。
ではなく例示的なものとして示した以下の説明と例、お
よび添付の図面によって明らかになろう。
【0029】
【実施例】図1に1.2Aの充電電流における電圧(曲
線4)と温度(曲線3)の上昇が示されている、密閉型
Ni−Cd蓄電池バッテリの完全な充電は、次の2つの
段階からなる。
線4)と温度(曲線3)の上昇が示されている、密閉型
Ni−Cd蓄電池バッテリの完全な充電は、次の2つの
段階からなる。
【0030】− 電極の活性物質の酸化還元に対応する
本来の充電段階1 − 正電極の活性物質がすべて変換された後に起る、過
充電段階2 そのとき蓄電池に供給される電気エネルギーが、正電極
上で酸素の放出を生じさせ、これが負電極上で還元され
る。この再結合反応は、図1の曲線3に示すように発熱
性である。充電段階から過充電段階への移行時の蓄電池
の温度(+Δθ)上昇6は、副次的効果として、図1の
曲線4に示すように蓄電池の電圧低下5(−ΔV)をも
たらす。
本来の充電段階1 − 正電極の活性物質がすべて変換された後に起る、過
充電段階2 そのとき蓄電池に供給される電気エネルギーが、正電極
上で酸素の放出を生じさせ、これが負電極上で還元され
る。この再結合反応は、図1の曲線3に示すように発熱
性である。充電段階から過充電段階への移行時の蓄電池
の温度(+Δθ)上昇6は、副次的効果として、図1の
曲線4に示すように蓄電池の電圧低下5(−ΔV)をも
たらす。
【0031】従来の技術では、通常、電圧の変化5(−
ΔV)が蓄電池当り−10mV〜−20mVに達したと
き、または温度が毎分(+Δθ/Δt)0.3℃〜0.
8℃上昇したとき、充電は完全であると見なされる。こ
の方法には、感度が高くて慣性の少ない測定器を使用す
る必要がある上に、充電環境に影響する熱擾乱に特に敏
感という不都合がある。例えば、充電環境温度より低い
温度のバッテリは、充電器によって充電終了信号と解釈
されるのに十分な大きさの自然発熱を受ける可能性があ
る。充電中の周囲温度T.A.の変化(空気流、加熱装
置の影響など)も同様な結果をもたらす。従って、充電
を開始する前にバッテリの熱的安定性を確認することが
不可欠である。
ΔV)が蓄電池当り−10mV〜−20mVに達したと
き、または温度が毎分(+Δθ/Δt)0.3℃〜0.
8℃上昇したとき、充電は完全であると見なされる。こ
の方法には、感度が高くて慣性の少ない測定器を使用す
る必要がある上に、充電環境に影響する熱擾乱に特に敏
感という不都合がある。例えば、充電環境温度より低い
温度のバッテリは、充電器によって充電終了信号と解釈
されるのに十分な大きさの自然発熱を受ける可能性があ
る。充電中の周囲温度T.A.の変化(空気流、加熱装
置の影響など)も同様な結果をもたらす。従って、充電
を開始する前にバッテリの熱的安定性を確認することが
不可欠である。
【0032】本発明による方法の利用を、Ni−MH蓄
電池のバッテリの充電によって例示する。急速充電の充
電段階11中及び過充電段階12中に、バッテリは、温
度(曲線13)と電圧(曲線14)の上昇を表す図2に
示すように挙動する。
電池のバッテリの充電によって例示する。急速充電の充
電段階11中及び過充電段階12中に、バッテリは、温
度(曲線13)と電圧(曲線14)の上昇を表す図2に
示すように挙動する。
【0033】Ni−MH蓄電池のバッテリの挙動は、前
述のNi−Cd蓄電池のバッテリの挙動と、主として次
の2点で異なる。
述のNi−Cd蓄電池のバッテリの挙動と、主として次
の2点で異なる。
【0034】− 充電段階11から過充電段階12への
移行時の電圧低下15(−ΔV)の大きさがほとんど目
立たず、蓄電池当り0mV〜5mV程度であり、したが
って測定が困難であり外部からの擾乱に敏感になる。そ
のうえ、この信号は温度が上昇するときまたは充電電流
が減少するとき低下し、40℃での充電の場合C/2以
下の電流ではもはや現れなくなる。
移行時の電圧低下15(−ΔV)の大きさがほとんど目
立たず、蓄電池当り0mV〜5mV程度であり、したが
って測定が困難であり外部からの擾乱に敏感になる。そ
のうえ、この信号は温度が上昇するときまたは充電電流
が減少するとき低下し、40℃での充電の場合C/2以
下の電流ではもはや現れなくなる。
【0035】− 充電段階11が発熱性16(曲線1
3)であり、充電開始以来のバッテリが発熱する。
3)であり、充電開始以来のバッテリが発熱する。
【0036】次に、発熱+Δθ/Δtは、充電段階11
から過充電段階12への移行時に増加し、これは毎分約
0.3℃〜0.8℃である。この温度変化は、従来技術
の方法で短い測定間隔で高い信頼度で検出するには不十
分であり、これは数十分の一℃の温度変化の検出に相当
する。
から過充電段階12への移行時に増加し、これは毎分約
0.3℃〜0.8℃である。この温度変化は、従来技術
の方法で短い測定間隔で高い信頼度で検出するには不十
分であり、これは数十分の一℃の温度変化の検出に相当
する。
【0037】本発明によれば、最初の充電中に温度上昇
を記録し、当該のバッテリ・モデルの発熱法則17を計
算し記憶する。
を記録し、当該のバッテリ・モデルの発熱法則17を計
算し記憶する。
【0038】同じバッテリ・モデルの充電を開始する前
に、バッテリの温度を規則的な間隔で測定し、これを基
準として前の温度と比較して、このバッテリの熱的安定
性を確認する。バッテリの充電は、これら2つの温度の
差がしきい値より小さく、バッテリが周囲環境と熱平衡
状態にあることを意味する場合にのみ可能である。
に、バッテリの温度を規則的な間隔で測定し、これを基
準として前の温度と比較して、このバッテリの熱的安定
性を確認する。バッテリの充電は、これら2つの温度の
差がしきい値より小さく、バッテリが周囲環境と熱平衡
状態にあることを意味する場合にのみ可能である。
【0039】バッテリ充電中に、蓄電池のバッテリの温
度を周期的に測定し、これを予め記憶した発熱法則17
から計算した同じ充電時間に対する基準温度と比較す
る。バッテリの温度と基準温度の差が所定値18に達す
ると、バッテリが過充電段階12に入ったことを意味す
るので、充電を停止する。この所定値18は、使用する
測定器具の精度を考慮に入れて、過充電段階ができるだ
け短時間になるように決定する。
度を周期的に測定し、これを予め記憶した発熱法則17
から計算した同じ充電時間に対する基準温度と比較す
る。バッテリの温度と基準温度の差が所定値18に達す
ると、バッテリが過充電段階12に入ったことを意味す
るので、充電を停止する。この所定値18は、使用する
測定器具の精度を考慮に入れて、過充電段階ができるだ
け短時間になるように決定する。
【0040】図3に、電源20、充電器21、温度プロ
ーブ22、及びNi−CdまたはNi−MH蓄電池バッ
テリ23を含む、バッテリ充電装置の全体を示す。
ーブ22、及びNi−CdまたはNi−MH蓄電池バッ
テリ23を含む、バッテリ充電装置の全体を示す。
【0041】バッテリ23は電流調整器24を介して定
電流によって充電される。これが局所配電線から来る場
合には、電源20は変圧器と濾過整流器25を通らなけ
ればならない。高作動充電が終了すると、スィッチ26
が保守電流への移行を保証する。温度プローブ22を備
えた温度測定装置28に接続されるマイクロプロセッサ
27が、一定のサンプリング周期でバッテリ23の温度
を測定する。電子装置で温度変化を電圧変化に変換し、
これらのアナログ値は次に変換器30によってデジタル
値に変換される。ROM(読取り専用メモリ)とRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を備えたマイクロプロ
セッサ27が、充電中のバッテリの発熱法則をソフトウ
ェア処理することによって、まずバッテリの温度を決定
し、次に測定温度とクロック31で測定される経過充電
時間によって発熱法則から計算される基準温度との偏差
を決定する。発熱法則の各パラメータは、「スイッチ」
型の開閉器32によって構成可能であり、あるいはEE
PROM(電気的消去可能・プログラム可能読取り専用
メモリー)中に外部への入出力インターフェース34に
よって記憶される。
電流によって充電される。これが局所配電線から来る場
合には、電源20は変圧器と濾過整流器25を通らなけ
ればならない。高作動充電が終了すると、スィッチ26
が保守電流への移行を保証する。温度プローブ22を備
えた温度測定装置28に接続されるマイクロプロセッサ
27が、一定のサンプリング周期でバッテリ23の温度
を測定する。電子装置で温度変化を電圧変化に変換し、
これらのアナログ値は次に変換器30によってデジタル
値に変換される。ROM(読取り専用メモリ)とRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を備えたマイクロプロ
セッサ27が、充電中のバッテリの発熱法則をソフトウ
ェア処理することによって、まずバッテリの温度を決定
し、次に測定温度とクロック31で測定される経過充電
時間によって発熱法則から計算される基準温度との偏差
を決定する。発熱法則の各パラメータは、「スイッチ」
型の開閉器32によって構成可能であり、あるいはEE
PROM(電気的消去可能・プログラム可能読取り専用
メモリー)中に外部への入出力インターフェース34に
よって記憶される。
【0042】例1 蓄電池バッテリの発熱を高い信頼度で追跡できるように
するためには、周囲環境に対するバッテリの熱平衡を確
認する必要がある。柱状のNi−Cd蓄電池6個から成
るバッテリ(幅16.4mm、厚さ5.6mm)2個、すな
わちモデルGP4(高さ48mm)とモデルGP6(高さ
67mm)の発熱曲線と冷却曲線を、図4と図5に示す。
図4では、バッテリGP4(曲線31)とバッテリGP
6(曲線32)の温度が最初0℃と記録され、その後周
囲温度に置かれた。図5は、最初40℃で、その後周囲
温度に置かれたバッテリGP4(曲線41)とバッテリ
GP6(曲線42)の冷却を示す。
するためには、周囲環境に対するバッテリの熱平衡を確
認する必要がある。柱状のNi−Cd蓄電池6個から成
るバッテリ(幅16.4mm、厚さ5.6mm)2個、すな
わちモデルGP4(高さ48mm)とモデルGP6(高さ
67mm)の発熱曲線と冷却曲線を、図4と図5に示す。
図4では、バッテリGP4(曲線31)とバッテリGP
6(曲線32)の温度が最初0℃と記録され、その後周
囲温度に置かれた。図5は、最初40℃で、その後周囲
温度に置かれたバッテリGP4(曲線41)とバッテリ
GP6(曲線42)の冷却を示す。
【0043】各バッテリについて、15秒毎に時点Nの
温度を測定し、105秒前に測定した時点N−7の温度
と比較する。充電は、これら2つの温度の差が0.35
℃未満であるときにのみ開始可能であり、この温度差は
0.2℃/分未満の温度変化に相当する。しきい値は、
使用する一連の測定器具の精度、及び特にマイクロプロ
セッサ27に応じて予め決定する。
温度を測定し、105秒前に測定した時点N−7の温度
と比較する。充電は、これら2つの温度の差が0.35
℃未満であるときにのみ開始可能であり、この温度差は
0.2℃/分未満の温度変化に相当する。しきい値は、
使用する一連の測定器具の精度、及び特にマイクロプロ
セッサ27に応じて予め決定する。
【0044】例2 本発明によれば、例えば4/5A形式のNi−MH円筒
形密閉型蓄電池(高さ42mm、直径16.6mm)10個
から成るバッテリ(幅16.4mm、厚さ5.6mm)23
の充電を、下記のようにして制御することができる。
形密閉型蓄電池(高さ42mm、直径16.6mm)10個
から成るバッテリ(幅16.4mm、厚さ5.6mm)23
の充電を、下記のようにして制御することができる。
【0045】充電器21は、バッテリ23の温度を15
秒毎に周期的に測定する。得られた時点Nの各温度を予
め記憶した時点N−7の温度と比較する。これら2つの
温度の差が0.35℃より大きいときは、バッテリ23
の充電を開始することはできない。このしきい値に達し
たとき、バッテリ23は1.4Aの電流で充電を開始す
る。これは1時間での完全充電に相当する。
秒毎に周期的に測定する。得られた時点Nの各温度を予
め記憶した時点N−7の温度と比較する。これら2つの
温度の差が0.35℃より大きいときは、バッテリ23
の充電を開始することはできない。このしきい値に達し
たとき、バッテリ23は1.4Aの電流で充電を開始す
る。これは1時間での完全充電に相当する。
【0046】最初の充電中に、充電器21はバッテリ2
3の発熱を計算する。この発熱はθ(t)=θ0 +f
(t)の数式に相当する。ただし、θ0 は充電開始時の
温度の値、f(t)は充電段階11中の時間の関数とし
ての温度上昇の数学的法則を表す。こうして決定された
発熱法則は充電器21中に記憶され、これによって、既
に実施された充電経過時間にのみ依存する温度基準値θ
r をいつでも計算することができる。
3の発熱を計算する。この発熱はθ(t)=θ0 +f
(t)の数式に相当する。ただし、θ0 は充電開始時の
温度の値、f(t)は充電段階11中の時間の関数とし
ての温度上昇の数学的法則を表す。こうして決定された
発熱法則は充電器21中に記憶され、これによって、既
に実施された充電経過時間にのみ依存する温度基準値θ
r をいつでも計算することができる。
【0047】以降の充電中には、充電器は、数秒ないし
1分程度の時間間隔で、バッテリ23中に沈めた温度プ
ローブ22を利用して実際の温度θm を測定する。次に
各測定値を対応する基準温度θr と比較する。測定温度
θm と充電器で計算した基準温度θr の偏差18+Δ
(θm −θr )が正になり、ある固定値を超えると、充
電終了信号が得られる。下表に、充電環境の3つの周囲
温度T.A.について、電圧変化−ΔV、発熱変化+Δ
θ/Δt、及び発熱法則における偏差+Δ(θm −
θr )の充電終了時の値を示す。
1分程度の時間間隔で、バッテリ23中に沈めた温度プ
ローブ22を利用して実際の温度θm を測定する。次に
各測定値を対応する基準温度θr と比較する。測定温度
θm と充電器で計算した基準温度θr の偏差18+Δ
(θm −θr )が正になり、ある固定値を超えると、充
電終了信号が得られる。下表に、充電環境の3つの周囲
温度T.A.について、電圧変化−ΔV、発熱変化+Δ
θ/Δt、及び発熱法則における偏差+Δ(θm −
θr )の充電終了時の値を示す。
【0048】
【表1】
【0049】明らかにパラメータ+Δ(θm −θr )
は、最も重要な大きさの変化を示し、したがって最良の
検出信頼性と充電器のさらに容易な操作を保証できるよ
うにするものである。
は、最も重要な大きさの変化を示し、したがって最良の
検出信頼性と充電器のさらに容易な操作を保証できるよ
うにするものである。
【0050】勿論、本発明は上に説明し図示した実施態
様に限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱す
ることなく、多数の変形が当業者には利用できよう。具
体的には、本発明の範囲から外れることなく、すべての
手段を他の等価の手段で置き換えることができる。
様に限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱す
ることなく、多数の変形が当業者には利用できよう。具
体的には、本発明の範囲から外れることなく、すべての
手段を他の等価の手段で置き換えることができる。
【図1】充電が1時間での蓄電池の完全充電に相当する
電流Cによって実施される、20℃での急速充電中のN
i−Cd蓄電池10個から成るバッテリの電圧と温度の
上昇を示すグラフである。
電流Cによって実施される、20℃での急速充電中のN
i−Cd蓄電池10個から成るバッテリの電圧と温度の
上昇を示すグラフである。
【図2】Ni−MH蓄電池10個から成るバッテリの同
じ条件での充電に関する、図1と同様のグラフである。
図1と2では、ボルト単位で表した電圧Vと度(℃)単
位で表した温度θを縦座標に示し、分単位で表した時間
tは横座標に示す。
じ条件での充電に関する、図1と同様のグラフである。
図1と2では、ボルト単位で表した電圧Vと度(℃)単
位で表した温度θを縦座標に示し、分単位で表した時間
tは横座標に示す。
【図3】電源、温度プローブ、充電器、及びバッテリを
含むニッケル蓄電池バッテリ充電装置を示す図である。
含むニッケル蓄電池バッテリ充電装置を示す図である。
【図4】最初0℃で、その後周囲温度に置かれたNi−
Cd蓄電池6個から成る2個のバッテリの温度上昇を示
すグラフである。
Cd蓄電池6個から成る2個のバッテリの温度上昇を示
すグラフである。
【図5】最初の温度が40℃である、図4と同様のグラ
フである。図4と5では、度(℃)単位で表した温度θ
を縦座標に示し、分単位で表した時間tを横座標に示
す。
フである。図4と5では、度(℃)単位で表した温度θ
を縦座標に示し、分単位で表した時間tを横座標に示
す。
20 電源 21 充電器 22 温度プローブ 23 蓄電池バッテリ 24 電流調整器 25 濾過整流器 26 スィッチ 27 マイクロプロセッサ 28 温度測定装置 30 変換器 31 クロック 32 開閉器 41 バッテリGP4の温度曲線 42 バッテリGP6の温度曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/42 - 10/48 H02J 7/00 - 7/36
Claims (6)
- 【請求項1】 ニッケル・水化物型及びニッケル・カド
ミウム型の識別されている密閉型ニッケル蓄電池の急速
充電を制御する方法であって、 − 初期の蓄電池の温度及び経過した充電時間に依存
し、また蓄電池のタイプ、充電モード及び充電条件に依
存する、所与の充電モードに関する充電時間の関数とし
ての前記蓄電池の発熱法則を決定し記憶するステップ
と、 − 前記の蓄電池の温度を測定するステップと、 − 前記の発熱法則に従って、経過した充電時間の関数
として基準温度を計算するステップと、 − 前記蓄電池温度と前記基準温度の差が所定の値より
大きくなったとき前記蓄電池の充電を停止するステップ
とを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記発熱法則が、 − 充電中の前記蓄電池の温度の上昇を測定して記録
し、 − 充電時間の関数としての温度変化を出す数式を確立
し、 − 充電中の前記蓄電池の発熱法則を記憶する方式で決
定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 さらに、充電開始前に前記蓄電池の熱安
定性を検査し、ステップを含む測定温度と記憶された以
前の温度の偏差が所定のしきい値を超えている限り充電
を禁止することを特徴とする、請求項1または2に記載
の方法。 - 【請求項4】 記憶された前記発熱法則に基づく基準電
圧が、ニッケル・水化物型の蓄電池についてのみ計算さ
れ、充電開始時の温度がニッケル・カドミウム蓄電池の
基準温度として使用されることを特徴とする、請求項1
から3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記蓄電池の識別が、充電開始時に測定
された温度の変化を所定の温度増加法則と、充電開始時
に比較することによって行われることを特徴とする、請
求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
方法を使用した充電器において、電流供給システム、温
度測定装置、温度変化を電圧変化に変換する装置、クロ
ック、前記発熱法則を記憶する装置、及びマイクロプロ
セッサを含むことを特徴とする充電器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9306155A FR2705835B1 (fr) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | Procédé de contrôle de la charge d'accumulateurs étanches au nickel et chargeur utilisant ce procédé. |
FR9306155 | 1993-05-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349525A JPH06349525A (ja) | 1994-12-22 |
JP3258818B2 true JP3258818B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=9447367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10982594A Expired - Fee Related JP3258818B2 (ja) | 1993-05-24 | 1994-05-24 | 密閉型ニッケル蓄電池の充電制御方法及びこの方法を使用する充電器 |
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Country | Link |
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AT (1) | ATE167762T1 (ja) |
AU (1) | AU680485B2 (ja) |
DE (1) | DE69411232T2 (ja) |
DK (1) | DK0626746T3 (ja) |
ES (1) | ES2119102T3 (ja) |
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US5548201A (en) * | 1994-09-13 | 1996-08-20 | Norand Corporation | Battery charging method and apparatus with thermal mass equalization |
IT1268191B1 (it) * | 1994-12-22 | 1997-02-21 | Olivetti & Co Spa | Dispositivo e metodo per caricare batterie con una corrente variabile. |
JP3902253B2 (ja) * | 1994-12-26 | 2007-04-04 | ヤマハ発動機株式会社 | 2次電池の充電方法 |
DE19508469A1 (de) * | 1995-03-09 | 1996-09-12 | Siemens Ag | Verfahren zur Kompensation des Einflusses der Umgebungstemperatur auf das Abschaltkriterium Temperaturgradient beim Schnelladen von Akkumultatoren |
EP0731547B1 (de) * | 1995-03-09 | 1998-11-18 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Kompensation des Einflusses der Umgebungstemperatur auf das Abschaltkriterium "Temperaturgradient" beim Schnelladen von Akkumulatoren |
FR2739724B1 (fr) * | 1995-10-05 | 1997-11-14 | Accumulateurs Fixes | Procede de charge de batteries nickel-cadmium etanches |
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JP2006203980A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Nec Corp | 携帯端末 |
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RU2610924C1 (ru) * | 2016-02-20 | 2017-02-17 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт проблем морских технологий Дальневосточного отделения Российской академии наук (ИПМТ ДВО РАН) | Устройство для ограничения зарядного тока конденсатора нагрузки при подключении к сети переменного тока |
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JPH04109832A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-10 | Sony Corp | 2次電池用充電器 |
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- 1993-05-24 FR FR9306155A patent/FR2705835B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-03 US US08/070,871 patent/US5563494A/en not_active Expired - Fee Related
-
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- 1994-05-20 ES ES94401127T patent/ES2119102T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-20 DE DE69411232T patent/DE69411232T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1994-05-20 DK DK94401127T patent/DK0626746T3/da active
- 1994-05-23 KR KR1019940011166A patent/KR940027251A/ko not_active Application Discontinuation
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