JP3258321B2 - クロスラッパー - Google Patents

クロスラッパー

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JP3258321B2
JP3258321B2 JP51047892A JP51047892A JP3258321B2 JP 3258321 B2 JP3258321 B2 JP 3258321B2 JP 51047892 A JP51047892 A JP 51047892A JP 51047892 A JP51047892 A JP 51047892A JP 3258321 B2 JP3258321 B2 JP 3258321B2
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    • D04H1/70Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、プリーツ状に折り畳むことによってウェブ
をフリースに変換する通常クロスラッパーと称せられる
延展・フリース形成装置に関する。
〔従来の技術〕
このタイプの装置においては、フランス特許公報FR−
B−2,553,102に開示されているように、カードから送
り出されたウエブは先ず第1コンベア・ベルト即ちいわ
ゆる前部ベルトによって挟持域に搬送され、ここで前記
第1ベルトと第2ベルトの間に保持されて排出キャリッ
ジに運ばれる。受け取りエプロンの上方での該排出キャ
リッジの往復運動によって、ウエブはエプロン上に交互
のアコーディオン・プリーツ状に積層される。エプロン
は排出キャリッジに設けられたガイドローラの軸に平行
に移動するので、連続するプリーツはこの方向に相対変
位し、ウエブはエプロン上に側縁がこのプリーツによっ
て形成された連続するフリースを形成する。挟持域の開
始点は、往復運動する導入キャリッジによって移動する
位置として定義される。この往復運動は、このクロスラ
ッパーへのウエブの導入速度が、排出キャリッジの往復
運動にもかかわらず該排出キャリッジによるウエブの解
舒速度に見合うようにすることを意図したものである。
こうして、壊れやすい構造のウエブが圧迫や引き伸ばし
又は摩擦によって乱されることが防がれる。
コンベア・ベルトに先行する閉じた経路の展開長さ
は、これらのキャリッジの往復運動にもかかわらず一定
に維持される必要がある。
或る設計では、導入キャリッジの往復運動は排出キャ
リッジの逆向きの往復運動によって補償され、そして適
宜に配列されたガイドローラによって逆に補償される。
(例えばフランス特許公報FR−B−2,553,102参照) 別の設計においては(フランス特許公報FR−B−2,23
4,395又は米国特許US−A−1,886,919),挟持域を越え
て選択的にコンベア・ベルトを延長したり短縮したりし
て、挟持域の長さの変動を補償するために、横方向の往
復運動を行う補助キャリッジを設けている。
本出願は、この第2のタイプの構成に特に関係してい
る。
前記主キャリッジと補助キャリッジとは、通常、回転
が制御されている駆動ピニオンと噛み合う歯付き駆動ベ
ルトやチェーン等の運動伝達機構によって駆動される。
各運動伝達機構の一端は、主キャリッジに取付けられ、
他端は補助キャリッジに取付けられている。該補助キャ
リッジの運動は、コンベア・ベルトの一つに先行する閉
鎖経路の長さを一定に維持するために、主キャリッジの
運動と同期させる必要がある。第1方向にピニオンを回
転させると、主キャリッジの往復運動は半分だけ延ばさ
れる。他がすべて同じであれば、これによって対応する
閉鎖経路の長さは増加するであろう。従って、この閉鎖
経路に後続するコンベア・ベルトは牽引力を受けてこれ
を補助キャリッジに伝達し、閉鎖経路の長さを一定値に
維持するのに必要な、前記キャリアの並進方向運動を開
始させる。同様に、ピニオンの第2方向への回転によっ
て補助キャリッジは別の方向に引っ張られ、これによっ
てコンベア・ベルトに牽引力を作用させる。この牽引力
は、該キャリッジに往復運動の残り半分を行わせるため
に、主キャリッジに伝達される。
前述の駆動モードは、少ない駆動ピニオンで四つのキ
ャリッジを各方向に横運動させることができ、制御エレ
メントの数を減少できるので好ましいことが多い。
しかし、この構成は、キャリッジの慣性のためにコン
ベア・ベルトが連続的に張力下におかれる欠点を有して
いる。コンベア・ベルトは比較的高速で曲がりくねった
経路を通過するので、ベルトに対して繰り返し張力が作
用して疲労の原因となる。これによって、ベルトの表面
に亀裂が生じ、ウエブを構成する繊維の均一且つ正確な
搬送に障害を生ずる。
従って、このコンベア・ベルトを周期的に交換する必
要があり、これによって費用が嵩むと共にかなりの長時
間にわたる停台を生じる。疲労に対する耐性を増すため
には、コンベア・ベルトの厚さを実質的に厚くすればよ
いが、それによって曲がりくねった経路に沿って運動す
ることが困難になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的の一つは、コンベア・ベルトの厚さが薄
く且つ耐久性に富む新規なクロスラッパーを提供して、
上述の問題を解決するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、少くとも2本のエンドレスコンベアベル
ト、それぞれのコンベアベルトを対応する閉鎖経路に沿
って案内するための複数のガイドローラ、該複数のガイ
ドローラの軸線に垂直な水平方向で並進移動可能な導入
キャリッジと排出キャリッジ、該導入キャリッジと排出
キャリッジとの間で前記閉鎖経路上に形成される挟持
域、それぞれの閉鎖経路の長さを実質的に一定の値に保
つために、複数のガイドローラの軸線に直角な方向で並
進移動可能な2本の補助キャリッジから成る補償手段、
前記挟持域の入口にウエブを運ぶ手段、複数のガイドロ
ーラの軸線に実質的に平行な方向で移動可能であって、
前記挟持域を離れるウエブを受けるエプロン、および前
記導入キャリッジ、排出キャリッジおよび前記補償手段
に並進往復移動を与えるための駆動手段を含んで成り、
前記閉鎖経路は前記挟持域に沿って互いに隣接し、該挟
持域以外では互いに外側に配置されていると共に、それ
ぞれの補助キャリッジによって支承された少くとも1本
のガイドローラの周りに180゜の偏向をしているウエブ
をプリーツ状に折り畳んでフリースに変換するクロスラ
ッパーを提供するものである。
本発明によれば、前記導入キャリッジと搬出キャリッ
ジは対応するコンベアベルトより伸びにくい連結手段に
よってそれぞれの補助キャリッジによって連結され、そ
れによって導入キャリッジと補助キャリッジ及び排出キ
ャリッジと補助キャリッジ間に往復運動を与えるよう
に、前記駆動手段の作用下で前記連結手段が加張下に置
かれており、且つ前記挟持域が導入キャリッジから排出
キャリッジへの範囲に亘って実質的に水平直線で配置さ
れていることを特徴としている。
〔発明の実施の形態〕
先行技術のクロスラッパーにおけるキャリッジの変位
の結果としてコンベア・ベルトが受ける牽引力は、この
場合にはキャリッジ間の連結手段によって吸収される。
更に、この連結手段は連結されたキャリッジ同士の完全
に同期した運動を保証する。
この結果、本発明のクロスラッパーは、早期の疲労を
生じることのない軽量な構造となる利点を有する。従っ
て、このベルトは曲がりくねった経路に容易に沿って走
行可能であり、ウエブを円滑にしかもかなりの高速で搬
送できる。
本発明の好適実施例においては、補助キャリッジと主
キャリッジとは、一端で補助キャリッジに取付けられ、
他端で主キャリッジに取付けられた少なくとも一本のケ
ーブルを具え、該ケーブルはプーリによって補助キャリ
ッジと主キャリッジとの間をガイドされている。この連
結モードは僅かなスペースですむ利点を有する。
〔実施例〕
以下本発明の装置の一例として示す添付図面を参照し
て、本発明を詳述する。
第1図の斜視図に示されているクロスラッパーは、第
1コンベア・ベルト2即ちいわゆる前部ベルトを具え、
これにカード(図示しない)等から送り出された繊維ウ
エブ4が集められ、ハウジング1内に導入され、そこで
折り畳まれてフリース6に変換される。このフリースは
エプロン8によってハウジング1の外部に運び出され
る。エプロン8は形成されたフリース6を例えばニード
ル・パンチ・ユニット(図示しない)に搬送する。ウエ
ブ4とフリース6の搬送方向は、第1図にそれぞれ矢印
F,Kで示されている。参考までに、クロスラッパーの
“前側”とはウエブ4が進入してくる面に隣合う側7を
指し、クロスラッパーの“後側”とはこの前側7の反対
側を指す。
このクロスラッパーの内部は第2図〜第4図の側面図
に模式的に示されており、これらの図はエプロン8によ
るフリース6の搬送方向に直交する平面Q(第1図参
照)に沿った断面図である。
このクロスラッパーは、前部ベルト2と連携する第2
コンベア・ベルト5即ちいわゆる後部ベルトを具えてい
る。第2図〜第4図に実線で示されているこれらのベル
ト2及び5は同じ幅を有し、その横縁は第2図〜第4図
の面に平行な同一面内に位置している。前部ベルト2は
円筒状のガイドローラ32〜43によって区切られた区域20
〜31から構成されている閉鎖経路を走行する。後部ベル
ト5は円筒状のガイドローラ60〜69によって区切られた
区域50〜59から構成されている閉鎖経路を走行する。
ガイドローラ32〜43及び60〜69は、第2図〜第4図の
平面に直交する、換言すればエプロン8の運動方向に平
行なそれぞれの軸を中心に回転可能に取付けられてい
る。ガイドローラ32,33,39,40,42,43及び65,66,68,69の
軸はクロスラッパーのフレーム1に対して静止してい
る。ガイドローラ34,35及び60,61,62,63の軸は、第1主
可動キャリッジ10即ちいわゆる導入キャリッジに担持さ
れている。ガイドローラ36,37,38及び64の軸は第2主可
動キャリッジ、即ちいわゆる排出キャリッジに担持さ
れ、かつガイドローラ41,67は補助キャリッジ16,18に担
持されている。
コンベア・ベルトの各閉鎖経路20〜31及び50〜59のた
めに、補助キャリッジ16,18がガイドローラ41,67を担持
しており、該ガイドローラを中心として前記閉鎖経路の
走行方向は180゜の回転すなわち偏向をなす。これら二
つの補助キャリッジ16,18は、主可動キャリッジである
導入キャリッジ10及び排出キャリッジ14の運動を補償し
て閉鎖経路20〜31及び50〜59のそれぞれの長さを実質的
に一定に維持する運動を行う。
各コンベア・ベルト2,5の場合には、静止軸を有する
ローラの少なくとも一つ(例えばローラ39と65)が公知
の手段(図示しない)によって回転駆動され、所定の運
動法則に従ってベルト2,5をそれぞれの閉鎖経路20〜31
及び50〜59に沿って走行させる。ベルト2,5の走行方向
は第2図〜第4図に矢印F2とF5で示されている。
閉鎖経路20〜31及び50〜59は第2図〜第5図でコンベ
アベルトの23と53で示されている区域で互いに対向して
その間にウエブ4を挟持している挟持域を形成して互い
に隣接している以外は互いに独立して配置されている。
ウエブ4は第4図において波状曲線で示されているが、
ベルトの区域23,53の重なった状態を示すために第2図
と第3図では図示されていない。
二つのコンベア・ベルト2,5が挟持域で形成する水平
区域23,53は、挟持域の入口では導入キャリッジ10に担
持されたガイドローラ35,61によって区切られ、挟持域
の出口では排出キャリッジ14に担持されたガイドローラ
38,64によって区切られている。
導入キャリッジ10と排出キャリッジ14はエプロン8の
上方に位置し、ローラ32〜43及び60〜69の軸に直交する
水平方向の往復並進運動で変位可能である。
導入キャリッジ10は(第5図にも更に詳細に示されて
いるように)、前部ベルト2のための二つのガイドロー
ラ34,35を担持し、且つその閉鎖経路20〜31の内側に位
置している。該導入キャリッジ10の上流には、ウエブ4
を担持した前部ベルト2が前側7から到来した実質的に
水平な区域21に続いている。導入キャリッジに到達する
と、前部ベルト2はその走行方向をガイドローラ34を中
心として0゜から90゜までの範囲の角度Aの第1回転、
すなわち偏向を行って傾斜区域22を形成するために下方
に向き、次いでローラ35を中心として90゜から180゜の
範囲の角度Bの第2回転を行ってクロスラッパーの前側
7を指向している挟持域の水平区域23を構成する。導入
キャリッジ10によって担持されているガイドローラ34,3
5を中心とする前部ベルト22の全体として偏位はA+B
であって、180゜に等しい。
導入キャリッジ10は更に後部ベルト5と連携している
四つのガイドローラ60,61,62,63を担持し、これらのガ
イドローラ60,61及び63はその閉鎖経路50〜59の内側に
あり、迂回ローラと称される径の大きいローラ62は前記
閉鎖経路の外側にある、導入キャリッジ10の上流側に
は、ウエブ4を担持していない後部ベルト5が後側9か
ら到来する実質的に水平の区域59に続いている。導入キ
ャリッジ10に到達すると、後部ベルト5は0〜90゜の範
囲内の角度Cだけガイドローラ60を中心に第1回転を行
って下方を向き、区域50に入り、次にローラ61を中心に
180゜の第2回転を行って区域51に入り、次に迂回ロー
ラ62を中心に180゜より大きい負の角度の第3回転を行
い(なぜならば迂回ローラ62は閉鎖経路50〜59の外にあ
るので)、最後にローラ63を中心に第4回転を行って挟
持域の水平区域53に入る。該水平区域はクロスラッパー
の前側7を指向している。導入キャリッジ10に担持され
ているガイドローラ60,61,62,63を中心とする後部ベル
ト5の全体としての偏位はゼロとなる。
両コンベア・ベルト2,5とそれらの間を通過するウエ
ブ4とは、二つのローラ35,61の間に形成されて挟持域
の入口を構成している挟持ラインに沿って挟持されるこ
とは第5図から明らかである。これら二つのピンチ・ロ
ーラ35,61のそれぞれの軸は、同一の水平面P内に存在
している。この水平面Pの下方の導入キャリッジ10上に
設けられたガイドローラ63を周回する際に、後部ベルト
5は支えられて挟持域23,53において前部ベルト2と接
線方向に出会う。ウエブ4は、前部ベルト2の経路の区
域20,21,22に運ばれた後、そして挟持ラインに沿ってロ
ーラ35,61の間に挟まれているベルト2,5の間を通過した
後に、挟持域23,53に係合する。これらのピンチ・ロー
ラ35,61は、公知の復帰手段(図示しない)によって相
互に弾性的に押付可能である。
導入キャリッジ10は担持しているガイドローラ34,35,
60,61,62,63の両側に設けられた2枚の側板11を有す
る。前記ガイドローラ34,35,60,61,62,63の各軸の端部
はこの側板11に固定されている。導入キャリッジ10は、
ガイドローラ34,35,60,61,62,63から離れた方の面に、
水平軸を中心に回動可能でクロスラッパーのフレーム1
に強固に固定された水平な案内板12上に位置する車輪13
を担持し、これによって並進運動がガイドされる。第8
図に見られる同じような構造が、排出キャリッジ14の並
進運動をガイドするために設けられている。
挟持域23,53の出口において、前部ベルト2と後部ベ
ルト5は、(第2図〜第4図及び第8図に示すように)
排出キャリッジ14に担持された二つの送り出し用ピンチ
・ローラ38,64を通過する。これら二つの送り出し用ピ
ンチローラ38,64の各軸はエプロン8の上方の同一水平
面内に存在している。
後部ベルト5はピンチ・ローラ64を180゜の角度で周
回して、挟持域の一部を形成する水平区域53からエプロ
ン8のすぐ上方に延在している水平区域54まで走行す
る。前記水平区域54は導入キャリッジ10の下方を通っ
て、静止軸を有しクロスラッパーの後側9に設けられて
いるガイドローラ65と出会う。
排出キャリッジ14はピンチ・ローラ38の他に前部ベル
ト2と連携する2本のガイドローラ36,37(第8図)を
担持している。挟持域の一部を形成している水平区域23
の端部において、前部ベルト2はその走行方向をガイド
ローラ36を中心として0〜30゜の範囲内の角度の上向き
の第1回転を行って区域24に入り、次いでその閉鎖経路
20〜31の外側に位置している迂回ローラ37を中心に180
゜よりも大きい負の角度の第2回転を行って水平区域25
に入り、最後にピンチ・ローラ38を中心に180゜の第3
回転を行ってエプロン8のすぐ上方に延在している水平
区域26に入り、クロスラッパーの前側7に設けられた静
止軸上のガイドローラ39に出会う。排出キャリッジ14に
担持されているガイドローラ36,37,38を中心とする前部
ベルト2の全体としての偏位はゼロになる。
補助キャリッジ16,18は、ガイドローラ32〜43及び60
〜69の軸に直交する水平方向の並進運動を行うことが可
能である。補助キャリッジ16,18は、ウエブ4と形成さ
れたフリース6とが通過する域から一定の距離だけ離れ
てエプロン8の下方に延在する底部通路70に位置してい
る。この底部通路70は水平隔壁72によってエプロン8か
ら隔離されている。
補助キャリッジ16は前部ベルト2に先行する閉鎖経路
20〜31の長さを一定に保つことを意図している。この補
助キャリッジはガイドローラ41を担持し、これを中心と
して前部ベルト2が180゜の回転すなわち偏向をするよ
うに構成されている。前部ベルト2は、クロスラッパー
の前側7に設けられた静止軸上のガイドローラ32とその
他のガイドローラ33,39,40,42,43によって導入キャリッ
ジ10,排出キャリッジ14と補助キャリッジ16との間に導
かれる。
補助キャリッジ18は後部ベルト5に先行する閉鎖経路
50〜59の長さを一定に保つことを意図している。この補
助キャリッジ18はガイドローラ67を担持し、これを中心
に後部ベルト5の走行方向が180゜の回転をするように
構成されている。後部ベルト5はクロスラッパーの後側
9近くに設けられた静止軸上のガイドローラ65,66,68,6
9によって導入キャリッジ10,排出キャリッジ14と補助キ
ャリッジ18との間に導かれる。
第6,7図に示されているように、各補助キャリッジ16,
18は、これらのキャリッジに担持されているローラ41,6
7の両側に設けられているそれぞれ2枚の側板74,78を有
する。各ローラ41,67を支承する軸の軸端は各補助キャ
リッジ16,18の側板74,78上に支持されている。側板74,7
8は、ローラ41,67から離れた方の面に車輪75,79を有
し、該車輪は水平軸を中心に回動可能であり、クロスラ
ッパーのフレーム1に強固に固定されている水平なサイ
ドレール76,80上を転動して並進運動の際に補助キャリ
ッジ16,18をガイドする。サイドレール76,80はローラ4
1,76の両側の底部通路70の中で延在している。第7図の
部分図から明らかなように、各サイドレールは異なる高
さに設けられている。図示の実施例では、下部レール76
は前部ベルト2をガイドする補助キャリッジ16を支持
し、上部レール80は後部ベルト5をガイドする補助キャ
リッジ18を支持している。上部レール80上に載せられた
キャリッジ18の車輪79の上方には、フレーム1に強固に
固定されて経路70の上部を仕切っている隔壁72を支える
横アングル鉄材82が延在している。
導入キャリッジ10及び排出キャリッジ14及び補助キャ
リッジ16,18に運動を付与するために、クロスラッパー
は、図示しない手段によって回転駆動されて第2図〜第
4図に点線で示されている歯付き駆動ベルト84,88と噛
み合う駆動ピニオン85,89を具えている。
この二本の歯付き駆動ベルト84は導入キャリッジ10と
補助キャリッジ16の間でクロスラッパーのコンベアベル
トの両側を後側9を経て延在している。その端部が取付
けられている導入キャリッジ10と補助キャリッジ16の間
で、駆動ベルト84は、ローラ32〜43と60〜69の軸に平行
な静止軸を中心にそれぞれ回転する二つのガイドピニオ
ン85,86(駆動ピニオン85を含む)を周回している。こ
れらのピニオン85,86は、歯付き駆動ベルト84の端部区
域が、それらが取付けられている導入キャリッジ10と補
助キャリッジ16の並進運動の方向に平行になるように配
置されている。
同様に、排出キャリッジ14と補助キャリッジ18の間で
クロスラッパーのコンベアベルトの両側を前側7を経て
二本の歯付き駆動ベルト88が延在している。これらがそ
の端部で取付けられている排出キャリッジ14と補助キャ
リッジ18の間において、歯付き駆動ベルト88はローラ32
〜43と60〜69の軸に平行な静止軸を中心に回転する二つ
のガイドピニオン89,90(駆動ピニオン89を含む)を周
回している。ピニオン89,90は、歯付き駆動ベルト88の
端部区域が、それの取付けられている排出キャリッジ14
と補助キャリッジ18の並進運動の方向に平行となるよう
に配置されている。
更に、導入キャリッジ10と排出キャリッジ14及び補助
キャリッジ16,18は第2図〜第4図で一点鎖線で模式的
に示されているケーブル92,96によって導入キャリッジ1
0と補助キャリッジ16及び排出キャリッジ14と補助キャ
リッジ18の対が形成されるように組み合わされている。
これらのケーブル92,96は前部ベルト2及び後部ベルト
5よりも伸びが少ない。
2本のケーブル92はローラの両側に導入キャリッジ10
と補助キャリッジ16の間の前部ベルトの両側に、クロス
ラッパーの前側7を経て延在している。端部が取付けら
れている導入キャリッジ10と補助キャリッジ16の間にお
いて、ケーブル92は、ローラ32〜43と60〜69の軸に平行
な静止軸を中心にそれぞれ回転する二つのガイドプーリ
93,94を周回している。これらのプーリ93,94は、ケーブ
ル92の端部区域がそれが取付けられている導入キャリッ
ジ10と補助キャリッジ16の並進運動の方向に平行になる
ように配置されている。
2本のケーブル96はローラの両側に排出キャリッジ14
と補助キャリッジ18の間のコンベア・ベルトの両側に、
クロスラッパーの後側9を経て延在している。端部が取
付けられている排出キャリッジ14と補助キャリッジ18の
間において、ケーブル96は、ローラ32〜43と60〜69の軸
に平行な静止軸を中心にそれぞれ回転する二つのガイド
プーリ97,98を周回している。これらのプーリ97,98は、
ケーブル96の端部区域がそれが取付けられている排出キ
ャリッジ14と補助キャリッジ18の並進運動の方向に平行
になるように配置されている。
作動の際には、前部ベルト2と後部ベルト5の変位は
駆動ローラ39,65によって制御され、導入キャリッジ10,
排出キャリッジ14及び補助キャリッジ16,18の変位は歯
付き駆動ベルト84,88に係合している駆動ピニオン85,89
によって制御される。並進方向の同期往復運動はこのよ
うにしてそれぞれのキャリッジ10,14,16,18に与えられ
る。導入キャリッジ10及び排出キャリッジ14に適用され
る運動法則は、フランス特許公報FR−B−2,234,395等
に述べられているものである。
往復運動の端部位置は第2図と第3図に示され、中間
位置は第4図に示されている。
形成されるフリース6の幅をLとすると、排出キャリ
ッジ14とそれに連携する補助キャリッジ18は、同じ大き
さで反対向きの瞬間速度で振幅Lの往復運動を行い、そ
の結果、後部ベルト5に先行する閉鎖経路50〜59の長さ
は一定に維持される。導入キャリッジ10とそれに連携す
る補助キャリッジ16は、同じ大きさで反対向きの瞬間速
度でL/2程度の振幅を有する往復運動を行い、その結
果、前部ベルト2に先行する閉鎖経路20〜31の長さは一
定に保たれる。
連携するキャリッジ間のこれらの運動関係は、これら
を連結するケーブル92,96によって得られる。第2図に
示された位置から第3図に示された位置までの往復運動
の第1段階において、駆動ピニオン85,89は第2図で矢
印Gで示された方向に駆動される。次いで、歯付き駆動
ベルト84は導入キャリッジ10を後側9の方に牽引し、歯
付き駆動ベルト88は補助キャリッジ18を前側7の方に牽
引する。前側7への牽引力は補助キャリッジ16を導入キ
ャリッジ10に連結しているケーブル92によって補助キャ
リッジ16に伝達される。後側9への牽引力は排出キャリ
ッジ14を補助キャリッジ18に連結しているケーブル96に
よって排出キャリッジ14に伝達される。
第3図に示された位置から第2図に示された位置まで
の往復運動の第2段階においては、これと対称的に駆動
ピニオン85,89は第3図に矢印Hで示された方向に駆動
される。次いで歯付き駆動ベルト84は補助キャリッジ16
を後側9の方に牽引し、歯付き駆動ベルト88は排出キャ
リッジ14を前側7の方に牽引する。前側7への牽引力は
導入キャリッジ10を補助キャリッジ16に連結しているケ
ーブル92によって導入キャリッジ10に伝達される。後側
9への牽引力は補助キャリッジ18を排出キャリッジ14に
連結しているケーブル96によって補助キャリッジ18に伝
達される。
ケーブル92,96は前部ベルト2と後部ベルト5よりも
伸びが少ないので、連携するキャリッジの運動を同期さ
れるのに役立つ上述の牽引力はこれらのケーブルに吸収
されることが望ましい。これにより、牽引力が基本的に
コンベア・ベルトによって吸収される従来技術のクロス
ラッパーと比較して、大きな利点がある。その結果、コ
ンベア・ベルトにかかる応力は小さくなり、軽量化する
ことができると共に耐久性が改善される。コンベア・ベ
ルトの軽量化は、装置の慣性を減少させ、閉鎖経路の湾
曲領域での運動を円滑になしてこの領域でのウエブ4の
搬送を規則正しく行えるので非常に有益である。
カードから送り出されたウエブ4は前部ベルト2に先
行する傾斜区域20上に堆積される(第4図参照)。ロー
ラ33上で方向を変えられた後、ウエブは区域20上を導入
キャリッジ10まで水平に搬送される。このキャリッジ上
で、ウエブ4は先ずローラ34によって0〜90゜の範囲の
角度Aだけ走行方向を変えられる。角度Aは適当な値に
選ばれているので、ローラ34によって向きを変えられる
際に、ウエブの乱れは生じない。前部ベルト2の傾斜し
た区域22上に運ばれた後、ウエブ4はピンチ・ローラ35
を周回する。ローラ35,61の間で形成されている挟持ラ
インによって、遠心力によるウエブ4の前部ベルトから
の分離が防止される。ウエブ4はピンチ・ローラ35の周
囲に90〜180゜の範囲内のB=180゜−Aの角度でカーブ
を描き、挟持ラインはこのカーブに沿って中間角度位置
に位置しているので、ローラ35,61間の挟持は、この挟
持作用に先立つ傾斜区域22での乱れを生じさせない。
前記角度Bが大き過ぎる(180゜以上)場合には、過
剰な角度的偏向のために、又はピンチ・ローラ35の上流
側での前部ベルト2の垂れ下がりのために、高速搬送の
際にピンチ・ローラ35のすぐ上流側でのウエブの好まし
くない分離が観察された。角度Bが小さ過ぎる(90゜以
下)場合には、ウエブ4はピンチ・ローラ35に先立つ過
剰に傾斜した区域22上を安定して搬送されない。ローラ
35,61の間でウエブ4を予備的に挟持したり、角度Bを
適宜な値とすることによって、ウエブの最高に安定した
搬送が確保され、これによって最良の品質のフリース6
が得られる。
前述の構成の例においては、挟持ラインの上流側でウ
エブ4を角度Aだけ偏向させるローラ34が導入キャリッ
ジ10に設けられている。このローラ34はクロスラッパー
のフレーム1に対して静止している軸を有していること
は明らかであろう。この場合、角度AとBは可変である
が、導入キャリッジは軽量であり、ローラ34は導入キャ
リッジの上流側にコンベア・ベルト2を支える効果を有
する。
挟持域23,53を通過した後、ウエブ4は排出キャリッ
ジ14に達し、ここでウエブはエプロン8上に交互に折り
畳まれた状態で堆積してフリース6を形成する。
この形成されたフリース6は、エプロン8のすぐ上方
に位置しているコンベア・ベルトの区域26,54の作用に
よって、導入キャリッジ10,排出キャリッジ14及び補助
キャリッジ16,18の往復運動で生じる気流から或る程度
保護される。これらの区域26,54に隣接する垂直区域27,
55の存在により、形成されたフリーム6の高さまで横方
向の気流が到達することが防がれる効果も生じる。補助
キャリッジ16,18が隔壁72によってエプロン8から隔離
されているクロスラッパーの底部通路70内で移動するの
で、その運動の結果生じる気流はウエブ4とフリース6
が通過する領域から離れた底部通路70の内部に基本的に
限定される。その結果、ウエブ4もフリース6もこれら
の気流によって乱されることなく、形成されるフリース
6の均質性が改善される。これは特にクロスラッパーが
高速で作動する場合に著しい。
本発明の一般的な範囲内では、補助キャリッジは隔離
された別々の底部通路に設けられているが、全体のサイ
ズを小さくする目的のために、二つの補助キャリッジ1
6,18が移動する単一の底部通路70を設けることが望まし
い。補助キャリッジ16,18はこの底部通路70内の高さの
異なるレール76,80上に載せられているので、駆動ベル
ト84,88と連結ケーブル92,96も異なった高さ位置にあ
り、作動の際に相互に干渉することが避けられる。
底部通路70は少なくとも3L/2の長さ、換言すれば導入
キャリッジ10及び排出キャリッジ14(又は補助キャリッ
ジ16,18)の往復運動の振幅の和に等しい長さを有して
いる。
勿論、上述の例以外にも本発明の範囲を逸脱すること
なく、多くの変形を思考することが可能である。
図面の簡単な説明 第1図は本発明によるクロスラッパーの一例を示す斜
視図である。
第2図〜第4図は本発明によるクロスラッパーを異な
る3つの作動位置で示す略示側面図である。
第5図は第2図〜第4図で示すクロスラッパーの導入
キャリッジの細部を示す拡大側面図である。
第6図は第4図および第7図のVI−VI面による断面図
でる。
第7図は第4図および第6図のVII−VII面による断面
図である。
第8図は第2図〜第4図で示すクロスラッパーの排出
キャリッジの細部を示す拡大側面図である。
〔符号の説明〕
2…前部ベルト(第1コンベアベルト) 4…ウエブ 5…後部ベルト(第2コンベアベルト) 6…フリース 8…エプロン 10…導入キャリッジ 14…排出キャリッジ 16,18…補助キャリッジ 20〜31…前部ベルトの閉鎖回路の区域 23,53…挟持域 32〜43…前部ベルトのガイドローラ 50〜59…後部ベルトの閉鎖回路の区域 60〜69…後部ベルトのガイドローラ 84,85,88,89…駆動手段 92,96…連結手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−51324(JP,A) 特公 昭60−454(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01G 25/00 D04H 1/74

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも2本のエンドレスコンベアベルト
    (2,5)、それぞれのコンベアベルト(2,5)を対応する
    閉鎖経路(20〜31,50〜59)に沿って案内するための複
    数のガイドローラ(32〜43,60〜69)、該複数のガイド
    ローラ(32〜43,60〜69)の軸線に垂直な水平方向で並
    進移動可能な導入キャリッジ(10)と排出キャリッジ
    (14)、該導入キャリッジ(10)と排出キャリッジ(1
    4)との間で前記閉鎖経路(20〜31,50〜59)上に形成さ
    れる挟持域(23,53)、それぞれの閉鎖経路(20〜31,50
    〜59)の長さを実質的に一定の値に保つために、複数の
    ガイドローラ(32〜43,60〜69)の軸線に直角な方向で
    並進移動可能な2本の補助キャリッジ(16,18)から成
    る補償手段、前記挟持域(23,53)の入口にウエブ
    (4)を運ぶ手段(20,21,22)、複数のガイドローラ
    (32〜43,60〜69)の軸線に実質的に平行な方向で移動
    可能であって、前記挟持域(23,53)を離れるウエブ
    (4)を受けるエプロン(8)、および前記導入キャリ
    ッジ(10)、排出キャリッジ(14)および前記補償手段
    (16,18)に並進往復移動を与えるための駆動手段(84,
    85,88,89)を含んで成り、前記閉鎖経路(20〜31,50〜5
    9)は前記挟持域(23,53)に沿って互いに隣接し、該挟
    持域(23,53)以外では互いに外側に配置されていると
    共に、それぞれの補助キャリッジ(16,18)によって支
    承された少くとも1本のガイドローラ(41,67)の周り
    に180゜の偏向をしているウエブをプリーツ状に折り畳
    んでフリースに変換するクロスラッパーにおいて、 前記導入キャリッジ(10)と搬出キャリッジ(14)は対
    応するコンベアベルト(2,5)より伸びにくい連結手段
    (92,96)によってそれぞれの補助キャリッジ(16,18)
    によって連結され、それによって導入キャリッジ(10)
    と補助キャリッジ及び排出キャリッジ(14)と補助キャ
    リッジ間に往復運動を与えるように、前記駆動手段(8
    4,85,88,89)の作用下で前記連結手段が加張下に置かれ
    ており、且つ前記挟持域が導入キャリッジ(10)から排
    出キャリッジ(14)への範囲に亘って実質的に水平直線
    で配置されているクロスラッパー。
  2. 【請求項2】前記駆動手段(84,85,88,89)が、駆動ピ
    ニオン(85,89)によって係合されている少くとも1個
    の運転伝達エレメント(84,88)を含み、該運動伝達エ
    レメント(84,88)はそれぞれ一端を導入キャリッジ(1
    0)又は排出キャリッジ(14)に連結し、他端を補助キ
    ャリッジ(16,18)に連結し、前記導入キャリッジ(1
    0)、排出キャリッジ(14)および補助キャリッジ(16,
    18)は互いに前記連結手段(92,96)によって相互に連
    結されており、一方向での駆動ピニオン(85,89)の回
    転が往復運動の第1段階として導入キャリッジ(10)及
    び排出キャリッジ(14)を引張るように作用し、反対方
    向での駆動ピニオン(85,89)の回転が前記往復運動の
    第2段階として前記補助キャリッジ(16,18)を引張る
    ように作用する請求項1に記載のクロスラッパー。
  3. 【請求項3】前記それぞれの連結手段が、その一端を補
    助キャリッジ(10,16)に連結され、他端が導入キャリ
    ッジ(10)又は排出キャリッジ(14)に連結された少く
    とも1本のケーブル(92,96)を有し、該ケーブル(92,
    96)が補助キャリッジ(10,16)および導入キャリッジ
    (10)又は排出キャリッジ(14)との間で複数のプーリ
    ー(93,94,97,98)によって案内されている請求項1に
    記載のクロスラッパー。
  4. 【請求項4】それぞれの前記連結手段が複数のガイドロ
    ーラ(32〜43,60〜69)の両側で前記キャリッジに連結
    された2本の側方ケーブル(92,96)を有する請求項3
    に記載のクロスラッパー。
  5. 【請求項5】それぞれの補助キャリッジ(16,18)がエ
    プロン(8)の下方に延在している底部通路(70)内に
    設置されている請求項1に記載のクロスラッパー。
  6. 【請求項6】前記底部通路(70)が少くとも1個の隔壁
    (72)によって前記エプロンから隔離されている請求項
    5に記載のクロスラッパー。
  7. 【請求項7】前記2個の補助キャリッジ(16,18)が前
    記底部通路(70)に沿って延在するサイドレール(76,8
    0)等の上にスライド可能に載せられ、該レール(76,8
    0)は異なる高さに設けられている請求項5又は6に記
    載のクロスラッパー。
  8. 【請求項8】前記第1コンベアベルト(2)がクロスラ
    ッパーの前側(7)から導入キャリッジ(10)に到達
    し、前記第2コンベアベルト(5)が前記前側(7)か
    ら遠いクロスラッパーの後側(9)から導入キャリッジ
    (10)に到達する請求項1〜3の何れかの項に記載のク
    ロスラッパー。
  9. 【請求項9】前記第2コンベアベルト(5)が、導入キ
    ャリッジ(10)の上流にある第1コンベアベルト(2)
    の部分を覆う位置には配置されていない請求項1〜3の
    何れかの項に記載のクロスラッパー。
  10. 【請求項10】ウエブ(4)の前記部分の上面が完全に
    自由に無接触である請求項9に記載のクロスラッパー。
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