JPH06504332A - 折重ね方法、不織折重ね製品および該方法を実施するための拡布・折重ね機 - Google Patents

折重ね方法、不織折重ね製品および該方法を実施するための拡布・折重ね機

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JPH06504332A
JPH06504332A JP5504990A JP50499092A JPH06504332A JP H06504332 A JPH06504332 A JP H06504332A JP 5504990 A JP5504990 A JP 5504990A JP 50499092 A JP50499092 A JP 50499092A JP H06504332 A JPH06504332 A JP H06504332A
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ジャン,ロベール
シャトレ,ベルナール
ジュールド,ベルナール
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アスラン
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G25/00Lap-forming devices not integral with machines specified above

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折重ね方法、不織折重ね製品および該方法を実施するための拡布・折重ね機 本発明は不織ラップを形成するための折重ね方法に関する。
本発明は又該方法によって得ることができる不織折重ね製品に関する。
本発明はさらに前記方法を実施し且つ製品を得るための拡布・折重ね機に関する 。
例えばDB−B−1,927,863号に示すような従来の拡布・折重ね機が知 られている。この装置において、巻戻しキャリッジは、一定速度で移動可能な出 口コンベア上で前後運動の移動を行う。
巻戻しキャリッジが移動の両端部のいずれかにある時に、キャリッジの移動方向 を変更するためにキャリッジは停止しなければならず、一方キャリッジは変更し ない速度で出口コンベア上のウェブの巻戻しを続ける。しかしながらキャリッジ と出口コンベア間の相対速度は大きく減少され、且つ巻戻しキャリッジの運動の 横方向成分はもはや含まないので、ウェブは過剰に巻戻される。これらの伝統的 な機械は横方向の複数の相当なふくらみ部を作り、これらふくらみ部は、幅の全 ての点についてはV均一である目付を有する製品を作るためにその後に解消され なければならない。
一方において、特に巻戻しキャリッジ自体がその移動方向を変更する間に停止し た時に出口コンベアが停止するように、巻戻しキャリッジの速度の絶対値に比例 して変わる速度を出口コンベアに与えることによって、他方において出口コンベ アの速度と巻戻しキャリッジの速度の絶対値にそれ自身比例する速度でウェブを 巻戻しキャリッジが送り出すような運動の法則を巻戻しキャリッジの上流に配置 された供給キャリッジに与えることによって前述の各種欠点を克服することがP R−B −2,234,395から知られている。
かくして、出口コンベアの単位面積当りに堆積されるウェブの量は理論的に一定 であり、その結果製造された折重ね製品は理論的には完全に均一である。
さらに、折重ね作業の結果、拡布・折重ね機へ供給されるウェブの当初長手方向 に配置された複数の繊維は、例えば15°より小さい特定の傾斜角でラップ中で 横切って配置される。その結果、ラップの引張強度は複数の繊維の配列方向に実 質的に一致する横断方向よりも、ラップの長手方向でより低くなることになる。
この事は1つの欠点であり、何故ならばラップは、特に長手方向にラップが引張 られることになるニードルパンチ加工の如き後続の工程を受けることになる中間 製品であるからである。したがって長手方向において高い引張強度が要望される 。ニードルパンチング加工等の如き作業を行うために現在において認められなけ ればならない弱い引張強度は作業速度を限定すると共にニードルパンチ加工中で の横断方向での収縮をもたらす。この収縮は両側縁において厚みの増加をもたら す。
本発明の目的は、前述の欠点を克服し、特に高い長手方向引張強度を有する折重 ね製品を非常に簡単な方法で製造することを可能にする折重ね方法、折重ね製品 及び拡布・折重ね機を提供することである。
本発明により長手方向に実質的に平行に向いた複数の繊維から成るウェブが巻戻 しキャリッジに供給され、鎖巻戻しキャリッジが、巻戻しキャリッジの移動方向 を横断する方向で駆動される出口コンベア上に前記ウェブを堆積させるように、 出口コンベアの上方で往復運動させられて、出口コンベアの長手方向に対して片 側の方向に傾斜し、次いで反対の方向に傾斜するウェブの順次重ねられた複数の 幅部分から成るラップが形成され、前記複数の幅部分は製造されたラップの側縁 を規定する折畳み部によって接合されており、前記巻戻しキャリッジの移動方向 の変更の瞬間において出口コンベアの進行が維持されている折重ね方法であって 、前記移動方向の変更の瞬間において、前記出口コンベアの長手方向に平行なう ツブの中でウェブの折畳み部を形成する複数の繊維を一定方向に向けようとする 引張力を、前記出口コンベアと前記巻戻しキャリッジの間で複数の繊維に与える ために、前記巻戻しキャリッジによって出口コンベアに向けて巻戻されるウェブ の量が制限される。折重ね方法が提供される。
かくして、大部分が長手方向に向いた複数の繊維から成るコード状物が、ラップ の長手方向両側縁に形成される。これらのコードは意外の程に大きい引張強度を 有し、後続の処理工程、特にニードルパンチング加工の間で、引張の結果として 生じやすい変形に対するラップを相当に補強する引張強度を構成する。
その結果として、例えばニードルパンチング加工の後で2本の側方向のコードを 解消することが可能であり、2本のコードの厚さ、見掛は密度および構造はラッ プの他の部分の前述の物性に悪影響を与えない。
この方法はウェストを生じるけれど、それにもかかわらず、驚くべきことには、 このウェストは本発明による工程において原則的に受入れられるものであり、理 論的にウェストを生ずることのないとされる他の多くの工程において生ずるウェ ストよりも著しく少いものであることが最終的に証明されている。ラップのそれ ぞれの側部において切断されることになる側部のストリップは本発明によれば5 0閣であるが、ある種の他の方法では150mである。
さらに本発明はニードルパンチング加工の間での横断方向の収縮を最小にするこ とを可能にし、その結果得られたニードルパンチ加工製品は重量についてより良 い均一性を有する。
本発明の第2の目的は、側縁部が、製品の長手方向に向くと共に、製品の中央部 分に向って斜めに向いた、同じ繊維の他の部分と鋭角を形成する複数の繊維の部 分を含んで成る不織布折重ね製品である。
本発明の第3の目的の拡布・折重ね機は、巻戻しキャリッジの前後動の方向を横 切って移動可能な出口コンベアの上方を前記巻戻しキャリッジが前後動可能なよ うな、ウェブの搬送蜂動を規定する搬送手段を含んで成り、前記巻戻しキャリッ ジの移動方向の変更の複数の瞬間を含む時間間隔内を除いて、巻戻しキャリッジ の速度の絶対値に実質的に比例する速度を出口コンベアに与え、前記時間間隔内 で前記出口コンベアが、巻戻しキャリッジの速度の絶対値に対して比例して計算 することから生ずる速度より早い速度を出口コンベアに与える手段と、前記巻戻 しキャリッジの移動方向の変更の複数の瞬間を含む時間間隔内を除いて、出口コ ンベアの速度に比例する速度で巻戻しキャリッジによってウェブを巻戻させ、前 記時間間隔内で前記出口コンベアの速度に対して比例して計算することから生ず る速度より遅い巻戻し速度でウェブを巻戻させる手段が設けられている拡布・折 重ね機である。
本発明の他の特定の特徴及び利点は非限定の例を参照した下記の記載から示され るであろう。
図1は拡布・折重ね機の外観斜視図である。
図2は本発明の拡布・折重ね機の一例の正面図である。
図3は図2の部分拡大図である。
図4は拡布・折重ね機の各種構成成分の瞬間速度を示すグラフである。
図5は拡布・折重ね機の出口コンベア上のウェブの堆積を示す図である。
拡布・折重ね機は、図1に斜視図で示される。前側搬送機と称する第1搬送コン ベア2は、例えばカード(図示せず)からくる繊維ウェブ4を取上げ、ウェブを 拡布・折重ね機のハウジング1の中に搬送する。拡布・折重ね機の中でウェブを 折重ねることによって、幅りのラップ6に変えられ、出口コンベア8によって拡 布・折重ね機の外に搬出される。ウェブ4を構成する複数の繊維は基本的にはウ ェブ4の長手方向に平行に向いている。出口コンベア8は折重ねられているラッ プ6をニードルパンチ機(図示せず)に搬送することができる。ウェブ4および ラップ6の搬送方向は図1中でそれぞれ矢印Fおよび矢印にで示される。以下の 説明で参考のために、拡布・折重ね機のウェブ4が入る側に隣接した側面7を拡 布・折重ね機の「前側」と称し、前側7と反対側の側面9を「後側」と称する。
拡布・折重ね機の内部が図2の平面図に線図として示される。図2は、出口コン ベア8によって拡布・折重ね機の外側に進むラップ6の搬送方向に垂直な平面Q (図1参照)で見た図である。
前側搬送機2の他に、拡布・折重ね機は後側搬送機と称する第2搬送コンベア5 を含んで成る。図2で実線で示される搬送機2.5は同じ幅を有し、図2の平面 Qに平行な同じ平面内にそれぞれの側縁を有する。前側搬送機2は複数の円形案 内ローラ32〜43によって規定された閉軌道を走行する。後側搬送機5は複数 の円形案内ローラ60〜69によって規定された閉軌道を走行する。
案内ローラ32〜43および案内ローラ60〜69はそれぞれの軸を中心として 回動可能に載置されており、それらの軸は水平であると共に図2の平面Qに垂直 、すなわち出口コンベア8の移動方向に実質的に平行である。これらの案内ロー ラ32〜43及び案内ローラ60〜69の中で、案内ローラ32.33.39. 40.42.43および案内ローラ65.66゜68、69の軸は拡布・折重ね 機のフレームlに対して静置されているが、案内ローラ34.35および案内ロ ーラ60.61.62.63は供給キャリッジと称せられる第1可動主キヤリツ ジIOによって支承され、一方案内ローラ36.37.38および案内ローラ6 4は巻戻しキャリッジと称せられる第2可動主キヤリツジ14によって支承され 、案内ローラ41と案内ローラ67はそれぞれ補助キャリッジ16.18によっ て支承されている。すなわち補助キャリッジ16.18はそれぞれ搬送機2,5 の片方に対応する案内ローラ41又は案内ローラ67を支承することになる。2 個の補助キャリッジ16.18は搬送機2.5によって行われる閉軌道のそれぞ れの長さを一定に保つために、主キャリッジlO及び主キャリッジ14の運動を 補償する運動を行う。2個の主キャリッジ10.14及び2個の補助キャリッジ 16.18の間で、それぞれの搬送機2,5は、出口コンベア8の両側に対応す る、拡布・折重ね機の前側7と後側9に配置された静置軸を有する複数のローラ によって案内される。
2個の主キャリッジ10.14は出口コンベア8の上方に配置され、複数のロー ラ32〜43および60〜69の軸線に垂直であって水平な方向で並進的に移動 可能である。
作動中に、前記主キャリッジ10.14は前記方向で前後動する。
図2で破線で示す第1ノツチ付きベルト84は、その一端が供給キャリッジIO に固定され、その他端が補助キャリッジ16に固定される。
ノツチ付きベルト84は拡布・折重ね機の後側9に配置されたビニオン85.8 6によって、前記主キャリッジlOと補助キャリッジ16の間で、案内される。
さらにこれら2個のキャリッジ10.16は図2で一点鎖線で示すケーブル92 によって組合されており、このケーブル92は拡布・折重ね機の前側7を通って 、プーリ93.94によって案内されている。ノツチ付きベルト84と噛合うビ ニオン86はモータ24によって駆動される。モータ24がピニオン86を第一 方向で駆動すると、供給キャリッジIOは拡布・折重ね機の後側9に向けて引か れる。その結果ケーブル92によって、組合された補助キャリッジ16は同一速 度で拡布・折重ね機の前側7に向けて引かれる。モータ24が反対方向にビニオ ン86を駆動すると、補助キャリッジ16は拡布・折重ね機の後側9に向けて引 かれ、その結果ケーブル92によって、供給キャリッジ10は同一速度で拡布・ 折重ね機の前側7に向けて引かれる。
、 同一の組合せが、巻戻しキャリッジ14と補助キャリッジ18を駆動するた めに設けられる。
図2で破線で示す第2ノツチ付きベルト88は、その一端が巻戻しキャリッジ1 4に固定され、その他端が補助キャリッジ18に固定される。ノツチ付きベルト 88は拡布・折重ね機の前側7に配置されたピニオン89.90によって案内さ れる。さらにこれら2個のキャリッジ14、18は図2で一点鎖線で示すケーブ ル96によって組合されており、このケーブル96は拡布・折重ね機の後側9を 通って、プーリ97.98によって案内されている。ノツチ付きベルト88と噛 合うビニオン90はモータ25によって駆動される。モータ25がピニオン90 を第一方向で駆動すると、巻戻しキャリッジ14は拡布・折重ね機の前側7に向 けて引かれる。その結果ケーブル96によって、組合された補助キャリッジ18 は同一速度で拡布・折重ね機の後側9に向けて引かれる。
モータ25が反対方向にピニオン90を駆動すると、補助キャリッジ18は拡布 ・折重ね機の前側7に向けて引かれ、その結果ケーブル96によって、巻戻しキ ャリッジ14は同一速度で拡布・折重ね機の後側9に向けて引かれる。
前側搬送機2のその閉鎖軌道に沿った移動は、前側搬送機2の回転する複数の案 内ローラの1個43を駆動するモータ26によって与えられる。同様に後側搬送 機5のその閉鎖軌道に沿った移動は、後側搬送機5がその周囲を巡る回転する複 数の案内ローラの一個65を駆動するモータ27によって与えられる。
図2及びその詳細図である図3から判るように、前側搬送機2によってウェブ4 は供給キャリッジlOに引渡される。供給キャリッジlO上で、ウェブ4はニッ プゾーン23の中に入るために、 180°曲げられ、そのニップゾーンでウェ ブは2個の搬送機2.5の間に保たれる。このニップゾーン23は巻戻しキャリ ッジ14に達し、巻戻しキャリッジ14がウェブ4を出口コンベア8上を堆積す る。
巻戻しキャリッジ14の振幅りの前後動が、ウェブの順次重ねられた複数の幅部 分から成るラップ6を形成するために、ウェブが交互の折畳みで出口コンベア8 上に堆積されることを確実にする。モータ28によって駆動される出口コンベア 8は巻戻しキャリッジ14の移動方向に垂直に動かされるので、ウェブの順次重 ねられる幅部分は出口コンベア8の長手方向に対して、片側の方向に傾斜した後 、次ぎに反対側の方向に傾斜する。したがって複数の幅部分を互いに合せる交互 の折畳みはラップ6の長手方向に対して、ずれて配置され、ラップの側方向端縁 を規定する(図5参照)。
拡布・折重ね機の各種の駆動手段、すなわち供給キャリッジlOの駆動モータ2 4、巻戻しキャリッジ14の駆動モータ25、前側搬送機2の走行のためのモー タ26、後側搬送機5の走行のためのモータ27、および出口コンベア8の駆動 モータ29によって与えられる運動学的法則を以下説明する。
前記運動学的法則を適用するために、モータ24.25.26.27.28は例 えば電子的に独立してコントロールすることができる。これとは別に、各種の駆 動部分間に所望の速度従属性を得るために(このタイプの機構の一例はFB−B  −2,234,395号公報で提供されている)、適切な伝動機構を設けるこ とができる。
図3において、■は拡布・折重ね機の入口におけるウェブ4の引渡し速度であり 、Uは供給キャリッジ10の代数学上の速度であり、Wは巻戻しキャリッジ14 の代数学上の速度である。ウェブ4の引渡し速度Vは常に正の値として計算され 、キャリッジ10.14の代数学上の速度v、Wは、キャリッジ10.14がウ ェブ4の引渡し方向と同じ方向で動かされる図3で示す方向では正の値として計 算され、反対の方向では負の値として計算される。一般的に一定である速度Vは 、拡布・折重ね機の上流に配置されたカードの出力によって左右される。速度U 、 Wはモータ24.25によってそれぞれ与えられる。
前側搬送機2の走行のためのモータ26は、供給キャリッジlOの上流のウェブ 4を受ける前側搬送機の部分に速度Vと等しい速度を与えるように設定される。
後側搬送機5の走行のためのモータ27は、2個の搬送機2.5がニップゾーン 23において同じ速度を有し、且つ供給キャリッジ10の上流でV−2Uに等し い速度X(図3参照)を与えるように設定される。
これらの条件下で出口コンベア8に向けての巻戻しキャリッジ14によるウェブ 4の巻戻し速度yはX+W=V−2U+Wに等しくなる。
図5は駆動モータ28によって出口コンベア8に与えられる速度Zを示す。
図4はモータ24.25.27.28によってそれぞれ与えることができる速度 u、W、X、Zに対するタイミング線図の一例を示す(モータ26によって与え られた速度の一定のタイミング線図は図示されてない)。図4は又各種のモータ によって与えられた複数の速度から生ずる巻戻し速度yのタイミング線図を破線 で示す。
図4で太線で示された巻戻しキャリッジ14の速度Wは時間tを関数として変る 周期的法則にしたがって変動し、それぞれの変動は出口コンベア8上に形成され たラップ6の幅に対応する。例えば速度Wはサイン曲線法則にしたがって変動す ることができる。図示した例において、巻戻しキャリッジ14はその方向の変更 時に滞留時間dの僅かな停止時間を有する。
供給キャリッジlOの駆動モータ24は、その速度Uが下記の関係(図4におい て実線で示される曲線)を滴定するように設定される。
W<0(7)時 U =W+ V/ 2W≧0の時 U=V/2 モータ27は、モータが速度X (=V−2U)で後側搬送機5を駆動するよう 設定される。速度Xの曲線は図4において点線で示される。これらの条件下で、 ウェブ4の巻戻し速度yは、それぞれの瞬間において、巻戻しキャリッジ14の 移動速度Wの絶対値に等しい。
ウェブ4の巻戻しは巻戻しキャリッジ14の方向の変更に対応する停止時間dの 間中断される(y=0)。
モータ28は、出口コンベア8の瞬間速度Zがウェブ4の巻戻し速度y、したが って巻戻しキャリッジの速度Wの絶対値に比例するように設定される。比a ( −Z/IWI =Z/y)は堆積されたウェブのそれぞれの幅部分中の複数の繊 維とラップ6の横方向との間の平均角度を固定している。しかしながら、巻戻し キャリッジ14のそれぞれの停止時間dを含む短時間間隔りの間に、モータ28 は出口コンベア8にゼロでない速度Z1すなわち比aによって速度yに比例して 計算することによって生ずる値より早い速度を与える。したがって出口コンベア 8の走行は、巻戻しキャリッジ14の移動方向の変更時においてさえ中断されな い。換言すれば、時間間隔りの間で、出口コンベア8の速度Zに関連して、出口 コンベア8に向けて巻戻しキャリッジ14によって巻戻されるウェブ4の量は制 限される。かくして巻戻しキャリッジ14の運動方向の変更の瞬間において、引 張力が出口コンベア8を巻戻しキャリッジ14との間の複数の繊維に与えられ、 出口コンベア8の長手方向に平行なうツブ6の側縁においてウェブの折畳みを形 成する複数の繊維を一定方向に向けようとする。
図5は、出口コンベア8上で得られた不織布のラップ状製品6を示すと共に、ラ ップ6の片方の繰上で巻戻しキャリッジ14がその方向を変えている瞬間を示す 。この瞬間において、出口コンベアの速度Zは0ではなく、ウェブ4の巻戻しは 制限されるかあるいは中断される(y=0)。そしてラップ6の側縁は、実質的 に長手方向に向けられると共に、ラップ6の中央部分に対して傾斜して向けられ たウェブの幅部分に含まれた同じ繊維の他の部分と鋭角を形成している繊維部分 を含んで成る。
複数の繊維の中の長手方向に向いたこれらの部分のために、ラップ状製品6は充 分な引張強度を有する。さらに、後続のニードルパンチ工程中での横方向の収縮 を有利に減少することが経験されている。
本発明の特定の例である実施例が記載されているけれども、多様な変化例を本発 明の範囲を逸脱することなしに行うことができることが理解されるであろう。
ウェブ4の巻戻し速度yが巻戻しキャリッジ14の移動速度Wの絶対値にそれぞ れの瞬間において等しい例が記載されている。本発明によれば、この巻戻し速度 yがIW+に比例するのが一般的に好ましいのであって、前述の同一である例は 比例する比率が1である特定の例であるに過ぎない。
本発明による製造方法は、図1〜図3を参照して一例として記載されたものとは 異なる拡布・折重ね機で実施できることは当業者にとって明らかである。
寸 D−□m看陶 pCT/FR92100823

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長手方向に実質的に平行に向いた複数の繊維から成るウエブ(4)が巻戻し キャリッジ(14)に供給され、該巻戻しキャリッジ(14)が、巻戻しキャリ ッジ(14)の移動方向を横断する方向で駆動される出口コンベア(8)上に前 記ウエブ(4)を堆積させるように、出口コンベア(8)の上方で往復運動させ られて、出口コンベア(8)の長手方向に対して片側の方向に傾斜し、次いで反 対の方向に傾斜するウェブの順次重ねられた複数の幅部分から成るラップ(6) が形成され、前記複数の幅部分は製造されたラップ(6)の側線を規定する折畳 み部によって接合されており、前記巻戻しキャリッジ(14)の移動方向の変更 の瞬間において出口コンベア(8)の進行が維持されている折重ね方法であって 、前記移動方向の変更の瞬間において、前記出口コンベア(8)の長手方向に平 行なラップ(6)の中でウエブの折畳み部を形成する複数の繊維を一定方向に向 けようとする引張力を、前記出口コンベア(8)と前記巻戻しキャリッジ(14 )の間で複数の繊維に与えるために、前記巻戻しキャリッジ(14)によって出 口コンベア(8)に向けて巻戻されるウエブ(4)の量が制限される折重ね方法 。 2.前記巻戻しキャリッジ(14)によるウエブ(4)の巻戻しが、前記巻戻し キャリッジ(14)の移動方向の変更の瞬間に中断される請求の範囲1項記載の 方法。 3.巻戻しキャリッジ(14)へのウエブが供給キャリッジ(10)を用いて供 給され、2個のキャリッジ(10,14)が下記関係を充足するように作動され る請求の範囲1項又は2項記載の方法、供給キャリッジ(10)の速度(U)が 、巻戻しキャリッジ(14)がウエブ(4)の引渡し方向に反対の方向で移動す る時には、巻戻しキャリッジ(14)の速度(W)と、ウエブ(4)の引渡し速 度(V)の半分の値との代数的和に等しく、供給キャリッジ(10)の速度(U )が、巻戻しキャリッジ(14)がウエブ(4)の引渡し方向と同じ方向で移動 する時には、ウエブ(4)の引渡し速度(V)の半分の値に等しく、上記関係に おいて、ウエブ(4)の引渡し速度(V)が常に正の値として数えられ、キャリ ッジ(10,14)の速度(U,W)が前記2番目の関係に対応する方向の時に 正の値として数えられる。 4.巻戻しキャリッジ(14)の移動方向の変更の複数の瞬間を含む時間間隔( D)内を除く、各瞬間における巻戻しキャリッジ(14)の速度の絶対値に比例 する速度(Z)で前記出口コンベア(8)が移動され、前記時間間隔(D)内で 前記出口コンベア(8)が、巻戻しキャリッジ(14)の速度の絶対値に対して 比例して計算することから生ずる速度より早い速度で移動される請求の範囲1項 から3項の何れか1項に記載の方法。 5.巻戻しキャリッジ(14)の移動方向の複数の変更を含む時間間隔(D)内 を除いて、ウエブ(4)が出口コンベア(8)の速度に比例する速度(y)で巻 戻しキャリッジ(14)によって巻戻され、前記時間間隔(D)内で前記巻戻し 速度(y)が、出口コンベア(8)の速度に対して比例して計算することから生 ずる速度より、前記巻戻し速度(y)が遅い請求の範囲1項から4項の何れか1 項に記載の方法。 6.巻戻しキャリッジ(14)によるウエブ(4)の巻戻しの速度(y)が、全 ての瞬間において、巻戻しキャリッジ(14)の移動速度(W)の絶対値に実質 的に比例する請求の範囲1項から5項の何れか1項に記載の方法。 7.側縁部が、製品の長手方向に向くと共に、製品の中央部分に向って斜めに向 いた、同じ繊維の他の部分と鋭角を形成する複数の繊維の部分を含んで成る不織 布折重製品(6)。 8.巻戻しキャリッジ(14)の前後動の方向を横切って移動可能な出口コンベ ア(8)の上方を前記巻戻しキャリッジ(14)が前後動可能なような、ウエブ (4)の搬送作動を規定する搬送手段(2,5)を含んで成り、前記巻戻しキャ リッジ(14)の移動方向の変更の複数の瞬間を含む時間間隔(D)内を除いて 、巻戻しキャリッジ(14)の速度(W)の絶対値に実質的に比例する速度を出 口コンベア(8)に与え、前記時間間隔(D)内で前記出口コンベア(8)が、 巻戻しキャリッジ(14)の速度(W)の絶対値に対して比例して計算すること から生ずる速度より早い速度を出口コンベア(8)に与える手段(8)と、前記 巻戻しキャリッジ(14)の移動方向の変更の複数の瞬間を含む時間間隔(D) 内を除いて、出口コンベア(8)の速度(Z)に比例する速度(y)で巻戻しキ ャリッジ(14)によってウエブを巻戻させ、前記時間間隔(D)内で前記出口 コンベア(8)の速度(Z)に対して比例して計算することから生ずる速度より 遅い巻戻し速度(y)でウエブを巻戻させる手段(24,25,26,27)が 設けられている拡布・折重ね機。 9.ウエブ(4)が巻戻しキャリッジ(14)の速度(W)の絶対値に比例する 速度(y)で巻戻される請求の範囲8項記載の拡布・折重ね機。 10.巻戻しキャリッジ(14)にウエブを供給するための移動可能な供給キャ リッジをさらに含んで成り、下記関係を充足するように供給キャリッジ(10) および巻戻しキャリッジ(14)を駆動する手段が設けられている請求の範囲8 項又は9項記載の拡布・折重ね機、供給キャリッジ(10)の速度(U)が、巻 戻しキャリッジ(14)がウエブ(4)の引渡し方向に反対の方向で移動する時 には、巻戻しキャリッジ(14)の速度(W)と、ウエブ(4)の引渡し速度( V)の半分の値との代数的和に等しく、供給キャリッジ(10)の速度(U)が 、巻戻しキャリッジ(14)がウエブ(4)の引渡し方向と同じ方向で移動する 時には、ウエブ(4)の引渡し速度(V)の半分の値に等しく、上記関係におい て、ウエブ(4)の引渡し速度(V)が常に正の値として数えられ、キャリッジ (10,14)の速度(U,W)が前記2番目の関係に対応する方向の時に正の 値として数えられる。
JP5504990A 1991-08-28 1992-08-26 折重ね方法、不織折重ね製品および該方法を実施するための拡布・折重ね機 Pending JPH06504332A (ja)

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