JP3256759B2 - コイル巻状物の懸架用ポストパレット - Google Patents

コイル巻状物の懸架用ポストパレット

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、金属または合
成樹脂製の円筒状巻芯に、金属箔、金属板、合成樹脂フ
ィルム、線材、紙等がコイル状に巻かれた巻状物の懸架
用ポストパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】巻芯に、金属板、合成樹脂フィルム、線
材または紙が巻かれたコイル巻状物は、梱包時に、通
常、パレット上に縦置きまたは横置きされるか、あるい
はパレット上に、多数の俵を積み上げるように所謂、俵
積みされるが、金属箔やその加工品のコイル巻状物を、
上述したように、パレット上に配置した場合、コイル巻
状物の下部が自重で変形し易く、また巻きぐせが付い
て、コイル巻状物から繰り出した金属箔等を使用する際
に悪影響を及ぼすことから、後述のようなボックスパレ
ット内にコイル巻状物が懸架状態に収容されていた。
【0003】すなわち、図9に示すように、金属箔等の
コイル巻状物(51)の両側に該巻状物(51)の円筒状巻芯(5
2)の端部が突出するようにして、巻芯(52)の両端部をそ
れぞれボックスパレット(53)の前後壁(54)の上縁部に形
成された凹弧部(55)に嵌め入れて、当該ボックスパレッ
ト(53)内にコイル巻状物(51)が懸架されていた。
【0004】ところが、コイル巻状物によっては、上述
したように、巻芯(52)の端部をコイル巻状物(51)の両側
へ突出させられない場合があり、この場合には、図10
に示すように、コイル巻状物(61)の円筒状巻芯(62)に予
めコイル巻状物(61)の幅よりも長い吊芯(63)を通し、該
吊芯(63)の両端部をそれぞれボックスパレット(53)の前
後枠(64)の上縁部に形成された凹弧部(65)に嵌め入れ
て、コイル巻状物(61)を懸架していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すように、
コイル巻状物(61)の巻芯(62)の内径が小さく、また該巻
芯(62)に通された吊芯(63)の外径も小さい場合には、ボ
ックスパレット(53)の輸送中にコイル巻状物(61)の矢印
方向(左右方向)への揺れが少ない。
【0006】しかし、図12に示すように、コイル巻状
物(61)の巻芯(62)の内径が大きく、該巻芯(62)に通され
た吊芯(63)の外径が小さい場合には、ボックスパレット
(53)の輸送中にコイル巻状物(61)の矢印方向への揺れが
大きく、そのため、隣り合うコイル巻状物(61)同士が衝
突したり、あるいはコイル巻状物(61)がボックスパレッ
ト(53)の側壁(56)に衝突したりして、コイル巻状物(61)
が輸送中に変形することがあった。
【0007】また、上記問題を解消するために、図13
に示すように、コイル巻状物(61)の巻芯(62)の内径が大
きい場合、該巻芯(62)に通される吊芯(63)の外径も大き
くすれば、ボックスパレット(53)内でのコイル巻状物(6
1)の矢印方向への揺れは小さくなるが、この場合、吊芯
(63)の重量が重くなるため、ボックスパレット(53)全体
としての重量も大幅に増加することとなり、輸送、保管
および取扱いが行い難くなるという新たな問題が発生す
る。
【0008】本発明の目的は、コイル巻状物の巻芯の内
径が大きい場合でも、該巻芯に通される吊芯の外径を大
きくすることなく、コイル巻状物の輸送中の揺れを少な
くすることができるパレットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、底部の四隅に
ポストが立設されたポストパレットにおいて、前側およ
び後側における左右に隣り合うポスト間にそれぞれ桁が
前後に向かい合って架設され、両桁と底部間には必要数
の中間ポストが前後に向かい合って立設され、対向する
中間ポスト上端における両桁にはコイル巻状物の吊芯が
渡され、対向する中間ポストの少なくとも一方の中間ポ
ストの両側面の互いに対応する位置に、前後方向に伸び
る一対の凸部が間隔をあけてそれぞれ設けられて、両凸
部間がガイド溝となされており、コイル巻状物の円筒状
巻芯内に入れられてコイル巻状物の揺れを防ぐ略枠状ま
たは略板状の巻状物揺れ止め具の幅中央部に、前後方向
に伸び、かつ中間ポストの幅に対応する幅となされた中
間ポスト挿通用空所が形成され、該空所の両縁の一端を
空所に挿通された中間ポスト側面のガイド溝に嵌め入れ
て、巻状物揺れ止め具をガイド溝に沿って吊芯に懸架さ
れたコイル巻状物の円筒状巻芯内へ進入せられるように
なされ、当該巻状物揺れ止め具の進入状態がロック手段
により維持されるようになされているものである。
【0010】本発明において、コイル巻状物の円筒状巻
芯の内径に対する吊芯の外径は特に限定されないが、吊
芯の外径がコイル巻状物の円筒状巻芯における内径の半
分以下である場合、当該吊芯の重量が軽くなるという利
点があり、そして、従来、このように吊芯の外径が小さ
い場合には、輸送中のコイル巻状物の左右方向への揺れ
が大きかったが、本発明によれば、上記巻状物揺れ止め
具によってコイル巻状物の揺れが防止される。したがっ
て、吊芯の外径はコイル巻状物の円筒状巻芯における内
径の半分以下とするのが好ましい。
【0011】また、巻状物揺れ止め具は、板状よりも枠
状の方が軽量化できるため、有利である。
【0012】上記ロック手段としては、中間ポスト外面
に揺動自在に軸支されたレバーであって、該レバーが巻
状物揺れ止め具の外側に位置して、巻状物揺れ止め具の
ガイド溝からの脱落を阻止するようにしたものが挙げら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。なお、本明細書において、前後、
左右および上下は、図8を基準とし、「前」とは図8の
図面紙葉の表側を、「後」とは同裏側を指し、「左右」
とは図8の左右を指し、また「上下」とは図8の上下を
指すものとする。
【0014】図1および図2に示すように、ポストパレ
ット(1) は、金属製であって、底部四隅にポスト(9A)(9
B)(9C)(9D)がそれぞれ立設され、当該ポストパレット
(1) の底部は、前後枠部(2) (3) と左右枠部(4) (5) と
左右枠部(4) (5) の長さ中央部間に形成された左右方向
内枠部(6) と前後枠部(2) (3) の幅中央部間に形成され
た広幅の前後方向中央内枠部(7) と該前後方向中央内枠
部(7) の左右に形成された前後方向端部寄り内枠部(8)
とによって構成されている。
【0015】パレット(1) 底部の前側における左右のポ
スト(9A)(9B)の上端寄り部分間並びにパレット(1) 底部
の後側における左右のポスト(9C)(9D)の上端寄り部分間
には、それぞれアングル状の桁(11)(12)が前後に向かい
合って架設されている。
【0016】両桁(11)(12)とパレット(1) 底部の前後枠
部(2) (3) 間にはそれぞれ2本ずつ中間ポスト(13)(14)
が前後に向かい合って立設され、各中間ポスト(13)(14)
上端における両桁(11)(12)上には、それぞれ一対の突出
壁(15A)(15B)が形成されて、両突出壁(15A)(15B)間がコ
イル巻状物(C) の円筒状吊芯(16)両端が嵌め入れられる
吊芯支持部(17)となされている。円筒状吊芯(16)は、コ
イル巻状物(C) における円筒状巻芯(21)の内径の半分よ
り小さい外径となされている。
【0017】前後に隣り合う、ポスト(9A)(9C)の上端寄
り部分間ならびにポスト(9B)(9D)の上端寄り部分間には
それぞれ前後方向側枠部(18)が設けられ、該前後方向側
枠部(18)の長さ中央部と左右枠部(4) (5) の長さ中央部
間には上下方向側枠部(19)が設けられている。
【0018】対向する中間ポスト(13)(14)の両側面の互
いに対応する位置には、前後方向に伸びる一対の棒状部
材よりなる凸部(22)が間隔をあけて設けられ、両凸部(2
2)間がガイド溝(23)となされている。
【0019】そして、各中間ポスト(13)(14)は、後述す
る巻状物揺れ止め具(24)に挿通されている。
【0020】すなわち、図3〜図6に示すように、巻状
物揺れ止め具(24)は、コイル巻状物(C) の円筒状巻芯(1
6)の内径と略同一の幅を有する方形枠(25)と、方形枠(2
5)における対向する横枠部(26A)(26B)のうちの一方の横
枠部(26A) から内方へ縦枠部(27A)(27B)と平行に伸びる
2本の縦内枠部(28a) と、縦内枠部(28a) の先端部から
外方へ屈曲状に伸びて、縦枠部(27A)(27B)に連なる2本
の横内枠部(28b) とを有し、両縦内枠部(28a) の間隔(S
1)が中間ポスト(13)(14)の幅(W) に対応して両縦内枠部
(28a) 間が中間ポスト挿通用空所(B1)となされている。
【0021】縦内枠部(28a) と横内枠部(28b) とが交わ
る角部(31)から若干、横内枠部(28b) 側へ寄った位置か
ら横枠部(26B)へ一対の縦内枠平行部(32)が設けられ、
両縦内枠平行部(32)の間隔(S2)は中間ポスト(13)(14)の
一側の凸部(22)から他側の凸部(22)へ至る距離(L1)より
も若干、広くなされている。
【0022】本実施形態では、上述したように、各巻状
物揺れ止め具(24)が枠状であるため、重量的に軽くする
ことができるが、本発明はこれに限定されず、例えば、
図3に示すように、上記巻状物揺れ止め具(24)における
両縦内枠部(28a) と両横内枠部(28b) 並びに両縦枠部(2
7A)(27B)および一方の横枠部(26A) によって囲まれた空
所(B2)を板状にしたり、あるいは更に、両横内枠部(28
b) と両縦内枠平行部(32)並びに両縦枠部(27A)(27B)お
よび一方の横枠部(26B) によって囲まれた空所(B3)を板
状にしたりすることもある。
【0023】各中間ポスト(13)(14)外面の上端部には、
レバー(33)が揺動自在に軸支され、垂下したレバー(33)
が、図6に示すように、ガイド溝(23)に嵌め入れられた
巻状物揺れ止め具(24)の縦内枠部(28a) の基端に連なる
横枠部(26A) の外側に位置して、巻状物揺れ止め具(24)
のガイド溝(23)からの脱落が阻止されるようになされて
いる。各桁(11)(12)の外面における中間ポスト(13)(14)
取付部から若干、ポスト(9A)(9B)(9C)(9D)寄りの部分に
はレバー(33)の先端部を止めておくレバー保持用ピン状
突起(35)が設けられている。
【0024】次に、本実施形態のポストパレット(1) に
コイル巻状物(C) を懸架する要領について説明する。
【0025】図1に示すように、ポストパレット(1) の
各中間ポスト(13)(14)に通された巻状物揺れ止め具(24)
が当該パレット(1) の底部に配置された状態において、
図2に示すように、2本の吊芯(16)にそれぞれ2つのコ
イル巻状物(C) の巻芯(21)が通され、各吊芯(16)の両端
を両桁(11)(12)の対向する吊芯支持部(17)に嵌め入れ
て、当該パレット(1) に合計4つのコイル巻状物(C) が
懸架された状態とする。
【0026】次に、図3に示すように、各巻状物揺れ止
め具(24)を矢印方向へ引いた後、該巻状物揺れ止め具(2
4)を中間ポスト(13)(14)に沿って上方へ移動させ、図4
に示すように、巻状物揺れ止め具(24)の両縦内枠平行部
(32)間に中間ポスト(13)(14)両側面の凸部(22)を通過さ
せると共に、図5に示すように、巻状物揺れ止め具(24)
の両縦内枠部(28a) を中間ポスト(13)(14)両側面のガイ
ド溝(23)に嵌め入れ、該ガイド溝(23)に沿って巻状物揺
れ止め具(24)を矢印方向へ押して、該巻状物揺れ止め具
(24)を、図6に示すように、コイル巻状物(C) の巻芯(2
1)中央へ進入させる。その後、レバー(33)を下方へ垂下
させて、該レバー(33)を巻状物揺れ防止具(24)の横枠部
(26A) の外側に位置させることにより、巻状物揺れ止め
具(24)のガイド溝(23)からの脱落が阻止される。
【0027】そして、図7に示すように、パレット(1)
に懸架された各コイル巻状物(C) の巻芯(21)に巻状物揺
れ止め具(24)が挿入され、該揺れ止め具(24)がレバー(3
3)によってロックされた状態においては、図8に示すよ
うに、矢印方向(左右方向)への各コイル巻状物(C) の
揺れが確実に防止される。
【0028】本実施形態では、ポストパレット(1) の桁
(11)(12)に2本の吊芯(16)を渡して、各吊芯(16)に2つ
のコイル巻状物(C) を懸架する構成としたが、本発明
は、これに限定されるものではなく、吊芯(16)の本数
は、必要に応じて適宜変更するものであり、また吊芯(1
6)により懸架されるコイル巻状物(C) の数も必要に応じ
て適宜変更される。
【0029】更に、本実施形態では、ポストパレット
(1) の前側および後側における各2本の中間ポスト(13)
(14)にそれぞれ巻状物揺れ止め具(24)を通す構成とした
が、例えば、吊芯(16)に1つのコイル巻状物(C) しか懸
架されない場合等においては、ポストパレット(1) の前
側および後側における中間ポスト(13)(14)のうち、その
いずれか一側の中間ポスト(13)(14)だけに巻状物揺れ止
め具(24)を通して、コイル巻状物(C) の巻芯(21)の一端
だけに揺れ止め具(24)を挿入することもある。
【0030】この他、本実施形態では、巻状物揺れ止め
具(24)に一対の縦内枠平行部(32)を設けたが、これらを
省略することもある。
【0031】
【発明の効果】本発明のパレットによれば、コイル巻状
物における円筒状巻芯に吊芯が通される場合において、
上記巻芯内に巻状物揺れ止め具が挿入されて、コイル巻
状物の左右方向の揺れが確実に防止されるため、コイル
巻状物の輸送中に、隣り合うコイル巻状物同士が衝突し
たり、コイル巻状物がパレット内面に衝突したりするこ
とがない。
【0032】また、本発明によれば、上述したように、
巻状物揺れ止め具によって、コイル巻状物の揺れが確実
に防止されるため、従来のように、吊芯の外径を大きく
する必要もないため、当該パレットの総重量の大幅な増
大を招くこともない。更に、本発明では、全体がポスト
パレット形態であるため、従来のボックスパレットに比
べて重量の低減が可能となる等、種々の優れた実用的利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るポストパレットの斜視
図であって、巻状物揺れ止め具をパレット底部に配置し
た状態を示す。
【図2】同実施形態におけるパレットにコイル巻状物を
懸架した状態を示す斜視図である。
【図3】同実施形態において、パレット底部から巻状物
揺れ止め具を外方へ引き出した状態を示す部分斜視図で
ある。
【図4】同実施形態において、巻状物揺れ止め具を中間
ポストに沿って上方へ移動させた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同実施形態において、巻状物揺れ止め具をコイ
ル巻状物の巻芯内に挿入する状態を示す斜視図である。
【図6】同実施形態において、巻状物揺れ止め具の巻芯
への挿入が完了した状態を示す斜視図である。
【図7】同実施形態において、巻状物揺れ止め具によっ
て、コイル巻状物の揺れが阻止された状態の斜視図であ
る。
【図8】同実施形態において、巻状物揺れ止め具によっ
て、コイル巻状物の揺れが阻止される状態を示す概略正
面図である。
【図9】第1の従来例を示す斜視図である。
【図10】第2の従来例を示す斜視図である。
【図11】大2の従来例において、コイル巻状物におけ
る小径の巻芯に、小径の吊芯を挿入した場合のコイル巻
状物の揺れ具合を示す概略正面図である。
【図12】第2の従来例において、コイル巻状物におけ
る大径の巻芯に、小径の吊芯を挿入した場合のコイル巻
状物の揺れ具合を示す概略正面図である。
【図13】第2の従来例において、コイル巻状物におけ
る大径の巻芯に、大径の吊芯を挿入した場合のコイル巻
状物の揺れ具合を示す概略正面図である。
【符号の説明】
(C) : コイル巻状物 (1) : ポストパレット (9A)(9B)(9C)(9D): ポスト (11)(12): 桁 (13)(14): 中間ポスト (16): 円筒状吊芯 (21): 円筒状巻芯 (22): 凸部 (23): ガイド溝 (24): 巻状物揺れ止め具 (25): 方形枠 (26A) (26B) : 横枠部 (27A) (27B) : 縦枠部 (28a) : 縦内枠部 (28b) : 横内枠部 (S1): 両内枠部間の間隔 (33): レバー (B1): 中間ポスト挿通用空所

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の四隅にポストが立設されたポスト
    パレットにおいて、前側および後側における左右に隣り
    合うポスト間にそれぞれ桁が前後に向かい合って架設さ
    れ、両桁と底部間には必要数の中間ポストが前後に向か
    い合って立設され、対向する中間ポスト上端における両
    桁にはコイル巻状物の吊芯が渡され、対向する中間ポス
    トの少なくとも一方の中間ポストの両側面の互いに対応
    する位置に、前後方向に伸びる一対の凸部が間隔をあけ
    てそれぞれ設けられて、両凸部間がガイド溝となされて
    おり、コイル巻状物の円筒状巻芯内に入れられてコイル
    巻状物の揺れを防ぐ略枠状または略板状の巻状物揺れ止
    め具の幅中央部に、前後方向に伸び、かつ中間ポストの
    幅に対応する幅となされた中間ポスト挿通用空所が形成
    され、該空所の両縁の一端を空所に挿通された中間ポス
    ト側面のガイド溝に嵌め入れて、巻状物揺れ止め具をガ
    イド溝に沿って吊芯に懸架されたコイル巻状物の円筒状
    巻芯内へ進入せられるようになされ、当該巻状物揺れ止
    め具の進入状態がロック手段により維持されるようにな
    されている、コイル巻状物の懸架用ポストパレット。
  2. 【請求項2】 ロック手段が中間ポスト外面に揺動自在
    に軸支されたレバーであって、レバーが巻状物揺れ止め
    具の外側に位置して、巻状物揺れ止め具のガイド溝から
    の脱落を阻止するようになされている、請求項1記載の
    ポストパレット。
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