JP3256721B2 - プリーツを施した布製品の形成方法 - Google Patents

プリーツを施した布製品の形成方法

Info

Publication number
JP3256721B2
JP3256721B2 JP22237999A JP22237999A JP3256721B2 JP 3256721 B2 JP3256721 B2 JP 3256721B2 JP 22237999 A JP22237999 A JP 22237999A JP 22237999 A JP22237999 A JP 22237999A JP 3256721 B2 JP3256721 B2 JP 3256721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallel
pleats
semi
pleat
finished product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22237999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001049576A (ja
Inventor
勝義 杉本
昌 鈴木
Original Assignee
株式会社 杉本プリーツ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 杉本プリーツ filed Critical 株式会社 杉本プリーツ
Priority to JP22237999A priority Critical patent/JP3256721B2/ja
Publication of JP2001049576A publication Critical patent/JP2001049576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3256721B2 publication Critical patent/JP3256721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斬新なデザインとなり
得るプリーツ加工を施した衣服等の布製品のプリーツの
形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衣服等の布製品に形成されるプリーツ
は、ギリシャ彫刻にも見られるように、非常に古いもの
であって、近年に至っても、人類は様々な工夫を凝らし
てきており、その加工技術も様々なものがある。
【0003】例えば、図10には、「布地をパーツに裁
断し、パーツを縫製して所望の外形を形成した後、パー
ツを折り込んだままプリーツ加工を部分的に施してなる
プリーツ製品の加工方法」によって形成されたプリーツ
製品が示してある。この加工方法によって得られたプリ
ーツは、パーツを折り込んだままプリーツ加工を施すた
め、折り目線に沿って対称にプリーツ加工を施すことが
でき、一種独特な美的印象を生起させるものである。
【0004】この図10に示した従来のプリーツは、全
体的には直線状の印象となり、これはこれで美的印象を
与えるものであるが、実際には硬い風合のものとなると
考えられる。
【0005】別の従来技術としては、図11に示すよう
に、「縫製上の制約を受けることなくデザインできると
ともに、柔軟性を損なうことのないプリーツ加工」を行
うことを目的として、「布地から裁断されたパーツのう
ち、左右の袖、前身頃、後身頃を縫製して左右一対の半
製品を形成する。次いで、左右の袖をそれぞれの肩先か
ら身頃と平行になるように折り目線に沿って表または裏
に折りたたんだままプリーツ加工を施した後、左右の半
製品の後身頃の中央縁部を縫い合わせる」ことを解決手
段としているものである。
【0006】しかしながら、この図11に示したプリー
ツ加工方法でも、その基本は、上記図10の従来技術に
おけるように、「半製品を折目線に沿って表または裏に
折りたたんだままプリーツ加工を施す」ものであるた
め、直線的な美しさを有するプリーツではあっても、硬
い風合のものになると考えられる。
【0007】そこで、本発明者は、仮りに風合が良くな
い材料を使用したとしても、衣服等の布製品として完成
したときには十分な風合と着心地を備えるようにするに
はどうしたらよいかについて、種々検討を重ねてきた結
果、本発明を完成したのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、布製品のプ
リーツにおける上記実状に鑑みてなされたもので、その
解決しようとする課題は、プリーツ製品について風合や
デザインを優れたものにすることである。
【0009】すなわち、本発明の目的とするところは、
仮りに風合の劣る材料布を使用した場合であっても、布
製品として完成すれば、風合に優れて着心地がよく、し
かもデザイン的にも美しいプリーツを施した布製品を、
確実に製造することのできるプリーツの形成方法を提
することにある。
【0010】(削除)
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の、課題を解決する
ために、本発明の採った手段は、後述する実施の形態の
説明中において使用する符号を付して説明すると、「互
いに平行な多数の第1平行プリーツ21と、これらの第
1平行プリーツ21に対して直交または僅かに傾斜する
互いに平行な多数の第2平行プリーツ22と、これらの
第2平行プリーツ22に対して略平行でその間隔より小
さい間隔の多数の第3平行プリーツ23とを有した布製
品を、次の各工程を経て製造する方法。 (1)プリーツ形成装置30を構成している加熱ドラム
31上の生地または半製品10を、前後動される多数の
くし歯32によって間欠的に送り込むことにより、当該
生地または半製品10の全体に互いに平行な第1平行プ
リーツ21を形成する工程; (2)加熱ドラム31による加熱温度を前記工程(1)
のときより少し高くするとともに、生地または半製品1
0を、前記工程(1)のときに対して直交または僅かに
傾斜するようにしながら、プリーツ形成装置30の加熱
ドラム31上にくし歯32によって再度送り込むことに
より、第1平行プリーツ21に対して直 交または僅かに
傾斜する第2平行プリーツ22を形成する工程; (3)プリーツ形成装置30の加熱ドラム31の加熱温
度を工程(2)のときよりさらに高くして、この加熱ド
ラム31上にくし歯32によって生地または半製品10
を再々度送り込むことにより、第2平行プリーツ22と
略平行な第3平行プリーツ23を、第2平行プリーツ2
2の幅より小さく形成する工程」 である。
【0012】すなわち、まず、本発明に係るプリーツ形
成方法を採用して製造される衣服等の布製品は、図1に
示したように、その生地または半製品10の略全体に複
雑に入り込んだ多数のプリーツ20を有したものであ
る。つまり、各プリーツ20は、互いに平行な第1平行
プリーツ21と、これら各第1平行プリーツ21に対し
て直交または僅かに傾斜する第2平行プリーツ22と、
これらの第2平行プリーツ22に対して略平行でその間
隔より小さい間隔の多数の第3平行プリーツ23とから
なるものであるが、その内の第2平行プリーツ22及び
第3平行プリーツ23が、第1平行プリーツ21に対し
て複雑に交差することにより、細かな矢羽根状となって
いるものである。
【0013】従って、この布製品は、図1に示すよう
に、第1平行プリーツ21に対して、第2平行プリーツ
22と第3平行プリーツ23が矢羽根状に絡まっている
ことにより、ある程度の伸縮性があって風合にも優れた
ものとなっているのであり、デザイン的にも美しく、着
心地のよいものとなっているのである。しかも、この布
製品は、多数のプリーツ20が全体に存在することによ
って風合が向上するものであるため、生地または半製品
10自体が風合の良好である必要は全くなく、例えば化
学繊維による薄手の布地を、布製品の材料としてそのま
ま使用することができるものである。
【0014】(削除)
【0015】(削除)
【0016】すなわち、本発明に係るプリーツの形成方
法で特徴的なことは、プリーツ加工を行うために従来よ
り一般的に使用されているプリーツ形成装置30を使用
しながら、このプリーツ形成装置30に生地または半製
品10を3回かけることであり、これにより、目的とし
ているプリーツ20を形成していくことにある。
【0017】本発明のプリーツの形成方法で重要なこと
は、まず第1に、第1平行プリーツ21を生かしなが
ら、これと直交するか僅かに傾斜する第2平行プリーツ
22を形成するために、第2平行プリーツ22を形成す
るときの加熱ドラム31の加熱温度を、第1平行プリー
ツ21のそれに比して少し高くすることである。第2に
重要な点は、第2平行プリーツ22を生かしながら、こ
れと略平行となる第3平行プリーツ23を形成するため
に、そのときの加熱ドラム31の加熱温度を、第2平行
プリーツ22を形成するときのそれに比してさらに高く
しておきながら、第3平行プリーツ23の幅を第2平行
プリーツ22のそれより小さくすることなのである。
【0018】従って、本発明に係るプリーツの形成方法
によれば、互いに平行な多数の第1平行プリーツ21
と、これらの第1平行プリーツ21に対して直交または
僅かに傾斜する互いに平行な多数の第2平行プリーツ2
2と、これらの第2平行プリーツ22に対して略平行で
その間隔より小さい間隔の多数の第3平行プリーツ23
とを有した布製品を、従来よりあるプリーツ形成装置3
0を有効に利用しながら簡単かつ確実に製造することが
できるのである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明を、図面に示した実
施の形態に従って説明する。
【0020】図1の(イ)には、本発明に係るプリーツ
の形成方法によって完成された衣服である布製品が示し
てあり、この布製品には、図1の(ロ)及び(ハ)に示
したように、互いに平行な多数の第1平行プリーツ21
と、これらの第1平行プリーツ21に対して直交または
僅かに傾斜する互いに平行な多数の第2平行プリーツ2
2と、これらの第2平行プリーツ22に対して略平行で
その間隔より小さい間隔の多数の第3平行プリーツ23
とからなる多数のプリーツ20が形成されている。
【0021】また、図2には、同(イ)の最初の形状・
大きさの生地または半製品10に対して、第1回目のプ
リーツ加工で第1平行プリーツ21を形成したとき
(ロ)、第2回目のプリーツ加工で第2平行プリーツ2
2を形成して全体的に存在するプリーツ20を形成した
とき(ハ)、そして第3平行プリーツ23を形成したと
き(ニ)の、それぞれの縦横の寸法変化が示してある。
【0022】すなわち、本発明に係るプリーツの形成方
法によれば、生地または半製品10のプリーツ加工を施
す前の状態(図2のイ)の縦横の寸法を100%とした
ときに、第1平行プリーツ21を形成したときには、図
2の(ロ)に示したように、第1平行プリーツ21と直
交する方向では41.4%程度の大きさになり、第1平
行プリーツ21と平行な方向では、当然寸法変化はな
い。また、各第1平行プリーツ21に対して略直交する
第2平行プリーツ22を形成したときには、図2の
(ハ)に示したように、第1平行プリーツ21と平行な
方向が44.2%に変化する。そして、この第2平行プ
リーツ22に対し略平行に第3平行プリーツ23をさら
に形成すれば、図2の(ニ)に示したように、縦方向に
は少し伸び、横方向では少し縮むことになるのである。
【0023】さて、本発明のプリーツの形成方法では、
図5〜図9に示したような従来より一般的に使用されて
いるプリーツ形成装置30を使用するのであるが、この
プリーツ形成装置30は、図5に示したように、生地ま
たは半製品10を支持して送り出しながら加熱する加熱
ドラム31を備えているものである。また、このプリー
ツ形成装置30は、図6〜図9に示したように、加熱ド
ラム31の表面に対して前後動するくし歯32を有して
いるものであり、このくし歯32は、バンド33に形成
してある挿入孔33a内に入って前後動することによっ
て、生地または半製品10に互いに平行なヒダを形成す
るものである。
【0024】すなわち、このプリーツ形成装置30のく
し歯32は、図8に示したように、先端に多数の歯部3
2aを有しているものであり、一方バンド33は、図9
に示したように、上記歯部32aが挿入されるべき多数
の挿入孔33aを有しているものである。そして、これ
らのくし歯32及びバンド33は、図6及び図7に示し
たように組み合わされるのであり、バンド33はプリー
ツ加工装置30側に所定の張力を付与した状態で取り付
けられ、このバンド33の各挿入孔33a内にくし歯3
2の各歯部32aが挿入される。従って、各くし歯32
の歯部32aはくし歯32の前後動によって、図7の
(ロ)に示したように、バンド33の挿入孔33aの裏
側に突出してからそこにある生地または半製品10に当
接し、これによって加熱ドラム31と各バンド33との
間にある生地または半製品にプリーツ(ヒダ)を順に形
成するのである。
【0025】なお、本実施形態の場合、図5に示したよ
うに、生地または半製品10を表裏の紙によって包み込
むようにして送り込み、この紙の表面に対して各くし歯
32の歯部32aを前後動させるようにしている。この
ような紙は、従来のプリーツ加工における「型紙」に相
当するものであり、生地または半製品10の傷を付けな
いようにするとともに、プリーツの安定した形成を助け
るものである。
【0026】上記のように、くし歯32及びバンド33
の共働によって形成されたヒダは、くし歯32の前後動
による押し込みと、加熱ドラム31の回転によってゆっ
くりと前方(図6では図示左側)に送られていくととも
に、この送られる間に加熱ドラム31による加熱がなさ
れるのであり、これによって当該ヒダの固定化、つまり
プリーツ加工がなされるのである。つまり、このプリー
ツ形成装置30のくし歯32のバンド33に対する前後
動により、生地または半製品10に、互いに平行なヒダ
が多数連続する第1回目のプリーツ加工がなされるので
ある。
【0027】以上のようなくし歯32を有するプリーツ
形成装置30によって生地または半製品10にプリーツ
加工を施すのであるが、本実施形態において使用した生
地または半製品10は、ポリエステル100%の化学繊
維からなる、単なる薄手の布地である。勿論、ポリエス
テル100%の生地または半製品10は、非常に安価に
提供されるものであり、それだけでは良好な風合が殆ど
望めないのものであるが、このような薄手で安価な生地
または半製品10であっても、本発明のプリーツの形成
方法にかかれば、風合にも優れデザイン的にも非常に美
しいものとなるのである。
【0028】さて、第1平行プリーツ21の形成は、図
2の(イ)に示したように裁断・縫製した半製品に対し
て直接行うようにしてもよいが、生地そのものに行うよ
うにした方が効率的である。本実施形態では、生地また
は半製品10に対する第1平行プリーツ21の形成を次
の表1で示す条件で行った。 表1 この条件によって形成した各第1平行プリーツ21は、
図3に示したような状態で形成されるものであり、本実
施形態ではヒダの高さ(幅)は1.25mm〜3.00
mm程度となった。
【0029】次に、以上の第1平行プリーツ21に対し
て略直交する第2平行プリーツ22を、次の表2に示す
条件で形成した。 表2 この第2平行プリーツ22を第1平行プリーツ21に対
して形成することにより、図4に示したように、第2平
行プリーツ22と第1平行プリーツ21とが略直交した
状態で生地または半製品10の全体に存在したものとな
るのである。が、図4では各第2平行プリーツ22を第
1平行プリーツ21に対して傾斜させた場合が示してあ
る。
【0030】この第2平行プリーツ22を第1平行プリ
ーツ21に対して直交または僅かに傾斜させるには、図
5に示したように、生地または半製品10を表裏の紙の
間に挟んで加熱ドラム31上に送り込みにあたって、1
回目に比較して直交または僅かに傾斜するように装入す
ることにより行われる。これら各第2平行プリーツ22
の高さは、約1.5mm程度であった。
【0031】以上の第2プリーツ22を形成した生地ま
たは半製品10には、今度は、次の表3に示した条件で
第3平行プリーツ23をプリーツ加工することにより、
図5に示したような、プリーツ20の一部がランダムに
解除されたものとなるのである。 表3 この第3平行プリーツ23は、一旦形成した第2平行プ
リーツ22を言わばランダムに消しながらさらに小さく
形成されるものであるから、このときの加熱ドラム31
の温度は第2平行プリーツ22を形成するときのそれよ
り高くするとともに、第3平行プリーツそのものの幅・
大きさを第2平行プリーツ22より小さくするものであ
る。
【0032】なお、本発明のプリーツの形成方法を実施
した布製品は、好みの色に染色されるものであることは
言うまでもないが、その染色の時期は、第1平行プリー
ツ21をかける前の生地または半製品10に行えばよ
い。つまり、生成の生地に予め染色を行う、あるいは染
色糸で生地または半製品10を形成することにより、必
要な染色が済むものである。
【0033】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明において
は、上記実施形態にて例示した如く、「互いに平行な多
数の第1平行プリーツ21と、これらの第1平行プリー
ツ21に対して直交または僅かに傾斜する互いに平行な
多数の第2平行プリーツ22と、これらの第2平行プリ
ーツ22に対して略平行でその間隔より小さい間隔の多
数の第3平行プリーツ23とを有した布製品を、次の各
工程を経て製造する方法。 (1)プリーツ形成装置30を構成している加熱ドラム
31上の生地または半製品10を、前後動する多数のく
し歯32によって間欠的に送り込むことにより、当該生
地または半製品10の全体に互いに平行な第1平行プリ
ーツ21を形成する工程; (2)加熱ドラム31による加熱温度を前記工程(1)
のときより少し高くするとともに、生地または半製品1
0を、前記工程(1)のときに対して直交または僅かに
傾斜するようにしながら、プリーツ形成装置30の加熱
ドラム31上にくし歯32によって再度送り込むことに
より、第1平行プリーツ21に対して直交または僅かに
傾斜する第2平行プリーツ22を形成する工程; (3)プリーツ形成装置30の加熱ドラム31の加熱温
度を工程(2)のとき よりさらに高くして、この加熱ド
ラム31上にくし歯32によって生地または半製品10
を再々度送り込むことにより、第2平行プリーツ22と
略平行な第3平行プリーツ23を、第2平行プリーツ2
2の幅より小さく形成する工程」 にその構成上の特徴が
あり、これにより、仮りに風合の劣る材料布を使用した
場合であっても、布製品として完成すれば、風合に優れ
て着心地がよく、しかもデザイン的にも美しいプリーツ
を施した布製品を、簡単かつ確実に製造することができ
るのである。
【0034】(削除)
【0035】(削除)
【0036】記プリーツの形成方法を施した布製品に
よれば、仮りに風合の劣る材料布を使用した場合であっ
ても、布製品として完成すれば、風合に優れて着心地が
よく、しかもデザイン的にも美しいプリーツを施した布
品とすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリーツの形成方法を実施した布製品
を示すもので、(イ)はその全体正面図、(ロ)は部分
拡大正面図、(ハ)は(ロ)の断面図である。
【図2】本発明のプリーツの形成方法を適用していくに
従って生地または半製品が変化していく様子を示すもの
で、(イ)は加工前の状態を、(ロ)は第1平行プリー
ツを形成した状態を、(ハ)はさらに第2平行プリーツ
を形成してプリーツとした状態を、そして(ニ)は最後
の工程で第3平行プリーツを形成した状態をそれぞれ順
に示す正面図である。
【図3】第1平行プリーツをかけた生地または半製品を
示すもので、(イ)は全体正面図、(ロ)は部分拡大正
面図、(ハ)は(ロ)の断面図である。
【図4】第2平行プリーツをかけた生地または半製品を
示すもので、(イ)は全体正面図、(ロ)は部分拡大正
面図、(ハ)は(ロ)の断面図である。
【図5】本発明のプリーツの形成方法を実施するにあた
って使用されるプリーツ形成装置の側面図である。
【図6】同プリーツ形成装置の加熱ドラムとくし歯との
関係を示す部分拡大側面図である。
【図7】同プリーツ形成装置を構成しているくし歯とバ
ンドとの関係を示す示すもので、(イ)はその部分拡大
正面図、(ロ)は同側面図である。
【図8】同プリーツ形成装置を構成しているくし歯を示
す部分拡大正面図である。
【図9】同プリーツ形成装置を構成しているバンドを示
す部分拡大正面図である。
【図10】従来のプリーツ加工品を示す正面図である。
【図11】従来の別のプリーツ加工品を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10 生地または半製品 20 プリーツ 21 第1平行プリーツ 22 第2平行プリーツ 23 第3平行プリーツ 30 プリーツ形成装置 31 加熱ドラム 32 くし歯 32a 歯部 33 バンド 33a 挿入孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−248569(JP,A) 特開 昭60−28576(JP,A) 特開 平5−163667(JP,A) 実開 昭57−116800(JP,U) 登録実用新案3049588(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06J 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行な多数の第1平行プリーツ
    と、これらの第1平行プリーツに対して直交または僅か
    に傾斜する互いに平行な多数の第2平行プリーツと、こ
    れらの第2平行プリーツに対して略平行でその間隔より
    小さい間隔の多数の第3平行プリーツとを有した布製品
    を、次の各工程を経て製造する方法。 (1)プリーツ形成装置を構成している加熱ドラム上の
    生地または半製品を、前後動する多数のくし歯によって
    間欠的に送り込むことにより、当該生地または半製品の
    全体に互いに平行な第1平行プリーツを形成する工程; (2)前記加熱ドラムによる加熱温度を前記工程(1)
    のときより少し高くするとともに、前記生地または半製
    品を、前記工程(1)のときに対して直交または僅かに
    傾斜するようにしながら、前記プリーツ形成装置の加熱
    ドラム上に前記くし歯によって再度送り込むことによ
    り、前記第1平行プリーツに対して直交または僅かに傾
    斜する第2平行プリーツを形成する工程; (3)前記プリーツ形成装置の加熱ドラムの加熱温度を
    工程(2)のときよりさらに高くして、この加熱ドラム
    上に前記くし歯によって前記生地または半製品を再々度
    送り込むことにより、前記第2平行プリーツと略平行な
    第3平行プリーツを、前記第2平行プリーツの幅より小
    さく形成する工程。
JP22237999A 1999-08-05 1999-08-05 プリーツを施した布製品の形成方法 Expired - Fee Related JP3256721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22237999A JP3256721B2 (ja) 1999-08-05 1999-08-05 プリーツを施した布製品の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22237999A JP3256721B2 (ja) 1999-08-05 1999-08-05 プリーツを施した布製品の形成方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001236738A Division JP2002115172A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 プリーツを施した布製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001049576A JP2001049576A (ja) 2001-02-20
JP3256721B2 true JP3256721B2 (ja) 2002-02-12

Family

ID=16781443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22237999A Expired - Fee Related JP3256721B2 (ja) 1999-08-05 1999-08-05 プリーツを施した布製品の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3256721B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2566250A (en) 2017-06-20 2019-03-13 Petit Pli Ltd Garment pleating

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001049576A (ja) 2001-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6423165B1 (en) Method of making convexities and/or concavities on cloths of a garment
CA1117285A (en) Fur-like napped fabric and process for manufacturing same
US5722262A (en) Method of knitting fabric where joined edges are formed from sub-edges of 45° and course-wise directions
CN110670219B (zh) 一种z字褶提花的编织方法
JP3256721B2 (ja) プリーツを施した布製品の形成方法
EP0900868A3 (de) Verfahren zur Herstellung eines Gestrickes auf einer Flachstrickmaschine
JPS63145461A (ja) 衣服等に用いられる混成布地の製造方法
JP2525096B2 (ja) 布 帛
JP2002115172A (ja) プリーツを施した布製品
JP3585324B2 (ja) 衣料用帯状テープおよびその製法
US4359494A (en) Flexible sheet material with raised decorative pattern
EP0924332A1 (en) Crumpling process
US4570559A (en) Method of implanting hair on a sheet support
JP4257136B2 (ja) プリーツスカート及びその製造方法並びにその型紙
EP1055754A3 (de) Verfahren zur Herstellung von Schlauchgestricken auf einer Flachstrickmaschine
JPH0424046B2 (ja)
JPH0197243A (ja) 編地
JPS6215656B2 (ja)
JP3101041U (ja) プリーツスカート及びその型紙
JP7488700B2 (ja) 編物製品、及び、編物製品の製造方法
JP3072611U (ja) カーテン
JPH06102800B2 (ja) 表面に特殊な幾何学的効果を与えることを目的とする毛皮の製造方法、およびその方法により得られる毛皮
JP3038215U (ja) デザイン折り目形成用カーテン生地
JP3047777U (ja) かさ高ムートン調の合わせ毛布
JP2552530B2 (ja) 編み込み模様を有するシート素材

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees