JP3256462B2 - レジスト処理方法及びレジスト処理システム - Google Patents

レジスト処理方法及びレジスト処理システム

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JP3256462B2
JP3256462B2 JP06925597A JP6925597A JP3256462B2 JP 3256462 B2 JP3256462 B2 JP 3256462B2 JP 06925597 A JP06925597 A JP 06925597A JP 6925597 A JP6925597 A JP 6925597A JP 3256462 B2 JP3256462 B2 JP 3256462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,被処理基板に対し
てレジスト処理を行うための方法及び処理システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスにおけるフォ
トレジスト処理工程においては,半導体ウエハ(以下,
「ウエハ」という)などの被処理基板の表面にレジスト
液を塗布してレジスト膜を形成し,所定のパターンで露
光した後に現像液で現像処理しているが,このような一
連の処理を行うにあたっては,従来からレジスト処理シ
ステムが用いられている。
【0003】このレジスト処理システムは,通常ユニッ
トとしての処理装置,例えばレジストの定着性を向上さ
せるための疎水化処理(アドヒージョン処理),レジス
ト液の塗布を行う塗布処理,レジスト液塗布後の被処理
基板を所定の温度雰囲気に置いてレジスト膜を硬化させ
るための熱処理,露光後の被処理基板を所定の温度雰囲
気に置くための熱処理,露光後の被処理基板に現像液を
供給して現像する現像処理などの各処理を個別に行う処
理装置を複数備えており,搬送アームなどの搬送機構に
よって被処理基板であるウエハを前記各処理装置に対し
て搬入出するようになっている。
【0004】ウエハに形成されるレジスト膜は当然のこ
とながら所望の膜厚でなければならず,加えて良好な膜
厚均一性が要求される。そのため,レジスト処理システ
ムで形成されるレジスト膜の膜厚の測定が必要とされる
が,従来レジスト膜の膜厚測定は以下の手順を踏んで実
施されている。まずダミーウエハに対しレジスト処理シ
ステムにてレジスト膜を形成する。その後,前記ダミー
ウエハをキャリアなどの収納体に収納して前記レジスト
処理システムより取り出し,システム外部に設置されて
いる膜厚測定装置にてレジスト膜厚を測定する。測定の
結果に基づき所望のレジスト膜厚となるよう,また膜厚
均一性が良好となるよう,レジスト処理システムにおけ
るレジスト塗布装置内の湿度,レジスト塗布装置におけ
るウエハの回転速度などを調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,ダミー
ウエハをレジスト処理システムより取り出し膜厚測定を
行う場合,前記レジスト処理システムを一時的に停止さ
せることになる。さらにレジスト膜の膜厚測定は,ロッ
ト毎など定期的に行う必要があるため,結果的にスルー
プットの低下を招いていた。また,レジスト膜の膜厚測
定終了後に稼働再開する前記レジスト処理システムの環
境と,ダミーウエハのレジスト膜形成時のシステム環境
は厳密には全く同一ではないため,膜厚の測定結果をそ
のままレジスト膜形成条件の調整に適用できない場合が
ある。
【0006】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,ウエハなどの被処理基板を前記レジスト処理シ
ステムの外部に取り出すことなくレジスト膜の膜厚を測
定し,その測定結果に基づいて前記レジスト処理システ
ムのレジスト膜形成条件の調整を可能とし,スループッ
トが従来より良好なレジスト処理方法及びレジスト処理
システムを提供して,前記従来の問題の解決を図ること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,請求項1によれば,被処理基板を回転させながら基
板上にレジスト液を塗布して当該基板上にレジスト膜を
形成するレジスト塗布装置と,被処理基板を加熱する加
熱装置と,被処理基板を保持して搬送する搬送装置とを
備えたレジスト処理システムを用いて,被処理基板に対
してレジスト処理を施す方法であって,被処理基板を所
定の温度に設定する第1の工程と,所定の温度に設定さ
れた前記被処理基板を回転させながらレジスト液を基板
上に塗布してレジスト膜を形成する第2の工程と,前記
レジスト膜が形成された被処理基板を加熱する第3の工
程と,前記加熱後の被処理基板を所定温度に冷却する第
4の工程とを有するレジスト処理方法において,前記第
3の工程と第4の工程との間に,前記搬送装置で保持し
て搬送中の被処理基板上のレジスト膜の膜厚を前記レジ
スト処理システム内において測定する工程を加入したこ
とを特徴とする,レジスト処理方法が提供される。ま
た,請求項2に記載したように,第4工程の後に被処理
基板上のレジスト膜の膜厚を測定してもよい。このよう
な方法によれば,被処理基板を前記レジスト処理システ
ム外に取り出すことなく,前記被処理基板のレジスト膜
の膜厚を測定することができる。
【0008】レジスト膜の膜厚測定の結果,所望の膜厚
でない場合や,膜厚均一性が許容範囲内にない場合,請
求項3,4に記載のとおり,少なくともレジスト塗布装
置内の湿度,レジスト塗布装置における被処理基板の回
転速度,第1の工程における被処理基板の所定の温度,
又はレジスト液の温度のいずれかを調整する。この方法
によれば,レジスト処理システムの内部にてレジスト膜
の膜厚を測定することができるため,膜厚測定の間にレ
ジスト処理システムを停止させる必要がなく,レジスト
処理システム内の環境が一定に保たれる。よって,レジ
スト膜の膜厚測定で得られた結果を直接的に利用するこ
とが可能となり,レジスト膜形成条件の調整が容易にな
る。
【0009】上記のレジスト膜の膜厚測定は前記レジス
ト処理システム内に設けた膜厚測定専用のステージにお
いて行う方法も考えられるが,本発明のように,搬送装
置が被処理基板を保持している間に行なうことがよい。
すなわち膜厚測定用のステージを設置するスペースが省
略でき,レジスト処理システム全体のコンパクト化が期
待できる。また,被処理基板を前記膜厚測定用ステージ
まで搬送する工程が不要となる。
【0010】そして,請求項に記載したように,レジ
スト膜の膜厚測定はレジスト処理システム内に保有して
いる検査用被処理基板に対して行ってもよい。前記検査
用被処理基板は,例えばレジスト処理システム内のキャ
リアなどの収納体に格納し,レジスト膜の膜厚測定時
に,前記収納体から前記検査用被処理基板を搬送機構に
よって搬出するようにしてもよい。この場合,請求項
に記載のように膜厚の測定が終わった検査用被処理基板
のレジスト膜は,レジスト塗布装置にて洗い流すように
してもよい。レジスト膜を洗い流した検査用被処理基板
を処理システム内のキャリアに格納し,次回のレジスト
膜の膜厚検査時に再び使用するようにしてもよい。これ
により検査用被処理基板は複数回の使用が可能となる。
【0011】請求項によれば,被処理基板を回転させ
ながら基板上にレジスト液を塗布して当該基板上にレジ
スト膜を形成するレジスト塗布装置と,被処理基板を加
熱する加熱装置と,被処理基板を保持して搬送する搬送
装置とを備えたレジスト処理システムにおいて,被処理
基板に形成されたレジスト膜の膜厚を当該被処理基板の
搬送中に測定する装置を,前記加熱装置の搬入出口の上
方に設けたことを特徴とするレジスト処理システムが提
供される。通常,被処理基板はレジスト液を塗布した後
に,レジスト液を硬化させる目的で加熱処理工程に入
る。従って,膜厚測定装置を加熱処理装置の上方に設け
ることにより,加熱処理後の被処理基板は,加熱処理装
置からの搬出の際に,必ず膜厚測定ポイント,またはそ
の付近を通過することになる。よって,加熱処理装置に
よる加熱処理後,直ちに,しかも被処理基板を必要以上
に移動させることなくレジスト膜の膜厚を測定すること
ができ,結果的にスループットの向上が図れる。
【0012】また,請求項によれば,被処理基板を回
転させながら基板上にレジスト液を塗布して当該基板上
にレジスト膜を形成するレジスト塗布装置と,被処理基
板を加熱する複数の加熱装置と,少なくとも被処理基板
を所定温度にまで冷却する機能を持った複数の温度調節
装置と,被処理基板を保持して搬送する搬送装置とを備
えたレジスト処理システムにおいて,加熱装置と温度調
節装置を多段に積み重ね,被処理基板に形成されたレジ
スト膜の膜厚を当該被処理基板の搬送中に測定する膜厚
測定装置を,前記加熱装置及び/又は温度調節装置の搬
入出口の上方に設けたことを特徴とするレジスト処理シ
ステムが提供される。なお,ここでの冷却は冷媒の循環
等による強制冷却と,雰囲気温度による自然冷却を含
む。このように構成すれば,加熱装置による加熱処理
後,または温度調整装置による温度調整処理後のいずれ
の場合にも,直ちに,しかも被処理基板を必要以上に移
動させることなくレジスト膜の膜厚を測定することがで
き,スループットの向上が図れる。
【0013】そして,請求項に記載のように,レジス
ト膜の膜厚を当該被処理基板の搬送中に測定する装置
を,被処理基板の搬送経路の上方に設けてもよい。この
ように構成すれば被処理基板のレジスト膜の膜厚を搬送
装置にて搬送する途中で測定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の一形態につ
いて詳細に説明する。図1はウエハWに対して洗浄処
理,レジストの定着性を高めるアドヒージョン処理,レ
ジスト液の塗布処理,これらの処理後に実施される適宜
の加熱処理,及び該加熱処理後にウエハWを所定温度に
まで冷ます冷却処理,及び露光後の現像処理や加熱処理
などの処理を個別に行う各種処理装置を1つのシステム
としてまとめた,本実施の形態にかかる塗布現像処理シ
ステム1の概観を示している。
【0015】この塗布現像処理システム1は,複数のウ
エハWを収納する収納体であるカセットCを整列して複
数載置する載置部2と,この載置部2に載置されたカセ
ットC内のウエハWを取り出して,搬送装置としての搬
送アーム3へと搬送する搬送機構4とを備えており,搬
送機構4は,カセットCの整列方向に沿って設けられて
いる搬送路5上を移動自在になっている。そしてウエハ
Wに対して所定の処理を行う各種の処理装置は,2つの
搬送アーム3,6の各搬送路7,8を挟んだ両側に配置
されている。また,搬送路7と搬送路8の間には基板載
置部9が配置されている。
【0016】さらに,カセットCから取り出されたウエ
ハWの表面を洗浄するため,ウエハWを回転させながら
ブラシ洗浄するブラシ洗浄装置10,ウエハWに対して
高圧ジェット洗浄する水洗浄装置11,ウエハWの表面
を疎水化処理してレジストの定着性を向上させるアドヒ
ージョン処理装置12,ウエハWを所定温度に冷却する
冷却装置13,16,回転するウエハWの表面にレジス
ト液を塗布するレジスト塗布装置14,レジスト液塗布
後のウエハWを加熱したり,露光後のウエハWを加熱す
る加熱装置15,19,露光後のウエハWを回転させな
がらその表面に現像液を供給して現像処理する現像処理
装置17が配置されている。前記加熱装置15の上部に
は,膜厚測定装置18が設けられている。そしてこれら
各処理はある程度集約化されており,適当な処理装置群
にまとめることで設置スペースの縮小,並びに処理効率
の向上が図られている。これら各処理装置に対するウエ
ハWの搬入出は,前記した2つの搬送アーム3,6によ
って行われている。また,これら各種装置等は,ケーシ
ング20内に配置されている。
【0017】レジスト塗布装置14は,そのケーシング
14a内に,図2に示した構成を有している。即ち,ウ
エハWを収容するカップ21の中に,ウエハWを真空に
よって水平状態に吸着保持するスピンチャック22を備
えており,このスピンチャック22は,カップ21の下
方に装備されているパルスモータなどの駆動機構23に
より回転自在である。またその回転速度も制御装置24
により任意に制御できるようになっている。カップ21
内の雰囲気は,カップ21の底部中心から,外部に設置
されている真空ポンプなどの排気手段(図示せず)によ
って排気される。またレジスト液や溶剤は,カップ21
の底部に設けられた排液管25を通じて,カップ21の
下方に設置されているドレインタンク26へと排出され
る。
【0018】ウエハWに吐出されるレジスト液は,レジ
スト液吐出ノズルNから吐出されるようになっており,
ノズルNはノズルホルダ31に保持されている。レジス
ト液吐出ノズルNへは,外部に設置されているレジスト
液タンクなどのレジスト液供給源Rから,レジスト液供
給チューブ41を通じて所定のレジスト液が供給される
ようになっており,該レジスト液供給チューブ41に
は,途中にフィルタ42が介装され,パーティクルなど
の不純物が除去される。またレジスト液の供給自体は,
ベローズポンプなどの供給機構43によって行われ,一
定量のレジスト液が吐出されるようになっている。
【0019】ノズルホルダ31には,温度調節流体を循
環させるためのチューブによって構成された往路35
a,復路35bが設けられており,往路35aを通じて
外部から供給される温度調節流体を往路35aから復路
35bに流通させることにより,レジスト液供給チュー
ブ41内を流れるレジスト液を一定温度に保ち,吐出さ
れるレジスト液が常に所定温度になるよう配慮されてい
る。
【0020】一方溶剤ノズルSには溶剤タンクなどの溶
剤供給源Tからの溶剤が,ポンプなどの供給機構44に
よって,溶剤チューブ45を通じて行われるようになっ
ており,さらにノズルホルダ31には,この溶剤チュー
ブ45内を流れる溶剤を所定温度に維持するため,温度
調節流体を流通させるためのチューブからなる往路36
a,復路36bが設けられている。
【0021】以上のようにレジスト液吐出ノズルNと溶
剤ノズルSとを組にして保持しているノズルホルダ31
は,スキャン機構37のスキャンアーム37aによっ
て,ウエハW上の所定位置まで移動される。このスキャ
ンアーム37aは,三次元移動,即ちX方向,Y方向,
Z方向への移動が可能なように構成されている。
【0022】また,レジスト塗布装置14自体の外壁を
構成するケーシング14a内の上部には,チャンバ51
が形成されている。温湿度調整装置52において温湿度
が調整された空気が,高性能フィルタ54を介して,前
記チャンバ51内に給気される。温湿度調整装置52は
制御装置24によって制御される。そして,前記チャン
バ51の吐出口55から清浄化したダウンフローが,カ
ップ21内に対して吐出されるようになっている。な
お,このレジスト塗布装置14内の雰囲気は,別途設け
た排気口56より排気されるようになっている。
【0023】アドヒージョン処理装置12,冷却装置1
3,加熱装置15は図3,4にその外観を示したよう
に,積層された構成となっている。即ち,下段には,ウ
エハWを所定温度にまで冷ますための冷却装置13が設
置され,冷却装置13の上にはウエハWの表面を疎水化
処理してレジストの定着性を向上させるアドヒージョン
処理装置12が積み重ねられ,アドヒージョン処理装置
12の上には,レジスト塗布装置14によってレジスト
液が塗布された後のウエハWを加熱して,塗布されたレ
ジスト液を硬化させるための加熱装置15が積み重ねら
れている。
【0024】前記アドヒージョン処理装置12,冷却装
置13及び加熱装置15のウエハWの搬入出口12a,
13a,15aは,すべて各処理装置の前面側,即ち搬
送路7側に設定されており,これら搬入出口12a,1
3a,15aに対面する位置に,搬送アーム3が設置さ
れている。この搬送アーム3は,ウエハWを直接保持す
る3本のピンセット3a,3b,3cを上下方向に備え
ており,これら各3本のピンセット3a,3b,3c
は,基台3dに沿った方向,即ちX方向にスライドする
ようになっている。また基台3dは自体は,搬送アーム
3を支持する昇降柱60によって上下方向,即ちZ方向
に自在である。従ってこの搬送アーム3のピンセット3
a,3b,3cに保持されたウエハWは,前記アドヒー
ジョン処理装置12,冷却装置13及び加熱装置15に
対して搬入出自在になっている。また搬送アーム3自体
は,さらに適宜の駆動機構によってθ方向に回転自在と
なっている。
【0025】そして,図3,4に示すように,前記加熱
装置15の搬入出口15aの上方には膜厚測定装置18
が設けられている。かかる膜厚測定装置18の先端部に
は光学式のセンサヘッド18aが取り付けられてあり,
センサヘッド18aからは適宜の周波数の光線が下方
向,つまりウエハWの表面方向に照射されるようになっ
ている。この照射された光線の,ウエハWの表面で反射
した反射光によって,前記ウエハWに形成されたレジス
ト膜の膜厚が測定される。その測定データは制御装置2
4へ送られ,レジスト膜の形成条件の補正に使用され
る。
【0026】本発明の実施の形態にかかる塗布現像処理
システム1は以上のような構成を有しており,例えば搬
送ロボット(図示せず)などによってレジスト膜の膜厚
測定用の被処理基板であるダミーウエハWを収納したキ
ャリアCが載置部2に載置されると,搬送機構4がキャ
リアC内のウエハWを取り出し,搬送アーム3に渡す。
搬送アーム3は,受け取ったウエハWをブラシ洗浄装置
10及び水洗浄装置11へ順次搬送してロードする。ブ
ラシ洗浄装置10及び水洗浄装置11はウエハWに対し
て所定の洗浄処理を行い,処理が終了した後,搬送アー
ム3は処理が終わったウエハWを取りにいき,アドヒー
ジョン処理装置12へ搬送しロードする。アドヒージョ
ン処理装置12にて表面の疎水化処理が施されたウエハ
Wは,再び搬送アーム3にて冷却装置13へロードされ
所定の温度に設定される。その後,ウエハWは搬送アー
ム3によって,レジスト塗布装置14へ搬送されてい
き,そこでウエハWは回転されながらレジスト液が供給
されて,レジスト処理に付される。そしてレジスト塗布
処理が終了すると,このウエハWは搬送アーム3によっ
てレジスト塗布装置14からアンロードされ,加熱装置
15へ搬送される。そこで所定の加熱処理が施されるこ
とにより,前記レジスト液は硬化してレジスト膜が形成
される。
【0027】加熱処理が終了したウエハWは搬送アーム
3によって加熱装置15から搬出される。その際,ウエ
ハWの搬出工程と同時に,加熱装置15の搬入出口15
aの上部に設けられた膜厚測定装置18によってレジス
ト膜の膜厚を測定する。レジスト膜の膜厚測定個所は,
ウエハWが加熱装置15から搬出される際のX軸上であ
れば任意に設定可能である。測定の個所は本発明におい
ては特に限定されないが,例えば5個所程度とする。測
定距離を前記ウエハWが前記加熱装置15の搬入出口1
5aから搬出される時のウエハWの表面上に調整すれ
ば,膜厚測定の際にZ方向へ搬送アーム3を移動させる
必要がなくなり,測定工程の簡略化の面からもより好適
である。なお,上記のように搬出されるウエハWの表面
上に測定距離を調整できない場合は,加熱処理が終了し
たウエハWを搬送アーム3によって加熱装置15からX
方向に十分引き出した後,膜厚測定距離範囲に入るまで
Z方向に持ち上げ,再びX方向に移動させながらレジス
ト膜の膜厚を測定する。
【0028】以上の実施の形態にかかる塗布現像処理シ
ステム1によれば,ウエハWを当該塗布現像処理システ
ム1の外部に搬出することなくレジスト膜の膜厚を測定
することができる。従って,レジスト膜の膜厚測定のた
めに,ウエハWを当該塗布現像処理システム1の外部に
搬出する工程が省略でき,なおかつ膜厚測定時に当該塗
布現像処理システム1を停止させる必要がなくなり,結
果的にスループットの向上につながる。また,レジスト
膜の膜厚測定を当該塗布現像処理システム1の内部にて
行うため,システム内部の環境が一定に保たれ,レジス
ト膜の膜厚の測定結果を直接的に利用することが可能と
なり,レジスト膜の形成条件の調整が容易になる。
【0029】そして,ウエハW上に形成されたレジスト
膜の膜厚測定は,搬送アーム3がウエハWを保持してい
る間に行うため,膜厚測定を行う際にウエハWを載置す
る専用のスペースが不要となる。これにより塗布現像処
理システム1の全体のサイズを増大させることなく膜厚
測定工程を追加することができる。加えて,ウエハWの
レジスト膜の膜厚を測定するための特別な搬送工程を追
加する必要がなくなる。さらに,従来,塗布現像処理シ
ステム1の外部に設置されていた膜厚測定装置が不要に
なるためクリーンルームの省スペース化が図れる。
【0030】上記の実施の形態では,膜厚測定装置18
を加熱装置15の搬入出口15aの上方に1つ設けてあ
り,レジスト膜の膜厚測定個所はウエハWが加熱装置1
5から搬出されるX方向の一直線上に5個所程度とした
が,通常この種の測定においては,ウエハW上の25個
所程度をその測定ポイントとするため,図5に示したと
おり,膜厚測定装置18を加熱装置15の搬入出口15
aの上方に,5個並べて設けることが提案できる。この
ようにすることで,上記の実施の形態での測定と同じ工
程を行うだけで5×5=25個所の膜厚を測定すること
ができる。さらに,搬送アーム3をθ方向に回転させれ
ば,より多くの個所のレジスト膜の膜厚を測定すること
ができ,一層詳細な膜厚測定結果を得ることができる。
また,上記の実施の形態にかかる膜厚測定装置18は光
学式のものを採用しているが,これに代えて接触針方式
を利用してもよい。
【0031】ウエハWのレジスト膜の膜厚測定は上記の
実施の形態のように加熱装置15による加熱処理後に限
らず,加熱処理後の冷却装置13による冷却処理後でも
よい。加熱処理後の場合と同様に,冷却処理が終了した
ウエハWは搬送アーム3によって冷却装置13から搬出
されるが,その際,ウエハWの搬出工程と同時に加熱装
置15の搬入出口15aの上部に設けた膜厚測定装置1
8にてレジスト膜の膜厚を測定することが可能である。
また,膜厚測定装置18を搬送路7や搬送路8の上方に
設けて(図示せず),ウエハWを搬送アーム3,6によ
り搬送する途中に,レジスト膜の膜厚を測定してもよ
い。
【0032】レジスト膜の膜厚測定後,ウエハWを搬送
アーム3により再びレジスト塗布装置14へ搬入し,そ
こでウエハWを回転させるとともに,溶剤ノズルSから
溶剤を供給して,レジスト膜を除去する。そしてレジス
ト膜除去済のウエハWを搬送機構4にてキャリアCへ戻
し,次回のレジスト膜の膜厚測定まで格納してもよい。
これにより,膜厚測定用とするウエハWは複数回の使用
が可能となり,従来,レジスト膜の膜厚測定毎に準備し
ていたウエハが不要になり,コスト削減につながる。な
お,ウエハWに形成されたレジスト膜は,前記のように
レジスト塗布装置14にて除去する他に,レジスト剥離
装置(図示せず)にて,レジスト剥離液を用いて除去す
るようにしてもよい。
【0033】前記レジスト膜の膜厚測定の結果,図6に
示すとおりウエハW上に形成されたレジスト膜70の膜
厚が許容範囲内(上限膜厚tmax〜下限膜厚tmi
n)であれば塗布現像処理システム1のレジスト膜の形
成条件を調整する必要はないが,図7に示すようにレジ
スト膜70が上限膜厚tmaxを上回る場合や,図8に
示すようにレジスト膜70が下限膜厚tminを下回る
場合は,少なくとも,レジスト液を塗布する直前のウエ
ハ温度,またはレジスト液吐出ノズルNから吐出される
レジスト液の温度のいずれかを,後記の手段にて調整す
る。これにより,所望の膜厚のレジスト膜形成条件を得
ることができる。
【0034】一方,図9に示すように,ウエハW上に形
成されたレジスト膜70が一の地点では許容範囲の上限
よりも厚く,他の地点では許容範囲の下限よりも薄い場
合には,まず最初に,少なくとも,レジスト液塗布時の
ウエハWの回転数を変更するか,またはレジスト塗布装
置内の湿度のいずれかを調整することで膜厚の均一性を
改善し,その後,必要に応じて,上記の上限膜厚tma
xを上回る場合や下限膜厚tminを下回る場合と同様
に,少なくとも,レジスト液を塗布する直前のウエハ温
度,またはレジスト液吐出ノズルNから吐出されるレジ
スト液の温度のいずれかを調整する。これにより,所望
の膜厚で,良好な膜厚均一性を持ったレジスト膜の膜形
成条件を得ることができる。
【0035】上記のレジスト液を塗布する直前のウエハ
温度は,冷却装置13により調整可能であり,レジスト
液吐出ノズルNから吐出されるレジスト液の温度は,ノ
ズルホルダ31に供給される温度調節流体により調整可
能である。そして,レジスト液塗布時のウエハWの回転
数は,制御装置24で制御されているパルスモータなど
の駆動機構23によって調整可能であり,レジスト塗布
装置14内の湿度は同じく制御装置24で制御されてい
る温湿度調整装置52によって調整可能である。
【0036】以上のように,塗布現像処理システム1の
調整を行った後,調整内容の確認のために,再びレジス
ト膜の膜厚の測定を行ってもよい。この時,前回のレジ
スト膜の膜厚測定に用いて,カセットCに格納してある
膜厚測定用のウエハWを用いてもよい。また,このレジ
スト膜の膜厚測定と,測定結果に基づく塗布現像処理シ
ステム1の調整は,レジスト膜の膜厚と膜厚均一性が許
容範囲内になるまで繰り返し行ってもよい。
【0037】以上の実施の形態において,被処理基板は
ウエハとして具体化されていたが,これに限らず,例え
ばLCD用ガラス基板であってもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1〜のレジスト処理方法によれ
ば被処理基板をレジスト処理システムの外部に搬出する
ことなくレジスト膜の膜厚を測定することができる。従
ってレジスト膜の膜厚測定のために被処理基板を前記レ
ジスト処理システムの外部へ搬出する工程を省略するこ
とができる。これと共に,前記レジスト処理装置を停止
させる必要がなくなり結果的にスループットの向上につ
ながる。特に,請求項3,4のレジスト処理方法によれ
ば,レジスト膜の膜厚測定を前記レジスト処理装置の内
部にて行うため,その測定結果を直接的に利用すること
が可能となり,レジスト膜形成条件の調整が容易にな
る。また本発明によれば,レジスト膜の膜厚測定を行う
際に被処理基板を載置する専用スペースが不要となるた
め,レジスト処理システム全体のサイズを増大させるこ
となく膜厚測定工程を追加することができる。しかも,
被処理基板のレジスト膜の膜厚を測定するための特別な
搬送工程を追加する必要がなくなる。さらに,請求項
5,6のレジスト処理方法によれば,レジスト膜の膜厚
測定を行うたびに,測定用被処理基板をレジスト処理シ
ステムに搬入する必要がなくなり,前記レジスト処理シ
ステムの稼働率の向上が期待できる。特に請求項によ
れば,膜厚測定用の被処理基板は複数回の使用が可能と
なり,従来,レジスト膜の膜厚測定毎に準備していた複
数の被処理基板が不要になり,コスト削減につながる。
【0039】また,請求項7〜9のレジスト処理システ
ムによれば,従来レジスト処理システムの外部に設置さ
れていた膜厚測定装置が不要になるためクリーンルーム
の省スペース化が図れる。また,請求項1〜の処理方
法が好適に実施可能となり高スループットに寄与するこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる塗布現像処理シス
テムの外観を示す斜視図である。
【図2】図1の塗布処理システムに組み込まれているレ
ジスト塗布装置の構成の概略を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるレジスト膜の膜厚
測定装置の側面の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるレジスト膜の膜厚
測定装置を示す斜視図である。
【図5】レジスト膜の膜厚測定装置の他の例を示す斜視
図である。
【図6】図1の塗布現像処理システムを用いてウエハ上
にレジスト膜を形成した時の膜形成状態を示す断面の説
明図である。
【図7】図1の塗布現像処理システムを用いてウエハ上
にレジスト膜を形成した時の膜形成状態を示す断面の説
明図である。
【図8】図1の塗布現像処理システムを用いてウエハ上
にレジスト膜を形成した時の膜形成状態を示す断面の説
明図である。
【図9】図1の塗布現像処理システムを用いてウエハ上
にレジスト膜を形成した時の膜形成状態を示す断面の説
明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 3,6 搬送アーム 7,8 搬送路 13 冷却装置 14 レジスト塗布装置 15 加熱装置 15a 搬入出口 18 膜厚測定装置 23 駆動機構 24 制御装置 52 温湿度調整装置 70 レジスト膜 N レジスト液吐出ノズル S 溶剤ノズル W ウエハ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を回転させながら基板上にレ
    ジスト液を塗布して当該基板上にレジスト膜を形成する
    レジスト塗布装置と,被処理基板を加熱する加熱装置
    と,被処理基板を保持して搬送する搬送装置とを備えた
    レジスト処理システムを用いて,被処理基板に対してレ
    ジスト処理を施す方法であって, 被処理基板を所定の温度に設定する第1の工程と, 所定の温度に設定された前記被処理基板を回転させなが
    らレジスト液を基板上に塗布してレジスト膜を形成する
    第2の工程と, 前記レジスト膜が形成された被処理基板を加熱する第3
    の工程と, 前記加熱後の被処理基板を所定温度に冷却する第4の工
    程とを有するレジスト処理方法において, 前記第3の工程と第4の工程との間に,前記搬送装置で
    保持して搬送中の被処理基板上のレジスト膜の膜厚を測
    定する工程を加入したことを特徴とする,レジスト処理
    方法。
  2. 【請求項2】 被処理基板を回転させながら基板上にレ
    ジスト液を塗布して当該基板上にレジスト膜を形成する
    レジスト塗布装置と,被処理基板を加熱する加熱装置
    と,被処理基板を保持して搬送する搬送装置とを備えた
    レジスト処理システムを用いて,被処理基板に対してレ
    ジスト処理を施す方法であって, 被処理基板を所定の温度に設定する第1の工程と, 所定の温度に設定された前記被処理基板を回転させなが
    らレジスト液を基板上に塗布してレジスト膜を形成する
    第2の工程と, 前記レジスト膜が形成された被処理基板を加熱する第3
    の工程と, 前記加熱後の被処理基板を所定温度に冷却する第4の工
    程とを有するレジスト処理方法において, 前記第4の工程の後に,前記搬送装置で保持して搬送中
    被処理基板上のレジスト膜の膜厚を測定する工程を有
    することを特徴とする,レジスト処理方法。
  3. 【請求項3】 レジスト膜の膜厚を測定した結果に基づ
    いて,少なくとも,レジスト塗布装置内の湿度,レジス
    ト塗布装置における被処理基板の回転速度,第1の工程
    における被処理基板の所定の温度,又はレジスト液の温
    度のいずれかを調整する工程を有することを特徴とす
    る,請求項1又は2に記載のレジスト処理方法。
  4. 【請求項4】 測定したレジスト膜の膜厚が,被処理基
    板上の一の地点では許容範囲の上限よりも厚く,他の地
    点では許容範囲の下限よりも薄い場合には,レジスト塗
    布装置内の湿度又はレジスト塗布装置における被処理基
    板の回転速度の少なくともいずれかを変えると共に,第
    1の工程における被処理基板の所定の温度又はレジスト
    液の温度の少なくともいずれかを変えることを特徴とす
    る,請求項3に記載のレジスト処理方法。
  5. 【請求項5】 レジスト膜の膜厚の測定は,レジスト処
    理システム内に保有している検査用被処理基板に対して
    行うことを特徴とする,請求項1,2,3又は4のいず
    れかに記載のレジスト処理方法。
  6. 【請求項6】 膜厚の測定が終わった検査用被処理基板
    のレジスト膜を,レジスト塗布装置において洗い落とす
    工程を有することを特徴とする,請求項に記載のレジ
    スト処理方法。
  7. 【請求項7】 被処理基板を回転させながら基板上にレ
    ジスト液を塗布して当該基板上にレジスト膜を形成する
    レジスト塗布装置と,被処理基板を加熱する加熱装置
    と,被処理基板を保持して搬送する搬送装置とを備えた
    レジスト処理システムにおいて, 被処理基板に形成されたレジスト膜の膜厚を当該被処理
    基板の搬送中に測定する膜厚測定装置を,前記加熱装置
    の搬入出口の上方に設けたことを特徴とする,レジスト
    処理システム。
  8. 【請求項8】 被処理基板を回転させながら基板上にレ
    ジスト液を塗布して当該基板上にレジスト膜を形成する
    レジスト塗布装置と,被処理基板を加熱する複数の加熱
    装置と,少なくとも被処理基板を所定温度にまで冷却す
    る機能を持った複数の温度調節装置と,被処理基板を保
    持して搬送する搬送装置とを備えたレジスト処理システ
    ムにおいて,加熱装置と温度調節装置は多段に積み重ねられ, 被処理基板に形成されたレジスト膜の膜厚を当該被処理
    基板の搬送中に測定する膜厚測定装置を,前記加熱装置
    及び/又は温度調節装置の搬入出口の上方に設け こと
    を特徴とする,レジスト処理システム。
  9. 【請求項9】 被処理基板を回転させながら基板上にレ
    ジスト液を塗布して当該基板上にレジスト膜を形成する
    レジスト塗布装置と,被処理基板を加熱する加熱装置
    と,被処理基板を保持して搬送する搬送装置とを備えた
    レジスト処理システムにおいて,被処理基板に形成されたレジスト膜の膜厚を当該被処理
    基板の搬送中に測定する膜厚測定装置を,搬送手段の搬
    送経路の上方に設けた ことを特徴とする,レジスト処理
    システム。
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