JP3254454B2 - 打栓方法及び装置 - Google Patents

打栓方法及び装置

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JP3254454B2
JP3254454B2 JP15066794A JP15066794A JP3254454B2 JP 3254454 B2 JP3254454 B2 JP 3254454B2 JP 15066794 A JP15066794 A JP 15066794A JP 15066794 A JP15066794 A JP 15066794A JP 3254454 B2 JP3254454 B2 JP 3254454B2
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bottle
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幸雄 立花
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内容物を充填した壜容
器をコンベヤで打栓ステーションへ搬送し打栓機を下降
してて打栓する方法及び装置に関するもので、酒類、清
涼飲料水、調味料、化粧品、みつまめ等の内容物を充填
させた壜容器を密閉する場合に使用される。
【0002】
【従来技術とその問題点】この種の打栓装置としては、
実開平3−17098号公報に開示のものが知られてい
る。この装置は、壜を一定の間隔にして打栓ステーショ
ンを通過させ、それに同調して打栓プランジャを移動さ
せながら順次下降させて壜を密閉するように構成されて
いる。しかしながら、この装置では、搬送される壜数に
対応して打栓ステーションに多数の打栓プランジャを用
意して循環させる必要があり、しかも打栓プランジャ下
降用の大きなカムを配置しなければならず、打栓装置自
体が極めて大掛かりになる不都合がある。この装置は、
大きさが一定の多量の壜を打栓するには都合がよいが、
ロット数が少ない壜を打栓するには極めて効率の悪いも
のとなる。
【0003】
【技術的課題】本発明は、内容物を充填した壜容器をコ
ンベヤで打栓ステーションへ搬送し打栓機を下降して打
栓する方法及び装置において、打栓時の押圧力を利用し
て搬送路上で壜を停止させて打栓できるようにすること
を課題としたものである。
【0004】
【技術的手段】この技術的課題を解決するための第一の
技術的手段は方法に関するものであり、(イ)二条のコ
ンベア走行体を上方へ付勢させた状態で走行させ、
(ロ)打栓ステーションで打栓機が壜容器を押圧した際
に走行体が下降し、(ハ)走行体の間に配置したステー
ションの基台で壜容器の底部を支持させること、であ
る。
【0005】第二の技術的手段は装置に関するものであ
り、(ニ)打栓ステーションの搬送路上に設けた基台、
(ホ)基台の両側に配置したコンベア走行体用案内レー
ル、(ヘ)基台の支持部と案内レールとの間に介在させ
た付勢手段、(ト)走行体上へ一定間隔で壜容器を供給
する案内手段、(チ)走行体上への進退を可能にした間
隔維持手段とからなり、(リ)基台より高い位置で搬送
されている壜容器を打栓機が押圧した際に走行体が下降
して基台が壜容器を支持するようにすること、である。
【0006】
【技術的手段の作用】壜容器は、二条のコンベア走行体
によって搬送させられるため、壜容器の底は走行体に跨
がった状態で載っている。走行体は上方へ付勢されてい
るために、打栓ステーションで打栓機が壜容器を押圧す
ると走行体は付勢力に抗して下降させられる。
【0007】この時、壜容器は走行体と共に下降する
が、走行体の間に配置された打栓ステーションの基台が
相対的に上昇することになるため、この基台が壜容器の
底部を支持して打栓機の押圧力は損なわれず、円滑に打
栓することができる。
【0008】請求項2の発明では、基台の両側にはコン
ベア走行体用案内レールが配置されていて、走行するコ
ンベア走行体をガイドしている。基台の支持部と案内レ
ールとの間には付勢手段が介在させられているため、こ
のレールは付勢手段によって上方へ付勢させられ、その
上を走行する走行体は基台の表面より高い位置で走行で
きるようになっている。従って、走行体上に載置された
壜は、その搬送中に底が基台に接触することはない。
尚、付勢手段としてはバネ・スプリング等を好適に使用
することができる。
【0009】壜容器は、案内手段によって走行体上へ一
定の間隔で供給され、その状態で搬送させられることに
なる。この案内手段は、間歇的に回転する羽根車や一定
間隔で往復運動するプランジャ等を使用することができ
る。
【0010】壜容器が打栓ステーションに臨んで打栓プ
ランジャを下降させる際にベルトは一旦停止することに
なるが、この時ベルトの側縁部に配置した間隔保持手段
がベルト側へ前進させられて壜容器の間隔が維持され、
打栓工程にける壜容器のずれや転倒を防止する。打栓プ
ランジャが壜容器を下方へ押圧すると壜容器は走行体及
びレールを押圧してレールを付勢力に抗して下方へ変位
させ、基台が壜容器の底部を支持するため、打栓機の押
圧力が損なわれることはなく打栓することができる。従
って、打栓時の押圧力を利用して搬送路上で壜を停止さ
せそのまま打栓することができることになる。
【0011】間隔維持手段としては、凸部を並列させた
板部材や枠部材を使用することができる。この板部材を
ベルト上へ前進させ、その凸部が直列した容器間に臨ん
でこれと接触するため、容器の間隔に変動が生ずること
はない。
【0012】
【本発明の効果】打栓時の押圧力を利用して搬送路上で
壜を停止させそのまま打栓することができる結果、少な
い打栓プランジャで能率良く打栓できる利点がある。ま
た、異なる大きさの壜容器に対する打栓を行う場合で
も、打栓プランジャや案内手段を交換するだけで対応さ
せることができ、多品種少量打栓に適合させられる利点
もある。
【0013】
【実施例】図1は打栓ステーションの一部を省略した正
面図である。装置本体1は、本実施例ではフラットトッ
プコンベアが組み込んであり、二条の無端チェーン2、
2がローラ3、3に掛けわたされていて、図示しないモ
ータによって矢印a方向へ循環走行する。液体を充填し
た壜容器9は、打栓ステーション10に臨む手前でチェ
ーン2上に配置した案内手段としての送り羽根6によっ
て打栓ステーション10側へ供給される。
【0014】この送り羽根6は、図4に示したように矢
印b方向へ回転して矢印c方向へ壜容器9を送り出すの
であるが、図示しない突き出しピンが間歇的に羽根6の
回転を停止して容器9の間隔が一定になるようになって
いる。容器9の間隔を一定にするためには、この回転方
式の他押し出し式のプランジャを使用できるが、いずれ
の方式を採用しても、間歇回転や前進移動を出力信号と
して供給壜の本数を計算できるように構成することがで
きる。
【0015】送り羽根の凸部7間の距離及び自転間隔或
いは押し出しプランジャの進退間隔等は、容器の大きさ
や打栓プランジャ20(支持機構及び昇降機構について
は図示を省略)の間隔等を勘案して設計しなければなら
ない。
【0016】打栓ステーション10では、二条のチェー
ン2、2の間に装置本体1に固設した基台11が配置し
てあり、基台11の頂部はチェーン2の停止及び始動の
際に容器9に与える抵抗を小さくすると共に打栓時に確
実に支持できるようにステンレス板12を取りつけてい
る。この基台11の左右の側壁からは支持片13、13
が突出させてあって、付勢手段としてのコイルスプリン
グ14を介してチェーン2のガイドレール15が取りつ
けてあり、チェーン2はこのレール15上を走行する。
レール15がコイルスプリング14によって上方へ付勢
されているために、チェーン2は基台11の頂部より高
い位置で走行する。
【0017】一方のベルト2の外側には案内壁16が配
置してあり、後述する間隔維持具21と共に打栓作業中
に容器9が移動したり転倒したりしないようにしている
(図2参照)。この案内壁16は、支持棒17を軸方向
に移動させることによって進退させることができ、搬送
される容器9の径の大きさに対応させるようになってい
る。そして、この支持棒17は、図示しない固定手段に
よってその位置を固定し、壁16を任意の位置で固定で
きるようになっている。
【0018】他方のベルト2の外側には、容器9の間隔
を維持するための維持具21が配置してある。この維持
具は板22の表面に表面に凹凸を形成したゴム板23を
取りつけた構成のものであって、エアシリンダ24によ
って進退でき、前進した際にはゴム板23の凸部が容器
9、9の間に臨んでその間隔を維持すると共にその微調
整を行い、打栓プランジャ20の下方に各容器9を位置
させることになる(図2、3参照)。
【0019】容器9が打栓ステーション1に臨んだ段階
でチェーン2の走行を一旦停止し、図2の状態で打栓プ
ランジャ20群を下降させると、容器9は案内壁16及
び間隔維持具21で囲まれて安定した状態で押圧され、
コイルスプリング14に抗してチェーン2を下方へ移動
させ、基台11の頂部がチェーン2と同じ高さになった
段階で基台11が容器9の底を支えて打栓が行われる。
尚、チェーン2は、打栓プランジャ20群を下降させた
段階で一旦停止を解除しても良い。この場合、チェーン
2は容器9の底と接触しながら走行する。
【0020】上記の実施例では、間隔維持部材の凸部を
ゴム板23で形成しているが、他の材質を使用しても差
し支えない。また、間隔維持具21は固定式の凸部を備
えているが、容器の9、9間に臨ませるための二枚の突
片又は仕切り壁を突出させ、これを長手方向に移動可能
にしておくと、容器9の大きさが変更されて容器間の距
離が変更しても、これに追随させることができる利点が
ある。また、案内壁16にも間隔維持具と同様な凸部乃
至壁を突出させ、容器9、9列の両側からその間隔を維
持できる構成を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】打栓ステーションの一部を省略した正面図
【図2】打栓ステーションにおける装置本体の断面図
【図3】打栓ステーションの平面図
【図4】送り羽根の平面図
【符号の説明】
2 チェーン、 6 送り羽根、 9 容器、 10
打栓ステーション、11 基台、 16案内壁、 21
間隔維持具、 23 ゴム板、 20 打栓プランジ
ャ、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を充填した壜容器をコンベヤで打
    栓ステーションへ搬送し打栓機を下降して打栓する方法
    において、二条のコンベア走行体を上方へ付勢させた状
    態で走行させ、打栓ステーションで打栓機が壜容器を押
    圧した際に走行体が下降し、走行体の間に配置したステ
    ーションの基台で壜容器の底部を支持させるようにした
    打栓方法。
  2. 【請求項2】 内容物を充填した壜容器をコンベヤで
    打栓ステーションへ搬送し打栓機を下降して打栓する装
    置において、打栓ステーションの搬送路上に設けた基
    台、基台の両側に配置したコンベア走行体用案内レー
    ル、基台の支持部と案内レールとの間に介在させた付勢
    手段、走行体上へ一定間隔で壜容器を供給する案内手
    段、走行体上への進退を可能にした間隔維持手段とから
    なり、基台より高い位置で搬送されている壜容器を打栓
    機が押圧した際に走行体が下降して基台が壜容器を支持
    するようにした打栓装置。
JP15066794A 1994-05-27 1994-05-27 打栓方法及び装置 Expired - Lifetime JP3254454B2 (ja)

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JPH07315486A JPH07315486A (ja) 1995-12-05
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