JP3254215B2 - 熱で支援されたシェイビングシステム - Google Patents

熱で支援されたシェイビングシステム

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JP3254215B2
JP3254215B2 JP50437092A JP50437092A JP3254215B2 JP 3254215 B2 JP3254215 B2 JP 3254215B2 JP 50437092 A JP50437092 A JP 50437092A JP 50437092 A JP50437092 A JP 50437092A JP 3254215 B2 JP3254215 B2 JP 3254215B2
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B21/00Razors of the open or knife type; Safety razors or other shaving implements of the planing type; Hair-trimming devices involving a razor-blade; Equipment therefor
    • B26B21/40Details or accessories
    • B26B21/48Heating means

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  • Cereal-Derived Products (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、概略的には、体毛を切断する装置に関す
る。一層詳しく言えば、本発明は、皮膚面の体毛を剃る
シェイビング装置に関する。本発明は、特に(と言って
これに限定するものではないが)、皮膚を濡らしたり、
予め湿潤させたりする必要なしに皮膚面の体毛を剃るの
に有用である。
発明の背景 皮膚面から体毛を除去する装置は多く存在する。これ
らの装置の最も普通のうちでも安全かみそりは、非常に
鋭いかみそり刃によって体毛を切断する。不幸にも、鋭
い刃は望ましくない結果を招く可能性がある。たとえ
ば、皮膚に傷をつけたり、皮膚を切ったりすることがあ
る。したがって、傷や刺激を減らすために、湿潤溶液、
たとえば、石鹸と水またはシェイビング・クリームをシ
ェイビングの前に皮膚に塗布しなければならないのが普
通である。これは不便であるし、傷や他の形態の皮膚刺
激を完全に排除することもない。一方、鈍い刃は、皮膚
を傷つけたり、皮膚に刺激を与えたりすることは少なく
なるであろうが、普通の状況では、鋭い刃と同じような
効力で体毛を切断することはできない。
皮膚刺激の問題やいわゆる「湿潤」シェイビングに伴
う上記の不便さを避けるために、かみそり刃を使用せず
に体毛を除去する装置が数多く提案されてきた。たとえ
ば、毛包を加熱したり、光照射することによって体毛を
除去する脱毛装置も提案されている。このような装置の
原理は、体毛が加熱されたときに柔らかくなり、皮膚か
ら除去し易くなるということにある。不幸にも、体毛を
加熱して体毛だけを除去するには、比較的大量の熱を体
毛に向かなければならない。そして、この大量の熱を精
密に制御して皮膚への障害を避けなければならない。熱
の精密な制御を必要とすることは、脱毛装置が比較的高
価になり、普通は熟練したオペレータを必要とすること
を意味する。したがって、安価で構造簡単、使い易い装
置、たとえば、安全かみそりの方がまだ好ましい。本発
明は、比較的鋭い刃よりも皮膚に傷をつけたり、刺激を
与えたりすることが少ない比較的鈍いかみそり刃を用い
ると共に、刃で体毛を切断する直前に比較的少量の熱に
体毛をさらして体毛を柔らかくすることによって体毛を
剃ることができるという認識に基づいている。
したがって、本発明の目的は、かみそり刃を用いて体
毛を切断するが、皮膚の予備湿潤を必要としないシェイ
ビング装置を提供することにある。本発明の別の目的
は、皮膚の予備湿潤を必要とせず、熟練したオペレータ
も必要とすることなく体毛を切断するシェイビング装置
を提供することにある。本発明のまた別の目的は、使い
易く、比較的製造こすと効率の良いシェイビング装置を
提供することにある。
概要 体毛を剃る装置は、ハンドルが形成してあり、切断刃
と切断しようとしている体毛を加熱する手段を支持して
いるハウジングを包含する。加熱手段は、電磁線源(好
ましくは、レーザ)または金属製加熱要素のような赤外
線源である。一層詳しく言えば、好ましい実施例におい
ては、レーザ発生装置がハウジング内に装着してあり、
刃の切断刃先付近で体毛をレーザ光源で走査し、それを
合焦することができる。
レーザ発生装置それ自体は、レーザ光源を有する。こ
のレーザ光源で発生したレーザ光線は、光学コリメーテ
ィング要素を通り、走査ミラーに送られる。走査ミラー
は、検流計式スキャナによって揺動させられてレーザ光
線でレンズを線形に走査する。レーザ光線がレンズの片
面を横切って線形に走査させられると、レンズに対する
レーザ光線の入射角が入射線に沿って変化する。本発明
によれば、レンズは、レーザ光線を屈折させるようにな
っており、レーザ光線は、線の全長に沿って種々の角度
でレンズに入射し、複数の平行な経路に沿って出射す
る。次に、レーザ光線は、合焦刃を通り、この刃から数
ミクロン離れたところで線状に合焦する。この線は、か
みそり刃の刃先付近にあり、刃先とほぼ平行である。
あるいは、レーザ装置をなしとし、別の輻射熱源、た
とえば、電気的に加熱するニッケルクロム素子を刃の刃
先付近でハウジング内を装着してもよい。この加熱要素
には、面取り縁を形成し、ここを通って熱が優先的に消
散するようにしてもよい。加熱要素は、その面取り縁が
かみそり刃の刃先に接近して平行となるように、ハウジ
ング内に位置させる。重要なのは、レーザまたは加熱要
素によって加熱された体毛が軟化して切断し易くなると
いうことである。こうして、普通のかみそり刃よりも鈍
い刃を用いることができる。
レーザ装置または加熱要素を適宜付勢するために、ハ
ウジング内にバッテリを搭載してもよい。一方、適当な
電子要素をハウジング内に装着し、電気アウトレットか
らの電力を、レーザまたは加熱要素を付勢するのに有用
なエネルギ形態に変換してもよい。
本発明の新規な特徴ならびに発明そのものは、その構
成および動作と共に、添付図面から、それの説明と共に
最も良く理解して貰えよう。添付図面においては、同様
の参照符号は同様の部品を示している。
図面の簡単な説明 第1図は、新規な熱支援式シェイビング装置の斜視図
である。
第2図は、新規な熱支援式シェイビング装置の好まし
い実施例の、第1図の2−2線に沿って見た横断面図で
ある。
第3図は、新規な熱支援式シェイビング装置の別の実
施例の、第1図の2−2線に沿って見た横断面図であ
る。
第4図は、シェイビング装置の好ましい実施例の作動
可能なレーザ要素を示す概略図であり、明瞭化のために
ハウジングを仮想線で示す図である。
好ましい実施例の説明 まず第1図を参照して、ここには、熱支援式シェイビ
ング装置が全体的に10で示してある。図示したように、
この装置10は、切断刃12とレーザ合焦刃14とを包含す
る。これらの刃は、共に、電気抵抗セラミック製ハウジ
ング16内に固定してある。ハウジング16のハンドル20内
にはスイッチ18が装着してあり、装置10を選択的に付
勢、消勢できるようになっている。第1図は、さらに、
装置10が電力供給部22によって付勢され得ることも示し
ている。この電力供給部22は、直流電源、交流電源のい
ずれでもよい。電力供給部22は、電気コード24を通して
装置10に接続している。第1図は装置10が外部の電気供
給部22によって付勢されるように示しているが、本発明
がハウジング16内に搭載して装置10を付勢できる直流電
力供給部、たとえば、バッテリ(図示せず)の使用も意
図していることは了解されたい。
装置10の詳細は第2図を参照すれば最も良くわかる。
ここでは、ハウジング16は、刃12を固定する取り外し自
在のセラミック製刃カートリッジ26を包含するものとし
て示してある。ハウジング16と同様に、刃カートリッジ
26も、ゴムあるいはプラスチックで作ってもよい。図示
したように、カートリッジ26からは舌片27が突出してあ
り、これらの舌片はハウジング16の溝17と係合するよう
になっている。舌片27がしまりばめで溝17と係合できる
ことは了解されたい。したがって、刃12は、カートリッ
ジ26を適当なかみそり刃を含む新しいカートリッジと交
換することによって、交換可能である。しかしながら、
所望に応じて、ハウジング16を一体のユニットとし、刃
12を恒久的に装着してもよいし、あるいは、個別に交換
できるようにしてもよい。
第2図をなお参照して、刃12は、任意適当な手段、た
とえば溶媒接着によってカートリッジ26に取り付けてあ
る。図示したように、刃12は切断刃先を構成しており、
これがカートリッジ26から突出していて、体毛11を切断
することができる。後述するように刃12によって切断し
ようとしている体毛を予備加熱によって軟化させること
になっているので、刃12の刃先28は普通の刃の刃先より
も比較的鈍くてもよい。特に、第2図に示す実施例で
は、刃先28の幅34は、ほぼ100ミクロンのオーダーにあ
る。
最後に、第2図は、ハウジング16が後に簡単に説明す
るレーザ装置の合焦刃14も含んでいることを示してい
る。刃14は、任意適当な手段、たとえば、溶媒接着ある
いはねじ(図示せず)によってハウジング16内に保持で
きる。第2図に示す装置は、破線60で示す線形走査式レ
ーザ光線を、第2図に点44で示す加熱線に合焦させる。
レーザ光線60で体毛11を加熱してから、刃12で体毛11を
剃る。この目的のために、加熱線44は、刃12の刃先28と
ほぼ同一平面にあり、刃先28から数ミリメートル隔たっ
ていて、刃12で切断する前にレーザ光線60で加熱した体
毛からの熱損失を最小限に抑えるのが好ましい。
第3図に示す装置10の別の実施例では、合焦刃14の代
わりに加熱要素15を用いている。この加熱要素15は、電
気抵抗材料で作ってあり、通電したときに熱くなる。好
ましい実施例では、加熱要素15はニッケルクロム(NiC
r)合金で作る。重要なのは、第1図に示す電力供給部2
2に接続できるワイヤ30を通して加熱要素15を加熱して
体毛および皮膚の角質層を加熱することができるという
ことである。第3図に示すように、加熱要素15の加熱縁
32はハウジング50から突出している。切断刃先48を有す
るかみそり刃46もハウジングから突出している。刃46
は、本質的に、第2図に示す刃12と同じである。刃46
は、ハウジング50に一体に取り付けてもよいし、ハウジ
ング50内に取り外し自在に装着してもよいし、ハウジン
グ50に取り付けることのできる交換可能なカートリッジ
52の一部であってもよい。
重要なのは、切断刃先48付近での加熱要素15からの輻
射熱を増大させるために、加熱縁32は、第3図に示すよ
うに、面取りあるいは丸みが付けてあるとよい。周知の
ように、熱は、加熱要素15の面取りした、すなわち、薄
くなった部分を通して優先的に消散する。これは、この
ような部分が厚い部分よりも比較的電気抵抗が大きく、
熱の消散がより大きいからである。さらに、切断刃先48
と加熱縁32の距離36は、比較的小さいのが好ましい。本
発明の目的を達成するには、この距離36は数ミリメート
ルのオーダーにある。このことにより、装置10で矢印38
の方向に皮膚の面(図示せず)をなぞり、刃46の加熱効
果を最適化することができる。特に、加熱縁32が切断刃
先48に近ければ、それだけ、刃46で切断する前に加熱要
素15で加熱される体毛からの熱損失が少なくなる。
第2図に示す装置の加熱レーザの詳細は、第2、4図
を参照すれば最も良くわかる。ここで、以下の開示内容
が、装置10と共に用いることのできる1つのレーザ装置
を例示しているにすぎないことは了解されたい。線形走
査レーザ光線を発生することができ、装置10と用いて適
当である他のタイプのレーザ装置も使用できる。
第2、4図を交互参照してわかるように、第4図に矢
印54で示すレーザ光線は、任意適当なレーザ光線源56か
ら発射される。レーザ光線源56は、YAGレーザ、二酸化
炭素(CO2)レーザ、約840ナノメートル(nm)の波長を
有するレーザ光線を発するダイオード・レーザを含む多
種のレーザ光線源のうちのいずれであってもよい。約84
0nmのレーザ光線を発するダイオード・レーザは、皮膚
よりも体毛により多く容易に吸収されるために、好まし
いものである。重要なのは、装置10を使い易くするため
に、レーザ光線源56が比較的小さくて軽いと好ましいと
いうことである。
いずれにしても、レーザ光線54は、ファイバーオプテ
ィックライン(図示せず)あるいは見通し線によってコ
リメータ58に光学的に連結される。コリメータ58は、レ
ーザ光線54を透過であるいは反射でコリメートする任意
適当な装置である。コリメータ58を出たときにレーザ光
線60の形状、寸法は、ここで用いられる特定のレーザ光
線源56、コリメータ58によって変わる。たとえば、コリ
メータ58が入射レーザ光線54を干渉性ペンシル光へ変換
する場合、レーザ光線60は約2〜3ミリメートルの直径
を持つことになる。ここで、使用されているコリメータ
58またはレーザ光線源56の種類とはかかわりなく、コリ
メータ58はレーザ光線源56の一体の構成要素であっても
よい。加えて、コリメータ58およびレーザ光線源56は、
それらが別体であってもあるいは一体ユニットとして結
合してあっても、所望に応じて、電力供給部22またはハ
ウジング50のいずれかに収容できる。
コリメータ58でコリメートされた後、レーザ光線60は
走査ミラー62に送られる。第4図に示す実施例では、レ
ーザ光線60は、まず、折り返しミラー64によって走査ミ
ラー62に反射される。第4図に示す実施例の場合、ミラ
ー62、64が標準の4分の1波長または半波長のタイプの
低質量薄肉反射器であるのが好ましい。加えて、ミラー
62、64の半斜面66、68は、それぞれ、手頃な高反射率コ
ーティングで被覆する。このコーティングの厚さは、使
用されているレーザ光の特定の波長に依存する。この分
野では周知のように、このようなコーティングは、レー
ザ光線反射器およびレンズの光反射率を高める。また周
知のように、このようなコーティングはコーティング材
料の1層またはそれ以上の層を持つ。
さらに第4図に示すように、走査ミラー62は軸70に固
定してあり、軸70は後述する目的のためにスキャナ72上
で揺動できるように回転可能に装着してある。スキャナ
72は、適当な周波数で、適当な走査角にわたって軸70
(それ故、走査ミラー62)を揺動させるならば任意の適
当な装置でよい。特に、第4図に示す実施例は、適当な
市販の検流計式スキャナ72の使用を意図している。装置
10の動作にとっての潜在的な必要に応じて、スキャナ72
は、共振タイプ(すなわち、単振動周波数)であっても
よく、電子構成要件をより簡単にするには、サーボ制御
式検流計型スキャナであってもよい。このようなサーボ
制御式スキャナは、剃ろうとしている表面を横切る装置
10の特定のストローク速度に合わせてスキャナ72の揺動
を変える能力を備える。いずれにしても、走査ミラー62
をスキャナ72とつなぐ方法は、スキャナ72に対する走査
ミラー62の並進運動を実質的に防ぐものでなければなら
ない。走査ミラー62とスキャナ72の間のこのような並進
変位は、平行走査を不能にすると共に、皮膚面での光学
収差を高めるとことになる。
本発明で意図しているように、スキャナ72は、それと
走査ミラー62との間にほぼ回転だけの運動を与える。ス
キャナ72は、軸70の軸線74のまわりに矢印76で示す方向
へ走査ミラー62を揺動させることによってこれを行う。
第4図でわかるように、走査ミラー62は、スキャナ72に
よって適当に揺動させられたときに、レーザ光線60を線
80によって種々に示される方向を通して前後に動かす。
これにより、レーザ光線60が線78において走査レンズ82
に入射する。
第4図で明らかなように、線80で示す走査レーザ光線
60は、線78について種々の入射各84でレンズ82に入射す
る。さらに、第4図でわかるように、レンズ82は、それ
の後方焦点86が軸線74上に位置する走査ミラー62の表面
66の一部とほぼ一致するように装置10内に配置される。
また、ここで、スキャナ72が、レンズ82の焦点距離88お
よび幅90にほぼ合わせた寸法の円弧に沿って走査ミラー
62を揺動させることは了解されたい。
上述したように、走査ミラー62から線80に沿って反射
した走査レーザ光線60は、レンズ82に対するその向きを
絶えず変化させる。したがって、レンズ82の機能は、レ
ーザ光線60をそれがレンズ82に入射した非平行向きから
屈折させ、走査レーザ光線60がほぼ平行な線96に沿って
レンズ82を出射するようにすることにある。したがっ
て、光屈折特性を定めるレンズ82の特定の材料、寸法お
よび形状がレーザ光線源56の発生するレーザ光線の特定
の波長に従って変化することは明らかであろう。走査レ
ーザ光線60の最善の波長の場合、レンズ82は、約11/
2(1.5)インチの波長の長さである幅90を有する。さら
に、レンズ82は、約1/4(0.25)インチの長さの深さ92
と、約1/2(0.5)インチ長さの幅94とを有する。ミラー
62の反射面66、68の場合と同様に、レンズ82は薄く反射
防止コーティングで被覆してあって、走査レーザ光線60
からのエネルギ損失を最小限に抑えている。
なお第2、4図を参照してわかるように、走査レーザ
光線60は線96で示すようにほぼ平行な経路でレンズ82を
出射する。当業者には明らかなように、走査レーザ光線
60を予め拡散する経路に整合させることによって、レン
ズ82はレーザ光エネルギを容易に合焦刃14内へ、そして
そこを通して最大限に透過させることができる。第4図
でわかるように、合焦刃14は、比較的平らな合焦レンズ
であり、第2図に示すように、面102の線100に入射した
レーザ・エネルギを合焦レンズ14上に向ける。
第4図に示すように、合焦刃14の幅104は、ほぼ11/4
(1.25)インチ長である。さらに、レーザ光線60が平行
な走査線96に沿って送られるときにそれを合焦させるた
めに、刃14の面102、106は凸面である。さらに、合焦刃
14は合焦光線60にとって適当な任意の材料で作ることが
できるが、合焦刃14はサファイアであると好ましい。こ
こで、レンズ82の場合と同様に、合焦刃14の材料の選択
は、部分的に、レーザ光線源56で発生されるレーザ光線
の波長に依存する。さらに、合焦刃14は、その外面の選
定部分(たとえば、面108、110)を、耐久性の高い反射
防止コーティングで被覆し、この合焦刃14を通しての光
透過特性を向上させてもよい。
動作 熱支援式シェイビング装置10の作動にあたっては、第
1、2、3図をまず参照する。電気的な接続を適当な電
力供給部と行った後、装置10がスイッチ18を押し下げる
ことによって付勢され、装置10内の電気回路を完成す
る。第3図に示す実施例の場合、加熱要素15がそれによ
って電気的に付勢され、電気エネルギを熱として発散す
る。装置10は、次に、剃ろうとしている面に対して位置
させ、この面を矢印38の方向に横切って移動させる。そ
の結果、加熱要素15の加熱縁32に隣接する体毛が加熱さ
れて軟化し、刃46での切断が容易となる。一層詳しく言
えば、加熱要素15が、刃46によって切断する前に、加熱
縁32に沿って体毛を予熱し、軟化させるのである。これ
により、体毛が切断し易くなり、これが比較的鈍い刃46
の使用を可能とする。
第2、4図に示す装置10の実施例の作動にあって、明
らかなように、装置10の付勢時、レーザ光線源56はレー
ザ光線54を発生し、このレーザ光線はコリメータ58によ
ってコリメート済みの光線60に変換される。コリメータ
58から出射した際、レーザ光線60は折り返しミラー64に
よって走査ミラー62へ反射される。先に開示によれば、
走査ミラー62は、検流計式スキャナ72によって100〜200
Hzの範囲の振動周波数で揺動させられ、レーザ光線60を
線80に沿ってレンズ82に対して走査する。こうして走査
されたレーザ光線60は走査レンズ82によって平行経路96
へ反射され、レンズ82によって合焦刃14の入射縁102に
送られる。
レーザ光線60は、次に、刃14を通るときに線44に合焦
される。一層詳しく言えば、レーザ光線60が刃14から出
射するとき、線44に沿って数ミクロンの直径まで合焦す
る。こうして、装置10が剃ろうとしている表面に隣接し
て位置しているとき、レーザ光線60は、線44に沿って体
毛を予熱し、軟化させ、刃12による切断を容易にする。
これにより、体毛の切断が容易となり、比較的鈍い刃12
の使用を可能とする。
ここに示し、詳細に説明してきた特定の熱支援式シェ
イビング装置は目的を充分に果たすことができ、前述し
た利点を与えるが、それが発明の現在のところ好ましい
実施例を例示したに過ぎず、請求の範囲に定義した以外
に構造および設計上の細部の限定とするつもりはなんら
ないことは了解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−141762(JP,A) 実開 昭63−76269(JP,U) 実公 昭31−8951(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 21/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皮膚を濡らしたり、予め湿潤させたりする
    ことなく体毛を剃るためのシェイビング装置であって、 ハウジングと、 前記ハウジングに装着された、前記ハウジングから突出
    された体毛を切断することができる線形の切断刃先を有
    する刃と、 前記ハウジングに装着された、前記切断刃先にほぼ平行
    に、前記切断刃先によって体毛を切断する前に体毛を加
    熱する加熱手段であって、 前記加熱手段が、 前記切断刃先付近で、前記切断刃先とほぼ平行に線状に
    合焦させるレーザ光線を発生させるものである加熱手段
    とを、 包含することを特徴とするシェイビング装置。
  2. 【請求項2】請求項1のシェイビング装置において、前
    記切断刃先付近で、前記切断刃先とほぼ平行に線状に合
    焦させるレーザ光線を発生させるために、 前記レーザ光線をレーザ光源により発生させ、光学コリ
    メーティング要素を通って走査ミラーに送り、前記走査
    ミラーを検流計式スキャナにより揺動させるることによ
    り前記レーザ光線をレンズの片面を横切って線形に走査
    して前記レンズに入射し前記レンズから複数の平行な経
    路に沿って出射し、合焦刃を通すものであることを特徴
    とする、シェイビング装置。
  3. 【請求項3】皮膚を濡らしたり、予め湿潤させたりする
    ことなく体毛を剃るためのシェイビング装置であって、 ハウジングと、 前記ハウジングに装着された、前記ハウジングから突出
    された体毛を切断することができる線形の切断刃先を有
    する刃と、 前記ハウジングに装着された、前記ハウジングから突出
    され、前記刃の切断刃先にほぼ平行に前記切断刃先によ
    って体毛を切断する前に体毛を加熱する加熱手段であっ
    て、 前記加熱手段が、熱抵抗を有する加熱要素と、前記加熱
    要素に電気的に接続された前記加熱要素を加熱する前記
    ハウジング内に装着された電源とを包含し、 前記加熱要素に面取りした加熱縁が形成してあり、前記
    縁がそこからの熱の発散量を増大させるように面取りし
    てある加熱手段とを、 包含することを特徴とするシェイビング装置。
JP50437092A 1991-01-24 1991-12-18 熱で支援されたシェイビングシステム Expired - Lifetime JP3254215B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US64516291A 1991-01-24 1991-01-24
US645,162 1991-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06505169A JPH06505169A (ja) 1994-06-16
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