JP3253461B2 - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents

エレベータの群管理制御装置

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JP3253461B2
JP3253461B2 JP21148994A JP21148994A JP3253461B2 JP 3253461 B2 JP3253461 B2 JP 3253461B2 JP 21148994 A JP21148994 A JP 21148994A JP 21148994 A JP21148994 A JP 21148994A JP 3253461 B2 JP3253461 B2 JP 3253461B2
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータの群管理
制御装置に関し、特に複数台のエレベータが同一階ある
いは複数階それぞれに停止している場合に任意の階に乗
場呼びが発生したときに効率の良い応答制御を行うエレ
ベータの群管理制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数台のエレベータを一群として制御
し、利用者による各階の乗場呼びに対して前記複数台の
エレベータのうちいずれかを応答させるエレベータの群
管理制御を行うエレベータの群管理制御装置において、
同一階に応答すべき呼びを有さず、無方向選択にて停止
中のエレベータが複数台あり、さらに同一階の乗場呼び
が発生した場合にどの号機のエレベータをその発生した
乗場呼びに応答させるかは、運転効率上は全く異なるこ
とがなく、そのため、従来は、判断処理の便宜上、最も
先にその階に停止した先着号機を優先的に応答させてい
る。
【0003】一方、エレベータが利用されずに無方向戸
閉待機状態が一定時間以上継続すると、エレベータの利
用がしばらくの間発生しないと解釈して、電動機制御休
止制御機能によって電動機制御部を電源より完全に切り
離すことによって省エネルギ化を図っている。
【0004】また、同様の理由で、エレベータが利用さ
れずに無方向戸閉待機状態が一定時間以上継続するとか
ご内照明自動消灯機能によってかご内照明を消灯させる
ようにもしている。そしてこの場合、かご内照明を消灯
したエレベータが停止している階の乗場呼びに応答して
戸開するときにかご内照明を点灯するが、このときに照
明が一時的にちらつくのでその間、戸開を遅らせる機構
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエレ
ベータの群管理制御装置では、例えば2台のエレベータ
を一群として制御する場合、基準階では2台のエレベー
タが戸閉待機している場合がひんぱんに発生する。特に
住宅用のエレベータの場合、エレベータドアのガラスよ
りかご内が見えるため、乗車しようとする階にエレベー
タが戸閉待機中かどうかはかご内照明が点灯しているか
どうかで容易に判断できる。
【0006】このような住宅用エレベータ2台におい
て、夜間などエレベータ利用がほとんどないとき、2台
のエレベータが共に基準階に戸閉待機状態となる場合が
あるが、このとき、2台のエレベータのうち、先に戸閉
待機となった1台はかご内照明が自動消灯機能によって
消灯し、後から戸閉待機となったもう1台はまだかご内
照明が点灯している状態が発生する。この状態で、基準
階で乗場呼びが発生すると、先着であるかご内照明が消
灯している方のエレベータがこの乗場呼びに応答し、か
ご内照明を点灯させて戸開することになるが、上述のよ
うに点灯直後は照明がちらつくために戸開を少し遅らせ
ているので、利用者にとってはエレベータがその基準階
に停止していることを目で見て分かっているのに、乗場
呼びボタンを押した後、やや遅れて戸開されることにな
り、違和感を感じさせることになっていた。
【0007】また乗場からエレベータを利用しようとし
た乗客は、かご内照明が点灯している方のエレベータが
当然に戸開すると思い込んでそのエレベータの前で戸開
を待つことになるが、実際にはかご内照明が消灯されて
いる方のエレベータが照明を点灯させて戸開することに
なるため、この点でも違和感を抱かせる問題点があっ
た。
【0008】さらに、照明灯の寿命は点灯消灯回数と関
係が深く、点灯消灯を繰り返すとその寿命が短くなると
考えられているが、上述の状況では後から到着して戸閉
待機状態となり、未だ照明が点灯状態にある後着エレベ
ータの戸が開かず、先着のエレベータが照明を点灯して
戸開動作するために、照明の点灯消灯がひんぱんに発生
し、それだけ照明の寿命を短くする可能性があり、照明
の点灯消灯回数は可能な限り少なくすることが望まし
い。
【0009】加えて、エレベータが走行していなくても
電動機制御部が電源に接続されていると、インバータの
直流平滑コンデンサのリークなど、無駄な電力消費を発
生させるため、呼びがなく待機状態が一定時間継続する
と、しばらくエレベータが利用されないと判断して電動
機制御部を電源より切り離すが、このとき、平滑コンデ
ンサを短絡して放電させるため、電動機制御部の切り離
しと接続を繰り返すと逆に無駄な電力を消費することに
なる問題点があった。
【0010】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、エレベータ運転の省エネルギ化を図
ると共に、照明機器の劣化防止が図れるエレベータの群
管理制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
台のエレベータを一群として運行制御し、任意の階の乗
場呼びに対して複数台のうち適切な1台のエレベータを
選択して応答させるエレベータの群管理制御装置におい
て、各エレベータが利用されずに無方向戸閉待機状態で
一定時間以上継続するとエレベータ駆動用電動機の制御
を休止させる電動機制御休止手段と、電動機制御休止手
段によって電動機制御が休止されている号機のエレベー
タが無方向戸閉待機状態をさらに一定時間以上継続する
と当該号機のエレベータのかご内照明を消灯させるかご
内照明消灯手段と、任意の階に乗場呼びが発生したとき
に、電動機制御休止手段によっていずれの号機のエレベ
ータ駆動用電動機の制御も休止されており、かつかご内
照明消灯手段によっていずれの号機のエレベータのかご
内照明も消灯されている場合には当該乗場呼びに対する
応答時間が最も短い号機のエレベータを選択して応答さ
せ、電動機制御休止手段によって自動休止状態になって
いない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの
いずれかの号機のエレベータを第1に優先的に当該乗場
呼びに応答させ、電動機制御休止手段によって自動休止
状態になっているが、かご内照明消灯手段によってかご
内照明が消灯状態になっていない号機のエレベータがあ
る場合にはそれらのうちのいずれかの号機のエレベータ
を第2に優先的に当該乗場呼びに応答させる乗場呼び応
答優先制御手段とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明は、複数台のエレベータを
一群として運行制御し、任意の階の乗場呼びに対して複
数台のうち適切な1台のエレベータを選択して応答させ
るエレベータの群管理制御装置において、各エレベータ
が利用されずに無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続
するとエレベータ駆動用電動機の制御を休止させる電動
機制御休止手段と、任意の階に乗場呼びが発生したとき
に、電動機制御休止手段によって同一階に停止中のいず
れの号機のエレベータ駆動用電動機の制御も休止されて
いる場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエレベー
タを選択して応答させ、電動機制御休止手段によって同
一階に停止中のエレベータの中に自動休止状態になって
いない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの
後着号機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応答さ
せる乗場呼び応答優先制御手段とを備えたものである。
【0013】請求項3の発明は、複数台のエレベータを
一群として運行制御し、任意の階の乗場呼びに対して複
数台のうち適切な1台のエレベータを選択して応答させ
るエレベータの群管理制御装置において、各エレベータ
が利用されずに無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続
するとエレベータのかご内照明を消灯させるかご内照
明消灯手段と、任意の階に乗場呼びが発生したときに、
かご内照明消灯手段によって同一階に停止中のいずれの
号機のエレベータのかご内照明も消灯されている場合に
は当該乗場呼びに対して先着号機のエレベータを選択し
て応答させ、かご内照明消灯手段によって同一階に停止
中のエレベータの中にかご内照明が消灯状態になってい
ない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの後
着号機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応答させ
る乗場呼び応答優先制御手段とを備えたものである。
【0014】請求項4の発明は、複数台のエレベータを
一群として運行制御し、任意の階の乗場呼びに対して複
数台のうち適切な1台のエレベータを選択して応答させ
るエレベータの群管理制御装置において、各エレベータ
が利用されずに無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続
するとエレベータ駆動用電動機の制御を休止させる電動
機制御休止手段と、各エレベータが利用されずに無方向
戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベータのか
ご内照明を消灯させるかご内照明消灯手段と、任意の階
に乗場呼びが発生したときに、電動機制御休止手段によ
って同一階に停止中のいずれの号機のエレベータ駆動用
電動機の制御も休止されており、かつかご内照明消灯手
段によっていずれの号機のエレベータのかご内照明も消
灯されている場合には当該乗場呼びに対して先着号機の
エレベータを選択して応答させ、電動機制御休止手段に
よって同一階に停止中のエレベータの中に自動休止状態
になっていない号機のエレベータがある場合またはかご
内照明消灯手段によってかご内照明が消灯状態になって
いない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの
後着号機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応答さ
せる乗場呼び応答優先制御手段とを備えたものである。
【0015】請求項5の発明は、複数台のエレベータを
一群として運行制御し、任意の階の乗場呼びに対して複
数台のうち適切な1台のエレベータを選択して応答させ
るエレベータの群管理制御装置において、各エレベータ
が利用されずに無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続
するとエレベータ駆動用電動機の制御を休止させる電動
機制御休止手段と、電動機制御休止手段によって電動機
制御が休止されている号機のエレベータが無方向戸閉待
機状態をさらに一定時間以上継続すると当該号機のエレ
ベータのかご内照明を消灯させるかご内照明消灯手段
と、任意の階に乗場呼びが発生したときに、同一階に停
止中のいずれの号機のエレベータも電動機制御休止手段
によってエレベータ駆動用電動機の制御が休止されてお
り、かつかご内照明消灯手段によってかご内照明も消灯
されている場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエ
レベータを選択して応答させ、同一階に停止中のエレベ
ータの中に電動機制御休止手段によって自動休止状態に
なっていない号機のエレベータがある場合にはそれらの
うちの後着号機のエレベータを第1に優先的に当該乗場
呼びに応答させ、同一階に停止中のエレベータの中に
電動機制御休止手段によって電動機自動休止状態になっ
ているが、かご内照明消灯手段によってかご内照明が消
灯状態になっていない号機のエレベータがある場合には
それらのうちの後着号機のエレベータを第2に優先的に
当該乗場呼びに応答させる乗場呼び応答優先制御手段と
を備えたものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明のエレベータの群管理制御装置
では、任意の階に乗場呼びが発生したときに、一定時間
以上無方向戸閉待機状態におかれているために電動機制
御休止手段によっていずれの号機のエレベータ駆動用電
動機の制御も休止されており、かつかご内照明消灯手段
によっていずれの号機のエレベータのかご内照明も消灯
されている場合には当該乗場呼びに対する応答時間が最
も短い号機のエレベータを選択して応答させる。これに
よって、効率の良いエレベータ運行を可能とする。
【0017】また任意の階に乗場呼びが発生したとき
に、電動機制御休止手段によって自動休止状態になって
いない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの
いずれかの号機のエレベータを第1に優先的に当該乗場
呼びに応答させ、かご内照明消灯手段によってかご内照
明が消灯状態になっていない号機のエレベータがある場
合にはそれらのうちのいずれかの号機のエレベータを第
2に優先的に当該乗場呼びに応答させる。これによっ
て、電動機制御部を電源から切り離す動作と接続する動
作をひんぱんに繰り返す事態を少なくし、無駄な電力の
消費を抑え、またかご内照明がひんぱんに消灯、点灯を
繰り返して照明機器の寿命を縮めてしまうことを防止す
る。
【0018】請求項2の発明のエレベータの群管理制御
装置では、任意の階に乗場呼びが発生したときに、一定
時間以上無方向戸閉待機状態におかれているために、同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータも電動機制御
休止手段によってエレベータ駆動用電動機の制御が休止
されている場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエ
レベータを選択して応答させる。これによって、ある階
に後から到着して一定時間以上無方向戸閉待機状態に入
っているために電動機制御休止手段によって電動機制御
部が電源から切り離れるエレベータはその階に先に到着
した号機のエレベータが動き出すまではゆっくりと待機
することになる。
【0019】また任意の階に乗場呼びが発生したとき
に、同一階に停止中のエレベータの中に電動機制御休止
手段によって自動休止状態になっていない号機のエレベ
ータがある場合にはそれらのうちの後着号機のエレベー
タを優先的に当該乗場呼びに応答させることによって、
電動機制御部を電源から切り離す動作を少なくする。
【0020】これによって電動機制御部を電源から切り
離す動作と接続する動作を短い時間内にひんぱんに繰り
返す事態を少なくし、無駄な電力の消費を抑える。
【0021】請求項3の発明のエレベータの群管理制御
装置では、任意の階に乗場呼びが発生したときに、一定
時間以上無方向戸閉待機状態におかれているために、同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータもかご内照明
消灯手段によってそのかご内照明が消灯されている場合
には当該乗場呼びに対して先着号機のエレベータを選択
して応答させる。また、任意の階に乗場呼びが発生した
ときに、同一階に停止中のエレベータの中にかご内照明
消灯手段によってかご内照明が消灯状態になっていない
号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの後着号
機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応答させる。
【0022】これによって、点灯消灯の繰り返し回数を
各エレベータ毎に均等にし、またひんぱんに点灯消灯を
繰り返す事態を少なくし、照明機器の寿命を全体として
縮めることがないようにする。
【0023】請求項4の発明のエレベータの群管理制御
装置では、任意の階に乗場呼びが発生したときに、一定
時間以上無方向戸閉待機状態におかれているために、同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータも電動機制御
休止手段によってエレベータ駆動用電動機の制御が休止
されており、かつかご内照明消灯手段によっていずれの
号機のエレベータのかご内照明も消灯されている場合に
は当該乗場呼びに対して先着号機のエレベータを選択し
て応答させる。また、任意の階に乗場呼びが発生したと
きに、同一階に停止中のエレベータの中に電動機制御休
止手段によって自動休止状態になっていない号機のエレ
ベータがある場合またはかご内照明消灯手段によってか
ご内照明が消灯状態になっていない号機のエレベータが
ある場合には、それらのうちの後着号機のエレベータを
優先的に当該乗場呼びに応答させる。
【0024】これによって、電動機制御部を電源から切
り離す動作と接続する動作を短い時間内にひんぱんに繰
り返す事態を少なくし、無駄な電力の消費を抑え、また
点灯消灯の繰り返し回数を各エレベータ毎に均等にし、
またひんぱんに点灯消灯を繰り返す事態を少なくし、照
明機器の寿命を全体として縮めることがないようにす
る。
【0025】請求項5の発明のエレベータの群管理制御
装置では、任意の階に乗場呼びが発生したときに、一定
時間以上無方向戸閉待機状態におかれているために、同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータも電動機制御
休止手段によってエレベータ駆動用電動機の制御が休止
されており、かつかご内照明消灯手段によっていずれの
号機のエレベータのかご内照明も消灯されている場合に
は当該乗場呼びに対して先着号機のエレベータを選択し
て応答させる。これによって、ある階に後から到着して
一定時間以上無方向戸閉待機状態に入っているために電
動機制御休止手段によって電動機制御部が電源から切り
離れるエレベータはその階に先に到着した号機のエレベ
ータが動き出すまではゆっくりと待機させ、また照明機
器の点灯消灯の繰り返し回数を各エレベータ毎に均等に
する。
【0026】また任意の階に乗場呼びが発生したとき
に、同一階に停止中のエレベータの中に電動機制御休止
手段によって自動休止状態になっていない号機のエレベ
ータがある場合にはそれらのうちの後着号機のエレベー
タを第1に優先的に当該乗場呼びに応答させ、同一階に
停止中のエレベータの中にかご内照明消灯手段によって
かご内照明が消灯状態になっていない号機のエレベータ
がある場合にはそれらのうちの後着号機のエレベータを
第2に優先的に当該乗場呼びに応答させることにより、
電動機制御部を電源から切り離す動作と接続する動作を
短い時間内にひんぱんに繰り返す事態を少なくし、無駄
な電力の消費を抑え、同時にひんぱんに照明機器の点灯
消灯を繰り返す事態を少なくし、照明機器の寿命が縮ま
るのを防ぐ。
【0027】こうして、無駄な電力の消費を防ぎ、かつ
照明機器の寿命を全体として延ばすことができるように
なる。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1は本発明の1つの実施例の機能ブロック図を
示している。この実施例のエレベータの群管理制御装置
はその全体がコンピュータによって構成され、種々の処
理を実行する各部はそのコンピュータに組み込まれるソ
フトウェアプログラムによって実現されるものであり、
ここでは機能的な説明を行う。
【0029】まずエレベータの群管理制御装置の全体的
な構成を説明すると、複数台のエレベータA,B,C,
…それぞれの動作を制御する単体制御部1と、これらの
各エレベータを一群として制御する群管理制御部2から
構成されている。そして単体制御部1各々は、エレベー
タが利用されずに無方向戸閉待機状態で一定時間以上継
続するとエレベータ駆動用電動機の制御を休止させる電
動機制御自動休止部3と、エレベータが利用されずに無
方向戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベータ
のかご内照明を消灯させるかご内照明自動休止部4と、
これらの自動休止部3,4からの情報を収集して群管理
制御部2に出力する号機情報収集部5を備えている。
【0030】他方、群管理制御部2は、各階に乗場呼び
が発生した場合にどの号機のエレベータに優先して応答
させるかを判断する乗場呼び応答優先制御部6と、乗場
呼び応答を実施させる乗場呼び応答制御部7を備えてい
る。
【0031】上記の構成のエレベータの群管理制御装置
では、例えばA号機のエレベータがある階に到着し、あ
らかじめ設定されている所定時間(この時間は使用する
現場に応じて任意に設定されるものであり、例えば、τ
1とする)以上無方向戸閉待機状態にあれば、電動機制
御自動休止部3がエレベータ駆動用の電動機制御部(図
示せず)を電源から切り離す電動機制御自動休止信号を
外部に出力して電動機制御部を実際に電源から切り離さ
せ、同時にこの電動機制御自動休止信号を号機情報収集
部5に出力する。
【0032】またあらかじめ設定されている別の所定時
間(例えば、τ2とする)以上無方向戸閉待機状態にあ
れば、かご内照明自動休止部4がかご内照明を消灯し、
同時にかご内照明自動休止信号を号機情報収集部5に出
力する。
【0033】ここで時間τ1に比べてτ2はより長い時
間に設定する。これは、照明機器は点灯消灯の繰り返し
により寿命が縮まるので、戸閉待機となってからかご内
照明自動休止となるまでの時間を長くとっておくことに
よってひんぱんな点灯消灯動作が起こらないようにする
ためである。
【0034】各号機のエレベータの号機情報収集部5か
ら群管理制御部2の乗場呼び応答優先制御部6に対して
号機情報が転送され、乗場呼び応答優先制御部6は後述
する論理演算に基づいて当該乗場呼びに対して応答させ
るエレベータを割り出し、乗場呼び応答制御部7にその
情報を渡す。そこで、乗場呼び応答制御部7は割当てら
れた号機のエレベータの単体制御部1に対して応答指令
を与えて乗場呼びに対する応答運転を行わせる。
【0035】次に、乗場呼び応答優先制御部6が行う論
理演算について、図2〜図4のフローチャートに基づい
て説明する。これらの図におけるフローチャートでは、
2台のエレベータA,Bを一群として運転制御する場合
の乗場呼び応答優先制御について示している。まず始め
にA,B両号機のエレベータに呼びがなく、同一階に停
止中かどうか判断し(ステップS1)、呼びがなく同一
階に停止中のときには、無方向戸閉待機中かどうか判断
する(ステップS2〜S4)。
【0036】そこでA号機のみ戸閉待機中の場合にはB
号機を優先させ(ステップS2,S4,S5)、逆にB
号機のみ戸閉待機中の場合にはA号機を優先させて乗場
呼びに応答させる(ステップS2,S3,S6)。さら
に、A,B号機が共に戸閉待機中でない場合には、後か
らその階に到着して停止した号機のエレベータを優先さ
せて乗場呼びに応答させる(ステップS2,S3,S
7)。
【0037】次に、A,B号機が共に無方向戸閉待機中
であれば、電動機制御自動休止かどうか判断する(ステ
ップS8〜S12)。そこで、A号機のみが電動機制御
自動休止中であれば、B号機を優先させて乗場呼びに応
答させ(ステップS8,S10,S11)、逆にB号機
のみが電動機制御自動休止中であれば、A号機を優先さ
せて乗場呼びに応答させる(ステップS8,S9,S1
2)。さらに、A,B号機が共に戸閉待機中であっても
未だ電動機制御自動休止中でなければ、後からその階に
到着して停止した号機のエレベータを優先させて乗場呼
びに応答させる(ステップS8,S9,S7)。
【0038】次に、A,B号機が共に電動機制御自動休
止中であれば、かご内照明自動休止かどうか判断する
(ステップS13〜S18)。そこで、A号機のみがか
ご内照明自動休止中、つまり自動消灯中であれば、B号
機を優先させて乗場呼びに応答させ(ステップS13,
S15,S16)、逆にB号機のみがかご内照明自動消
灯中であれば、A号機を優先させて乗場呼びに応答させ
(ステップS13,S14,S17)、またA,B両号
機が共に電動機制御自動休止中であっても、いずれもか
ご内照明自動休止中でなければ、後からその階に到着し
て停止した号機のエレベータを優先させて乗場呼びに応
答させる(ステップS13,S14,S7)。さらに、
A,B両号機が共にかご内照明自動休止中であれば、先
着号機を優先させて乗場呼びに応答させる(ステップS
13,S15,S18)。
【0039】そして、A,B両号機のエレベータが同一
階で無方向戸閉待機中でない場合、図3のフローチャー
トに進み、まずA号機のみがいずれかの階で無方向戸閉
待機中となっていればB号機を乗場呼び応答に優先さ
せ、任意の階で発生した乗場呼びに対してB号機の方が
A号機の応答時間から猶予時間T1を引いた時間よりも
早い場合にB号機を応答させ(ステップS19,S2
5,S26,S27)、B号機の応答時間があまりにか
かるようであればA号機を応答させる(ステップS2
8)。
【0040】ここで逆に、B号機のみがいずれかの階で
無方向戸閉待機中となっていれば、A号機を乗場呼び応
答に優先させ、任意の階で発生した乗場呼びに対してA
号機の方がB号機の応答時間から猶予時間T1を引いた
時間よりも早い場合にA号機を応答させ(ステップS1
9,S20,S22,S23)、A号機の応答時間があ
まりにかかるようであればB号機を応答させる(ステッ
プS24)。なお、A,B号機いずれも無方向戸閉待機
中でなければ通常の群管理制御を行う(ステップS1
9,S20,S21)。
【0041】次に、A,B両号機が共に、同一階ではな
いが、いずれかの階で無方向戸閉待機中であれば、A,
B各号機が電動機制御自動休止中かどうか判断し(ステ
ップS19,S25,S29,S35)、A号機のみ電
動機制御自動休止中であれば、この場合にもB号機を乗
場呼び応答に優先させ、任意の階で発生した乗場呼びに
対してB号機の方がA号機の応答時間から猶予時間T2
を引いた時間よりも早い場合にB号機を応答させ(ステ
ップS36,S37)、B号機の応答時間があまりにか
かるようであればA号機を応答させる(ステップS3
8)。
【0042】逆に、B号機のみがいずれかの階で電動機
制御自動休止中となっていれば、A号機を乗場呼び応答
に優先させ、任意の階で発生した乗場呼びに対してA
号機の方がB号機の応答時間から猶予時間T2を引いた
時間よりも早い場合にA号機を応答させ(ステップS2
9,S30,S32,S33)、A号機の応答時間があ
まりにかかるようであればB号機を応答させる(ステッ
プS34)。なお、A,B号機いずれも電動機制御自動
休止中になっていなければ通常の群管理制御を行う(ス
テップS29,S30,S31)。
【0043】続いて、A,B両号機が共に同一階ではな
いが、いずれかの階で電動機制御自動休止中であれば、
図4のフローチャートに進んで、まずA号機のみがいず
れかの階でかご内照明自動休止中となっていればB号機
を乗場呼び応答に優先させ、任意の階で発生した乗場呼
びに対してB号機の方がA号機の応答時間から猶予時間
T3を引いた時間よりも早い場合にB号機を応答させ
(ステップS39,S45,S46,S47)、B号機
の応答時間があまりにかかるようであればA号機を応答
させる(ステップS48)。
【0044】ここで逆に、B号機のみがいずれかの階で
かご内照明自動休止中となっていれば、A号機を乗場呼
び応答に優先させ、任意の階で発生した乗場呼びに対し
てA号機の方がB号機の応答時間から猶予時間T3を引
いた時間よりも早い場合にA号機を応答させ(ステップ
S39,S40,S42,S43)、A号機の応答時間
があまりにかかるようであればB号機を応答させる(ス
テップS44)。なお、A,B号機いずれも電動機制御
自動休止中ではあっても、かご内照明自動休止中になっ
ていなければ通常の群管理制御を行う(ステップS3
9,S40,S41)。
【0045】こうして、この実施例のエレベータの群管
理制御装置では、先に無方向戸閉待機中となった号機の
エレベータに対して電動機制御自動休止、さらにはかご
内照明自動休止へと誘い、省電力化を図り、また電動機
制御自動休止中の号機のエレベータに対しても自動休止
に入ってすぐに再起動する事態を可能な限り避け、電力
の消費を抑え、さらに、同一階のA,B両号機のエレベ
ータが無方向戸閉待機中でかご内照明が消灯状態にあれ
ば、先着号機を優先させて乗場呼びに応答させることに
よって点灯消灯の頻度を各号機のエレベータで均等化
し、また一方の号機のエレベータだけがかご内照明消灯
中である場合には、消灯中でない方の号機のエレベータ
を優先させて乗場呼びに応答させることによって、いず
れの号機のエレベータのかご内照明もひんぱんに消灯点
灯を繰り返すことによって照明機器の寿命を縮めるのを
可能な限り抑えるのである。
【0046】なお、上記実施例ではA,Bの2台のエレ
ベータを一群として運転制御する場合について説明した
が、この発明は上記の場合に限定されるわけではなく、
3台以上のエレベータを一群として運転制御するエレベ
ータの群管理制御装置に対しても広く応用することがで
きる。そしてその場合の群制御の論理演算処理の原則
は、先着号機と後着号機との間で動作状態が異なる場
合、先着号機が無方向戸閉待機、電動機制御自動休止、
かご内照明自動休止へと移行するように後着号機を優先
させて乗場呼びに応答させることにより、電動機制御部
が電源から切り離された号機のエレベータがすぐに再起
動されたり、かご内照明がひんぱんに消灯点灯を繰り返
す事態を避け、電力消費を抑え、照明機器の寿命が縮む
のを極力避けることである。そして、先着号機と後着号
機との間で動作状態が同一であれば、先着号機を優先さ
せて乗場呼びに応答させ、種々の機器の使用頻度を均等
化するのである。
【0047】また、上記実施例では同一階にA,B両号
機で同時に停車中の場合、異なる階に同時に停車中の場
合について1つの乗場呼び応答優先制御部6の論理演算
処理によって連続的に処理するようにしたが、この発明
は上記の実施例に限定されることはなく、同一階に複数
台のエレベータが同時に停車中の場合にだけ上記の優先
応答処理を実行する機能を有する群管理制御、同一階あ
るいは異なる階を区別せずに同時に停車中のエレベータ
が複数台ある場合に上記の優先応答処理を実行する機能
を有する群管理制御、さらには電動機制御の自動休止だ
けを実行するもの、かご内照明の自動休止だけを実行す
るもの、これらの電動機制御の自動休止とかご内照明の
自動休止とを区別せずに、いずれかの自動休止が実行さ
れていれば上記の乗場呼び応答優先処理を行うものもこ
の発明の技術的思想の範囲に入るものである。
【0048】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
任意の階に乗場呼びが発生したときに、一定時間以上無
方向戸閉待機状態におかれているために電動機制御休止
手段によっていずれの号機のエレベータ駆動用電動機の
制御も休止されており、かつかご内照明消灯手段によっ
ていずれの号機のエレベータのかご内照明も消灯されて
いる場合には当該乗場呼びに対する応答時間が最も短い
号機のエレベータを選択して応答させるようにしている
ので、効率の良いエレベータ運行ができ、しかも、任意
の階に乗場呼びが発生したときに、電動機制御休止手段
によって自動休止状態になっていない号機のエレベータ
がある場合にはそれらのうちのいずれかの号機のエレベ
ータを第1に優先的に当該乗場呼びに応答させ、かご内
照明消灯手段によってかご内照明が消灯状態になってい
ない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちのい
ずれかの号機のエレベータを第2に優先的に当該乗場呼
びに応答させるようにしているので、電動機制御部を電
源から切り離す動作と接続する動作をひんぱんに繰り返
す事態を少なくし、無駄な電力の消費を抑え、またかご
内照明がひんぱんに消灯、点灯を繰り返して照明機器の
寿命を縮めてしまうことを防止することができる。
【0049】請求項2の発明によれば、任意の階に乗場
呼びが発生したときに、一定時間以上無方向戸閉待機状
態におかれているために電動機制御休止手段によって同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータ駆動用電動機
の制御も休止されている場合には当該乗場呼びに対し
て先着号機のエレベータを選択して応答させるようにし
ているので、ある階に後から到着して一定時間以上無方
向戸閉待機状態に入っているために電動機制御休止手段
によって電動機制御部が電源から切り離れるエレベータ
はその階に先に到着した号機のエレベータが動き出すま
ではゆっくりと待機させることができ、また任意の階に
乗場呼びが発生したときに、電動機制御休止手段によっ
て同一階に停止中のエレベータの中に自動休止状態にな
っていない号機のエレベータがある場合にはそれらのう
ちの後着号機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応
答させるようにしているので、電動機制御部を電源から
切り離す動作を少なくすることができ、これによって電
動機制御部を電源から切り離す動作と接続する動作を短
い時間内にひんぱんに繰り返す事態を少なくし、無駄な
電力の消費を抑えることができる。
【0050】請求項3の発明によれば、任意の階に乗場
呼びが発生したときに、一定時間以上無方向戸閉待機状
態におかれているためにかご内照明消灯手段によって同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータのかご内照明
も消灯されている場合には当該乗場呼びに対して先着号
機のエレベータを選択して応答させ、また、任意の階に
乗場呼びが発生したときに、かご内照明消灯手段によっ
て同一階に停止中のエレベータの中にかご内照明が消灯
状態になっていない号機のエレベータがある場合にはそ
れらのうちの後着号機のエレベータを優先的に当該乗場
呼びに応答させるようにしているので、点灯消灯の繰り
返し回数を各エレベータ毎に均等にし、またひんぱんに
点灯消灯を繰り返す事態を少なくし、照明機器の寿命を
全体として縮めることがないようにすることができる。
【0051】請求項4の発明によれば、任意の階に乗場
呼びが発生したときに、一定時間以上無方向戸閉待機状
態におかれているために電動機制御休止手段によって同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータ駆動用電動機
の制御も休止されており、かつかご内照明消灯手段によ
っていずれの号機のエレベータのかご内照明も消灯され
ている場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエレベ
ータを選択して応答させ、また、任意の階に乗場呼びが
発生したときに電動機制御休止手段によって同一階に停
止中のエレベータの中に自動休止状態になっていない号
機のエレベータがある場合またはかご内照明消灯手段に
よってかご内照明が消灯状態になっていない号機のエレ
ベータがある場合には、それらのうちの後着号機のエレ
ベータを優先的に当該乗場呼びに応答させるようにして
いるので、電動機制御部を電源から切り離す動作と接続
する動作を短い時間内にひんぱんに繰り返す事態を少な
くし、無駄な電力の消費を抑え、また点灯消灯の繰り返
し回数を各エレベータ毎に均等にし、またひんぱんに点
灯消灯を繰り返す事態を少なくし、照明機器の寿命を全
体として縮めることがないようにすることができる。
【0052】請求項5の発明によれば、任意の階に乗場
呼びが発生したときに、一定時間以上無方向戸閉待機状
態におかれているために電動機制御休止手段によって同
一階に停止中のいずれの号機のエレベータ駆動用電動機
の制御も休止されており、かつかご内照明消灯手段によ
っていずれの号機のエレベータのかご内照明も消灯され
ている場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエレベ
ータを選択して応答させるようにしているので、ある階
に後から到着して一定時間以上無方向戸閉待機状態に入
っているために電動機制御休止手段によって電動機制御
部が電源から切り離れるエレベータはその階に先に到着
した号機のエレベータが動き出すまではゆっくりと待機
させ、また照明機器の点灯消灯の繰り返し回数を各エレ
ベータ毎に均等にすることができ、また任意の階に乗場
呼びが発生したときに、電動機制御休止手段によって同
一階に停止中のエレベータの中に自動休止状態になって
いない号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの
後着号機のエレベータを第1に優先的に当該乗場呼びに
応答させ、かご内照明消灯手段によって同一階に停止中
のエレベータの中にかご内照明が消灯状態になっていな
い号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの後着
号機のエレベータを第2に優先的に当該乗場呼びに応答
させるようにしているので、電動機制御部を電源から切
り離す動作と接続する動作を短い時間内にひんぱんに
繰り返す事態を少なくし、無駄な電力の消費を抑え、同
時にひんぱんに照明機器の点灯消灯を繰り返す事態を少
なくし、照明機器の寿命が縮まるのを防ぐことができ、
したがって、無駄な電力の消費を防ぎ、かつ照明機器の
寿命を全体として延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施例の機能ブロック図。
【図2】上記実施例の乗場呼び応答優先制御部の論理演
算処理を示すフローチャート。
【図3】上記実施例の乗場呼び応答優先制御部の論理演
算処理を示すフローチャート。
【図4】上記実施例の乗場呼び応答優先制御部の論理演
算処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 単体制御部 2 群管理制御部 3 電動機制御自動休止部 4 かご内照明自動休止部 5 号機情報収集部 6 乗場呼び応答優先制御部 7 乗場呼び応答制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のエレベータを一群として運行制
    御し、任意の階の乗場呼びに対して前記複数台のうち適
    切な1台のエレベータを選択して応答させるエレベータ
    の群管理制御装置において、各エレベータが利用されず
    に無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベ
    ータ駆動用電動機の制御を休止させる電動機制御休止手
    段と、前記電動機制御休止手段によって電動機制御が休
    止されている号機のエレベータが無方向戸閉待機状態を
    さらに一定時間以上継続すると当該号機のエレベータの
    かご内照明を消灯させるかご内照明消灯手段と、任意の
    階に乗場呼びが発生したときに、前記電動機制御休止手
    段によっていずれの号機のエレベータ駆動用電動機の制
    御も休止されており、かつ前記かご内照明消灯手段によ
    っていずれの号機のエレベータのかご内照明も消灯され
    ている場合には当該乗場呼びに対する応答時間が最も短
    い号機のエレベータを選択して応答させ、前記電動機制
    御休止手段によって自動休止状態になっていない号機の
    エレベータがある場合にはそれらのうちのいずれかの号
    機のエレベータを第1に優先的に当該乗場呼びに応答さ
    せ、前記電動機制御休止手段によって自動休止状態にな
    っているが、かご内照明消灯手段によってかご内照明が
    消灯状態になっていない号機のエレベータがある場合に
    はそれらのうちのいずれかの号機のエレベータを第2に
    優先的に当該乗場呼びに応答させる乗場呼び応答優先制
    御手段とを備えて成るエレベータの群管理制御装置。
  2. 【請求項2】 複数台のエレベータを一群として運行制
    御し、任意の階の乗場呼びに対して前記複数台のうち適
    切な1台のエレベータを選択して応答させるエレベータ
    の群管理制御装置において、各エレベータが利用されず
    に無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベ
    ータ駆動用電動機の制御を休止させる電動機制御休止手
    段と、任意の階に乗場呼びが発生したときに、前記電動
    機制御休止手段によって同一階に停止中のいずれの号機
    のエレベータ駆動用電動機の制御も休止されている場合
    には当該乗場呼びに対して先着号機のエレベータを選択
    して応答させ、前記電動機制御休止手段によって同一階
    に停止中のエレベータの中に自動休止状態になっていな
    い号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの後着
    号機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応答させる
    乗場呼び応答優先制御手段とを備えて成るエレベータの
    群管理制御装置。
  3. 【請求項3】 複数台のエレベータを一群として運行制
    御し、任意の階の乗場呼びに対して前記複数台のうち適
    切な1台のエレベータを選択して応答させるエレベータ
    の群管理制御装置において、各エレベータが利用されず
    に無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベ
    ータのかご内照明を消灯させるかご内照明消灯手段と、
    任意の階に乗場呼びが発生したときに、前記かご内照明
    消灯手段によって同一階に停止中のいずれの号機のエレ
    ベータのかご内照明も消灯されている場合には当該乗場
    呼びに対して先着号機のエレベータを選択して応答さ
    せ、前記かご内照明消灯手段によって同一階に停止中の
    エレベータの中にかご内照明が消灯状態になっていない
    号機のエレベータがある場合にはそれらのうちの後着号
    機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応答させる乗
    場呼び応答優先制御手段とを備えて成るエレベータの群
    管理制御装置。
  4. 【請求項4】 複数台のエレベータを一群として運行制
    御し、任意の階の乗場呼びに対して前記複数台のうち適
    切な1台のエレベータを選択して応答させるエレベータ
    の群管理制御装置において、各エレベータが利用されず
    に無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベ
    ータ駆動用電動機の制御を休止させる電動機制御休止手
    段と、各エレベータが利用されずに無方向戸閉待機状態
    で一定時間以上継続するとエレベータのかご内照明を消
    灯させるかご内照明消灯手段と、任意の階に乗場呼びが
    発生したときに、前記電動機制御休止手段によって同一
    階に停止中のいずれの号機のエレベータ駆動用電動機の
    制御も休止されており、かつ前記かご内照明消灯手段に
    よっていずれの号機のエレベータのかご内照明も消灯さ
    れている場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエレ
    ベータを選択して応答させ、前記電動機制御休止手段に
    よって同一階に停止中のエレベータの中に自動休止状態
    になっていない号機のエレベータがある場合または前記
    かご内照明消灯手段によってかご内照明が消灯状態にな
    っていない号機のエレベータがある場合にはそれらのう
    ちの後着号機のエレベータを優先的に当該乗場呼びに応
    答させる乗場呼び応答優先制御手段とを備えて成るエレ
    ベータの群管理制御装置。
  5. 【請求項5】 複数台のエレベータを一群として運行制
    御し、任意の階の乗場呼びに対して前記複数台のうち適
    切な1台のエレベータを選択して応答させるエレベータ
    の群管理制御装置において、各エレベータが利用されず
    に無方向戸閉待機状態で一定時間以上継続するとエレベ
    ータ駆動用電動機の制御を休止させる電動機制御休止手
    段と、前記電動機制御休止手段によって電動機制御が休
    止されている号機のエレベータが無方向戸閉待機状態を
    さらに一定時間以上継続すると当該号機のエレベータの
    かご内 照明を消灯させるかご内照明消灯手段と、任意
    の階に乗場呼びが発生したときに、同一階に停止中のい
    ずれの号機のエレベータも前記電動機制御休止手段によ
    ってエレベータ駆動用電動機の制御が休止されており、
    かつ前記かご内照明消灯手段によってかご内照明も消灯
    されている場合には当該乗場呼びに対して先着号機のエ
    レベータを選択して応答させ、同一階に停止中のエレベ
    ータの中に前記電動機制御休止手段によって自動休止状
    態になっていない号機のエレベータがある場合にはそれ
    らのうちの後着号機のエレベータを第1に優先的に当該
    乗場呼びに応答させ、同一階に停止中のエレベータの中
    に前記電動機制御休止手段によって電動機自動休止状態
    になっているが、前記かご内照明消灯手段によってかご
    内照明が消灯状態になっていない号機のエレベータがあ
    る場合にはそれらのうちの後着号機のエレベータを第2
    に優先的に当該乗場呼びに応答させる乗場呼び応答優先
    制御手段とを備えて成るエレベータの群管理制御装置。
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