JP3252450B2 - 旋削工具 - Google Patents

旋削工具

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JP3252450B2
JP3252450B2 JP18015192A JP18015192A JP3252450B2 JP 3252450 B2 JP3252450 B2 JP 3252450B2 JP 18015192 A JP18015192 A JP 18015192A JP 18015192 A JP18015192 A JP 18015192A JP 3252450 B2 JP3252450 B2 JP 3252450B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23C2250/00Compensating adverse effects during milling
    • B23C2250/16Damping vibrations

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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は旋削工具にかかり、特
に、ホルダ本体のびびり振動の抑制を図った工具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8はシリンダボアの切削などに用いら
れるボーリングバーと呼ばれる旋削工具の一従来例を示
すものである。このボーリングバーは、工作機械のチャ
ックなどに取り付けられるホルダ本体2と、このホルダ
本体2の先端に設けられたヘッド4とから構成され、こ
のヘッド4の先端にスローアウエイチップなどの切刃6
が設けられている。前記ホルダ本体2はたわみやびびり
を防止すべく剛性の高い超硬合金により形成され、一
方、前記ヘッド4は、加工性を考慮して鋼などの材料に
より形成されている。
【0003】図9はボーリングバーの他の従来例を示す
ものである。このボーリングバーのホルダ本体10は中
空状に形成されており、その内部には、グリスや油など
が充填されるとともに、これらに支持されてウエイト1
2が収容されている。このボーリングバーにあっては、
ウエイト12の慣性力によってホルダ本体10の振動を
打ち消すことにより、制振効果を得るようになってい
る。また前記ウエイト12の移動は、グリスなどの充填
物14によって制動されるようになっている。なお前記
ヘッド10はホルダ本体10に着脱可能に取付られてお
り、その嵌合面には、シール16が介在して前記充填物
14の漏れを防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記一従
来例の工具にあっては、ホルダ本体の素材である超硬合
金が高価でかつ加工性がわるいという問題ある。また、
いかに超硬合金の剛性が高いとは云え、特定の固有振動
数を持つことが避けられず、切削条件によっては、十分
なびびり抑制効果が得られないという問題がある。
【0005】また他の従来例の工具にあっても、ウエイ
ト12の制振効果は特定振動数の範囲でしか有効でな
く、この場合も、切削条件に柔軟に対応して確実に制振
効果を維持することが難しいという問題がある。したが
って、従来のいずれの工具を用いた場合であっても、深
穴加工(ホルダ本体の外径に対して一定以上の深さの穴
の内面加工)を能率良く行うことが難しいという問題が
ある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、種々
の切削条件に応じて最適な制振効果を発揮することので
きる旋削工具を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、刃物が取り付けられるヘッド
と、工作機械に支持されるホルダ本体とから構成された
旋削工具において、前記ホルダ本体内に設けられた中空
部と、該中空部に収容されたウエイトと、該ウエイトと
前記ホルダ本体との間に設けられてウエイトをホルダ本
体の内面に対して間隔をおいて支持する支持手段と、前
記ウエイトをホルダ本体に対して相対移動させる駆動手
段と、前記ヘッドの振動を検出するセンサと、該センサ
の検出信号によって前記駆動手段を制御する制御手段と
からなり、該制御手段は、前記ウェイトが前記センサに
検知された前記ヘッドの振動方向とは逆相で移動するよ
うに前記駆動手段の動作を制御するとともに、前記セン
サの検出信号の微分値から前記ヘッドの振動が減衰状態
と増加傾向のいずれの状態にあるかを判断し、前記ヘッ
ドの振動が減衰状態にある場合には、前記駆動手段の駆
動力を、前記センサに検知された前記ヘッドの振動を打
ち消すのに要する駆動力よりも小さくし、前記ヘッドの
振動が増加傾向にある場合にはこれよりも大きくするよ
う制御するように構成したものである。
【0007】
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記ウエイトは前記駆動手段の自重である構成とし
た。請求項3記載の発明は、請求項において、前記駆
動手段が前記支持手段を兼用する構成とした請求項
記載の発明は、請求項1または3において、前記支持手
段が前記ホルダ本体の軸線に沿って設けられ、前記駆動
手段の駆動方向が前記ホルダ本体の半径方向に向けられ
た構成とした請求項5記載の発明は、請求項1または
において、前記支持手段が前記ホルダ本体の半径方向
に沿って設けられ、前記駆動手段の駆動方向が前記ホル
ダ本体の半径方向に向けられた構成とした。請求項6記
の発明は、請求項において、前記駆動手段の駆動方
向が前記ホルダ本体の軸線方向に向けられた構成とし
た。請求項7記載の発明は、請求項において、前記駆
動手段の駆動方向が前記ホルダ本体の半径方向に向けら
れた構成とした。
【0009】
【作用】上記構成によれば、刃先に発生する振動をセン
サによって検出しこれに基づいて制御手段が駆動手段
によるウエイトの駆動周波数あるいは振幅などを制御す
ることができる。この駆動力の制御により、ホルダ本体
内でウエイトが変位し、この変位に伴う反作用によって
刃先の振動が相殺される。さらに制御手段は、センサの
検出信号の微分値からヘッドの振動が減衰状態と増加傾
向のいずれの状態にあるかを判断し、ヘッドの振動が減
衰状態にある場合には、駆動手段の駆動力を、センサに
検知されたヘッドの振動を打ち消すのに要する駆動力よ
りも小さくし、ヘッドの振動が増加傾向にある場合には
これよりも大きくするよう制御する。すなわち、この旋
削工具では、ヘッドの振動の時間的変化の傾向を求め、
この傾向に応じて駆動手段の駆動力を、センサに検出さ
れたヘッドの振動を打ち消すのに要する駆動力に対して
増減させるので、ヘッドの振動の変化に対する制振の制
御の時間的遅れを補正することができる。また、支持手
段の支持方向、あるいは駆動手段の駆動方向をホルダ本
体の軸線方向、あるいは半径方向に向けることにより、
ウエイトの変位に伴う反作用の方向を種々に設定するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、図中従来例と共通の部分には同一符号を付
し、説明を簡略化する。図1及び図2は本発明の第1実
施例を示すものである。符号20はセンサである。この
センサ20は、例えば加速度センサであって、刃先6
(あるいはヘッド4全体)に生じる振動に起因する加速
度を電気信号に変換する。
【0011】前記センサ20の検出信号はコントローラ
22へ入力されている。このコントローラ22の出力
は、駆動手段24に供給されている。この駆動手段24
は、例えば圧電素子や磁歪素子のような駆動電流を機械
振動に変換する手段である。図示の場合、駆動手段24
は、ウエイト12をホルダ本体10に連結する支持手段
としの機能をも兼用している。
【0012】すなわち、前記駆動手段24の両端には、
それぞれねじ部26・28が形成されており、これらの
ねじ部26・28は、それぞれウエイト12およびホル
ダ本体10にねじ込まれている。この結果、前記駆動手
段24は、ホルダ本体10の半径方向に向けて設けられ
てウエイト12を支持する支持手段としての機能をも果
して、前記ウエイト12をホルダ本体10の内部の所定
位置に支持している。
【0013】なお、前記ホルダ本体10の内部には、従
来例と同様に、シリコンオイルなどの粘性流体30が収
容されていて、ウエイト12の振動に対するダンピング
機能を果たすようになっている。なお符号32はヘッド
4とホルダ本体10との間をシールして粘性流体30の
漏洩を防止するためのシール材である。なおまた、前記
駆動手段24をホルダ本体10に取り付ける構造として
は、図1の鎖線34・36で示される範囲をホルダ本体
10に対して別の部材により構成して、ホルダ本体に
は、これに対応する開口部を設けておき、この部材に駆
動手段24を取り付けたものを前記開口部を介してホル
ダ本体10の内部へ挿入してウエイト12に取り付けた
後、該部材をホルダ本体10に固着する構造を採用すれ
ばよい。
【0014】次いで前記コントローラ22の制御内容と
ともに、本発明のボーリングバーの動作を説明する。前
記ボーリングバーは、シリンダーボア内周などの切削に
用いられる。被切削面へ切刃6を当てて旋削を行うと、
加工に伴う振動が切刃6に発生する。この振動は、セン
サ20に検知され、電気信号に変換されてコントローラ
22へ供給される。コントローラ22は、入力された電
気信号によって前記駆動手段24への駆動信号を制御す
る。
【0015】このコントローラ22においては、例え
ば、センサ20の信号に180°の位相差を与え、これ
に所定の倍率のゲインを与えて駆動手段24へ供給し、
駆動手段24の駆動力によってウエイト12を切刃6の
振動方向と逆相で駆動する動作を基本としている。そし
て、このような方向へウエイト12を駆動することによ
り、切刃6の振動を打ち消すことができる。なお、長さ
Lは、減衰力がホルダ本体に与えられる位置から刃先ま
での距離を表わし、このLを大きく設定する程、同一の
ウエイトの運動エネルギーによって、より大きな減衰力
を与えることができる。
【0016】また、前記コントローラ22は、ゲインお
よび位相を調整することができるようになっており、例
えば、実際に切削を行いながらゲインおよび位相を調整
して、最も振動が小さくなる補正値を求めることによ
り、最適な値に設定される。また、既知の切削条件に対
しては、予め記録された補正値に設定することにより、
直ちに振動抑制機能を発揮させることができる。なお、
前記ゲインおよび位相の補正は、主として、粘性流体3
0の粘性や工具全体の質量に応じて発生する時間遅れな
どを補正すべく行われる。また、ゲインの補正は、例え
ば、センサ20に検知された振動の絶対値のみならず、
微分値の大きさ(振動が減衰状態にあるか増加方向にあ
るか)に応じて、減衰方向にある場合には小さめのゲイ
ンを選択し、増加方向にある場合には大きめのゲインを
選択することなどにより行われる。すなわち、この旋削
工具では、切刃6の振動の時間的変化の傾向を求め、こ
の傾向に応じて駆動手段24の駆動力を、センサ20に
検出された切刃6の振動を打ち消すのに要する駆動力に
対して増減させるので、切刃6の振動の変化に対する制
振の制御の時間的遅れを補正することができる。
【0017】図3は本発明の第2実施例を示すものであ
る。この実施例では、駆動手段24をホルダ本体10の
軸線上に配置している。駆動手段24のねじ部26はウ
エイト12の先端部にねじ込まれ、また、ねじ部28は
ヘッド4の基端部にねじ込まれている。
【0018】この実施例にあっては、前記駆動手段24
が変位することにより、ウエイト12は、その先端側を
支点とする振子状の運動(軸線方向に向かい、支点から
の距離によって異なる振幅で変位する運動)をする。
【0019】図4は本発明の第3実施例を示すものであ
る。この実施例では、ヘッド4およびウエイト12と軸
線を同じくして、両端にねじ部を有する棒状の支持手段
36を設けている。この支持手段36の一端は前記ウエ
イト12にねじ込まれ、他端は前記ヘッド4にねじ込ま
れている。また前記ウエイト12の基端部とホルダ本体
10との間には、駆動手段24が設けられている。この
駆動手段24は、ホルダ本体10の半径方向に配置され
てねじ部38を介してホルダ本体10に固定されてお
り、半径方向への変位により、ウエイト12の基端部を
ホルダ本体10の半径方向へ駆動するようになってい
る。
【0020】この実施例にあっても、前記ウエイト12
は、支持手段36によって先端が支持され、かつ、基端
部が駆動手段24によって半径方向へ駆動されるから、
振子状の運動をすることができる。
【0021】図5は本発明の第4実施例を示すものであ
る。この実施例では、ヘッド4およびウエイト12と軸
線を同じくして支持手段36・36を設け、この支持手
段36・36によってウエイト12の両端が支持される
ようになっている。また駆動手段24は、ウエイト12
のほぼ中央に半径方向へ向けて設けられている。
【0022】この実施例にあっては、ウエイト12の両
端が支持され、かつ、その中央部が半径方向へ変位する
から、ウエイト12がホルダ本体10の半径方向へ直線
的に(位置にかかわらず同一振幅で)変位することがで
きる。
【0023】図6は本発明の第5実施例を示すものであ
る。この実施例では、駆動手段40として、前記他の実
施例より大型の、すなわち駆動力が大きくかつ自重も大
きいものを用い、これを支持手段42によってホルダ本
体10に固定するようにしている。
【0024】かかる構成により、駆動手段40にウエイ
トを兼用させることができる。また、駆動手段40によ
って別個のウエイトを駆動する場合に比べて制御時に応
答性が良好になる。
【0025】図7は本発明の第6実施例を示すものであ
る。この実施例では、ホルダ本体10の半径方向に向け
られた支持手段44により、ウエイト12の長さ方向中
央部がホルダ本体10に固定される。また、ウエイト1
2の端部とホルダ本体10との間には駆動手段24が設
けられていて、ウエイト12へ半径方向への変位を与え
るようになっている。
【0026】この実施例では、駆動手段24の動作によ
ってウエイト12が支持手段44を中心として振子状の
運動をする。
【0027】
【0028】なお、本発明の具体的構成、例えば駆動手
段の駆動方向、支持手段の支持位置、支持方向、あるい
は、制御手段における制御方法が上記各実施例に限定さ
れるものでないのはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、本発明は、
刃物が取り付けられるヘッドと、工作機械に支持される
ホルダ本体とから構成された旋削工具において、前記ホ
ルダ本体内に設けられた中空部と、該中空部に収容され
たウエイトと、該ウエイトと前記ホルダ本体との間に設
けられてウエイトをホルダ本体の内面に対して間隔をお
いて支持する支持手段と、前記ウエイトをホルダ本体に
対して相対移動させる駆動手段と、この駆動手段を制御
する制御手段とから構成したものであるから、刃先に発
生する振動をセンサによって検出し、これに基づいて駆
動手段によるウエイトの駆動を制御することができる。
この駆動力の制御により、ホルダ本体内でウエイトが変
位し、この変位に伴う反作用によって刃先の振動が相殺
され、したがって、工具寿命が延びるとともに、切削面
の仕上がりが良好になり、さらには、びびり音の減少に
よる作業環境の改善という効果を得ることができる。ま
た、ボーリング加工上の上記各問題点の改善により、ボ
アの径に対して、従来より、より深いボーリングを行う
ことができる。さらに、制御手段は、ヘッドの振動の時
間的変化の傾向を求め、この傾向に応じて駆動手段の駆
動力を、センサに検出されたヘッドの振動を打ち消すの
に要する駆動力に対して増減させるので、ヘッドの振動
の変化に対する制振の制御の時間的遅れを補正すること
ができる。
【0030】また、支持手段の支持方向、あるいは駆動
手段の駆動方向をホルダ本体の軸線方向、あるいは半径
方向に向けることにより、ウエイトの変位に伴う反作用
の方向を種々に設定することができ、切削条件、被削材
の材質、使用される工作機械の変更などの種々の要因に
よって有効な制振作用を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分縦断面図である。
【図2】図1の工具のII―IIに沿う矢視図である。
【図3】本発明の第2実施例の部分縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施例の部分縦断面図である。
【図5】本発明の第4実施例の部分縦断面図である。
【図6】本発明の第5実施例の部分縦断面図である。
【図7】本発明の第6実施例の部分縦断面図である。
【図8】ボーリングバーの一従来例の縦断面図である。
【図9】ボーリングバーの他の従来例の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
4 ヘッド 6 切刃 10 ホルダ本体 12 ウエイト 20 センサ 22 コントローラ 24 駆動手段 26 ねじ部 28 ねじ部 30 粘性流体 38 ねじ部 40 駆動手段 42 支持手段 44 支持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 良彦 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社 筑波製作所 内 (56)参考文献 実開 昭58−132601(JP,U) 特公 昭47−35507(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 29/02 B23B 27/00 F16F 15/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃物が取り付けられるヘッドと、工作機
    械に支持されるホルダ本体とから構成された旋削工具に
    おいて、前記ホルダ本体内に設けられた中空部と、該中
    空部に収容されたウエイトと、該ウエイトと前記ホルダ
    本体との間に設けられてウエイトをホルダ本体の内面に
    対して間隔をおいて支持する支持手段と、前記ウエイト
    をホルダ本体に対して相対移動させる駆動手段と、前記
    ヘッドの振動を検出するセンサと、該センサの検出信号
    によって前記駆動手段を制御する制御手段とからなり、 該制御手段は、前記ウェイトが前記センサに検知された
    前記ヘッドの振動方向とは逆相で移動するように前記駆
    動手段の動作を制御するとともに、 前記センサの検出信号の微分値から前記ヘッドの振動が
    減衰状態と増加傾向のいずれの状態にあるかを判断し、
    前記ヘッドの振動が減衰状態にある場合には、前記駆動
    手段の駆動力を、前記センサに検知された前記ヘッドの
    振動を打ち消すのに要する駆動力よりも小さくし、前記
    ヘッドの振動が増加傾向にある場合にはこれよりも大き
    くするよう制御する ことを特徴とする旋削工具。
  2. 【請求項2】 前記ウエイトは前記駆動手段の自重であ
    ることを特徴とする請求項1記載の旋削工具。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段が前記支持手段を兼用する
    ことを特徴とする請求項1記載の旋削工具。
  4. 【請求項4】 前記支持手段が前記ホルダ本体の軸線に
    沿って設けられ、前記駆動手段の駆動方向が前記ホルダ
    本体の半径方向に向けられたことを特徴とする請求項1
    または3記載の旋削工具。
  5. 【請求項5】 前記支持手段が前記ホルダ本体の半径方
    向に沿って設けられ、前記駆動手段の駆動方向が前記ホ
    ルダ本体の半径方向に向けられたことを特徴とする請求
    項1または3記載の旋削工具。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段の駆動方向が前記ホルダ本
    体の軸線方向に向けられたことを特徴とする請求項1記
    載の旋削工具。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段の駆動方向が前記ホルダ本
    体の半径方向に向けられたことを特徴とする請求項1記
    載の旋削工具。
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