JP3252018B2 - 船用の可変直径型プロペラ - Google Patents

船用の可変直径型プロペラ

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JP3252018B2 JP13023093A JP13023093A JP3252018B2 JP 3252018 B2 JP3252018 B2 JP 3252018B2 JP 13023093 A JP13023093 A JP 13023093A JP 13023093 A JP13023093 A JP 13023093A JP 3252018 B2 JP3252018 B2 JP 3252018B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推進機本体からその後
方へ突出したプロペラ軸に装着されるプロペラボスの外
周に、複数のプロペラブレードのボスを収容する複数の
凹部を形成し、各プロペラブレードのボスを回動可能に
支持してプロペラボスの軸線と平行に延びるブレード軸
の前、後両端部を、各凹部の前、後両端壁に設けられた
前、後部軸受孔に支承させた、船用の可変直径型プロペ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる可変直径型プロペラは、例えば米
国特許第3,565,544 号明細書に開示されているように、
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の可変直径型プロ
ペラでは、ブレード軸の抜止めのために、各ブレード軸
を横方向に貫通するピンをプロペラボスに圧入している
ので、前記ピンはブレード軸の本数分必要であって部品
点数が多く、組付けも面倒である等の欠点がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、ブレード軸の抜止め構造が簡単且つ確実で、しか
も組立性の良好な前記可変直径型プロペラを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前部軸受孔を、該軸受孔へのブレード軸
の貫通を可能とすべく透孔に形成する一方、後部軸受孔
を、ブレード軸の後方移動を規制すべく有底孔に形成
し、全てのブレード軸の前端に対向してそれらの前方移
動を規制する共通のカバーをプロペラボスの前端部に固
着したことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、プロペラブレードのボスを
ブレード軸にスプライン結合し、プロペラボスの前端面
には、全てのブレード軸相互を連結する同期装置を収容
する凹部を設け、この凹部を前記カバーにより閉鎖した
ことを第2の特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。先ず、図1において、船のトランサムに装着
される推進機本体1には、図示しないエンジンから駆動
される鉛直配置の駆動軸2と、この駆動軸2に前、後進
歯車機構3を介して連結する水平配置のプロペラ軸4と
が支承され、プロペラ軸4の、推進機本体1から後方へ
突出した部分に可変直径型のプロペラ5が装着される。
【0008】前、後進歯車機構3は公知のベベルギヤ式
のもので、駆動軸2と平行な切換操作杆6の昇降によ
り、駆動軸2からプロペラ軸4を前進方向に駆動し得る
前進態様と後進方向に駆動し得る後進態様とに切換えら
れる。
【0009】図2において、推進機本体1の後面に開口
する取付孔7には、プロペラ軸4を支承するための前後
一対のベアリング8,9を保持するベアリングホルダ1
0が嵌合されると共に、それを後方より押えるリングナ
ット11が螺着される。ベアリングホルダ10は前部の
ボールベアリング8を保持する大径筒部10aと、後部
のニードルベアリング9を保持する小径筒部10bとを
備え、両筒部10a,10bはテーパ状筒部10cを介
して一体に連結される。また小径筒部10bには、その
外周面から突出してリングナット11で押えられるフラ
ンジ10dが一体に形成されており、このフランジ10
dには、エンジンの排気ポートに推進機本体1の中空部
1aを介して連通する複数の排気出口13が設けられ
る。
【0010】さて、可変直径型のプロペラ5の構成につ
いて図2ないし図6により説明する。
【0011】図2において、プロペラ軸4には、ベアリ
ングホルダ10の後端に隣接してスラスト板14がスプ
ライン15を介して嵌合される。そしてこのスラスト板
14はプロペラ軸4のテーパ面4aに当接して前方移動
が阻止される。またプロペラ軸4には、前端をスラスト
板14に当接させると共に後端をプロペラ軸4より後方
へ延出させる中空の延長軸16がスプライン17を介し
て着脱可能に嵌合される。この延長軸16は、プロペラ
軸4の後端外周に螺着される長軸ナット18の六角頭部
18aにより後端面が押えられる。この場合、延長軸1
6に対する長軸ナット18の締結が確実に行われている
か否かをチェックするには、長軸ナット18の後方から
その中空部18bに深さゲージを挿入してプロペラ軸4
後端面までの深さを測ることが有効である。そのチェッ
ク後、長軸ナット18の中空部18bの後方開放端はゴ
ム栓52で閉塞される。
【0012】延長軸16の外周面には、その略全長に亘
りプロペラボス19が相対回転可能に嵌合される。図3
にも示すように、このプロペラボス19の後半部内周面
には環状凹部20が形成されており、この環状凹部20
に臨む延長軸16外周面に焼付けた円筒状のダンパゴム
21を該凹部20に圧入することによりトルク制限装置
49が構成される。而して、ダンパゴム21は一定の摩
擦力をもってプロペラボス19と連結され、一定値以上
の回転トルクを受けるとプロペラボス19との間に滑り
を生じるようになっている。
【0013】このダンパゴム21の抜止めのために、押
え環22がダンパゴム21の後端と長軸ナット18の六
角頭部18aとの間に介入するよう延長軸16後端部に
嵌合されると共に、この押え環22、延長軸16及び長
軸ナット18に穿設された一連のピン孔23に割ピン2
4が装着される。而して、この割ピン24はプロペラ軸
4に対する長軸ナット18の回り止めの役割りを果す。
【0014】図2及び図4に示すように、プロペラボス
19には、その前半部において周方向に交互に並ぶ各3
個の凹部25及びランド部26と、各凹部25の前後両
側壁に開口する前、後部軸受孔27,28と、各ランド
部26内を通ってプロペラボス19を軸方向に貫通する
3本の排気路29と、プロペラボス19の前面に開口し
て前記スラスト板14を収容する筒状凹部30とが設け
られ、排気路29及び前部軸受孔27の各前端は筒状凹
部30に開口する。したがって前部軸受孔27は前、後
両端を開放した透孔になっており、一方、後部軸受孔2
8は後端を閉じた有底孔になっている。そして、各凹部
25においてプロペラブレード31のボス31aにブレ
ード軸32の中間がスプライン嵌合し、ブレード軸32
の前、後両端部が上記前、後部軸受孔27,28に回転
可能に支承される。
【0015】図2及び図5に示すように、全てのブレー
ド軸32は同期装置33により相互に連結され、同期回
動するようになっている。この同期装置33は、筒状凹
部30の底面から更に凹んで各ブレード軸32の外周面
の一部を露出させる三角状凹部34において延長軸16
に回転自在に支承される三角状の同期板35と、三角状
凹部34に露出した各ブレード軸32の外周面に開口す
る横孔37に嵌合支持される同期ピン36とからなって
いる。三角状同期板35の各頂部には連結溝38が、ま
た同期ピン36の横孔37から突出した一端には円筒状
の膨大部36aがそれぞれ形成されており、この膨大部
36aが対応する連結溝38に係合される。而して、全
てのブレード軸32は、それぞれの回動時、自己の同期
ピン36及び共通の同期板35を介して互いに回動角を
規制し合うことにより、同期回動することができる。
【0016】図6に示すように、ブレード軸32及び同
期板35の抜け止めのために、前部軸受孔27及び三角
状の前方開口面を閉じるカバー39が凹部30の底面に
ボルト40により固着される。特にブレード軸32につ
いて言えば、該軸32は、カバー39と後部軸受孔28
の底壁により軸方向即ち前後方向の動きが規制されるよ
うになっている。上記カバー39には前記3本の排気路
29を閉鎖しないよう、3つの切欠41が設けられる。
【0017】図4に示すように、各プロペラブレード3
1は、プロペラ直径Dを最小にする閉じ位置Aと、それ
を最大にする開き位置Bとの間をブレード軸32と共に
回動するもので、その閉じ位置Aを規制するためにプロ
ペラボス19の外周面に当接する第1ストッパ面42が
各プロペラブレード31の回転方向後端部に形成され、
またその開き位置Bを規制するために凹部25の一側面
に当接する第2ストッパ面43がブレードボス31aに
形成される。
【0018】また各プロペラブレード31は、その閉じ
位置Aに向ってばね付勢されるもので、そのための捩り
コイル型の戻しばね44(図2)がブレードボス31a
に装着される。
【0019】さらに各プロペラブレード31には、その
回転方向後縁部に流線形の重錘45が付設される。この
重錘45は、流線形の前半部をなす前部重錘45fと流
線形の後半部をなす後部重錘45rとに分割され、これ
らの分割面には取付孔50及び連結軸部51がそれぞれ
形成される。そして前部重錘45fはプロペラブレード
31の後縁部に一体成形され、その取付孔50への連結
軸部51の螺着又は圧入により後部重錘45rは前部重
錘45fに着脱可能に結合される。
【0020】次にこの実施例の作用について説明する。
【0021】プロペラ5の組立に当っては、先ずダンパ
21を焼付けた延長軸16をプロペラボス19内に嵌装
し、次いで連動ピン36を持ったブレード軸32をプロ
ペラボス19の前端側から前部軸受孔27、後部軸受孔
28へと順次挿入し、そのときプロペラボス19外周の
凹部25で待機するプロペラブレード31のボス31a
にブレード軸32をスプライン嵌合する。
【0022】ブレード軸32を後部軸受孔28の底部ま
で挿入してからは、プロペラボス19前端部の三角状凹
部34に連動板35を納めると共に、その連結溝38に
連動ピン36の膨大端部36aを係合し、最後にカバー
39をプロペラボス19の筒状凹部30底面にボルト4
0で固着して、全てのブレード軸32と連動板35の抜
止めを行う。
【0023】このように、1枚のカバー39を取付ける
ことにより、複数のブレード軸32の抜止めのみなら
ず、連動板35の抜止めをも行うので、その抜止め構造
は部品点数が少なく極めて簡単であり、組立性も容易で
ある。
【0024】こうして、トルク制限装置49、プロペラ
ブレード31及び同期装置33を組付けたプロペラボス
19は、プロペラ軸4に後方から嵌装して延長軸16を
プロペラ軸4にスプライン結合し、そして延長軸16の
後端部に押え環22を嵌めた後、長軸ナット18をプロ
ペラ軸4に螺着する。
【0025】而して、プロペラボス19の前端部に配設
されたカバー39及びボルト40は、推進機本体1で覆
われて外部と隔絶されることになるので、他物との接触
を回避し得る。
【0026】使用に当り、図示しないエンジンの作動に
より駆動軸2から前、後進歯車機構3を介してプロペラ
軸4が駆動されると、その駆動トルクは、スプライン1
7、延長軸16及びダンパゴム21を順次経てプロペラ
ボス19へと伝達するので、このプロペラボス19と共
にプロペラブレード31群が回転して推力を発生する。
【0027】而して、プロペラボス19の低速回転域で
は、各プロペラブレード31は戻しばね44の弾発力に
より閉じ位置Aに保持されて、プロペラ直径Dを最小に
しているので、発生する推力が比較的小さく、トローリ
ングを容易に行うことができる。
【0028】その後、プロペラボス19の回転速度が一
定値を超えて上昇していくと、各プロペラブレード31
は、それ自体及び重錘45に作用する遠心力が戻しばね
44の弾発力と釣合うところまで開いていく。そして所
定の高速回転域に入ると最大の開き位置Bに達してプロ
ペラ直径Dを最大にするので、大なる推力を発生して高
速クルージングを可能にする。
【0029】この間、全てのプロペラブレード31のブ
レード軸32は、前述のように同期装置33を介して互
いに同期回動するので各プロペラブレード31に働く遠
心力、戻しばね44の弾発力等の差や水の抵抗、その他
の外的要因による開き角度のばらつきを無くして、常に
プロペラ5の性能の安定化を図ることができる。
【0030】航行中、浮流物等の小障害物がプロペラブ
レード31に当った場合には、ダンパゴム21に捩り変
形が生じて、プロペラブレード31に加わる衝撃力を緩
和することができる。また岩等の大障害物がプロペラブ
レード31に当った場合には、ダンパゴム21とプロペ
ラボス19との嵌合面間に滑りが生じ、プロペラ軸4が
プロペラボス19に対して空転するので、プロペラブレ
ード31及び動力伝達系への過負荷を遮断することがで
きる。
【0031】また図示しないエンジンの排ガスは推進機
本体1の中空部1aに排出されるもので、その排ガスは
ベアリングホルダ10の排気出口13を経てプロペラボ
ス19の筒状凹部30へ出、そこから3本の排気路29
に分流し、水中に放出される。したがって、プロペラボ
ス19の回転中と雖も、排ガスの3本の排気路29への
分配の均等化を図ることができる。しかも、各排気路2
9は、プロペラボス19の軸線と平行な3本のブレード
軸32の間を通るように形成されているので、ブレード
軸32に邪魔されることなく、しかもプロペラボス19
の大径化を伴うことなく必要且つ充分な断面積を確保す
ることができ、排ガスの均等分配と相俟って排気抵抗の
低減に寄与し得る。一方、ブレード軸32は、排気路2
9に邪魔されることなく、前後一対の軸受孔27,28
による両端支持が可能となり、プロペラブレード31を
強固に支持することができる。
【0032】またトルク制限装置49のダンパゴム21
は、ブレードボス31aを収容する凹部25の後方にお
いて、延長軸16とプロペラボス19との間に介装され
るので、ブレードボス31aに邪魔されることなく大容
量のダンパゴム21の採用が可能となる。しかもダンパ
ゴム21の内周面は延長軸16に焼付けられ、その外周
面はプロペラボス19の後半部内周の環状凹部20の内
周面に圧接するものであるから、プロペラブレード31
に邪魔されることなくダンパゴム21の滑り面を極力大
径に設定でき、したがってトルク容量の大なるトルク制
限装置49を容易に得ることができる。
【0033】尚、固定ブレードを持つ通常型のプロペラ
を必要とする場合には、延長軸16を外して、プロペラ
軸4に通常型プロペラのボスを直接スプライン嵌合し、
そのボスをスラスト板14に押しつけるようにプロペラ
軸4後端にナットを螺着するものである。
【0034】図7及び図8は重錘45のプロペラブレー
ド31への取付構造の変形例を示す。即ち、流線形の重
錘45はプロペラブレード31と別個に成形されたもの
で、その前半部にすり割り46を有しており、これをプ
ロペラブレード31の後縁部に差込み、プロペラブレー
ド31の透孔47を貫通するようにしてビス48を重錘
45に螺着することにより、プロペラブレード31に固
着されるものである。この重錘45には、鎖線で示すよ
うにプロペラブレード31の後縁に沿って延びる翼形の
付加重錘45aを一体に連設することもある。
【0035】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、ダンパゴム21及び延長軸16からなる緩衝装置を
廃止してプロペラボス19をプロペラ軸4に直接スプラ
イン結合することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、前部軸受孔を、該軸受孔へのブレード軸の貫通を可
能とすべく透孔に形成する一方、後部軸受孔を、ブレー
ド軸の後方移動を規制すべく有底孔に形成し、全てのブ
レード軸の前端に対向してそれらの前方移動を規制する
共通のカバーをプロペラボスの前端部に固着したので、
1枚のカバーをプロペラボスに固着するだけで全てのブ
レード軸の抜止めを行うことができ、構造が簡単で組立
性が良好である。しかも、プロペラボスの前端部に配設
されるカバーは推進機本体で覆われ、外部と隔絶された
状態となるから、他物との接触を防ぐことができる。
【0037】また本発明の第2の特徴によれば、プロペ
ラブレードのボスをブレード軸にスプライン結合し、プ
ロペラボスの前端面には、全てのブレード軸相互を連結
する同期装置を収容する凹部を設け、この凹部を前記カ
バーにより閉鎖したので、プロペラブレードに働く遠心
力の差や水の抵抗その他の外的要因に拘らず、同期装置
により全てのプロペラブレードの開閉を同期させてプロ
ペラの性能安定化に寄与することができ、しかも同期装
置も前記カバーにより所定の組付位置に保持することが
でき、それ専用の保持部材が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変直径型プロペラを備えた船用推進
機の要部の一部縦断側面図
【図2】図1のプロペラ部の拡大縦断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】プロペラブレードの重錘の取付構造の変形例を
示す正面図
【図8】図7の8−8線断面図
【符号の説明】
1 推進機本体 4 プロペラ軸 5 プロペラ 25 凹部 27 前部軸受孔 28 後部軸受孔 31 プロペラブレード 31a ボス 32 ブレード軸 33 同期装置 34 凹部 39 カバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進機本体(1)からその後方へ突出し
    たプロペラ軸(4)に装着されるプロペラボス(19)
    の外周に、複数のプロペラブレード(31)のボス(3
    1a)を収容する複数の凹部(25)を形成し、各プロ
    ペラブレード(31)のボス(31a)を回動可能に支
    持してプロペラボス(19)の軸線と平行に延びるブレ
    ード軸(32)の前、後両端部を、各凹部(25)の
    前、後両端壁に設けられた前、後部軸受孔(27,2
    8)に支承させた、船用の可変直径型プロペラにおい
    て、 前部軸受孔(27)を、該軸受孔(27)へのブレード
    軸(32)の貫通を可能とすべく透孔に形成する一方、
    後部軸受孔(28)を、ブレード軸(32)の後方移動
    を規制すべく有底孔に形成し、全てのブレード軸(3
    2)の前端に対向してそれらの前方移動を規制する共通
    のカバー(39)をプロペラボス(19)の前端部に固
    着したことを特徴とする、船用の可変直径型プロペラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 プロペラブレード(31)のボス(31a)をブレード
    軸(32)にスプライン結合し、プロペラボス(19)
    の前端面には、全てのブレード軸(32)相互を連結す
    る同期装置(33)を収容する凹部(34)を設け、こ
    の凹部(34)を前記カバー(39)により閉鎖したこ
    とを特徴とする、船用の可変直径型プロペラ。
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