JP3251974B2 - データ処理装置の命令認識方法 - Google Patents

データ処理装置の命令認識方法

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JP3251974B2
JP3251974B2 JP13917092A JP13917092A JP3251974B2 JP 3251974 B2 JP3251974 B2 JP 3251974B2 JP 13917092 A JP13917092 A JP 13917092A JP 13917092 A JP13917092 A JP 13917092A JP 3251974 B2 JP3251974 B2 JP 3251974B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサなど
のデータ処理装置の命令認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は従来例のワードプロセッサ1の
電気的構成を示すブロック図であり、図18はワードプ
ロセッサ1の系統図である。ワードプロセッサ1内部の
制御を行う中央処理装置(以下、CPUと記す)2に、
たとえばマウスなど後述する表示画面10内のカーソル
16の位置指定を行う位置指定装置3、文字や命令など
が入力されるキーボードなどの入力装置4、入力して加
工された文字などが記憶される文章バッファ5、位置指
定装置3によって指定されたカーソル16の位置を保持
するカーソルポインタ6および液晶表示装置や陰極線管
(以下、CRTと記す)で実現される表示装置7が接続
されている。
【0003】たとえばワードプロセッサ1は、図18に
示されるように表示画面10を有する表示装置7に、カ
ーソルキー4aおよび実行キー4bを有するキーボード
である入力装置4および入力装置4を介して位置指定装
置3が接続されている。図18では、位置指定装置3と
して複数のボタン8aを有する入力装置4に接続された
マウス8と、マウス8の下に敷くマウスパッド9とが設
けられている。
【0004】マウス8をマウスパッド9上で移動させる
と、マウス8内のボールが回転して回転したX,Y軸方
向の移動量を、マウス8はCPU2に出力する。CPU
2は、X,Y軸方向の移動量を、カーソルポインタ6に
記憶されている現在位置、すなわち表示画面10上に表
示されているカーソル16の現在位置に加算し、カーソ
ルポインタ6を更新する。またCPU2は、現在位置の
カーソル16を消し、更新された新しいカーソルポイン
タ6の示す位置にカーソル16を移動する。
【0005】表示画面10の下部には、第1ファンクシ
ョンキー11、第2ファンクションキー12、第3ファ
ンクションキー13、後退キー14および一字抹消キー
15が表示されている。これらのキー11〜15に対応
する命令は、たとえばキー入力装置4のカーソルキー4
aおよび実行キー4bや、マウス8を用いて指定され
る。操作者がカーソルキー4aやマウス8を用いてカー
ソル16を第1〜第3ファンクションキー11〜13、
後退キー14あるいは一字抹消キー15上に移動させ、
実行キー4bを押圧するか、マウス8のボタン8aを押
圧していずれかの命令を指定すれば、CPU2が指定さ
れたキーに対応する命令を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】表示装置7の表示画面
10上に表示されているカーソル16を移動したり、カ
ーソル16を移動させて第1〜第3ファンクションキー
11〜13、後退キー14および一字抹消キー15を指
定する際、カーソルキー4aやマウス8を用いると、表
示画面10上で現在位置から希望位置まで順次カーソル
の移動を行わなければならない。このためカーソル16
の移動に長時間必要であり、ワードプロセッサ1の使用
性が低いという問題がある。
【0007】表示装置7がCRTである場合には、ライ
トペンで表示画面から放出される光を検出し、位置を指
定する装置がある。しかしながらCRTとは違う原理で
表示が行われる液晶表示装置が表示装置7として用いら
れている場合には、ライトペンを用いて位置指定を行う
ことができないという問題がある。
【0008】本発明の目的は、前述の問題を解決し、表
示手段の種類に関係なく使用性が向上するデータ処理装
置の命令認識方法を提供することである。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面上に
カーソルとデータとを表示する表示手段と、表示画面上
の物理的位置を指示し、かつオン・オフするスイッチを
有する位置指定手段とを備え、位置指定手段から出力さ
れる座標信号に基づいてカーソルを表示画面上で移動さ
せるとともに、スイッチから出力されるオン・オフのス
イッチ信号に基づきカーソルが位置するデータに対応す
る各種命令を実行するデータ処理装置の命令認識方法で
あって、位置指定手段から出力される座標信号とスイッ
チから出力されるスイッチ信号とを監視し、スイッチ信
号が出力された場合にそのスイッチ信号の出力時の座標
信号が表す位置とカーソル位置を比較し、一致しない場
合はカーソルを座標信号に相当する表示画面上に移動
し、一致する場合は領域指定命令として認識することを
特徴とするデータ処理装置の命令認識方法である。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】本発明に従えば、表示手段のカーソルとデータ
とを表示する表示画面上の物理的位置を位置指定手段に
よって指示し、これによって座標信号を出力し、また位
置指定信号はオン・オフするスイッチを有し、これによ
ってオン・オフのスイッチ信号を出力し、座標信号の変
化によってカーソルを座標信号に相当する表示画面上に
移動させ、そのスイッチ信号のオンまたはオフのスイッ
チ信号でカーソルが位置するデータに対応する各種命令
を実行する。特に本発明に従えば、位置指定手段のスイ
ッチ信号の出力時における座標信号が表す位置と表示手
段の表示画面上に表示されているカーソルの位置とが一
致しない場合、カーソルを座標信号に相当する表示画面
上の位置に移動する。また座標信号が表す位置とカーソ
ルの位置とが一致する場合、領域指定命令として認識す
る。こうしてスイッチ信号の出力時に、カーソルの移動
または命令認識を行うことができ、操作性が向上され
る。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるワードプロセ
ッサ21の電気的構成を示すブロック図であり、図2は
ワードプロセッサ21の系統図である。ワードプロセッ
サ21内部の制御を行う中央処理装置(以下、CPUと
記す)22には、後述する表示画面30上の任意の位置
を指定する位置指定装置28、文字や命令などが入力さ
れるキーボードなどの入力装置23、入力して加工され
た文字などが記憶される文章バッファ24、位置指定装
置28によって指定されたカーソル36の位置を保持す
るカーソルポインタ25、位置指定装置28によって指
定された表示画面30上の位置を検知する位置検知装置
27、メカスイッチであるスイッチ29およびたとえば
液晶表示装置で実現される表示装置26が接続されてい
る。表示装置26には位置検知装置27が接続されてい
る。
【0016】たとえばワードプロセッサ21は、図2に
示されるように表示画面30を有する表示装置26にカ
ーソルキー23aおよび実行キー23bを有するキーボ
ードである入力装置23が接続されているとともに、位
置指定装置28であるスイッチ29を含んだペン50が
入力装置23を介して接続されている。ペン50は、先
端を表示画面30上などに押圧するとスイッチ29がオ
ンになり、押圧を解除するとスイッチ29がオフにな
る。表示画面30上にはカーソル36が表示されている
とともに、表示画面30の下部に第1ファンクションキ
ー31、第2ファンクションキー32、第3ファンクシ
ョンキー33、後退キー34および一字抹消キー35が
表示されている。
【0017】カーソル36の移動は、入力装置24のカ
ーソルキー23aを用いて行うか、表示画面30上のカ
ーソル36を移動したい位置をペン50の先端で押圧す
ることによって行われる。また表示画面30下部に設け
られている第1〜第3ファンクションキー31〜33、
後退キー34および一字抹消キー35に対応する命令を
実行する際には、入力装置24のカーソルキー23aで
命令の実行を行うキー31〜35上にカーソルを移動さ
せて実行キーを押圧するか、ペン50で命令を実行させ
るキー31〜35上を押圧することによって行われる。
【0018】図3は図1および図2に示される表示装置
26の表示画面30の断面図であり、図4は図3に示さ
れる電極61,62の平面図である。表示画面30は表
示手段である液晶表示装置51の表面に、位置検出装置
27である透明なタブレット52を配置して構成されて
いる。液晶表示装置51は、帯状の透明電極55,56
が互いに平行するように形成された透明なガラスなどか
ら成る一対の基板53,54が、電極55,56が相互
に直交するように対向され、液晶57を介して接着剤5
8によって貼り合わせられている。
【0019】液晶表示装置51上に設けられるタブレッ
ト52は、帯状の透明電極61,62が互いに平行する
ように形成された透明な樹脂などから成る一対の基板5
9,60が、電極61,62が相互に直交するように対
向され、電極61,62が接触しないように接着剤58
によって貼り合わせられている。
【0020】図3に示されるように、ペン50を用いて
カーソルの移動やキー31〜35の実行を行う際には、
タブレット52上にペン50の先端が押圧される。
【0021】図4に示されるように、タブレット52の
帯状の電極61,62は、互いに直交するように配列さ
れており、図4の上から下にかけて電極61にはY1〜
Y5、図4の左から右にかけて電極62にはX1〜X6
の番号をそれぞれの電極61,62に添付する。たとえ
ばペン50が、電極61のY2、電極62のX4上であ
る斜線で示す領域50a上に押圧されるとする。タブレ
ット52は、Y1〜Y5にかけて電極61に対し電圧を
順次印加するとともに、電極62のX1〜X6にかけて
電圧を順次印加する。これらの電圧の印加タイミングと
しては、たとえば電極61のY1に電圧を印加した際に
電極62のX1〜X6に電圧を順次印加し、全電極62
に対し電圧の印加が終了すれば次にY2に電圧を印加
し、電極62のX1〜X6まで電圧を順次印加するとい
う走査が繰返される。領域50aで交差している電極6
1のY2と電極62のX4とのいずれか一方に電圧が印
加されると、ペン50の先端部分の電極には電荷を帯び
ることが知られている。ペン50の電荷量をCPU22
が検知しており、電荷量が高くなったときにどの電極6
1,62に対して電圧を印加しているかをCPU22が
検知することによって、表示画面30上のどの位置が示
されているかを検知することができる。
【0022】図5は、表示画面30に対応する座標を説
明する図である。表示画面30にはX軸およびY軸に沿
ってそれぞれ座標が定められている。たとえばX軸とし
ては0〜640まで、Y軸は0〜400までの座標がそ
れぞれ設定されている。表示画面30上の点Aをペン5
0で押圧すると、X軸座標は200、Y軸座標は180
であるということが検知される。
【0023】図6は、ペン50によって押圧された座標
からカーソル領域の設定を説明する図である。図6
(1)に示されるように、表示画面30上の点Bである
座標(X1,Y1)をペン50で押圧すると、CPU2
2は、図6(2)に示される表示画面30に表示してい
る全ての文字のうち、点Bが示している文字がどのよう
な位置にあるかを判断し、X軸方向のカーソル領域はX
座標X2〜X3であり、Y軸方向のカーソル領域はY座
標Y2〜Y3であることを表示されている文字の大きさ
や文字の間隔などから求め、X座標X2〜X3の領域と
Y座標Y2〜Y3の領域にカーソル領域を設定し、カー
ソル36を表示する。
【0024】図7は、ペン50によって押圧された位置
に4倍角の文字が表示されている場合のカーソル領域の
設定を説明する図である。図7(1)に示されるよう
に、座標(X4,Y4)である表示画面30上の点Cを
ペン50で押圧した場合、点C位置には4倍角の文字が
表示されている。CPU22は、表示されている文字が
どの位の大きさであるか、また他の数字に対してどのよ
うな位置にあるかを表示されている大きさやそれらの間
隔を用いて判断し、図7(2)に示されるようにX軸方
向にはX座標X5〜X6、Y軸方向にはY座標Y5〜Y
6のカーソル領域を設定し、カーソル36を表示する。
【0025】図8は、処理タイミング設定ウインドウ3
7を示す図である。第1〜第3ファンクションキー31
〜33を用いて、図8に示す処理タイミング設定ウイン
ドウ37を呼出すことができる。処理タイミングは、ペ
ン50を表示画面30に押圧して、スイッチ29がオン
状態になった位置にカーソル移動などの処理を行うか、
それともペン50の表示画面30の押圧を解除して、ス
イッチ29がオフ状態に戻ったときにカーソル36の移
動などの処理を行うかを選択することができる。図8で
は、「ペンダウン」と「ペンアップ」が表示されてお
り、ペンダウンの左側に「>」の記号が表示され、ペン
50を表示画面30に押圧した時点でその位置を設定す
ることが示されている。
【0026】図9は、表示画面30におけるペン50の
押圧位置である点Dと、押圧解除位置である点Eとが異
なる場合を説明する図である。図9(1)に示されるよ
うに、ペン50をまず点Dである座標(X7,Y7)に
押圧し、押圧が解除される際には図9(2)に示される
ようにペン50が点Eである座標(X8,Y7)を示す
ことがある。
【0027】図10は、ペン50の押圧位置にカーソル
36を移動する場合を説明する図である。図9(1)に
示されるように点D上をペン50で押圧すると、図10
(1)に示されるように、点Dである座標(X7,Y
7)が含まれる位置に表示されている文字「2」にカー
ソル36の移動が行われ、図9(2)に示されるよう
に、点Dとは異なる点Eにおいてペン50の押圧が解除
されても、この場合にはペン50を押圧した位置にカー
ソルが移動するように設定されているため、点Eにカー
ソルは移動せず、カーソル36は図10(2)に示され
るように、点Dを含む文字上に固定される。
【0028】図11は、ペン50の押圧を解除した位置
にカーソルを移動させる設定を行った場合を説明する図
である。図9(1)に示されるように、点D上をペン5
0で押圧すると、図11(1)に示されるように、ペン
50の押圧位置である点Dである座標(X7,Y7)を
含む文字「2」上にカーソル36が移動する。図9
(2)に示されるように点Dとは異なる点Eにおいてペ
ン50の押圧が解除されると、図11(2)に示される
ようにペン50の押圧解除位置である点Eである座標
(X8,Y7)が含まれる文字「3」位置にカーソル3
6が移動する。
【0029】図12は、領域指定を行う工程を説明する
図である。図12(1)に示されるように、座標(X
7,Y7)を含む位置にカーソル36が位置している場
合に、カーソル36上をペン50によって押圧すると、
領域指定の命令が実行される。このため図12(2)に
示されるように、ペン50が座標(X8,Y7)に移動
した場合には、図12(1)に示すカーソルを表示した
まま、ペン50が移動する位置全てにカーソル36の表
示が行われる。
【0030】領域指定は領域を指定した部分を移動させ
たり、複写を行ったりする際に用いられる。このためど
のような命令を実行するかは、キーボード23や、第1
〜第3ファンクションキー32〜34を用いて入力する
必要がある。領域指定は、命令を入力した後に行っても
よいし、領域指定を行ってから命令を入力してもよい。
【0031】図13は、表示画面30上に表示される表
示文字のドット数を比較する図である。図13(1)に
は16ドット表示文字38が表示されており、図13
(2)には12ドット表示文字39が表示されており、
図13(3)には8ドット表示文字40が表示されてい
る。表示を行う文字のドット数が、小さくなる程、表示
が行われる文字は小さくなり、これに対してドット数が
大きくなれば表示文字は大きくなる。
【0032】図14は、ポイント禁止ドット設定ウイン
ド41を示す図である。禁止ドット設定ウインド41
は、前述の第1〜第3ファンクションキー31〜33を
選択することによって呼出すことができる。ポイント禁
止とは、ペン50の押圧/解除によるカーソルの移動な
どを禁止することを意味している。
【0033】図14では「16ドット」、「12ドッ
ト」、「8ドット」の3種類のドット数を示す表示が行
われており、16ドットの表示の左側には「・」が表示
されており、12ドットおよび8ドットの左側には
「*」が表示されている。「・」はポイント(押圧指
定)を行うことができるドット数であり、これに対し
「*」はポイントが禁止されることが示されている。こ
のため16ドットではポイントをすることが可能であ
り、12および8ドットではポイントが禁止される。
【0034】これは文字が小さくなるに伴い、ペン50
の先端で文字を正確に選択することが困難になるために
設けられている設定であり、操作者は任意にどの大きさ
によってペン50の押圧による指示が行うことができる
かを選択することができる。ポイント禁止が指定されて
いるドット数に対しては、キーボード23のカーソルキ
ー23aを用いて、カーソル36の移動を行えばよい。
【0035】図15は、本発明の一実施例の動作を説明
するフローチャートの一例である。図15に示されるフ
ローチャートは、ペン50が有しているスイッチ29の
状態がオンからオフあるいはオフからオンに変化した場
合、あるいはペン50が押圧している座標が変化した場
合に実行される。ステップs1ではペン50が押圧して
いる座標が取込まれる。装置的(装置特有の誤差など)
に座標の補正が必要である場合には、座標の補正を行
う。ステップs2ではスイッチ29がオンであるかオフ
であるかによってペンのアップ/ダウンの状態が取込ま
れ、ステップs3では、取込まれた座標位置に表示され
ている表示文字のドット数が取込まれる。
【0036】ステップs4では、ステップs3によって
取込まれた表示ドット数がペンポイントすることができ
るか否かが判断され、ペンポイントが禁止されている場
合にはステップs5で警報が出力された後に操作を終了
し、ペンポイントが行える場合にはステップs6に進
む。
【0037】ステップs6ではステップs2で検知した
際に、ペンがアップであったか否かが判断される。ペン
がアップであった場合にはステップs7に進み、ペンが
ダウンであった場合にはステップs8に進む。
【0038】ステップs7では、ペンアップで処理実行
か否かが判断され、ペンダウンで処理実行の場合には操
作を終了し、ペンアップで処理実行の場合にはステップ
s9に進む。
【0039】ステップs8ではペンダウンで処理実行か
否かが判断され、ペンダウンで処理実行の場合にはステ
ップs9に進み、ペンアップで処理実行の場合にはステ
ップs11に進む。
【0040】ステップs9では、ステップs1で取込ま
れた座標がファンクションキー31〜33を示している
か否かが判断され、ファンクションキー31〜33を示
している場合には対応するファンクション処理が行わ
れ、示していない場合にはステップs10において後退
キーおよび一字抹消キーが示されているかどうかが判断
され、示されている場合には後退処理および一字抹消処
理が行われ、示されていない場合にはステップs11に
進む。
【0041】ステップs11では文字位置の計算が行わ
れ、表示すべきカーソル36の表示位置が計算される。
ステップs12では、ステップs11で計算されたカー
ソル36の座標位置が現在のカーソル位置と一致するか
否かが判断され、一致しない場合にはステップs13に
進みカーソル移動が行われた後に操作を終了し、カーソ
ル位置が一致する場合にはステップs14に進む。
【0042】ステップs14では、ドラッグであるか否
かが判断される。ドラッグとは、ステップs2で行われ
たペンのアップ/ダウンの取込みがダウンであり、前回
このフローチャートの動作を行った際にもダウンであっ
たことを意味しており、続けてペンダウンであった場合
にはステップs13を介して操作を終了し、いずれもダ
ウンでなかった場合あるいは前回と状態が異なっている
場合にはステップs15で領域指定を行った後操作を終
了する。
【0043】図16は、処理タイミング個別設定ウイン
ドウ42を示す図である。処理タイミング個別設定ウイ
ンドウ42は、第1〜第3ファンクションキー31〜3
3を指定することによって呼出すことができる。図16
では、カーソル移動がダウン、一字抹消がアップ、後退
がアップ、ファンクションがダウンであることが示され
ている。
【0044】図8で説明した処理タイミング設定ウイン
ドウ37では、全ての処理に共通してペンダウンで処理
を行うかペンアップで処理を行うかが設定されているの
に対し、図16に示される処理タイミング個別設定ウイ
ンドウ42では、それぞれの操作を個別にペンのダウン
で処理を行うかアップで処理を行うかを選択することが
できる。一字抹消や後退などの処理はこれらの処理を行
うことによって表示画面30に表示されている表示が消
去されるため、ダウン位置を間違えた場合には違った場
所が消去されるため、アップ位置において消去を行うと
いうような設定をするなど、それぞれの処理に応じたタ
イミングの設定を行うこともまた可能である。
【0045】以上のように本実施例によれば、ペン50
を用いて表示画面30を押圧するだけでカーソル36の
移動位置、領域指定開始位置およびキー31〜35の指
定を即座に行うことができるため、ワードプロセッサ2
1の操作性が向上する。
【0046】また本実施例では、ペン50を用いて行う
カーソル36の移動をペンアップで処理するように設定
すれば、ペン50で押圧している文字表示領域をカーソ
ル36がペン50とともに移動するため、ペン50を押
圧する位置の視差を排除することができる。また、表示
装置26を液晶表示装置51を用いて構成したけれども
これには限られず、陰極線管など、どのような表示方式
にも対応することができる。
【0047】
【0048】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、位置指定手段によって
表示手段の表示画面上の物理的位置を指示することによ
って座標信号を導出し、カーソルを表示画面上で移動さ
せることができ、さらにその位置指定手段に備えられる
オン・オフするスイッチの操作によるスイッチ信号によ
って、カーソルが位置するデータに対応する各種命令を
実行することができ、こうしてデータ処理装置の使用性
を向上することができ、操作性が向上されることにな
る。特に本発明によれば、位置指定手段のスイッチの操
作によって、座標信号が表す表示画面上の物理的位置と
カーソルの位置とが一致しなければ、カーソルを座標信
号の表す位置に移動し、一致すれば領域指定命令として
認識するようにしたので、このことによって操作性が向
上されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるワードプロセッサ21
の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるワードプロセッサ21
の系統図である。
【図3】表示装置30の断面を示す図である。
【図4】図3に示される電極61,62の平面図であ
る。
【図5】表示画面30に対応する座標を説明する図であ
る。
【図6】本発明のカーソル36領域の設定を説明する図
である。
【図7】ペン50が指定する文字が4倍角である場合の
カーソル36領域の設定を説明する図である。
【図8】処理タイミング設定ウインドウ37を示す図で
ある。
【図9】ペン50による押圧位置点Dとペン50の押圧
解除位置点Eとが異なる場合を説明する図である。
【図10】ペンダウンでカーソル移動を行う場合を説明
する図である。
【図11】ペンアップでカーソル移動を行う場合を説明
する図である。
【図12】領域指定を行う場合を説明する図である。
【図13】表示ドットを説明する図である。
【図14】禁止ドット設定ウインド41を示す図であ
る。
【図15】本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャートの一例である。
【図16】処理タイミング個別設定ウインドウ42を示
す図である。
【図17】従来例のワードプロセッサ1の電気的構成を
示すブロック図である。
【図18】従来例のワードプロセッサ1の系統図であ
る。
【符号の説明】
21 ワードプロセッサ 22 中央処理装置 27 位置検知装置 28 位置指定装置 29 スイッチ 51 液晶表示装置 52 タブレット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 3/033 G06F 17/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上にカーソルとデータとを表示
    する表示手段と、 表示画面上の物理的位置を指示し、かつオン・オフする
    スイッチを有する位置指定手段とを備え、 位置指定手段から出力される座標信号に基づいてカーソ
    ルを表示画面上で移動させるとともに、スイッチから出
    力されるオン・オフのスイッチ信号に基づきカーソルが
    位置するデータに対応する各種命令を実行するデータ処
    理装置の命令認識方法であって、 位置指定手段から出力される座標信号とスイッチから出
    力されるスイッチ信号とを監視し、スイッチ信号が出力
    された場合にそのスイッチ信号の出力時の座標信号が表
    す位置とカーソル位置を比較し、一致しない場合はカー
    ソルを座標信号に相当する表示画面上に移動し、一致す
    る場合は領域指定命令として認識することを特徴とする
    データ処理装置の命令認識方法。
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