JP3251734B2 - 電子装置の筐体構造 - Google Patents

電子装置の筐体構造

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JP3251734B2
JP3251734B2 JP22396693A JP22396693A JP3251734B2 JP 3251734 B2 JP3251734 B2 JP 3251734B2 JP 22396693 A JP22396693 A JP 22396693A JP 22396693 A JP22396693 A JP 22396693A JP 3251734 B2 JP3251734 B2 JP 3251734B2
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順一 丹治
利己 秋元
幸憲 太田
英嗣 添田
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外に設置する電子装
置の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電話交換装置(PBX)において
は、呼接続動作を行なう交換処理部と、装置を稼働する
電源部と、停電時でも本装置が稼働する為のバックアッ
プ電源としてのバッテリー部と、ブレーカ部と、対流誘
導板(RAD)と、各種電子パッケージとが筐体内に収
納されている。通常これらの装置は電源を搭載している
為電力を消費することにより発熱がある為、筐体に通気
孔を設けることが多い。又、これらの電話交換装置は室
内に設置され、かつ、室内は温湿度をコントロールする
空調機を装備していることがほとんどである。その為、
防水、防湿、防塵に対して特に配慮を施す必要がなかっ
た。
【0003】しかし、ゴルフ場、イベント会場において
は、電話交換装置を屋外に設置する場合があり、防水、
防湿、防塵あるいは、バッテリーからの排出ガス対策及
び太陽からの受熱量の影響を考慮する必要がある。通
常、防水、防湿、防塵対策として屋外設置型装置として
実開昭63−15967号公報や、実開昭55−580
99号公報にある様に筐体を密閉する構造がとられてい
る。又、太陽から受熱の影響を避ける為、筐体面に日除
けを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来装置は電源部を整
備しており、更に停電時この電源部が使用できなくな
り、装置として機能が停止となる為、停電時のバックア
ップ電源としてバッテリーを搭載している。このバッテ
リーは通常、化学反応を起すことによって電圧を誘起さ
せている為、化学反応の際、水素ガスを放出する。この
水素ガスは空気中の酸素と反応すると爆発する。特に水
素ガス濃度が4%以上となると危険領域となる。室内設
置の場合は筐体に通気孔を設けておけば良いが屋外設置
する場合は筐体に通気孔を設けると水分及び塵埃、有害
ガスの影響を受けるので通気孔を設けることが出来な
い。
【0005】本発明は、上記の従来の問題点を解消する
ものであり、その第1の目的とするところは、自然放熱
を行うことができて、熱交換器等を不要とし、水素ガス
が筐体本体内に充満することなく、バッテリー電解液に
よる電子部品の腐食を防止できる電子装置の筐体構造を
提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的とするところ
は、バッテリーの交換及び保守点検が容易になる電子装
置の筐体構造を提供することにある。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、縁にフラット面を設けた開口部を
有する密閉状の筐体と、前記開口部を覆う開閉扉とを備
え、前記筐体内に電子機器を収納する電子装置の筐体構
造において、前記筐体内に、周囲にツバが設けられた1
ヶ所の開口部を有する密閉されたバッテリーボックスを
設け、前記開閉扉に、前記フラット面に密着する第1の
パッキンと、前記バッテリーボックスの開口部に対応し
たガス排出窓と、当該ガス排出窓の周面に設けられ前記
ツバに密着する第2のパッキンとを設け、前記排出窓
に、スリット及びルーバーから成る通気孔を有する防雨
カバーと小径の穴を有する防虫カバーとを重ねて設け、
前記筐体の天部に当該天部を覆う天日除けを、前記筐体
の側部に当該側部を覆う側日除けを、前記開閉扉に当該
開閉扉を覆う扉日除けをそれぞれ設け、前記開閉扉を閉
めた状態で、前記バッテリーボックスを前記ガス排出窓
を介して外気に連通させると共に、当該ガス排出窓を前
記扉日除けで覆うようにしたことを特徴とする。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、請求項1記載の電子装置の筺体構造におい
て、バッテリーボックス内にレールを設け、また、当該
レールによりスライド可能な棚板を設けると共に、当該
棚板にバッテリーを載置し、当該棚板を介してバッテリ
ーを引き出し可能にした。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】請求項1記載の構成により、日除けで筐体本体
が受ける太陽エネルギーの低減を計り、筐体本体表面の
自然対流による放熱と筐体本体表面からの熱放射による
放熱とで放熱できて、自然放熱を行うことができる。こ
のために、熱交換器等が不要になる。また、バッテリー
から発生する水素ガスが筐体本体内に充満することな
く、バッテリー電解液による電子部品の腐食を防止でき
る。
【0018】また、請求項2記載の構成により、バッテ
リーの交換及び保守点検が容易になる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0024】図1は、本発明の電子装置である筐体構造
を備えた電話交換(PBX)装置の外観図である。図1
において、電子装置である電話交換装置は屋外設置形筐
体であり、筐体本体2と側日除け20と前日除け22と
天日除け21を備えている。尚、天日除け21は、雨や
雪など排除し易い様に傾斜を設けており、前日除け22
には、扉開閉用ハンドル操作用穴22aが設けられてい
る。
【0025】図2は、本発明の筐体構造を備えた電話交
換装置の、表扉3を開いた状態を示す斜視図である。図
2において、電話交換装置1内は、バッテリー101
と、電源102と、ヒータ103と、RAD104と、
各種電子パッケージを搭載するシェルフ105,10
6,107と、端子盤(MDF)108と、保安器10
9と、で構成されている。
【0026】図3は、本発明の筐体構造を備えた電話交
換装置の機能ブロック図である。まず、図3に示す電話
交換装置1は、屋内に設置されている電話交換装置40
1とケーブルで接続されており、該ケーブルは端子盤1
08に結合されている。また、電話交換装置1は、無線
端末装置の親局402とケーブルで接続されており、該
ケーブルは端子盤108に結合されている。なお、無線
端末装置の子局403は、親局402と無線信号によっ
て通信を行う携帯型電話機である。
【0027】また、電話交換装置1は、通話路スイッチ
(SW)3−01を備えており、該通話路スイッチ3−
01には、親局402又は一般の電話機(図示せず)を
制御するライン回路(LIN)3−02と、屋内の電話
交換装置401又は公衆網(図示せず)とのインタフェ
ースを行うトランク3−03とが接続されている。中央
制御装置3−04は、通話路スイッチ3−01、ライン
回路3−02、及びトランク3−03を含む電話交換装
置全体を制御するものであって、記憶装置3−05に格
納されている呼制御プログラム、局データ、各種テーブ
ル等に基づいて、所定の呼接続処理を行うものである。
【0028】なお、ライン回路3−02及びトランク3
−03からのケーブルは、保安器109を介して端子盤
108に結合されている。さらに、通話路スイッチ3−
01、ライン回路3−02、及びトランク3−03は、
各々電子パッケージによって回路形成が成されており、
これらの電子パッケージは、図2に示すシェルフ10
5、106、107に収容されている。
【0029】また、電話交換装置への電力供給は商用交
流電源により行われ、電力側との分界点のために漏電ブ
レーカ部102−3を有する。この漏電ブレーカ部10
2−3を介した後、交流電源は整流器部102−1によ
り、装置内部の電子パッケージで使用する直流電源に変
換される。なお、整流器部102−1にはバッテリー1
01が接続されており、商用交流電源が長時間停止した
場合には、そのバッテリー101から各種電子パッケー
ジに所定の電力を供給するよう構成してある。
【0030】さらに、ブレーカ部102−3にはヒータ
103が接続されており、電話交換装置の筐体内部の温
度が既定値以下になった場合、このヒータ103を発熱
させ、各種電子パッケージの動作を安定させている。
【0031】図4は本発明の電子装置である電話交換装
置の筐体構造を示す分解斜視図である。図4において、
筐体本体2はフレーム2aと表扉3と裏扉4と架台5と
で構成されており、フレーム2aは天板2−20と左側
板2−21と右側板2−22と底板2−23とからな
り、左側板2−21にはユニット取付柱(左)2−1と
ケ−ブルサポ−ト2−3が溶接されている。また、右側
板2−22にはケ−ブルサポ−ト2−3が溶接されてい
る。さらに天板2−20と底板2−23の間にはユニッ
ト取付柱(右)2−2が溶接されかつユニット取付柱
(右)2−2と右側板2−22間には端子盤取付具2−
12が設けられた構成となっている。
【0032】ユニット取付柱(左)2−1及びユニット
取付柱(右)2−2にはユニット取付穴2−10が設け
てある。また、ケ−ブルサポ−ト2−3には、ケ−ブル
固定穴2−11が明いている。さらに端子盤取付具2−
12にも端子盤取付穴2−13が明いている。
【0033】表扉3及び裏扉4は、ヒンジ凹6−2が表
扉3と裏扉4の上方と下方に溶接されている。また、ヒ
ンジ凹6−2に対応してフレーム2aにヒンジ凸6−1
がネジ2−14にて固定されている。このヒンジ凸6−
1にヒンジ凹6−2が組み込むことにより、ヒンジ凸6
−1を支点として表扉3が開閉する構造となっており裏
扉4も同様な構造となっている。
【0034】また、表扉3及び裏扉4には開閉用ハンド
ル9が設けてあり、この開閉用ハンドル9のブラケット
9−1がフレーム2a側に組み込まれており、フレーム
2aの左側板2−21にネジにてハンドル受金具9−2
が固定されている。開閉用ハンドル9をA点からB点へ
回転するとブラケット9−1は同様にC点からD点へと
回転し、ブラケット9−1がフレーム2aのハンドル受
金具9−2から外れる。この状態でハンドル9を手前へ
引くと表扉3及び裏扉4を開く構造である。
【0035】さらに表扉3及び裏扉4の端面3−1及び
端面4−1に表扉3と裏扉4が均一に閉まるようにクレ
セント7−1が設けてあり、これに対応するフレ−ム2
aの、右側板2−22と左側板2−21にクレセント受
金具7−2が設けられており、クレセント7−1のレバ
ー7−3を回転しクレセント受金具7−2に図12のよ
うに係止されている。また、表扉3には、図2に示すよ
うに表扉3下部にバッテリーボックス201の開口部2
01−1に対応したガス排出窓3−2があり、この排出
窓3−2には、図11に示すように防雨カバー10−1
と防虫カバー10−2が設けられている。
【0036】フレーム2aの天板2−20には、吊り具
用穴2−4があり、電子装置1を設置する時に装置を吊
り上げるための吊りボルト8を吊り具用穴2−4に組込
んでいる。また、フレーム2aの底板2−23は、ケー
ブル導入口2−6を有し、そして、架台5を固定するた
めの架台取付穴2−5が明いている。架台5はネジ2−
15で底板2−23に明いている架台取付穴2−5を介
して、架台5の穴5−1で固定されている。尚この架台
5には、電子装置1のコンクリート基礎台固定用穴5−
2が設けられている。
【0037】図5は、電話交換装置1のフレーム2aと
表扉3及び裏扉4との関係を示す断面図である。図5に
おいて、フレーム2aには、ヒンジ凸6−1とクレセン
ト受金具7−2とハンドル用受金具9−2が備えてあ
り、フレーム2aの間口2−30は断面コ形の形状をし
ており、表面にフラット面2−8を有している。
【0038】表扉3及び裏扉4には、先にも説明したよ
うにヒンジ凸6−1とクレセント7−1とハンドル9と
ブラケット9−1が設けてあり、ヒンジ部6を支点に表
扉3及び裏扉4が開閉する構造となっており、さらにパ
ッキンガイド金具3−3が溶接されており、このパッキ
ンガイド金具3−3に沿ってパッキン30がフレーム2
aのフラット面2−8に、そしてフレーム間口2−30
に対応し、表扉3及び裏扉4周囲に貼り付けられてい
る。
【0039】そして、表扉3及び裏扉4をヒンジ部6を
支点としてハンドル9を回転し、ハンドル受金具9−2
に、ブラケット9−1をまた、クレセント受金具7−2
にクレセント7−1のレバー7−3を回転して係止する
ことにより、表扉3と裏扉4のパッキン30がたわみ、
筐体本体2内が外気とパッキン30で遮断され密閉構造
となっており、クレセント7は、表扉3及び裏扉4のパ
ッキン30を均一にたわませている。
【0040】図6は、電話交換装置1の日除け構造を示
す斜視図である。図6において、電子装置1は主として
屋外設置であり、太陽から受ける熱エネルギーの影響を
軽減するために側日除け20と天日除け21と扉日除け
22とが備えてある。天日除け21は金具23と金具2
4を介してネジ26でフレーム2aの天板2−20にま
た、側日除け20と扉日除け22は金具25を介してフ
レーム2aの左側板2−21及び右側板2−22にそし
て表扉3と裏扉4にネジ26にて固定されている。
【0041】図7はバッテリー収納部の構成を示す斜視
図である。図7において、バッテリーボックス201
は、1ケ所の開口部201−1を有する密閉ボックスで
あり、開口部201−1の周囲にはツバ201−2が設
けてある。バッテリー収納部は、バッテリーボックス2
01とバッテリー搭載用棚板205と棚用スライドレー
ル(左)204−1とスライドレール(右)204−2
とバッテリーボックス取付用ボックス受金具(左)20
2−1とボックス受金具(右)202−2とから構成さ
れている。
【0042】バッテリーボックス201は、バッテリー
ボックス取付用ボックス受金具(左)202−1とボッ
クス受金具(右)202−2とを介してフレーム2aの
底板2−23に固定されている。電源102に接続され
るPコネクタ203−2とケーブルで接続されている防
水コネクタ203−1がバッテリーボックス201の端
面に実装されている。
【0043】図8は、バッテリー搭載用棚板205のス
ライド部の構成を示す斜視図及び部分断面図である。図
7、図8において、棚板205は、棚板固定ネジ205
−1を取り外し取手207を引くことにより、棚板20
5はバッテリーボックス201内に固定されている棚板
スライドレール(左)204−1とスライドレール
(右)204−2の上面204−5及び204−6を棚
板205の裏面205−2で摺動し、棚板205の後部
に取り付けられた棚板抜け止め用金具206が、その当
り面206−1で、スライドレール(左)204−1と
スライドレール(右)204−2に接続されているスト
ッパ204−3及び204−4に当り棚板205がバッ
テリーボックス201から外れないようになっている。
【0044】図9は、バッテリー101を実装した状態
を示す斜視図である。図9において、棚板205はバッ
テリー101を搭載し、バッテリー101間をケーブル
101−1で3カ所を接続し、1カ所はコネクタ付きケ
ーブル101−2が接続されている。
【0045】図10は、バッテリーボックス201にバ
ッテリー101が収納された状態を示す斜視図である。
図10において、バッテリー101は棚板205上に実
装されて、バッテリーボックス201内に格納されてお
り、バッテリー101に接続されているコネクタ付きケ
ーブル101−2はバッテリーボックス201の端面の
防水コネクタ203−1に接続され、また、防水コネク
タ203−1に接続のケーブルの端部のPコネクタ20
3−2が電源102のJコネクタ102−1に接続され
ている。
【0046】図11は、バッテリー収納部を示す断面図
である。図11において、表扉3にはバッテリーボック
ス201の開口部201−1に対応したガス排出窓3−
2があり、この排出窓3−2の周面には、パッキンガイ
ド金具3−3が溶接されており、このパッキンガイド金
具3−3に沿ってパッキン30が貼付されている。この
パッキン30はバッテリーボックス201のツバ201
−2に当ってたわみ筐体本体2内と外気を遮断する構造
となっている。
【0047】また、バッテリーボックス201の開口部
201−1は表扉3のガス排出窓3−2に突き出してい
る構造をしている。
【0048】バッテリー101の安全弁101−3から
発生する水素ガス101−4は、バッテリーボックス2
01の開口部201−1から表扉3のガス排出窓3−2
と防雨カバー10−1と防虫カバー10−2を経由して
外へ排出される構造になっており、水素ガス101−4
がバッテリーボックス201内に停滞したり、筐体本体
2内に侵入しない。さらに雨がバッテリーボックス20
1内に入っても、バッテリーボックス201は密閉構造
であるために開口部201−1から外へ排出される。
【0049】防雨カバー10−1には通気孔であるルー
バー10−3とスリット10−4があり、上部のルーバ
ー10−3は、雨が入ってバッテリー101の端子部1
01−3にかからないように設けてあり、スリット10
−4はバッテリー101が過充電及び高温時に発生する
水素ガス101−4に対応する排出面積を確保してい
る。
【0050】また、防虫カバー10−2は、防雨カバー
10−1は穴明けが大きいため虫及びゴミ等の進入を防
ぐため、φ2mmの穴が明けられており水素ガス101
−4の排出面積は確保されている。
【0051】図12は、水素ガス101−4の排出窓3
−2で防雨カバー10−1と防虫カバー10−2の様子
を示す斜視図である。
【0052】図13は、図2での端子盤108部の詳細
に示す分解斜視図である。図13において、端子盤10
8部は架取付金具305と端子板取付金具(A)303
と、端子板ブラケット(1)306と端子板ブラケット
(2)307と端子板取付金具(B)304と、架上端
子板(A)301及び架上端子板(B)302から構成
されている。
【0053】端子板取付金具(A)303は取付用サラ
穴303−1を通して、サラネジ311で架取付金具3
05に固定されている。また、架上端子板(A)301
は、ナベネジ312にて端子板取付金具(A)303に
取り付けられている。
【0054】端子板(B)302部は、首振り構造をし
ており、端子板ブラケット(1)306及び端子板ブラ
ケット(2)307はナベネジ314にて架取付金具3
05に固着されている。端子板(B)302は、ナベネ
ジ312にて端子板取付金具(B)304に固定されて
おり、端子板取付金具(B)304は、金具凸部(A)
304−1が端子板ブラケット(1)306のヒンジ穴
306−1に嵌合し、端子板取付金具(B)304の金
具凸部(B)304−2は端子板ブラケット(2)30
7のヒンジ穴307−1に嵌合するようになっており、
ナベネジ313にて、端子板取付金具(B)304の固
定穴(1)304−3及び固定穴(2)304−4を介
して端子板ブラケット(1)306のネジ穴(1)30
6−2及び端子板ブラケット(2)307のネジ穴
(2)307−2に固定されている。
【0055】端子板取付金具(B)304の固定用ナベ
ネジ313を端子板取付金具(B)304の固定穴
(3)304−5及び固定穴(4)304−6を介し
て、端子板ブラケット(1)306のネジ穴(3)30
6−3及び端子板(2)307のネジ穴(4)307−
3に固定することにより、端子板ブラケット(1)30
6のヒンジ穴306−1及び端子板ブラケット(2)の
ヒンジ穴307−1を支点に端子板取付金具(B)30
4が45度回転した状態で固定される様に構成されてい
る。
【0056】図14は、端子板(B)302部を示す断
面図である。図14において、通常端子板(B)302
はイの状態で設置されているが、フレーム2aと端子板
(B)302間の距離2−20が狭く、端子板(B)3
02の端子板(A)302−1部の結線がやりずらい
が、端子板取付金具(B)304の固定穴(3)304
−5及び固定穴(4)304−6を利用して端子板取付
金具(B)304を固定すると、ロの位置に端子板
(B)302が傾き、端子板(A)302−1の結線が
容易となる。また、端子板(B)302−2は、イの通
常状態であれば結線が行なえる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、表面に
日除けを設けた密閉状の筐体本体内に電子機器を収納
し、自然対流による放熱と熱放射による放熱を可能にす
る筐体表面積を確保し、筐体本体内に、この筐体本体内
部と隔絶するバッテリー部を設け、このバッテリー部を
外気に連通させたから、日除けで筐体本体が受ける太陽
エネルギーの低減を計り、筐体本体表面の自然対流によ
る放熱と筐体本体表面からの熱放射による放熱とで放熱
できて、自然放熱を行うことができる。このために、熱
交換機等が不要になる。また、バッテリーから発生する
水素ガスが筐体本体内に充満することなく、バッテリー
電解液による電子部品の腐食を防止できる。
【0058】また、本発明は、請求項1記載の電子装置
の筐体構造において、バッテリー部が、バッテリーボッ
クスとバッテリーとこのバッテリーを搭載する棚板とを
有し、バッテリーボックス内にレールを設けて棚板を介
してバッテリーを引き出し可能にしたので、バッテリー
の交換及び保守点検が容易になる。
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筐体構造を備えた電子装置の外観図で
ある。
【図2】同電子装置の表扉を開いた状態を示す斜視図で
ある。
【図3】同電子装置の機能を説明するためのブロック図
である。
【図4】本発明の電子装置の筐体構造を示す分解斜視図
である。
【図5】本発明の電子装置の筐体構造の一部を示す断面
図である。
【図6】本発明の筐体構造を備えた電子装置の日除け構
造を示す斜視図である。
【図7】同電子装置のバッテリー収納部を示す分解斜視
図である。
【図8】同電子装置のバッテリー収納部のスライド構造
を説明する部分断面した斜視図である。
【図9】同電子装置にバッテリーを実装した状態を示す
斜視図である。
【図10】同電子装置にバッテリーを収納した状態を示
す斜視図である。
【図11】同電子装置の水素ガス排出構造を示す断面図
である。
【図12】同電子装置の水素ガス排出口を示す斜視図で
ある。
【図13】同電子装置の端子板取付構造を示す分解斜視
図である。
【図14】同電子装置の端子板取付構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 電話交換装置 2 筐体本体 2−1 ユニット取付柱(左) 2−2 ユニット取付柱(右) 3 表扉 3−2 ガス排出窓 20 側日除け 21 天日除け 22 扉日除け 30 パッキン 101 バッテリー 102 電源 105 ユニット 108 端子盤 201 バッテリーボックス 205 バッテリー搭載用棚板 302 端子板(B) 304 端子板取付金具(B)
フロントページの続き (72)発明者 添田 英嗣 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社 日立テレコムテクノロジー内 (56)参考文献 特開 平5−103353(JP,A) 実開 昭60−19282(JP,U) 実開 平5−4580(JP,U) 実開 平5−21575(JP,U) 実開 昭56−19983(JP,U) 実開 昭53−66111(JP,U) 特許2999644(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 1/00 - 1/16 H05K 7/00 - 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁にフラット面を設けた開口部を有する
    密閉状の筐体と、前記開口部を覆う開閉扉とを備え、前
    記筐体内に電子機器を収納する電子装置の筐体構造にお
    いて、 前記筐体内に、周囲にツバが設けられた1ヶ所の開口部
    を有する密閉されたバッテリーボックスを設け、 前記開閉扉に、前記フラット面に密着する第1のパッキ
    ンと、前記バッテリーボックスの開口部に対応したガス
    排出窓と、当該ガス排出窓の周面に設けられ前記ツバに
    密着する第2のパッキンとを設け、 前記排出窓に、スリット及びルーバーから成る通気孔を
    有する防雨カバーと小径の穴を有する防虫カバーとを重
    ねて設け、 前記筐体の天部に当該天部を覆う天日除けを、前記筐体
    の側部に当該側部を覆う側日除けを、前記開閉扉に当該
    開閉扉を覆う扉日除けをそれぞれ設け、 前記開閉扉を閉めた状態で、前記バッテリーボックスを
    前記ガス排出窓を介して外気に連通させると共に、当該
    ガス排出窓を前記扉日除けで覆うようにし たことを特徴
    とする電子装置の筐体構造。
  2. 【請求項2】 前記バッテリーボックス内にレールを設
    け、また、当該レールによりスライド可能な棚板を設け
    ると共に、当該棚板にバッテリーを載置し、当該棚板を
    介してバッテリーを引き出し可能にした請求項1記載の
    電子装置の筐体構造。
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