JP3251560B2 - 回転検出器構造 - Google Patents
回転検出器構造Info
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- JP3251560B2 JP3251560B2 JP10506499A JP10506499A JP3251560B2 JP 3251560 B2 JP3251560 B2 JP 3251560B2 JP 10506499 A JP10506499 A JP 10506499A JP 10506499 A JP10506499 A JP 10506499A JP 3251560 B2 JP3251560 B2 JP 3251560B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- mounting
- rotation detector
- insulator
- detector structure
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転検出器構造に
関し、特に、ステータの外周の一部に取付用突部を有し
ない非取付部を形成し、この非取付部に端子ピンを有す
る絶縁体の突出部材を位置させ、端子ピンのピン方向及
びリード線の引出し方向をステータの軸方向に沿って形
成するための新規な改良に関する。
関し、特に、ステータの外周の一部に取付用突部を有し
ない非取付部を形成し、この非取付部に端子ピンを有す
る絶縁体の突出部材を位置させ、端子ピンのピン方向及
びリード線の引出し方向をステータの軸方向に沿って形
成するための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の回転検出
器構造としては、図３及び図４で示される構成が採用さ
れていた。すなわち、図３及び図４において符号１で示
されるものは、全体形状が輪状をなしその外周にフラン
ジ状の取付用突部２を一体に有するステータであり、こ
のステータ１の内周には、複数の突出磁極３が所定間隔
で形成されている。このステータ１の内側には、輪状の
ロータ４が回転自在に設けられており、前記取付用突部
２には取付孔２ａが形成されていると共に、前記各突出
磁極３には、リード線５が接続されたステータ巻線（図
示せず）が設けられている。さらに、前記ステータ巻線
を覆うように輪状の絶縁体６が図４に示される状態で両
端面に設けられている。前記リード線５とステータ巻線
との間には、前記絶縁体６の一端に形成された接続部材
７が設けられ、このステータ巻線とリード線５とは、接
続部材７を中継点として接続されている。
器構造としては、図３及び図４で示される構成が採用さ
れていた。すなわち、図３及び図４において符号１で示
されるものは、全体形状が輪状をなしその外周にフラン
ジ状の取付用突部２を一体に有するステータであり、こ
のステータ１の内周には、複数の突出磁極３が所定間隔
で形成されている。このステータ１の内側には、輪状の
ロータ４が回転自在に設けられており、前記取付用突部
２には取付孔２ａが形成されていると共に、前記各突出
磁極３には、リード線５が接続されたステータ巻線（図
示せず）が設けられている。さらに、前記ステータ巻線
を覆うように輪状の絶縁体６が図４に示される状態で両
端面に設けられている。前記リード線５とステータ巻線
との間には、前記絶縁体６の一端に形成された接続部材
７が設けられ、このステータ巻線とリード線５とは、接
続部材７を中継点として接続されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転検出器構造
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、ステータの周縁のフランジ
状の取付用突部上に、接続部材を有する絶縁体が設けら
れていたため、接続部材に接続されたリード線は、図３
及び図４で示されるようにステータの径方向に沿って延
設されており、径を小さくして取付ける相手方の構成に
は不適当であった。
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、ステータの周縁のフランジ
状の取付用突部上に、接続部材を有する絶縁体が設けら
れていたため、接続部材に接続されたリード線は、図３
及び図４で示されるようにステータの径方向に沿って延
設されており、径を小さくして取付ける相手方の構成に
は不適当であった。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ステータの外周の一部に取
付用突部を有しない非取付部を形成し、この非取付部に
端子ピンを有する絶縁体の突出部材を位置させ、端子ピ
ンのピン方向及びリード線の引出し方向をステータの軸
方向に沿って形成した回転検出器構造を提供することを
目的とする。
めになされたもので、特に、ステータの外周の一部に取
付用突部を有しない非取付部を形成し、この非取付部に
端子ピンを有する絶縁体の突出部材を位置させ、端子ピ
ンのピン方向及びリード線の引出し方向をステータの軸
方向に沿って形成した回転検出器構造を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による回転検出器
構造は、全体形状が輪状をなし内周に複数の突出極部を
有し外周に取付用突部を有するステータと、前記各突出
極部に設けられたステータ巻線と、前記ステータの内側
に回転自在に設けられたロータと、前記取付用突部に形
成された取付孔とを有する回転検出器構造において、前
記ステータの外周に形成され前記取付用突部を有しない
非取付部と、前記ステータの端面に設けられ輪状をなす
絶縁体と、前記絶縁体に設けられ前記非取付部に対応す
る突出部材と、前記突出部材に設けられ前記ステータ巻
線に接続され、かつ、リード線が接続された複数の端子
ピンとを備え、前記端子ピンのピン方向及び前記リード
線の引出し方向は前記ステータの軸方向に沿って設けら
れている構成であり、また、前記絶縁体には前記突出極
部の形状に対応する突片が形成されており、さらに、前
記非取付部の外縁は円弧状をなしている構成である。
構造は、全体形状が輪状をなし内周に複数の突出極部を
有し外周に取付用突部を有するステータと、前記各突出
極部に設けられたステータ巻線と、前記ステータの内側
に回転自在に設けられたロータと、前記取付用突部に形
成された取付孔とを有する回転検出器構造において、前
記ステータの外周に形成され前記取付用突部を有しない
非取付部と、前記ステータの端面に設けられ輪状をなす
絶縁体と、前記絶縁体に設けられ前記非取付部に対応す
る突出部材と、前記突出部材に設けられ前記ステータ巻
線に接続され、かつ、リード線が接続された複数の端子
ピンとを備え、前記端子ピンのピン方向及び前記リード
線の引出し方向は前記ステータの軸方向に沿って設けら
れている構成であり、また、前記絶縁体には前記突出極
部の形状に対応する突片が形成されており、さらに、前
記非取付部の外縁は円弧状をなしている構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による回
転検出器構造の好適な実施の形態について説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図１及び図２において符号１で示されるもの
は、全体形状が輪状をなしその外周に舌片状（フランジ
状でも可）の取付用突部２を一体に有するステータであ
り、このステータ１の内周には複数の突出極部３が歯状
に形成されている。この取付用突部２には取付孔２ａが
設けられている。
転検出器構造の好適な実施の形態について説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図１及び図２において符号１で示されるもの
は、全体形状が輪状をなしその外周に舌片状（フランジ
状でも可）の取付用突部２を一体に有するステータであ
り、このステータ１の内周には複数の突出極部３が歯状
に形成されている。この取付用突部２には取付孔２ａが
設けられている。
【０００７】前記ステータ１の内側には、例えば、バリ
アブルリアクタンス型をなす楕円型のロータ４が回転自
在に設けられており、このステータ１の外周には、その
一部の取付用突部２を切欠いて形成された前記取付用突
部２が形成されていない状態の円弧状（又は直線、曲線
状も可）の非取付部１ａが形成されている。
アブルリアクタンス型をなす楕円型のロータ４が回転自
在に設けられており、このステータ１の外周には、その
一部の取付用突部２を切欠いて形成された前記取付用突
部２が形成されていない状態の円弧状（又は直線、曲線
状も可）の非取付部１ａが形成されている。
【０００８】前記ステータ１の端面１ｂには、前記各突
出極部３に対応する形状の突片６ａを有する輪状の絶縁
体６が設けられており、この絶縁体６の一部には前記取
付用突部２の外径と同じ外径を有する突出部材２０が一
体に形成されている。前記突出部材２０は、前記非取付
部１ａに対応して位置しており、この突出部材２０は図
２の断面図で特に示されるように、ステータの端面を利
用してステータ軸方向に入り込む形で形成されている。
出極部３に対応する形状の突片６ａを有する輪状の絶縁
体６が設けられており、この絶縁体６の一部には前記取
付用突部２の外径と同じ外径を有する突出部材２０が一
体に形成されている。前記突出部材２０は、前記非取付
部１ａに対応して位置しており、この突出部材２０は図
２の断面図で特に示されるように、ステータの端面を利
用してステータ軸方向に入り込む形で形成されている。
【０００９】前記突出部材２０には、Ｌ字型に形成され
た複数の端子ピン７が取付けられており、この端子ピン
７のピン方向Ａはステータ１の軸方向に沿って形成さ
れ、この端子ピン７には前記ステータ巻線（図示せず）
が接続されている。前記各端子ピン７に接続されたリー
ド線５は、前記ピン方向Ａと同一方向に引き出されてい
ると共に、前記各端子ピン７はカバー体２０ａによって
覆われている。従って、端子ピン７及びリード線５は図
１のように取付用突部２の外径以内に収められている。
た複数の端子ピン７が取付けられており、この端子ピン
７のピン方向Ａはステータ１の軸方向に沿って形成さ
れ、この端子ピン７には前記ステータ巻線（図示せず）
が接続されている。前記各端子ピン７に接続されたリー
ド線５は、前記ピン方向Ａと同一方向に引き出されてい
ると共に、前記各端子ピン７はカバー体２０ａによって
覆われている。従って、端子ピン７及びリード線５は図
１のように取付用突部２の外径以内に収められている。
【００１０】
【発明の効果】本発明による回転検出器構造は、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、ステータの外周の一部を切欠いて
端子ピン及びリード線を有する絶縁体の突出部材を位置
させ、端子ピンのピン方向及びリード線の引出し方向が
ステータの軸方向に沿っているため、回転検出器の外径
が取付用突部の外径で規定され、外径方向にスペースの
制約が存在する相手方に対する取付けが容易となる。ま
た、径寸法の小型化が可能となる。
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、ステータの外周の一部を切欠いて
端子ピン及びリード線を有する絶縁体の突出部材を位置
させ、端子ピンのピン方向及びリード線の引出し方向が
ステータの軸方向に沿っているため、回転検出器の外径
が取付用突部の外径で規定され、外径方向にスペースの
制約が存在する相手方に対する取付けが容易となる。ま
た、径寸法の小型化が可能となる。
【図１】本発明による回転検出器構造の平面図である。
【図２】図１の要部の断面図である。
【図３】従来の回転検出器の平面図である。
【図４】図３の要部の断面図である。
１ ステータ ２ 取付用突部 ２ａ 取付孔 ３ 突出極部 ４ ロータ １ａ 非取付部 ６ 絶縁体 ５ リード線 ７ 端子ピン ６ａ 突片 ２０ 突出部材
Claims (3)
- 【請求項１】 全体形状が輪状をなし内周に複数の突出
極部(3)を有し外周に取付用突部(2)を有するステータ
(1)と、前記各突出極部(3)に設けられたステータ巻線
と、前記ステータ(1)の内側に回転自在に設けられたロ
ータ(4)と、前記取付用突部(2)に形成された取付孔(2a)
とを有する回転検出器構造において、前記ステータ(1)
の外周に形成され前記取付用突部(2)を有しない非取付
部(1a)と、前記ステータ(1)の端面に設けられ輪状をな
す絶縁体(6)と、前記絶縁体(6)に設けられ前記非取付部
(1a)に対応する突出部材(20)と、前記突出部材(20)に設
けられ前記ステータ巻線に接続され、かつ、リード線
(5)が接続された複数の端子ピン(7)とを備え、前記端子
ピン(7)のピン方向(A)及び前記リード線(5)の引出し方
向は前記ステータ(1)の軸方向に沿って設けられている
ことを特徴とする回転検出器構造。 - 【請求項２】 前記絶縁体(6)には前記突出極部(3)の形
状に対応する突片(6a)が形成されていることを特徴とす
る請求項１記載の回転検出器構造。 - 【請求項３】 前記非取付部(1a)の外縁は円弧状をなし
ていることを特徴とする請求項１又は２記載の回転検出
器構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10506499A JP3251560B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 回転検出器構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10506499A JP3251560B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 回転検出器構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000292204A JP2000292204A (ja) | 2000-10-20 |
| JP3251560B2 true JP3251560B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=14397541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10506499A Expired - Fee Related JP3251560B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 回転検出器構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3251560B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7714470B2 (en) | 2006-09-26 | 2010-05-11 | Nidec Corporation | Resolver and brushless motor |
| US7830051B2 (en) | 2007-01-12 | 2010-11-09 | Nidec Corporation | Resolver, manufacturing method thereof, and motor using the resolver |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4848497B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2011-12-28 | 多摩川精機株式会社 | アウターロータレゾルバ用ステータ構造 |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP10506499A patent/JP3251560B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7714470B2 (en) | 2006-09-26 | 2010-05-11 | Nidec Corporation | Resolver and brushless motor |
| US7830051B2 (en) | 2007-01-12 | 2010-11-09 | Nidec Corporation | Resolver, manufacturing method thereof, and motor using the resolver |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000292204A (ja) | 2000-10-20 |
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