JP3251498B2 - 交流計測方法及び装置 - Google Patents

交流計測方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、50Hzまたは
60Hzの交流信号の電流、電圧、電力等の交流電気量
をサンプリングにより計測し、交流電気量の実効値や平
均値を演算し、計測情報として出力する、50Hzと6
0Hzに共用可能な交流計測方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の交流計測装置のブロック図
である。図において、1は電流/電圧変換装置、1a乃
至1dは、それぞれ第1回路から第4回路までの交流入
力信号を電圧に変換する電流/電圧変換回路、2はアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換装置、
2a乃至2dは、それぞれ第1回路から第4回路までの
電流/電圧変換装置1のアナログ出力をディジタル信号
に変換するA/D変換回路、3は第1回路から第4回路
までのディジタル信号入力のうちから1つをサイクリッ
クに選択して出力するマルチプレクサ、4はマルチプレ
クサ3により得られた計測データを記憶演算処理し、出
力情報に変換するマイクロコンピュータ、5はマイクロ
コンピュータ4の動作速度及びタイミングを制御するク
ロック回路、6は交流入力信号の周波数が50Hzか6
0Hzかを判別する周波数判別回路である。
【0003】次に、上記従来の交流計測装置の動作につ
いて説明する。交流入力信号は電流/電圧変換装置1に
より電圧信号に変換された後、A/D変換装置2に入力
され、ここでディジタル信号に変換されてマルチプレク
サ3に入力される。マルチプレクサ3は、マイクロコン
ピュータ4から送られるサンプル信号により、第1から
第4の各ディジタル信号をサンプリングし、マイクロコ
ンピュータ4に入力する。マイクロコンピュータ4はク
ロック回路5から送られるクロックに同期して動作す
る。マイクロコンピュータ4はマルチプレクサ3と同期
を取りながらディジタル信号を読み取り、ディジタル信
号を記憶する。マイクロコンピュータ4は記憶したディ
ジタルデータを読み取り、計測出力として第1回路から
第4回路の電流の実効値等各種電気量の演算を実行す
る。
【0004】サンプリングは、交流入力信号の1周期分
について行う。例えば、交流入力信号の周波数が50H
zの場合、1回路あたり1周期分の入力を10回サンプ
リングすると、1回路につきサンプリング周波数は、5
0×10=500Hzとなる。各サンプリングの時間間
隔は1/500=0.002秒=2m秒である。入力回
路は4回路あるので、マイクロコンピュータ4から送ら
れるサンプル信号の周波数は500×4=2000H
z、サンプリング時間は1/2000=0.5m秒とな
る。
【0005】図7に示すように、マイクロコンピユータ
4はマルチプレクサ3でサンプリングされたデータ(i
1-1 、i2-1 、i3-1 、i4-1 、i1-2 、i2-2 、・・
・i4-1 0・・・)を記憶し、演算を行う。
【0006】入力信号の実効値を求める場合、第1回路
の実効値は 第2回路の実効値は 第3回路の実効値は 第4回路の実効値は となる。
【0007】入力データのサンプリングは1周期分を整
数で除した周波数で行っているので、測定ポイントがず
れても1周期あたりのサンプリング個数は常に一定(本
例の場合常に10個)となり、第1から第4各入力回路
間での測定誤差は小さい。また、1周期あたりのサンプ
リング数が多いほど計測誤差は小さくなる。
【0008】サンプリングは、交流入力信号の1周期分
について行うので、例えば、交流入力信号の周波数が6
0Hzの場合、1回路あたり1周期分の入力を10回サ
ンプリングすると、1回路につきサンプリング周波数
は、60×10=600Hzとなる。各サンプリングの
時間間隔は1/600=0.0017秒=1.7m秒で
ある。
【0009】入力回路は4回路あるので、マイクロコン
ピュータ4から送られるサンプル信号の周波数は600
×4=2400Hz、サンプリング時間は1/2400
=0.42m秒となる。マイクロコンピュータ4から送
られるサンプリング信号の周波数を仮に50Hzと同じ
2000Hzにすると、1周期を8.3等分することに
なり、サンプリングポイントのずれによって1周期を8
回サンプリングする場合と7回サンプリングする場合が
発生することになる。従って、測定ポイントのずれによ
る計測精度の悪化、つまり各入力回路間での測定誤差が
大きくなる。
【0010】従って、第1回路から第4回路に入力され
る交流信号が50Hzであるのか60Hzであるのかを
判定し、この結果をマイクロコンピユータ4に伝達する
ための周波数判別回路6が必要である。マイクロコンピ
ュータ4は、周波数判別回路の情報を基に、サンプル信
号の周波数を2000Hzにすべきか2400Hzにす
べきかを決定する。
【0011】また、本例は、入力回路が第1から第4の
4回路について説明しているが、入力回路の回路数が多
くなるとサンプル信号の周波数を上げる必要がある。例
えば入力回路数が8となった場合は、4回路の場合の2
倍の周波数、すなわち入力信号の周波数が50Hzの場
合はサンプル信号の周波数を4kHzに、入力信号の周
波数が60Hzの場合はサンプル信号の周波数を4.8
kHzに設定する必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流計測装置
は、入力信号の1周期分を整数で除した周波数でサンプ
リングしているため、入力信号の周波数を判別する周波
数判別回路が必要であるという問題があった。
【0013】また、サンプリング方式による計測におい
ては、そのサンプリング周波数は計測する入力信号の周
波数に対して十分高く取る必要があり、例えば入力信号
の周波数の少なくとも10倍程度に設定する必要があ
る。このため、従来の交流計測装置では、入力回路全て
について1周期の間に10回程度のサンプリングを行う
必要があり、入力回路数が多いときには、高速でマルチ
プレクサを動作させ、高速でそのデータを読み込む必要
があり、マイクロコンピュータが入力データを読み込む
作業が頻繁に行われ、演算等他の作業ができなくなり、
測定できる入力回路数が制限されるという問題があっ
た。
【0014】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、周波数判別回路なしでも入力信
号の50Hz及び60Hzどちらでも誤差なく測定で
き、しかも多回路の入力信号でも低いサンプリング周波
数で精度よく測定できる交流計測方法及び装置を得るこ
とを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交流計測
方法は、50Hzまたは60Hz交流電流、電圧、電力
等の電気量をサンプリングすると共に、サンプリングし
た交流電気量の実効値や平均値を演算し、計測情報とし
て出力するようにした交流計測方法において、50Hz
と60Hzの交流電気量の各周期をそれぞれ整数倍して
得られた時間のうち、50Hzと60Hzに共通する
定の時間を単位とし、上記所定の時間をn等分(ただし
nは7以上の素数)した周期でサンプリングを行なうよ
うにしたものである。
【0016】また、サンプリングデータの計測演算をす
る所定の時間は100m秒を単位とするものである。ま
た、被計測商用交流電気量が複数の場合、サンプリング
クロック周波数を10×n×被計測数にして各被計測交
流電気量の計測演算対象のサンプリングデータを1/被
計測数毎に取り出すようにしたものである。
【0017】また、サンプリングにおいて、計測演算対
象の等分数nマイナス1のデータ数に対して順次最新の
サンプリング値を採用し、最も古いサンプリング値を廃
却してサンプリングデータの計測演算を行なうようにし
ものである。
【0018】また、この発明に係る交流計測装置は、商
用交流電気量を電圧信号に変換する電圧変換装置、この
電圧変換装置で変換された電圧信号をディジタル信号に
変換するA/D変換装置、このA/D変換装置の出力を
サンプリングするマルチプレクサ、及びこのマルチプレ
クサの出力を演算処理し交流電気量の実効値等を計測情
報として出力するとともに、上記マルチプレクサのサン
プリング周期を決定するマイクロコンピュータを備え、
上記マイクロコンピュータは、100m秒単位でサンプ
リングデータの計測演算を行うとともに、上記マルチプ
レクサにおけるサンプリングを、100m秒を7以上の
素数nで分割した周期で行うようにしたものである。
【0019】また、電圧変換装置及びA/D変換装置
は、計測されるべき交流電気量が複数の場合、それぞれ
の入力信号に対応する複数の電圧変換回路と複数のA/
D変換回路を備え、マイクロコンピュータにおけるサン
プリングクロック周波数を10×n×被計測数にし、マ
ルチプレクサで1/被計測数のクロック位置を順次演算
対象のデータとするものである。
【0020】また、マイクロコンピュータは、サンプリ
ングにおいて、計測演算対象の分割素数nマイナス1の
データ数に対して順次最新のサンプリング値を採用し、
最も古いサンプリング値を廃却してサンプリングデータ
の計測演算を行うようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すブ
ロック図である。図において、1乃至5は上記従来装置
での説明と同様のものである。
【0022】次に、上記構成の交流計測装置の動作につ
いて説明する。第1から第4までの入力信号は、電流/
電圧変換回路1a、1b、1c、1dにおいて電圧信号
に変換された後、A/D変換回路2a、2b、2c、2
dによってディジタル信号(量)に変換され、マルチプ
レクサ3によって一定の周期でサンプリングされ、マイ
クロコンピュータ4に入力される。マイクロコンピュー
タ4は、サンプリングされた入力信号を記憶し、各回路
毎に入力信号の演算例えば実効値演算等を行い、計測情
報として出力する。マルチプレクサ3のサンプリング
は、マイクロコンピュータ4によって決定された周期に
従って行われる。
【0023】入力信号である商用電源の周波数は50H
zまたは60Hzに限定されているので、サンプリング
周期は次の通り決定される。50Hzの信号と60Hz
の信号が共通して整数倍の周期となる時間を求めると、
100m秒、200m秒、300m秒、・・・となる。
このうち最も小さい値である100m秒を1つの単位と
して考えることができる。100m秒を整数で分割した
時間でサンプリングすれば、入力信号が50Hzの場合
も60Hzの場合も一定周期(50Hzの場合は5周
期、60Hzの場合は6周期)内のサンプル数が変わら
ない。従って、50HZを入力信号とした場合と60H
zを入力信号とした場合でマイクロコンピュータ4の演
算結果に差異が出ることはない。従って、入力信号が5
0Hzなのか60HZなのかを判別する必要なくサンプ
リングができる。
【0024】次に、100m秒を何分割するかについて
説明する。図2に示すとおり、入力信号が50Hzの場
合、100m秒では入力信号が5周期存在するから、1
00m秒を5等分した時間でサンプリングを行うと、常
に1周期の同一位置のサンプリングを行うのと同等とな
り、1周期を1点だけサンプリングしたことにしかなら
ない。また、100m秒を6等分した時間でサンプリン
グを行うと、1周期の6つのポイントをサンプリングし
たのと同等になり、見かけ上のサンプリング周波数は5
倍となる。100m秒を7等分した時間でサンプリング
を行うと、1周期の7つのポイントをサンプリングした
のと同等になり、見かけ上のサンプリング周波数は5倍
となる。同様に8等分、9等分、11等分、12等分、
13等分、14等分した場合の見かけ上のサンプリング
周波数は、実際のサンプリング周波数の5倍となる。
【0025】入力信号の1周期目のゼロクロスポイント
(立ち上がりのゼロクロス)から分割を開始するものと
する。100m秒5周期分を7等分すると、図2に示す
ように分割される。各分割ポイントが立ち上がりのゼロ
クロス点からどれだけ離れているかを調べる。分割数を
周期の数で除すと、7/5=1+2/5になる。分割ポ
イントの長さを1とおくと、1周期は1と2/5の長さ
となる。従って、のポイントは立ち上がりのゼロクロ
ス点から1の長さとなる。のポイントは立ち上がりの
ゼロクロス点から1−2/5=3/5の長さとなる。2
周期分の長さは7/5×2=2+4/5になる。従っ
て、のポイントはゼロクロス点から1−4/5=1/
5の長さとなる。3周期分の長さは7/5×3=4+1
/5になり、のポイントは立ち上がりのゼロクロス点
から1/5の長さとなる。従って、のポイントは立ち
上がりのゼロクロス点から1−1/5=4/5の長さと
なる。4周期分の長さは7/5×4=5+3/5にな
る。従って、のポイントは、立ち上がりのゼロクロス
点から1−3/5=2/5となる。
【0026】このように分割数を周期数で除した値を分
数で求め、1倍、2倍、3倍、4倍し、整数部をのぞい
た値を求めると、2/5、4/5、1/5、3/5とな
り、各分割ポイントが立ち上がりのゼロクロス点から異
なった距離にあることがわかる。同様にして分数を求め
ると、8等分の場合は3/5、1/5、4/5、2/5
となり、各分割ポイントが立ち上がりのゼロクロス点か
ら異なった距離にある。
【0027】入力信号が60Hzの場合を図3に示す。
100m秒では入力信号が6周期存在するから、100
m秒を6等分した時間でサンプリングを行うと、常に1
周期の同一位置のサンプリングを行うのと同等となり、
1周期を1点だけサンプリングしたことにしかならな
い。100m秒を7等分した時間でサンプリングを行う
と、1周期の7つのポイントをサンプリングしたのと同
等になり、見かけ上のサンプリング周波数は6倍とな
る。100m秒を8等分した時間でサンプリングを行う
と、1周期の4つのポイントをサンプリングしたのと同
等になり、見かけ上のサンプリング周波数は3倍とな
る。
【0028】50Hzの場合と同様に、分割数を周期数
で除した分数を求め、1倍、2倍、3倍、4倍、5倍し
整数部を除いた値を求めると、7等分の場合、1/6、
2/6、3/6、4/6、5/6となり、各分割ポイン
トが立ち上がりのゼロクロス点から異なった距離にある
ことがわかる。8等分の場合、2/6、4/6、0/
6、2/6、4/6となり、各分割ポイントのうち立ち
上がりのゼロクロス点から同じ距離にあるものが存在す
ることがわかる。
【0029】50Hz、60Hzそれぞれの分割ポイン
トが立ち上がりのゼロクロス点から異なった距離にある
とき、見かけ上のサンプリング周波数は50Hzの場合
5倍、60Hzの場合は6倍となる。見かけ上のサンプ
リング周波数が50Hz時は5倍でかつ60Hz時は6
倍になるような分割を求めると、7、11、13、1
7、19、23、・・・(素数)であることが判明す
る。
【0030】実施の形態2. マイクロコンピュータ4は素数のうちから適当な値をあ
らかじめ選定し、例えば素数に7を選択して、100m
秒を選択素数7で分割する。つまり一つの計測サンプリ
ングには70Hzのサンプリング周波数で入力信号をサ
ンプリングすればよい。そこで、複数の被計測回路があ
る場合、例えば被計測入力信号が4回路から入力される
場合は、クロック回路5からのサンプリングクロックは
最低70×4=280Hzにして、マルチプレクサ3で
各1/4のクロック位置を順次演算対象のデータとする
ことで、4回路の計測が同時に可能である。即ち、分割
素数nの10倍×被計測回路数のサンプリング周波数で
複数の被計測回路のサンプリングができる。
【0031】マイクロコンピユータ4は、入力信号の1
00m秒間を単位に以下の電気量演算を行う。図4に示
すとおり、100m秒を7等分した場合のn=7におい
て、第1回路の実効値は 第2回路の実効値は 第3回路の実効値は 第4回路の実効値は となる。
【0032】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3におけるサンプリング値の計測演算を行う状況を説
明する図である。この図では、100m秒を7分割する
場合を示す。7分割されたサンプリングタイミングの
内、後ろから7個のデータを演算対象とする。この7個
のデータは、被計測商用交流が50Hz、60Hzに関
係なく1サイクルに相当する各部のサンプリングデータ
であり、演算処理することにより最初の100m秒間
(サンプリングタイミング〜)の計測値D1が得ら
れる。次のサンプリングにおいては、サンプリングタイ
ミング〜の7個のデータを演算対象にして計測値D
2を得る。このように、最も古いサンプリングタイミン
グのデータを捨てて、最新のサンプリングタイミングの
データを演算処理の対象に採用することで、被計測商用
交流の被計測値の変動に早く追従できる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、50
Hzまたは60Hzの入力信号を100m秒の単位で素
数に分割したサンプリングを行うので、50Hzと60
HZの判別を行う回路が不要となり、簡単な回路構成で
製品を構築できる。しかもサンプリング周波数を低く
(従来方式の1/5)することができるため、マイクロ
コンピュータのデータ読み込みに要する時間が短縮で
き、マイクロコンピュータが入力できる入力信号数を増
やすことができる効果がある。マイクロコンピュータの
入力回路数を増やさなくてよい場合はマイクロコンピュ
ータの処理速度を遅くできるため、安価な低速マイクロ
コンピュータとし、安価な計測装置にできる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る交流計測装置
を示すブロック回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作を説明する波
形図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作を説明する波
形図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の動作を説明する波
形図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の動作を説明する波
形図である。
【図6】 従来の交流計測装置を示すブロック回路図で
ある。
【図7】 従来の交流計測装置の動作を説明する波形図
である。
【符号の説明】
1 電流/電圧変換装置、1a、1b、1c、1d 電
流/電圧変換回路、2 A/D変換装置、2a、2b、
2c、2d A/D変換回路、3 マルチプレクサ、4
マイクロコンピュータ、5 クロック回路。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 50Hzまたは60Hz交流電流、電
    圧、電力等の電気量をサンプリングすると共に、サンプ
    リングした交流電気量の実効値や平均値を演算し、計測
    情報として出力するようにした交流計測方法において、
    50Hzと60Hzの交流電気量の各周期をそれぞれ整
    数倍して得られた時間のうち、50Hzと60Hzに共
    通する所定の時間を単位とし、上記所定の時間をn等分
    (ただしnは7以上の素数)した周期でサンプリングを
    行なうようにしたことを特徴とする交流計測方法。
  2. 【請求項2】 サンプリングデータの計測演算をする所
    定の時間は100m秒を単位とすることを特徴とする請
    求項1記載の交流計測方法。
  3. 【請求項3】 計測される商用交流電気量が複数の場
    合、サンプリングクロック周波数を10×n×被計測数
    にして各被計測交流電気量の計測演算対象のサンプリン
    グデータを1/被計測数毎に取り出すようにしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の交流計測方
    法。
  4. 【請求項4】 サンプリングにおいて、計測演算対象の
    等分数nマイナス1のデータ数に対して順次最新のサン
    プリング値を採用し、最も古いサンプリング値を廃却し
    てサンプリングデータの計測演算を行なうようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載
    の交流計測方法。
  5. 【請求項5】 商用交流電気量を電圧信号に変換する電
    圧変換装置、この電圧変換装置で変換された電圧信号を
    ディジタル信号に変換するA/D変換装置、このA/D
    変換装置の出力をサンプリングするマルチプレクサ、及
    びこのマルチプレクサの出力を演算処理し交流電気量の
    実効値等を計測情報として出力するとともに、上記マル
    チプレクサのサンプリング周期を決定するマイクロコン
    ピュータを備え、上記マイクロコンピュータは、100
    m秒単位でサンプリングデータの計測演算を行うととも
    に、上記マルチプレクサにおけるサンプリングを、10
    0m秒を7以上の素数nで分割した周期で行うようにし
    たことを特徴とする交流計測装置。
  6. 【請求項6】 電圧変換装置及びA/D変換装置は、被
    計測交流電気量が複数の場合、それぞれの入力信号に対
    応する複数の電圧変換回路と複数のA/D変換回路を備
    え、マイクロコンピュータにおけるサンプリングクロッ
    ク周波数を10×n×被計測数にし、マルチプレクサで
    1/被計測数のクロック位置を順次演算対象のデータと
    することを特徴とする請求項5記載の交流計測装置。
  7. 【請求項7】 マイクロコンピュータは、サンプリング
    において、計測演算対象の分割素数nマイナス1のデー
    タ数に対して順次最新のサンプリング値を採用し、最も
    古いサンプリング値を廃却してサンプリングデータの計
    測演算を行うようにしたことを特徴とする請求項5また
    は請求項6記載の交流計測装置。
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