JP3251120B2 - シート供給装置 - Google Patents

シート供給装置

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JP3251120B2 JP06082894A JP6082894A JP3251120B2 JP 3251120 B2 JP3251120 B2 JP 3251120B2 JP 06082894 A JP06082894 A JP 06082894A JP 6082894 A JP6082894 A JP 6082894A JP 3251120 B2 JP3251120 B2 JP 3251120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷用紙やOHP(Ove
r-Head Projector)シート等のシート体を複写機などに
順次給送するシート供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】業務用の複写機などは印刷用紙等のシー
ト体を大量に消費するため、大容量の給紙装置であるシ
ート供給装置をオプションなどとして装着できるように
した機種がある。そして、このようなシート供給装置
は、例えば、多数のシート体が積載されるシート載置台
を載置台昇降機構で上下方向に移動自在に支持し、この
上下方向に移動自在なシート載置台に積載されたシート
体をシート給送機構で最上位から外部の複写機などに順
次給送する構造などとなっている。
【0003】このようなシート供給装置は、シート載置
台に載置されたシート体が終了したような場合、載置台
昇降機構でシート補充位置を最上位のシート補充位置に
配置することができるので、シート体の補充作業が容易
である。しかし、このようなシート供給装置を設けるこ
とで、複写機などに大量のシート体を連続的に供給する
ことができるが、さらに大量のシート体を供給すること
が現在では要望されている。
【0004】そこで、本発明者は上述のようなシート供
給装置を一つのシート収納部と想定し、複数のシート収
納部をシート体の給送方向に連続配置してシート供給装
置を形成することを創案した。この場合、図7に例示す
るように、このシート供給装置1は、多数のシート体2
が各々積載される第一・第二のシート載置台3,4を載
置台昇降機構(図示せず)で上下方向に移動自在に個々
に支持した第一・第二のシート収納部5,6を前記シー
ト体2の給送方向に連続配置し、これら第一・第二のシ
ート収納部5,6のシート体2を本体ハウジング7の一
つのシート給送口8に順次搬送して複写機(図示せず)
などに給送する第一・第二のシート給送機構をフィード
ローラ9,10やガイドプレート(図示せず)等で形成
した構造などとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなシート供
給装置1では、極めて多量のシート体2を第一・第二の
シート収納部5,6から複写機(図示せず)などに連続
的に供給できることになる。
【0006】しかし、このシート供給装置1では、第一
のシート載置台3に積載されたシート体2は、シート給
送口8に従来と同様に簡易に給送することができるが、
第二のシート載置台4に積載されたシート体2をシート
給送口8まで搬送する場合には、シート体2が積載され
た第一のシート載置台3の移動領域を回避する必要があ
る。このため、第二のシート載置台4からシート給送口
8に連通するシート搬送路11,12は、図示するよう
に、本体ハウジング7の上部や底部に形成することにな
るが、これではシート搬送路11,12の全長が長大と
なって形状も複雑となるため、シート体2の給送速度が
低下すると共にジャムの発生率が増大する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
多数のシート体が積載されるシート載置台を載置台昇降
機構で上下方向に移動自在に支持してシート収納部を形
成し、少なくとも第一・第二のシート収納部を前記シー
ト体の給送方向に連続配置し、前記第一のシート載置台
に積載された前記シート体を最上位から順次給送する第
一のシート給送機構を設け、この第一のシート給送機構
に連通するシート搬送路を前記第一のシート載置台の下
部に形成し、この第一のシート載置台の前記シート搬送
路が前記第一のシート給送機構に連通した状態で前記第
二のシート載置台に積載された前記シート体を最上位か
ら前記シート搬送路に順次給送する第二のシート給送機
構を設けた。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第一のシート載置台に載置されたシート体
の終了を検知する終了検知手段を設け、この終了検知手
段が前記シート体の終了を検知すると載置台昇降機構で
第一・第二のシート給送機構にシート搬送路が連通する
シート補充位置に前記第一のシート載置台を上昇させて
配置する昇降制御手段を設け、この昇降制御手段が前記
第一のシート載置台をシート補充位置に配置した状態で
第一・第二のシート給送機構を駆動する給送制御手段を
設けた。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、給送制御手段が第一・第二のシート給送機
構を駆動する状態では第一のシート収納部の載置台昇降
機構の作動を禁止する誤動作防止手段を設けた。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明は、第一のシート給送機構
に連通した第一のシート載置台の下部のシート搬送路
に、第二のシート給送機構が第二のシート載置台に積載
されたシート体を最上位から順次給送することにより、
第一・第二のシート収納部に収納された極めて多量のシ
ート体を連続的に給送し、特に第二のシート収納部のシ
ート体は形状が単純で短距離のシート搬送路で給送す
る。
【0011】請求項2記載の発明は、第一のシート載置
台に載置されたシート体の終了を終了検知手段が検知す
ると昇降制御手段が載置台昇降機構で第一・第二のシー
ト給送機構にシート搬送路が連通するシート補充位置に
第一のシート載置台を上昇させて配置し、この第一のシ
ート載置台をシート補充位置に配置した状態で第一・第
二のシート給送機構を給送制御手段が駆動することによ
り、第一のシート収納部のシート体が終了すると第一の
シート載置台を自動的にシート補充位置に配置し、この
ように第一のシート収納部にシート体を補充する状態で
も第二のシート収納部のシート体を給送する。
【0012】請求項3記載の発明は、給送制御手段が第
一・第二のシート給送機構を駆動する状態では誤動作防
止手段が第一のシート収納部の載置台昇降機構の作動を
禁止することにより、第二のシート収納部が給送したシ
ート体が第一のシート載置台の下部のシート搬送路でジ
ャムを発生することを防止する。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。なお、本実施例で例示するシート供給装置に関
し、一従来例として前述したシート供給装置1と同一の
部分は、同一の名称と符号とを利用して詳細な説明は省
略する。
【0014】まず、このシート供給装置13は、図2に
例示するように、ここでは複写機14に連結されてお
り、このシート供給装置13の本体ハウジング7の前面
のシート給送口8は、前記複写機14の本体ハウジング
15の後面のシート挿入口16に連通している。
【0015】そして、このシート供給装置13は、図1
ないし図3に例示するように、多数のシート体2が各々
積載される第一・第二のシート載置台3,4が第一・第
二の載置台昇降機構17,18で上下方向に移動自在に
支持されており、これら第一・第二のシート収納部5,
6がシート体2の給送方向に連続配置されている。ここ
で、前記第一・第二の載置台昇降機構17,18は、図
3に例示するように、本体ハウジング7の内側面の上部
と下部との前後に配置されて一個に駆動モータ19,2
0が連結されたガイドプーリ21,22でエンドレスの
駆動ワイヤ23,24を転動自在に張架し、この駆動ワ
イヤ23,24に前記シート載置台3,4の外側面の前
部と後部とを各々連結した構造となっている。
【0016】より詳細には、図4に例示するように、シ
ート載置台3,4の外側面の前部と後部とには凹溝25
が形成された凸部26が形成されており、前記駆動ワイ
ヤ23,24は所定位置に小球27が固定されている。
そこで、前記凹溝25に挿通された前記駆動ワイヤ2
3,24の前記小球27が前記凸部26の底面に係合す
ることで、第一・第二のシート載置台3,4は前記第一
・第二の載置台昇降機構17,18で上下方向に移動自
在に支持されている。
【0017】そして、このシート供給装置13は、第一
・第二のシート載置台3,4の上面にシート体2の有無
を検知する終了検知手段であるシート有無センサ28,
29が、例えば、フィラーを組付けた透過型フォトセン
サ等で設けられており、本体ハウジング7の底部の前後
には上下方向に移動自在な第一・第二のシート載置台
3,4を下限位置で検知する下限位置センサ30,31
が反射型フォトセンサ等で設けられている。さらに、こ
のシート供給装置13では、本体ハウジング7の底部の
前部に上下方向に移動自在な第一のシート載置台3をシ
ート補充位置である上限位置で検知する上限位置センサ
32も反射型フォトセンサ等で設けられており、ここで
は第二のシート載置台4を上限位置で検知する上限位置
センサは省略されている。
【0018】そして、このシート供給装置13では、第
一・第二のシート収納部5,6のシート体2を本体ハウ
ジング7の一つのシート給送口8から前記複写機14に
給送する第一・第二のシート給送機構33,34が、こ
こではフィードローラ35,36やガイドプレート3
7,38等で形成されており、さらに、これら第一・第
二のシート給送機構33,34を連通させるシート搬送
路39が、前記第一のシート載置台3の下面に装着され
たガイドプレート40やガイドローラ41等で形成され
ている。
【0019】そして、このシート供給装置13は、回路
的には図5に例示するように、前記各種センサ28〜3
2や前記載置台昇降機構17,18の前記駆動モータ1
9,20や前記第一・第二のシート給送機構33,34
の駆動モータ42,43等を、各種のデータ処理を実行
するワンチップCPU(Central Processing Unit)44
に接続した構造となっている。
【0020】そこで、このシート供給装置13は、第一
のシート載置台3に載置されたシート体2の終了を前記
シート有無センサ28が検知すると、図6のフローチャ
ートでステップS2,S3として後述するように、昇降
制御手段が前記第一の載置台昇降機構17で上限位置に
前記第一のシート載置台3を配置するようになってお
り、このように前記第一のシート載置台3を上限位置に
配置した状態で給送制御手段が前記第一・第二のシート
給送機構33,34を駆動するようになっている。
【0021】さらに、このシート供給装置13は、上述
のように給送制御手段が第一・第二のシート給送機構3
3,34を駆動して第二のシート収納部6のシート体2
を前記複写機14に給送する状態では、ステップS4と
して後述するように、誤動作防止手段が第一のシート収
納部5の載置台昇降機構17の作動を禁止するようにな
っている。
【0022】このような構成において、このシート供給
装置13では、通常は図1(a)に例示するように、第
一・第二のシート収納部5,6にシート体2が収納され
た状態で、第一のシート収納部5のシート体2を第一の
シート給送機構33で複写機14に順次給送するように
なっている。この時、第一のシート載置台3に積載され
た多数のシート体2は第一のシート給送機構33で最上
位から順次給送されるようになっているので、このシー
ト体2の減少に対応して第一の載置台昇降機構17が第
一のシート載置台3を順次上昇させるようになってい
る。
【0023】そして、このシート供給装置13では、第
一のシート載置台3に積載されたシート体2の終了をシ
ート有無センサ28が検知すると、図1(b)に例示す
るように、第一のシート載置台3を第一の載置台昇降機
構17で上昇させて上限位置センサ32の検知により上
限位置に配置する。すると、第一のシート載置台3の下
部にガイドプレート40等で形成されたシート搬送路3
9により第一・第二のシート給送機構33,34が連通
するので、この状態で第二のシート収納部6のシート体
2を第二のシート給送機構34でシート搬送路39に給
送し、このシート搬送路39に給送されたシート体2を
第一のシート給送機構33で複写機14に給送すること
になる。このようにすることで、このシート供給装置1
3では、極めて多量のシート体2を第一・第二のシート
収納部5,6から複写機14などに連続的に供給できる
ことになる。
【0024】ここで、このシート供給装置13では、上
述のように第一のシート収納部5のシート体2が終了す
ると、これをパイロットランプ(図示せず)の点滅など
でユーザに報知するようになっている。そこで、この報
知信号を確認したユーザは、第二のシート収納部6から
複写機14にシート体2を順次給送しているシート供給
装置13に対し、図1(c)に例示するように、その本
体ハウジング7の上部ハッチ(図示せず)を開放するな
どして第一のシート載置台3上にシート体2を補充する
ことになる。
【0025】そこで、このように第一のシート収納部5
のシート体2が終了して第二のシート収納部6のシート
体2を複写機14に給送する状態におけるシート供給装
置13のデータ処理を、図6のフローチャートに基づい
て以下に順次説明する。まず、このシート供給装置13
は、第一のシート載置台3に対するシート体2の補充の
有無をシート有無センサ28の検知出力で判断し(ステ
ップS1)、これが無い場合には第一の載置台昇降機構
17で第一のシート載置台3を上限位置に連続的に配置
する(ステップS2,S3)。
【0026】そして、第一のシート載置台3にシート体
2が補充されたことをシート有無センサ28で検知した
場合には、第二のシート収納部6のシート体2を給送中
であるか否かを判断し(ステップS4)、これが給送中
であることを検知した場合には初期状態に復帰する。そ
こで、第二のシート収納部6のシート体2を給送中でな
いことを検知した場合には、第一の載置台昇降機構17
で第一のシート載置台3を下限位置まで下降させ(ステ
ップS5,S6)、シート体2の給送を第二のシート収
納部6から第一のシート収納部5に復帰させる。
【0027】このようにすることで、このシート供給装
置13は、第一のシート収納部5のシート体2が終了す
ると第一のシート載置台3が自動的に上限位置に配置さ
れるので、第一のシート載置台3にシート体2を補充す
るユーザの作業が簡易で負担が軽減されている。しか
も、このように第一のシート収納部5にシート体2を補
充する状態でも、第二のシート収納部6のシート体2を
同時に給送できるので、その作業能率が良好で給送動作
の遅滞を防止することができる。
【0028】さらに、このシート供給装置13では、第
二のシート載置台4に積載されたシート体2は第一のシ
ート載置台3の下部に形成されたシート搬送路39で複
写機14に給送されるので、第一のシート載置台3の移
動領域を回避するために本体ハウジング7の上部や底部
にシート搬送路を形成する必要がない。このため、この
シート供給装置13では、第二のシート収納部6からシ
ート給送口8に至るシート搬送路39は、その全長が最
短距離で形状も単純となっており、シート体2の給送速
度が良好であると共にジャムの発生率も低下している。
【0029】しかも、このシート供給装置13では、上
述のように第一のシート載置台3の下部のシート搬送路
39で第二のシート収納部6のシート体2を複写機14
に給送している状態では、第一の載置台昇降機構17の
作動を禁止するようになっているので、第二のシート収
納部6が給送したシート体2が第一のシート載置台3の
下部のシート搬送路39でジャムを発生することも防止
されている。
【0030】なお、本実施例のシート供給装置13で
は、一個の本体ハウジング7の内部に第一・第二のシー
ト収納部5,6を配置することを例示したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば、別個の
ユニットとして独立した第一・第二のシート収納部(図
示せず)を連続配置するようなことも可能である。さら
に、このシート供給装置13では、シート体2の給送方
向に第一・第二のシート収納部5,6のみを配置するこ
とを例示したが、これに第三のシート収納部や第四のシ
ート収納部(共に図示せず)などを順次付加することも
可能である。
【0031】また、本実施例で云う前後や上下などの方
向は、説明を簡略化するために便宜的に定義したもので
あり、これは実際の装置の設置や使用の方向を限定する
ものではない。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、多数のシート体
が積載されるシート載置台を載置台昇降機構で上下方向
に移動自在に支持してシート収納部を形成し、少なくと
も第一・第二のシート収納部を前記シート体の給送方向
に連続配置し、前記第一のシート載置台に積載された前
記シート体を最上位から順次給送する第一のシート給送
機構を設け、この第一のシート給送機構に連通するシー
ト搬送路を前記第一のシート載置台の下部に形成し、こ
の第一のシート載置台の前記シート搬送路が前記第一の
シート給送機構に連通した状態で前記第二のシート載置
台に積載された前記シート体を最上位から前記シート搬
送路に順次給送する第二のシート給送機構を設けたこと
により、第一・第二のシート収納部に収納された極めて
多量のシート体を連続的に給送することができ、第二の
シート収納部のシート体を形状が単純で短距離のシート
搬送路で給送することができるので、シート体の給送速
度の向上やジャムの発生率の低下に寄与することができ
る等の効果を有するものである。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第一のシート載置台に載置されたシート体
の終了を検知する終了検知手段を設け、この終了検知手
段が前記シート体の終了を検知すると載置台昇降機構で
第一・第二のシート給送機構にシート搬送路が連通する
シート補充位置に前記第一のシート載置台を上昇させて
配置する昇降制御手段を設け、この昇降制御手段が前記
第一のシート載置台をシート補充位置に配置した状態で
第一・第二のシート給送機構を駆動する給送制御手段を
設けたことにより、第一のシート収納部のシート体が終
了すると第一のシート載置台が自動的にシート補充位置
に配置されるので、第一のシート載置台にシート体を補
充するユーザの作業負担を軽減することができ、しか
も、このように第一のシート収納部にシート体を補充す
る状態でも第二のシート収納部のシート体を給送するこ
とができるので、その作業能率が良好で給送動作の遅滞
を防止することができる等の効果を有するものである。
【0034】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、給送制御手段が第一・第二のシート給送機
構を駆動する状態では第一のシート収納部の載置台昇降
機構の作動を禁止する誤動作防止手段を設けたことによ
り、第二のシート収納部が給送したシート体が第一のシ
ート載置台の下部のシート搬送路でジャムを発生するこ
とを防止することができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート供給装置の一実施例を例示し、
(a)は第一のシート収納部かがシート体を給送する状
態を例示する縦断側面図、(b)は第一のシート収納部
のシート体が終了して第二のシート収納部がシート体を
給送する状態を例示する縦断側面図、(c)は複写機に
第二のシート収納部がシート体を給送する状態で第一の
シート収納部にシート体が補充された状態を例示する縦
断側面図である。
【図2】複写機にシート供給装置を組合せた状態を例示
する縦断側面図である。
【図3】シート供給装置の内部構造を例示する側面図で
ある。
【図4】シート載置台と駆動ワイヤとの連結構造を例示
する分解斜視図である。
【図5】シート供給装置の回路構造を例示するブロック
図である。
【図6】第一のシート収納部のデータ処理を例示するフ
ローチャートである。
【図7】従来例に基づいて本発明者が想定したシート供
給装置を例示する縦断側面図である。
【符号の説明】
2 シート体 3 第一のシート載置台 4 第二のシート載置台 5 第一のシート収納部 6 第二のシート収納部 13 シート供給装置 17,18 載置台昇降機構 28 終了検知手段 33 第一のシート給送機構 34 第二のシート給送機構 39 シート搬送路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のシート体が積載されるシート載置
    台を載置台昇降機構で上下方向に移動自在に支持してシ
    ート収納部を形成し、少なくとも第一・第二のシート収
    納部を前記シート体の給送方向に連続配置し、前記第一
    のシート載置台に積載された前記シート体を最上位から
    順次給送する第一のシート給送機構を設け、この第一の
    シート給送機構に連通するシート搬送路を前記第一のシ
    ート載置台の下部に形成し、この第一のシート載置台の
    前記シート搬送路が前記第一のシート給送機構に連通し
    た状態で前記第二のシート載置台に積載された前記シー
    ト体を最上位から前記シート搬送路に順次給送する第二
    のシート給送機構を設けたことを特徴とするシート供給
    装置。
  2. 【請求項2】 第一のシート載置台に載置されたシート
    体の終了を検知する終了検知手段を設け、この終了検知
    手段が前記シート体の終了を検知すると載置台昇降機構
    で第一・第二のシート給送機構にシート搬送路が連通す
    るシート補充位置に前記第一のシート載置台を上昇させ
    て配置する昇降制御手段を設け、この昇降制御手段が前
    記第一のシート載置台をシート補充位置に配置した状態
    で第一・第二のシート給送機構を駆動する給送制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のシート供給装
    置。
  3. 【請求項3】 給送制御手段が第一・第二のシート給送
    機構を駆動する状態では第一のシート収納部の載置台昇
    降機構の作動を禁止する誤動作防止手段を設けたことを
    特徴とする請求項2記載のシート供給装置。
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