JP3249656B2 - 根菜収穫機の葉茎切断装置 - Google Patents
根菜収穫機の葉茎切断装置Info
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- JP3249656B2 JP3249656B2 JP23213393A JP23213393A JP3249656B2 JP 3249656 B2 JP3249656 B2 JP 3249656B2 JP 23213393 A JP23213393 A JP 23213393A JP 23213393 A JP23213393 A JP 23213393A JP 3249656 B2 JP3249656 B2 JP 3249656B2
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- Japan
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- root
- shaft
- outer shaft
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- root vegetable
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として人参、大根な
どの根菜類を引き抜いて葉切りまで行うように構成した
根菜収穫機に関するものである。
どの根菜類を引き抜いて葉切りまで行うように構成した
根菜収穫機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記根菜類収穫機としては、実開平５‐
５３４２１号において、圃場に植えられた人参、大根な
どの根菜類の茎葉部を挟持して機体後方で斜め上方に引
き抜いて左右のベルト対で成る搬送装置で吊下げ搬送
し、左右のローラコンベヤに根菜の頭部が接触する状態
に位置決め搬送してから葉茎部を切断するようにした根
菜収穫機が知られている。この収穫機では、根菜頭部が
位置揃え搬送機構に接当した接触搬送状態にしておいて
から、少し上方の葉茎を吊下げて移送する持ち直し搬送
機構を介して回転カッターに移送させてあり、良好に葉
茎部の付け根で切断できるように構成されている。
５３４２１号において、圃場に植えられた人参、大根な
どの根菜類の茎葉部を挟持して機体後方で斜め上方に引
き抜いて左右のベルト対で成る搬送装置で吊下げ搬送
し、左右のローラコンベヤに根菜の頭部が接触する状態
に位置決め搬送してから葉茎部を切断するようにした根
菜収穫機が知られている。この収穫機では、根菜頭部が
位置揃え搬送機構に接当した接触搬送状態にしておいて
から、少し上方の葉茎を吊下げて移送する持ち直し搬送
機構を介して回転カッターに移送させてあり、良好に葉
茎部の付け根で切断できるように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記技術は葉茎を極力
根元で切断させるものであるが、品種や地域差によって
は少し葉茎を残したままで収穫する方が良い場合もある
ことが判り、切断箇所を一義的に決めずに調節できるも
のが必要になってきた。本発明の目的は、葉茎の切断装
置の高さ調節機構を、構造簡単、かつ、コンパクトなも
のに構成して、収獲機内の狭いスペースに組込むことが
できるようにする点にある。
根元で切断させるものであるが、品種や地域差によって
は少し葉茎を残したままで収穫する方が良い場合もある
ことが判り、切断箇所を一義的に決めずに調節できるも
のが必要になってきた。本発明の目的は、葉茎の切断装
置の高さ調節機構を、構造簡単、かつ、コンパクトなも
のに構成して、収獲機内の狭いスペースに組込むことが
できるようにする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、地中から引き抜かれた根菜を、その葉茎部
付け根を搬送ベルトで挟持しての吊下げ姿勢で、かつ、
根菜本体頭部が搬送ベルトに接当する接触搬送状態で後
方に搬送する挟持コンベヤ装置を備え、挟持コンベヤ装
置の後方位置に、縦方向の軸心周りで回転して根菜葉茎
部を付け根で切り落とす回転刃を備えてある根菜収穫機
の葉茎切断装置において、回転刃を上端部に取付けた中
軸を、固定部材に回転自在に支承された筒状の駆動外軸
にトルク伝達可能に、かつ、上下摺動移動可能に内嵌合
し、これら中軸と駆動外軸の一方に相対回転自在に嵌合
され、かつ、他方に螺合される調節部材を、中軸と駆動
外軸夫々の下端部に亘る状態でこれらと同軸心に装備し
て、この調節部材の回転操作によって中軸を駆動外軸に
対して軸心方向に位置変更調節する切断位置調節機構を
構成してあることを特徴とする。
に本発明は、地中から引き抜かれた根菜を、その葉茎部
付け根を搬送ベルトで挟持しての吊下げ姿勢で、かつ、
根菜本体頭部が搬送ベルトに接当する接触搬送状態で後
方に搬送する挟持コンベヤ装置を備え、挟持コンベヤ装
置の後方位置に、縦方向の軸心周りで回転して根菜葉茎
部を付け根で切り落とす回転刃を備えてある根菜収穫機
の葉茎切断装置において、回転刃を上端部に取付けた中
軸を、固定部材に回転自在に支承された筒状の駆動外軸
にトルク伝達可能に、かつ、上下摺動移動可能に内嵌合
し、これら中軸と駆動外軸の一方に相対回転自在に嵌合
され、かつ、他方に螺合される調節部材を、中軸と駆動
外軸夫々の下端部に亘る状態でこれらと同軸心に装備し
て、この調節部材の回転操作によって中軸を駆動外軸に
対して軸心方向に位置変更調節する切断位置調節機構を
構成してあることを特徴とする。
【０００５】
【作用】詳しくは実施例で説明するが、回転刃が上端に
備えられた中軸を駆動外軸に対して上下動調節させる構
造であり、被調節部分を小さくまとめることができると
ともに、両軸の下端部に架設された調節部材の回動操作
によって、すなわち、切断装置の下方において切断高さ
の調節操作が行えるようになる。切断装置部位では余剰
葉茎やゴミが辺りに散らばる傾向にあり、又、回転刃の
直上には持直し搬送装置が位置するといった具合に、機
構類が錯綜して狭く、かつ、汚れやすい部分でもあるた
め、例えば、シムの装脱によって回転刃の軸への取付け
高さを変えるといった切断装置上部での人為操作が困難
である。従って、回転軸下端部において同軸心で調節操
作が行えるコンパクトな構造の本願切断位置調節装置
は、上記のような狭いスペースに設置するのに好都合な
ものとなる。
備えられた中軸を駆動外軸に対して上下動調節させる構
造であり、被調節部分を小さくまとめることができると
ともに、両軸の下端部に架設された調節部材の回動操作
によって、すなわち、切断装置の下方において切断高さ
の調節操作が行えるようになる。切断装置部位では余剰
葉茎やゴミが辺りに散らばる傾向にあり、又、回転刃の
直上には持直し搬送装置が位置するといった具合に、機
構類が錯綜して狭く、かつ、汚れやすい部分でもあるた
め、例えば、シムの装脱によって回転刃の軸への取付け
高さを変えるといった切断装置上部での人為操作が困難
である。従って、回転軸下端部において同軸心で調節操
作が行えるコンパクトな構造の本願切断位置調節装置
は、上記のような狭いスペースに設置するのに好都合な
ものとなる。
【０００６】駆動外軸は上下位置が固定であるから、こ
の駆動外軸に回転動力の入力部を形成することで、回転
刃の高さを可変できながら駆動系を一定の状態に固定配
置できるものであり、例えば、ギヤ連動部のスライドに
よってトルク伝達可能に上下移動させる手段に比べて、
伝動部の小型化を図る上で有利であり、上記のような狭
いスペースに設置するのに一層好都合なものとなる。
の駆動外軸に回転動力の入力部を形成することで、回転
刃の高さを可変できながら駆動系を一定の状態に固定配
置できるものであり、例えば、ギヤ連動部のスライドに
よってトルク伝達可能に上下移動させる手段に比べて、
伝動部の小型化を図る上で有利であり、上記のような狭
いスペースに設置するのに一層好都合なものとなる。
【０００７】
【発明の効果】その結果、駆動外軸から中軸への回転動
力の伝達と、中軸の高さ変更調節を、一軸心上で行うよ
うにしたので、切断位置調節機構を動力伝達軸心上にコ
ンパクトに構成することができ、挟持コンベア装置の後
方下部の狭いスペースに配置する葉茎切断装置として特
に有効かつ便利に利用することができる。
力の伝達と、中軸の高さ変更調節を、一軸心上で行うよ
うにしたので、切断位置調節機構を動力伝達軸心上にコ
ンパクトに構成することができ、挟持コンベア装置の後
方下部の狭いスペースに配置する葉茎切断装置として特
に有効かつ便利に利用することができる。
【０００８】
【実施例】図２及び図３に示すように、圃場に植えた人
参や大根などの根菜類の茎葉部を挟持して機体後方で斜
め上方に引き抜いて吊り下げ搬送するために、左右一対
の駆動回動自在な挟持搬送ベルトなどから成る収穫用搬
送装置１を、クローラ式走行装置２を有する機体の横一
側方に設け、収穫用搬送装置１の前端側に左右一対の分
草具３と土切り刃４を設け、根菜類の茎葉部を分草具３
で引起こして円滑に収穫用搬送装置１に受け渡すように
構成し、根菜類の両側の土を土切り刃４で切り崩して根
菜類を円滑に引き抜けるように構成してある。
参や大根などの根菜類の茎葉部を挟持して機体後方で斜
め上方に引き抜いて吊り下げ搬送するために、左右一対
の駆動回動自在な挟持搬送ベルトなどから成る収穫用搬
送装置１を、クローラ式走行装置２を有する機体の横一
側方に設け、収穫用搬送装置１の前端側に左右一対の分
草具３と土切り刃４を設け、根菜類の茎葉部を分草具３
で引起こして円滑に収穫用搬送装置１に受け渡すように
構成し、根菜類の両側の土を土切り刃４で切り崩して根
菜類を円滑に引き抜けるように構成してある。
【０００９】収穫用搬送装置１において、図４に示すよ
うに、左右の挟持搬送ベルト１ａを接近方向に押圧する
ガイドローラ１ｂを、フレーム１ｃにバネ１ｄで付勢し
た状態で摺動自在に取付けたホルダー１ｅに設け、搬送
始端側では強く、かつ、搬送終端側では弱く茎葉部を挟
持するように構成してある。
うに、左右の挟持搬送ベルト１ａを接近方向に押圧する
ガイドローラ１ｂを、フレーム１ｃにバネ１ｄで付勢し
た状態で摺動自在に取付けたホルダー１ｅに設け、搬送
始端側では強く、かつ、搬送終端側では弱く茎葉部を挟
持するように構成してある。
【００１０】収穫用搬送装置１からの根菜類の茎葉部を
切断する葉切り装置８を収穫用搬送装置１の後方に設
け、葉切り装置８を形成するに、収穫用搬送装置１で吊
り下げられた根菜類の上端に作用する駆動自在な位置揃
え搬送機構（挟持コンベヤ装置に相当）８ａ、位置揃え
搬送機構８ａからの茎葉部をその挟持位置より上方の一
定位置で挟持する状態で受け取る左右一対の駆動自在な
挟持搬送ベルトなどから成る持直し搬送機構８ｂ、持直
し搬送機構８ｂで搬送される根菜類に対して茎葉部を付
け根で切断する左右一対の駆動回転自在な回転カッター
８ｄ，８ｄを設けてある。持直し搬送機構８ｂは、前後
の輪体１３，１４に挟持ベルト１５を巻回して構成さ
れ、位置揃え搬送機構２による挟持位置のすぐ上の位置
で葉茎部を挟持して根菜を搬送し、回転カッター８ｄに
導く。
切断する葉切り装置８を収穫用搬送装置１の後方に設
け、葉切り装置８を形成するに、収穫用搬送装置１で吊
り下げられた根菜類の上端に作用する駆動自在な位置揃
え搬送機構（挟持コンベヤ装置に相当）８ａ、位置揃え
搬送機構８ａからの茎葉部をその挟持位置より上方の一
定位置で挟持する状態で受け取る左右一対の駆動自在な
挟持搬送ベルトなどから成る持直し搬送機構８ｂ、持直
し搬送機構８ｂで搬送される根菜類に対して茎葉部を付
け根で切断する左右一対の駆動回転自在な回転カッター
８ｄ，８ｄを設けてある。持直し搬送機構８ｂは、前後
の輪体１３，１４に挟持ベルト１５を巻回して構成さ
れ、位置揃え搬送機構２による挟持位置のすぐ上の位置
で葉茎部を挟持して根菜を搬送し、回転カッター８ｄに
導く。
【００１１】図１に示すように、回転カッター（回転刃
に相当）８ｄを上端部に取付けた縦方向の軸心Ｐを持つ
中軸２１を、搬送フレーム（固定部材に相当）２２にベ
アリング２３，２４で回転自在に支承された筒状の駆動
外軸２５にトルク伝達可能、かつ、上下摺動移動可能と
なるようにスプライン内嵌してある。そして、駆動外軸
２５に相対回転自在に嵌合され、かつ、中軸２１に螺合
される調節部材２６を、中軸２１と駆動外軸２５夫々の
下端部に亘る状態で装備して、中軸２１と駆動外軸２５
との軸方向での相対位置を変更調節可能な切断位置調節
機構Ａを構成してある。
に相当）８ｄを上端部に取付けた縦方向の軸心Ｐを持つ
中軸２１を、搬送フレーム（固定部材に相当）２２にベ
アリング２３，２４で回転自在に支承された筒状の駆動
外軸２５にトルク伝達可能、かつ、上下摺動移動可能と
なるようにスプライン内嵌してある。そして、駆動外軸
２５に相対回転自在に嵌合され、かつ、中軸２１に螺合
される調節部材２６を、中軸２１と駆動外軸２５夫々の
下端部に亘る状態で装備して、中軸２１と駆動外軸２５
との軸方向での相対位置を変更調節可能な切断位置調節
機構Ａを構成してある。
【００１２】駆動外軸２５の下部には入力スプロケット
２７が一体形成されるとともに、その下方において調節
部材２６のリング部２６ａを、上下のスナップリング２
８，２８で位置決め外嵌してある。調節部材２６のナッ
ト部２６ｂは中軸２１下端の螺子部２１ａに螺合され、
ロックナット２９によって調節部材２６と中軸２１との
相対上下位置が固定されている。従って、ロックナット
２９を弛めて、調節部材２６を回動すれば中軸２１を上
下移動できて回転カッター８ｄの高さ位置を調節でき、
葉茎部の切断位置の調節が行えるのである。
２７が一体形成されるとともに、その下方において調節
部材２６のリング部２６ａを、上下のスナップリング２
８，２８で位置決め外嵌してある。調節部材２６のナッ
ト部２６ｂは中軸２１下端の螺子部２１ａに螺合され、
ロックナット２９によって調節部材２６と中軸２１との
相対上下位置が固定されている。従って、ロックナット
２９を弛めて、調節部材２６を回動すれば中軸２１を上
下移動できて回転カッター８ｄの高さ位置を調節でき、
葉茎部の切断位置の調節が行えるのである。
【００１３】位置揃え搬送機構８ａにおいて、図４に示
すように、左右の回動チェーン（挟持搬送ベルトに相
当）８ａａに付設のホルダー８ａｂ夫々にローラ８ａｃ
をバネ８ａｄで接近方向に付勢した状態で取付け、ロー
ラ８ａｃの支軸を茎葉部の長手方向への移動により回転
するように方向設定し、収穫用搬送装置１による引き上
げに伴って根菜類がローラ８ａｃに接当するまで上昇す
るよう構成してある。
すように、左右の回動チェーン（挟持搬送ベルトに相
当）８ａａに付設のホルダー８ａｂ夫々にローラ８ａｃ
をバネ８ａｄで接近方向に付勢した状態で取付け、ロー
ラ８ａｃの支軸を茎葉部の長手方向への移動により回転
するように方向設定し、収穫用搬送装置１による引き上
げに伴って根菜類がローラ８ａｃに接当するまで上昇す
るよう構成してある。
【００１４】葉切り装置８からの根菜類を回収する回収
部９を収穫用搬送装置１の後方で葉切り搬送装置８の下
方に設け、回収部９を形成するに、根菜類のうち小径の
ものを下方のコンテナー９ａに落下させ、大径のものを
後方のコンテナー９ｂに供給する選別コンベア９ｃ、及
び、葉切り装置８から落下する根菜類を選別コンベア９
ｃに導くシュート９ｄを設けてある。
部９を収穫用搬送装置１の後方で葉切り搬送装置８の下
方に設け、回収部９を形成するに、根菜類のうち小径の
ものを下方のコンテナー９ａに落下させ、大径のものを
後方のコンテナー９ｂに供給する選別コンベア９ｃ、及
び、葉切り装置８から落下する根菜類を選別コンベア９
ｃに導くシュート９ｄを設けてある。
【００１５】葉切り装置８からの切断茎葉部を機体外側
方に放出する駆動自在な搬送チェーン１０ａと挟持レー
ル１０ｂなどから成る茎葉部搬送装置１０を、葉切り装
置８から収穫用搬送装置１とは反対側の機体横他側方で
機体前部にわたって斜めに切断茎葉部を搬送する状態で
配置し、回収部９の横側で機体横他側方に搭乗運転部６
と原動部１１を設け、回収部９と搭乗運転部６の間で茎
葉部搬送装置１０の後方にコンテナー収容部１２を設け
てある。
方に放出する駆動自在な搬送チェーン１０ａと挟持レー
ル１０ｂなどから成る茎葉部搬送装置１０を、葉切り装
置８から収穫用搬送装置１とは反対側の機体横他側方で
機体前部にわたって斜めに切断茎葉部を搬送する状態で
配置し、回収部９の横側で機体横他側方に搭乗運転部６
と原動部１１を設け、回収部９と搭乗運転部６の間で茎
葉部搬送装置１０の後方にコンテナー収容部１２を設け
てある。
【００１６】つまり、上述の配置構成で全体の機体重量
バランスを良好にし、搭乗運転部６からの回収部９やコ
ンテナー収容部１２の管理を配置的に容易に実行できる
ように構成し、茎葉部搬送装置１０を斜め配置で搭乗運
転部６から回収部９の管理及び運転に邪魔にならないよ
うに構成し、収穫用搬送装置１とは反対側の機体前部で
機体外側方に切断茎葉部を放出して、次回の収穫走行時
に先に放出した茎葉部がクローラ走行装置２で踏まれる
ことがないように構成してある。
バランスを良好にし、搭乗運転部６からの回収部９やコ
ンテナー収容部１２の管理を配置的に容易に実行できる
ように構成し、茎葉部搬送装置１０を斜め配置で搭乗運
転部６から回収部９の管理及び運転に邪魔にならないよ
うに構成し、収穫用搬送装置１とは反対側の機体前部で
機体外側方に切断茎葉部を放出して、次回の収穫走行時
に先に放出した茎葉部がクローラ走行装置２で踏まれる
ことがないように構成してある。
【００１７】図５、図６に示すように、持直し搬送機構
８ｂによる葉茎部の挟持部分と根菜本体頭部との上下間
の茎葉部に案内作用するガイド手段Ｇを、回転カッター
８ｄ，８ｄの直前位置に備えてある。つまり、左右一対
のガイド部材１６，１７を根菜移送経路の両脇に配置固
定してガイド手段Ｇを構成してあり、機体の傾斜や振動
による根菜の振れ動きを、回転カッター８ｄ，８ｄの手
前において抑制するようにしてある。
８ｂによる葉茎部の挟持部分と根菜本体頭部との上下間
の茎葉部に案内作用するガイド手段Ｇを、回転カッター
８ｄ，８ｄの直前位置に備えてある。つまり、左右一対
のガイド部材１６，１７を根菜移送経路の両脇に配置固
定してガイド手段Ｇを構成してあり、機体の傾斜や振動
による根菜の振れ動きを、回転カッター８ｄ，８ｄの手
前において抑制するようにしてある。
【００１８】〔別実施例〕 例えば、下ベアリング２４の内輪を下方に延長して入力
スプロケット２７を形成するとともに、リング部２６ａ
を回転自在に支承して駆動外軸２５としての機能を出す
ことにより、専用の外軸２５を省略する構造でも良い。
スプロケット２７を形成するとともに、リング部２６ａ
を回転自在に支承して駆動外軸２５としての機能を出す
ことにより、専用の外軸２５を省略する構造でも良い。
【００１９】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】切断位置調節機構の構造を示す断面図
【図２】根菜収穫機の平面図
【図３】根菜収穫機の側面図
【図４】図３のＡ−Ａ矢視図
【図５】回転カッター部分の搬送状態を示す断面図
【図６】持直し搬送機構部位の平面図
８ａａ 搬送ベルト ８ａ 挟持コンベヤ装置 ８ｄ 回転カッター ２１ 中軸 ２２ 固定部材 ２５ 駆動外軸 ２６ 調節部材 Ａ 切断位置調節機構 Ｐ 縦方向軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末鶴 正明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭60−241878（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−53422（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A23N 15/00 A01D 23/04
Claims (1)
- 【請求項１】 地中から引き抜かれた根菜を、その葉茎
部付け根を搬送ベルト（８ａａ）で挟持しての吊下げ姿
勢で、かつ、根菜本体頭部が該搬送ベルト（８ａａ）に
接当する接触搬送状態で後方に搬送する挟持コンベヤ装
置（８ａ）を備え、該挟持コンベヤ装置（８ａ）の進行
後方位置に、根部軸心に沿う縦方向の軸心（Ｐ）周りで
回転して根菜葉茎部を付け根で切り落とす回転刃（８
ｄ）を備えてある根菜収穫機の葉茎切断装置であって、 前記回転刃（８ｄ）を上端部に取付けた中軸（２１）
を、固定部材（２２）に回転自在に支承された筒状の駆
動外軸（２５）にトルク伝達可能に、かつ、上下摺動移
動可能に内嵌合し、これら中軸（２１）と駆動外軸（２
５）の一方に相対回転自在に嵌合され、かつ、他方に螺
合される調節部材（２６）を、前記中軸（２１）と前記
駆動外軸（２５）夫々の下端部に亘る状態でこれらと同
軸心に装備して、この調節部材（２６）の回転操作によ
って前記中軸（２１）を前記駆動外軸（２５）に対して
軸心方向に位置変更調節する切断位置調節機構（Ａ）を
構成してある根菜収穫機の葉茎切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23213393A JP3249656B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 根菜収穫機の葉茎切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23213393A JP3249656B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 根菜収穫機の葉茎切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0779757A JPH0779757A (ja) | 1995-03-28 |
| JP3249656B2 true JP3249656B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=16934519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23213393A Expired - Fee Related JP3249656B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 根菜収穫機の葉茎切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3249656B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2759443B2 (ja) * | 1996-08-08 | 1998-05-28 | セイレイ工業株式会社 | 根菜類収穫機 |
| KR100284675B1 (ko) * | 1999-03-05 | 2001-03-15 | 양준묵 | 마늘 절단기 |
| JP5292660B2 (ja) * | 2001-07-18 | 2013-09-18 | 井関農機株式会社 | 作物収穫機 |
| CN110337900B (zh) * | 2019-08-14 | 2024-02-23 | 南京林业大学 | 一种剑麻叶片采割机及其采割方法 |
| CN111448869A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-07-28 | 南宁学院 | 一种自动识别种芽位置和姿态的蔗种切断机构 |
| CN113197319A (zh) * | 2021-05-06 | 2021-08-03 | 罗爱翠 | 一种节能环保型水培蔬菜自动除根设备 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23213393A patent/JP3249656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0779757A (ja) | 1995-03-28 |
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