JP3248564U - チップヒューズ - Google Patents
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Abstract
長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板を用いて、しかも遮断時のアークの発生を確実に抑制できるチップヒューズを提供する。チップヒューズ1は、絶縁性基板3の上のアンダーコート5の上に金属薄膜により形成されたヒューズ素子7と、ヒューズ素子7を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する第1の保護膜21と、第1の保護膜を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する第2の保護膜23とを備える。第1の保護膜21を形成するためのシリコーンゴムとして、せん断接着強度が3.1MPa以上3.9MPa以下であり且つデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムを用いる。
Description
本発明は、長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板を用いたチップヒューズに関するものである。
特開平10-308160号公報(特許文献1)には、長方形平板上に形成した絶縁基板の一平面上に、ヒューズ素子を薄膜形成技術により形成し、ヒューズ素子の両端を露出させるように酸化珪素を主成分とする第1の保護膜をスパッタリングなどにより薄膜形成し、さらに第1の保護膜の上面に、シリコーンゴムなどを塗布・硬化して第2の保護膜を積層形成し、さらに第2の保護膜を完全に覆って架橋構造を有する樹脂及び耐熱性樹脂などを塗布・硬化して第3の保護膜を形成したチップヒューズが開示されている。
また特許第5979654号公報(特許文献2)には、ヒューズ素子を覆う第1の保護膜としてエポキシ含有のシリコーン樹脂で形成し、第1の保護膜を覆う第2の保護膜として無機フィラー含有のシリコーン樹脂によって形成して、持続アークを低減し且つ外観を維持できるチップヒューズが開示されている。
特許文献1及び2に記載されたチップヒューズが提案された当時のチップヒューズの寸法は、7mm×4mm程度と大きいものであり、アークの発生を抑制できて、遮断性能もそれなりのものであった。最近の実装回路の高密化に伴って、チップヒューズの寸法についても、長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板を用いた超小型のチップヒューズの使用要求が高まっている。しかしながらこのような小さい寸法の絶縁性基板を用いたチップヒューズで、アークの発生を抑制して、遮断性能が高いチップヒューズは、今のところ市場には提供されていない。
本発明の目的は、長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板を用いて、しかも遮断時のアークの発生を確実に抑制できるチップヒューズを提供することにある。
本発明は、長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板と、絶縁性基板の上に金属薄膜により形成されたヒューズ素子と、ヒューズ素子を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する第1の保護膜と、第1の保護膜を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する第2の保護膜を備えたチップヒューズを改良の対象とする。なお絶縁性基板の上に絶縁性のアンダーコートが形成されていてもよく、その場合には、アンダーコートの上にヒューズ素子が形成される。本発明においては、第1の保護膜としてシリコーンゴムを用いる。特開平10-308160号公報に示されるような、従来の大きなチップヒューズで用いていたシリコーンゴムを、本発明が対象とする長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁基板を用いた超小型のチップヒューズにそのまま適用しても、シリコーンゴムが消弧性能を発揮することができず、消弧されないアークによって短絡が発生するおそれがある。
発明者は、従来、消弧用として用いられているシリコーンゴムを第1の保護膜に用いて試験を行ったが、必要十分な消弧性能を得ることができなかった。本発明は、接着剤の材料として用いられている液状から硬化させることでゴム弾性体へと変化するRTV(Room Temperature Vulcanizing)シリコーンゴムの中で、ヒューズ素子が溶断したときに、アークの消弧性を発揮し且つヒューズ素子の溶断部の両側に金属薄膜の溶融金属の溜まり部を保持できるものを、発明者が発見したことを基礎としている。このような接着剤に用いられるシリコーンゴムは、せん断接着強度が3.1MPa以上3.9MPa以下であり且つデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムである。そこで本発明のチップヒューズでは、発明者が発見した接着剤用のシリコーンゴムを第1の保護膜として用いている。なおゴム硬度の「約66」は、測定時の温度、湿度等の測定条件相違や、製造ロットの相違によって、ゴム強度がばらつくため「約」の用語を用いて、本発明が「66」のみのゴム硬度に限定されないものであることを特定した。なお「約」によってカバーされる範囲は、前述の通り、測定時の温度、湿度等の測定条件の相違や、製造ロットの相違によって発生するバラツキの範囲である。
従来のチップヒューズ素子で用いていたシリコーンゴムは、絶縁性基板とヒューズ素子長さの寸法が小さくなるほど、遮断時にアークが切れにくくなる。発明者は、種々の材料試験を行った結果、前述の特性を有する特定のシリコーンゴムは、ヒューズ素子の長さ寸法が小さくなったときでも、ヒューズ素子が溶断したときに、シリコーンゴム自身が消弧性能を発揮するとともに、ヒューズ素子の溶断部の両側に金属薄膜の溶融金属の溜まり部が形成された後に、その溜まり部を保持する機能があることを見いだした。すなわち発明者は、ヒューズ素子とシリコーンゴムとを強く密着させることでシリコーンゴムの消弧効果を高くし、しかも溶融金属の溜まり部を保持する機能を高めることを可能にするせん断接着強度及びゴム硬度を有するシリコーンゴムを第1の保護膜に用いることにより、目的を達成できることを見出したのである。すなわち発明者は、寸法が小さい絶縁性基板を用いる場合において、遮断時のアークの発生を抑制するためには第1の保護膜の柔らかさと、ヒューズ素子及びその周囲にある基板面とシリコーンゴムとの密着性を高めることが重要であることを見出して本発明を完成した。本発明のように特定の性質を有する第1の保護膜を用いると、ヒューズ素子が溶断した後に、第1の保護膜が変形することによって、溶断部の両側に確実に金属薄膜の溶融溜まりが形成されて保持され、アークの発生と持続を抑制できる。
なおせん断接着強度は、理論的に上限はないものの、実用上入手可能なシリコーンゴムのせん断接着強度は5MPa以下であり、好ましいせん断接着強度が3.1MPa以上3.9MPa以下である。またデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度は、柔らかいほど金属薄膜の溶断部の溶融溜まり部が広がり易く、硬いほど溶融溜まり部は広がり難くなる。発明者の研究によると、上記範囲内のゴムの密着強度と硬度であれば、必要な溶融溜まり部の広がりと高い消弧効果を得ることができる。
発明者が市場から入手して確認した好ましいシリコーンゴムは、せん断接着強度が3.1MPa以上3.9MPa以下であり且つデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムであるが、今後、このシリコーンゴムと均等のシリコーンゴムが開発された場合、そのシリコーンゴムは本発明で用いるシリコーンゴムの均等物であると言える。
このような特性を有するシリコーンゴムであれば、長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板を用いるチップヒューズで要求されるレベルの遮断特性を達成することができる。
なお第1の保護膜の厚みが、10μm~50μmであれば、第1の保護膜に必要な変形を可能にすることができる。
ヒューズ素子は、例えば、銅を主成分とする厚みが1μm~20μmのメッキ膜からなる第1の金属薄膜と、第1の金属薄膜の上に錫を主成分とする厚みが0.5μm~10μmのメッキ膜からなる第2の金属薄膜とから形成されているものを用いることができる。このような構成のヒューズ素子は、溶断性能に優れ、且つ溶融金属の溜まりを形成し易いという性質を示すことが分かっている。なお本発明は、このようなヒューズ素子のみに適用可能なものでないのは勿論である。
第2の保護膜は、特に限定されないが、シリコーンゴムとの接合性及び保護特性を考慮すると、厚みが10μm~100μmのエポキシまたはシリコーン系の樹脂材料によって形成されているのが望ましい。
なお絶縁性基板の上には絶縁性のアンダーコートが形成されていてもよいのは勿論である。その場合、ヒューズ素子はアンダーコートの上に形成される。また絶縁性基板は、長さ寸法1.6mm以下で且つ幅寸法が0.8mm以下であってもよい。
以下図面を参照して、本発明のチップヒューズの実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明のチップヒューズの実施の形態の一例の断面図である。なお、理解を容易にするため、図1においては各部の厚み寸法を誇張して描いている。図1に示すように、このチップヒューズ1は、ほぼ矩形の絶縁性基板3を有している。本実施の形態では、チップ状の絶縁性基板3を、アルミナ基板(セラミック基板)により形成している。
絶縁性基板3の基板表面3aには、ガラスペーストを用いて絶縁性のアンダーコート5がスクリーン印刷により形成されている。アンダーコート5は、絶縁性基板3の長手方向の両端面に近い部分を除いて、基板表面3aのほぼ全体を覆っている。アンダーコート5の上には、ヒューズ素子7が形成されている。なおこのアンダーコート5は、電圧に応じて使用の可否を決定すればよく。必ず必要なものではない。本実施の形態のヒューズ素子7は、銅を主成分とする厚みが1μm~20μmのメッキ膜からなる第1の金属薄膜9と、第1の金属薄膜9の上に形成された錫を主成分とする厚みが0.5μm~10μmのメッキ膜からなる第2の金属薄膜11とから形成されている。第1の金属薄膜9の両端部分は、一対の表面電極10,10を構成している。言い換えると、本実施の形態のヒューズ素子7は、第2の金属薄膜11とその直下の第1の金属薄膜9の部分によって、構成されている。このような構成のヒューズ素子7は、溶断性能に優れ、且つ溶融金属の溜まりを形成し易いという性質を示すことが分かっている。
また絶縁性基板3の裏面3bの両端部分には、第1の金属薄膜9と同様の銅を主成分とする金属成分を含むメッキ膜からなる一対の裏面電極13,13が形成されている。
側面電極15,15は、ニッケルメッキ層(内部メッキ)17,17により全体的に覆われている。そしてニッケルメッキ層17,17は、Snのメッキ層19,19(外部メッキ)により全体的に覆われている。
図2は、絶縁性基板3上にヒューズ素子7を形成する際に形成するL字形の2本のトリミング溝TSの形成例を示している。2本のトリミング溝TSは、一対の表面電極10,10とヒューズ素子7とに跨って形成されており、2本のトリミング溝TSの間に、実際のヒューズ素子7が形成される。図2において、符号25で指した領域が、ヒューズ素子7に遮断電流が流れたときに溶断する溶断部である。
さらに本実施の形態では、ヒューズ素子7の一部を構成する第2の金属薄膜11を全体的に覆うように厚膜により形成された絶縁性を有する高柔軟性の第1の保護膜21と、第1の保護膜21を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する高硬度の第2の保護膜23を備えている。本実施の形態では、第1の保護膜21として高柔軟性のシリコーンゴムを用いている。第2の保護膜23は、第1の保護膜21を形成する高柔軟性のシリコーンゴムとの接合性及び保護特性を考慮して、高硬度のエポキシまたはシリコーン系の樹脂材料によって形成されている。第2の保護膜23の上には捺印24が印刷されている。
本実施の形態では、第1の保護膜21を形成するシリコーンゴムとして、ヒューズ素子が溶断したときに、ヒューズ素子7の溶断部25(図2参照)の両側に金属薄膜の溶融金属の溜まり部が形成されることを可能にするせん断強度及びゴム硬度を有する高柔軟性のシリコーンゴムを用いている。第1の保護膜21及び第2の保護膜23は、それぞれスクリーン印刷により形成されている。第1の保護膜21は、第2の保護膜23を形成する際の焼成温度においても、高柔軟性は実質的に影響を受けることがないものである。
第1の保護膜21を形成する具体的なシリコーンゴムは、従来、消弧用として用いられているシリコーンゴムではなく、接着剤として用いられているシリコーンゴムの中で、ヒューズ素子が溶断したときに、アークの消弧性を発揮し且つヒューズ素子の溶断部の両側に金属薄膜の溶融金属の溜まり部を保持できるものである。本実施の形態で用いた具体的なシリコーンゴムは、接着材の材料として用いられるものの中で、せん断接着強度が3.1MPa以上3.9MPa以下であり且つデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムである。従来のチップヒューズ素子で用いていたシリコーンゴムは、絶縁性基板とヒューズ素子長さの寸法が小さくなるほど、遮断時にアークが切れにくくなるが、本実施の形態で用いたシリコーンゴムは、ヒューズ素子の長さ寸法が小さくなったときでも、ヒューズ素子が溶断したときに、シリコーンゴム自身が消弧性能を発揮するとともに、ヒューズ素子の溶断部の両側に金属薄膜の溶融金属の溜まり部が形成された後に、その溜まり部を保持する機能がある。すなわち発明者は、ヒューズ素子とシリコーンゴムとを強く密着させることでシリコーンゴムの消弧効果を高くし、しかも溶融金属の溜まり部を保持する機能を高めることを可能にするせん断接着強度及びゴム硬度を有するシリコーンゴムを第1の保護膜に用いることにより、目的を達成できることを見出したのである。発明者は、寸法が小さい絶縁性基板を用いる場合において、遮断時のアークの発生を抑制するためには第1の保護膜の柔らかさと、ヒューズ素子及びその周囲にある基板面とシリコーンゴムとの密着性を高めることが重要であることを見出して本発明を完成したのである。本発明のように特定の性質を有する第1の保護膜を用いると、ヒューズ素子が溶断した後に、第1の保護膜が変形することによって、溶断部の両側に確実に金属薄膜の溶融溜まりが形成されて保持され、アークの発生と持続を抑制できる。
なお、せん断接着強度は、理論的に上限はないものの、実用上入手可能なシリコーンゴムのせん断接着強度は5MPa以下であり、発明者が確認した好ましいせん断接着強度は3.1MPa以上3.9MPa以下であった。またデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度は、柔らかいほど金属薄膜の溶断部の溶融溜まり部が広がり易く、硬いほど溶融溜まり部は広がり難くなる。発明者の研究によると、実用上入手可能なシリコーンゴムの中で、デュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムの硬度であれば、必要な溶融溜まり部の広がりと高い消弧効果を得ることができることを確認できた。なお第1の保護膜21の厚みは、10μm~50μmであれば、本発明の効果が得られることも発明者は確認した。これらの特性を有するシリコーンゴムであれば、第1の保護膜21に必要な変形を可能にすることができる。これらの数値は、試験を行うことによって確認されたものであり、実用上の観点から決定された。
図3は、本実施の形態の実施例1及び2で用いる第1の保護膜21に利用可能なシリコーンゴムを選択するためにシリコーン材料のメーカから入手したシリコーンゴムの特性と、第1の保護膜21としてその他のシリコーンゴムを用いる比較例1乃至3で用いるシリコーンゴムの特性を示すものである。比較例1乃至3のシリコーンゴムも接着剤として用いるものである。
図3のシリコーンゴムを用いた実施例1及び2及び比較例1乃至3においては、長さ寸法が2.0mmで且つ幅寸法が1.2mmのセラミック基板からなる絶縁性基板3を用いた。そして銅を主成分する厚みが5μmのメッキ膜からなる第1の金属薄膜9と、第1の金属薄膜9の上に錫を主成分とする厚みが1μmのメッキ膜からなる第2の金属薄膜11からなるヒューズ素子7を構成した。また実施例1及び2で用いた第1の保護膜21は、せん断接着強度が3.1MPaと3.9MPaであり且つデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムであった。第1の保護膜21の厚みは約30μmであった。更に第1の保護膜21を覆うように、硬度3Hのシリコーン系の樹脂材料により形成された厚みが80μmの第2の保護膜23を形成した。そして比較例1乃至3のチップヒューズについては、第1の保護膜21を形成するシリコーンゴムの材質を除いては、実施例1及び2と同じ構成で製造した。
図4は、実施例1及び2並びに比較例1乃至3の構成で定格電流が1.25Aのチップヒューズを作り、これらのチップヒューズについて行った遮断容量試験の試験結果を示している。この試験結果では、溶断電流を4Aとして、100Vから200Vの回復電圧が印加されたときに、実施例1及び2と比較例1乃至3のチップヒューズがアークの持続によって焼損する確率を確認した。その結果、実施例1及び2のチップヒューズでは、実質的にアークの発生はなかった。特に、実施例1及び2のチップヒューズでは、定格電圧75Vで、最大遮断電流が50Aの遮断特性が得られることが確認された。これに対して、比較例1乃至3のチップヒューズでは、同じ条件で遮断容量試験を行った結果、焼損に結びつくアークが発生することを確認した。
なお第2の保護膜23の材料は、特に限定されないが、シリコーンゴムとの接合性及び保護特性を考慮すると、厚みが10μm~100μmのエポキシまたはシリコーン系の樹脂材料によって形成されているのが望ましいことも発明者の試験により確認されている。
本発明によれば、第1の保護膜を形成するシリコーンゴムとして、ヒューズ素子が溶断したときに、ヒューズ素子の溶断部の両側に金属薄膜の溶融金属の溜まり部が形成されることを可能にするゴム硬度及びせん断接着強度を有するものを用いることにより、ヒューズ素子が溶断した後に、第1の保護膜が変形することによって、溶断部の両側に確実に金属薄膜の溶融溜まりが形成され、ヒューズ素子と強く密着させることでシリコーンゴムの消弧効果を高く維持して、アークの発生を抑制できる長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板を用いたチップヒューズを提供できる。
1 チップヒューズ
3 絶縁性基板
5 アンダーコート
7 ヒューズ素子
9 第1の金属薄膜
10 表面電極
11 第2の金属薄
13 裏面電極
15 側面電極
17 内部メッキ
19 外部メッキ
21 第1の保護膜
23 第2の保護膜
24 捺印
25 溶断部
3 絶縁性基板
5 アンダーコート
7 ヒューズ素子
9 第1の金属薄膜
10 表面電極
11 第2の金属薄
13 裏面電極
15 側面電極
17 内部メッキ
19 外部メッキ
21 第1の保護膜
23 第2の保護膜
24 捺印
25 溶断部
Claims (7)
- 長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板からなる絶縁性基板と、
前記絶縁性基板の上に金属薄膜により形成されたヒューズ素子と、
せん断接着強度が3.1MPa以上3.9MPa以下であり且つデュロメータタイプAの硬度計で測定したゴム硬度が約66のシリコーンゴムにより、前記ヒューズ素子を覆うように形成された第1の保護膜と、
前記第1の保護膜を覆うように、樹脂材料により形成された第2の保護膜とを備えていることを特徴とするチップヒューズ。 - 前記ヒューズ素子は、銅を主成分とする厚みが1μm~20μmのメッキ膜からなる第1の金属薄膜と、前記第1の金属薄膜の上に形成された錫を主成分とする厚みが0.5μm~10μmのメッキ膜からなる第2の金属薄膜によって構成されている請求項1に記載のチップヒューズ。
- 前記第1の保護膜の厚みは、10μm~50μmである請求項1または2に記載のチップヒューズ。
- 前記第2の保護膜は、厚みが10μm~100μmのエポキシまたはシリコーン系の樹脂材料によって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のチップヒューズ。
- 前記絶縁性基板の上には絶縁性のアンダーコートが形成されており、
前記ヒューズ素子は前記アンダーコートの上に形成されている請求項1または2に記載のチップヒューズ。 - 前記絶縁性基板は、長さ寸法1.6mm以下で且つ幅寸法が0.8mm以下である請求項1または2に記載のチップヒューズ。
- 長さ寸法が2.0mm以下で且つ幅寸法が1.2mm以下のセラミック基板等の絶縁性基板と、
前記絶縁性基板の上に金属薄膜により形成されたヒューズ素子と、
前記ヒューズ素子を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する第1の保護膜と、
前記第1の保護膜を覆うように厚膜により形成された、絶縁性を有する第2の保護膜を備えたチップヒューズにおいて、
前記第1の保護膜としてシリコーンゴムが用いられ、
前記シリコーンゴムとして、前記ヒューズ素子が溶断したときに、アークの消弧性を発揮し且つ前記ヒューズ素子の溶断部の両側に前記金属薄膜の溶融金属の溜まり部を保持できるせん断接着強度及びゴム硬度を有するものが用いられていることを特徴とするチップヒューズ。
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| JP2021186471 | 2021-11-16 | ||
| JP2021186471 | 2021-11-16 | ||
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Publications (1)
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2022
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