JP3248172B2 - 電子回覧システム、並びに、同システムに好適なローカル放送装置及び新規情報到来報知器 - Google Patents

電子回覧システム、並びに、同システムに好適なローカル放送装置及び新規情報到来報知器

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JP3248172B2
JP3248172B2 JP22160995A JP22160995A JP3248172B2 JP 3248172 B2 JP3248172 B2 JP 3248172B2 JP 22160995 A JP22160995 A JP 22160995A JP 22160995 A JP22160995 A JP 22160995A JP 3248172 B2 JP3248172 B2 JP 3248172B2
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文雄 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビ共視シス
テムの適用されるマンションやビル等に好適な電子回覧
システムの改良に係り、特に、テレビ共視システムを介
して繰り返し垂れ流し的に放送されている回覧情報の中
に新規な情報が追加された場合等に、そのことを各住戸
の居住者がその都度に知り得るようにした電子回覧シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、比較的に高級なマンション等にお
いては、テレビ共視ケーブルを利用して各住戸のテレビ
ジョン受像機にお知らせ等の回覧情報を配信する電子回
覧システムが採用されている。通常、この種のシステム
の適用されるマンションの管理人室には、パソコン等で
作成された回覧情報を内部に蓄積記憶させ、それら蓄積
記憶された各情報を所定の順序で繰り返し読み出しては
ビデオ信号に変換して出力するローカル放送装置が備え
られている。このローカル放送装置から出力されるビデ
オ信号は、さらに特定チャンネル信号(通常は、放送の
空きチャンネル信号)にRF変換されてから各住戸のテ
レビジョン受像機へ繋がるテレビ共視ケーブルへと混入
され、これにより各住戸のテレビジョン受像機の画面上
には、回覧情報に対応する静止画像が所定の順序及び所
定のインターバルタイム(各画面の表示継続時間)で繰
り返し表示されることとなる。
【0003】このような電子回覧システムによれば、テ
レビ共視システムの特定チャンネルには一日中或いは特
定の時間帯に亘り一連の回覧情報が繰り返し垂れ流し的
に放映されているため、マンションの住民等はいつでも
必要な時間にテレビジョン受像機をオンさせて特定チャ
ンネルに合わせるだけで必要な回覧情報を入手できると
いう利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来システムに採用さ
れているローカル放送装置にあっては、新規回覧情報が
到来した場合、単に、その情報をそれまで放送されてい
た一連の情報に追加して放送するだけの作用しか行わな
かったため、各住戸の側ではテレビジョン受像機をオフ
している間に新規な回覧情報が追加されても、そのこと
を知るすべもなく、その為、新規回覧情報をできるだけ
即座に入手したいとする居住者は定期的かつ頻繁に特定
チャンネルの放送内容を確認するよう習慣付けねばなら
ない。
【0005】しかしながら、特定チャンネルの放送内容
の全てを確認するためには、一連の回覧情報画面が一巡
するまでテレビの前に釘付けとなるため、回覧情報が長
期間更新されなかったり、或いは確認された新規回覧情
報が居住者にとって興味の薄いものであったりすると、
特定チャンネルの内容を確認することが負担になってそ
のような習慣も薄れてしまい、結局、せっかくの電子回
覧システムが無用の長物となる虞れもあった。
【0006】この発明は、テレビ共視システムの特定チ
ャンネルに一日中或いは特定の時間帯に亘り一連の回覧
情報が繰り返し垂れ流し的に放映されるようにした電子
回覧システムにおける以上の問題点を解決する為になさ
れたものであり、その目的とするところは、繰り返し垂
れ流し的に放映される一連の回覧情報の中に新規な情報
が追加された場合、そのことを居住者等に即座に報知し
て特定チャンネルの放映内容確認を促すと共に、居住者
等による所定のリセット操作により報知を解除して、次
の新規情報の到来に対応し得るようにした電子回覧シス
テム、並びに、同システムに好適なローカル放送装置及
び新規情報到来報知器を提供することにある。
【0007】また、この発明の他の目的とするところ
は、繰り返し垂れ流し的に放映される一連の回覧情報の
中に新規な情報が追加された場合、その情報種別を居住
者等に即座に報知して特定チャンネルの放映内容確認を
居住者等の選択に委ねると共に、居住者等による所定の
リセット操作により報知を解除して、次の新規情報の到
来に対応し得るようにした電子回覧システム、並びに、
同システムに好適なローカル放送装置及び新規情報到来
報知器を提供することにある。
【0008】さらに、この発明の他の目的とするところ
は、繰り返し垂れ流し的に放映される一連の回覧情報の
中に新規な情報が追加された場合、その旨若しくはその
情報種別を居住者等に即座に報知すると共に、留守によ
り報知に気付くのが遅れた場合にも、特定の情報につい
ては、静止画面の一巡を待たずとも迅速に確認できるよ
うにした電子回覧システム、並びに、同システムに好適
なローカル放送装置及び新規情報到来報知器を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、受信された回覧情報を蓄積記憶させ、それ
ら蓄積記憶された各情報を所定の順序で繰り返し読み出
してはビデオ信号に変換して出力するローカル放送装置
を備え、その変換出力されるビデオ信号をさらに特定チ
ャンネル信号に変換して各住戸のテレビジョン受像機へ
繋がるテレビ共視ケーブルへと混入させることにより、
各住戸のテレビジョン受像機の画面上に前記回覧情報に
対応する画像を所定の順序で繰り返し表示させ得るよう
にした集合住宅等における電子回覧システムにおいて、
前記ローカル放送装置側には、繰り返し送出される一連
の回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに
際して、その旨の特定信号を送出する手段が設けられて
おり、かつ前記集合住宅等の住戸側には、前記特定信号
が到来する毎に報知作動状態にセットされ、かつ所定の
手動リセット操作に応答して報知解除状態にリセットさ
れる新規情報到来報知器が設けられていること、を特徴
とするものである。
【0010】ここで、『受信された回覧情報』とは、N
TT回線等の公衆回線や専用回線を介して遠隔地から受
信されたもののほか、当該集合住宅等の管理人室に設置
されたパソコンからRS232Cケーブル等を介して受
信されたものをも含む。又、『回覧情報』の信号形態と
しては、グラフィック情報、キャラクタ情報のいずれで
もよい。ここで、1個の『回覧情報』とは、一つのお知
らせ等に対応するものであり、通常、1若しくは2以上
の画面により構成されている。又、『蓄積記憶』とは、
基本的には前の情報をその都度消去してから記憶するも
のではないことを意味する。もっとも、特定のコマンド
を受信した場合に、指定された情報のみを消去する等は
任意に許される。又、『各情報を所定の順序で繰り返し
読み出してはビデオ信号に変換する』とは、一日中或い
は所定時間帯に限り、複数の回覧情報を繰り返し垂れ流
し的に放映することに対応した表現である。ここで、
『所定の順序』とは、基本的には、それら情報の受信順
であるが、放送時刻指定のある情報についてはその時刻
まで待って放送したり、或いは所定の編集コマンドが受
信された場合に放送順序を変更する等は適宜に許され
る。又、『集合住宅等』とは、この種のテレビ共視シス
テムが採用されている施設を広く含むの意であり、従っ
てマンション、テラスハウス等の集合住宅のほか、オフ
ィスビル、店舗併用集合住宅等を広く含む。又、『特定
信号』の送出タイミングとしては、基本的には、当該
『新規回覧情報』の送出に先立って行うことが好まし
い。ここで、『先立って』とは、新規回覧情報を構成す
る一連の画面情報の初めに1回だけ送信しても良く、ま
た新規回覧情報を構成する各画面の送出毎にそれに先立
って送信してもよい。さらに、各居住者等がテレビをオ
ンするまでの遅れ時間等を考慮して幾分それよりも前に
特定信号を送信する等の設計上の配慮は許される。もっ
とも、複数の回覧情報の一巡放送にさほど時間が掛から
ないものであるならば、当該新規回覧情報の放送後に特
定信号を送信しておき、次の一巡放送の最後に新規回覧
情報を確認できるようにしてもよいであろう。又、『特
定信号が到来する毎に報知作動状態にセットされ、かつ
所定の手動リセット操作に応答して報知解除状態にリセ
ットされる』とは、新規情報到来報知器それ自体に一時
記憶機能があることを意味しており、これにより留守中
に新規回覧情報が追加放送されても、報知作動状態は帰
宅時まで継続しているから、帰宅後に新規回覧情報を確
実に入手することが可能となり、所定のリセット操作に
より次の新規情報到来待機状態を得ることができる。
【0011】この出願の請求項2に記載の発明は、受信
された回覧情報を蓄積記憶させ、それら蓄積記憶された
各情報を所定の順序で繰り返し読み出してはビデオ信号
に変換して出力するローカル放送装置を備え、その変換
出力されるビデオ信号をさらに特定チャンネル信号に変
換して各住戸のテレビジョン受像機へ繋がるテレビ共視
ケーブルへと混入させることにより、各住戸のテレビジ
ョン受像機の画面上に前記回覧情報に対応する画像を所
定の順序で繰り返し表示させ得るようにした集合住宅等
における電子回覧システムにおいて、前記ローカル放送
装置側には、繰り返し送出される一連の回覧情報の中に
新規の回覧情報を追加して送出するに際して、その旨の
特定信号を送出する手段が設けられており、かつ前記集
合住宅等の住戸側には、前記特定信号が到来する毎に、
当該特定信号の情報種別に対応する報知作動状態にセッ
トされ、かつ所定の手動リセット操作に応答して報知解
除状態にリセットされる情報種別識別型の新規情報到来
報知器が設けられていること、を特徴とするものであ
る。
【0012】ここで、『当該新規回覧情報に予め付与さ
れた情報種別』とあることから、遠隔地等から送信され
てくる回覧情報には、その情報の種別を示すコード等が
付与されている。この情報種別の割り付けは、当該テレ
ビ共視システムの利用者にとっての重要度を考慮して決
定するのが好ましい。この『重要度は』は、当該システ
ムがマンション等の集合住宅に適用される場合と、オフ
ィスビル等に適用される場合とでは、幾分異なるものと
なるであろう。又、『当該特定信号の情報種別に対応す
る報知作動状態』としては、様々な態様が考えられる。
最も、簡単な構成としては、各情報種別に対応した個数
の表示ランプを設けたものが考えられるほか、コストが
許すのであれば液晶表示器にて文字表示させたり、或い
は音声合成LSIを用いて音声報知させてもよいであろ
う。もっとも、音声報知の場合には、留守中の報知を考
慮してリセット操作があるまで繰り返し発声させておく
必要があるであろう。
【0013】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
請求項1若しくは請求項2に記載の発明において、前記
ローカル放送装置は、蓄積記憶された各情報を所定の順
序で繰り返し読み出すに際しては、静止画面指定のある
回覧情報とテロップ画面指定のある回覧情報とを区別
し、それぞれの情報別に所定の順序で繰り返し読み出し
つつ両者を合成してからビデオ信号に変換し、それによ
り各住戸のテレビジョン受像機の画面上に、静止画面指
定の回覧情報とテロップ画面指定の回覧情報とを重ねて
表示することを特徴とするものである。
【0014】ここで、『テロップ画面』とは、周知のよ
うに、通常、テレビ画面の下部に横一列に文字を例えば
右から左へと移動させながら表示させるものである。こ
の移動速度は、通常、人間工学的考慮から決定されてい
る。又、『静止画面指定のある回覧情報とテロップ画面
指定のある回覧情報とを区別し、それぞれの情報別に所
定の順序で繰り返し読み出しつつ両者を合成してからビ
デオ信号に変換する』とあることから、仮に、静止画面
の回覧情報が6個(A,B,C,D,E,F)、テロッ
プ画面の回覧情報が2個(X,Y)の場合、静止画面の
情報についてはA→B→C→D→E→F→Aの如く繰り
返し表示されるが、テロップ画面の情報については、X
→Y→Xの如く繰り返し表示されることとなり、両者が
合成表示される結果として、静止画情報を通常通りに確
認しつつも、テロップ情報についてはより頻度の高い表
示サイクルを以て確認させることができる。従って、例
えばこのテロップ画面にて表示される情報を重要度の高
い情報とすれば、留守中に重要度の高い情報が追加放送
されているような場合、帰宅後、その旨の報知に基づい
てテレビをオンさせれば、当該重要度の高い情報につい
ては他の情報に比べて迅速に確認させることができる。
【0015】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
請求項1乃至請求項3に記載の発明において、前記特定
信号の送出は、前記テレビ共視ケーブルそれ自体を通し
て行われることを特徴とするものである。
【0016】『特定信号』については、専用のケーブル
にて各住戸等に送信してもよいが、このようにテレビ共
視ケーブルそれ自体を通して行えば、その分だけコスト
を削減することができる。
【0017】この出願の請求項5に記載の発明は、公衆
回線等を介して受信された回覧情報を蓄積記憶させ、そ
れら蓄積記憶された各情報を所定の順序で繰り返し読み
出してはビデオ信号に変換して出力する集合住宅等にお
ける電子回覧システム用のローカル放送装置であって、
前記ローカル放送装置には、繰り返し送出される一連の
回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに際
して、その旨の特定信号を送出する手段が設けられてい
ること、を特徴とするものである。
【0018】この出願の請求項6に記載の発明は、公衆
回線等を介して受信された回覧情報を蓄積記憶させ、そ
れら蓄積記憶された各情報を所定の順序で繰り返し読み
出してはビデオ信号に変換して出力する集合住宅等にお
ける電子回覧システム用のローカル放送装置であって、
前記ローカル放送装置には、繰り返し送出される一連の
回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに際
して、当該新規回覧情報に予め付与された情報種別に対
応する特定信号を送出する手段が設けられていること、
を特徴とするものである。
【0019】この出願の請求項7に記載の発明は、前記
請求項5若しくは請求項6に記載の発明において、前記
ローカル放送装置は、蓄積記憶された各情報を所定の順
序で繰り返し読み出すに際しては、静止画面指定のある
回覧情報とテロップ画面指定のある回覧情報とを区別
し、それぞれの情報別に所定の順序で繰り返し読み出し
つつ両者を合成してからビデオ信号に変換して出力する
こと、を特徴とするものである。
【0020】以上、請求項5〜7に記載のローカル放送
装置によれば、テレビ共視ケーブルを使用して画像を配
信する電子回覧システムに適することは勿論のこと、テ
レビ放送とは無関係なケーブルを使用して各住戸に画像
を配信する電子回覧システムにも同様にして適用するこ
とができる。
【0021】この出願の請求項8に記載の発明は、テレ
ビ共視ケーブルを通して送られてくるRF信号を導入す
るための入力端子と、前記RF信号入力端子から入力さ
れるRF信号の特定チャンネルから新規回覧情報の到来
を知らせる特定信号を受信する受信手段と、所定の操作
子の手動操作によりリセット信号を発生するリセット手
段と、その作動により、視覚的、及び/又は、聴覚的報
知動作を行う報知手段と、前記受信手段にて前記特定信
号が受信されるのに応答して前記報知手段を報知作動状
態にセットし、かつ前記リセット手段にてリセット信号
が発生するのに応答して前記報知手段を報知解除状態に
リセットする制御手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0022】この出願の請求項9に記載の発明は、テレ
ビ共視ケーブルを通して送られてくるRF信号を導入す
るためのRF信号入力端子と、前記RF信号入力端子か
ら入力されるRF信号の特定チャンネルから新規回覧情
報の到来及びその情報種別を知らせる特定信号を受信す
る受信手段と、所定の操作子の手動操作によりリセット
信号を発生するリセット手段と、その作動により、情報
種別に対応した視覚的、及び/又は、聴覚的報知動作を
行う報知手段と、前記受信手段にて前記特定信号が受信
されるのに応答して前記報知手段を当該情報種別に対応
した報知作動状態にセットし、かつ前記リセット手段に
てリセット信号が発生するのに応答して前記報知手段を
報知解除状態にリセットする制御手段と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
【0023】この出願の請求項10の発明は、前記請求
項9に記載の発明において、前記新規回覧情報の情報種
別は、緊急情報、管理情報、広告情報の3種類からな
り、かつ前記報知手段は、前記緊急情報、管理情報、広
告情報のそれぞれに対応する赤色、黄色、緑色ランプを
有し、さらに前記リセット手段のリセット操作子はモメ
ンタリ型の押ボタンスイッチであり、それにより、前記
赤色、黄色、緑色の各ランプは、緊急情報、管理情報、
広告情報が新規に到来する毎にそれぞれ点灯状態にセッ
トされ、かつ前記押ボタンスイッチの操作で消灯状態に
一括リセットされること、を特徴とする。
【0024】ここで、『緊急情報』には、緊急に伝達を
要する各種の事故(防災、防犯等生命財産に直接関係す
る情報)が挙げられる。『管理情報』には、管理組合か
らの各種のお知らせ情報(例えば、断水の予告、停電の
予告、エレベータの点検日、理事会の招集等)が挙げら
れる。『広告情報』とは、例えば、その地域の祭り情
報、買い物情報、行楽情報等があげられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電子回覧シ
ステム、並びに、同システムに好適なローカル放送装置
及び新規情報到来報知器の一実施形態を添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0026】本発明に係る電子回覧システムを、BSア
ンテナ、VHFアンテナ、UHFアンテナを有する標準
的なテレビ共視システムが採用された集合住宅に適用し
た一例を図1の機器レイアウト図を参照して説明する。
尚、同図において、既存の機器については破線にて示さ
れており、本発明に関連して新設の機器については実線
にて示されていることを注意されたい。
【0027】この集合住宅の建屋1の1階部分は管理人
室2となされており、また2階〜5階部分はそれぞれ住
戸3,3…とされており、さらに最上階は機械室4とさ
れている。そして、管理人室2には、本発明システムの
主要構成要素の一つとなるローカル放送装置5が設置さ
れている。
【0028】このローカル放送装置5は、マルチプレク
サ6A及びモデム6を介して各種の回覧情報を受信す
る。この受信される回覧情報には、管理人室2に設置さ
れたパソコン7からRS232Cケーブルを介して送ら
れてくるものと、NTT公衆回線8を介して遠隔地の管
理センタから送られてくるものとの双方が含まれてい
る。ローカル放送装置5は、後に詳細に説明するよう
に、受信された回覧情報を内部のメモリに蓄積記憶さ
せ、それら蓄積記憶された各情報を所定の順序で繰り返
し読み出してはNTSCフォーマットのビデオ信号に変
換して出力する。
【0029】このビデオ信号は、次いで、建屋のエレク
トリック・パイプ・スペース(EPS)9を通る同軸ケ
ーブル10により最上階の機械室4に設置されたRF変
調器11へと送られ、ここでUHF帯の空きチャンネル
周波数信号に変換される。このUHF帯の空きチャンネ
ル周波数信号は、さらに、同軸ケーブル12によりU/
U混合器13へと送られ、ここでUHFアンテナ14か
らのRF信号と混合される。こうして得られたUHF帯
のRF信号は、さらに、同軸ケーブル15によりUV/
BS混合ブースター16へと送られ、ここでVHFアン
テナ17及びBSアンテナ18からの信号と混合され、
その混合信号はテレビ共視システムを構成する共視ケー
ブル19へと送出される。次いで、このようにして得ら
れた最終混合信号は、各階の分配器20,20…により
分岐され、それぞれ共視ケーブルの肢線21,21…に
より各住戸3,3…及び管理人室2のアンテナコンセン
ト22へと送られる。
【0030】各住戸3,3…及び管理人室2のアンテナ
コンセント22へ到来したRF信号は、室内同軸ケーブ
ル23により室内分配器24へと送られてここで2系統
に分岐され、その一方は室内同軸ケーブルにより住戸テ
レビ25及び管理人室テレビ26のアンテナ端子へと、
また他方は室内同軸ケーブルにより本発明システムの主
要構成要素の一つである新規情報到来報知器27へと送
られる。
【0031】次に、管理人室に設置されているローカル
放送装置5の電気的な構成を図2に示されるブロック図
を参照して説明する。
【0032】同図において、放送管理CPU30は、装
置全体の制御の中で回覧情報の受信及び放送順番等を統
括管理するもので、公知のマイクロプロセッサ、システ
ムROM、ワーキングRAM、タイマ、カウンタ等にて
構成されている。
【0033】通信制御部31は、モデム6から送られて
くる回覧情報等を受信するものであり、ここで受信され
た情報はシステムバス33を経由して回覧情報記憶部3
2に格納される。
【0034】回覧情報記憶部32のデータ配置図を図3
に示す。同図に示されるように、回覧情報記憶部32内
には、初期化フラグ301、放送制御データ302、テ
ロップ画面制御データ303、キャラクタ画面制御デー
タ304、グラフィック画面制御データ305、テロッ
プ画面データ306、キャラクタ画面データ307、及
びグラフィック画面データ308のそれぞれに対応した
記憶領域が設けられている。
【0035】次に、放送制御データ302の記憶領域の
データ配置図を図4に示す。同図に示されるように、放
送制御データ302の記憶領域には、放送テロップ数4
01、放送順番1〜NのテロップID番号402−1〜
N、放送静止画数403、放送順番1〜Nの静止画ID
番号404−1〜Nが格納されている。これらのデータ
は、後述する放送順番管理の為に利用される。
【0036】次に、テロップ画面制御データ303の記
憶領域の一画面分のデータ配置図を図5に示す。同図に
示されるように、テロップ画面制御データ303の記憶
領域には、当該テロップ画面のID番号501、情報種
別(『0』:広告情報、『1』:管理情報、『2』:緊
急情報)502、ファイル名503、インターバルタイ
ム504、スタートアドレス505、エンドアドレス5
06、文字色507、背景色508、及び新規蓄積フラ
グ509が格納されている。これらのデータは、後述す
るテロップ放送処理にて利用される。
【0037】次に、キャラクタ画面制御データ304の
記憶領域の一画面分のデータ配置図を図6に示す。同図
に示されるように、キャラクタ画面制御データ304の
記憶領域には、当該キャラクタ画面のID番号601、
情報種別(『0』:広告情報、『1』:管理情報、
『2』:緊急情報)602、ファイル名603、インタ
ーバルタイム604、スタートアドレス605、エンド
アドレス606、文字色607、背景色608、及び新
規蓄積フラグ609が格納されている。これらのデータ
は、後述する静止画放送処理にて利用される。
【0038】次に、グラフィック画面制御データ305
の記憶領域の一画面分のデータ配置図を図7に示す。同
図に示されるように、グラフィック画面制御データ30
5の記憶領域には、当該キャラクタ画面のID番号70
1、情報種別(『0』:広告情報、『1』:管理情報、
『2』:緊急情報)702、ファイル名703、インタ
ーバルタイム704、スタートアドレス705、エンド
アドレス706、及び新規蓄積フラグ707が格納され
ている。これらのデータは、後述する静止画放送処理に
て利用される。
【0039】次に、図2のブロック図に戻って、画面情
報記憶部34には回覧情報を構成する静止画の一画面分
のRGB別グラフィックデータが格納され、また画面情
報記憶部35には回覧情報を構成するテロップの一画面
分のRGB別グラフィックデータが格納される。画面情
報記憶部35はFIFO機能を有するキューメモリ及び
公知のシフト制御回路にて構成されており、格納された
データはビデオ制御CPU36の制御下において、画面
上におけるテロップ移動速度に対応する速度にてシフト
される。
【0040】画面情報記憶部34,35に格納されたグ
ラフィックデータは、制御ポート40からのコマンドを
受けて動作するビデオ制御CPU36の管理下におい
て、ビデオ信号のフレーム周期又はフィールド周期にて
読み出され、D/A変換器37,38にてアナログ信号
にそれぞれ変換された後、テロップ混入切替部39へと
送られる。テロップ混入切替部39は、ビデオ制御CP
U36の制御下において動作し、放送管理CPU30か
らのテロップ指令が無い場合には、画面情報記憶部34
からD/A変換器37を経由して到来する静止画信号を
そのまま出力するのに対し、テロップ指令がある場合に
は、画面情報記憶部34からD/A変換器37を経由し
て到来する静止画信号の中で、画面上のテロップ領域に
相当する時間帯の信号については、画面情報記憶部35
からD/A変換器38を経由して到来するテロップ信号
に置き換えて出力するものであり、これによりテロップ
混入切替部39からは、必要に応じて、テロップが重ね
られた形の静止画信号が得られることとなる。
【0041】次いで、テロップ混入切替部39からの信
号は特定信号混合部42へと送られ、ここで特定信号出
力部41にて所定のタイミングで生成された新規情報の
種別を表す特定信号と混合され、その後、符号化部43
にてNTSCフォーマットのカラービデオ信号に変換さ
れ、さらにビデオ出力部44にて適当なレベルに増幅さ
れた後、出力端子45から外部へと送出されることとな
る。
【0042】次に、ローカル放送装置5にて受信割込に
て実行される回覧情報蓄積処理の詳細を図8のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0043】何らかの回覧情報が到来したことにより処
理が開始されると、当該回覧情報に付された画面指定コ
ードに基いて、画面指定が静止画かテロップかの判定が
行われる(ステップ801)。ここで、当該情報の画面
指定が静止画と判定されると(ステップ801静止
画)、次いで、その静止画データの種別がキャラクタか
グラフィックかの判定が行われ(ステップ802)、キ
ャラクタと判定された場合には(ステップ802キャラ
クタ)、当該キャラクタ画面データは先に説明した図3
の領域307に格納され(ステップ803)、またキャ
ラクタ画面制御データについては図3の領域304に、
図6に示されるフォーマットにて格納される(ステップ
804)。次いで、当該キャラクタ画面データのID
は、先に説明した図4の領域404−1〜Nの中にその
放送順番に対応して格納され、同時に、図4の領域40
3に格納された放送静止画数のインクリメントが行われ
る(ステップ805)。次いで、先に説明した図6に示
される新規蓄積フラグ609がセットされる(ステップ
806)。この新規蓄積フラグ609は、後述する特定
信号の送出有無の判断に利用される。以後、後続する画
面データについて、同様な処理が、最終画面になるまで
(ステップ807NO)繰り返され、最終画面の終了と
共に(ステップ807YES)、この割込処理は復帰さ
れる。
【0044】これに対して、当該静止画データの種別が
グラフィックと判定された場合には(ステップ802グ
ラフィック)、当該グラフィック画面データは先に説明
した図3の領域308に格納され(ステップ808)、
またグラフィック画面制御データについては図3の領域
305に、図7に示されるフォーマットにて格納される
(ステップ809)。次いで、当該グラフィック画面デ
ータのIDは、先に説明した図4の領域404−1〜N
の中にその放送順番に対応して格納され、同時に、図4
の領域403に格納された放送静止画数のインクリメン
トが行われる(ステップ810)。次いで、先に説明し
た図7に示される新規蓄積フラグ707がセットされる
(ステップ811)。この新規蓄積フラグ707は、後
述する特定信号の送出有無の判断に利用される。以後、
後続する画面データについて、同様な処理が、最終画面
になるまで(ステップ812NO)繰り返され、最終画
面の終了と共に(ステップ812YES)、この割込処
理は復帰される。
【0045】一方、当該情報の画面指定がテロップと判
定されると(ステップ801テロップ)、当該テロップ
画面データは先に説明した図3の領域306に格納され
(ステップ813)、またテロップ画面制御データにつ
いては図3の領域303に、図5に示されるフォーマッ
トにて格納される(ステップ814)。次いで、当該テ
ロップ画面データのIDは、先に説明した図4の領域4
02−1〜Nの中にその放送順番に対応して格納され、
同時に、図4の領域401に格納された放送テロップ数
のインクリメントが行われる(ステップ815)。次い
で、先に説明した図5に示される新規蓄積フラグ509
がセットされる(ステップ816)。この新規蓄積フラ
グ509は、後述する特定信号の送出有無の判断に利用
される。以後、後続する画面データについて、同様な処
理が、最終画面になるまで(ステップ817NO)繰り
返され、最終画面の終了と共に(ステップ817YE
S)、この割込処理は復帰される。
【0046】次に、ローカル放送装置5にて通常処理に
て実行される静止画放送処理の詳細を図9のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0047】同図において処理が開始されると、先に説
明した図4の放送静止画数403を参照して放送すべき
静止画の存在確認(ステップ901)及び表示継続時間
を計時するインターバルタイマのタイムアップ確認(ス
テップ902)が行われ、両者が肯定された場合に限り
(ステップ901YES、ステップ902YES)、実
質的な放送処理への移行が行われる。このようにして放
送処理への移行が行われると、先ず、放送順番カウンタ
C1にて指定の静止画IDが、先に説明した図4の領域
401−1〜Nから読み出され(ステップ903)、次
いで当該IDで指定の静止画データがキャラクタ画面デ
ータであるかグラフィック画面データであるかの判定が
行われる(ステップ904)。ここで、キャラクタ画面
データであると判定された場合には(ステップ904キ
ャラクタ)、当該静止画データは図6に示されるキャラ
クタ画面制御データを用いてグラフィックデータに展開
された後(ステップ905)、図2に示される画面情報
記憶部(静止画用)34に書き込まれる(ステップ90
6)。これに対して、当該静止画データがグラフィック
画面データであると判定された場合には(ステップ90
4グラフィック)、当該静止画データは図7に示される
グラフィック画面制御データを用いて、図2に示される
画面情報記憶部(静止画用)34に書き込まれることと
なる(ステップ906)。
【0048】次いで、当該静止画データが、当該回覧情
報の最初の画面であるかの判定が例えばIDの規約に基
いて行われ(ステップ907)、最初の画面である場合
に限り(ステップ907YES)、図6の新規蓄積フラ
グ609又は図7の新規蓄積フラグ707の状態が参照
され(ステップ908)、新規蓄積フラグがセットされ
ている場合に限り(ステップ908YES)、図6の情
報種別602又は図7の情報種別702の内容が特定信
号として図2に示される特定信号出力部42から出力さ
れる(ステップ909)、その後、新規蓄積フラグ60
9又は707はリセットされる(ステップ910)。こ
れに対して、当該静止画が回覧情報の最初の静止画では
ないと判定されると(ステップ907NO)、以上の処
理(ステップ908〜909)はいずれもスキップさ
れ、特定信号出力部42から特定信号は出力されず、新
規蓄積フラグのリセット処理のみが行われる(ステップ
910)。このようにして特定信号出力部42から出力
された特定信号は、画面情報の送出に先立って、特定信
号混合部42、符号化部43、ビデオ出力部44を経由
して端子45から外部へと送出される。尚、特定信号の
信号形態については任意の形態を採用することができ、
例えば、ビデオフォーマットの各ラインの輝度レベルを
用いて情報種別(緊急情報、管理情報、広告情報)を表
す特定ビット数の2値信号を送出することができる。
【0049】以後、図2に示される制御ポート40から
ビデオ制御CPU36に対して画面送信指令が与えられ
ると(ステップ911)、図2の画面情報記憶部(静止
画用)34に格納された画面データは、ビデオ制御CP
U36の管理下において、ビデオ信号のフレーム周期又
はフィールド周期にて高速に繰り返し読み出され、D/
A変換器37、テロップ混入切替部39、特定信号混合
部42、符号化部43、及びビデオ出力部44を経由し
て、端子45から外部へと送出される。
【0050】次いで、所定のインターバルタイマには、
図6に示されるインターバルタイム604又は図7に示
されるインターバルタイム704がセットされ(ステッ
プ912)、当該画面の表示継続時間が設定される。
【0051】次いで、放送順番カウンタC1の内容が、
図4に示される放送静止画数403に達しているかの判
定が行われ(ステップ913)、放送静止画数に達して
いなければ(ステップ913NO)、放送順番カウンタ
C1の内容はインクリメントされるのに対して(ステッ
プ915)、放送静止画数に達している場合には(ステ
ップ913YES)、放送順番カウンタC1の内容は初
期値にセットされ(ステップ914)、全ての処理は完
了する。
【0052】次に、ローカル放送装置5にて通常処理に
て実行されるテロップ放送処理の詳細を図10のフロー
チャートを参照して説明する。
【0053】同図において処理が開始されると、先に説
明した図4の放送テロップ数401を参照して放送すべ
きテロップの存在確認(ステップ1001)及び表示継
続時間を計時するインターバルタイマのタイムアップ確
認(ステップ1002)が行われ、両者が肯定された場
合に限り(ステップ1001YES、ステップ1002
YES)、実質的な放送処理への移行が行われる。この
ようにして放送処理への移行が行われると、先ず、放送
順番カウンタC2にて指定のテロップIDが、先に説明
した図4の領域402−1〜Nから読み出され(ステッ
プ1003)、次いで当該IDで指定のテロップ画面デ
ータは図5に示されるキャラクタ画面制御データを用い
てグラフィックデータに展開された後(ステップ100
4)、図2に示される画面情報記憶部(テロップ用)3
5に書き込まれる(ステップ1005)。
【0054】次いで、当該テロップデータが、当該回覧
情報の最初の画面であるかの判定が例えばIDの規約に
基いて行われ(ステップ1006)、最初の画面である
場合に限り(ステップ1006YES)、図5の新規蓄
積フラグ509の状態が参照され(ステップ100
7)、新規蓄積フラグがセットされている場合に限り
(ステップ1007YES)、図5の情報種別502の
内容が特定信号として図2に示される特定信号出力部4
2から出力され(ステップ1008)、その後、新規蓄
積フラグ509はリセットされる(ステップ100
9)。これに対して、当該テロップ画面が回覧情報の最
初のテロップ画面ではないと判定されると(ステップ1
006NO)、以上の処理(ステップ1007〜100
8)はいずれもスキップされ、特定信号出力部42から
特定信号は出力されず、新規蓄積フラグのリセット処理
のみが行われる(ステップ1009)。このようにして
特定信号出力部42から出力された特定信号は、画面情
報の送出に先立って、特定信号混合部42、符号化部4
3、ビデオ出力部44を経由して端子45から外部へと
送出される。尚、特定信号の信号形態については任意の
形態を採用することができ、例えば、ビデオフォーマッ
トの各ラインの輝度レベルを用いて情報種別(緊急情
報、管理情報、広告情報)を表す特定ビット数の2値信
号を送出することができる。
【0055】以後、図2に示される制御ポート40から
ビデオ制御CPU36に対して画面送信指令が与えられ
ると(ステップ1110)、図2の画面情報記憶部(テ
ロップ用)35に格納された画面データは、ビデオ制御
CPU36の管理下において、ビデオ信号のフレーム周
期又はフィールド周期にて高速に繰り返し読み出され、
D/A変換器37、テロップ混入切替部39、特定信号
混合部42、符号化部43、及びビデオ出力部44を経
由して、端子45から外部へと送出される。尚、前述し
たように、図2の画面情報記憶部(テロップ用)35に
格納された画面データは、ビデオ制御CPU36の制御
下において、テロップ移動速度でシフトさせているた
め、これによりテロップ文字は画面下部において横一列
に表示されつつ例えば右から左へとシフトされることに
なる。次いで、所定のインターバルタイマには、図5に
示されるインターバルタイム404がセットされ(ステ
ップ1111)、当該画面の表示継続時間が設定され
る。
【0056】次いで、放送順番カウンタC2の内容が、
図4に示される放送テロップ数401に達しているかの
判定が行われ(ステップ1012)、放送テロップ数に
達していなければ(ステップ1012NO)、放送順番
カウンタC2の内容はインクリメントされるのに対して
(ステップ1014)、放送テロップ数に達している場
合には(ステップ1012YES)、放送順番カウンタ
C2の内容は初期値にセットされ(ステップ101
3)、全ての処理は完了する。
【0057】次に、図1に示されるように、各住戸3に
設置される新規情報到来報知器27の詳細を図11〜図
13を参照して説明する。
【0058】新規情報到来報知器27の外観詳細及びそ
の取り付け状態を図11に示す。この例に示される新規
情報到来報知器27は、図11(a)に示されるよう
に、適宜な取り付け手段(例えば、粘着テープ、磁石、
ビス等)を介して住戸テレビ25の側面等に取り付け可
能な矩形の小型ハウジングを有し、この新規情報到来報
知器27への信号供給は、各住戸のアンテナコンセント
22からのRF信号を分配器24にてテレビ用と報知器
用とに分岐することにより行われる。この新規情報到来
報知器27のハウジング前面には、図11(b)に示さ
れるように、緊急情報の到来を報知する赤色の表示ラン
プ27a、管理情報の到来を示す黄色の表示ランプ27
b、広告情報の到来を示す緑色の表示ランプ27c、及
びチャイムやブザー等の音響報知器のオンオフ用スライ
ドスイッチ27dが設けられており、又ハウジングの上
面には、表示や警報音を一括リセットする為のモメンタ
リタイプの押しボタンスイッチ27eが設けられてい
る。さらに、各表示ランプの近傍には、当該ランプの意
味内容を示す文字(『緊急』、『管理』、『広告』)が
例えばプリントにより描かれている。
【0059】次に、新規情報到来報知器27の電気回路
構成の概略を図12のブロック図に示す。同図におい
て、受信回路27gは、分配器24から送られてくるR
F信号の特定チャンネル周波数(通常は、放送の空きチ
ャンネル周波数)から新規情報の到来を示す特定信号を
受信するものであり、公知のチューナ、復調器、検波器
等により構成されている。インターフェース27hは、
前述した各表示ランプ27a〜27bのドライブ制御、
音響警報器27fのドライブ制御、及びリセットスイッ
チ27eの状態検知などを行うものである。CPU27
iは、報知器全体を統括制御するものであり、マイクロ
プロセッサ、ROM、RAM等により構成されている。
【0060】次に、CPU27iにて実行される制御プ
ログラムの構成を図13のフローチャートに示す。同図
に示されるように、何らかの特定信号が受信回路27g
にて受信されると、報知セット処理が割込により実行さ
れる。すると、先ず、受信コードの読み込みが行われた
後(ステップ1301)、当該コードの内容に基いて到
来情報の種別が、『広告』、『管理』、『緊急』のいず
れであるかの判定が行われ(ステップ1302)、その
判定結果に応じて、広告フラグ、管理フラグ、緊急フラ
グのいずれかがセットされる(ステップ1303、13
04又は1305)。以上の動作が、特定信号が受信さ
れる毎に繰り返される。これに対して、リセットボタン
が操作されると、報知解除処理が割込により実行され、
前述の広告フラグ、管理フラグ、緊急フラグは全て一括
してリセットされる(ステップ1306,1307,1
308)。以上の動作が、リセット操作が行われる毎に
繰り返される。
【0061】一方、通常処理として実行される報知処理
では、各フラグの状態を常時参照しており(ステップ1
309)、いずれかのフラグがセット状態にあれば(ス
テップ1309YES)、当該フラグの種別に対応して
(ステップ1310)、該当する表示ランプの点灯処理
が行われ(ステップ1311、1312、又は131
3)、同時に、警報音の発生処理が行われて(ステップ
1316)、ブザーやチャイムにより新規情報の到来が
音響報知される。他方、いずれのフラグもリセットされ
ている状態にては(ステップ1309NO)、全ての表
示ランプは消灯状態とされ(ステップ1314)、同時
に、警報音も停止状態に維持される(ステップ131
5)。
【0062】以上説明したローカル放送装置5と新規情
報到来報知器27とを用いた本発明の電子回覧システム
によれば、例えば、遠隔設置された管理センタ等から回
覧情報をNTT公衆回線等を用いてローカル放送装置2
7へと送信すれば、当該情報は自動的に所定の順序で繰
り返しかつ所定のインターバルタイムを以てテレビ共視
ケーブル19へと空きチャンネルで垂れ流し的に放映さ
れる。従って、各住戸3,3…の居住者は、住戸テレビ
25の受信チャンネルを特定の空きチャンネルに合わせ
るだけで、必要な回覧情報を何時でも容易に入手するこ
とができる。
【0063】又、新規回覧情報の放送に際しては、それ
に先立って、テレビ共視ケーブル19に対してその情報
種別を示す特定信号が送信される一方、各住戸の新規情
報報知器27では特定信号の受信に応答して所定の警告
音が発せられると共に、その情報種別(エレベータの故
障等の緊急情報、管理組合からのお知らせ等の管理情
報、地域の催し物等の広告情報)を示す表示ランプ27
a〜27cの点灯が行われるため、各住戸の居住者は定
期的に特定チャンネルの放映内容を確認することを習慣
付け無くとも、新規回覧情報が到来したことを即座に知
ることができ、しかも表示ランプの点灯により到来情報
の種別を知ることもできるため、興味の薄い情報につい
ては放映内容の確認を省略するなどにより、無駄な情報
を確認するためにテレビの前に釘付けとなると言った不
都合も回避することもできる。加えて、この表示ランプ
の点灯状態は、特定信号の消失ののちもリセット操作を
行うまでは継続される為、留守中に回覧情報が新規に到
来したような場合でも、帰宅時に表示ランプの点灯によ
りそのことを知ることができ、重要な回覧情報を見逃す
と言った問題も生じない。
【0064】さらに、ローカル放送装置5の側では、受
信された回覧情報にテロップ指定がある場合には、当該
情報についてはその他の静止画指定情報と重ねて同時に
放送するため、遠隔設置された管理センタの側で重要度
の高い或いは確実に各住戸に届けたい情報については予
めテロップ指定を行うなどにより、そのような情報につ
いては静止画の一巡サイクルを待つこと無く迅速に確認
させることができる。特に、このテロップ指定を行え
ば、留守中に新規情報が到来した場合にも、帰宅時に新
規情報到来報知器の報知に従って特定チャンネルに合わ
せれば、当該テロップ指定のある回覧情報については、
その他の静止画情報の一巡表示サイクルを待つこと無
く、その内容を居住者に対して即座に伝達することがで
きると言う利点がある。
【0065】尚、以上の実施形態では、特定信号に情報
種別も含めるようにしたが、新規情報であることのみを
含めるようにしても良いことは勿論であり、その場合に
は新規情報到来報知器の表示ランプは1個で済むことと
なる。又、本発明の電子回覧システムは、図1に示され
たUHFアンテナ、VHFアンテナ、BSアンテナを有
するテレビ共視システムに限らず、図14に示されるC
ATV用のテレビ共視システム、或いは図15に示され
る有線放送とCATVとを併有するテレビ共視システム
にも適用できることは勿論である。尚、図14及び図1
5において、図1と同一構成部分については、同符号を
付して説明は省略する。
【0066】すなわち、図14において、11aはSH
F帯にて変調を行なうRF変調器、13aは混合器、1
6aはCATV用視聴設備、26aはホームターミナル
である。CATVが引き込まれている場合には、利用で
きる周波数帯はMHF帯とSHF帯となるが、MHF帯
ではノイズの影響が出やすい為、使用する周波数帯をS
HF帯としてノイズの少ない周波数に変調したのち共視
システムに混合するものである。又、図15において、
11bは変調器、12aはCSブースター、13bは有
線放送共視設備、16bはCATV用視聴設備、14
b,14cは保安器である。CATVと有線放送(音
声)とが引き込まれている場合には、周波数帯に空きが
ない為、本発明システム専用の共視ケーブル19a,2
1aを単独で敷設することが必要となる。
【0067】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、繰り返し垂れ流し的に放映される一連の回覧情
報の中に新規な情報が追加された場合、そのことを居住
者等に即座に報知して特定チャンネルの放映内容確認を
促すと共に、居住者等による所定のリセット操作により
報知を解除して、次の新規情報の到来に対応させること
ができる。
【0068】また、この発明によれば、繰り返し垂れ流
し的に放映される一連の回覧情報の中に新規な情報が追
加された場合、その情報種別を居住者等に即座に報知し
て特定チャンネルの放映内容確認を居住者の選択に委ね
ると共に、居住者等による所定のリセット操作により報
知を解除して、次の新規情報の到来に対応させることが
できる。
【0069】さらに、この発明によれば、繰り返し垂れ
流し的に放映される一連の回覧情報の中に新規な情報が
追加された場合、その旨若しくはその情報種別を居住者
等に即座に報知すると共に、留守宅等により報知に気付
くのが遅れた場合にも、特定種別の情報については、静
止画面の一巡を待たずとも迅速に確認させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子回覧システムを、BSアンテ
ナ、VHFアンテナ、UHFアンテナを有する標準的な
テレビ共視システムが採用された集合住宅に適用した一
例を示す機器レイアウト図である。
【図2】管理人室に設置されているローカル放送装置の
電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】回覧情報記憶部のデータ配置図である。
【図4】放送制御データの記憶領域のデータ配置図であ
る。
【図5】テロップ画面制御データの記憶領域の一画面分
のデータ配置図である。
【図6】キャラクタ画面制御データの記憶領域の一画面
分のデータ配置図である。
【図7】グラフィック画面制御データの記憶領域の一画
面分のデータ配置図である。
【図8】ローカル放送装置にて受信割込にて実行される
回覧情報蓄積処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】ローカル放送装置にて通常割込にて実行される
静止画放送処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】ローカル放送装置にて通常割込にて実行され
るテロップ放送処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図11】新規情報到来報知器の外観詳細及びその取り
付け状態を示す斜視図である。
【図12】新規情報到来報知器の電気回路構成の概略を
示すブロック図である。
【図13】新規情報到来報知器のCPUにて実行される
制御プログラムの構成を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る電子回覧システムを、CATV
が標準で引き込まれているテレビ共視システムが採用さ
れた集合住宅に適用した一例を示す機器レイアウト図で
ある。
【図15】本発明に係る電子回覧システムを、CATV
と有線放送との双方が引き込まれているテレビ共視シス
テムが採用された集合住宅に適用した一例を示す機器レ
イアウト図である。
【符号の説明】
1 集合住宅の建屋 2 管理人室 3 住戸 4 機械室 5 ローカル放送装置 6 モデム 7 パソコン 8 NTT公衆回線 19 共視ケーブル 11 RF変調器 22 アンテナコンセント 25 住戸テレビ 27 新規情報到来報知器 27a 赤色表示ランプ(緊急情報用) 27b 黄色表示ランプ(管理情報用) 27c 緑色表示ランプ(広告情報用) 27d スライドスイッチ(警報音オンオフ用) 27e 押ボタンスイッチ(リセット用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 H04N 5/00 H04N 7/16 H04H 1/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信された回覧情報を蓄積記憶させ、そ
    れら蓄積記憶された各情報を所定の順序で繰り返し読み
    出してはビデオ信号に変換して出力するローカル放送装
    置を備え、その変換出力されるビデオ信号をさらに特定
    チャンネル信号に変換して各住戸のテレビジョン受像機
    へ繋がるテレビ共視ケーブルへと混入させることによ
    り、各住戸のテレビジョン受像機の画面上に前記回覧情
    報に対応する画像を所定の順序で繰り返し表示させ得る
    ようにした集合住宅等における電子回覧システムにおい
    て、 前記ローカル放送装置側には、繰り返し送出される一連
    の回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに
    際して、その旨の特定信号を送出する手段が設けられて
    おり、かつ前記集合住宅等の住戸側には、前記特定信号
    が到来する毎に報知作動状態にセットされ、かつ所定の
    手動リセット操作に応答して報知解除状態にリセットさ
    れる新規情報到来報知器が設けられていること、 を特徴とする電子回覧システム。
  2. 【請求項2】 受信された回覧情報を蓄積記憶させ、そ
    れら蓄積記憶された各情報を所定の順序で繰り返し読み
    出してはビデオ信号に変換して出力するローカル放送装
    置を備え、その変換出力されるビデオ信号をさらに特定
    チャンネル信号に変換して各住戸のテレビジョン受像機
    へ繋がるテレビ共視ケーブルへと混入させることによ
    り、各住戸のテレビジョン受像機の画面上に前記回覧情
    報に対応する画像を所定の順序で繰り返し表示させ得る
    ようにした集合住宅等における電子回覧システムにおい
    て、 前記ローカル放送装置側には、繰り返し送出される一連
    の回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに
    際して、当該新規回覧情報に予め付与された情報種別に
    対応する特定信号を送出する手段が設けられており、か
    つ前記集合住宅等の住戸側には、前記特定信号が到来す
    る毎に、当該特定信号の情報種別に対応する報知作動状
    態にセットされ、かつ所定の手動リセット操作に応答し
    て報知解除状態にリセットされる情報種別識別型の新規
    情報到来報知器が設けられていること、 を特徴とする電子回覧システム。
  3. 【請求項3】 前記ローカル放送装置は、蓄積記憶され
    た各情報を所定の順序で繰り返し読み出すに際しては、
    静止画面指定のある回覧情報とテロップ画面指定のある
    回覧情報とを区別し、それぞれの情報別に所定の順序で
    繰り返し読み出しつつ両者を合成してからビデオ信号に
    変換し、それにより各住戸のテレビジョン受像機の画面
    上に、静止画面指定の回覧情報とテロップ画面指定の回
    覧情報とを重ねて表示することを特徴とする請求項1若
    しくは請求項2に記載の電子回覧システム。
  4. 【請求項4】 前記特定信号の送出は、前記テレビ共視
    ケーブルそれ自体を通して行われることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子回覧システ
    ム。
  5. 【請求項5】 公衆回線等を介して受信された回覧情報
    を蓄積記憶させ、それら蓄積記憶された各情報を所定の
    順序で繰り返し読み出してはビデオ信号に変換して出力
    する集合住宅等における電子回覧システム用のローカル
    放送装置であって、 前記ローカル放送装置には、繰り返し送出される一連の
    回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに際
    して、その旨の特定信号を送出する手段が設けられてい
    ること、 を特徴とするローカル放送装置。
  6. 【請求項6】 公衆回線等を介して受信された回覧情報
    を蓄積記憶させ、それら蓄積記憶された各情報を所定の
    順序で繰り返し読み出してはビデオ信号に変換して出力
    する集合住宅等における電子回覧システム用のローカル
    放送装置であって、 前記ローカル放送装置には、繰り返し送出される一連の
    回覧情報の中に新規の回覧情報を追加して送出するに際
    して、当該新規回覧情報に予め付与された情報種別に対
    応する特定信号を送出する手段が設けられていること、 を特徴とするローカル放送装置。
  7. 【請求項7】 前記ローカル放送装置は、蓄積記憶され
    た各情報を所定の順序で繰り返し読み出すに際しては、
    静止画面指定のある回覧情報とテロップ画面指定のある
    回覧情報とを区別し、それぞれの情報別に所定の順序で
    繰り返し読み出しつつ両者を合成してからビデオ信号に
    変換して出力すること、 を特徴とする請求項5若しくは請求項6に記載のローカ
    ル放送装置。
  8. 【請求項8】 テレビ共視ケーブルを通して送られてく
    るRF信号を導入するための入力端子と、 前記RF信号入力端子から入力されるRF信号の特定チ
    ャンネルから新規回覧情報の到来を知らせる特定信号を
    受信する受信手段と、 所定の操作子の手動操作によりリセット信号を発生する
    リセット手段と、 その作動により、視覚的、及び/又は、聴覚的報知動作
    を行う報知手段と、 前記受信手段にて前記特定信号が受信されるのに応答し
    て前記報知手段を報知作動状態にセットし、かつ前記リ
    セット手段にてリセット信号が発生するのに応答して前
    記報知手段を報知解除状態にリセットする制御手段と、 を具備することを特徴とする新規情報到来報知器。
  9. 【請求項9】 テレビ共視ケーブルを通して送られてく
    るRF信号を導入するためのRF信号入力端子と、 前記RF信号入力端子から入力されるRF信号の特定チ
    ャンネルから新規回覧情報の到来及びその情報種別を知
    らせる特定信号を受信する受信手段と、 所定の操作子の手動操作によりリセット信号を発生する
    リセット手段と、 その作動により、情報種別に対応した視覚的、及び/又
    は、聴覚的報知動作を行う報知手段と、 前記受信手段にて前記特定信号が受信されるのに応答し
    て前記報知手段を当該情報種別に対応した報知作動状態
    にセットし、かつ前記リセット手段にてリセット信号が
    発生するのに応答して前記報知手段を報知解除状態にリ
    セットする制御手段と、 を具備することを特徴とする新規情報到来報知器。
  10. 【請求項10】 前記新規回覧情報の情報種別は、緊急
    情報、管理情報、広告情報の3種類からなり、 かつ前記報知手段は、前記緊急情報、管理情報、広告情
    報のそれぞれに対応する赤色、黄色、緑色ランプを有
    し、 さらに前記リセット手段のリセット操作子はモメンタリ
    型の押ボタンスイッチであり、 それにより、前記赤色、黄色、緑色の各ランプは、緊急
    情報、管理情報、広告情報が新規に到来する毎にそれぞ
    れ点灯状態にセットされ、かつ前記押ボタンスイッチの
    操作で消灯状態に一括リセットされること、 を特徴とする請求項9に記載の新規情報到来報知器。
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