JP3247462B2 - ロール収納カートン用カッターの装着方法 - Google Patents
ロール収納カートン用カッターの装着方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D83/08—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
- B65D83/0847—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
- B65D83/0852—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing
- B65D83/0882—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing and for cutting interconnected articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
ミホイル等、長尺に巻回されたロールを収納し、必要に
応じて切断して取り出すようにした有底長箱状のロール
収納用カートンのロール引き出し口に、刃先を外方に突
出させて取り付けられるファイバーシート等を用いたカ
ッターの装着方法に関し、カッター装着による切断性能
の下落、あるいはカートンの歪みや接着不良、もしくは
衛生上の問題発生を解決することを目的とする。
ロール切断用カッターを装着するための、これまでに知
られている一般的な方法としては、たとえば金属製のカ
ッターの場合にはカートンに対してカシメ付けることが
可能であるが、その後塩ビやポリエステル、あるいは紙
を塩化亜鉛で処理したハードファイバーシート等を材質
とするカッターが使用されるようになると、そのカート
ンに対する装着手段として溶剤型またはエマルジョン型
あるいはホットメルト型の接着剤や、あるいは粘着剤が
多く用いられるようになった。
た種々の装着手段のうち、溶剤型またはエマルジョン型
の接着剤を用いる場合は、乾燥するまでの接着力が弱
く、高速での装着作業には向かない。 ヒートシールタ
イプの場合にはあらかじめ原反に塗布しておくが装着時
に加熱する必要があり、作業効率が著しく低下する。
またホットメルト型(ワックスタイプ)の場合において
も事前に塗布して接着する場合にはやはり加熱しなけれ
ばならず、金型の精度にも悪影響を与えることが多い。
また熔融したホットメルトを塗布しながら装着する場
合においても、そのコントロールが難しく、やはり作業
効率を低下させる原因となっている。
シートを用いたカッターの装着に際しては、加熱により
カッター素材中の水分が蒸発して瞬間的に収縮する結
果、装着後のカートン使用時において多湿雰囲気中にお
かれた場合、カートン自体とカッターの伸縮率の差異に
よりカッター装着部分に波形の変形を生ずるために品質
劣化を生じやすい。
めカッター素材にコーティングして剥離紙を貼った状態
にてロール巻したものを、剥離紙を巻き取りながらカッ
ターを形成してカートンに装着して用いるが、粘着剤が
カートンよりはみ出だすカッターの鋸歯状の刃の部分に
まで塗布されるために、カッターとしての切れ味が悪
く、また残ったフイルムが付着して作業効率に悪影響を
与えやすい。
不衛生となったり、さらに湿度変化によりカートンとカ
ッターとの伸縮率の差異によって、粘着面に応力が生じ
遅効的にカッターの剥離を生ずることが多いほか、高価
な剥離紙を用い、しかもこれを廃棄するためにコストの
面においても上昇し、かつメタルエッジャーについても
粘着剤の付着を防止するための特殊な加工を必要とする
こと、等の種々の課題を有する。
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、十
分な接着力を得るとともに、衛生的で加工効率がよく、
しかもカッターやカートンの変形や切断性能の下落等の
不具合を生ずることのない理想的なカッターの装着方法
を開発したものであって、具体的には有底長箱状のロー
ル収納用カートンに、刃先を外方に突出させてカッター
を取り付ける場合において、該カッターの原反およびカ
ートンの取り付け箇所の両面に予め、両面塗布した場合
にのみ貼り合わせ接着が可能なエマルジョンタイプのプ
レスシール剤を塗布しておき、両者を重ね合わせてプレ
スシールするようにしたことを特徴とするロール収納カ
ートン用カッターの装着方法に関する。
箇所の両面に予めプレスシール剤を塗布し、ロール状に
巻回されているカッターの原反を、その長さ方向に垂直
に鋸歯状の刃を形成しながら所定の幅に切断し、これを
カートンのロール引き出し口における、予め上記エマル
ジョンタイプのプレスシール剤を塗布したカッター装着
予定部分に位置合わせして取り付け、これを既存のメタ
ルエッジャーにより加圧して完全に接着させる。
4に示した実施例をもとに説明すると、1はカッターの
原反、3はロールカートンをあらわす。 カッターの原
反1はロール巻きされた長尺の、紙を塩化亜鉛で処理し
たハードファイバーシートを素材とするものであり、具
体的には精製された有機質天然繊維からなる原料紙を、
塩化亜鉛の膨潤膠化反応を利用して一定の層厚に積層一
体化した有機質の工業用材料であり、上記した膨潤膠化
作用により繊維組織は密度が高く、天然繊維質の材料と
しては最も機械的強度に優れ、また耐摩耗性や耐油性に
も優れている。
着剤、すなわち自己融着性の接着剤(セルフシール剤、
コールドシール剤とも称される)からなるエマルジョン
タイププレスシール剤2が塗布されており、この原反1
をロールから伸ばしつつ、順次切断機によりロールの幅
分に相当する長さであってその長さ方向に対して垂直
(直交方向)に鋸歯状の刃1bを形成したカッター1a
を得る。
説明をすると、これは天然ゴムラテックスのMMAグラ
フト反応体をベースとし、これにSBRラテックス、超
微粒子シリカ、界面活性剤、湿潤剤、増粘剤、その他少
量の樹脂(樹脂が多すぎるとブロッキングを起こす)や
フィラーを加え、溶剤に溶かして用いられるところの化
学的に安定で、塗工安定性にも優れ、十分な接着強度と
耐摩耗性、耐ブロッキング性にも優れているところの、
全固形分:44±1、PH:10±1、粘度:2,50
0〜3,000cpsの乳白色エマルジョンタイプの外
観を呈するゴム等を主原料とするもので、塗布した片面
のみでは接着性がないが、両面を貼り合わせると良好な
接着効果が得られるものである。
ランクのように、折り線を介して長方形の箱型に成型
し、内部にラップフィルム等のロールを収納するととも
に、端部の差し込み舌片7が正面板4の裏側に差し込ま
れて正面板と重ね合わされることによりロール入りカー
トンを構成することができるようになっており、正面板
4の開口部寄りのカッター装着予定部5には、あらかじ
めカッター原反1に塗布したのと同様のエマルジョンタ
イプのプレスシール剤6が塗布されている。
には、前記したカッター1aが、そのプレスシール剤を
塗布した面をカートンのプレスシール剤塗布面に重ね合
わせるべく位置合わせされて載置され、これを既存のメ
タルエッジャー等の加圧手段を用いて少なくとも100
Kg/cm2 以上の加圧力によりプレスシールするこ
とにより図4に示したようなカートンのロール引き出し
開口部に向けて歯先を突出させた状態に装着する。
した図2〜図4のようなものに限られるものではなく、
このほかにも例えば図5の(A)のように正面板4の上
端内側に施したものや、また(B)のように正面板4の
下端部に施したもの、あるいは(C)のように、差し込
み舌片7の先端部に施したもの等があり、これらのすべ
てについて適用することができる。 なお図4において
8はラップフィルム等のロールをあらわす。
り恒温恒室槽に入れ、その変化の状況をみたところ、以
下の通りであった。サンプル: (室 温 放 置) (40℃/80%RH) (40℃/90%RH) 24hr 48hr 24hr 48hr 24hr 48hr ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ △ △ △ △ ◎ ◎ △ △ △ △ ◎ × × × × × (◎:問題なし ○:接着良好・波打ち有り △:接着
良好・波打ち大×:接着不良・刃の浮き有り) ※なおホットメルトを施した場合には5℃以下の低温雰
囲気下に放置すると刃の浮きが見られた。
おいてはカッターの接着方法の違いが著しく影響するこ
とが明らかであり、とりわけてカッターのコールドシー
ル方法がロールカートンの製品性に好結果をもたらすこ
とが明確となった。
ール収納用カートンに、刃先を外方に突出させてカッタ
ーを取り付ける場合において、該カッターの原反および
カートンの取り付け箇所の両面に予め、両面塗布した場
合にのみ貼り合わせ接着が可能なエマルジョンタイプの
プレスシール剤を塗布しておき、両者を重ね合わせてプ
レスシールするようにしたものであるために、プレスシ
ール前においてはカッターの原反およびカートンの取り
付け箇所のいずれもが粘着性を有せず、従って取り扱い
製に優れるとともに、塗布した接着剤がはみ出しても製
造時および使用時において塵埃の付着がなく衛生上きわ
めて優れ、またカッター装着による切断性能の下落、あ
るいはカートンの歪みや接着不良をすべて解決すること
ができる。
の拡大斜視図。
展開図。
ンクの展開図。
ロール収納容器の斜視図。
け位置をあらわしたロール収納容器の断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】有底長箱状のロール収納用カートンに、刃
先を外方に突出させてカッターを取り付ける場合におい
て、該カッターの原反およびカートンの取り付け箇所の
両面に予め、両面塗布した場合にのみ貼り合わせ接着が
可能なエマルジョンタイプのプレスシール剤を塗布して
おき、両者を重ね合わせてプレスシールするようにした
ことを特徴とするロール収納カートン用カッターの装着
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33558592A JP3247462B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ロール収納カートン用カッターの装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33558592A JP3247462B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ロール収納カートン用カッターの装着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06156482A JPH06156482A (ja) | 1994-06-03 |
JP3247462B2 true JP3247462B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18290234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33558592A Expired - Fee Related JP3247462B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | ロール収納カートン用カッターの装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3247462B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6402277B1 (en) | 2000-01-31 | 2002-06-11 | Hewlett-Packard Company | Ink leak detection system in inkjet printing devices |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP33558592A patent/JP3247462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6402277B1 (en) | 2000-01-31 | 2002-06-11 | Hewlett-Packard Company | Ink leak detection system in inkjet printing devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06156482A (ja) | 1994-06-03 |
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