JP3247147B2 - 抗体酵素複合体およびそれを用いた酵素免疫測定法 - Google Patents

抗体酵素複合体およびそれを用いた酵素免疫測定法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NKY13抗体または
KY−ANP−I抗体が酵素と架橋試薬により結合し、
該酵素が該酵素に対する抗体により結合している抗体酵
素複合体からなる測定感度が上昇した酵素免疫測定試薬
および該試薬を用いた酵素免疫測定法に関する。
【0002】
【従来の技術】酵素免疫測定法(Enzyme Immunoassay;
EIA)とは、少量でもその活性が検出できる高感度の
酵素をマ−カ−として、抗原あるいは抗体、さらには特
異的に反応する物質、レクチン、Clqなどと化学的に
結合せしめ、抗原あるいは抗体などを測定する方法であ
る。EIAはラジオイムノアッセイ(Radioimmunoassey;
RIA)とは異なり、被曝、放射性物質の廃棄の制限な
どがなく、またRIAと同程度の感度が得られることか
ら、広く用いられている(織田ら、免疫学用語辞典:最
新医学社)。EIAにおいて抗原あるいは抗体を酵素標
識する方法としては、グルタルアルデヒド法(Avrameas,
S., Immunochemistry 6, 43-52, 1969)、過ヨ−ソ酸法
(Nakane, P. K., J. Histochem. Cytochem. 22, 1084-1
091, 1974)、マレイミド法、ピリジル・ジスルフィド法
(Carlsson, J., Biochem. J. 173, 723-737, 1987)など
が知られている。このうち、重合体の形成が無く、抗
原、抗体および酵素の活性維持が良好であり、標識効率
の高い方法は、マレイミド法とピリジル・ジスルフィド
法である。
【0003】マレイミド法とは、マレイミド基とチオ−
ル基が温和な条件下で効率良く反応して安定な架橋を形
成することを利用した方法で、架橋試薬としてマレイミ
ド化合物を用いて酵素にマレイミド基を導入し、抗体や
抗原にチオ−ル基を導入して両者を反応させて酵素標識
抗体(抗原)を得る方法である。一方、ピリジル・ジスル
フィド法とは、ピリジル・ジスルフィド結合がチオ−ル
基と交換反応を起こすことを利用した方法で、架橋試薬
としてピリジル・ジスルフィド化合物を用いて酵素にピ
リジル・ジスルフィド基を導入し、抗体や抗原にチオ−
ル基を導入して両者を反応させると容易に酵素標識を行
なうことができる。
【0004】これらの方法は、抗体を酵素標識する際、
抗体のヒンジ部のジスルフィド結合を還元して生成する
チオ−ル基をそのまま用いることができる。さらに、抗
体のFab’のヒンジ部のチオ−ル基を利用した酵素標
識であるヒンジ酵素標識法(ヒンジ法)を行なうと、抗体
活性を損なうことがないので、非特異的吸着が少なく、
利用価値の高い酵素標識Fab’を調製することができ
る(石川ら、酵素免疫測定法 第3版:医学書院)ことか
ら、現在最も良く使われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、現在
EIAの酵素標識において最も優れている方法はヒンジ
法である。しかし、この方法は抗体をFab’とした後
に標識するので、本来2価である抗体を1価にすること
になり、その結果、抗原が多価抗原である場合抗原との
結合力は低下してしまうことがある。そこで、本発明者
らは、ヒンジ法によって低下した抗体の結合力を回復さ
せ、酵素免疫測定法における測定感度を上昇させること
を目的として実験を行い、本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意研究につとめた結果、酵素標識
抗体を標識酵素に対する抗体で結合させることにより、
すなわち、抗体が酵素と架橋試薬により結合し、該酵素
が該酵素に対する抗体により結合している抗体酵素複合
体を生成させることにより標識抗体を多価とし、その結
合力を著しく回復させることに成功した。すなわち、本
発明は、第一の抗体がNKY13またはKY−ANP−
Iであって、酵素と架橋試薬により結合し、該酵素が該
酵素に対する第二の抗体により結合している抗体酵素複
合体からなる免疫測定試薬に関するものである。該第一
抗体であるNKY13抗体(特開平1−71496)は
ヒト腸癌細胞由来の糖たん白質を認識するモノクローナ
ル抗体であり、KY−ANP−I抗体(特開平1−61
500)はヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド(hAN
P)を認識するモノクローナル抗体である。NKY13
抗体は、1987年5月26日からPHLS CAMR、Porton D
own、Salis bury、Wilts、United KingdomのECACC(Euro
pean Collection of Animal Cell Cultures)にブタペ
スト条約に基づき受託番号87052601として寄託
されているハイブリドーマ「NKY13」を用いて、特
開平1−71496に記載の方法で作製することができ
る。また、KY−ANP−I抗体も、同様に、1987
年8月20日からECACCにブタペスト条約に基づき受託
番号87082001として寄託されているハイブリド
ーマ「KY−ANP−I」を用いて、特開平1−615
00に記載の方法で作製することができる。該第一抗体
は酵素標識可能な抗体フラグメントでもよく、その代表
例としてFab、Fab’、F(ab’)2、Fabc
およびFdなどが挙げられるが、好ましくはFab’を
用いる。
【0007】該酵素としては、EIAに用いられる酵
素、例えば西洋ワサビペルオキシダ−ゼ、β−ガラクト
シダ−ゼ、グルコ−スオキシダ−ゼ、アルカリフォスフ
ァタ−ゼ、リゾチ−ム、グルコ−ス−6−リン酸デヒド
ロゲナ−ゼなどは全て用いることができるが、西洋ワサ
ビペルオキシダ−ゼを用いるのが好ましい。架橋法とし
ては、EIAの酵素標識に用いられる架橋試薬を用いる
方法、例えばグルタルアルデヒド、マレイミド化合物、
ピリジル・ジスルフィド化合物などを用いる方法、ある
いは過ヨ−ソ酸酸化によるNakaue法などを用いることが
できるが、その中でもマレイミド化合物を用いる方法が
好ましい。マレイミド化合物には、例えば、N−(ε−
マレイミドカプロイルオキシ)スクシンイミド(N-(ε-Ma
leimidocaproyloxy)succinimide; EMCS)、N−スク
シンイミジル−4−マレイミドブチル酸(N-succinimidy
l-4-maleimidobutyrate)、N−スクシンイミジル−6−
マレイミドヘキサノ酸(N-succinimidyl-6-maleimidohex
anoate)およびN−スクシンイミジル−4−(N−マレイ
ミドメチル)−シクロヘキサン−1−カルボキン酸(N-su
ccinimidyl-4-(N-maleimidomethyl)-cyclohexane-1-car
bonate)などが挙げられるが、好ましくはEMCSを用
いる。これらの架橋試薬は常法に従って第一抗体と酵素
の結合に使用する。該第二抗体としては、該酵素を認識
するポリクロ−ナル抗体およびモノクロ−ナル抗体が用
いられる。これらの抗体は市販品としても入手可能であ
るが、通常用いられる方法によって作製することもでき
る。
【0008】本発明はさらに、上記の抗体酵素複合体
らなる酵素免疫測定試薬を用いた酵素免疫測定法を提供
する。この酵素免疫測定法は、競合法、サンドイッチ法
など通常の免疫測定法を含むものであり、方法の選択は
測定すべき抗原の性質により多様である。例えば酵素標
識抗体として、ヒンジ法により作成した標識Fab’の
代わりに本発明の抗体酵素複合体を用いると、標識Fa
b’の抗体価が1価であるのに対し、抗体酵素複合体は
抗体価が多価であることから、抗原に対する結合力が標
識Fab’を用いた場合に比べてはるかに強く、その結
果アッセイ感度を大幅に上昇させることができる。
【0009】以下に本発明の抗体酵素複合体の作製工程
およびそれを用いた酵素免疫測定法について、第一抗体
としてFab’を用いた場合を示す。 1.抗体酵素複合体の作製 (1)抗体の精製 適当な緩衝液で平衡化したカラム(プロテイン−Aセフ
ァロ−スカラムなど)に、測定したい抗原に対する抗体
溶液を付し、十分に洗浄した後、吸着画分を溶出し、精
製抗体とする。
【0010】(2)酵素標識 石川らの方法(Ishikawa, E. et al., J. Immunoassay
4, 209-327, 1983)に従って、酵素標識抗体を調製す
る。酵素消化条件、およびF(ab’)2の還元条件は用
いる抗体について新たに設定する。上記(1)で精製した
抗体溶液を適当な緩衝液で平衡化したカラムを用いたゲ
ルクロマトグラフィ−でバッファ−交換した後、濃縮し
て濃度を調整する。同緩衝液で調製したペプシン溶液
を、ペプシン量が抗体の数百分の一(重量比)となるよう
に添加し、静置状態で水浴中0〜50℃で数十分間〜数
時間反応させる。反応後、アルカリ、好ましくはトリス
を添加してpHを上昇させ反応を停止し、反応液を適当
な緩衝液で平衡化したカラムに付し、同緩衝液を用いて
ゲル濾過を行なう。溶出液数百μl毎に吸光度を測定
し、吸光値からタンパク量を求め、メインピ−クをF
(ab’)2画分とする。得られたF(ab’)2を濃縮して
濃度を調整し、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)を含
むリン酸緩衝液(Phosphate Buffer; PB)で調製した2
−メルカプトエチルアミン(2-mercaptoethylamine; 2
−MEA)をジスルフィド結合を還元するに十分量添加
して、静置状態で水浴中0〜50℃で数十分間〜数時間
反応させる。反応後、反応液を同リン酸緩衝液で平衡化
したカラムに付し、ゲル濾過を行なう。溶出液数百μl
毎の吸光度からタンパク量を求め、メインピ−クをFa
b’画分とする。得られたFab’画分を濃縮し、濃度
を調整する。Fab’1分子あたりのSH基の数を石川
らの方法(Ishikawa, E. et al.,前掲)で測定する。
【0011】一方、抗体に標識する酵素溶液に適当な架
橋試薬を添加し、0〜50℃で数十分間〜数時間撹拌し
ながら反応させた。反応後遠心し、その上清をゲル濾過
し、ボイド(void)画分を回収する。これと先に調製した
Fab’画分とを等量混合して、静置状態で0〜50℃
で数時間〜数十時間反応させ、反応液をゲル濾過する。
溶出液数百μl毎の吸光度を測定して、その第一ピ−ク
を粗酵素標識抗体画分とし、これを精製して酵素標識抗
体とする。なお、フラグメント化していない抗体やその
他の抗体フラグメントの酵素標識も、公知の方法で同様
に行なうことができる。
【0012】(3)抗体酵素複合体の調製 上記(2)で調製した酵素標識抗体溶液と標識酵素に対す
る抗体溶液を反応させて、抗体酵素複合体とする。反応
は、両者を酵素免疫測定開始時に同時に添加し測定系中
において複合体を形成させることもできるし、要すれ
ば、事前に両者を混合して0〜50℃で数分〜数時間反
応させて形成しても良い。
【0013】2.酵素免疫測定法抗原固相プレ−トを用いたELISA(Enzime-linked i
mmunosorbent assay) (1)抗原固相プレ−トの調製 抗原固相プレ−トは特開昭62-212568に記載の方法で調
製することができる。すなわち、抗原溶液をマイクロタ
イタ−プレ−トに添加し、室温で数時間放置する。その
後好ましくはL−ポリリジン(L-polylysine)を添加して
混和し、4℃で十数時間以上放置し、抗原固相プレ−ト
とする。
【0014】(2)ELISA 上記(1)で作成した抗原固相プレ−トを、ブロッキング
溶液(例えば、ウシ血清アルブミン(Bovine Serum Album
in; BSA)およびTween20を含むリン酸緩衝生
食水(Phosphate Buffered Saline; PBS)で洗浄後、
同溶液を添加し、室温で数時間インキュベ−トしてブロ
ッキングする。ブロッキング溶液を吸引除去した後、上
記1で調製した抗体酵素複合体溶液を添加し、静置状態
で0〜50℃で数時間反応させ、反応後、ウエルを洗浄
する。酵素反応基質発色液{例えば、過酸化水素(H
2O2)、ABTS[2,2’-Azino-bis(3-ethylbenzthiazoli
ne-6-sulufonic acid)の商品名]のクエン酸緩衝液(Citr
ate Buffer; CB)溶液}を添加して、室温で数十分間
〜数時間反応させ、反応停止液(例えば、アジ化ナトリ
ウム(NaN3)のCB溶液)を添加する。反応液の一部を別
のポリスチレン製マイクロタイタ−プレ−トに取り吸光
度を測定する。また、抗原を固相していないマイクロタ
イタ−プレ−トを用いて同様の操作を行ない、ブランク
とする。
【0015】抗体結合ビ−ズを用いたサンドイッチEI
(1)抗体結合ビ−ズの調製 ビ−ズにエタノ−ルを添加し、数分間〜数十分間浸漬し
た後、適当な緩衝液(例えばPBS)で洗浄する。次いで
同緩衝液を添加して数十分間脱気した後、0〜50℃の
水浴で数十分間温置する。別に、抗体溶液を適当な濃度
に調製し、同様に脱気して、0〜50℃の水浴で数十分
間温置する。ビ−ズを浸している緩衝液を吸引除去して
抗体溶液を添加し、混和して、0〜50℃の水浴に温置
する。混和する操作を数回繰り返し、0〜50℃のイン
キュベ−タに移して、数時間〜数十時間温置する。抗体
溶液を吸引除去した後、洗浄し、ブロッキング溶液(例
えば、BSAのPBS溶液)を添加して0〜50℃の水
浴で数時間静置してブロッキングする。ブロッキング溶
液を吸引除去した後、洗浄し、同溶液を添加して4℃に
保存する。
【0016】(2)ビ−ズ法サンドイッチEIA 適当な緩衝液(例えば、カゼインのPBS溶液)で調製し
た抗原溶液、同緩衝液、および上記1で調製した抗体酵
素複合体溶液をチュ−ブに取り、撹拌後、上記(1)で調
製した抗体結合ビ−ズを1個添加する。室温で十数時間
反応させた後、洗浄する。ビ−ズを新しいチュ−ブに移
し変え、酵素反応基質発色液(例えば、過酸化水素(H
2O2)、ABTSのCB溶液)を添加し、0〜50℃で数
十分間反応させる。反応停止液(例えば、アジ化ナトリ
ウム(NaN3)のCB溶液)を添加して反応を止め、反応液
の415nmでの吸光度を測定する。
【0017】以下に実施例によって本発明を詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例によって何ら限定される
ものではない。
【実施例】実施例1 1.実験材料 NKY13抗体は、1987年5月26日からPHLS CAM
R、 Porton Down、 Salisbury、 Wilts、 United Kingdomn
のECACC(European Collection of Animal Cell Cultur
es)にブダペスト条約に基づき受託番号8705260
1として寄託されているハイブリド−マ「NKY13」
を用いて、特開平1−71496に記載の方法で作製し
た。標準抗原であるLS180細胞由来糖ペプチド(L
S180G50I)はバイオチバ社から購入した。BS
A(結晶)、ペプシン、西洋ワサビペルオキシダ−ゼ(Hor
seradish Peroxidase; HRP)、2−メルカプトエチル
アミン(2-mercaptoethylamine; 2−MEA)、α−メチ
ルマンノサイド(α-methylmannoside)、およびL−ポリ
リジン(L-polylysine)はSigma社から、ABTS、カゼ
インはBoehringer Mannheim社から購入した。N−(ε-
マレイミドカプロイルオキシ)スクシンイミド( N-(ε-M
aleimidocaproyloxy)succinimide; EMCS)は同人化
学から、ジメチルスルホキサイド(Dimethyl Sulfoxide;
DMSO)、グルタルアルデヒド(glutaraldehyde)、T
ween20はナカライテスクから購入した。
【0018】プロテイン−A セファロ−ス CL−4B
(Protein-A Sepharose CL-4B)カラム、Con−A セフ
ァロ−ス (Con-A Sepharose)カラム、シアン化臭素−活
性化セファロ−ス 4B(CNBr-activated Sepharose 4B)
カラム、PD−10カラムはPharmacia社から購入し
た。セントリコン10、30(Centricon10, 30)はAmico
n社から、ポリビニルクロライドマイクロタイタ−プレ
−ト(polyvinyl chloride microtiter plate)はFalcon
社から購入した。1/4インチ径ポリスチレンビ−ズは
イムノケミカル社、バックス社から購入した。抗HRP
モノクロ−ナル抗体(抗HRP McAb)はZymet社か
ら、ヒト血清はMiles社から購入した。Superose12 カ
ラムクロマトグラフィ−はFPLCシステム(ポンプP-
500(2台)、コントロ−ラLCC-500、UVモニ
タ−UV-1、フラクションコレクタ−FRAC-10
0) (Pharmacia)上で行なった。吸光度の測定には紫外
−可視分光光度計UV−265(島津製作所)、イムノリ
−ダ−NJ-2000(Intermed)を用いた。
【0019】2.抗体酵素複合体の調製 (1)NKY13抗体の精製 0.01Mボレイト緩衝生食水(Borate Buffered Salin
e; BBS)(pH8.5)で平衡化したプロテイン−A セ
ファロ−ス CL−4Bカラム(1.5cm×10cm)
に、NKY13抗体(Lot. BCS−1)100mg
/17.5ml(BCS−1に0.01M BBS(pH8.
5)を等量混合して、pHを8.5に調製したもの)を付
し、0.01M BBS(pH8.5)、続いて0.01M
PBS(pH6.0)で十分に洗浄した後、0.01M ク
エン酸緩衝生食水(Citrate Buffered Saline; CBS)
(pH4.0)で吸着画分を溶出した。フラクションチュ
−ブには、あらかじめ1M トリス−塩酸(pH8.5)を
添加しておき、溶出画分のpHをただちに上昇させた。
このpH4.0溶出画分を精製NKY13抗体とした。
【0020】(2)酵素標識抗体の調製 石川らの方法(Ishikawa, E. et al., J. Immunoassay
4, 209-327, 1983)に従って、酵素標識抗体を調製し
た。酵素消化条件、およびF(ab’)2の還元条件はN
KY13抗体について新たに設定した。上記(1)でプロ
テイン−A精製したNKY13抗体溶液を0.1M CB
(pH4.8)で平衡化したPD−10カラムを用いたゲ
ルクロマトグラフィ−でバッファ−交換し、セントリコ
ン30(Centricon 30)で濃縮して5.5mg/mlの濃
度に調製した。同緩衝液で1mg/mlに調製したペプ
シン溶液を、ペプシン量が抗体の1/400(重量比)と
なるように添加し、静置状態で水浴中37℃で30分間
反応させた。反応後、1M トリスを添加してpHを上
昇させ反応を停止し、反応液を5mM EDTAを含む
0.1MPB(pH6.0)で平衡化したSuperose12(1
6/50)に付し、同緩衝液を用いて1.5ml/分の流
速で溶出した。溶出液0.75ml毎に280nmの吸
光度を測定し、吸光度からタンパク量を求め、メインピ
−クをF(ab’)2画分とした。
【0021】得られたF(ab’)2をセントリコン30
(Centricon 30)で濃縮して5mg/mlの濃度に調製
し、5mM EDTAを含む0.1M PB(pH6.0)で
25mMに調製した2−MEAを1/9容量添加して
(2−MEA終濃度2.5mM)、静置状態で水浴中25
℃で60分間反応させた。反応後、反応液を5mM E
DTAを含む0.1M PB(pH6.0)で平衡化したSup
erose12(16/50)に付し、1.5ml/分の流速で
溶出した。溶出液0.75ml毎の280nmの吸光度
からタンパク量を求め、メインピ−クをFab’画分と
した。得られたFab’画分をセントリコン10(Centr
icon 10)で濃縮し、4.0mg/mlに調製した。Fa
b’1分子あたりのSH基の数を石川らの方法(Ishikaw
a, E. et al.,前掲)で測定した。
【0022】一方、HRPを0.1M PB(pH7.0)
を用いて11mg/1.65mlに調製し、EMCS
8.8mg/110μl DMSOを添加し、0℃で1時
間撹拌しながら反応させた。反応後、3000rpmで
10分間遠心し、その上清を0.1M PB(pH6.0)
で平衡化したPD−10カラムに付し、ボイド(void)画
分をマレイミド化HRPとした。3.6mg/mlのマ
レイミド化HRPを調製し、先に調製したFab’画分
と等量混合して、静置状態で4℃で20時間反応させ
た。反応液を0.2M 塩化ナトリウム(NaCl)を含む0.
05M トリス−塩酸(pH7.2)で平衡化したSuperose
12(16/50)に付し、同緩衝液で1.5ml/分の
流速で溶出した。溶出液0.75ml毎の280nmで
の吸収を測定し、その第一ピ−クを粗酵素標識抗体画分
とした。粗コンジュゲ−ト画分に塩化カルシウム(CaC
l2)および塩化マンガン(MnCl2)をそれぞれ1mMとなる
ように添加して、0.2M 塩化ナトリウム(NaCl)および
1mM CaCl2,MnCl2を含む0.05M トリス
−塩酸(pH7.2)で平衡化したCon A セファロ−
ス カラム(1.0×1.5cm)に添加し、同緩衝液で洗
浄後、0.5M α−メチルマンノサイド(α-methylmann
oside)を含む同緩衝液で溶出し、吸着画分を精製酵素標
識抗体とした。
【0023】(3)抗体酵素複合体溶液の調製 上記(2)で調製した酵素標識抗体を10μg/ml(終濃
度)に、抗HRP McAbを1、3、10、30μg/
ml(終濃度)になるように0.1%カゼインのPBS溶
液を用いて調製し、室温で2時間反応させて、抗体酵素
複合体溶液とした。また、上記(2)で調製した酵素標識
抗体を0.1%カゼインのPBS溶液を用いて10μg
/mlの濃度に調製したものを陰性対照として用いた。
【0024】3.サンドイッチEIA系の感度上昇抗原固相プレ−トを用いた抗原固相ELISA (1)抗原固相プレ−トの調製 LS180G50I 100μg/100μl、0.01
M PBS(pH7.4)1.9ml、0.25% グルタル
アルデヒド(gulutaraldehyde)のPBS溶液30μlを
混和して、ポリビニルクロライドマイクロタイタ−プレ
−ト(polyvinylchloride microtiter plate)に20μl
/ウェル添加し、室温で1時間放置する。0.01M P
BSで0.25mg/mlに調製したL−ポリリジン(L-
polylysine)を10μl/ウェル添加して混和し、4℃
で18時間以上放置して抗原固相プレ−トとした。
【0025】(2)ELISA 上記(1)で作成した抗原固相プレ−トを、1% BSAお
よび0.05% Tween20を含む0.01M PBS
(pH7.4)(以下、Tween緩衝液と略す。)200
μl/ウェルで3回洗浄後、Tween緩衝液200μ
l/ウェルを添加し、室温で1時間インキュベ−トして
ブロッキングした。緩衝液を吸引除去した後、上記2.
(3)で調製した抗体酵素複合体溶液および陰性対照液を
20μl添加し、静置状態で25℃で4時間反応させ、
反応後、Tween緩衝液200μl/ウェルで3回洗
浄した。洗浄後、酵素反応基質発色液(2mM 過酸化水
素(H2O2),4.3mM ABTSの0.1M CB(pH4.
5)溶液)を100μl/ウェル添加して、室温で30分
間反応させ、反応停止液(0.76mM アジ化ナトリウ
ム(NaN3)の0.1M CB(pH4.5)溶液)100μl/
ウェルを添加した。反応液150μlを別のポリスチレ
ン製マイクロタイタ−プレ−トに取り、415nm(吸
光値が高い場合は450nm)での吸光度を測定した。
その結果、図1に示したように、抗HRP McAbの
添加濃度に従い得られる吸光度は上昇し(図中、 -○-の
グラフ)、10μg/mlの濃度で反応性は約4倍に上
昇した。ただし、抗原を固相していないマイクロタイタ
−プレ−トを用いて同様の操作を行ない、ブランクとし
た(図中、-□-のグラフ)。
【0026】ビ−ズ法サンドイッチEIA (1)NKY13抗体結合ビ−ズの調製 1/4インチ径のポリスチレンビ−ズに0.15ml/
個のエタノ−ルを添加し、10分間浸漬した後、10m
M PBS(pH7.4)0.2ml/個で3回洗浄した。
次いでPBS 0.2ml/個を添加して30分間脱気し
た後、37℃の水浴で30分間温置した。別に、抗体溶
液を20μg/mlに10mM PBS(pH7.4)で調
製し、同様に脱気して、37℃の水浴で30分間温置し
た。ビ−ズを浸しているPBSを吸引除去して抗体溶液
0.2ml/個添加し、混和して、37℃の水浴に温置
した。15分間毎に混和する操作を4回繰り返し、37
℃のインキュベ−タに移して、19.5時間温置した。
抗体溶液を吸引除去した後、10mM PBS(pH7.
4)で3回洗浄し、0.1%BSAのPBS溶液0.2m
l/個を添加して37℃の水浴で2時間静置してブロッ
キングした。ブロッキング溶液を吸引除去した後、0.
05%Tween20のPBS溶液で5回、続いて、P
BSで3回洗浄した後、0.1%BSAのPBS溶液0.
2ml/個を添加して4℃に保存し、少なくとも、1日
保存後に使用した。
【0027】(2)抗原の存在しないヒト血清の調製 0.1M重炭酸塩緩衝液(bicarbonate buffer)(pH8.
3)を用いて調製したNKY13抗体50mg/20m
lと1mM 塩酸で膨潤させたシアン化臭素−活性化セ
ファロ−ス 4B(CNBr-activated Sepharose 4B)10m
lを混和し、撹拌しながら室温で2時間反応させた。グ
ラスフィルタ−でゲルを濾取し、1M エタノ−ルアミ
ン(pH8.0)で2時間ブロッキングして、NKY13
抗体固相セファロ−ス4Bを調製した。ヒト血清30m
lを、0.01M PBS(pH7.4)で平衡化したNK
Y13抗体固相セファロ−ス4Bカラム(1.0cm×
8.0cm)に0.3ml/分の流速で付し、最初の溶出
液10mlを捨て、残りを18時間リサイクルし抗原を
吸収した。
【0028】(3)標準溶液の調製 LS180G50Iを、0.1%カゼインのPBS溶液
もしくは上記(2)で調製した抗原の存在しないヒト血清
を用いて、0.078、0.313、1.25、5、10
μg/mlの濃度に調製して、標準溶液とした。
【0029】(4)ビ−ズ法サンドイッチEIA チュ−ブに、上記(3)で調製した標準溶液20μl、0.
1%カゼインのPBS溶液100μl、上記2.(3)で
調整した抗体酵素複合体溶液のうち抗HRP McAb
濃度が10μg/mlのもの50μlを取り、撹拌後、
上記(1)で調製したNKY13抗体結合ビ−ズを1個添
加した。室温で18時間反応させた後、0.05% Tw
een20のPBS溶液2mlで3回洗浄した。ビ−ズ
を新しいチュ−ブに移し換え、酵素反応基質発色液(2
mM 過酸化水素(H2O2)、4.3mMABTSの0.1M
CB(pH4.5)溶液)300μlを添加し、37℃で3
0分間反応させた。反応停止液(0.38mM アジ化ナ
トリウム(NaN3)の0.1M CB(pH4.5)溶液)2ml
を添加して反応を止め、反応液の415nmでの吸光度
を測定した。また、抗体酵素複合体溶液の陰性対照液を
用いて同様の操作を行なった。その結果、図2に示した
ように、抗HRP McAbが存在する場合(図中、-○-
のグラフ)は、存在しない場合(図中、-●-のグラフ)に
比べて顕著に反応性は上昇し、感度は約4倍上昇した。
【0030】さらに標準溶液の溶媒を0.1%カゼイン
のPBS溶液から抗原の存在しないヒト血清に変更する
ことにより、ブランクの415nmでの吸光値を0.0
8〜0.09から0.028まで低下させることができ
た。
【0031】実施例2 1.酵素標識抗体の調製 hANPに対するモノクロ−ナル抗体であるKY−AN
P−I抗体を用いて、実施例1と同様、石川らの方法に
従い、NKY13抗体の酵素標識抗体の調製に準じて、
KY−ANP−I抗体の酵素標識抗体を調製した。KY
−ANP−I抗体は、1987年8月20日からPHLS C
AMR、 Porton Down、 Salisbury、 Wilts、 United Kingdom
ion のECACC (European Collection of Animal Cell Cu
ltures)にブダペスト条約に基づき受託番号87082
001として寄託されているハイブリド−マ「KY−A
NP−I」を用いて、特開平1−61500に記載の方
法で作製した。得られた酵素標識抗体は、0.1%BS
Aを含むリン酸緩衝液に500mg/mlになるように
溶解して測定系に用いた。
【0032】2.抗HRP抗体溶液の調製 抗HRPポリクロ−ナル抗体(Dako社製)を、0、10
0、200ng titer/mlとなるように0.1%
BSAを含むリン酸緩衝液に溶解して、測定系に用い
た。
【0033】3.AN111抗体結合ビ−ズの調製 ANPのC端を認識するモノクロ−ナル抗体であるAN
111抗体の結合ビ−ズを、実施例1のNKY13抗体
結合ビ−ズの調製に準じて調製した。AN111抗体
は、1988年12月20日から茨城県つくば市東1−
1−3(郵便番号305)にある工業技術院微生物工業
技術研究所にブダペスト条約に基づき受託番号FERM
BP−2197として寄託されている「Mouse hybrid
oma AN111」を用いて、特開平2−276591に記載
の方法で作製した。
【0034】4.標準溶液の調製 hANP(ペプチド研)を0.1%BSAを含むリン酸
緩衝液に20、60、200、600、2000pg/
mlになるように溶解して、測定系に用いた。
【0035】5.ビ−ズ法サンドイッチEIA チュ−ブに標準溶液100μl、酵素標識抗体溶液10
0μl、抗HRP抗体溶液100μlをとり、撹拌後、
AN111抗体結合ビ−ズを1個添加した。4℃で20
時間反応させた後、0.05%Tween20のPBS
溶液2mlで3回洗浄した。ビ−ズを新しいチュ−ブに
移し替え、酵素反応基質発色液(2mM過酸化水素およ
び4.3mM ABTSを含む0.1M CB(pH4.
5))300μlを添加し、37℃で30分間反応させ
た。反応停止液(0.38mMアジ化ナトリウムを含む
0.1M CB(pH4.5))2mlを添加して反応を止
め、反応液の415nmの吸光度を測定した。その結
果、図3に示すように、抗HRP抗体を用いない場合
(図中、−○−のグラフ)に比べ、100ng/ml、
200ng/mlの抗HRP抗体を用いた場合(図中、
それぞれ−△−、−□−のグラフ)には反応性は上昇
し、得られる吸光度は約3倍に上昇した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抗体酵素複合体(第一抗体:NKY1
3抗体、架橋試薬:EMCS、標識酵素:HRP、第二
抗体:抗HRPMcAb)を用いて一定量のLS180
G50Iを含む試料の抗原固相ELISAを行なったと
きの、抗HRPMcAbの濃度と吸光度との関係を示す
グラフである。
【図2】本発明の抗体酵素複合体(第一抗体:NKY1
3抗体、架橋試薬:EMCS、標識酵素:HRP、第二
抗体:抗HRPMcAb)を用いて既知量のLS180
G50Iを含む試料のビ−ズ法サンドイッチEIAを行
なったときに得られる標準曲線を示す。
【図3】本発明の抗体酵素複合体(第一抗体:KY−A
NP−I抗体、架橋試薬:EMCS、標識酵素:HR
P、第二抗体:抗HRPポリクロ−ナル抗体)を測定系
中で形成させながらhANPのビ−ズ法サンドイッチE
IAを行なったときに得られる標準曲線を示す。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酵素との結合により抗原との結合力が低
    下した第一抗体であるNKY13抗体またはKY−AN
    P−Iが該酵素と架橋試薬により結合し、該酵素が該酵
    素に対する第二抗体により結合している、該第一抗体の
    抗原との結合力が回復した抗体酵素複合体からなる測定
    感度が上昇した酵素免疫測定試薬。
  2. 【請求項2】 該第一抗体が抗体フラグメントである請
    求項1記載の試薬。
  3. 【請求項3】 該第一抗体フラグメントがFab’であ
    る請求項2記載の試薬。
  4. 【請求項4】 該酵素が西洋ワサビペルオキシダーゼで
    ある請求項1記載の試薬。
  5. 【請求項5】 該架橋試薬がN−(ε−マレイミドカプ
    ロイルオキシ)スクシンイミドである請求項1記載の試
    薬。
  6. 【請求項6】 請求項1〜のいずれかに記載の試薬を
    用いた酵素免疫測定法。
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