JP3247118B2 - 五軸可動スプレーガン - Google Patents
五軸可動スプレーガンInfo
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- B05B13/00—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/0091—Apparatus for coating printed circuits using liquid non-metallic coating compositions
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/30—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages
- B05B1/3093—Recirculation valves, i.e. the valve element opens a passage to the nozzle and simultaneously closes at least partially a return passage the feeding means
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- B05B13/02—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
- B05B13/04—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
- B05B13/0431—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation with spray heads moved by robots or articulated arms, e.g. for applying liquid or other fluent material to 3D-surfaces
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2201/00—Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
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- H05K2201/09818—Shape or layout details not covered by a single group of H05K2201/09009 - H05K2201/09809
- H05K2201/09872—Insulating conformal coating
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2203/00—Indexing scheme relating to apparatus or processes for manufacturing printed circuits covered by H05K3/00
- H05K2203/13—Moulding and encapsulation; Deposition techniques; Protective layers
- H05K2203/1333—Deposition techniques, e.g. coating
- H05K2203/1366—Spraying coating
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2203/00—Indexing scheme relating to apparatus or processes for manufacturing printed circuits covered by H05K3/00
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- H05K2203/1509—Horizontally held PCB
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Description
【0001】発明の分野 本発明は、ロボット操縦によるスプレーガンに関し、さ
らに詳しく述べれば、五つの「軸」を中心とする運動、
つまりXおよびY軸に沿った第一の面内における運動、
Z軸に沿った直角の面内における運動、そのZ軸にほぼ
平行な軸(いわゆる「第四の軸」)を中心とする回転、
およびそのZ軸にほぼ平行な方向を向いた垂直な面内に
おける運動(いわゆる「第五軸」の運動)を行なうこと
ができる、特にプリント回路基板被覆用のスプレーガン
に関する。また、スプレーガンをX、YおよびZ方向に
固定し、被覆すべき基板を、X、YおよびZ方向にある
スプレーガンと相対的に移動できるテーブル上に載せ、
そのスプレーガンに対して第四および第五軸駆動機構を
適用することも本発明の目的である。
らに詳しく述べれば、五つの「軸」を中心とする運動、
つまりXおよびY軸に沿った第一の面内における運動、
Z軸に沿った直角の面内における運動、そのZ軸にほぼ
平行な軸(いわゆる「第四の軸」)を中心とする回転、
およびそのZ軸にほぼ平行な方向を向いた垂直な面内に
おける運動(いわゆる「第五軸」の運動)を行なうこと
ができる、特にプリント回路基板被覆用のスプレーガン
に関する。また、スプレーガンをX、YおよびZ方向に
固定し、被覆すべき基板を、X、YおよびZ方向にある
スプレーガンと相対的に移動できるテーブル上に載せ、
そのスプレーガンに対して第四および第五軸駆動機構を
適用することも本発明の目的である。
【0002】発明の背景 電子機器用のパッケージ化した回路基板は、湿気、漏電
および埃から回路基板を保護するために、一般的に、防
湿性の絶縁フィルムで被覆する。好ましくは、防湿性絶
縁フィルムは、揮発性の溶剤に溶解したアクリル、ポリ
ウレタンまたはエポキシ合成樹脂の様な、順応性被覆と
呼ばれるものである。清浄なプリント回路基板に塗布し
た場合、溶剤が蒸発するにつれて、連続した、均一な厚
さの絶縁フィルムが形成される。
および埃から回路基板を保護するために、一般的に、防
湿性の絶縁フィルムで被覆する。好ましくは、防湿性絶
縁フィルムは、揮発性の溶剤に溶解したアクリル、ポリ
ウレタンまたはエポキシ合成樹脂の様な、順応性被覆と
呼ばれるものである。清浄なプリント回路基板に塗布し
た場合、溶剤が蒸発するにつれて、連続した、均一な厚
さの絶縁フィルムが形成される。
【0003】以前は、プリント回路基板に防湿絶縁被覆
を施すのに、五つの主な方法が使用されていた。これら
の方法は、先行する米国出願第06/941,365
号、1986年12月15日出願、題名「パッケージ化
した回路基板に防湿絶縁被覆を施すための方法」、出願
人タカギ シマダ、およびその出願の一部継続出願、即
ち第07/206,199号、1988年6月13日出
願、題名「平パターンノズルから放出した三角形または
鳩尾形液体フィルムを使用する、プリント回路基板に防
湿絶縁被覆を施すための方法」、出願人タカギ シマ
ダ、に記載されている。これらの特許出願の開示をここ
に参考として含める。
を施すのに、五つの主な方法が使用されていた。これら
の方法は、先行する米国出願第06/941,365
号、1986年12月15日出願、題名「パッケージ化
した回路基板に防湿絶縁被覆を施すための方法」、出願
人タカギ シマダ、およびその出願の一部継続出願、即
ち第07/206,199号、1988年6月13日出
願、題名「平パターンノズルから放出した三角形または
鳩尾形液体フィルムを使用する、プリント回路基板に防
湿絶縁被覆を施すための方法」、出願人タカギ シマ
ダ、に記載されている。これらの特許出願の開示をここ
に参考として含める。
【0004】そのような特許出願に記載されているよう
に、プリント回路基板に防湿絶縁被覆を施すための主な
方法には、 (a)防湿絶縁材料が入っている浸漬タンクにパッケー
ジ化した回路基板を浸漬する浸漬方法、 (b)プリント回路基板に防湿絶縁材料を手で刷毛塗り
する、刷毛塗り方法、 (c)被覆すべきプリント回路基板の表面に防湿絶縁材
料を含浸させた羊毛ロールでロール塗りするローラー方
法、 (d)防湿絶縁材料をプリント回路基板に吹き付け技術
により塗布する吹き付け方法、および (e)防湿絶縁材料に圧力をかけ、スリットダイスから
押し出し、プリント回路基板表面にフィルムを施す、ス
リットダイス方法がある。
に、プリント回路基板に防湿絶縁被覆を施すための主な
方法には、 (a)防湿絶縁材料が入っている浸漬タンクにパッケー
ジ化した回路基板を浸漬する浸漬方法、 (b)プリント回路基板に防湿絶縁材料を手で刷毛塗り
する、刷毛塗り方法、 (c)被覆すべきプリント回路基板の表面に防湿絶縁材
料を含浸させた羊毛ロールでロール塗りするローラー方
法、 (d)防湿絶縁材料をプリント回路基板に吹き付け技術
により塗布する吹き付け方法、および (e)防湿絶縁材料に圧力をかけ、スリットダイスから
押し出し、プリント回路基板表面にフィルムを施す、ス
リットダイス方法がある。
【0005】上記のシマダ特許出願のそれぞれに記載さ
れているように、先行技術の方法にはそれぞれ長所と短
所がある。刷毛塗り以外の方法はすべてプリント回路基
板の被覆しない部分をマスクする必要がある。マスクは
基板に手で取り付けおよび除去しなければならず、これ
が回路基板の大量生産の障害になっている。刷毛塗り
は、マスクの必要はないが、労力がかかり、大量生産に
は不適当である。
れているように、先行技術の方法にはそれぞれ長所と短
所がある。刷毛塗り以外の方法はすべてプリント回路基
板の被覆しない部分をマスクする必要がある。マスクは
基板に手で取り付けおよび除去しなければならず、これ
が回路基板の大量生産の障害になっている。刷毛塗り
は、マスクの必要はないが、労力がかかり、大量生産に
は不適当である。
【0006】需要に応じるために、大量生産に最も広く
使用されている絶縁塗装方法は、吹付け方法である。上
記のシマダ出願のそれぞれは、平パターンノズルを使用
し、そのノズルから放出される平パターンの面を横断す
る方向で、そのノズルと回路基板との間が相対的に移動
する様な、プリント回路基板上に絶縁性の液体被覆材料
を吹付ける方法を開示している。プリント回路基板およ
び/または回路部品の被覆しない区域に液体被覆材料が
堆積しないように、ノズルへの被覆材料の供給は断続的
に中断される。
使用されている絶縁塗装方法は、吹付け方法である。上
記のシマダ出願のそれぞれは、平パターンノズルを使用
し、そのノズルから放出される平パターンの面を横断す
る方向で、そのノズルと回路基板との間が相対的に移動
する様な、プリント回路基板上に絶縁性の液体被覆材料
を吹付ける方法を開示している。プリント回路基板およ
び/または回路部品の被覆しない区域に液体被覆材料が
堆積しないように、ノズルへの被覆材料の供給は断続的
に中断される。
【0007】上記のシマダ出願に開示されている被覆方
法に伴う一つの欠点は、基板上のあらゆる位置で望まし
いパターンの被覆材料が得られるようにするため、スプ
レーノズルまたは回路基板を、相互の関係で、移動させ
ていることである。大量生産では、ロボットアームを使
用して、スプレーノズルを固定位置に取り付けたスプレ
ーガンを操作することが多い。これらのロボットアーム
は、スプレーガンおよびそのスプレーノズルをZ方向
に、即ちプリント回路基板に向かって、およびそこから
離れる様に、およびXおよびY方向に、即ち回路基板の
長さおよび幅に沿って移動させることができる。
法に伴う一つの欠点は、基板上のあらゆる位置で望まし
いパターンの被覆材料が得られるようにするため、スプ
レーノズルまたは回路基板を、相互の関係で、移動させ
ていることである。大量生産では、ロボットアームを使
用して、スプレーノズルを固定位置に取り付けたスプレ
ーガンを操作することが多い。これらのロボットアーム
は、スプレーガンおよびそのスプレーノズルをZ方向
に、即ちプリント回路基板に向かって、およびそこから
離れる様に、およびXおよびY方向に、即ち回路基板の
長さおよび幅に沿って移動させることができる。
【0008】スプレーガンの動きのXおよびYの両方向
で、スプレーノズルにより被覆材料を、望ましいパター
ンに確実に施すには、スプレーノズルおよび従ってスプ
レーガンを、その移動方向がX方向からY方向へ、また
はその逆に変化する度に、90°方向転換する必要があ
った。スプレーガン全体を回転させるには比較的重い機
構が必要で、これはロボットアームで支えるのは困難で
あり、および/またはロボットアームの移動速度を低下
させることが多い。
で、スプレーノズルにより被覆材料を、望ましいパター
ンに確実に施すには、スプレーノズルおよび従ってスプ
レーガンを、その移動方向がX方向からY方向へ、また
はその逆に変化する度に、90°方向転換する必要があ
った。スプレーガン全体を回転させるには比較的重い機
構が必要で、これはロボットアームで支えるのは困難で
あり、および/またはロボットアームの移動速度を低下
させることが多い。
【0009】先行技術の回路基板被覆装置に伴うもう一
つの難点は、回路部品等が回路の表面から突き出ている
ことがあるので、回路基板が必ずしも平面ではないこと
である。また、回路基板上に載せた部品の垂直な側面あ
るいはその直下の部分を被覆することが望ましい場合も
ある。これは、X、YおよびZ方向でのみスプレーガン
を動かすことができるロボットアームでは、簡単に実行
できない。
つの難点は、回路部品等が回路の表面から突き出ている
ことがあるので、回路基板が必ずしも平面ではないこと
である。また、回路基板上に載せた部品の垂直な側面あ
るいはその直下の部分を被覆することが望ましい場合も
ある。これは、X、YおよびZ方向でのみスプレーガン
を動かすことができるロボットアームでは、簡単に実行
できない。
【0010】発明の概要 従って、本発明の目的は、スプレーガンの操作中に制御
する必要がある運動および慣性の量を減少させ、目標の
基板上ならびにその基板の上に載せた部品上に被覆材料
を正確に、効果的に堆積させる、スプレーガンを操作す
るための装置を提供することである。
する必要がある運動および慣性の量を減少させ、目標の
基板上ならびにその基板の上に載せた部品上に被覆材料
を正確に、効果的に堆積させる、スプレーガンを操作す
るための装置を提供することである。
【0011】これらの目的は、プリント回路基板の様な
被覆すべき基板に対して、スプレーノズルを持つスプレ
ーガンを操作するための装置において、X、YおよびZ
方向におけるスプレーガンおよびスプレーノズルの運動
と、スプレーガンに対して独立して制御し、作動させる
スプレーノズルの運動とを組み合わせることによって達
成される。スプレーガンを支えるロボットアームと関連
した機構は、被覆すべきプリント回路基板または他の基
板に対して、スプレーガンおよびそのスプレーノズルを
X軸、Y軸およびZ軸に沿って動かすことができる。こ
の運動に加えて、本発明に係わる装置は、Z軸と平行な
軸を中心にしてスプレーガンのスプレーノズルを回転さ
せる機構、およびその回転運動と無関係にスプレーガン
に対してスプレーノズルを回転させるもう一つの機構を
備えている。従って、本発明に係わる装置は、スプレー
ガンのノズルの五軸運動、例えばX、YおよびZ軸のそ
れぞれに沿った運動、Z軸と平行な軸(いわゆる「第四
の軸」を中心として回転する運動、およびスプレーガン
に対して回転する、または振り動かす(いわゆる「第五
の軸」)運動を提供する。あるいは、本発明に係わる装
置は、第四および第五軸駆動機構を持つが、X、Yおよ
びZ方向では固定してあるスプレーガンと共に使用でき
る。この場合、被覆すべき回路基板は、固定したスプレ
ーガンに対して、X、YおよびZ方向に移動できるテー
ブル上に載せる。
被覆すべき基板に対して、スプレーノズルを持つスプレ
ーガンを操作するための装置において、X、YおよびZ
方向におけるスプレーガンおよびスプレーノズルの運動
と、スプレーガンに対して独立して制御し、作動させる
スプレーノズルの運動とを組み合わせることによって達
成される。スプレーガンを支えるロボットアームと関連
した機構は、被覆すべきプリント回路基板または他の基
板に対して、スプレーガンおよびそのスプレーノズルを
X軸、Y軸およびZ軸に沿って動かすことができる。こ
の運動に加えて、本発明に係わる装置は、Z軸と平行な
軸を中心にしてスプレーガンのスプレーノズルを回転さ
せる機構、およびその回転運動と無関係にスプレーガン
に対してスプレーノズルを回転させるもう一つの機構を
備えている。従って、本発明に係わる装置は、スプレー
ガンのノズルの五軸運動、例えばX、YおよびZ軸のそ
れぞれに沿った運動、Z軸と平行な軸(いわゆる「第四
の軸」を中心として回転する運動、およびスプレーガン
に対して回転する、または振り動かす(いわゆる「第五
の軸」)運動を提供する。あるいは、本発明に係わる装
置は、第四および第五軸駆動機構を持つが、X、Yおよ
びZ方向では固定してあるスプレーガンと共に使用でき
る。この場合、被覆すべき回路基板は、固定したスプレ
ーガンに対して、X、YおよびZ方向に移動できるテー
ブル上に載せる。
【0012】好ましい実施形態では、例えば米国特許第
4,785,996号に示される型のスプレーガンを、
僅かに改良して延長部を収容する様になっているが、こ
の延長部は、ガンの内部に形成した内部通路中に回転で
きるように支持してあり、ガンのスプレーノズルを通常
通りに取り付けるガン本体の底部から外に延びている。
この延長部は、ガン本体により支えられている可動プラ
ンジャーを受け入れる、被覆材料搬送通路と一体になっ
ている。このプランジャーは、延長部に形成された出口
を開閉し、使用しなかったまたは過剰の被覆材料をプラ
ンジャーの中空になった内部を通してガン本体に戻し、
被覆材料の供給源と連通する出口を通して排出できる。
4,785,996号に示される型のスプレーガンを、
僅かに改良して延長部を収容する様になっているが、こ
の延長部は、ガンの内部に形成した内部通路中に回転で
きるように支持してあり、ガンのスプレーノズルを通常
通りに取り付けるガン本体の底部から外に延びている。
この延長部は、ガン本体により支えられている可動プラ
ンジャーを受け入れる、被覆材料搬送通路と一体になっ
ている。このプランジャーは、延長部に形成された出口
を開閉し、使用しなかったまたは過剰の被覆材料をプラ
ンジャーの中空になった内部を通してガン本体に戻し、
被覆材料の供給源と連通する出口を通して排出できる。
【0013】スプレーノズルは、延長部の底部に回転で
きる様に取り付けてあり、延長部の被覆材料通路と連絡
している。スプレーノズルには放出口が付いているが、
この放出口は、延長部の長手方向軸からずれており、プ
ランジャーの開いた位置にある時に、プリント回路基板
の様な基板上に被覆材料を放出する。
きる様に取り付けてあり、延長部の被覆材料通路と連絡
している。スプレーノズルには放出口が付いているが、
この放出口は、延長部の長手方向軸からずれており、プ
ランジャーの開いた位置にある時に、プリント回路基板
の様な基板上に被覆材料を放出する。
【0014】スプレーガン、延長部、およびスプレーノ
ズルは、ロボットアームによりX軸、Y軸およびZ軸に
沿って一緒に移動する。この動きに加えて、スプレーガ
ンに対して延長部およびスプレーノズルを回転させ、ス
プレーガンに対してスプレーノズルを振る、即ち回転さ
せるための別な機構が備わっている。
ズルは、ロボットアームによりX軸、Y軸およびZ軸に
沿って一緒に移動する。この動きに加えて、スプレーガ
ンに対して延長部およびスプレーノズルを回転させ、ス
プレーガンに対してスプレーノズルを振る、即ち回転さ
せるための別な機構が備わっている。
【0015】好ましい実施形態では、延長部に固定した
割り出し輪の作動により、延長部およびスプレーノズル
がスプレーガンに対して回転する。割り出し輪には円周
状に間隔を置いて配置した多数のピンが付いており、そ
のピンのそれぞれが、延びた位置と後退した位置との間
で移動できる押し板と係合するようになっている。押し
板が延びる度に、割り出し輪のピンの一つと係合し、割
り出し輪および延長部をスプレーガンに対して回転させ
る。押し板がその伸びた位置から後退した位置に戻る時
に、割り出し輪に付属する固定装置により、割り出し輪
は固定される。これらの部品はすべて比較的軽量なの
で、各種のロボットアームに、そのロボットアームの移
動速度を犠牲にすることなく、あるいは過剰の重量によ
る著しい慣性力を加えることなく、使用することができ
る。
割り出し輪の作動により、延長部およびスプレーノズル
がスプレーガンに対して回転する。割り出し輪には円周
状に間隔を置いて配置した多数のピンが付いており、そ
のピンのそれぞれが、延びた位置と後退した位置との間
で移動できる押し板と係合するようになっている。押し
板が延びる度に、割り出し輪のピンの一つと係合し、割
り出し輪および延長部をスプレーガンに対して回転させ
る。押し板がその伸びた位置から後退した位置に戻る時
に、割り出し輪に付属する固定装置により、割り出し輪
は固定される。これらの部品はすべて比較的軽量なの
で、各種のロボットアームに、そのロボットアームの移
動速度を犠牲にすることなく、あるいは過剰の重量によ
る著しい慣性力を加えることなく、使用することができ
る。
【0016】好ましくは、押し板が延びる各行程毎に、
割り出し輪、およびそれによって延長部およびスプレー
ノズルが、スプレーガンに対して90°の角度だけ回転
する様にする。このようにして、スプレーガンがX軸ま
たはY軸方向で移動しているかに関係なく、スプレーガ
ンの移動方向に対してほぼ直角方向で、望ましいパター
ンに被覆材料を堆積させる様にスプレーノズルの向きを
合わせることができる。これによって、ガンの移動方向
に対してスプレーパターンを望ましい方向に向かせるた
めに、スプレーガンまたは標的の基板の一つを動かす必
要がなくなる。
割り出し輪、およびそれによって延長部およびスプレー
ノズルが、スプレーガンに対して90°の角度だけ回転
する様にする。このようにして、スプレーガンがX軸ま
たはY軸方向で移動しているかに関係なく、スプレーガ
ンの移動方向に対してほぼ直角方向で、望ましいパター
ンに被覆材料を堆積させる様にスプレーノズルの向きを
合わせることができる。これによって、ガンの移動方向
に対してスプレーパターンを望ましい方向に向かせるた
めに、スプレーガンまたは標的の基板の一つを動かす必
要がなくなる。
【0017】スプレーガンに対する延長部およびスプレ
ーノズルの回転に加えて、スプレーノズルが回転する軸
と一般に平行な面でスプレーノズルを回転させる機構を
提供する。好ましい実施形態では、延長部にスリーブを
横滑りできる様に取り付け、延長部に沿って垂直に上下
移動できる様にする。スリーブは、空気圧シリンダーの
ピストンに接続したヨークを備えている。シリンダーが
作動してピストンを延ばすと、ヨークはピストンと共に
移動し、スリーブを延長部に沿って下降させる。ピスト
ンがシリンダー中で後退し、それと共にヨークを移動さ
せると、スリーブは上昇する。
ーノズルの回転に加えて、スプレーノズルが回転する軸
と一般に平行な面でスプレーノズルを回転させる機構を
提供する。好ましい実施形態では、延長部にスリーブを
横滑りできる様に取り付け、延長部に沿って垂直に上下
移動できる様にする。スリーブは、空気圧シリンダーの
ピストンに接続したヨークを備えている。シリンダーが
作動してピストンを延ばすと、ヨークはピストンと共に
移動し、スリーブを延長部に沿って下降させる。ピスト
ンがシリンダー中で後退し、それと共にヨークを移動さ
せると、スリーブは上昇する。
【0018】延長部に沿ったスリーブの上下運動によ
り、ノズルクランクアームとノズル傾斜レバーとが結合
しているために、スプレーノズルが傾斜する。ノズルク
ランクアームの上端はスリーブに回転できる様に取り付
けてあり、下端はノズル傾斜レバーに回転できる様に取
り付けてある。ノズル傾斜レバーは、スプレーノズルの
底部に取り付けたアダプター内に回転できる様に支えて
いる、スプレーノズルの突起に固定してある。スリーブ
が下降すると、ノズルクランクアームが下降し、ノズル
傾斜レバーの一端を時計方向または反時計方向に回転さ
せる。それに応じて、ノズル傾斜レバーとノズルの突起
とが結合しているために、スプレーノズルが同じ方向に
回転する。次に、スリーブが反対に上昇すると、ノズル
クランクアームが上昇し、ノズル傾斜レバーおよびスプ
レーノズルを反対方向に回転させる。
り、ノズルクランクアームとノズル傾斜レバーとが結合
しているために、スプレーノズルが傾斜する。ノズルク
ランクアームの上端はスリーブに回転できる様に取り付
けてあり、下端はノズル傾斜レバーに回転できる様に取
り付けてある。ノズル傾斜レバーは、スプレーノズルの
底部に取り付けたアダプター内に回転できる様に支えて
いる、スプレーノズルの突起に固定してある。スリーブ
が下降すると、ノズルクランクアームが下降し、ノズル
傾斜レバーの一端を時計方向または反時計方向に回転さ
せる。それに応じて、ノズル傾斜レバーとノズルの突起
とが結合しているために、スプレーノズルが同じ方向に
回転する。次に、スリーブが反対に上昇すると、ノズル
クランクアームが上昇し、ノズル傾斜レバーおよびスプ
レーノズルを反対方向に回転させる。
【0019】従って、ノズルの放出オリフィスが、被覆
すべき基板に対して、円弧を描いて振れる様に、本実施
例のノズルクランクアームおよびノズル傾斜レバーが、
スプレーガンに対して、スプレーノズルを回転させる。
これによって、回路基板およびその上に載せてある部品
に対して、被覆材料がある角度で放出されるので、その
ような部品の側面および/またはそのような部品の直下
の部品も被覆することができる。
すべき基板に対して、円弧を描いて振れる様に、本実施
例のノズルクランクアームおよびノズル傾斜レバーが、
スプレーガンに対して、スプレーノズルを回転させる。
これによって、回路基板およびその上に載せてある部品
に対して、被覆材料がある角度で放出されるので、その
ような部品の側面および/またはそのような部品の直下
の部品も被覆することができる。
【0020】異なる実施例においては、異なる機構がス
プレーノズルを傾動し、揺動させる。該スプレーノズル
の排出口は、延長部の軸線にほぼ整合している。この実
施例において、ノズル傾斜レバーはノズル支持部材のシ
ャフト部に連結されており、該ノズル支持部材は延長部
により載置されたスイベルベース内側内に滑動自在に設
置されている。ノズル支持部材はノズルホルダを載置し
ており、ノズルホルダはスプレーノズルを延長部の長手
方向軸線に整合するように支持する。ノズル傾斜レバー
の上下方移動に応動して、上述したように、ノズル支持
部材、ノズルホルダおよびスプレーノズルはスイベルベ
ースの内側で滑動的に回転させられて、回路基板および
その上に載置された部品に対して円弧軌跡でノズルの排
出口を傾動しもしくは振る。
プレーノズルを傾動し、揺動させる。該スプレーノズル
の排出口は、延長部の軸線にほぼ整合している。この実
施例において、ノズル傾斜レバーはノズル支持部材のシ
ャフト部に連結されており、該ノズル支持部材は延長部
により載置されたスイベルベース内側内に滑動自在に設
置されている。ノズル支持部材はノズルホルダを載置し
ており、ノズルホルダはスプレーノズルを延長部の長手
方向軸線に整合するように支持する。ノズル傾斜レバー
の上下方移動に応動して、上述したように、ノズル支持
部材、ノズルホルダおよびスプレーノズルはスイベルベ
ースの内側で滑動的に回転させられて、回路基板および
その上に載置された部品に対して円弧軌跡でノズルの排
出口を傾動しもしくは振る。
【0021】以下に、添付の図面を参照しながら、本発
明の好ましい実施形態の構造、操作および利点をさらに
説明する。本発明の装置10は、ここに参考として含め
る米国特許第4,785,996号に記載する型のスプ
レーガン12を含む。スプレーガン12は、ガン本体1
4を含み、そのガン本体14は、その底部末端に延び
る、段が付いた穴16を有する。支持部17は、ガン本
体14の底部で、穴16の中で支持され、その支持部1
7の上に取り付けブロック18が載っている。支持部1
7および取り付けブロック18の両方にそれぞれ通し穴
19および21が形成してあり、これらが、中空内部2
3を持つ可動プランジャー22を受け入れている。プラ
ンジャー22の外側と取り付けブロック18の通し穴2
1との間は空間になっているが、その空間は取り付けブ
ロック18の中に形成された通路24によりガン本体1
4内の液体入り口25に接続している。被覆材料は入り
口25および通路24を通り、取り付けブロック18の
通し穴21に入り、プランジャー22の外側に沿って流
れる。ガン本体14は、支持部17により回転できるよ
うに支えられている円筒状の延長部26に取り付けてあ
る。円筒状の延長部26の上端は、支持部17の上端で
シール27と接続しており、そこで支持部17と取り付
けブロック18の輪状の底部との間に挟まっている。円
筒状の延長部26には、内部通路28が形成されてお
り、この内部通路は、その上端で、取り付けブロック1
8内の通し穴21に連通しており、被覆材料を搬送す
る。この通路28は、延長部26の底部末端に向かって
下方に延びるプランジャー22を受け入れている。好ま
しくは、プランジャー22の下端30は円錐状になって
おり、延長部26の下端にある座32と係合している。
プランジャー22は、その下端30が座32から外れ、
その中に形成された排出口34を開く、後退した、開い
た位置と、図に示す、プランジャー22の下端が座32
と係合し、排出口34をふさいでいる、進出した位置と
の間で移動できる。プランジャー22のこの動きが、以
下に説明するように、基板上に堆積させるために延長部
26から放出される被覆材料の流れを調整する。
明の好ましい実施形態の構造、操作および利点をさらに
説明する。本発明の装置10は、ここに参考として含め
る米国特許第4,785,996号に記載する型のスプ
レーガン12を含む。スプレーガン12は、ガン本体1
4を含み、そのガン本体14は、その底部末端に延び
る、段が付いた穴16を有する。支持部17は、ガン本
体14の底部で、穴16の中で支持され、その支持部1
7の上に取り付けブロック18が載っている。支持部1
7および取り付けブロック18の両方にそれぞれ通し穴
19および21が形成してあり、これらが、中空内部2
3を持つ可動プランジャー22を受け入れている。プラ
ンジャー22の外側と取り付けブロック18の通し穴2
1との間は空間になっているが、その空間は取り付けブ
ロック18の中に形成された通路24によりガン本体1
4内の液体入り口25に接続している。被覆材料は入り
口25および通路24を通り、取り付けブロック18の
通し穴21に入り、プランジャー22の外側に沿って流
れる。ガン本体14は、支持部17により回転できるよ
うに支えられている円筒状の延長部26に取り付けてあ
る。円筒状の延長部26の上端は、支持部17の上端で
シール27と接続しており、そこで支持部17と取り付
けブロック18の輪状の底部との間に挟まっている。円
筒状の延長部26には、内部通路28が形成されてお
り、この内部通路は、その上端で、取り付けブロック1
8内の通し穴21に連通しており、被覆材料を搬送す
る。この通路28は、延長部26の底部末端に向かって
下方に延びるプランジャー22を受け入れている。好ま
しくは、プランジャー22の下端30は円錐状になって
おり、延長部26の下端にある座32と係合している。
プランジャー22は、その下端30が座32から外れ、
その中に形成された排出口34を開く、後退した、開い
た位置と、図に示す、プランジャー22の下端が座32
と係合し、排出口34をふさいでいる、進出した位置と
の間で移動できる。プランジャー22のこの動きが、以
下に説明するように、基板上に堆積させるために延長部
26から放出される被覆材料の流れを調整する。
【0022】図2および図7に示すように、被覆材料
は、プランジャー22の外側に沿って、円錐状の下端3
0に流れて行き、そこで、プランジャー22が後退し
た、開いた位置にある場合、材料は放出される。プラン
ジャー22が閉じた位置にある場合、および/または延
長部26から過剰の被覆材料を除去するために、延長部
26の底から上方へ被覆材料を再循環させ、ガン本体1
4から外へ出す様になっている。
は、プランジャー22の外側に沿って、円錐状の下端3
0に流れて行き、そこで、プランジャー22が後退し
た、開いた位置にある場合、材料は放出される。プラン
ジャー22が閉じた位置にある場合、および/または延
長部26から過剰の被覆材料を除去するために、延長部
26の底から上方へ被覆材料を再循環させ、ガン本体1
4から外へ出す様になっている。
【0023】好ましい実施形態では、プランジャー22
には、その下方の、円錐状の末端30の直上の地点に口
38が開いている。過剰の、または使用しなかった、排
出口34から排出されない被覆材料が、プランジャー2
2のこの口38に入り、その中空内部23を上昇し、プ
ランジャー22の上端に形成した第二の口40に流れて
行く。その被覆材料は口40を出てから、ガン本体14
の中の、取り付けブロック18の上部にあるワッシャー
43の形のシールと、ばね45で支えている類似のシー
ル44との間にある空洞42に入る。この空洞42は、
ガン本体14に形成された、被覆材料の供給源(図には
示していない)と連絡している再循環出口47に接続し
ている。被覆材料の一部が排出口34から放出されてい
ても、被覆材料は、プランジャー22内を連続的に再循
環するようになっている。これによって、被覆材料は、
スプレーガン12の作動中、適当な温度に確実に加熱さ
れている。
には、その下方の、円錐状の末端30の直上の地点に口
38が開いている。過剰の、または使用しなかった、排
出口34から排出されない被覆材料が、プランジャー2
2のこの口38に入り、その中空内部23を上昇し、プ
ランジャー22の上端に形成した第二の口40に流れて
行く。その被覆材料は口40を出てから、ガン本体14
の中の、取り付けブロック18の上部にあるワッシャー
43の形のシールと、ばね45で支えている類似のシー
ル44との間にある空洞42に入る。この空洞42は、
ガン本体14に形成された、被覆材料の供給源(図には
示していない)と連絡している再循環出口47に接続し
ている。被覆材料の一部が排出口34から放出されてい
ても、被覆材料は、プランジャー22内を連続的に再循
環するようになっている。これによって、被覆材料は、
スプレーガン12の作動中、適当な温度に確実に加熱さ
れている。
【0024】しかし、本発明は、中空のプランジャー2
2または被覆材料を再循環する他の手段に限定しようと
するものではない。スプレーガン12は、被覆材料を再
循環させる手段を持たないこともできる、つまり材料を
ガンから放出しない場合は、行き詰まりにすることもで
きる。次に、図7に関して、ノズル支持部材49とスプ
レーノズル48を延長部26に取り付けるために、アダ
プター46を延長部26の下端にねじ込む。このアダプ
ター46には、延長部26の外側のねじと噛み合うカラ
ー50、および延長部26の底部にある座32の中の排
出口34と連通している穴52が付いている。アダプタ
ー46は、座32と接してその間にシールを形成するワ
ッシャー53を支えている。アダプター46には、横断
する通し穴54が開いており、その中にノズル支持部材
49の円筒状突起56が回転できるように取り付けてあ
る。アダプター46とノズルの突起56との間にO−リ
ングシール58が挟まっており、そこに液体を密閉する
シールを形成している。
2または被覆材料を再循環する他の手段に限定しようと
するものではない。スプレーガン12は、被覆材料を再
循環させる手段を持たないこともできる、つまり材料を
ガンから放出しない場合は、行き詰まりにすることもで
きる。次に、図7に関して、ノズル支持部材49とスプ
レーノズル48を延長部26に取り付けるために、アダ
プター46を延長部26の下端にねじ込む。このアダプ
ター46には、延長部26の外側のねじと噛み合うカラ
ー50、および延長部26の底部にある座32の中の排
出口34と連通している穴52が付いている。アダプタ
ー46は、座32と接してその間にシールを形成するワ
ッシャー53を支えている。アダプター46には、横断
する通し穴54が開いており、その中にノズル支持部材
49の円筒状突起56が回転できるように取り付けてあ
る。アダプター46とノズルの突起56との間にO−リ
ングシール58が挟まっており、そこに液体を密閉する
シールを形成している。
【0025】円筒状の突起56には、L−字形のコネク
ター穴60が開いており、このコネクター穴は一端でア
ダプター46中の穴52に連通し、もう一方の端でノズ
ル支持部材49中に形成した液体搬送通路64に連通し
ている。ノズル支持部材49には清掃用のネジ65が取
り付けてあり、通路64を横切り、そこと延長部26の
底部を清掃できるようになっている。
ター穴60が開いており、このコネクター穴は一端でア
ダプター46中の穴52に連通し、もう一方の端でノズ
ル支持部材49中に形成した液体搬送通路64に連通し
ている。ノズル支持部材49には清掃用のネジ65が取
り付けてあり、通路64を横切り、そこと延長部26の
底部を清掃できるようになっている。
【0026】液体搬送通路64は、内部ネジを形成され
た段付き下端を有しており、ノズルホルダ63を設置し
ている。好ましくはテフロンリング67がノズルホルダ
63の外側に設置され、通路64のネジ部とノズルホル
ダ63との合わせ部から被覆材料が漏れるのを防止す
る。ノズル48は、本願と同じ譲受人に譲渡され、かつ
参考としてその開示内容がここにそっくり取り込まれた
米国特許第4,346,849号に記載されたのと同じ
ようにして、ノズルホルダ63のベースに蝋付けされて
いる。米国特許第4,346,849号に記載されたよ
うに、ノズルホルダ63は、貫通孔66を形成してお
り、その最下端は座でざぐられている。ノズル48は、
ノズル48の排出口71がノズルホルダ63の貫通孔6
6に整合するように、この座に蝋付けされている。従っ
て、被覆材料の流路は、延長部26からスプレーノズル
48まで形成されており、アダプター46中の穴52、
円筒状の突起56中のコネクター穴60およびスプレー
ノズル48の本体内にある液体搬送通路64そしてノズ
ルホルダ63およびノズル48の貫通孔66と排出口7
1を含む。この流路を通る被覆材料の流れは、プランジ
ャー22の、放出口34に対して後退した、開いた位置
と、進出した、閉じた位置との間の運動により制御され
る。
た段付き下端を有しており、ノズルホルダ63を設置し
ている。好ましくはテフロンリング67がノズルホルダ
63の外側に設置され、通路64のネジ部とノズルホル
ダ63との合わせ部から被覆材料が漏れるのを防止す
る。ノズル48は、本願と同じ譲受人に譲渡され、かつ
参考としてその開示内容がここにそっくり取り込まれた
米国特許第4,346,849号に記載されたのと同じ
ようにして、ノズルホルダ63のベースに蝋付けされて
いる。米国特許第4,346,849号に記載されたよ
うに、ノズルホルダ63は、貫通孔66を形成してお
り、その最下端は座でざぐられている。ノズル48は、
ノズル48の排出口71がノズルホルダ63の貫通孔6
6に整合するように、この座に蝋付けされている。従っ
て、被覆材料の流路は、延長部26からスプレーノズル
48まで形成されており、アダプター46中の穴52、
円筒状の突起56中のコネクター穴60およびスプレー
ノズル48の本体内にある液体搬送通路64そしてノズ
ルホルダ63およびノズル48の貫通孔66と排出口7
1を含む。この流路を通る被覆材料の流れは、プランジ
ャー22の、放出口34に対して後退した、開いた位置
と、進出した、閉じた位置との間の運動により制御され
る。
【0027】X軸、Y軸、およびZ軸のガンの動き 本発明の第一の特徴は、プリント回路基板などの標的基
板に対して、スプレーガン12およびそのスプレーノズ
ル48を動かすための機構の、構造および操作である。
スプレーガン12を支持するロボットアームに関連する
機構は、スプレーガン12をX軸、Y軸およびZ軸に沿
って移動させる。そのような機構の詳細は、本発明自体
とは関係なく、下記のスプレーガン12のX、Yおよび
Z軸運動の説明は、装置10の全体の動作を説明するた
めにのみ行なう。その上、別の実施形態では、スプレー
ガン12は固定し、駆動機構は、回路基板を載せたテー
ブルをX、YおよびZ軸に沿って移動させるために装備
する。
板に対して、スプレーガン12およびそのスプレーノズ
ル48を動かすための機構の、構造および操作である。
スプレーガン12を支持するロボットアームに関連する
機構は、スプレーガン12をX軸、Y軸およびZ軸に沿
って移動させる。そのような機構の詳細は、本発明自体
とは関係なく、下記のスプレーガン12のX、Yおよび
Z軸運動の説明は、装置10の全体の動作を説明するた
めにのみ行なう。その上、別の実施形態では、スプレー
ガン12は固定し、駆動機構は、回路基板を載せたテー
ブルをX、YおよびZ軸に沿って移動させるために装備
する。
【0028】説明上、「上部」は、図1および図2に示
すように、スプレーガン12の上部を意味し、「底部」
は、それらの図におけるガン本体14の下部を意味す
る。「X軸」は、図1に示すように、左から右へ延びる
軸を、「Y軸」は、図1の頁の内および外に延びる軸
を、「Z軸」は、図1の上部と底部との間の垂直方向に
延びる軸を意味する。ここで、図1に関して、スプレー
ガン12は、垂直に延びる側端部70を持つガン取り付
け板68に固定してあり、側端部70の一方を図1に示
してある。ガン取り付け板68は、四つのローラー72
の間に挟まれており、取り付け板68の各側端部70に
そのローラーが二つずつ取り付けてある。各ローラー7
2は、ピン74を中心に回転でき、そのピンは、図1に
図式的に示すロボットアーム78により支えられている
フレーム76に固定してある。
すように、スプレーガン12の上部を意味し、「底部」
は、それらの図におけるガン本体14の下部を意味す
る。「X軸」は、図1に示すように、左から右へ延びる
軸を、「Y軸」は、図1の頁の内および外に延びる軸
を、「Z軸」は、図1の上部と底部との間の垂直方向に
延びる軸を意味する。ここで、図1に関して、スプレー
ガン12は、垂直に延びる側端部70を持つガン取り付
け板68に固定してあり、側端部70の一方を図1に示
してある。ガン取り付け板68は、四つのローラー72
の間に挟まれており、取り付け板68の各側端部70に
そのローラーが二つずつ取り付けてある。各ローラー7
2は、ピン74を中心に回転でき、そのピンは、図1に
図式的に示すロボットアーム78により支えられている
フレーム76に固定してある。
【0029】フレーム76にはモーター80が取り付け
てあり、そのモーター80の出力軸は、ピニオン歯車8
4に接続してあり、これを駆動する。ピニオン歯車84
は、ガン取り付け板68に固定したラック86と噛み合
っている。モーター80が作動すると、ピニオン歯車8
4がラック86に対して、時計方向または反時計方向に
回転する。ピニオン歯車84とラック86との間の駆動
作用により、ガン取り付け板68は、各側端部70に取
り付けたローラー72の間を、垂直に、即ちZ軸に沿っ
て移動する。ガン取り付け板68のそのような動きによ
り、スプレーガン12およびスプレーノズル48が移動
し、被覆すべき回路基板などの基板に対して望ましい垂
直位置に、スプレーノズル48を合わせる。スプレーガ
ン12およびスプレーノズル48のY方向における動き
は、次のようにして得られる。フレーム76の上部板に
は、四つの軸受けブロック88,90(そのうちの二つ
を図に示してある)が取り付けてあり、それらのブロッ
クは、それぞれポスト95により支持板96に取り付け
た案内棒、つまり直線路92,94により支えられてい
る。支持板96は、図1にその一つを示すポスト98に
より、軸受け金具101でロボットアーム78に支えら
れている案内棒100に取り付けてある。
てあり、そのモーター80の出力軸は、ピニオン歯車8
4に接続してあり、これを駆動する。ピニオン歯車84
は、ガン取り付け板68に固定したラック86と噛み合
っている。モーター80が作動すると、ピニオン歯車8
4がラック86に対して、時計方向または反時計方向に
回転する。ピニオン歯車84とラック86との間の駆動
作用により、ガン取り付け板68は、各側端部70に取
り付けたローラー72の間を、垂直に、即ちZ軸に沿っ
て移動する。ガン取り付け板68のそのような動きによ
り、スプレーガン12およびスプレーノズル48が移動
し、被覆すべき回路基板などの基板に対して望ましい垂
直位置に、スプレーノズル48を合わせる。スプレーガ
ン12およびスプレーノズル48のY方向における動き
は、次のようにして得られる。フレーム76の上部板に
は、四つの軸受けブロック88,90(そのうちの二つ
を図に示してある)が取り付けてあり、それらのブロッ
クは、それぞれポスト95により支持板96に取り付け
た案内棒、つまり直線路92,94により支えられてい
る。支持板96は、図1にその一つを示すポスト98に
より、軸受け金具101でロボットアーム78に支えら
れている案内棒100に取り付けてある。
【0030】モーター102は、支持板96の底に固定
してあり、そのモーター出力軸104は、ピニオン歯車
106に接続してこれを駆動する。ピニオン歯車106
は、フレーム76の上部板に取り付けた、Y方向に延び
るラック108と噛み合っている。モーター102が作
動すると、ピニオン歯車106がラック108を駆動
し、フレーム76を移動させ、スプレーガン12および
スプレーノズル48を、上記のY軸に沿ったY方向に移
動させる。
してあり、そのモーター出力軸104は、ピニオン歯車
106に接続してこれを駆動する。ピニオン歯車106
は、フレーム76の上部板に取り付けた、Y方向に延び
るラック108と噛み合っている。モーター102が作
動すると、ピニオン歯車106がラック108を駆動
し、フレーム76を移動させ、スプレーガン12および
スプレーノズル48を、上記のY軸に沿ったY方向に移
動させる。
【0031】スプレーガン12およびスプレーノズル4
8のX方向における、つまりX軸に沿った動きは、Y軸
に沿った動きに類似した様式で行なわれる。ロボットア
ーム78に取り付けた第三のモーター110の出力軸1
12にピニオン歯車114が付いている。このピニオン
歯車114は、支持板96の上に取り付けた、X方向に
延びるラック116と噛み合っている。出力軸112お
よびピニオン歯車114が回転すると、支持板96、フ
レーム76およびそれによってスプレーガン12および
スプレーノズル48のすべてが、固定したロボットアー
ム78に対してX方向に移動する。スプレーガン12お
よびスプレーノズル48をX、YおよびZ軸に沿って移
動させるための上記の駆動機構は、これに限定するもの
ではなく、各種の他の機構を使っても、そのようなX、
YおよびZ方向の移動が可能である。
8のX方向における、つまりX軸に沿った動きは、Y軸
に沿った動きに類似した様式で行なわれる。ロボットア
ーム78に取り付けた第三のモーター110の出力軸1
12にピニオン歯車114が付いている。このピニオン
歯車114は、支持板96の上に取り付けた、X方向に
延びるラック116と噛み合っている。出力軸112お
よびピニオン歯車114が回転すると、支持板96、フ
レーム76およびそれによってスプレーガン12および
スプレーノズル48のすべてが、固定したロボットアー
ム78に対してX方向に移動する。スプレーガン12お
よびスプレーノズル48をX、YおよびZ軸に沿って移
動させるための上記の駆動機構は、これに限定するもの
ではなく、各種の他の機構を使っても、そのようなX、
YおよびZ方向の移動が可能である。
【0032】第四の軸による運動−スプレーノズルの回
転 次に、図4、図5、図6および図1を参照しながら、ス
プレーガン12に対するスプレーノズル48の回転機構
を説明する。上に説明したように、スプレーガン12お
よびスプレーノズル48を一単位としてX、YおよびZ
方向に移動する。しかし、第四の軸による運動機構は、
スプレーガン12の他の部分から独立して、およびロボ
ットアーム78のどの動きからも独立して、スプレーノ
ズル48を回転させる。割り出し輪118は、ガン本体
14底部の下にある延長部26に固定してある。割り出
し輪118には、互いに90°の間隔を置いて配置し
た、割り出し輪118の中心から等半径距離にある、下
方に延びる四つのピン120a−dが付いている。割り
出し輪118の周囲に、それぞれピン120a−dと半
径方向で並んだ、四つの窪み122a−dが形成されて
いる。
転 次に、図4、図5、図6および図1を参照しながら、ス
プレーガン12に対するスプレーノズル48の回転機構
を説明する。上に説明したように、スプレーガン12お
よびスプレーノズル48を一単位としてX、YおよびZ
方向に移動する。しかし、第四の軸による運動機構は、
スプレーガン12の他の部分から独立して、およびロボ
ットアーム78のどの動きからも独立して、スプレーノ
ズル48を回転させる。割り出し輪118は、ガン本体
14底部の下にある延長部26に固定してある。割り出
し輪118には、互いに90°の間隔を置いて配置し
た、割り出し輪118の中心から等半径距離にある、下
方に延びる四つのピン120a−dが付いている。割り
出し輪118の周囲に、それぞれピン120a−dと半
径方向で並んだ、四つの窪み122a−dが形成されて
いる。
【0033】支持フレーム124は、割り出し輪118
の片側から外に向かって形持ちされており、その位置で
ねじ126によりガン取り付け板68の下側に取り付け
てある。この支持フレーム124にはピストン130を
備えた空気圧シリンダー128が付いており、そのピス
トンは図5に示す延びた位置と、図4に示す後退した位
置との間で、以下にさらに詳細に説明するように、動く
ことができる。ピストン130は、ヨーク131に固定
してあるが、そのヨークは、押し板134に回転自在に
取り付けてある。押し板134には、その片側の、両端
の間にカム表面136、およびその前端、つまり図4〜
図6で見て左端に切込部138が形成されている。押し
板134の上表面から上方に、以下に説明する目的のた
めのピン140が延びている。
の片側から外に向かって形持ちされており、その位置で
ねじ126によりガン取り付け板68の下側に取り付け
てある。この支持フレーム124にはピストン130を
備えた空気圧シリンダー128が付いており、そのピス
トンは図5に示す延びた位置と、図4に示す後退した位
置との間で、以下にさらに詳細に説明するように、動く
ことができる。ピストン130は、ヨーク131に固定
してあるが、そのヨークは、押し板134に回転自在に
取り付けてある。押し板134には、その片側の、両端
の間にカム表面136、およびその前端、つまり図4〜
図6で見て左端に切込部138が形成されている。押し
板134の上表面から上方に、以下に説明する目的のた
めのピン140が延びている。
【0034】支持フレーム124の前側、つまり左側に
144でピン止めしてある固定アーム142がある。固
定アーム142の一端は、曲がっており、割り出し輪1
18の周囲にある窪み122と噛み合うローラー146
を取り付けてある。固定アーム142と支持フレーム1
24に取り付けたポスト150との間に延びるばね14
8が、図4〜図6に見られるように、固定アーム142
の一端を時計方向に引っ張っているので、ローラー14
6は割り出し輪118の周囲に押し付けられている。
144でピン止めしてある固定アーム142がある。固
定アーム142の一端は、曲がっており、割り出し輪1
18の周囲にある窪み122と噛み合うローラー146
を取り付けてある。固定アーム142と支持フレーム1
24に取り付けたポスト150との間に延びるばね14
8が、図4〜図6に見られるように、固定アーム142
の一端を時計方向に引っ張っているので、ローラー14
6は割り出し輪118の周囲に押し付けられている。
【0035】本発明に係わる第四軸機構の作動は、次の
通りである。図4に示す位置では、空気圧シリンダー1
28のピストン130は後退した位置にあり、そこでは
押し板134上のピン140は固定アーム142の後ろ
側にあり、割り出し輪118のピン120bは押し板1
34の切り込み138中にある。押し板134とフレー
ム124との間にあるばね152が押し板134をピン
120bの方に引っ張っている。その上、固定アーム1
42のローラー146が割り出し輪118の周囲にある
窪み122cの中に納まっているので、割り出し輪11
8を固定位置に保持している。図5に関して、空気圧シ
リンダー128が作動してピストン130を延ばすと、
二つの運動が続いて起こる。第一に、押し板134上の
ピン140が固定アーム142に接し、これを軸144
の回りに回転させるので、ローラー146が割り出し輪
118上の窪み122cから外れる。これにより、割り
出し輪118がその固定位置から解除され、回転できる
ようになる。さらにピストン130が延びて、押し板1
34が前進すると、押し板134の切り込み138が割
り出し輪118のピン120bと噛み合う。ピン120
bとの噛合わせにより、押し板134が割り出し輪11
8、取り付けた延長部26およびスプレーノズル48を
回転させ、固定アーム142のローラー146が割り出
し輪118の周囲を走行する。
通りである。図4に示す位置では、空気圧シリンダー1
28のピストン130は後退した位置にあり、そこでは
押し板134上のピン140は固定アーム142の後ろ
側にあり、割り出し輪118のピン120bは押し板1
34の切り込み138中にある。押し板134とフレー
ム124との間にあるばね152が押し板134をピン
120bの方に引っ張っている。その上、固定アーム1
42のローラー146が割り出し輪118の周囲にある
窪み122cの中に納まっているので、割り出し輪11
8を固定位置に保持している。図5に関して、空気圧シ
リンダー128が作動してピストン130を延ばすと、
二つの運動が続いて起こる。第一に、押し板134上の
ピン140が固定アーム142に接し、これを軸144
の回りに回転させるので、ローラー146が割り出し輪
118上の窪み122cから外れる。これにより、割り
出し輪118がその固定位置から解除され、回転できる
ようになる。さらにピストン130が延びて、押し板1
34が前進すると、押し板134の切り込み138が割
り出し輪118のピン120bと噛み合う。ピン120
bとの噛合わせにより、押し板134が割り出し輪11
8、取り付けた延長部26およびスプレーノズル48を
回転させ、固定アーム142のローラー146が割り出
し輪118の周囲を走行する。
【0036】図5に示すように、ピストン130が十分
に延びると、押し板134が割り出し輪118を約90
°動かす、即ちピン120bは、本来、図4で見てピン
120aが占めていた位置に来る。押し板134は、前
方へ移動する際、割り出し輪118が円形であるため
に、円弧状の経路を辿って移動するが、これは、押し板
134と、ピストン130に接続したヨーク131とが
回転できるように接続しているために可能となってい
る。この円弧状経路のために、ピン140が固定アーム
142の末端を迂回するので、固定アーム142が解除
されて割り出し輪118の周囲と再び噛み合うことがで
きる様になる。ピストン130が完全に延び切った点で
は、固定アーム142のローラー146は割り出し輪1
18の周囲の窪み、即ち図5の窪み122d中に納まっ
ている。これにより、ピストン130の後退により、押
し板134がその最初の位置に戻って行く間、割り出し
輪118がその固定位置に止められる。
に延びると、押し板134が割り出し輪118を約90
°動かす、即ちピン120bは、本来、図4で見てピン
120aが占めていた位置に来る。押し板134は、前
方へ移動する際、割り出し輪118が円形であるため
に、円弧状の経路を辿って移動するが、これは、押し板
134と、ピストン130に接続したヨーク131とが
回転できるように接続しているために可能となってい
る。この円弧状経路のために、ピン140が固定アーム
142の末端を迂回するので、固定アーム142が解除
されて割り出し輪118の周囲と再び噛み合うことがで
きる様になる。ピストン130が完全に延び切った点で
は、固定アーム142のローラー146は割り出し輪1
18の周囲の窪み、即ち図5の窪み122d中に納まっ
ている。これにより、ピストン130の後退により、押
し板134がその最初の位置に戻って行く間、割り出し
輪118がその固定位置に止められる。
【0037】押し板134がその最初の位置に戻る時、
押し板134のカム表面136は、本来ピン120bが
占めていた位置に移動したピン120cに沿って通過す
る。図6参照。このカム表面136により、押し板13
4が固定アーム142に対して外側に押し遣られ、押し
板134上のピン140が固定アーム142を飛び越
え、図4に示す、固定アーム142の後ろにあるその本
来の位置に戻ることができる。好ましい実施形態では、
割り出し輪118の上にカム板143が載っている。リ
ミットスイッチ147に接続したトリップレバー145
がカム板143の外周上に移動する。カム板143に沿
った予め決定した位置に到達すると、トリップレバー1
45がリミットスイッチ147を作動させ、割り出し輪
118が「本来の」位置にある、即ち四つのピン120
a−dが図4に示す位置に並んでいることを表わす信号
を発する。次いで上記の手順が繰り返され、延長部26
の縦軸に関して、割り出し輪118に90°毎の割り出
しをさせる。ロボットアーム制御に関連する制御装置
(図には示していない)が、割り出し輪118の回転の
速度および頻度が必要に応じて変えられる様に、空気圧
シリンダー128の作動を制御する。特定の用途の条件
に応じて、空気圧シリンダー128を作動させ、ピスト
ン130を早く、または遅く、および/または高、また
は低頻度で前進、後退させて、スプレーノズル48の望
ましい回転運動を得る。
押し板134のカム表面136は、本来ピン120bが
占めていた位置に移動したピン120cに沿って通過す
る。図6参照。このカム表面136により、押し板13
4が固定アーム142に対して外側に押し遣られ、押し
板134上のピン140が固定アーム142を飛び越
え、図4に示す、固定アーム142の後ろにあるその本
来の位置に戻ることができる。好ましい実施形態では、
割り出し輪118の上にカム板143が載っている。リ
ミットスイッチ147に接続したトリップレバー145
がカム板143の外周上に移動する。カム板143に沿
った予め決定した位置に到達すると、トリップレバー1
45がリミットスイッチ147を作動させ、割り出し輪
118が「本来の」位置にある、即ち四つのピン120
a−dが図4に示す位置に並んでいることを表わす信号
を発する。次いで上記の手順が繰り返され、延長部26
の縦軸に関して、割り出し輪118に90°毎の割り出
しをさせる。ロボットアーム制御に関連する制御装置
(図には示していない)が、割り出し輪118の回転の
速度および頻度が必要に応じて変えられる様に、空気圧
シリンダー128の作動を制御する。特定の用途の条件
に応じて、空気圧シリンダー128を作動させ、ピスト
ン130を早く、または遅く、および/または高、また
は低頻度で前進、後退させて、スプレーノズル48の望
ましい回転運動を得る。
【0038】第五軸運動−スプレーノズルの回転 図2および図3を参照しながら、延長部26およびスプ
レーガン12に対して、スプレーノズル48を傾斜させ
る一実施例の機構を説明する。この機構は、上記のX、
YおよびZ軸に沿ったスプレーガン12の動きから独立
して、およびスプレーノズル48の回転からも独立し
て、スプレーノズル48を円弧状経路に沿って傾斜させ
る。または揺動させる。空気圧シリンダー154は、ガ
ン取り付け板68に取り付けてあり、ナット159によ
りヨーク158に固定したピストン156を有する。止
まり板160が空気圧シリンダー154の底部に取り付
けてあり、止まりボルト164を滑動できるように受け
入れている透き間または穴が形成してある。止まりボル
ト164は、隣接するナット166によりヨーク158
に接続してあり、ピストン156の前進、後退に応じて
移動できる。
レーガン12に対して、スプレーノズル48を傾斜させ
る一実施例の機構を説明する。この機構は、上記のX、
YおよびZ軸に沿ったスプレーガン12の動きから独立
して、およびスプレーノズル48の回転からも独立し
て、スプレーノズル48を円弧状経路に沿って傾斜させ
る。または揺動させる。空気圧シリンダー154は、ガ
ン取り付け板68に取り付けてあり、ナット159によ
りヨーク158に固定したピストン156を有する。止
まり板160が空気圧シリンダー154の底部に取り付
けてあり、止まりボルト164を滑動できるように受け
入れている透き間または穴が形成してある。止まりボル
ト164は、隣接するナット166によりヨーク158
に接続してあり、ピストン156の前進、後退に応じて
移動できる。
【0039】ヨーク158には、一対のアーム168が
付いているが、その片方を図に示してあり、これらのア
ームは、スリーブ176の上側円盤172および下側円
盤174により形成される溝170中にゆるく納まって
いる。スリーブ176は、形が一般に円筒形で、垂直方
向、即ちZ軸に平行に移動できるように、延長部26上
に滑動できるように取り付けてある。好ましくは、上側
円盤172と上記の割り出し輪118との間にコネクタ
ーピン178が延びており、割り出し輪118および垂
直に移動できるスリーブ176の相対的な回転位置を保
つ。
付いているが、その片方を図に示してあり、これらのア
ームは、スリーブ176の上側円盤172および下側円
盤174により形成される溝170中にゆるく納まって
いる。スリーブ176は、形が一般に円筒形で、垂直方
向、即ちZ軸に平行に移動できるように、延長部26上
に滑動できるように取り付けてある。好ましくは、上側
円盤172と上記の割り出し輪118との間にコネクタ
ーピン178が延びており、割り出し輪118および垂
直に移動できるスリーブ176の相対的な回転位置を保
つ。
【0040】上に述べたように、ノズル支持部材49
は、アダプター46を横切る通し穴54中に回転できる
ように支えてあり、ノズル支持部材49の突起56がそ
こから外側に延びている。このノズル支持部材49の突
起56は、ノズル傾斜レバー184の一部を形成する一
対のアーム180,182の間で固定してある。傾斜レ
バー184のアーム180,182は、互いに離れて配
置してあり、その間に切り込みがあり、そこにノズルの
突起56を挟み込んでいる。アーム180,182の間
にボルト185が延びており、両アーム180,182
を締め付けてノズルの突起56と挟持係合し、ノズル傾
斜レバー184の動きがノズル支持部材49、ノズルホ
ルダ63およびスプレーノズル48に直接伝わるように
している。ノズル傾斜レバー184の一端は、ピン18
6により、ノズルクランクアーム188の下端に揺動す
るように取り付けてある。ノズルクランクアーム188
の反対側の上端は、ピン189により、下側円盤174
の直下でスリーブ176に揺動するように取り付けてあ
る。
は、アダプター46を横切る通し穴54中に回転できる
ように支えてあり、ノズル支持部材49の突起56がそ
こから外側に延びている。このノズル支持部材49の突
起56は、ノズル傾斜レバー184の一部を形成する一
対のアーム180,182の間で固定してある。傾斜レ
バー184のアーム180,182は、互いに離れて配
置してあり、その間に切り込みがあり、そこにノズルの
突起56を挟み込んでいる。アーム180,182の間
にボルト185が延びており、両アーム180,182
を締め付けてノズルの突起56と挟持係合し、ノズル傾
斜レバー184の動きがノズル支持部材49、ノズルホ
ルダ63およびスプレーノズル48に直接伝わるように
している。ノズル傾斜レバー184の一端は、ピン18
6により、ノズルクランクアーム188の下端に揺動す
るように取り付けてある。ノズルクランクアーム188
の反対側の上端は、ピン189により、下側円盤174
の直下でスリーブ176に揺動するように取り付けてあ
る。
【0041】図2、図3および図7に関して、スプレー
ノズル48の揺動運動は、次の様にして得られる。図に
示す様に、空気圧シリンダー154が作動し、ピストン
156を延ばし、ヨーク158および止まりボルト16
4を下方に動かす。ヨーク158は、スリーブ176を
延長部26に沿って下方に動かす。このスリーブ176
の動きがノズルクランクアーム188を押し下げ、その
ノズルクランクアーム188が、図3に示す様に、ノズ
ル傾斜レバー184を時計方向に回転させる。ノズル傾
斜レバー184はノズル突起56に固定してあるので、
スプレーノズル48は、ノズル傾斜レバー184と同じ
方向に回転する。従って、スプレーノズル48の排出口
71が、ノズル傾斜レバー184の回転運動量に応じた
円弧を描いて、時計方向に傾斜、即ち揺動する。ピスト
ン156が反対の、上方に動くと、ヨーク158がスリ
ーブ176を引上げ、それと共にノズルクランクアーム
188を引上げる。ノズルクランクアーム188が上昇
すると、ノズル傾斜レバー184を反対の、反時計方向
に回転させ、ノズル支持部材49すなわちスプレーノズ
ル48を反時計方向に傾斜、即ち揺動させる。こうし
て、ピストン156、ヨーク158、スリーブ176お
よびノズルクランクアーム188の垂直方向の上下運動
が、ノズル傾斜レバー184によるスプレーノズル48
の揺動、即ち傾斜運動に転換されるのである。
ノズル48の揺動運動は、次の様にして得られる。図に
示す様に、空気圧シリンダー154が作動し、ピストン
156を延ばし、ヨーク158および止まりボルト16
4を下方に動かす。ヨーク158は、スリーブ176を
延長部26に沿って下方に動かす。このスリーブ176
の動きがノズルクランクアーム188を押し下げ、その
ノズルクランクアーム188が、図3に示す様に、ノズ
ル傾斜レバー184を時計方向に回転させる。ノズル傾
斜レバー184はノズル突起56に固定してあるので、
スプレーノズル48は、ノズル傾斜レバー184と同じ
方向に回転する。従って、スプレーノズル48の排出口
71が、ノズル傾斜レバー184の回転運動量に応じた
円弧を描いて、時計方向に傾斜、即ち揺動する。ピスト
ン156が反対の、上方に動くと、ヨーク158がスリ
ーブ176を引上げ、それと共にノズルクランクアーム
188を引上げる。ノズルクランクアーム188が上昇
すると、ノズル傾斜レバー184を反対の、反時計方向
に回転させ、ノズル支持部材49すなわちスプレーノズ
ル48を反時計方向に傾斜、即ち揺動させる。こうし
て、ピストン156、ヨーク158、スリーブ176お
よびノズルクランクアーム188の垂直方向の上下運動
が、ノズル傾斜レバー184によるスプレーノズル48
の揺動、即ち傾斜運動に転換されるのである。
【0042】スプレーノズル48に与える揺動運動の量
は、止まりボルト164により調整する。図3に示す様
に、止まりボルト164の頭165は、止まり板160
の上側にある。ピストン156が延びてヨーク158を
下降させると、止まりボルト164がヨーク158と共
に下降する。止まりボルト164の頭165が止まり板
160に接すると、ピストン156はそれ以上下降でき
なくなる。これによって、延長部26に沿ったスリーブ
176の垂直移動が制御され、ノズルクランクアーム1
88およびノズル傾斜レバー184の動きが制御され
る。固定した止まり板160に対する止まりボルト16
4の頭165の位置は、ナット166をゆるめ、止まり
ボルト164をヨーク158に沿って移動させることに
よって調整できる。
は、止まりボルト164により調整する。図3に示す様
に、止まりボルト164の頭165は、止まり板160
の上側にある。ピストン156が延びてヨーク158を
下降させると、止まりボルト164がヨーク158と共
に下降する。止まりボルト164の頭165が止まり板
160に接すると、ピストン156はそれ以上下降でき
なくなる。これによって、延長部26に沿ったスリーブ
176の垂直移動が制御され、ノズルクランクアーム1
88およびノズル傾斜レバー184の動きが制御され
る。固定した止まり板160に対する止まりボルト16
4の頭165の位置は、ナット166をゆるめ、止まり
ボルト164をヨーク158に沿って移動させることに
よって調整できる。
【0043】図8ないし図10を参照して、スプレーノ
ズル200を回転させる機構の別な実施例を示す。スプ
レーノズル200は図2、図3および図7を参照して説
明したノズル48と同じようにして、スプレーガン12
に対して回転されるが、X、YおよびZ軸に沿ってスプ
レーガン14の移動に独立して、円弧軌跡に沿ってスプ
レーノズル200を傾動もしくは揺動させるように、異
なる機構が設けられている。図8ないし図10の実施例
の構成において、図2、図3および図7と共通のものに
は、同じ符号が付されている。
ズル200を回転させる機構の別な実施例を示す。スプ
レーノズル200は図2、図3および図7を参照して説
明したノズル48と同じようにして、スプレーガン12
に対して回転されるが、X、YおよびZ軸に沿ってスプ
レーガン14の移動に独立して、円弧軌跡に沿ってスプ
レーノズル200を傾動もしくは揺動させるように、異
なる機構が設けられている。図8ないし図10の実施例
の構成において、図2、図3および図7と共通のものに
は、同じ符号が付されている。
【0044】図8ないし図10の実施例と図2、図3お
よび図7の実施例との主な差異は、図5ないし図7のス
プレーノズル200が延長部26の長手方向軸線にほぼ
沿って方向づけられ、一方既述のノズル48は延長部2
6の軸線からオフセットされている点にある(図7参
照)。いくつかの例において、ノズル48のこのオフセ
ットにより、ロボットアームおよび他の自動操作機構が
基板に対してノズルを適切に整合することが困難になっ
ていることが分かっている。いくつかのケースでは、ス
プレーガン12の延長部26とほぼ同じ軸線に沿って設
置されたとき、スプレーノズル200を基板に対して位
置決めするのが容易となる。ノズル200を延長部26
の軸線と整合させる他の利点は、4軸から5軸へのある
いはこの逆の変換が非常に単純化されることにある。た
とえば、ロボットアームが4軸動作用に始めにプログラ
ムされた場合、スプレーガン12、延長部26およびノ
ズル200はX、YおよびZ軸に対して移動自在であ
り、ノズル200は回転は許容されるが揺動は許容され
なくなる。5軸動作に変換するために、つまり、ノズル
の揺動自在動作を付加すれば、図8ないし図10の実施
例についてXおよびY軸に沿って移動するロボットアー
ムを再プログラミングする必要がない。ノズル200は
延長部26の軸線に沿って配置されているので、延長部
26とノズル200とは、延長部26とノズル200の
操作においてXおよびY軸の周りのロボットアームの移
動の調整を要求されることなく、所望のごとくターゲッ
ト表面をカバーするように、回転および揺動を許容され
る。
よび図7の実施例との主な差異は、図5ないし図7のス
プレーノズル200が延長部26の長手方向軸線にほぼ
沿って方向づけられ、一方既述のノズル48は延長部2
6の軸線からオフセットされている点にある(図7参
照)。いくつかの例において、ノズル48のこのオフセ
ットにより、ロボットアームおよび他の自動操作機構が
基板に対してノズルを適切に整合することが困難になっ
ていることが分かっている。いくつかのケースでは、ス
プレーガン12の延長部26とほぼ同じ軸線に沿って設
置されたとき、スプレーノズル200を基板に対して位
置決めするのが容易となる。ノズル200を延長部26
の軸線と整合させる他の利点は、4軸から5軸へのある
いはこの逆の変換が非常に単純化されることにある。た
とえば、ロボットアームが4軸動作用に始めにプログラ
ムされた場合、スプレーガン12、延長部26およびノ
ズル200はX、YおよびZ軸に対して移動自在であ
り、ノズル200は回転は許容されるが揺動は許容され
なくなる。5軸動作に変換するために、つまり、ノズル
の揺動自在動作を付加すれば、図8ないし図10の実施
例についてXおよびY軸に沿って移動するロボットアー
ムを再プログラミングする必要がない。ノズル200は
延長部26の軸線に沿って配置されているので、延長部
26とノズル200とは、延長部26とノズル200の
操作においてXおよびY軸の周りのロボットアームの移
動の調整を要求されることなく、所望のごとくターゲッ
ト表面をカバーするように、回転および揺動を許容され
る。
【0045】図8ないし図10を参照すると、スプレー
ノズル200の傾動動作および揺動動作を作り出す機構
が、環状壁206と底壁208とにより画成される上方
キャビティ204を有するスイベルベース202からな
っている。環状壁206は内ネジが形成され、延長部2
6の底部に設けられた外ネジと合わせられるようになっ
ており、スイベルベース202と延長部26とを連結し
ている。好ましくは、プランジャー22の先端もしくは
下端30用の座32は、底壁208上に留まり、0−リ
ング210が、延長部26の底部エッジと底壁208と
の間で座32の周りに延在する。図9および図10に示
すように組み立てられた位置において、延長部26およ
びスイベルベース202により、被覆材料の移動を行な
わしめるよう、延長部26内の通路28は座32内の穴
212に整合している。
ノズル200の傾動動作および揺動動作を作り出す機構
が、環状壁206と底壁208とにより画成される上方
キャビティ204を有するスイベルベース202からな
っている。環状壁206は内ネジが形成され、延長部2
6の底部に設けられた外ネジと合わせられるようになっ
ており、スイベルベース202と延長部26とを連結し
ている。好ましくは、プランジャー22の先端もしくは
下端30用の座32は、底壁208上に留まり、0−リ
ング210が、延長部26の底部エッジと底壁208と
の間で座32の周りに延在する。図9および図10に示
すように組み立てられた位置において、延長部26およ
びスイベルベース202により、被覆材料の移動を行な
わしめるよう、延長部26内の通路28は座32内の穴
212に整合している。
【0046】スイベルベース202の下方本体部213
は、貫通孔214を形成しており、揺動自在かつ滑動自
在にノズル支持部材216を設置している。このノズル
支持部材216は平坦部219を有するシャフト218
を備え、このシャフトは、開口220を介してスイベル
ベース202の環状の貫通孔214から外方に延在して
いる。平坦部219を有するシャフト218は、傾斜レ
バー224に形成された整合穴222内に固定的に設置
されており、この傾斜レバー224はシャフト218の
外側端部228に連結されたスナップリング226によ
り、スイベルベース202に対してシャフト218上に
保持されている。傾斜レバー224の対向端部はピン1
86によりノズルクランクアーム188に連結されてお
り、その構成および動作は図2、図3および図7の実施
例において既述されている。図10に示されているよう
に、ノズル支持部材216の上部は周方向に延在するス
ロット230を形成しており、該スロット230はスイ
ベルベース202に形成された供給ポート232を介し
て座32の穴212と連通している。このスロット23
0は、ノズル支持部材216に形成された細長い凹部2
36内に載置された0−リング234の間にあるノズル
支持部材216の外側周囲の部分に沿って延在してい
る。
は、貫通孔214を形成しており、揺動自在かつ滑動自
在にノズル支持部材216を設置している。このノズル
支持部材216は平坦部219を有するシャフト218
を備え、このシャフトは、開口220を介してスイベル
ベース202の環状の貫通孔214から外方に延在して
いる。平坦部219を有するシャフト218は、傾斜レ
バー224に形成された整合穴222内に固定的に設置
されており、この傾斜レバー224はシャフト218の
外側端部228に連結されたスナップリング226によ
り、スイベルベース202に対してシャフト218上に
保持されている。傾斜レバー224の対向端部はピン1
86によりノズルクランクアーム188に連結されてお
り、その構成および動作は図2、図3および図7の実施
例において既述されている。図10に示されているよう
に、ノズル支持部材216の上部は周方向に延在するス
ロット230を形成しており、該スロット230はスイ
ベルベース202に形成された供給ポート232を介し
て座32の穴212と連通している。このスロット23
0は、ノズル支持部材216に形成された細長い凹部2
36内に載置された0−リング234の間にあるノズル
支持部材216の外側周囲の部分に沿って延在してい
る。
【0047】スロット230はノズル支持部材216の
コネクター通路238に連結されており、次に、スペー
サ242を載置するノズル支持部材216内のキャビテ
ィ240に延在している。スペーサ242はコネクター
通路238と、後述するようにノズル200を載置する
ノズルホルダ245との間に介挿されている。ノズルホ
ルダ245は、ノズル支持部材216からキャビティ2
40まで延在している穴244内に受けられている。穴
244の上部はノズルホルダ245がノズル支持部材2
16内に締め込まれスペーサ242に対して緊密にされ
るように、ノズルホルダ245の外ネジに合わせられる
ようになっている内ネジを有する。好ましくは、ネジの
ない、ノズルホルダ245の下部が、テフロンリング2
47を設置しており、テフロンリング247は内ネジの
下方で穴244を密封して、そこを通過する被覆材料の
漏れを防止する。
コネクター通路238に連結されており、次に、スペー
サ242を載置するノズル支持部材216内のキャビテ
ィ240に延在している。スペーサ242はコネクター
通路238と、後述するようにノズル200を載置する
ノズルホルダ245との間に介挿されている。ノズルホ
ルダ245は、ノズル支持部材216からキャビティ2
40まで延在している穴244内に受けられている。穴
244の上部はノズルホルダ245がノズル支持部材2
16内に締め込まれスペーサ242に対して緊密にされ
るように、ノズルホルダ245の外ネジに合わせられる
ようになっている内ネジを有する。好ましくは、ネジの
ない、ノズルホルダ245の下部が、テフロンリング2
47を設置しており、テフロンリング247は内ネジの
下方で穴244を密封して、そこを通過する被覆材料の
漏れを防止する。
【0048】ノズル200は、好ましくは米国特許第
4,346,849号において開示されたように、およ
び図7に関連して上述されたのと同じようにして、ノズ
ルホルダ245のベースに蝋付けされている。米国特許
第4,346,849号に示されているように、ノズル
ホルダ245は貫通孔246を形成しており、この貫通
孔246は最下端でざぐられていて円筒状の座を形成し
ている。ノズル200は、ノズル200の排出口249
がノズルホルダ245の貫通孔246に整合するよう
に、この座内においてノズルホルダ245に蝋付けされ
ている。図10に示されているように、ノズルホルダ2
45に設けられたノズル200により、延長部26の通
路28から座32の穴212に入り、スイベルベース2
02の供給ポート232およびノズル支持部材216の
コネクター通路238を介し、それからノズルホルダ2
45の貫通孔246を介してノズル200の排出口24
9に入るよう画成されている。
4,346,849号において開示されたように、およ
び図7に関連して上述されたのと同じようにして、ノズ
ルホルダ245のベースに蝋付けされている。米国特許
第4,346,849号に示されているように、ノズル
ホルダ245は貫通孔246を形成しており、この貫通
孔246は最下端でざぐられていて円筒状の座を形成し
ている。ノズル200は、ノズル200の排出口249
がノズルホルダ245の貫通孔246に整合するよう
に、この座内においてノズルホルダ245に蝋付けされ
ている。図10に示されているように、ノズルホルダ2
45に設けられたノズル200により、延長部26の通
路28から座32の穴212に入り、スイベルベース2
02の供給ポート232およびノズル支持部材216の
コネクター通路238を介し、それからノズルホルダ2
45の貫通孔246を介してノズル200の排出口24
9に入るよう画成されている。
【0049】図10の実施例に記載された流路は比較的
短く、図1ないし図8の実施例に記載された効果を上回
るものを提供できる。図7に示されたように、例えば、
比較的長い流路が座32とノズル48との間に形成され
ている。そのような長い流路は立ち上がり時の問題を生
ぜしめるよう見受けられる。すなわち、そのような流路
のなかに残存する材料の多量のスラッグが開位置に向か
って最初に移動し、少なくともプランジャー22から下
流の材料のいくらかは、プランジャーが閉位置に戻ると
きにノズル200から落下し得る。加えて、プランジャ
ー22とノズル48との間の流路内の材料は、そのよう
な流路内の比較的大きな体積により、移動のコース上ノ
ズル48から外方に投げられ得る。図10の実施例は材
料のより少ない体積を運ぶ、プランジャー22とノズル
200との間により短い流路を設けることにより、これ
らの問題を減少させあるいは排除する。
短く、図1ないし図8の実施例に記載された効果を上回
るものを提供できる。図7に示されたように、例えば、
比較的長い流路が座32とノズル48との間に形成され
ている。そのような長い流路は立ち上がり時の問題を生
ぜしめるよう見受けられる。すなわち、そのような流路
のなかに残存する材料の多量のスラッグが開位置に向か
って最初に移動し、少なくともプランジャー22から下
流の材料のいくらかは、プランジャーが閉位置に戻ると
きにノズル200から落下し得る。加えて、プランジャ
ー22とノズル48との間の流路内の材料は、そのよう
な流路内の比較的大きな体積により、移動のコース上ノ
ズル48から外方に投げられ得る。図10の実施例は材
料のより少ない体積を運ぶ、プランジャー22とノズル
200との間により短い流路を設けることにより、これ
らの問題を減少させあるいは排除する。
【0050】ノズル200の傾動あるいは回転機構の動
作は以下の通りである。図2、図3および図7に関連し
て上述されたノズルクランクアーム188の往復動作に
応動して、傾斜レバー224の一端が上下方向に移動す
る(図8参照)。傾斜レバー224の反対端とノズル支
持部材216のシャフト218との間の連結により、ノ
ズル支持部材216は傾斜レバー224が往復動作する
につれ、スイベルベース202の環状貫通孔214内で
滑動的に揺動する。このようなノズル支持部材216の
滑動揺動移動は、延長部26の軸線に対してスプレーノ
ズル200を傾斜させもしくは揺動させて、ノズル20
0の排出口249を介して所望の角度で被覆材料を向け
るようになっている。
作は以下の通りである。図2、図3および図7に関連し
て上述されたノズルクランクアーム188の往復動作に
応動して、傾斜レバー224の一端が上下方向に移動す
る(図8参照)。傾斜レバー224の反対端とノズル支
持部材216のシャフト218との間の連結により、ノ
ズル支持部材216は傾斜レバー224が往復動作する
につれ、スイベルベース202の環状貫通孔214内で
滑動的に揺動する。このようなノズル支持部材216の
滑動揺動移動は、延長部26の軸線に対してスプレーノ
ズル200を傾斜させもしくは揺動させて、ノズル20
0の排出口249を介して所望の角度で被覆材料を向け
るようになっている。
【0051】スイベルベース202内のノズル支持部材
216の傾動もしくは滑動移動に適応するために、スイ
ベルベース202の底部は、環状の貫通孔214と連通
する細長い開口248を形成しており、ノズル200は
細長い開口248の対向エッジ250と252の間の距
離に等しい円弧に沿って、ノズル支持部材216と共に
傾斜もしくは揺動するのを許容される。開口248の対
向エッジ250と252の間の距離すなわち円弧は、ノ
ズルクランクアーム188のストロークすなわち垂直移
動に対応して選択されており、スイベルベース202内
のノズル支持部材216とノズル200の揺動移動は制
限されず、ノズル200は開口248のエッジ250、
252に接触しないようになっている。加えて、ノズル
支持部材216の頂部の周方向延在スロット230は、
ノズル支持部材216がスイベルベース202の環状の
貫通孔214内で滑動もしくは揺動するときに、スイベ
ルベース202の供給ポート232と連通を維持するよ
う形成されている。スロット230は十分な周方向長さ
を有し、スイベルベース202内のノズル支持部材21
6の滑動移動の範囲にわたって供給ポート232と連通
を常に維持するようになっている。
216の傾動もしくは滑動移動に適応するために、スイ
ベルベース202の底部は、環状の貫通孔214と連通
する細長い開口248を形成しており、ノズル200は
細長い開口248の対向エッジ250と252の間の距
離に等しい円弧に沿って、ノズル支持部材216と共に
傾斜もしくは揺動するのを許容される。開口248の対
向エッジ250と252の間の距離すなわち円弧は、ノ
ズルクランクアーム188のストロークすなわち垂直移
動に対応して選択されており、スイベルベース202内
のノズル支持部材216とノズル200の揺動移動は制
限されず、ノズル200は開口248のエッジ250、
252に接触しないようになっている。加えて、ノズル
支持部材216の頂部の周方向延在スロット230は、
ノズル支持部材216がスイベルベース202の環状の
貫通孔214内で滑動もしくは揺動するときに、スイベ
ルベース202の供給ポート232と連通を維持するよ
う形成されている。スロット230は十分な周方向長さ
を有し、スイベルベース202内のノズル支持部材21
6の滑動移動の範囲にわたって供給ポート232と連通
を常に維持するようになっている。
【0052】上述したように、図8ないし図10に示さ
れた構成の主たる効果は、スプレーノズル200が延長
部26の長手軸線とおおむね整合するように方向づけさ
れることである。ノズル200が延長部26の対して傾
斜もしくは揺動を許容されるとき、図2、図3および図
7に存在したノズル48と延長部26との間のオフセツ
トは排除される。
れた構成の主たる効果は、スプレーノズル200が延長
部26の長手軸線とおおむね整合するように方向づけさ
れることである。ノズル200が延長部26の対して傾
斜もしくは揺動を許容されるとき、図2、図3および図
7に存在したノズル48と延長部26との間のオフセツ
トは排除される。
【0053】本発明を好ましい実施形態により説明した
が、この技術に精通した者には、本発明の範囲から逸脱
することなく、各種の変形が可能で、その構成要素を同
等のもので置き換えることが可能であることが分かる。
その上、特定の状況、または材料を採用するために、本
発明の本質的な範囲から逸れることなく、本発明の開示
に対して多くの変更を加えることができる。従って、本
発明は、本発明を実行するための最良の形態として説明
した、この特定の実施形態に限定するものではなく、本
発明は、請求の範囲に入るすべての実施形態を含むもの
である。
が、この技術に精通した者には、本発明の範囲から逸脱
することなく、各種の変形が可能で、その構成要素を同
等のもので置き換えることが可能であることが分かる。
その上、特定の状況、または材料を採用するために、本
発明の本質的な範囲から逸れることなく、本発明の開示
に対して多くの変更を加えることができる。従って、本
発明は、本発明を実行するための最良の形態として説明
した、この特定の実施形態に限定するものではなく、本
発明は、請求の範囲に入るすべての実施形態を含むもの
である。
【図1】スプレーガンをX、YおよびZ軸に沿って移動
させるための機構を図式的に示す、本発明の「五軸」ス
プレーガンの、部分的に分解した、部分的に図式化した
立面図。
させるための機構を図式的に示す、本発明の「五軸」ス
プレーガンの、部分的に分解した、部分的に図式化した
立面図。
【図2】図1の2−2線上で見た、側方立面図で、部分
的にスプレーガンのスプレーノズルを回転させる機構を
示す断面図。
的にスプレーガンのスプレーノズルを回転させる機構を
示す断面図。
【図3】Z軸に対して傾斜したノズルを示す、図2の下
部の断片図。
部の断片図。
【図4】押し板が後退した位置にある、スプレーガンの
スプレーノズルを回転させる機構を示す、図1の3−3
線上で見た断面図。
スプレーノズルを回転させる機構を示す、図1の3−3
線上で見た断面図。
【図5】押し板が延びた位置にある、図4と類似の図。
【図6】押し板がその後退した位置に移動する途中の、
図4および図5と類似の図。
図4および図5と類似の図。
【図7】延長部の下部とスプレーノズルを示す、図2の
4−4線上で見た拡大断面図。
4−4線上で見た拡大断面図。
【図8】図3に類似する部分図であるが、第5軸周りに
ノズルを傾動する機構の異なる実施例を示す図。
ノズルを傾動する機構の異なる実施例を示す図。
【図9】図8の6−6線にほぼ沿って得られた断面図。
【図10】図9の7−7線にほぼ沿って得られた拡大断
面図。
面図。
12 スプレーガン 14 ガン本体 22 プランジャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック ティー.ホーガン アメリカ合衆国.44053 オハイオ,ロ ーレイン,ダックスベリイ プレイス 5518 (72)発明者 デュオン トン ラ アメリカ合衆国.92127 カリフォルニ ア,サンディエゴ,タートルバック コ ート 11292 (56)参考文献 特開 昭61−146363(JP,A) 特開 昭63−100968(JP,A) 特開 昭56−95069(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/00 B05B 13/04
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に被覆材料を塗布する塗布装置にお
いて、 延長部を含むスプレー装置と、前記スプレー装置には前
記延長部を通る内部通路が形成されており、前記内部通
路は被覆材料源に連通する入口と前記延長部に形成され
た出口とを含み、前記内部通路は前記延長部に形成され
た出口に対して開いた位置と閉じた位置との間を移動可
能な弁を担持しており、 入口と排出口とを有するスプレーノズルと、 前記スプレーノズルが前記延長部に対して揺動するよう
に取り付ける取り付け手段と、前記取り付け手段は、 (i)前記延長部に接続され、キャビティが形成された
スイベルベースと、 (ii)前記スイベルベースの前記キャビティ内に滑動
自在に取り付けられたノズル支持部材と、 (iii)前記ノズル支持部材に形成された穴内に取り
付けられ、前記スプレーノズルを固定して取り付けてい
るノズルホルダと、 (iv)前記スプレーノズルを前記延長部に対して揺動
させるために、前記ノズル支持部材を前記スイベルベー
ス内で滑動させ、それによって前記ノズルホルダ及び前
記スプレーノズルを前記スイベルベース内で滑動させる
手段とを含み、 X軸線に沿って前記スプレー装置と前記表面とを相対移
動させる手段と、 前記X軸線に垂直なY軸線に沿って前記スプレー装置と
前記表面とを相対移動させる手段と、 前記延長部に対して前記スプレーノズルを揺動させる手
段とからなる塗布装置。 - 【請求項2】 前記ノズル支持部材には、細長く周方向
に延在するスロットが形成されており、前記スロット
は、前記スイベルベース内における前記ノズル支持部材
の滑動移動の全体にわたって、前記延長部の前記内部通
路との連通を維持するように形成されている請求項1記
載の塗布装置。 - 【請求項3】 前記スイベルベースは、内部に前記キャ
ビティが形成されている本体部分を含んでおり、前記本
体部分は、前記キャビティから半径方向外方へ延在する
開口を有しており、前記開口内において、前記ノズルホ
ルダ及び前記スプレーノズルが前記スイベルベースに対
して移動可能である請求項1に記載の塗布装置。 - 【請求項4】 前記ノズル支持部材を滑動させる前記手
段は、 前記延長部に沿って第一の方向と第二の方向とに移動可
能なスリーブと、 前記ノズル支持部材に連結されたシャフトと、 前記スリーブと前記シャフトとを連結するノズルクラン
クアームとからなっており、 前記ノズルクランクアームは、前記スリーブの移動に応
動して前記シャフトを回転し、それによって前記ノズル
支持部材を前記スイベルベースの前記キャビティ内で揺
動させ、前記ノズル支持部材に担持された前記ノズルホ
ルダ及び前記スプレーノズルを前記延長部に対して揺動
させる請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項5】 前記ノズルホルダ及び前記スプレーノズ
ルが前記延長部とほぼ一直線になるように、前記ノズル
支持部材は前記スイベルベースの前記キャビティ内に担
持されている請求項1記載の塗布装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US510001 | 1983-07-01 | ||
US07/510,001 US5141165A (en) | 1989-03-03 | 1990-04-17 | Spray gun with five axis movement |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225859A JPH04225859A (ja) | 1992-08-14 |
JP3247118B2 true JP3247118B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=24028954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07146891A Expired - Fee Related JP3247118B2 (ja) | 1990-04-17 | 1991-04-04 | 五軸可動スプレーガン |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5141165A (ja) |
EP (1) | EP0453269B1 (ja) |
JP (1) | JP3247118B2 (ja) |
KR (1) | KR0151861B1 (ja) |
CA (1) | CA2038723C (ja) |
DE (2) | DE69108597T2 (ja) |
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