JP3246963U - 車中泊マットレス - Google Patents

Abstract

【課題】車内において安定的かつリラックスできる、睡眠及び休息環境を整えるための車両用三つ折り式長尺マットレスを提供する。
【解決手段】三つ折り式長尺マットレスは、相対峙する一対の角部１、２が同じ形状に直線的に切り取られており、倒した座席の上に置いて使用される。設置時に、角部１がシフトレバーに干渉することがない。後部室内形状にあわせた角部２の形状により、車内スペースを無駄にすることなく安定して設置ができる。また軽量かつ三つ折り構造のため、設置、運搬を容易にし、収納時においても車内スペースを有効活用できる。
【選択図】図１

Description

本考案は自動車内における休憩及び就寝時に用いることを目的としたマットレスに関するものである。

自動車内において休憩及び睡眠をとる際、従来ならばシートを倒して休むことがなされていた。

従来、車内において車中泊や休憩をとる場合、イスを倒して起伏のある窮屈な状態で休まざるを得ない状況があった。
また何らかのマットを用意しても車内形状にそぐわないことが多く、不安定な状態で使用されていた。また一般的な既成のマットを設置するならばシフトノブに干渉する為、設置することが困難であった。
また一般的な既成のものはかさばる及び重量のあるものが多く使用者の負担でもあった。
さらにマット前後を逆に設置したとしても問題なく設置できるデザインであるように考案した。

課題を解決しようとする手段

本考案は自動車内の形状にフィットする形状に切り込みを入れ、安定した設置ができるようにした。横幅をできる限り設けてのびのび休めるように考慮された。シフトノブに干渉する部分も考慮された形状にすることで設置時に安定して設置できるようにした。また三つ折り形状にすることで車内収納時に車内スペースを圧迫することなく、軽量にすることで容易に運搬及び設置ができるようにした。

考案の効果

上記のように、本考案の車中泊マットレスは安定的かつ快適な環境で車中泊及び休憩をとることができることはもちろん、三つ折り式及び軽量にした結果、運搬及び設置が容易になり、折りたたみ時の車内スペース確保も容易となった。

使用時広げた際、上面から見た図 使用時広げた際、横から見た図 半展開状態でどのように三つ折り形状になっているか示す図

以下、本考案を実施するための形態について説明する。
助手席の座席を倒し、後部座席及びトランクルームとの高低差をなくした状態で三つ折り形状のものを広げ、助手席側において、図１－（１）の切り込み側を前方シフトノブ側に沿うように設置し、図１－（２）切り込み側を車内後部側面室内形状に沿うようにして設置する。
使用に際しては、後方に頭部を向けて休息を取ることができる。

図１－（１）前方シフトノブ側、シフトノブに干渉しないデザイン
（２）後方車内にあわせたデザイン

Claims (2)

1. 設置時に車内形状、シフトノブへの干渉を避けるよう考慮された形状を持つマットレスである。
2. 設置を容易にし収納時に車内空間を有効利用できるよう考慮された軽量の三つ折り式マットレスである。

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