JP3246840U - 開閉型パンツ - Google Patents

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Abstract

【課題】主に高齢者や下肢不自由者などが、体を足先まで折り曲げることなく、立ったままで脱ぎ履きできる開閉型パンツを提供する。
【解決手段】パンツの後身頃a及び前身頃bのウエスト部分d1、d2において、パンツの後身頃aのウエスト部d1に、腰に巻き付けるためのゴム紐e1、e2と、プラスチック製のホックf1、f2とを取り付け、更に、両ウエスト部分d1、d2に、それぞれ、スナップボタンg1~g12を取り付けてある。開閉式にすることによって、パンツに足を通さなくてもよくなるため、1人でパンツが履けるようになる。
【選択図】図4

Description

本考案は主に高齢者や下肢不自由者など、パンツを履くことが困難な者のための考案である。体を足先まで折り曲げることなく、立ったままパンツを脱ぎ履きできる。
下着は毎日必ず履くものであり、着替えの際は脱ぎ履きが必要である。脱ぎ履きの際は、つま先を通して履かなくてはならず、つま先までパンツ自体を持っていく必要があり、身体の不自由な状態の者には困難な作業である。
脱ぎ履きの動きをなくすため、パンツを展開型にすると、オムツ型になるが、オムツ型では立ったまま脱ぎ履きする際に、片手でずっとパンツの落下を防止しておく必要があり、片手だけでパンツ型に組み立てることは困難である。
サイズに関して、体形の変化に合わせて買い替えの必要があった。また産業用としては多様なサイズを作ることはコストの増大につながる。
介護用や高齢者、障害者用のパンツは種類も少なくデザイン性も多様でないため、身に着ける物が自分の志向と合わないことも多い。
このため、特許文献にあるようなパンツが考案されている。特に特許文献1では立ったままの着脱が可能になるよう、ウエスト部に帯紐がついており、それを可能にしている。併せて吊紐もついており、ウエスト部だけでなく、吊ることによって落下を防止している。この点は本考案と類似している。
このパンツは薄さを目的としておりパンツ型に布を織りあげている点、背部にも紐で吊る構造も要しており、デザインの点からも本考案とは少し方向性を異している。
その他のパンツも同様に、展開式のパンツであるが、デザイン性の面や素材がもたらす、保温や色シミを目立たなくするなどの効果は本考案独自のものと考える。
実用新案登録第3172651号(U3172651) 特許第7406280号(P7406280) 特開2009-18096(P2009-18096A) 実用試案登録第3080117号(U3080117)
下肢不自由者が1人でパンツの脱ぎ履きができるようにすることが大きな課題である。また、介護用品のデザイン性の低さによって身に着ける物を自由に選ぶことのできない者への精神的なストレスも解消したい。
下着という普段他人に見られることのない物でも、気に入った物を身に着けたいという気持ちに寄り添った物を作る。
このパンツは特に女性のための開発であるが、身体の冷えには夏でも悩まされるので素材の選定によって保温性も兼ね備えた物を作る。
ウエストの固定部分である。(図4.5参照)展開型のパンツのウエスト部分d1の両端にゴム紐(e1,e2)とプラスチック製のホック(f1,f2)を取り付けてある。パンツの後見頃aのウエスト部を腰に当て、おなか側でプラスチックホックを止めるとパンツが腹部で固定され、下に落ちることはない。病院などでの放射線による撮影の際もパンツを脱ぐことの無いよう、ホックはプラスチック製に限り使用。
ウエスト部にはプラスチック製のスナップボタンが(g1-g12)つけてある。プラスチックスナップボタンは後見頃に上下2個を縦2列右側にg5-g8、左側にg9- g12を配置しており、前身頃についている縦1列のボタン右g1.g2、左g3.g4を後ろのどちらかの列に止めることによってサイズを変更出来るため、体形の変化やその日の気分などで自由にサイズ変更ができる。3サイズに変化が可能。g1.g2はg5,g6またはg7,g8,に止めるg3.g4はg9,g10またはg11,g12に止める。
パンツのように太ももまで下げて排泄をするので多少の余裕もって履くこともできる。
病院などでの放射線による撮影の際もパンツを脱ぐことの無いよう、ボタンはプラスチック製に限り使用する。
前見頃bの脇の形状b1.b2である。展開型のパンツであるため、ウエスト部分のみが固定されており足にかかる部分はフリーの状態であるため、太ももが見えてしまうが、前見頃の脇部分を斜めb1,b2にカットすることで前身頃が後見頃に掛かり、太ももが見えてしまうのを抑える効果がある。視覚的にはパンツを履いているように見える。
ウエスト部分の黒のリブニット生地d1,d2である。黒色のリブニット素材で製作する。パンツ自体のデザイン性を高め、見頃部分を多色展開した場合でもリブ部分の布 は黒色で統一するため、調達コストや布のロスがおさえられる。またニット素材のため、腹部の冷えを抑制する効果が期待できる。
後見頃についているd1は前身頃についているd2より長く、後見頃が太ももの横部を包む形となる。
両見頃a,bとマチ部分c1,c2はガーゼ生地でできており、保温効果が期待できる。
マチ部分の表面であるc1と内側のc2は色を変えており、一目で内側と外側を判断できる。
併せて見頃部分は多色展開できるので、多様な色の中から選ぶことが可能である。
本考案により、使用者はウエスト部分を固定することにより、両手を放した状態でパンツを組み立てることができる。ズボンは太ももあたりまで下げた状態でもパンツの着脱ができるため、もし着替えが必要な場合でも簡単にパンツの履き替えが可能である。
本考案のパンツは展開型でありながら、プラスチックホックで止めてしまえばパンツの形状となるため、トイレでは毎回パンツを展開することなく、通常のパンツのように上げ下げして使用することができる。
デザイン的にパンツには見えにくい形状のため、介護などを必要としたり、転倒などで他人からの補助を受ける際も下着を見られた時の精神的な苦痛を軽減することができる。
濃色の生地でできているため、尿漏れなどによる変色が目立ちにくい。股に当たる。マチ部分の色も濃色を採用している。
図1はパンツを閉じた時の、前方向から見た図である。 図2はパンツを閉じた時の後ろ方向から見た図である。脇部に前身頃が後見頃に掛かっている状態である。 図3はパンツを横から見た図である。前身頃が後見頃に覆いかぶさるデザインである。 図4はパンツを展開した時の図である。 図5はパンツを装着しているところの図である。hは身体の前側。ウエスト部のゴムで腹部にプラスチックホックで止め、股の間から前身頃を引き上げているところである。

Claims (4)

  1. ウエストの固定部分、i1,i2である。(図4のウエスト部)展開型のパンツのウエスト部分にゴム紐e1,e2とプラスチック製のホックf1,f2が取り付けてある。パンツの後見頃aのウエスト部d1を腰に当て、両ゴムe1,e2を腰に回してプラスチックホックf1,f2を止める。その後、前身頃のウエスト部d2を股の間から引き上げてスナップボタンで止める。
  2. 前見頃の脇の形状b1,2である。展開型のパンツであるため、ウエスト部分のみが固定されており足にかかる部分b1,2はフリーの状態であるため、太ももが見えてしまうが、前見頃の脇部分を斜めにカットすることで前身頃bが後見頃aに掛かり、太ももが見えてしまうのを抑える効果がある。視覚的にはパンツを履いているように見える。
  3. ウエスト部分の黒のリブニット生地使用d1,d2である。ウエスト部に多用されるゴム素材と違って柔らかく、温かいので腹部の冷えも予防できる。また黒色でパンツ自体のデザイン性を高め,見頃の生地を多色展開した場合でも、リブ部分は同色のため布調達コストやロスがおさえられる。
  4. パンツに2重ガーゼ生地の濃色を使用する。柔らかい肌触りと保温性によって、腹部を冷やさないようになっている。濃色の生地を使用することにより、食べこぼしや尿漏れなどでの変色を目立ちにくくする効果が期待できる。
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