JP3246696U - 熱反応窯内部回転式攪拌バー - Google Patents

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行雄 阿部
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A&Kコンサルティング株式会社
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Abstract

【課題】磁気を帯びた空気を低酸素雰囲気下で活用する低温熱分解装置の円滑な連続稼働を実現する熱反応窯内部回転式攪拌バーを提供する。【解決手段】低温熱分解機の内部の熱反応窯下部に設けた排出用スクリュー5と直交する位置の上部に本体外板1並び熱反応窯に直線となる様に熱反応窯内部回転式の回転主軸を通し、その回転主軸の中央の排出用スクリュー軸線の真上に攪拌バー7を取り付ける。なお、熱反応窯の回転主軸開口部には耐熱黒鉛ガスケット等による熱反応窯内部に発生する熱膨張ガスの流出を防止するガスケット固定用のフランジを設け、また、本体外部の回転軸開口部にはドライメタル等を組み込んだ耐熱型回転軸受を設ける。また、本体外部に突き出した回転主軸の両端、もしくは片方に回転目的のハンドルを設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、磁気を帯びた空気を低酸素雰囲気下で活用する低温熱分解装置の円滑な連続稼働を実現するためのものである。
磁気を帯びた空気を低酸素雰囲気下で活用する低温熱分解装置の処理とは、直接、炎による焼却ではないため、乾燥した灰(パウダー)状態となる。この処理を連続して行うには、投入される処理目的物の「含水率」が重要となる。しかしながら、実際の処理現場では比較的、含水率の高い塊のままで低温熱分解装置に投入されることがある。ところで、この、低温熱分解装置の熱分解原理とは、言うなれば熱反応窯に残る灰が持っている熱エネルギーの低酸素雰囲気下での熱伝導による熱処理である。従って、投入する際には処理物を解す(ほぐす)作業を実施して、他の乾燥した処理物、例えば裁断された古着や紙、木材等を混在させて処理をしなければならないのであるが、それが成されない場合は、塊として残り続ける可能性が高くなるのである。無論、かなりの時間を要せば、水分は蒸発し、当該装置外部へ放出され、熱伝導処理は進むのである。さて、この低酸素雰囲気下で活用する低温熱分解装置は、稼働させながら灰を排出させると言う特殊な運転方法で成立し、一例ではあるが、むやみやたらに、当該装置上部に設けた投入口の扉を開けて塊を解す行為等は低酸素雰囲気での低温熱分解時のバランスを壊すことになり、一気に燃焼となりうることがある。また、肝心な熱源でもある灰だけが排出され、塊だけが残り続ける事にもなる。
特開2022-165162
EARTH CUBE(アースキューブ)低温熱分解装置 カタログ
低温熱分解装置内部の熱反応窯内部において、含水率が多い処理物は塊になりやすく、また熱伝導率が低く、処理に長時間を要する。更に、低酸素雰囲気下を維持したままで低温熱処理を完了させる為には熱反応窯内部で塊を解さなくてはならない。
低酸素雰囲気下を維持したままで塊を解し(ほぐし)ながら連続稼働を実現するため、概ね逆三角形(V字)型の熱反応窯下部に設けた排出用スクリューの縦軸方向の上部に、農業でいう処の天地返しの様な動きをさせるため、熱反応窯の斜面、並びに装置本体外板に、排出用スクリューの上部、縦軸方向と直角に交差する位置に、外部から回転ん可能な軸を貫通させ、その軸中心部に、スクリューの上部近くまで届く丸棒形状のバーを取付、未処理の塊が確認されたときは、本体外板から出ている回転軸を回転させ、取り付けたバーで塊を解す事が有効な手段とし、熱反応窯内部回転式攪拌バーとした。なお、バーの形状は丸棒に限った事ではなく、また、熱反応窯内部回転式攪拌バーを複数設ける事も可能である。
低酸素雰囲気下を維持したまま熱反応窯内部の塊を解す(ほぐす)事が可能となり、連続的な稼働を実現することが出来た。
本考案を使用する低温熱分解機の内部構造を示す一部切欠側面概略図である。 本考案を使用する低温熱分解機の内部構造を示す正面概略図である。 本考案を使用する低温熱分解機の熱反応窯内部回転式攪拌バーの配置状態を示す一部切欠断面図である。
低温熱分解機の内部の熱反応窯下部に設けた排出用スクリューと直交する位置の上部に本体外板並び熱反応窯に直線となる様に熱反応窯内部回転式攪拌バーの回転主軸を通し、その回転主軸の中央の排出用スクリュー軸線の真上に攪拌バーを取り付ける。なお、熱反応窯の回転主軸開口部には耐熱黒鉛ガスケット等による熱反応窯内部に発生する熱膨張ガスの流出を防止するガスケット固定用のフランジを設け、また、本体外部の回転軸開口部にはドライメタル等を組み込んだ耐熱型回転軸受を設ける。また、本体外部に突き出した回転主軸の両端、もしくは片方に回転目的のハンドルを設ける。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。低温熱分解装置内部に設けた12処理物排出用スクリュー駆動軸上部に堆積する14熱反応処理物に残る可能性の高い15未熱反応処理物の塊にに対して10熱反応窯内部回転式攪拌バー回転主軸の中央部に設けた16攪拌バーを1低温熱分解装置外板の外部に設けた8熱反応窯内部回転式攪拌バー回転主軸回転用ハンドルを回転させて15未熱反応処理物の塊を移動、もしくは解し(ほぐし)作業を実施させる事で15未熱反応処理物への再熱反応処理を実施する。
1 低温熱分解装置外板
2 密閉式処理物投入口
3 処理物排出口
4 処理物排出用スクリュー駆動軸
5 処理物排出用スクリュー
6 熱反応窯内部回転式攪拌バー回転主軸本体外部耐熱型回転軸受
7 攪拌バー
8 熱反応窯内部回転式攪拌バー回転主軸回転用ハンドル
9 処理物投入口
10 熱反応窯内部回転式攪拌バー回転主軸
11 処理物排出用スクリュー
12 処理物排出用スクリュー駆動軸
13 処理物排出口
14 熱反応処理物
15 未熱反応処理物
16 攪拌バー

Claims (1)

  1. 磁気を帯びた空気を低酸素雰囲気下で活用する低温熱分解装置において、当該装置の熱反応窯の形状が、上部に被処理物の投入口をもち、その下部に熱処理完了後の乾燥した灰の状態となったものをスクリューの回転により当該装置から外部へ取り出す機構と当該スクリュー用の溝を持つ、概ね逆三角の熱反応窯を持つ装置に於いて、当該熱反応窯内部での残留率が高くなる、比較的に含水率が高く、一つの塊となりやすい未処理物等に対し、低温熱分解処理中(稼働中)でもその塊等に対して解す(ほぐす)作業を可能とする熱反応窯内部回転式攪拌バー
JP2024000649U 2024-02-14 2024-02-14 熱反応窯内部回転式攪拌バー Active JP3246696U (ja)

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