JP3245449B2 - 帳票読取装置 - Google Patents
帳票読取装置Info
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- JP3245449B2 JP3245449B2 JP14256792A JP14256792A JP3245449B2 JP 3245449 B2 JP3245449 B2 JP 3245449B2 JP 14256792 A JP14256792 A JP 14256792A JP 14256792 A JP14256792 A JP 14256792A JP 3245449 B2 JP3245449 B2 JP 3245449B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は帳票上にかかれた文字を
読取る帳票読取装置に関し、特に印刷活字による同一書
式の郵便物を大量に効率よく処理する帳票読取装置に関
する。
読取る帳票読取装置に関し、特に印刷活字による同一書
式の郵便物を大量に効率よく処理する帳票読取装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の郵便番号等を読み取る帳票読取装
置では、図２のようにスキャナ１から取り込んだ郵便物
９の二次元多値画像信号を文字位置設定部３で設定され
る処理範囲と濃淡スイッチ６で設定されるしきい値によ
って、二値化処理部５で二値化処理を行い、処理結果の
二値画像信号を画像メモリ１８に格納している。画像メ
モリの出力は文字認識部７ｂと二値画像表示部８に送ら
れる。
置では、図２のようにスキャナ１から取り込んだ郵便物
９の二次元多値画像信号を文字位置設定部３で設定され
る処理範囲と濃淡スイッチ６で設定されるしきい値によ
って、二値化処理部５で二値化処理を行い、処理結果の
二値画像信号を画像メモリ１８に格納している。画像メ
モリの出力は文字認識部７ｂと二値画像表示部８に送ら
れる。
【０００３】この従来の帳票読取装置では、印刷活字に
よる郵便物はダイレクトメールなどのように同じ書式の
物が大量にまとまって処理されるという特徴を利用し
て、郵便物の中から書式設定用の郵便物を抽出してその
郵便番号記載位置を基にして限定された領域を読み取っ
て読み取り処理の効率化をはかっている。
よる郵便物はダイレクトメールなどのように同じ書式の
物が大量にまとまって処理されるという特徴を利用し
て、郵便物の中から書式設定用の郵便物を抽出してその
郵便番号記載位置を基にして限定された領域を読み取っ
て読み取り処理の効率化をはかっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の帳票読
取装置では、装置の操作手順は書式設定用の郵便物を文
字位置設定部にセットし郵便番号の位置情報と二値化処
理のしきい値とを設定した後、一通の郵便物を搬送路に
供給しその郵便物についての認識結果と表示装置画面に
表示された郵便物画像とを確認する。ここで認識結果及
び表示装置に表示された画像によっては郵便番号記載位
置と二値化処理のしきい値の再設定が必要となる。しか
し、従来の装置では郵便番号記載位置付近のみの画像で
かつ二値化処理後の画像信号のみを画像メモリに格納し
その内容を表示装置に表示していたため、郵便番号位置
の再設定や濃淡スイッチの再設定をする度に新たな郵便
物を供給して処理結果を待たねばならず、再設定に手間
がかかり設定の操作性が悪いという欠点を有していた。
取装置では、装置の操作手順は書式設定用の郵便物を文
字位置設定部にセットし郵便番号の位置情報と二値化処
理のしきい値とを設定した後、一通の郵便物を搬送路に
供給しその郵便物についての認識結果と表示装置画面に
表示された郵便物画像とを確認する。ここで認識結果及
び表示装置に表示された画像によっては郵便番号記載位
置と二値化処理のしきい値の再設定が必要となる。しか
し、従来の装置では郵便番号記載位置付近のみの画像で
かつ二値化処理後の画像信号のみを画像メモリに格納し
その内容を表示装置に表示していたため、郵便番号位置
の再設定や濃淡スイッチの再設定をする度に新たな郵便
物を供給して処理結果を待たねばならず、再設定に手間
がかかり設定の操作性が悪いという欠点を有していた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本発明の帳票読取装置
は、帳票全体の多値画像信号を取り込むスキャナと、前
記多値画像信号を格納しておく画像メモリと、書式設定
用の帳票をセットし文字記載位置を設定する文字位置設
定部と、前記文字位置設定部の設定によって前記画像メ
モリから出力される多値画像信号を二値化する二値化処
理部と、前記二値化処理部の二値化処理時のしきい値を
設定する濃淡スイッチと、二値化された二値画像信号を
入力し文字を認識する文字認識部と、前記文字記載位置
と前記しきい値をそれぞれ前記画像メモリと前記二値化
処理装置へ出力し、また前記文字認識装置へ起動信号を
出力する全体制御部と、前記二値画像信号を画面上に表
示する二値画像表示部とを備え、前記二値化処理部は、
前記二値画像信号の文字の認識及び画面上への表示終了
後、文字記載位置及びしきい値の再設定による変化があ
ると、画像メモリに格納された前記多値画像信号を二値
化し、前記全体制御部からの起動信号によって前記文字
認識部は、前記再設定による二値画像信号を入力し文字
を認識を行うと同時に、前記二値画像表示部は、前記再
設定による二値画像信号を画面上に表示する。
は、帳票全体の多値画像信号を取り込むスキャナと、前
記多値画像信号を格納しておく画像メモリと、書式設定
用の帳票をセットし文字記載位置を設定する文字位置設
定部と、前記文字位置設定部の設定によって前記画像メ
モリから出力される多値画像信号を二値化する二値化処
理部と、前記二値化処理部の二値化処理時のしきい値を
設定する濃淡スイッチと、二値化された二値画像信号を
入力し文字を認識する文字認識部と、前記文字記載位置
と前記しきい値をそれぞれ前記画像メモリと前記二値化
処理装置へ出力し、また前記文字認識装置へ起動信号を
出力する全体制御部と、前記二値画像信号を画面上に表
示する二値画像表示部とを備え、前記二値化処理部は、
前記二値画像信号の文字の認識及び画面上への表示終了
後、文字記載位置及びしきい値の再設定による変化があ
ると、画像メモリに格納された前記多値画像信号を二値
化し、前記全体制御部からの起動信号によって前記文字
認識部は、前記再設定による二値画像信号を入力し文字
を認識を行うと同時に、前記二値画像表示部は、前記再
設定による二値画像信号を画面上に表示する。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は、本発明の郵便番号の帳票読取装置
の一実施例を示すブロック図である。まず郵便番号記載
位置と二値化処理のしきい値の設定のために文字位置設
定部３に郵便番号が平均的な位置にあると思われる書式
設定用の郵便物をセットし、郵便番号記載位置を二次元
座標系で設定する。また、二値化処理のしきい値の設定
は濃淡スイッチ６で設定する。設定終了後、一通の郵便
物９を搬送路上に流し、スキャナ１で郵便物９全体の多
値画像信号１０を二次元座標系で入力し、画像メモリ２
に格納する。ここで文字位置設定部３で設定された位置
情報１１が全体制御部４を通して画像メモリ２に画像メ
モリの出力を制御する郵便番号記載位置情報１２として
入力され、画像メモリ２からは二値化処理に必要な郵便
番号記載位置付近の多値画像信号１３が出力される。画
像メモリ２から出力された多値画像信号１３は二値化処
理部５に送られる。二値化処理部５は濃淡スイッチ６で
設定されたしきい値１４を全体制御部４を通して二値化
処理部の二値化処理に必要なしきい値１５として入力
し、これに従って多値画像信号の二値化処理を行う。二
値化処理終了後、二値化処理部５から出力される郵便物
の郵便番号付近の二値画像信号１７が、全体制御部４か
ら起動信号１６を受け取っている文字認識部７ａに入力
され、郵便番号の認識が行われると同時に、前記二値画
像信号１７は二値画像表示部８にも入力され、ここで郵
便番号付近の二値画像が表示される。
の一実施例を示すブロック図である。まず郵便番号記載
位置と二値化処理のしきい値の設定のために文字位置設
定部３に郵便番号が平均的な位置にあると思われる書式
設定用の郵便物をセットし、郵便番号記載位置を二次元
座標系で設定する。また、二値化処理のしきい値の設定
は濃淡スイッチ６で設定する。設定終了後、一通の郵便
物９を搬送路上に流し、スキャナ１で郵便物９全体の多
値画像信号１０を二次元座標系で入力し、画像メモリ２
に格納する。ここで文字位置設定部３で設定された位置
情報１１が全体制御部４を通して画像メモリ２に画像メ
モリの出力を制御する郵便番号記載位置情報１２として
入力され、画像メモリ２からは二値化処理に必要な郵便
番号記載位置付近の多値画像信号１３が出力される。画
像メモリ２から出力された多値画像信号１３は二値化処
理部５に送られる。二値化処理部５は濃淡スイッチ６で
設定されたしきい値１４を全体制御部４を通して二値化
処理部の二値化処理に必要なしきい値１５として入力
し、これに従って多値画像信号の二値化処理を行う。二
値化処理終了後、二値化処理部５から出力される郵便物
の郵便番号付近の二値画像信号１７が、全体制御部４か
ら起動信号１６を受け取っている文字認識部７ａに入力
され、郵便番号の認識が行われると同時に、前記二値画
像信号１７は二値画像表示部８にも入力され、ここで郵
便番号付近の二値画像が表示される。
【０００８】上記一連の処理終了後、文字認識結果と表
示装置画面に表示されている郵便番号記載位置付近の二
値画像の内容によっては郵便番号記載位置と二値化処理
しきい値の再設定が必要となる。このとき本発明の帳票
読取装置では画像メモリ２に郵便物９の全体画像が格納
されているため、新たな郵便物を供給しなくても郵便番
号記載位置と二値化処理しきい値の再設定による変化に
ともない、二値化処理部５が二値化処理を逐次実行し、
全体制御部４からの起動信号によって文字認識部７ａが
郵便番号の認識を行うと同時に、二値画像表示部８の画
面に反映される。
示装置画面に表示されている郵便番号記載位置付近の二
値画像の内容によっては郵便番号記載位置と二値化処理
しきい値の再設定が必要となる。このとき本発明の帳票
読取装置では画像メモリ２に郵便物９の全体画像が格納
されているため、新たな郵便物を供給しなくても郵便番
号記載位置と二値化処理しきい値の再設定による変化に
ともない、二値化処理部５が二値化処理を逐次実行し、
全体制御部４からの起動信号によって文字認識部７ａが
郵便番号の認識を行うと同時に、二値画像表示部８の画
面に反映される。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、従来の帳票読取装
置では二値化処理を行った領域の二値画像信号のみが画
像メモリに格納されていたため、二値化処理に要する設
定値を変更する度に郵便物を供給するという操作性の悪
さがあったが、本発明では画像メモリを二値化処理装置
の前段に配置して帳票全体の画像信号を取り込み、その
画像信号に対して文字記載位置と二値化処理のしきい値
に応じた二値化処理を逐次行って、文字の認識と同時に
二値画像表示装置に二値画像を表示することにより、二
値化処理に対する再設定が即時に認識結果と表示装置に
反映されるため、設定の操作性が大幅に簡便化されると
いう効果を有している。
置では二値化処理を行った領域の二値画像信号のみが画
像メモリに格納されていたため、二値化処理に要する設
定値を変更する度に郵便物を供給するという操作性の悪
さがあったが、本発明では画像メモリを二値化処理装置
の前段に配置して帳票全体の画像信号を取り込み、その
画像信号に対して文字記載位置と二値化処理のしきい値
に応じた二値化処理を逐次行って、文字の認識と同時に
二値画像表示装置に二値画像を表示することにより、二
値化処理に対する再設定が即時に認識結果と表示装置に
反映されるため、設定の操作性が大幅に簡便化されると
いう効果を有している。
【図１】本発明の帳票読取装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】従来の帳票読取装置のブロック図である。
１ スキャナ ２ 画像メモリ ３ 文字位置設定部 ４ 全体制御部 ５ 二値化処理部 ６ 濃淡スイッチ ７ａ，７ｂ 文字認識部 ８ 二値画像表示部 ９ 郵便物 １０ 多値画像信号 １１ 位置情報 １２ 位置情報 １３ 多値画像信号 １４ しきい値 １５ しきい値 １６ 起動信号 １７ 二値画像信号
Claims (1)
- 【請求項１】 帳票全体の多値画像信号を取り込むスキ
ャナと、前記多値画像信号を格納しておく画像メモリ
と、書式設定用の帳票をセットし文字記載位置を設定す
る文字位置設定部と、前記文字位置設定部の設定によっ
て前記画像メモリから出力される多値画像信号を二値化
する二値化処理部と、前記二値化処理部の二値化処理時
のしきい値を設定する濃淡スイッチと、二値化された二
値画像信号を入力し文字を認識する文字認識部と、前記
文字記載位置と前記しきい値をそれぞれ前記画像メモリ
と前記二値化処理装置へ出力し、また前記文字認識装置
へ起動信号を出力する全体制御部と、前記二値画像信号
を画面上に表示する二値画像表示部とを備え、 前記二値化処理部は、前記二値画像信号の文字の認識及
び画面上への表示終了後、文字記載位置及びしきい値の
再設定による変化があると画像メモリに格納された前記
多値画像信号を二値化し、 前記全体制御部からの起動信号によって前記文字認識部
は、前記再設定による二値画像信号を入力し文字を認識
を行うと同時に、前記二値画像表示部は、前記再設定に
よる二値画像信号を画面上に表示す ることを特徴とする
帳票読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14256792A JP3245449B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 帳票読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14256792A JP3245449B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 帳票読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337444A JPH05337444A (ja) | 1993-12-21 |
| JP3245449B2 true JP3245449B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=15318333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14256792A Expired - Fee Related JP3245449B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 帳票読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3245449B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007188297A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Nec Corp | 郵便物区分機および宛名読取方法 |
| CN104475350B (zh) * | 2014-11-12 | 2017-02-15 | 常州东风轴承有限公司 | 轴承保持器假焊的视觉检测方法 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14256792A patent/JP3245449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05337444A (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000125 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071026 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |