JP3245197U - 道路分離帯用視認具 - Google Patents

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保吉 梅山
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株式会社都市住研
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Abstract

【課題】優れた視認性と強度を発揮しつつ設置コストやメンテナンス・交換費用などを低く抑えることができる新規な道路分離帯用視認具の提供。【解決手段】ブロック体を連続して配置した道路分離帯200に設置される視認具100であって、前記道路分離帯200の湾曲端部200A上にその曲率に倣って湾曲した棒状体10と、当該棒状体10を前記湾曲端部200A上に固定するためのアンカー20を備えると共に、前記棒状体10表面を蛍光塗料で焼き付け塗装する。これによって、優れた視認性と強度を発揮しつつ設置コストやメンテナンス・交換費用などを低く抑えることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、車道を往復の方向別に分離するための中央分離帯や車道と歩道との分離帯などに設置してその視認性を高めるための道路分離帯用視認具に関するものである。
車道を往復の方向別に分離するための中央分離帯としては、ガードレール方式や植栽方式(植込み式)などの他に、高さ十数cmのコンクリート製のブロックを連続して配置したブロック式のものが多用されている。このブロック式の中央分離帯は、ガードレール方式や植栽方式に比べて設置コストが安価である反面、ドライバーからみるとこれらに比べて視認性が低いといった欠点がある。特に夜間だったり、土砂や排ガスなどによって表面が汚れてくると視認性が大きく低下してしまい、その結果、ドライバーが誤って車両を接触させてしまうといったケースも多発している。
このため、従来ではそのブロックの表面に反射体を取り付けることで特に夜間での視認性を高めるようにしているが、同じくこの反射体も土砂や排ガスによって汚れたり老朽化によってその反射機能が徐々に低下してしまう。そのため、例えば以下の特許文献1では、中央分離帯の鼻部の周縁に沿って棒状の可撓性導光体を設置し、これを光源で発光させることで特に夜間の視認性を高めるような考案が提案されている。
登録実用新案第3067171号公報
ところで、前記特許文献1のように電源を用いて導光体を発光させて視認性を高めるような方式ではその導光体自体の製造コストが高くなるだけでなく、これを発光させるための電源を確保するための配線工事等が必要となってくるため、設置コストが高くなる。また、メンテナンス費用や老朽化や故障などによって交換する際の費用も高額になることが考えられる。さらに、車両が軽く接触しただけで簡単に破損してその機能を喪失してしまうことが想定される。
そこで、本考案の目的は、これらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は、優れた視認性と強度を発揮しつつ設置コストやメンテナンス・交換費用などを低く抑えることができる新規な道路分離帯用視認具を提供することにある。
前記課題を解決するために第1の考案は、ブロック体を連続して配置した道路分離帯に設置される視認具であって、前記道路分離帯の湾曲端部上にその曲率に倣って湾曲した棒状体と、当該棒状体を前記湾曲端部上に固定するためのアンカーを備えると共に、前記棒状体表面を蛍光塗料で焼き付け塗装したことを特徴とする道路分離帯用視認具である。
第2の考案は、ブロック体を連続して配置した道路分離帯に設置される視認具であって、前記道路分離帯の直線状の縁部上にこれと平行に延びる直線状の棒状体と、当該棒状体を前記縁部上に固定するためのアンカーを備えると共に、前記棒状体表面を蛍光塗料で焼き付け塗装したことを特徴とする道路分離帯用視認具である。
第3の考案は、第1または第2の考案において、前記棒状体は、金属製のパイプであることを特徴とする道路分離帯用視認具である。
本考案によれば、道路分離帯の湾曲端部の視認性を高めることができると共に、設置コストやメンテナンス・交換費用などを低く抑えることができる。また、この棒状体を金属パイプなどで構成することにより優れた強度や耐久性を発揮できると共に材料費や製造コストも安価となる。さらに、道路分離帯の湾曲端部のみならず、道路分離帯の直線状の縁部上にこれと平行に延びる直線状の棒状体を設置し、同じくその棒状体表面を蛍光塗料で焼き付け塗装することにより、道路分離帯の直線部(側面)の視認性を大幅に向上させることができる。
本考案に係る道路分離帯用視認具100の実施の一形態を示す平面図である。 図1中A-A線断面図である。 図2中S部を示す部分拡大図である。 図2中S部の他の実施の形態を示す部分拡大図である。 中央分離帯200の直線部分200Bの両側に所定の間隔を隔てて本考案に係る道路分離帯用視認具100を設置した状態を示す平面図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本考案に係る道路分離帯用視認具100の実施の一形態を示したものであり、図2は、図1中A-A線断面図、図3は図2中S部を示す部分拡大図である。図示するように、この道路分離帯用視認具100は、端部が半円形に湾曲したブロック状の中央分離帯200などに設置されて利用される。
この中央分離帯200は、図示するように例えば車道のアスファルト路面Gから100~300mm程度の高さのコンクリート製のブロックをその道路の中央に沿って連続して配置した構成となっており、その幅は特に限定されないが、例えば500~600mm程度となっていて車道を往復の方向別に分離する機能を発揮している。この中央分離帯200の全体の形状は設置する道路によって異なってくるが、典型的には平面から見ると図示するようにその全体は略直線状になっていて、その端部は半円形状に湾曲した形状となっている(湾曲端部)。なお、この中央分離帯200は、その外周部のみをコンクリート製ブロックで構成し、その内側に土砂やコンクリートを打設した構造のものもある。
そして、図1に示すように本考案に係る視認具100は、この中央分離帯200の湾曲端部200Aの部分と、直線部分200Bの両側にそれぞれ所定の感覚を隔てて複数設置されている。湾曲端部200A側に設置される視認具100は、図1に示すように、その湾曲端部200Aの曲率に倣って湾曲した棒状体10からなっており、湾曲端部200Aと相似形となるようにその周縁端より約100mm程度内側に位置し、その両端および中央部分が3つのアンカー20,20,20によって湾曲端部200A上に固定されている。
また、直線部分200Bの両側にそれぞれ設置される視認具100は、図1に示すように、その端より約100mm程度内側に位置する直線状の棒状体10からなっており、直線部分200Bと平行になるように同じく3つのアンカー20,20,20によってその両端および中央部分が直線部分200B上に固定されている。
棒状体10は、軽量でかつ強度や耐食性に優れた材料、例えばアルミ管や鋼管、ステンレス管などの金属製のパイプから構成されており、その大きさ、すなわち外径が例えば50~70mm、長さが500~3000mm程度となっている。そして、その表面には例えばイエローやオレンジなどの視認性に優れた蛍光塗料が焼付塗装などによって塗布されており、その全体が黄色やオレンジなどの目立つ色に着色されている。
一方、この棒状体10を固定するアンカー20は、棒状体10に一体的に溶接されたステンレススチールなどの耐食性に優れた金属板21と、同じく耐食性に優れたアンカーボルト22とからなっており、この金属板21の端部をアンカーボルト22によって中央分離帯200に固定するようになっている。なお、このアンカー20の他の構造として、図4に示すようにステンレススチールなどの耐食性に優れた金属製のロッド23を直角に折り曲げ加工し、その屈曲上側に棒状体10を溶接して一体化すると共に、その屈曲下側を、中央分離帯200に穿孔された取付穴30に挿し、接着剤40によって埋設・固定した構造としてもよい(例えば接着系ケミカルアンカー(登録商標))。
このような構成をした本考案に係る道路分離帯用視認具100は、黄色やオレンジなどの目立つ色に着色された棒状体10が中央分離帯200の湾曲端部200Aの部分と、直線部分200Bの両側にそれぞれ配置された状態となっていることから昼間は勿論、夜間であってもドライバーからみて優れた視認性を発揮することができる。また、基本的に金属製のパイプとアンカーのみからなるものであるため、優れた強度や耐久性を発揮できると共に材料費や製造コストも安価となる。例えばガードレールやワイヤーロープの防護柵などを設置する場合に比較して材料費や製造コスト、設置コストを大幅に削減できる。
また、土砂の付着や排ガスなどによって時間の経過と共にその表面が汚れてきた場合には、その表面を水で洗浄したり、再塗装を施せば簡単に元の状態に復元することができるため、メンテナンスも容易となる。また、腐食や損傷が発生した場合には、その部分だけを交換すればよく交換作業やそのための費用なども低く抑えることができる。
なお、中央分離帯200の直線部分200Bに設置する場合のその棒状体10の長さやその設置間隔は、特に限定するものではないが、設置する道路の幅や法定速度などに応じて適宜調整すればよく、例えば図5に示すように、棒状体10の長さが2.5mで法定速度が高い道路の場合はこれを10m間隔ごとに設置し、それよりも法定速度が低い場合には、図5や図6に示すようにその間隔を8mや6mなどのように徐々に小さくしてもよい。そして、この設置間隔の変化によってドライバーがその道路の法定速度を間接的に認知することも可能となる。
また、本実施の形態では、車道を往復の方向別に分離するための中央分離帯に適用した例で説明したが、車道と歩道(あるいは路側帯)とを分ける道路分離帯にもそのまま適用できることはもちろんである。
10…棒状体
20…金属製アンカー
21…金属板
22…アンカーボルト
23…ロッド
30…取付穴
40…接着剤
100…道路分離帯用視認具
200…中央(道路)分離帯
200A…湾曲端部
200B…直線部分
G…アスファルト路面

Claims (3)

  1. ブロック体を連続して配置した道路分離帯に設置される視認具であって、前記道路分離帯の湾曲端部上にその曲率に倣って湾曲した棒状体と、当該棒状体を前記湾曲端部上に固定するためのアンカーを備えると共に、前記棒状体表面を蛍光塗料で焼き付け塗装したことを特徴とする道路分離帯用視認具。
  2. ブロック体を連続して配置した道路分離帯に設置される視認具であって、前記道路分離帯の直線状の縁部上にこれと平行に延びる直線状の棒状体と、当該棒状体を前記縁部上に固定するためのアンカーを備えると共に、前記棒状体表面を蛍光塗料で焼き付け塗装したことを特徴とする道路分離帯用視認具。
  3. 請求項1または2に記載の道路分離帯用視認具において、
    前記棒状体は、金属製のパイプであることを特徴とする道路分離帯用視認具。


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