JP3244905B2 - 角変位検出装置及び像ぶれ補正装置 - Google Patents

角変位検出装置及び像ぶれ補正装置

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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラ、銀塩
カメラ、双眼鏡等の光学機器の機器の動きによって生じ
る像の動き、いわゆる像ぶれを補正するための像ぶれ補
正装置、及び、そのような装置等に適用される角変位検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可変頂角プリズムを用いた像ぶれ
補正装置は、図に示す構成となっていた。101は可
変頂角プリズムでありガラス等の透明板である101
−1Pおよび101−1Y、透明板101−1Pおよび
101−Yを支持する支持枠101−2Pおよび10
1−2Y、支持枠101−2Pおよび101−2Yを補
強している補強リング101−3Pおよび101−3
Y、支持枠101−2Pと101−2Yを連結している
蛇腹状フィルム101−4および形成された内部空間に
満たされた図示しない高屈折率の透明液体より構成され
ている。102は可変頂角プリズムを用いた像ぶれ補正
装置を組み込むレンズ鏡筒の一部であり、103a、1
03b、103cは、該光学系のレンズ群の一部であ
る。104はレンズ鏡筒に固定された支持体であり、止
り穴104aYおよび貫通穴104bYが同軸に形成さ
れ、可変頂角プリズム101の片面をヨーイング方向に
揺動させるための揺動軸Y−Yを形成している。又、図
示しないが、Y−Y軸と直角に可変頂角プリズム101
の他面をピッチング方向に揺動させる揺動軸P−Pも有
している。105Yは可変頂角プリズム101を保持す
る保持枠であり、止り穴104aYに嵌合する軸状の突
起部をもち、貫通穴104bYに嵌合するピン106Y
が圧入され揺動軸Y−Y回りに揺動可能に支持されてい
る。又、ピン106Yは、板バネ107Yにより付勢さ
れており止り穴104aYに対して、保持枠105Yの
位置を保っている。105Pは可変頂角プリズム101
を保持する保持枠であり、揺動軸Y−Y回りと同様な構
成によりピッチング方向の揺動軸P−P回りに揺動可能
に支持されている108は可変頂角プリズム101の機
構部を、外力やゴミ等より保護する透明の保護板であ
り、109はの保持枠である。
【0003】又、可変頂角プリズム101は、製造誤差
によって生じる厚みのバラツキと、補強リング101−
3Pおよび101−3Yの同軸のバラツキを有してい
る。同軸ずれを吸収するために補強リング101−3
Yと保持枠105Yは嵌合となっており、補強リング1
01−3Pと保持枠105Pはラジアル方向にすき間を
持っている。更に厚みのバラツキを吸収するために、そ
れぞれがスラスト方向にすき間を有しており、組立て時
に上記すき間に接着剤を充填することにより可変頂角プ
リズム101の両面をそれぞれ揺動軸Y−YおよびP−
Pに揺動可能に支持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、可変頂角プリズムの両面をそれぞれピッチ
ング方向または、ヨーイング方向に独立に揺動している
ためにそれぞれの面の揺動スペースが必要となると共に
光学系の最前部に配置した場合には、保護部材を必要と
し、必要スペースが大きくなり、コストも高くなってし
まうという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の軸回り
と該第1の軸に直交する第2の軸回りとに可動な可動部
材と、前記可動部材に対して固定の固定部と、前記可動
部材と前記固定部との間で前記可動部材の前記第2の軸
回りの変位を光学的に検出する第1の角変位検出手段
と、前記可動部材と前記固定部との間で前記可動部材の
前記第1の軸回りの変位を光学的に検出する第2の角変
位検出手段とを有し、前記各角変位検出手段は、前記可
動部材および前記固定部の一方に設けられた反射面と、
前記一方に対向する他方に設けられ前記反射面に向けて
平行光束を照射する発光素子と、前記他方に設けられ前
記発光素子から照射され前記反射面で正反射された反射
光をスリットを介して受光し該受光した光の位置変位を
検出する受光素子とをそれぞれ具備することを特徴とす
る。この構成により可動な部材が平行移動等異なる移動
を伴って角変位したとしても、その角変位のみを正確に
検出することができる。
【0006】また、本発明は、可動部材に、第1の軸回
りの角変位と該第1の軸に直交する第2の軸回りの角変
位とを生じさせて二次元的な像ぶれ補正を行う像ぶれ補
正手段と、前記可動部材に対して固定の固定部と、前記
可動部材と前記固定部との間で前記可動部材の前記第2
の軸回りの角変位を光学的に検出する第1の角変位検出
手段と、前記可動部材と前記固定部との間で前記可動部
材の前記第1の軸回りの角変位を光学的に検出する第2
の角変位検出手段とを有し、前記各角変位検出手段は、
前記可動部材および前記固定部の一方に設けられた反射
面と、前記一方に対向する他方に設けられ前記反射面に
向けて平行光束を照射する発光素子と、前記他方に設け
られ前記発光素子から照射され前記反射面で正反射され
た反射光をスリットを介して受光し該受光した光の位置
変位を検出する受光素子とをそれぞれ具備する像ぶれ補
正装置とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図2は本発明の実施例
を示し、図1は主要部の断面図を示す。1は可変頂角プ
リズムであり、ガラス等の透明板である1−1Uおよび
1−1M、透明板1−1Uおよび1−1Mを支持する支
持枠1−2Uおよび1−2M、支持枠1−2Uおよび1
−2Mを補強している補強リング1−3Uおよび1−3
M、支持枠1−2Uと1−2Mとを連結している蛇腹状
フィルム1−4および形成された内部空間に満たされた
図示しない高屈折率の透明液体より構成されている。2
は可変頂角プリズムを用いた像ぶれ補正装置を組み込む
レンズ鏡筒の一部であり、3a、3b、3cは該光学系
のレンズ群の一部である。4はレンズ鏡筒2に固定され
た支持体である。5は可変頂角プリズム1の片面を支持
体5へ固定するための固定枠であり、6は可変頂角プリ
ズム1の他方の面に糊着された支持枠である。支持枠6
には、コイル7Pおよび7Y(図1には図示せず)が光
軸から各々への方向が互いに直交するような位置に接着
等により固着されている。又コイル7Pの両面にはある
ギャップをもって、上ヨーク8P−1、マグネット8P
−2、そのバックヨークである下ヨーク8P−3が配置
され磁気回路を形成し、アクチュエータ8Pを構成(上
ヨークおよびマグネットは図示しないスペース部材によ
り保持されている)している。そしてコイル7Pに通電
することによりローレンツ力を発生し、支持枠6を駆動
する。又、コイル7Yにも同様な構成でアクチュエータ
8Y(図1には図示せず)が配してあり、アクチュエー
タ8Pおよび8Yの合成力が支持枠6に作用する。支持
枠6は固定部に対し、可撓性を有する蛇腹状フィルム1
−4のみで結合しており、可変頂角プリズム1の内部に
密封された液体は体積一定であるので支持枠6に上記合
成力が作用すると、可変頂角プリズム1の可動面(支持
枠6によって支持されている面)は、ほぼその中心を軸
として回動することによりプリズム頂角を形成する。
【0008】図2は、可動部分の分解斜視図であり、同
一部分には同一番号が付してある。9は反射板であり、
支持枠6にビス止めにより固定されており、ピッチ反射
面9Pとヨー反射面9Yを有し、両反射面の向きは互い
に直交している。更に、両反射面はそれぞれアクチュエ
ータ8Pおよび8Yと平行に配置してある。
【0009】10Pは、反射面9Pにある角度をもって
赤外の平行光束を照射する発光素子であるレンズ付きI
RED素子であり、11Pは反射面9Pで反射された赤
外平行光束を受光する素子であるPSD素子である
ンズ付IRED素子10PおよびPSD素子11Pはホ
ルダ12P(図2には図示せず)により保持され、ホル
12Pには支持体4に固定されている上記組合せに
より、ピッチ方向の頂角センサを構成している。ヨー方
向についても図2に図示する如く、ヨー方向の頂角セン
サを有している。
【0010】次に、図3の(a)、(b)、(c)にし
たがって、頂角センサについて説明する。同一部材には
同一番号が付してあるがピッチおよびヨーの添字Pおよ
びYは省略してある。
【0011】図3(a)は揺動角0度のときの状態を示
し、レンズ付IRED素子10より射出した赤外平行光
束は、反射板9によって反射され、ホルダ12に形成さ
れたスリット開口部12Sを透過した光束がPSD素子
11へ照射されている。次に図3(b)において、反射
板9がある揺動軸Rを軸にθだけ揺動した状態を示す。
レンズ付IRED素子10より射出した赤外平行光束の
反射板9での反射光束は、図3(a)の状態に比べ、反
射板がθ傾いているために2θだけ傾いている。したが
ってスリット開口部12を透過する光束により、スリ
ット部からPSD素子11までの距離に応じた出力がP
SD素子11より得られる。次に反射板の平行移動によ
る出力変化について説明する図3(a)において、反
射板9がその面内で平行移動しても、PSD素子より得
られる出力が変化しないのは明らかである。図3(c)
では、反射板9がその面と垂直方向(矢印A)へ平行移
動した状態を示している。この状態でも反射板9で反射
された平行光束は、矢印B方向へ平行移動するのみでP
SD素子より得られる出力が変化しないことがわかる。
すなわち、本センサ構成ではレンズ付IRED素子10
より射出される赤外平行光線束の直径が十分であれば得
られる出力は反射板9の角度変化にのみに比例してお
り、その空間的な位置変化では出力変化がないことが解
る。
【0012】次に図4において、ピッチおよびヨー方向
の頂角センサの独立性について説明する。9Pおよび9
Yは図2に示した様にピッチおよびヨー方向の赤外平行
光束を反射するための反射板であり、x軸およびy軸は
それぞれピッチおよびヨー方向の揺動軸に対応してい
る。又、図中の円は可変頂角プリズムの可動面(ガラス
面)である11Uを表わしている。今、可変頂角プリ
ズムの可動面11Uが図示する様にy軸(ヨー軸)よ
り角度Φの軸でθ揺動した場合について考える。この時
のピッチおよびヨー方向の可動面の傾きが、それぞれα
=θsinΦ β=θcosΦα,βの角度が頂角セン
サで検出できればピッチおよびヨー方向の頂角センサの
独立性は完全に保たれる。センサ出力は前述の通り、反
射面9Pおよび9Yの傾きに比例しているので反射面9
Pおよび9Yの傾きを求める、それぞれの角度をαr 、
βr とし、θ≪1としてθの4次以上の高次の微小項を
無視して整理すると、 tanαr =tanα−1/6・θ3 ・sinΦ・cos2Φ tanβr =tanβ−1/6・θ3 ・cosΦ・sin2 Φ となる、右辺の第2項は、θの3次の項であり、例えば
θ=3degとした場合、最悪の場合でも第2項は第1
項に対して、1/1000程度である。従って、ピッチ
およびヨーの頂角センサについてクロストークはあるも
のの実用上はほとんど問題のない量である。
【0013】次に図5に、可変頂角プリズムを用いた像
ぶれ補正装置のブロック図を示す。1は可変頂角プリズ
ム、20は可変頂角プリズム1をその最前部に配置する
撮影光学系である。21は角速度センサである振動ジャ
イロであり装置の固定部材に固定されており、装置の角
速度を信号として出力する。角速度信号は信号処理回路
22によりBPF等の処理を受け、積分器23により積
分され、装置の角度信号aとなる。24は前述の頂角セ
ンサであり、可変頂角プリズム1の頂角に比例した信号
を出力する。この信号は信号処理回路25により増幅、
フィルター処理等を受け、頂角信号bとなる。加算回路
26では装置の角度信号aと可変頂角プリズムの頂角信
号bが逆極性で加算され信号cが得られる信号cは、
増幅器27で増幅され駆動回路28で駆動信号に変換さ
れ、アクチュエータ29を駆動することにより、可変頂
角プリズムのプリズム頂角を変化させる。
【0014】このブロック構成では、信号cがゼロにな
る様にすなわち、装置の角度信号aと可変頂角プリズ
ム1の頂角信号bが等しくなる様にブロック24から2
9まで可変頂角プリズム1を含めたフィードバック回路
を成している。装置の動きを打ち消す方向に可変頂角プ
リズム1が駆動されるので撮像光学系20に入射する光
束の状態が変化せず像ぶれを補正可能となる。図5にお
いては一軸(ピッチまたはヨー方向)のみの構成を示し
ているが、前に説明した様にピッチおよびヨー方向の頂
角センサの独立は実用上保たれているので、同軸の構成
をピッチおよびヨー方向についてそれぞれ持ち独立に制
御することによって、可変頂角プリズムの片面のみの駆
動で、ピッチおよびヨー方向の像ぶれ補正を実現でき
る。
【0015】以上説明した本実施例には、以下の様な特
有な効果がある。
【0016】1.可変頂角プリズムの可動面の支持機構
はピンと穴の様な摺動する軸受部を持たないので摩擦に
よる不要な負荷がない。
【0017】2.頂角センサ出力は可変頂角プリズムの
可動面の角度のみに依存し、目標角度信号に対するフィ
ードバック制御において、可変頂角プリズムの蛇腹状フ
ィルム部に不自然な変形を強いることがない(可動面が
揺動したい軸を中心として揺動する)ので、最小限の駆
動力で駆動が可能となる。
【0018】3.頂角センサ出力は角度のみに感度をも
つので、可変頂角プリズム素子の製造上のバラツキ(厚
さのバラツキ、両面の同軸のバラツキ、蛇腹状フィルム
のくせ等)があっても、像ぶれ補正機能の性能に悪影響
を及ぼさない。
【0019】4.可変頂角プリズムの可動面の支持機構
はピンと穴の様な軸受け部をもたず、かつ、頂角センサ
の出力は角度のみに感度を有しているので、環境変化に
対して像ぶれ補正機能の性能が安定している。例えば、
高低温または高低圧等で可変頂角プリズムの厚さが変化
しても、軸受部がないので、軸受部の側圧の増加による
負荷増大を生じない。又、耐久による軸受部の油ぎれや
ゴミの侵入等の心配もない。又、高温放置等で、蛇腹状
フィルムがクリープ現象をおこし可動面の位置が多少ず
れても、頂角センサ出力に変化を生じない。
【0020】5.頂角センサを反射型で構成することに
より、可変頂角プリズムの可動面角度(反射面の角度)
を2倍の感度で検出できるので、同一感度とした場合、
スリット部とPSD素子との距離を半分にすることがで
きスペース上有利となる。また可動部側に電気素子を配
置しなくて良いので、配線等による負荷の増加がない。
【0021】なお、上述の実施例では、ピッチおよびヨ
ーの頂角センサの反射面を可変頂角プリズム1の可動面
1−Uに対して直角方向に配置しているが、本センサ構
成では角度のみに感度を有しているので頂角センサの位
置は、上記位置に限定されるものではなく、例えば、可
変頂角プリズム1の可動面1−Uと平行に、可動面上に
配置していも良い。
【0022】なお、上述の各実施例においては、像ぶれ
検出手段として振動ジャイロ等を用いたが、他の角速度
計または他のセンサ例えば、角変位計、角速度計等を用
いてもよい。
【0023】また、上述の各実施例においては、像ぶれ
防止手段としての可変頂角プリズムをビデオカメラに適
用した場合について説明したが、銀塩カメラや他の光学
機器に適用してもよい。また、像ぶれ防止手段は、ビデ
オカメラ、銀塩カメラ等の撮像装置に設けても、ビデオ
カメラ、銀塩カメラに着脱可能な交換レンズやアダプタ
に設けてもよい。
【0024】また、上述の各実施例においては、可変頂
角プリズムの光軸上後方の面を駆動させたが、前方の面
または、両面を駆動させてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
動部材が平行移動等の異なる移動を伴って角変位したと
しても、角変位のみを正確に検出することができるよう
になった。また、それによって、可動部材の支持方法の
自由度増えた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の像ぶれ補正装置の主要部断
面図である。
【図2】可動部分の分解斜視図である。
【図3】頂角センサの説明図である。
【図4】頂角センサの独立性を説明する図である。
【図5】像ぶれ補正装置のブロック図である。
【図6】従来例を説明する主要部断面図である。
【符号の説明】
1 可変頂角プリズム 2 レンズ鏡筒 3 光学系の一部 4 支持体 5 固定枠 6 支持枠 7 駆動コイル 8 アクチュエータ 9 反射面 10 発光素子 11 受光素子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の軸回りと該第1の軸に直交する第2
    の軸回りとに可動な可動部材と、 前記可動部材に対して固定の固定部と、 前記可動部材と前記固定部との間で前記可動部材の前記
    第2の軸回りの変位を光学的に検出する第1の角変位検
    出手段と、 前記可動部材と前記固定部との間で前記可動部材の前記
    第1の軸回りの変位を光学的に検出する第2の角変位検
    出手段とを有し、 前記各角変位検出手段は、 前記可動部材および前記固定部の一方に設けられた反射
    面と、前記一方に対向する他方に設けられ前記反射面に
    向けて平行光束を照射する発光素子と、前記他方に設け
    られ前記発光素子から照射され前記反射面で正反射され
    た反射光をスリットを介して受光し該受光した光の位置
    変位を検出する受光素子とをそれぞれ具備する ことを特
    徴とする角変位検出装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部は、前記第1の軸に直交し前
    記第2の軸に平行な第1の固定部と、前記第2の軸に直
    交し前記第1の軸に平行な第2の固定部とを有し、 前記第1の角変位検出手段の前記反射面は前記第1の軸
    に直交し前記第2の軸に平行に前記可動部材に固定さ
    れ、前記第1の角変位検出手段の前記発光素子および前
    記受光素子は、前記第1の角変位検出手段の前記反射面
    に対向させて前記第1の固定部に固定され、 前記第2の角変位検出手段の前記反射面は前記第2の軸
    に直交し前記第1の軸に平行に前記可動部材に固定さ
    れ、前記第2の角変位検出手段の前記発光素子および前
    記受光素子は、前記第2の角変位検出手段の前記反射面
    に対向させて前記第2の固定部に固定された ことを特徴
    とする請求項1記載の角変位検出装置。
  3. 【請求項3】 可動部材に、第1の軸回りの角変位と該
    第1の軸に直交する第2の軸回りの角変位とを生じさせ
    て二次元的な像ぶれ補正を行う像ぶれ補正手段と、 前記可動部材に対して固定の固定部と、 前記可動部材と前記固定部との間で前記可動部材の前記
    第2の軸回りの角変位を光学的に検出する第1の角変位
    検出手段と、 前記可動部材と前記固定部との間で前記可動部材の前記
    第1の軸回りの角変位を光学的に検出する第2の角変位
    検出手段とを有し、 前記各角変位検出手段は、 前記可動部材および前記固定部の一方に設けられた反射
    面と、前記一方に対向する他方に設けられ前記反射面に
    向けて平行光束を照射する発光素子と、前記他方に設け
    られ前記発光素子から照射され前記反射面で正反射され
    た反射光をスリットを介して受光し該受光した光の位置
    変位を検出する受光素子とをそれぞれ具備する ことを特
    徴とする像ぶれ補正装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部は、前記第1の軸に直交し前
    記第2の軸に平行な第1の固定部と、前記第2の軸に直
    交し前記第1の軸に平行な第2の固定部とを有し、 前記第1の角変位検出手段の前記反射面は前記第1の軸
    に直交し前記第2の軸に平行に前記可動部材に固定さ
    れ、前記第1の角変位検出手段の前記発光素子および前
    記受光素子は、前記第1の角変位検出手段の前記反射面
    に対向させて前記第1の固定部に固定され、 前記第2の角変位検出手段の前記反射面は前記第2の軸
    に直交し前記第1の軸に平行に前記可動部材に固定さ
    れ、前記第2の角変位検出手段の前記発光素子および前
    記受光素子は、前記第2の角変位検出手段の前記反射面
    に対向させて前記第2の固定部に固定された ことを特徴
    とする請求項3記載の像ぶれ補正装置。
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Cited By (1)

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