JP3244775B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JP3244775B2
JP3244775B2 JP16771892A JP16771892A JP3244775B2 JP 3244775 B2 JP3244775 B2 JP 3244775B2 JP 16771892 A JP16771892 A JP 16771892A JP 16771892 A JP16771892 A JP 16771892A JP 3244775 B2 JP3244775 B2 JP 3244775B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理方法及び装置に
関し、特に、ホストコンピュータから送られたプリント
データやコマンド等に基づいて、文字、図形やラスター
イメージ等をカラー記録することができる画像処理方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、PDL(Page Descr
iption Language、ページ記述言語)や
ページ記述コマンドを用いて、図形・文字の描画を行う
際に指定する座標点等の基準となる座標系(以後、この
座標系をユーザー座標系と呼ぶ)の一例を示している。
【0003】斜線の矩形部分は、有効印字領域(用紙内
で描画可能な領域)を示しており、図に示すように、有
効印字領域の縦の長さを有効印字領域高、横幅を有効印
字領域幅とする。
【0004】この図の座標系は、2次元のx−y直交座
標系であり、図に示すように有効印字領域の左下隅を原
点としている。
【0005】また、この座標系の座標単位は自由に設定
可能(例えば、0.01mmや1/72inch等)で
ある。
【0006】上述のユーザー座標系に基づいて設定され
た、図形描画等のPDLの記述要素やページ記述コマン
ドは、画像処理装置が受け取った順番に画像処理装置内
部で解析され、メモリに展開するための情報に変換され
る。
【0007】図2は、上述のメモリ展開情報作成の基準
となる座標系(以後、この座標系をプリンタ座標系と呼
ぶ)の一例を示している。
【0008】また、この座標系の座標単位は画像処理装
置の解像度によって決まる。(例えば、解像度が300
dpiの場合、座標単位は1/300inchとなる)
斜線の矩形部分は、図1の有効印字領域と同じものであ
る。
【0009】この座標系は、2次元のx−y直交座標系
であり、有効印字領域の左上隅を原点としている。
【0010】図3は、従来、PDLやページ記述コマン
ドに基づいてカラー記録を行う画像処理装置における内
部のRAM領域のメモリマップの一例を示している。
【0011】RAM領域は、システムワーク用のメモ
リ、空き領域、色材(トナーやインク)であるY(Ye
llow),M(Magenta),C(Cyan),
Bk(Black)それぞれのページ展開メモリ(図2
の有効印字領域の大きさ分のメモリ)で構成されてい
る。
【0012】システムワーク用のメモリは、画像処理装
置内部の制御に用いる情報(変数等)の格納領域や固定
のワーク領域等に用いられる。
【0013】空き領域は、メモリ展開情報の格納や文字
キャシュメモリ等に用いられる。
【0014】図4は、描画属性指定コマンドのうち、線
色指定コマンドの一例を示している。
【0015】このコマンドは、直線や図形の輪郭線の色
を指定するのに用いられる。
【0016】コマンドNo.は、描画属性指定により異
なり、各コマンド機能の識別に用いられる。
【0017】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0018】ここで、線色指定コマンドのデータ数パラ
メータの内容は4となる。
【0019】Y値,M値,C値,Bk値は、色材の原色
であるY(Yellow),M(Magenta),C
(Cyan),Bk(Black)の濃度データ値を示
している。
【0020】図5は、描画コマンドのうち、円描画コマ
ンドの一例を示している。
【0021】コマンドNo.は各描画機能により異な
り、各コマンド機能の識別に用いられる。
【0022】データ数パラメータの内容はデータ数パラ
メータの後に来るデータの個数を示している。
【0023】ここで、円描画コマンドのデータ数パラメ
ータの内容は3となる。
【0024】また、中心のx,y座標は、ユーザー座標
系上の座標である。
【0025】半径の大きさは、ユーザー座標系の座標単
位にその値を乗じた値となる。
【0026】図6は、図4の線色指定コマンドを解析し
て作成された、メモリ展開情報の一例を示している。
【0027】ここで、コマンドテーブルNo.は、各メ
モリ展開情報の識別に用いられる。
【0028】他のパラメータの内容は、図4と同じであ
る。
【0029】図7は、図5の円描画コマンドを解析して
作成された、メモリ展開情報の一例を示している。
【0030】ここで、コマンドテーブルNo.は、各メ
モリ展開情報の識別に用いられる。
【0031】xc、ycはプリンター座標系上の円の中
心座標である。
【0032】rの値は、画像処理装置の解像度が単位と
なるように変換された半径値である。
【0033】図8は、図1のユーザー座標系において、
座標単位を1mmとし、中心座標(150,150)、
半径50の円の描画を設定した場合の図である。
【0034】図9は、図8の円描画を設定する際に発行
するコマンドの一例を示している。
【0035】図10は、図8のユーザー座標系上の円描
画を座標単位1/300inch(約1/11.8m
m)のプリンタ座標系上の円描画に変換した場合の図を
示している。
【0036】図に示すように、ここでは有効印字領域高
を400mmとしている。
【0037】中心のx座標は1770(150×11.
8)、y座標は2950(250×11.8)、半径は
590(50×11.8)となる。
【0038】図11は、図9の円描画コマンドを解析し
て作成された、図10の円描画のメモリ展開情報の一例
を示している。
【0039】図12は、図8の円描画を黄色(色材Ye
llowの濃度100%の色)で描画する際に発行する
線色指定コマンドの一例を示している。
【0040】ここで、Y値,M値,C値,Bk値は、0
〜255の範囲であり、Y値が255、その他の値は0
となっている。
【0041】以上のように、従来、PDLやページ記述
コマンドに基づいて、カラー記録を行う画像処理装置の
制御においては、トナーやインクの色材であるY(Ye
llow),M(Magenta),C(Cyan),
Bk(Black)それぞれ用紙の有効印字領域の大き
さ分の展開メモリを用いていた。
【0042】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記の従来例では次のような欠点があった。
【0043】(1)用紙の記録途中で停止し、そこから
記録再開可能なインクジェット方式等のプリンターにお
いて、PDLやページ記述コマンドに基づいてカラー記
録の制御を行うには、Y,M,C,Bkそれぞれ、用紙
の有効印字領域の大きさ分のメモリは必ずしも必要では
なく、メモリを有効に活用することができなかった。
【0044】(2)1ページ記録分のページ記述要素や
ページ記述コマンドをすべて解析し、 図形や文字等の
メモリ展開を完了した後に記録を開始するために、描画
に時間を要していた。
【0045】(3)印字ヘッドを上下左右に移動可能な
インクジェット方式等のプリンターにおいて、PDLや
ページ記述コマンドを用いてカラー記録の制御を行うに
は、描画範囲のみヘッド移動するように制御したり、描
画範囲のY,M,C,Bkのメモリのうち実際に描画パ
ターンの存在するメモリの内容のみを印字するよう制御
していなかったため、描画に時間を要していた。
【0046】(4)紙づまりから復帰する制御において
は、コード化されたページ単位の記録情報に基づいて作
成されたヘッド移動・印刷制御用のテーブルを再製して
用いていたため、紙づまりからの復帰処理に時間を要し
ていた。
【0047】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、インク
ジェット方式等のプリンターにおいて、紙づまりからの
復帰処理の時間を短縮することの可能な画像記録方法及
び画像処理装置を提供する点にある。
【0048】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明はコード化されたページ単位の記録情報を受
信し、前記記録情報を記録する記録ヘッドの高さ毎に描
画されるデータの水平方向に存在する範囲を導出してテ
ーブルとして格納し、該テーブルに従って前記記録ヘッ
ドの移動範囲を制御する画像処理方法及び装置におい
て、前記記録情報を記録する際、該記録する紙が詰まっ
たことを検知した場合には、検知されるまでに格納され
たテーブル情報を保持したまま前記紙づまりの復帰処理
を行うことを特徴とする。
【0049】上記課題を解決する為に、本発明は、前記
記録情報を記録する特定された領域情報を記憶し、前記
記録情報をビットイメージ情報に展開する際に、そのデ
ータが前記領域に含まれているか否かを判断し、前記デ
ータが領域に含まれていない場合には、該データを展開
しないよう制御する画像処理方法及び装置を提供する。
【0050】
【0051】上記課題を解決する為に、本発明は、ある
画像を描画する際に、その画像が前ページに含まれる場
合には、前ページにおいて用いられたその画像の属性情
報を、該ページにおいて展開する際にも用いる様制御す
る画像処理方法及び装置を提供する。
【0052】上記課題を解決する為に、本発明は、前記
記録情報をビットイメージデータに展開する為の記憶領
域を判定し、該判定に基づいて前記展開する範囲を決定
する画像処理方法及び装置を提供する。
【0053】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。
【0054】図13は本発明の一実施例による画像処理
装置の回路構成を示すブロック図である。
【0055】図13のように、本実施例による画像処理
装置は、ホストコンピュータ1と画像処理装置本体2と
から構成されている。
【0056】ホストコンピュータ1は後に述べるフロー
チャートに示す処理のようにプリントデータや印刷コマ
ンド等を画像処理装置に送り、この画像処理装置に記録
処理を行わせるものである。画像処理装置はCPU、R
OM、RAMを含むマイクロプロセッサシステムを有す
る。 すなわち、画像処理装置本体は、ホストコンピュ
ータ1とのデータ送受のためのインターフェース2、ホ
ストコンピュータ1から送られたコマンドのコマンドN
o.に対応した解析プログラムへのジャンプアドレスが
格納されるコマンド解析テーブル4を備え、ホストコン
ピュータ1から送られたプリントデータやコマンドを解
析して、展開メモリに展開可能な1ページ分の情報を作
成するコマンド解析部3、バンドの高さとそれに対応す
る色材1色分の展開メモリの情報(メモリ容量)が格納
されたバンド高情報テーブル6を備え、バンド高の情報
等が格納されているバンド情報格納部5、色再現処理時
に必要な情報が格納されている色再現情報格納部7、色
再現処理が行われる色再現処理部8、文字を描画するた
めの情報が格納される文字情報格納部9、装置の制御を
行う制御部10、属性情報を格納する属性情報格納領域
12とメモリに展開するための情報を格納するメモリ展
開情報格納エリア13を備えるメモリ展開情報格納部1
1、コマンド実行ジャンプテーブル1(15)とコマン
ド実行ジャンプテーブル2(16)を備え、メモリ展開
情報が解析されるメモリ展開情報解析部14、解析され
たメモリ展開情報を展開メモリ18に展開するパターン
展開部17、印字ヘッドの移動制御等を制御するパス制
御テーブル20と出力バッファ21を備え、展開された
データを用紙上に永久可視像出力する出力部19、印刷
環境のパラメータを変更・設定可能な操作パネル22、
データバス23を備えている。
【0057】図14はインクジェット方式の画像処理装
置のヘッド部回りを詳細に示した図である。
【0058】101は一種類の着色材について多数のイ
ンクジェットヘッドを副走査方向に配置したヘッドユニ
ットであり、Y,M,C,Bkのユニットを有する。
【0059】102は各ヘッドユニット用のインクタン
ク、103は信号ライン、104は搬送ベルトと協働し
てヘッドユニットを取り付けたキャリッジをレールに沿
って移動させるキャリッジ駆動モータである。
【0060】107は記録紙、108はプラテン、10
9、110は記録紙搬送ローラ、111は記録紙ロー
ル、112はガイドローラをそれぞれ示している。
【0061】ヘッドユニット101は、図15に示した
発熱素子を利用した複数インクジェットヘッドより成る
が、例えばピエゾ素子等の電気機械変換手段を用いたイ
ンクジェットヘッドも勿論使用しうる。
【0062】図15は図14のヘッドユニット101を
詳細に示した図である。
【0063】図において、ヘッドユニットは、Y,M,
C,Bkのノズルをそれぞれヘッド高分の数を有してい
る。
【0064】すなわち、ヘッドユニット101は、イエ
ローインク吐き出しノズル、マゼンダインク吐き出しノ
ズル、シアンインク吐き出しノズル、黒インク吐き出し
ノズルを有している。
【0065】図16はバンドの構造の一例を示してい
る。
【0066】図に示すように、横の長さを用紙の有効印
字領域幅、縦の長さをヘッドの高さとする矩形領域をセ
グメントと定義する。
【0067】1バンドとは、上記セグメントを図のよう
に縦に並べた領域であり、セグメントの整数倍の大きさ
を持っている。
【0068】従って、バンド高(バンドの高さ)は、ヘ
ッド高の整数倍となる。
【0069】この例では、1バンドは4つのセグメント
で構成されている。
【0070】図17は、用紙の有効印字領域をバンド高
が512スキャンラインの8つのバンドに分割した場合
の一例を示している。
【0071】図に示すように、8つのバンドには、それ
ぞれ0〜7のバンドNo.がつけられている。
【0072】バンド数がnの場合には、バンドNo.は
0〜(n−1)となるものとする。
【0073】図の(0,512)等のプリンタ座標上の
点は、各バンドの領域の左上隅の点を示しており、
(0,(n−1)×512)で計算される。
【0074】有効印字領域高は、図のように必ずしもバ
ンド高の整数倍になるとは限らず、最終バンド(図では
7バンド)の高さは、バンド高以下になることがある。
【0075】図18は、カラー画像処理装置内部のRA
M領域のメモリマップの一例を示している。
【0076】RAM領域は、システムワーク用のメモリ
・空き領域・色材(トナーやインク)であるY(Yel
low),M(Magenta),C(Cyan),B
k(Black)それぞれ1バンド分のメモリ(図17
の1つのバンド領域の大きさ分のメモリ)で構成されて
いる。
【0077】システムワーク用のメモリは、画像処理装
置内部の制御に用いる情報(変数等)の格納領域や固定
のワーク領域等に用いられる。
【0078】空き領域は、メモリ展開情報の格納や文字
キャシュメモリ等に用いられる。
【0079】点線部分は、図3のRAM領域の大きさを
示している。
【0080】このように、展開メモリは図3の1/8で
済ませることができるため、従来に比べて少ないRAM
領域でカラー記録することができる。
【0081】図19は、図18のRAM領域にY(Ye
llow),M(Magenta),C(Cyan),
Bk(Black)それぞれ1バンド分のメモリをさら
に追加した場合のメモリマップの一例を示している。
【0082】この場合にも、展開メモリは図2の1/4
で済ませることができるため、従来に比べて少ないRA
M領域でカラー記録することができる。
【0083】図20は図13の12に示した属性情報格
納領域(RAM)を示している。
【0084】この属性情報格納領域は、メモリにデータ
展開する際に用いる描画属性情報を一時退避するエリア
及び前記描画属性情報がセットされる変数エリアで構成
されている。
【0085】図のように、各描画属性ごとに退避領域が
決まっており、m個の情報を退避することが可能であ
る。
【0086】lwidth、lymck等は各描画属性
情報がセットされる変数を示している。
【0087】図21は、図13の20に示したパス制御
テーブルの一例を示している。
【0088】ここでパスとは、図16で示したように、
幅を有効印字領域幅、高さをヘッドの高さとした領域
で、印字ヘッドが実際に水平移動する領域である。
【0089】図において、パスnのnは用紙の有効印字
領域内の(パスの個数)ー1の値に相当する。
【0090】このパス制御テーブルには、印字ヘッドの
水平移動を制御するための情報及び記録する展開メモリ
の内容の有無を把握するための情報が格納される。
【0091】図において、最小値・最大値は、それぞれ
そのパスにおける描画範囲の最小値・最大値を示してお
り、プリンタ座標上の+x方向の値となる。
【0092】最小値は、印字ヘッドが展開メモリの内容
を記録せずに空移動可能な水平方向の移動量(単位は画
像処理装置の解像度によって決まる)に相当する。
【0093】最大値は、印字ヘッドが、前記最小値から
展開メモリの内容を記録しながら移動する水平方向の最
大値を示している。
【0094】図において、描画メモリ情報フラグは、そ
れぞれそのパスに対応するY,M,C,Bkの展開メモ
リにパターンが展開されているかどうかを示すフラグで
あり、Y,M,C,Bkそれぞれ1ビットずつの4ビッ
トで構成されている。
【0095】ビットがONならば、展開メモリにパター
ンが展開されており、OFFならば、パターンが展開さ
れていないことを示すものとする。
【0096】図22、23、24はページ単位のページ
記述コマンドデータを受取り、ページ単位ごとに記録制
御を行うカラー画像処理装置において、Y(Yello
w),M(Magenta),C(Cyan),Bk
(Black)それぞれ1バンド分のメモリのみにより
カラー記録を行う際のフロチャートを示している。
【0097】ステップS1で、図21に示したパス制御
テーブルを初期化(初期値設定)してステップS2に進
む。
【0098】ステップS2で、図20に示した属性情報
格納領域をRAM上に確保してステップS3に進む。
【0099】ステップS3で、コマンドデータ1組(描
画コマンドや描画属性コマンド等1個単位)を読み込
み、ステップS4へ進む。
【0100】ステップS4において、コマンド解析部3
でコマンドデータを解析し、ステップS5へ進む。
【0101】ステップS5で、1ページのコマンドデー
タの残りがあればステップS3に戻り、なければステッ
プS6に進む。
【0102】ステップS6で、この時点でのメモリのデ
ータ展開に必要な描画属性情報をステップS2で確保し
た属性情報格納領域12の退避エリアに一時退避してス
テップS10へ進む。
【0103】ステップS10で定数iに0をセットして
ステップS11へ進む。
【0104】ステップS11で、メモリ展開情報エリア
13に格納されている最初のメモリ展開情報(1組)の
先頭にポインタをセットしてステップS12へ進む。
【0105】ステップS12において、ステップS11
で読み込んだメモリ展開情報をメモリ展開情報解析部1
4で解析して、バンドi部分に対応した展開メモリ
(Y,M,C,Bk各バンドメモリ)に展開して、ステ
ップS13へ進む。
【0106】ステップS13でメモリ展開情報の残りが
あれば、ステップS14へ進んで次のメモリ展開情報
(1組)の先頭にポインタをセットしてステップS12
に戻る。
【0107】なければステップS15へ進む。
【0108】ステップS15で、ステップS12で展開
されたメモリの内容を出力部19でカラー記録してステ
ップS16へ進む。
【0109】ステップS16でiを1つインクリメント
してステップS17へ進む。
【0110】ステップS17でY,M,C,Bk各バン
ドメモリをクリアしてステップS18へ進む。
【0111】ステップS18でバンド数iとを比較して
一致する場合には処理を終了する。
【0112】一致しない場合には、ステップS19へ進
み、ステップS6で属性情報格納領域12の退避エリア
に一時退避していた描画属性をロードし、属性情報格納
領域12の変数エリアにセットしてステップS11へ戻
る。
【0113】以上のような処理によって、ページ単位の
ページ記述コマンドデータを受取り、Y(Yello
w),M(Magenta),C(Cyan),Bk
(Black)それぞれ1バンド分のメモリのみにより
カラー記録を行うことが可能となる。
【0114】図25は、図22のステップS1において
パス制御テーブルを初期化する際のフロチャートを示し
ている。
【0115】ステップS20で、図21のパス制御テー
ブルの先頭にポインタをセットしてステップS21へ進
む。
【0116】ステップS21で、定数mに0をセットし
てステップS22へ進む。
【0117】ステップS22で、有効印字領域幅(単位
はプリンタ座標の単位)より大きい値を定数kにセット
してステップS23へ進む。
【0118】ステップS23で、ポインタの指すパスの
最小値にkの値をセットしてステップS24へ進む。
【0119】ステップS24で、ポインタの指すパスの
最大値に0をセットしてステップS25へ進む。
【0120】ステップS25で、ポインタの指す描画メ
モリ情報フラグを0クリアしてステップS26へ進む。
【0121】ステップS26で、mとnの値を比較し
て、mがnと等しいかあるいは大きい場合には処理を終
了する。
【0122】そうでない場合には、ステップS27に進
んでポインタを1つ進め、さらにステップ28に進んで
mに1を加算してステップS23に戻る。
【0123】以上のような処理によって、パス制御テー
ブルを初期化することができる。
【0124】図26は、図25のフロチャートにより初
期化されたパス制御テーブルの内容を示している。
【0125】図27は、描画属性指定コマンドのうち、
色指定コマンド(線色指定・塗りつぶし色指定・文字色
指定)の一例を示している。
【0126】線色指定コマンドは、直線や図形の輪郭線
の色を指定するのに用いられる。
【0127】塗りつぶし色指定コマンドは、閉図形の内
部塗りつぶしの色を指定するのに用いられる。
【0128】文字色指定コマンドは、文字の色を指定す
るのに用いられる。
【0129】コマンドNo.は、色指定により異なり、
コマンドの識別に用いられる。
【0130】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0131】種別フラグパラメータの内容は、色指定デ
ータの種類を示している。
【0132】ここで、(a)は、種別フラグ値が0の場
合で、色指定データが光の3原色であるR(Red),
G(Green),B(Blue)の輝度データ値であ
ることを示している。
【0133】(b)は、種別フラグ値が1の場合で、色
指定データが、CIE(国際照明委員会)が1976年
に定めた均等知覚色空間のL*,a*,b*のデータ値で
あることを示している。
【0134】(c)は、種別フラグ値が2の場合で、色
指定データが、色材(トナー・インク)の原色であるY
(Yellow),M(Magenta),C(Cya
n),Bk(Black)の濃度データ値であることを
示している。
【0135】図28は、描画属性指定コマンドのうち、
線幅指定コマンド・クリップ領域指定コマンド・塗りつ
ぶし定義指定コマンドの一例を示している。
【0136】コマンドNo.は、描画属性指定により異
なり、コマンドの識別に用いられる。
【0137】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0138】(a)の線幅指定コマンドは、直線・図形
の輪郭線の線幅を指定するのに用いられる。
【0139】ここで、線幅値は、ユーザー座標系の座標
単位を単位としている。
【0140】(b)のクリップ領域指定コマンドは、図
形・文字等の描画可能範囲を指定するのに用いられる。
【0141】ここで、x,yの最小・最大値は、ユーザ
ー座標系の座標単位を単位としている。
【0142】(c)の塗りつぶし定義指定コマンドは、
閉図形の輪郭線内部の塗りつぶしのパターン及び輪郭線
の有無を指定するのに用いられる。
【0143】ここで、塗りつぶしパターンNo.は塗り
つぶしパターンの識別に用いられ、パターンNo.が0
の時は塗りつぶしパターンがなし(空白)の場合を示
し、0でない時はハッチパターン等の塗りつぶしパター
ンを示すものとする。
【0144】輪郭フラグは、0の時は輪郭線なし、1の
時は輪郭線ありを示すものとする。
【0145】図29は、描画コマンドのうち、直線描画
コマンド・多角形描画コマンドの一例を示している。
【0146】コマンドNo.は、描画機能により異な
り、コマンドの識別に用いられる。
【0147】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0148】直線描画コマンドは、直線を描画するのに
用いられる。
【0149】多角形描画コマンドは、多角形を描画する
のに用いられる。
【0150】ここで、座標1〜nのx,y座標値は、ユ
ーザー座標系上の座標値である。
【0151】図30は、描画コマンドのうち、円描画コ
マンド・文字描画コマンドの一例を示している。
【0152】コマンドNo.は、描画機能により異な
り、コマンドの識別に用いられる。
【0153】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0154】(a)の円描画コマンドは、円を描画する
のに用いられる。
【0155】ここで、中心のx,y座標は、ユーザー座
標系上の座標である。
【0156】半径の大きさは、ユーザー座標系の座標単
位にその値を乗じた値となる。
【0157】(b)の文字描画コマンドは、文字を描画
するのに用いられる。
【0158】ここで、描画位置のx,y座標は、文字描
画の開始基準位置を示すユーザー座標系上の座標であ
る。
【0159】文字データは印字する文字列(例.AB
C)を示している。
【0160】図31は、図13の4に示した、各描画コ
マンド及び各描画属性コマンドの解析を行う関数へのジ
ャンプアドレスが格納されているコマンド解析ジャンプ
テーブル(ROM)である。
【0161】コマンドNo.(0〜n)に対応して各コ
マンド解析関数へのジャンプアドレスが格納されてい
る。
【0162】図32は、図22のステップS4のコマン
ドデータ解析の処理を詳細に示したフローチャートであ
る。
【0163】ステップS30で、コマンドデータ(1
組)からコマンドNo.を取り出してステップS31へ
進む。
【0164】ステップS31で、図31のコマンド解析
ジャンプテーブルの先頭にポインタをセットしてステッ
プS32に進む。
【0165】ステップS32で、コマンドNo.に相当
する分だけポインタを進めてステップS33に進む。
【0166】ステップS33で、ポインタの指す内容
(ジャンプアドレス)を取り出してステップS34に進
む。
【0167】ステップS34で、ジャンプアドレスの指
す関数を実行して処理を終了する。
【0168】図33〜35は、図32のステップS34
において、色指定コマンド解析関数を実行した場合の処
理を詳細に示したフローチャートである。
【0169】ステップS40で、minバンドNo.、
maxバンドNo.をメモリ展開情報エリア13に設定
してステップS41へ進む。
【0170】ステップS41で、コマンドからコマンド
No.を読み込み、メモリ展開情報格納エリア13にセ
ットしてポインタを進め、ステップS42に進む。
【0171】ステップS42で、コマンドからデータ数
を読み込み、(データ数ー1)を定数nにセットしてス
テップS43に進む。
【0172】ステップS43で、メモリ展開情報エリア
13にデータ数として4をセットしてポインタを進めて
ステップS44に進む。
【0173】ステップS44で、コマンドから種別パラ
メータを読み込み、種別フラグCsmflgにセットし
てステップS45に進む。
【0174】ステップS45で、定数n個分の色指定デ
ータを読み込み、ステップS46に進む。
【0175】ステップS46で、種別フラグCsmfl
gの値を0と比較する。
【0176】0と等しいならば、ステップS45で読み
込んだ色指定データはR,G,Bの輝度データであり、
ステップS49に進んでR,G,Bの輝度データをY,
M,C,Bkの濃度データに変換してステップS53に
進む。
【0177】0と等しくないならば、そのままステップ
S47に進む。
【0178】ステップS47で、種別フラグCsmfl
gの値を1と比較する。
【0179】種別フラグCsmflgの値が1と等しい
ならば、ステップS45で読み込んだ色指定データは、
CIE(国際照明委員会)が1976年に定めた均等知
覚色空間のL*,a*,b*のデータであり、ステップS
50に進んでCIE L*,a*,b*データをCIE
XYZ(CIEが1931年に定めたXYZ表色系)デ
ータに変換してステップS51に進む。
【0180】ステップS51で、CIE XYZデータ
をR,G,Bの輝度データに変換してステップS52に
進む。
【0181】ステップS52で、R,G,Bの輝度デー
タをY,M,C,Bkの濃度データに変換してステップ
S53に進む。
【0182】ステップS47で、種別フラグCsmfl
gの値が1と等しくないならば、そのままステップS4
8に進む。
【0183】ステップS48で、種別フラグCsmfl
gの値を2と比較する。
【0184】2と等しいならば、ステップS45で読み
込んだ色指定データは、Y,M,C,Bkの濃度データ
であり、ステップS53に進んでY,M,C,Bkの濃
度データを内部変数(Lymck,Fymck,Tym
ck)にセットしてステップS54に進み、Y,M,
C,Bkの濃度データをメモリ展開情報格納エリア13
にセットしてポインタを進めて処理を終了する。
【0185】2と等しくないならば、そのまま処理を終
了する。
【0186】このように、色指定コマンドは解析され色
指定のメモリ展開情報が作成される。
【0187】図36は、図32のステップS34におい
て、線幅指定コマンド解析関数を実行した場合の処理を
詳細に示したフローチャートである。
【0188】ステップS60で、minバンドNo.、
maxバンドNo.をメモリ展開情報エリア13に設定
してステップS61へ進む。
【0189】ステップS61で、コマンドからコマンド
No.を読み込み、メモリ展開情報エリア13にセット
してポインタを進め、ステップS62に進む。
【0190】ステップS62で、コマンドからデータ数
を読み込み、メモリ展開情報エリア13にデータ数とし
てセットしてポインタを進めてステップS63に進む。
【0191】ステップS63で、コマンドから線幅値パ
ラメータを読み込み、ステップS64に進む。
【0192】ステップS64で、読み込んだ線幅値を画
像処理装置の解像度をもとにピクセル(ドット)値に変
換し、ステップS65に進む。
【0193】ステップS65で、変換後の線幅値を内部
変数LwidthにセットしてステップS66に進む。
【0194】ステップS66で、変換後の線幅値をメモ
リ展開情報格納エリア13にセットしてポインタを進め
て処理を終了する。
【0195】このように、線幅指定コマンドは解析され
線幅指定のメモリ展開情報が作成される。
【0196】図37は、図32のステップS34におい
て、クリップ領域指定コマンド解析関数を実行した場合
の処理を詳細に示したフローチャートである。
【0197】ステップS70で、minバンドNo.、
maxバンドNo.をメモリ展開情報エリア13に設定
してステップS71へ進む。
【0198】ステップS71で、コマンドからコマンド
No.を読み込み、メモリ展開情報エリア13にセット
してポインタを進め、ステップS72に進む。
【0199】ステップS72で、コマンドからデータ数
を読み込み、メモリ展開情報エリア13にデータ数とし
てセットしてポインタを進めてステップS73に進む。
【0200】ステップS73で、コマンドからクリップ
領域のx,yの最小値、最大値パラメータを読み込み、
ステップS74に進む。
【0201】ステップS74で、読み込んだx,yの最
小値、最大値を画像処理装置の解像度をもとにプリンタ
座標上の値xmin,ymin,xmax,ymaxに
変換し、ステップS75に進む。
【0202】ステップS75で、上記のxmin,ym
in,xmax,ymaxの値をそれぞれcxmin,
cymin,cxamx,cymaxにセットしてステ
ップS76に進む。
【0203】ステップS76で、上記のxmin,ym
in,xmax,ymaxの値をメモリ展開情報エリア
13にセットしてポインタを進めて処理を終了する。
【0204】このように、クリップ領域指定コマンドは
解析されクリップ領域指定のメモリ展開情報が作成され
る。
【0205】図38は、図32のステップS34におい
て、塗りつぶし定義指定コマンド解析関数を実行した場
合の処理を詳細に示したフローチャートである。
【0206】ステップS80で、minバンドNo.、
maxバンドNo.をメモリ展開情報格納エリア13に
設定してステップS81へ進む。
【0207】ステップS81で、コマンドからコマンド
No.を読み込み、メモリ展開情報格納エリア13にセ
ットしてポインタを進め、ステップS82に進む。
【0208】ステップS82で、コマンドからデータ数
を読み込み、メモリ展開情報格納エリア13にデータ数
としてセットしてポインタを進めてステップS83に進
む。
【0209】ステップS83で、コマンドから塗りつぶ
しパターンNo.を読み込み、メモリ展開情報格納エリ
ア13にセットしてポインタを進め、ステップS84に
進む。
【0210】ステップS84で、コマンドから輪郭フラ
グを読み込み、メモリ展開情報格納エリア13にセット
してポインタを進め、ステップS85に進む。
【0211】ステップS85で、塗りつぶしパターンN
o.を内部変数FpatにセットしてステップS86に
進む。
【0212】ステップS86で、輪郭フラグの内容を内
部変数Fpermtにセットして処理を終了する。
【0213】このように、塗りつぶし定義指定コマンド
は解析され塗りつぶし定義指定のメモリ展開情報が作成
される。
【0214】図39は、図33、図36、図37、図3
8のステップS40、S60、S70、S80におい
て、minバンドNo.、maxバンドNo.をメモリ
展開情報エリアに設定する処理を詳細に示したフローチ
ャートである。
【0215】ステップS90で、minバンドNo.に
0をセットしてしてステップS91へ進む。
【0216】ステップS91で、minバンドNo.を
メモリ展開情報格納エリア13にセットしてポインタを
進め、ステップS92に進む。
【0217】ステップS92で、バンド情報格納部5か
ら現在のバンド数の情報を取り出し、ステップS93に
進む。
【0218】ステップS93で、(バンド数ー1)の値
をmaxバンドNo.にセットしてステップS94に進
む。
【0219】ステップS94で、maxバンドNo.を
メモリ展開情報格納エリア13にセットしてポインタを
進め、処理を終了する。
【0220】このように、描画属性のメモリ展開情報に
は、各バンドの処理ごとにメモリ展開情報が解析される
ようにminバンドNo.に0、maxバンドNo.に
(バンド数ー1)の値が設定されるようになっている。
【0221】図40は、図34のステップS49、52
で示した色再現処理の一例を示している。
【0222】プロセス1では、輝度情報であるR,G,
Bの値にLOG変換を施して濃度情報であるC,M,Y
に変換する濃度変換の処理を行う。
【0223】プロセス2では、C,M,Yの値からBk
の値を取り出す下色除去の処理を行う。
【0224】プロセス3では、C,M,Yのトナーまた
はインクの不要吸収特性に対し、補正を行い適切な色再
現を行うためにマスキングの処理を行う。
【0225】プロセス4では、画像に応じたコントラス
トやブライトネスを調整するためにγ変換の処理を行
う。
【0226】以上の処理は、色再現処理情報格納部7の
情報を用いて色再現処理部8において行う。
【0227】また上述のR,G,BデータはCIE X
YZデータとの相互の変換要領が明確になっているもの
とする。
【0228】図41は、図34のステップS50で示し
た色変換処理の一例を示している。
【0229】(a)〜(d)に示した式によりCIE
*,a*,b*データをCIE XYZデータに変換す
ることが可能である。
【0230】ここで、Xn,Yn,Znは、どのCIE
の標準光源に従うかによって定まる値である。
【0231】図42は、図34のステップS51で示し
た色変換処理の一例を示している。
【0232】図に示した行列の変換式によりCIE X
YZデータをR,G,B輝度データに変換することが可
能である。
【0233】ここで、行列のパラメータ値は、どのCI
Eの標準光源に従うかによって定まり、本例はCIEの
標準光源がD65の場合の値である。
【0234】図43〜45は、図32のステップS34
において、直線描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示したものである。
【0235】ステップS600で、ワークエリアへのデ
ータのセット及びxmin,ymin,xmax,ym
axの設定を行い、ステップS601へ進む。
【0236】ステップS601で、描画範囲の算出(直
線及び多角形)を行い、ステップS602へ進む。
【0237】ステップS602で、描画範囲のクリップ
チェックを行い、ステップS603へ進む。
【0238】ステップS603で、描画範囲のクリップ
チェックで設定された描画範囲フラグをチェックする。
【0239】描画範囲フラグがERRORならば、処理
を終了する。
【0240】描画範囲フラグがERRORでないなら
ば、ステップS604へ進んで色指定情報の設定(直
線)を行いステップS605に進む。
【0241】ステップS605で、出力部19で用いる
パス制御テーブル20への情報の設定を行い、ステップ
S606へ進む。
【0242】ステップS606で、minバンドN
o.、maxバンドNo.の算出を行い、ステップS6
07へ進む。
【0243】ステップS607で、メモリ展開情報格納
エリア13にポインタ1をセットしてステップS608
へ進む。
【0244】ステップS608で、minバンドN
o.、maxバンドNo.をメモリ展開情報格納エリア
13にセットしてポインタ1を進めてステップS609
へ進む。
【0245】ステップS609で、ワークエリアの先頭
にポインタ2をセットしてステップS610へ進む。
【0246】ステップS610で、ワークエリアからコ
マンドNo.を取り出し、メモリ展開情報格納エリア1
3にセットしてステップS611へ進む。
【0247】ステップS611で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS612へ進む。
【0248】ステップS612で、ワークエリアからデ
ータ数を取り出し、メモリ展開情報格納エリア13にセ
ットしてステップS613へ進む。
【0249】ステップS613で、mに1をセットして
ステップS614へ進む。
【0250】ステップS614で、ワークエリアからx
m,ymを取り出し、メモリ展開情報格納エリア13に
セットしてステップS615へ進む。
【0251】ステップS615で、mとn(座標数)を
比較する。
【0252】mがnに比べて等しいか大きい場合には、
処理を終了する。
【0253】nがmより大きい場合には、ステップS6
16へ進んでmに1を加算してステップS617に進
む。
【0254】ステップS617で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS614に戻る。
【0255】このように、直線描画コマンドは解析され
直線描画のメモリ展開情報が作成される。
【0256】図46〜48は、図32のステップS34
において、多角形描画コマンド解析関数を実行する際の
処理を示したものである。
【0257】ステップS120で、ワークエリアへのデ
ータのセット及びxmin,ymin,xmax,ym
axの設定を行い、ステップS121へ進む。
【0258】ステップS121で、描画範囲の算出(直
線及び多角形)を行い、ステップS122へ進む。
【0259】ステップS122で、描画範囲のクリップ
チェックを行い、ステップS123へ進む。
【0260】ステップS123で、描画範囲のクリップ
チェックで設定された描画範囲フラグをチェックする。
【0261】描画範囲フラグがERRORならば、処理
を終了する。
【0262】描画範囲フラグがERRORでないなら
ば、ステップS124へ進んで色指定情報の設定(閉図
形)を行いステップS125に進む。
【0263】ステップS125で、出力部19で用いる
パス制御テーブル20への情報の設定を行い、ステップ
S126へ進む。
【0264】ステップS126で、minバンドN
o.、maxバンドNo.の算出を行い、ステップS1
27へ進む。
【0265】ステップS127で、メモリ展開情報格納
エリア13にポインタ1をセットしてステップS128
へ進む。
【0266】ステップS128で、minバンドN
o.、maxバンドNo.をメモリ展開情報格納エリア
13にセットしてポインタ1を進めてステップS129
へ進む。
【0267】ステップS129で、ワークエリアの先頭
にポインタ2をセットしてステップS130へ進む。
【0268】ステップS130で、ワークエリアからコ
マンドNo.を取り出し、メモリ展開情報格納エリア1
3にセットしてステップS131へ進む。
【0269】ステップS131で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS132へ進む。
【0270】ステップS132で、ワークエリアからデ
ータ数を取り出し、(データ数+2)をメモリ展開情報
格納エリア13にセットしてステップS133へ進む。
【0271】ステップS133で、mに1をセットして
ステップS134へ進む。
【0272】ステップS134で、ワークエリアからx
m,ymを取り出し、メモリ展開情報格納エリア13に
セットしてステップS135へ進む。
【0273】ステップS135で、mとn(座標数)を
比較する。
【0274】nがmより大きい場合には、ステップS1
36へ進んでmに1を加算してステップS137に進
む。。
【0275】ステップS137で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS134に戻る。
【0276】mがnに比べて等しいか大きい場合には、
ステップS138へ進む。
【0277】ステップS138で、ワークエリアの先頭
にポインタ2をセットしてステップS139へ進む。
【0278】ステップS139で、ポインタ2を2つ進
め、x1にセットしてステップS140へ進む。
【0279】ステップS140で、ワークエリアからx
1,y1を取り出し、メモリ展開情報格納エリア13に
セットして処理を終了する。
【0280】このように、多角形描画コマンドは解析さ
れ多角形描画のメモリ展開情報が作成される。
【0281】図49〜51は、図43のステップ600
及び図46のステップ120において、ワークエリアへ
のデータのセット及びxmin,ymin,xmax,
ymaxの設定の処理を詳細に示したものである。
【0282】ステップS150で、ワークエリアの先頭
にポインタをセットしてステップS151へ進む。
【0283】ステップS151で、コマンドNo.を読
み込み、ワークエリアにセットしてポインタを進め、ス
テップS152へ進む。
【0284】ステップS152で、データ数を読み込
み、ワークエリアにセットしてポインタを進め、ステッ
プS153へ進む。
【0285】ステップS153で、データ数の1/2
(直線の座標点数)を定数nにセットしてステップS1
54へ進む。
【0286】ステップS154で、座標1のx座標、y
座標を読み込み、ステップS155へ進む。
【0287】ステップS155で、座標1のx座標、y
座標をプリンタ座標に変換してx1,y1にセットし
て、ステップS156へ進む。
【0288】ステップS156で、x1をxmin,x
maxにセットし、y1をymin,ymaxにセット
して、ステップS157へ進む。
【0289】ステップS157で、x1,y1をワーク
エリアにセットしてポインタを進め、ステップS158
へ進む。
【0290】ステップS158で、mに1をセットして
ステップS159へ進む。
【0291】ステップS159で、mとn(座標数)を
比較する。
【0292】mがnに比べて等しいか大きい場合には、
処理を終了する。
【0293】nがmより大きい場合には、ステップS1
60へ進んでmに1を加算してステップS161に進
む。
【0294】ステップS161で、座標mのx座標、y
座標を読み込み、ステップS162へ進む。
【0295】ステップS162で、座標mのx座標、y
座標をプリンタ座標に変換してxm,ymにセットし
て、ステップS163へ進む。
【0296】ステップS163で、xmとxminの値
を比較する。
【0297】xmがxminに比べて等しいか大きい場
合には、ステップS165へ進む。
【0298】xminがxmより大きい場合には、ステ
ップS164へ進んでxmの値をxminにセットして
ステップS165に進む。
【0299】ステップS165で、xmとxmaxの値
を比較する。
【0300】xmaxがxmに比べて等しいか大きい場
合には、ステップS167へ進む。
【0301】xmがxmaxより大きい場合には、ステ
ップS166へ進んでxmの値をxmaxにセットして
ステップS167に進む。
【0302】ステップS167で、ymとyminの値
を比較する。
【0303】ymがyminに比べて等しいか大きい場
合には、ステップS169へ進む。
【0304】yminがymより大きい場合には、ステ
ップS168へ進んでymの値をyminにセットして
ステップS169に進む。
【0305】ステップS169で、ymとymaxの値
を比較する。
【0306】ymaxがymに比べて等しいか大きい場
合には、ステップS171へ進む。
【0307】ymがymaxより大きい場合には、ステ
ップS170へ進んでymの値をymaxにセットして
ステップS171に進む。
【0308】ステップS171で、xm,ymをワーク
エリアにセットしてポインタを進め、ステップS159
に戻る。
【0309】このように、ワークエリアへのデータのセ
ット及びxmin,ymin,xmax,ymaxの設
定を行うことができる。
【0310】図52〜55は、図32のステップS34
において、円描画コマンド解析関数を実行する際の処理
を示したものである。
【0311】ステップS175で、ワークエリアの先頭
にポインタをセットしてステップS176へ進む。
【0312】ステップS176で、コマンドNo.を読
み込み、ワークエリアにセットしてポインタを進め、ス
テップS177へ進む。
【0313】ステップS177で、データ数を読み込
み、ワークエリアにセットしてポインタを進め、ステッ
プS178へ進む。
【0314】ステップS178で、中心のx座標,y座
標を読み込み、ステップS179へ進む。
【0315】ステップS179で、中心のx座標,y座
標をプリンタ座標に変換し、xc,ycにセットしてス
テップS180へ進む。
【0316】ステップS180で、xc,ycをワーク
エリアにセットしてポインタを進め、ステップS181
へ進む。
【0317】ステップS181で、コマンドから半径値
を読み込んでステップS182へ進む。
【0318】ステップS182で、半径値を画像処理装
置の解像度をもとにピクセル(ドット)値に変換し、r
にセットしてステップS183へ進む。
【0319】ステップS183で、rをワークエリアに
セットしてステップS184へ進む。
【0320】ステップS184で、円の描画範囲の算出
を行い、ステップS185へ進む。
【0321】ステップS185で、描画範囲のクリップ
チェックを行い、ステップS186へ進む。
【0322】ステップS186で、描画範囲のクリップ
チェックで設定された描画範囲フラグをチェックする。
【0323】描画範囲フラグがERRORならば、処理
を終了する。
【0324】描画範囲フラグがERRORでないなら
ば、ステップS187へ進んで色指定情報の設定(閉図
形)を行いステップS188に進む。
【0325】ステップS188で、出力部19で用いる
パス制御テーブル20への情報の設定を行い、ステップ
S189へ進む。
【0326】ステップS189で、minバンドN
o.、maxバンドNo.の算出を行い、ステップS1
90へ進む。
【0327】ステップS190で、メモリ展開情報格納
エリア13にポインタ1をセットしてステップS191
へ進む。
【0328】ステップS191で、minバンドN
o.、maxバンドNo.をメモリ展開情報格納エリア
13にセットしてポインタ1を進めてステップS192
へ進む。
【0329】ステップS192で、ワークエリアの先頭
にポインタ2をセットしてステップS193へ進む。
【0330】ステップS193で、ワークエリアからコ
マンドNo.を取り出し、メモリ展開情報格納エリア1
3にセットしてステップS194へ進む。
【0331】ステップS194で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS195へ進む。
【0332】ステップS195で、ワークエリアからデ
ータ数を取り出し、メモリ展開情報格納エリア13にセ
ットしてステップS196へ進む。
【0333】ステップS196で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS197へ進む。
【0334】ステップS197で、ワークエリアからx
c,ycを取り出し、メモリ展開情報格納エリア13に
セットしてステップS198へ進む。
【0335】ステップS198で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS199へ進む。
【0336】ステップS199で、ワークエリアからr
を取り出し、メモリ展開情報格納エリア13にセットし
て処理を終了する。
【0337】このように、円描画コマンドは解析され円
描画のメモリ展開情報が作成される。
【0338】図56〜59は、図32のステップS34
において、文字描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示したものである。
【0339】ステップS210で、ワークエリアの先頭
にポインタをセットしてステップS211へ進む。
【0340】ステップS211で、コマンドNo.を読
み込み、ワークエリアにセットしてポインタを進め、ス
テップS212へ進む。
【0341】ステップS212で、データ数を読み込
み、ステップS213へ進む。
【0342】ステップS213で、描画位置のx座標,
y座標を読み込み、ステップS214へ進む。
【0343】ステップS214で、描画位置のx座標,
y座標をプリンタ座標に変換し、xr,yrにセットし
てステップS215へ進む。
【0344】ステップS215で、コマンドから文字デ
ータを読み込み、内部コードに変換してステップS21
6へ進む。
【0345】ステップS216で、(内部コードのデー
タ数)+2をデータ数としてワークエリアにセットして
ポインタを進め、ステップS217へ進む。
【0346】ステップS217で、xr,yrをワーク
エリアにセットしてポインタを進め、ステップS218
へ進む。
【0347】ステップS218で、内部コードをワーク
エリアにセットしてステップS219へ進む。
【0348】ステップS219で、文字の描画範囲の算
出を行い、ステップS220へ進む。
【0349】ステップS220で、描画範囲のクリップ
チェックを行い、ステップS221へ進む。
【0350】ステップS221で、描画範囲のクリップ
チェックで設定された描画範囲フラグをチェックする。
【0351】描画範囲フラグがERRORならば、処理
を終了する。
【0352】描画範囲フラグがERRORでないなら
ば、ステップS222へ進んで色指定情報の設定(文
字)を行いステップS223に進む。
【0353】ステップS223で、出力部19で用いる
パス制御テーブル20への情報の設定を行い、ステップ
S224へ進む。
【0354】ステップS224で、minバンドN
o.、maxバンドNo.の算出を行い、ステップS2
25へ進む。
【0355】ステップS225で、メモリ展開情報格納
エリア13にポインタ1をセットしてステップS226
へ進む。
【0356】ステップS226で、minバンドN
o.、maxバンドNo.をメモリ展開情報格納エリア
13にセットしてポインタ1を進めてステップS227
へ進む。
【0357】ステップS227で、ワークエリアの先頭
にポインタ2をセットしてステップS228へ進む。
【0358】ステップS228で、ワークエリアからコ
マンドNo.を取り出し、メモリ展開情報格納エリア1
3にセットしてステップS229へ進む。
【0359】ステップS229で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS230へ進む。
【0360】ステップS230で、ワークエリアからデ
ータ数を取り出し、メモリ展開情報格納エリア13にセ
ットしてステップS231へ進む。
【0361】ステップS231で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS232へ進む。
【0362】ステップS232で、ワークエリアからx
r,yrを取り出し、メモリ展開情報格納エリア13に
セットしてステップS233へ進む。
【0363】ステップS233で、ポインタ1、ポイン
タ2を進めてステップS234へ進む。
【0364】ステップS234で、ワークエリアから内
部コードを取り出し、メモリ展開情報格納エリア13に
セットして処理を終了する。
【0365】このように、文字描画コマンドは解析され
文字描画のメモリ展開情報が作成される。
【0366】図60は、図43のステップ601及び図
46のステップ121における、描画範囲の算出の処理
を詳細に示したものである。
【0367】ステップS240で、xminをpxmi
nに,xmaxをpxmaxにセットして、ステップS
241へ進む。
【0368】ステップS241で、yminをpymi
nに,ymaxをpymaxにセットして、ステップS
242へ進む。
【0369】ステップS242で、Lwidth/2に
α(0以上の定数)を加えてβにセットして、ステップ
S243へ進む。
【0370】ステップS243で、pxmin−βをp
xminに、pxmax+βをpxmaxにセットし
て、ステップS244へ進む。
【0371】ステップS244で、pymin−βをp
yminに、pymax+βをpymaxにセットし
て、処理を終了する。
【0372】このようにして、直線及び多角形の描画範
囲の算出することができる。
【0373】図61は、(x1,y1)〜(x4,y
4)の4点で指定された多角形の描画範囲を示したもの
である。
【0374】この範囲は、(pxmin,pymin)
と(pxmax,pymax)で囲まれた矩形領域であ
り、図60の処理においてαの値を0とした場合の算出
結果である。
【0375】図62は、図53のステップ184におけ
る、円の描画範囲の算出の処理を詳細に示したものであ
る。
【0376】ステップS250で、xc−rをpxmi
nに,xc+rをpxmaxにセットして、ステップS
251へ進む。
【0377】ステップS251で、yc−rをpymi
nに,yc+rをpymaxにセットして、ステップS
252へ進む。
【0378】ステップS252で、Lwidth/2に
α(0以上の定数)を加えてβにセットして、ステップ
S253へ進む。
【0379】ステップS253で、pxmin−βをp
xminに、pxmax+βをpxmaxにセットし
て、ステップS254へ進む。
【0380】ステップS254で、pymin−βをp
yminに、pymax+βをpymaxにセットし
て、処理を終了する。
【0381】このようにして、円の描画範囲の算出する
ことができる。
【0382】図63は、円の描画範囲を示したものであ
る。
【0383】この範囲は、(pxmin,pymin)
と(pxmax,pymax)で囲まれた矩形領域であ
り、図62の処理においてαの値を0とした場合の算出
結果である。
【0384】図64は、図57のステップ219におけ
る、文字の描画範囲の算出の処理を詳細に示したもので
ある。
【0385】ステップS260で、文字情報格納部9
(図13)から左オフセット値、上オフセット値を取り
出してステップS261へ進む。
【0386】ステップS261で、左オフセット値をα
1に,上オフセット値をα2にセットして、ステップS
262へ進む。
【0387】ステップS262で、xr+α1をpxm
inに,yr−α2をpyminにセットして、ステッ
プS263へ進む。
【0388】ステップS263で、文字情報格納部9か
らパターン幅、パターン高を取り出してステップS26
4へ進む。
【0389】ステップS264で、パターン幅をβ1、
パターン高をβ2にセットして、ステップS265へ進
む。
【0390】ステップS265で、pxmin+β1を
pxmaxに、pymin+β2をpymaxにセット
して、処理を終了する。
【0391】このようにして、文字の描画範囲の算出す
ることができる。
【0392】図65は、文字の描画範囲を示したもので
ある。
【0393】この範囲は、(pxmin,pymin)
と(pxmax,pymax)で囲まれた矩形領域であ
る。
【0394】図66、67は、図43のステップS60
2、図46のステップS122、図53のステップS1
85及び図57のステップS220における、描画範囲
のクリップチェックの処理を詳細に示したものである。
【0395】ステップS270で、pxmaxとcxm
inの値を比較する。
【0396】cxminがpxmaxの値より大きい場
合には、ステップS274に進み、描画範囲フラグにE
RRORをセットして処理を終了する。
【0397】そうでない場合には、ステップS271に
進む。
【0398】ステップS271で、pxminとcxm
axの値を比較する。
【0399】pxminがcxmaxの値より大きい場
合には、ステップS274に進み、描画範囲フラグにE
RRORをセットして処理を終了する。
【0400】そうでない場合には、ステップS272に
進む。
【0401】ステップS272で、pymaxとcym
inの値を比較する。
【0402】cyminがpymaxの値より大きい場
合には、ステップS274に進み、描画範囲フラグにE
RRORをセットして処理を終了する。
【0403】そうでない場合には、ステップS273に
進む。
【0404】ステップS273で、pyminとcym
axの値を比較する。
【0405】pyminがcymaxの値より大きい場
合には、ステップS274に進み、描画範囲フラグにE
RRORをセットして処理を終了する。
【0406】そうでない場合には、ステップS275に
進む。
【0407】ステップS275で、pxminとcxm
inの値を比較する。
【0408】cxminがpxminの値より大きい場
合には、ステップS276に進み、cxminの値をp
xminにセットしてステップS277に進む。
【0409】そうでない場合には、ステップS277に
進む。
【0410】ステップS277で、pyminとcym
inの値を比較する。
【0411】cyminがpyminの値より大きい場
合には、ステップS278に進み、cyminの値をp
yminにセットしてステップS279に進む。
【0412】そうでない場合には、ステップS279に
進む。
【0413】ステップS279で、pxmaxとcxm
axの値を比較する。
【0414】pxmaxがcxmaxの値より大きい場
合には、ステップS280に進み、cxmaxの値をp
xmaxにセットしてステップS281に進む。
【0415】そうでない場合には、ステップS281に
進む。
【0416】ステップS281で、pymaxとcym
axの値を比較する。
【0417】pymaxがcymaxの値より大きい場
合には、ステップS282に進み、cymaxの値をp
ymaxにセットしてステップS283に進む。
【0418】そうでない場合には、ステップS283に
進む。
【0419】ステップS283で描画範囲フラグにOK
をセットして処理を終了する。
【0420】このように、描画範囲とクリップ領域の共
通範囲を求めることができる。
【0421】図68は、(pxmin,pymin)と
(pxmax,pymax)で囲まれた矩形領域の描画
範囲に対して(cxmin,cymin)と(cxma
x,cymax)で囲まれた矩形領域のクリップ領域が
設定された場合の例を示したものである。
【0422】図66、67の処理により図68の描画範
囲は、(cxmin,cxmin)と(cxmax,c
ymax)で囲まれた矩形領域となる。
【0423】図69は、図43のステップS604にお
ける、色指定情報の設定(直線)の処理を詳細に示した
ものである。
【0424】ステップS290で、LymckのYの値
をP_Yにセットして、ステップS291へ進む。
【0425】ステップS291で、LymckのMの値
をP_Mにセットして、ステップS292へ進む。
【0426】ステップS292で、LymckのCの値
をP_Cにセットして、ステップS293へ進む。
【0427】ステップS293で、LymckのBkの
値をP_Bkにセットして処理を終了する。
【0428】このように、直線の色指定情報をP_Y,
P_M,P_C,P_BKに設定することができる。
【0429】図70は、図46のステップS124及び
図53のステップS187における、色指定情報の設定
(閉図形)の処理を詳細に示したものである。
【0430】ステップS300で、FpatとFper
mtの値の乗算の結果を0と比較する。
【0431】0の場合には、ステップS301に進み、
色指定情報の設定(サブ処理1)を行い処理を終了す
る。
【0432】0でない場合には、ステップS302に進
み、色指定情報の設定(サブ処理2)を行い処理を終了
する。
【0433】図71は、図70のステップS301の処
理を詳細に示したものである。
【0434】ステップS310で、Fpatの値を0と
比較する。
【0435】0でない場合には、ステップS311に進
み、FymckのYの値をP_Yにセットして、ステッ
プS312へ進む。
【0436】ステップS312で、FymckのMの値
をP_Mにセットして、ステップS313へ進む。
【0437】ステップS313で、FymckのCの値
をP_Cにセットして、ステップS314へ進む。
【0438】ステップS314で、FymckのBkの
値をP_Bkにセットして処理を終了する。
【0439】0の場合には、ステップS315に進み、
Fpermtの値を0と比較する。
【0440】Fpermtの値が0の場合には、処理を
終了する。
【0441】Fpermtの値が0でない場合には、ス
テップS316で、LymckのYの値をP_Yにセッ
トして、ステップS317へ進む。ステップS317
で、LymckのMの値をP_Mにセットして、ステッ
プS318へ進む。
【0442】ステップS318で、LymckのCの値
をP_Cにセットして、ステップS319へ進む。
【0443】ステップS319で、LymckのBkの
値をP_Bkにセットして処理を終了する。
【0444】このように、閉図形の色指定情報をP_
Y,P_M,P_C,P_BKに設定することができ
る。
【0445】図72は、図70のステップS302の処
理を詳細に示したものである。
【0446】ステップS320で、FymckのYの値
とLymckのYの値を比較する。
【0447】FymckのYの値がLymckのYの値
より大きい場合には、ステップS321に進み、Fym
ckのYの値をP_Yにセットして、ステップS323
へ進む。
【0448】そうでない場合には、ステップS322に
進み、LymckのYの値をP_Yにセットして、ステ
ップS323へ進む。
【0449】ステップS323で、FymckのMの値
とLymckのMの値を比較する。
【0450】FymckのMの値がLymckのMの値
より大きい場合には、ステップS324に進み、Fym
ckのMの値をP_Mにセットして、ステップS326
へ進む。
【0451】そうでない場合には、ステップS325に
進み、LymckのMの値をP_Mにセットして、ステ
ップS326へ進む。
【0452】ステップS326で、FymckのCの値
とLymckのCの値を比較する。
【0453】FymckのCの値がLymckのCの値
より大きい場合には、ステップS327に進み、Fym
ckのCの値をP_Cにセットして、ステップS329
へ進む。
【0454】そうでない場合には、ステップS328に
進み、LymckのCの値をP_Cにセットして、ステ
ップS329へ進む。
【0455】ステップS329で、FymckのBkの
値とLymckのBkの値を比較する。
【0456】FymckのBkの値がLymckのBk
の値より大きい場合には、ステップS330に進み、F
ymckのBkの値をP_Bkにセットして、処理を終
了する。
【0457】そうでない場合には、ステップS331に
進み、LymckのBkの値をP_Bkにセットして、
処理を終了する。
【0458】このように、閉図形の色指定情報をP_
Y,P_M,P_C,P_BKに設定することができ
る。
【0459】図73は、図57のステップS222にお
ける、色指定情報の設定(文字)の処理を詳細に示した
ものである。
【0460】ステップS340で、TymckのYの値
をP_Yにセットして、ステップS341へ進む。
【0461】ステップS341で、TymckのMの値
をP_Mにセットして、ステップS342へ進む。
【0462】ステップS342で、TymckのCの値
をP_Cにセットして、ステップS343へ進む。
【0463】ステップS343で、TymckのBkの
値をP_Bkにセットして処理を終了する。
【0464】このように、文字の色指定情報をP_Y,
P_M,P_C,P_BKに設定することができる。
【0465】図74は、図44のステップS606、図
47のステップS126、図54のステップS189及
び図58のステップS224における、minバンドN
o.、maxバンドNo.の算出の処理を詳細に示した
ものである。
【0466】ステップS350で、バンド情報格納部5
からバンド高(1バンドの高さ)の情報を取り出して、
ステップS351へ進む。
【0467】ステップS351で、バンド高をhにセッ
トして、ステップS352へ進む。
【0468】ステップS352で、描画範囲情報のう
ち、pymin,pymaxを取り出して、ステップS
353へ進む。
【0469】ステップS353で、(pymin/h)
の商をminバンドNo.にセットして、ステップS3
54へ進む。
【0470】ステップS354で、(pymax/h)
の商をmaxバンドNo.にセットして、処理を終了す
る。
【0471】このように、描画範囲の情報からminバ
ンドNo.、maxバンドNo.の算出をすることがで
きる。
【0472】図75〜78は、図43のステップS60
5、図46のステップS125、図53のステップS1
88及び図57のステップS223における、出力部で
用いるパス制御テーブルへの情報の設定の処理を詳細に
示したものである。
【0473】ステップS360で、バンド情報格納部5
からヘッド高(印字ヘッドの高さ)の情報を取り出し
て、ステップS361へ進む。
【0474】ステップS361で、ヘッド高をhにセッ
トして、ステップS362へ進む。
【0475】ステップS362で、描画範囲情報のう
ち、pxmin,pxmax,pymin,pymax
を取り出して、ステップS363へ進む。
【0476】ステップS363で、(pymin/h)
の商をminパスNo.にセットして、ステップS36
4へ進む。
【0477】ステップS364で、(pymax/h)
の商をmaxパスNo.にセットして、ステップS36
5へ進む。
【0478】ステップS365で、色指定情報であるP
_Y,P_M,P_C,P_Bkを取り出して、ステッ
プS366へ進む。
【0479】ステップS366で、パス制御テーブルの
先頭にポインタをセットして、ステップS367へ進
む。
【0480】ステップS367で、minパスNo.の
分だけポインタを進めて、ステップS368へ進む。
【0481】ステップS368で、minパスNo.の
値をαにセットして、ステップS369へ進む。
【0482】ステップS369で、pxminの値とポ
インタの指す最小値とを比較する。
【0483】最小値がpxminの値より大きい場合に
は、ステップS370に進み、pxminの値を最小値
にセットして、ステップS371へ進む。
【0484】そうでない場合には、ステップS371へ
進む。
【0485】ステップS371で、pxmaxの値とポ
インタの指す最大値とを比較する。
【0486】pxmaxの値が最大値より大きい場合に
は、ステップS372に進み、pxmaxの値を最大値
にセットして、ステップS373へ進む。
【0487】そうでない場合には、ステップS373へ
進む。
【0488】ステップS373で、P_Yの値と0とを
比較する。
【0489】P_Yの値が0でない場合には、ステップ
S374に進み、描画情報フラグのYビットをONにし
て、ステップS375へ進む。
【0490】0の場合には、ステップS375へ進む。
【0491】ステップS375で、P_Mの値と0とを
比較する。
【0492】P_Mの値が0でない場合には、ステップ
S376に進み、描画情報フラグのMビットをONにし
て、ステップS377へ進む。
【0493】0の場合には、ステップS377へ進む。
【0494】ステップS377で、P_Cの値と0とを
比較する。
【0495】P_Cの値が0でない場合には、ステップ
S378に進み、描画情報フラグのCビットをONにし
て、ステップS379へ進む。
【0496】0の場合には、ステップS379へ進む。
【0497】ステップS379で、P_Bkの値と0と
を比較する。
【0498】P_Bkの値が0でない場合には、ステッ
プS380に進み、描画情報フラグのBkビットをON
にして、ステップS381へ進む。
【0499】0の場合には、ステップS381へ進む。
【0500】ステップS381で、maxパスNo.の
値とαの値とを比較する。
【0501】maxパスNo.の値がαより大きい場合
には、ステップS382に進み、αに1を加算してステ
ップS383へ進む。
【0502】ステップS383で、ポインタを1つ進め
てステップS369に戻る。
【0503】0でない場合には、処理を終了する。
【0504】このように、出力部で用いるパス制御テー
ブルへの情報の設定をすることができる。
【0505】図79は、パス0,1,2の領域に多角形
と文字を描画した場合の例である。x1,x2は、それ
ぞれ多角形の描画領域のxの最小値、最大値を示してい
る。
【0506】x3,x4は、それぞれ文字の描画領域の
xの最小値、最大値を示している。
【0507】図80は、図79の描画例について、図7
5〜78の処理により出力部で用いるパス制御テーブル
への情報の設定を行った場合のパス制御テーブルを示し
たものである。
【0508】kの値は、図25のパス制御テーブルの初
期化によって設定された値である。
【0509】図81は、図27の色指定コマンドを図3
3〜35のフローチャートに基づいて解析して作成され
た、色指定のメモリ展開情報の一例を示している。
【0510】ここで、コマンドテーブルNo.は、各色
指定メモリ展開情報ごとに異なり、それぞれのコマンド
の識別に用いられる。
【0511】ここでデータ数パラメータの内容は4とな
る。
【0512】Y値,M値,C値,Bk値は、色材(トナ
ー・インク)の原色であるY(Yellow),M(M
agenta),C(Cyan),Bk(Black)
の濃度データ値であり、色指定コマンドの色指定データ
値の種別が異なっても、解析後のメモリ展開情報作成時
点では、必ずY,M,C,Bkの濃度データ値に変換さ
れることを示している。
【0513】図82は、図28の線幅指定コマンド・ク
リップ領域指定コマンド・塗りつぶし定義指定コマンド
をそれぞれ図36、図37、図38のフローチャートに
基づいて解析して作成された、各メモリ展開情報の一例
を示している。
【0514】ここで、コマンドテーブルNo.は、各メ
モリ展開情報ごとに異なり、それぞれのコマンドの識別
に用いられる。
【0515】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0516】図83は、図29の直線描画コマンド・多
角形描画コマンドをそれぞれ図43〜45、図46〜4
8のフローチャートに基づいて解析して作成された、各
メモリ展開情報の一例を示している。
【0517】ここで、コマンドテーブルNo.は、各メ
モリ展開情報ごとに異なり、それぞれのコマンドの識別
に用いられる。
【0518】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0519】多角形描画のメモリ展開情報の最終パラメ
ータは始点になるため(始点に戻って閉じるため)、図
に示すようにx1,y1となっている。
【0520】図84は、図30の円描画コマンド・文字
描画コマンドをそれぞれ図52〜55、56〜59のフ
ローチャートに基づいて解析して作成された、各メモリ
展開情報の一例を示している。
【0521】ここで、コマンドテーブルNo.は、各メ
モリ展開情報ごとに異なり、それぞれのコマンドの識別
に用いられる。
【0522】データ数パラメータの内容は、データ数パ
ラメータの後に来るデータの個数を示している。
【0523】図85は、1つのページを4つのバンドに
分割して、その大きさのY,M.C,Bkのバンドメモ
リを用い、図27〜30描画属性コマンド・描画コマン
ドの一部を用いて描画を行った場合の例を示している。
【0524】描画の順番は、円、多角形、文字の順とす
る。
【0525】円は内部塗りつぶしなし、輪郭ありで輪郭
線の色はシアン色とする。
【0526】多角形は内部塗りつぶしあり、輪郭なしで
塗りつぶしの色はマゼンダ色とする。
【0527】文字は内部塗りつぶしの色は黄色とする。
部を用いて描画を行った例を示している。
【0528】図86、87は、図85の描画の際に用い
るメモリ展開情報を示している。
【0529】ここでは、解析される順に並べられてお
り、コマンドを受け取った順番と同じである。
【0530】図のように、描画属性のメモリ展開情報に
ついては、すべてminバンドNo.は0、maxバン
ドNo.は3となり、全バンドで解析されることにな
る。
【0531】これは、このようにしないと、描画属性の
情報を各描画のメモリ展開情報に付加する必要があるた
め、メモリ展開情報のデータ量が多くなってしまうため
である。
【0532】描画のメモリ展開情報については、描画範
囲が存在する最小バンドNo.がminバンドNo.
に、描画範囲が存在する最大バンドNo.がmaxバン
ドNo.に設定されている。
【0533】例えば、円描画のメモリ展開情報のmin
バンドNo.は1、maxバンドNo.は2である。
【0534】図88は、1つのページを4つのバンドに
分割して、その大きさのY,M.C,Bkのバンドメモ
リを用い、直線描画に対してクリップ領域指定を設定し
て描画を行った場合の例を示している。
【0535】直線の線の色は赤色(M100%,Y10
0%)とする。
【0536】図89は、図88の描画の際に用いるメモ
リ展開情報を示している。
【0537】ここでは、解析される順に並べられてお
り、コマンドを受け取った順番と同じである。
【0538】直線描画の描画範囲は、クリップ領域を考
慮しなければ、図60の処理により0バンドから3バン
ドにまたがる範囲となる。
【0539】クリップ領域を考慮すると、図66、図6
7の処理により、1バンドから2バンドにまたがる範囲
となる。
【0540】よって、直線描画のメモリ展開情報につい
ては、minバンドNo.は1、maxバンドNo.は
2となる。
【0541】図90は、実際にメモリに対して描画のパ
ターン展開を行う関数へのジャンプアドレス及び、描画
属性の指定を行う(内部変数等にセット)関数へのジャ
ンプアドレスが格納されているコマンド実行ジャンプテ
ーブル1(ROM)である。
【0542】コマンドNo.(0〜n)に対応してジャ
ンプアドレスが格納されている。
【0543】図91は、図90において、メモリに対し
て描画のパターン展開を行う関数へのジャンプアドレス
をすべて読み飛ばし関数へのジャンプアドレスに置き換
えたものであり、コマンド実行ジャンプテーブル2(R
OM)とする。
【0544】図90と同様、コマンドNo.(0〜n)
に対応してジャンプアドレスが格納されている。
【0545】図92は、図23のステップS12の処理
を詳細に記述したフローチャートである。
【0546】ステップS390で、描画可能範囲をクリ
ップ範囲(図形・文字等の描画可能な範囲を設定した矩
形領域)を考慮して設定し、ステップS391へ進む。
【0547】ステップS391で、Y,M,C,K各仮
想ページメモリの先頭アドレスの計算・設定を行い、ス
テップS392に進む。
【0548】ステップS392で、メモリ展開情報のm
inバンドNo.、maxバンドNo.の値を読み込
み、次のデータにポインタを進めてステップS393に
進む。
【0549】ステップS393でコマンドNo.を読み
込んでステップS394へ進む。
【0550】ステップS394で、minバンドNo.
≦i(現在のバンドNo.)≦maxバンドNo.の関
係が成立するかどうかチェックする。
【0551】成立するならば、ステップS395へ進ん
で、図90のコマンド実行ジャンプテーブル1の先頭に
ポインタをセットしてステップS397へ進む。
【0552】成立しないならば、ステップS396へ進
んで、図91のコマンド実行ジャンプテーブル2の先頭
にポインタをセットしてステップS397へ進む。
【0553】ステップS397でコマンドNo.に相当
する分だけテーブルのポインタを進めてステップ398
ヘ進む。
【0554】ステップS398で、ポインタの指す内容
(ジャンプアドレス)を取り出してステップS399へ
進む。
【0555】ステップS399で、ジャンプアドレスの
指す関数を実行して処理を終了する。
【0556】図93は、図92のステップS390の処
理を詳細に記述したフローチャートである。
【0557】以下、描画範囲のyの値、クリップ領域の
値はプリンタ座標上の値である。
【0558】ステップS400で、バンド情報格納部5
からバンド高情報[1つのバンドの高さ(ドット数また
はスキャンライン数)]を取り出し、ステップS401
へ進む。
【0559】ステップS401で、(上述のバンド高)
×i(現在のバンドNo.)の値を描画可能範囲のyの
最小値minyにセットしてステップS402に進む。
【0560】ステップS402で、(i+1)の値とバ
ンド数の値を比較する。
【0561】バンド数の値が(i+1)の値より大きい
場合には、ステップS403に進んで(上述のバンド
高)×(i+1)−1の値を描画可能範囲のyの最大値
maxyにセットしてステップS405に進む。
【0562】そうでない場合には、ステップS404に
進んで用紙の有効印字領域のyの最大値を描画可能範囲
のyの最大値maxyにセットしてステップS405に
進む。
【0563】ステップS405で、クリップ領域(図形
・文字等の描画可能な範囲を設定した矩形領域)の情報
のうち、yの最小値dspymi、yの最大値dspy
mxを取り出してステップS406へ進む。
【0564】ステップS406で、minyとdspy
miを比較する。
【0565】minyがdspymiより大きい場合に
は、ステップS407に進んで、minyの値をdsp
ymiにセットしてステップS408に進む。
【0566】そうでない場合には、そのままステップS
408に進む。
【0567】ステップS408で、maxyとdspy
mxを比較する。
【0568】dspymxがmaxyより大きい場合に
は、ステップS409に進んで、maxyの値をdsp
ymxにセットして処理を終了する。
【0569】そうでない場合には、そのまま処理を終了
する。
【0570】バンドメモリ展開の際に用いる実際の図形
・文字等の描画可能な範囲は本フローによってセットさ
れたdspymi、dspymxを用いる。
【0571】図94は、バンド高を512ドットとした
場合のプリンタ座標の設定を示している。
【0572】この場合、図に示したように、0バンドの
minyの値は0、maxyの値は511、1バンドの
minyの値は512、maxyの値は1023とな
る。
【0573】図95は、バンドNo.がiの場合の図形
・文字等の描画可能な範囲に対して、dspymi<m
iny、maxy<dspymxとなるクリップ領域が
設定された場合の例を示している。
【0574】この場合、バンドNo.がiに対応するバ
ンドメモリ展開の際に用いる実際の図形・文字等の描画
可能な範囲は、図の処理に従って本図の斜線部分にな
る。
【0575】ここで、dspxmi,dspxmxは、
それぞれクリップ領域のxの最小値、xの最大値を示し
ている。
【0576】図96は、図92のステップS391の処
理を詳細に記述したフローチャートである。
【0577】ステップS410で、バンド情報格納部5
からY,M,C,Bk各バンドメモリの先頭アドレスの
情報X_bandptr(X=y,m,c,k)を取り
出し、ステップS411へ進む。
【0578】ステップS411で、バンド情報格納部5
からバンドメモリの容量(バイト)の情報を取り出し、
ステップS412に進む。
【0579】ステップS412で、X_topadr
(X=y,m,c,k)−(バンドメモリ容量)×i
(現在のバンドNo.)の計算により、Y,M,C,B
kの各仮想ページメモリの先頭アドレスを求めて処理を
終了する。
【0580】図97は、図17の5バンド目(バンドN
o.が4)に描画を展開する際のY,M,C,Bkの各
仮想ページメモリの先頭アドレスを示している。
【0581】上記アドレスは図96の処理により求めら
れる。
【0582】図98は、図92のステップS399にお
いて、線幅指定関数を実行する際の処理を示したもので
ある。
【0583】ステップS420で、線幅指定のメモリ展
開情報から線幅値を読み込んでステップS421へ進
む。
【0584】ステップS421で、描画関数実行時に描
画パターンをメモリ展開する際に用いる線幅情報とし
て、上記の線幅値を変数lwidthに設定して、処理
を終了する。
【0585】図99は、図92のステップS399にお
いて、線色指定関数を実行する際の処理を示したもので
ある。
【0586】ステップS430で、線色指定のメモリ展
開情報から線色のY,M,C,Bk値を読み込んでステ
ップS431へ進む。
【0587】ステップS431で、描画関数実行時に描
画パターンをメモリ展開する際に用いる線色情報とし
て、上記のY,M,C,Bk値を変数lymckに設定
して、処理を終了する。
【0588】図100は、図92のステップS399に
おいて、塗りつぶし色指定関数を実行する際の処理を示
したものである。
【0589】ステップS430で、塗りつぶし色指定の
メモリ展開情報から塗りつぶし色のY,M,C,Bk値
を読み込んでステップS431へ進む。
【0590】ステップS431で、描画関数実行時に描
画パターンをメモリ展開する際に用いる塗りつぶし色情
報としてY,M,C,Bk値を変数fymckに設定し
て、処理を終了する。
【0591】図101は、図92のステップS399に
おいて、文字色指定関数を実行する際の処理を示したも
のである。
【0592】ステップS440で、文字色指定のメモリ
展開情報から文字色のY,M,C,Bk値を読み込んで
ステップS441へ進む。
【0593】ステップS441で、文字印字関数実行時
に文字パターンをメモリ展開する際に用いる文字色情報
として、Y,M,C,Bk値を変数tymckに設定し
て、処理を終了する。
【0594】図102は、図92のステップS399に
おいて、クリップ領域指定関数を実行する際の処理を示
したものである。
【0595】ステップS450で、クリップ領域指定の
メモリ展開情報からクリップ領域のxmin,ymi
n,xmax,ymaxの値を読み込んでステップS4
51へ進む。
【0596】ステップS451で、上記のxmin,y
min,xmax,ymaxの値を描画関数関数実行時
に描画パターンをメモリ展開する際に用いるクリップ領
域情報として、それぞれ、変数dspxmi,dspy
mi,dspxmx,dspymxに設定してステップ
S452へ進む。
【0597】ステップS452で、バンド情報格納部5
からバンド番号iに対するバンドの描画範囲のmin
y,maxy(プリンタ座標上)の値を取り出して、ス
テップS453へ進む。
【0598】ステップS453で、minyとdspy
miを比較する。
【0599】minyがdspymiより大きい場合に
は、ステップS454に進んでminyの値をdspy
miにセットしてステップS455に進む。
【0600】そうでない場合には、ステップS455に
進む。
【0601】ステップS455で、maxyとdspy
mxを比較する。
【0602】dspymxがmaxyより大きい場合に
は、ステップS456に進んでmaxyの値をdspy
mxにセットして処理を終了する。
【0603】そうでない場合には、そのまま処理を終了
する。
【0604】図103は、図92のステップS399に
おいて、塗りつぶし定義指定関数を実行する際の処理を
示したものである。
【0605】ステップS460で、塗りつぶし定義指定
のメモリ展開情報から塗りつぶしパターン番号を読み込
んでステップS461へ進む。
【0606】ステップS461で、描画関数実行時に描
画パターンをメモリ展開する際に用いる塗りつぶしパタ
ーン情報として、上記の塗りつぶしパターン番号を変数
fpatに設定して、ステップS462へ進む。
【0607】ステップS462で、塗りつぶし定義指定
のメモリ展開情報から輪郭線有無のフラグ値を読み込ん
でステップS463へ進む。
【0608】ステップS463で、描画関数実行時に描
画パターンをメモリ展開する際に用いる輪郭線有無の情
報として、上記の輪郭線有無のフラグ値を変数fper
mtに設定して、処理を終了する。
【0609】図104、図105は、図92のステップ
S399において、直線描画の関数を実行する際の処理
を示したものである。
【0610】ステップS470で、直線描画のメモリ展
開情報からデータ数を読み込んでステップS471へ進
む。
【0611】ステップS471で、上記のデータ数の1
/2(直線の座標点数)を定数nにセットしてステップ
S472へ進む。
【0612】ステップS472で、線色情報lymck
の値を取り出してステップS473へ進む。
【0613】ステップS473で、クリップ領域の情報
dspxmi,dspxmx,dspymi,dspy
mxの値を取り出してステップS474へ進む。
【0614】ステップS474で、Y,M,C,Bkの
各仮想ページメモリ先頭アドレスを取り出してステップ
S475へ進む。
【0615】ステップS475で、定数mに1をセット
してステップS476へ進む。
【0616】ステップS476で、直線描画のメモリ展
開情報からプリンタ座標上の点(xm,ym)を読み込
んでステップS477へ進む。
【0617】ステップS477で、直線描画のメモリ展
開情報からプリンタ座標上の点(xm+1,ym+1)
を読み込んでステップS478へ進む。
【0618】ステップS478で、プリンタ座標上の2
点(xm,ym)、(xm+1,ym+1)の間の直線
のパターンを、線色情報lymck、クリップ領域の情
報、Y,M,C,Bkの各仮想ページメモリ先頭アドレ
スをもとにY,M,C,Bkの各バンドメモリに展開
し、ステップS479へ進む。
【0619】ステップS479でnと(m+1)の値を
比較する。nが(m+1)より大きい場合には、ステッ
プ480に進んでmを1つインクリメントしてステップ
477に戻る。
【0620】そうでない場合には処理を終了する。
【0621】このように、直線描画・線色指定・線幅指
定のメモリ展開情報により直線の描画パターンをバンド
メモリに展開することが可能である。
【0622】図106〜108は、図92のステップS
399において、多角形描画の関数を実行する際の処理
を示したものである。
【0623】ステップS481で、多角形描画のメモリ
展開情報からデータ数を読み込んでステップS482へ
進む。
【0624】ステップS482で、上記のデータ数の1
/2(多角形の座標点数)を定数nにセットしてステッ
プS483へ進む。
【0625】ステップS483で、定数mに1をセット
してステップS484へ進む。
【0626】ステップS484で、多角形描画のメモリ
展開情報からプリンタ座標上の点(xm,ym)を読み
込んでステップS485へ進む。
【0627】ステップS485で、上記のxm,ymの
値をシステムワーク内の格納エリアにセットしてステッ
プS486へ進む。
【0628】ステップS486で、nとmの値を比較す
る。
【0629】nがmより大きい場合には、ステップS4
87へ進んでmを1つインクリメントしてステップS4
84に戻る。
【0630】そうでない場合にはステップS488へ進
む。
【0631】ステップS488で、クリップ領域の情報
dspxmi,dspxmx,dspymi,dspy
mxの値を取り出してステップS489へ進む。
【0632】ステップS489で、Y,M,C,Bkの
各仮想ページメモリ先頭アドレスを取り出してステップ
S490へ進む。
【0633】ステップS490で、塗りつぶしパターン
情報fpatの値を0と比較する。
【0634】0の場合には、ステップS493に進む。
【0635】0でない場合には、ステップS491に進
んで塗りつぶし色情報fymckの値を取り出してステ
ップS492へ進む。
【0636】ステップS492で、ステップS485で
システムワーク内の格納エリアにセットされた多角形の
輪郭点(x1,y1),・・・,(xm,ym)で囲ま
れた領域に多角形の内部塗りつぶしパターンを、塗りつ
ぶしパターン情報fpat、塗りつぶし色情報fymc
k、クリップ領域の情報、Y,M,C,Bkの各仮想ペ
ージメモリ先頭アドレスをもとにY,M,C,Bkの各
バンドメモリに展開し、ステップS493へ進む。
【0637】ステップS493で、輪郭線有無の情報f
permtの値を0と比較する。
【0638】0の場合には処理を終了する。
【0639】0でない場合には、ステップS494に進
んで定数mに1をセットしてステップS495へ進む。
【0640】ステップS495で、線色情報lymck
の値を取り出してステップS496へ進む。
【0641】ステップS496で、システムワーク内の
格納エリアから多角形の輪郭点の座標Xm,Ymを取り
出してステップS497へ進む。
【0642】ステップS497で、システムワーク内の
格納エリアから多角形の輪郭点の座標Xm+1,Ym+
1を取り出してステップS498へ進む。
【0643】ステップS498で、プリンタ座標上の2
点(xm,ym)、(xm+1,ym+1)の間の直線
のパターンを、線色情報lymck、クリップ領域の情
報、Y,M,C,Bkの各仮想ページメモリ先頭アドレ
スをもとにY,M,C,Bkの各バンドメモリに展開
し、ステップS499へ進む。
【0644】ステップS499でnと(m+1)の値を
比較する。nが(m+1)より大きい場合には、ステッ
プS500へ進んでmを1つインクリメントしてステッ
プS497に戻る。
【0645】そうでない場合には処理を終了する。
【0646】このように、多角形描画・塗りつぶし定義
指定・線色指定・塗りつぶし色指定のメモリ展開情報に
より多角形の描画パターンをバンドメモリに展開するこ
とが可能である。
【0647】図109、図110は、図92のステップ
S399において、円描画の関数を実行する際の処理を
示したものである。
【0648】ステップS501で、円描画のメモリ展開
情報からデータ数を読み込んでステップS502へ進
む。
【0649】ステップS502で、円描画のメモリ展開
情報から中心のx,y座標であるxc,ycを読み込ん
でステップS503へ進む。
【0650】ステップS503で、円描画のメモリ展開
情報から半径rを読み込んでステップS504へ進む。
【0651】ステップS504で、クリップ領域の情報
dspxmi,dspxmx,dspymi,dspy
mxの値を取り出してステップS505へ進む。
【0652】ステップS505で、Y,M,C,Bkの
各仮想ページメモリ先頭アドレスを取り出してステップ
S506へ進む。
【0653】ステップS506で、塗りつぶしパターン
情報fpatの値を0と比較する。
【0654】0の場合には、ステップS509に進む。
【0655】0でない場合には、ステップS507に進
んで塗りつぶし色情報fymckの値を取り出してステ
ップS508へ進む。
【0656】ステップS508で、円の内部塗りつぶし
パターンを、xc,yc、半径r、塗りつぶしパターン
情報fpat、塗りつぶし色情報fymck、クリップ
領域の情報、Y,M,C,Bkの各仮想ページメモリ先
頭アドレスをもとにY,M,C,Bkの各バンドメモリ
に展開し、ステップS509へ進む。
【0657】ステップS509で、輪郭線有無の情報f
permtの値を0と比較する。
【0658】0の場合には処理を終了する。
【0659】0でない場合には、ステップS510に進
んで線色情報lymckの値を取り出してステップS5
11へ進む。
【0660】ステップS511で、、円の輪郭線パター
ンを、xc,yc、半径r、線色情報lymck、クリ
ップ領域の情報、Y,M,C,Bkの各仮想ページメモ
リ先頭アドレスをもとにY,M,C,Bkの各バンドメ
モリに展開し、処理を終了する。
【0661】このように、円描画・塗りつぶし定義指定
・線色指定・塗りつぶし色指定のメモリ展開情報により
円の描画パターンをバンドメモリに展開することが可能
である。
【0662】図111、112は、図92のステップS
399において、文字描画の関数を実行する際の処理を
示したものである。
【0663】ステップS520で、文字描画のメモリ展
開情報からデータ数を読み込んでステップS521へ進
む。
【0664】ステップS521で、文字描画のメモリ展
開情報から描画位置のx,y座標、xr,yrを読み込
んでステップS522へ進む。
【0665】ステップS522で、文字描画のメモリ展
開情報から文字の内部コードを読み込んでステップS5
23へ進む。
【0666】ステップS523で、クリップ領域の情報
dspxmi,dspxmx,dspymi,dspy
mxの値を取り出してステップS524へ進む。
【0667】ステップS524で、Y,M,C,Bkの
各仮想ページメモリ先頭アドレスを取り出してステップ
S525へ進む。
【0668】ステップS525で、文字色情報tymc
kの値を取り出してステップS526へ進む。
【0669】ステップS526で、文字パターンをx
r,yr、内部コード、文字色情報tymck、クリッ
プ領域の情報、Y,M,C,Bkの各仮想ページメモリ
先頭アドレスをもとにY,M,C,Bkの各バンドメモ
リに展開し、処理を終了する。
【0670】このように、文字描画・文字色指定のメモ
リ展開情報により文字パターンをバンドメモリに展開す
ることが可能である。
【0671】図112は、図92のステップS399に
おいて、読み飛ばしの関数を実行する際の処理を示した
ものである。
【0672】ステップS530で、メモリ展開情報から
データ数を読み込んで、ステップS531に進む。
【0673】ステップS531でデータ数を定数nにセ
ットして、ステップS532へ進む。
【0674】ステップS532で定数jに0をセットし
てステップS533へ進む。
【0675】ステップS533で、データ数パラメータ
の次のデータにポインタをセットして、ステップS53
4へ進む。
【0676】ステップS534で、ポインタの指すデー
タを読み込んで、ステップS535へ進む。
【0677】ステップS535で、定数jを1つインク
リメントしてステップS536へ進む。
【0678】ステップS536で、ポインタを次のデー
タに進めて、ステップS537へ進む。
【0679】ステップS537で、定数jとデータ数n
を比較して、等しくないならば、ステップS534へ戻
る。
【0680】等しいならば、処理を終了する。
【0681】このように、描画のメモリ展開情報を読み
飛ばすことが可能である。
【0682】図113〜115は、図23のステップS
15において、カラー記録する際の処理を示したもので
ある。
【0683】ステップS540で、バンド情報格納部5
から1バンド当たりのセグメント数(パスの数)を取り
出してステップS541へ進む。
【0684】ステップS541で、1バンド当たりのセ
グメント数を定数αにセットしてステップS542へ進
む。
【0685】ステップS542で、パス制御テーブルの
先頭にポインタをセットしてステップS543へ進む。
【0686】ステップS543で、定数βに1をセット
してステップS544へ進む。
【0687】ステップS544で、ポインタの指す描画
メモリ情報フラグの値を0と比較する。
【0688】0と等しい場合には、ステップS556へ
進む。
【0689】0と等しくない場合には、ステップS54
5へ進む。
【0690】ステップS545で、描画メモリ情報フラ
グのBkビットがONかどうか比較する。
【0691】ONでないならば、ステップS547へ進
む。
【0692】ONならば、ステップS546へ進んで、
Bkのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最
大値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに
取り出してステップS547へ進む。
【0693】ステップS547で、描画メモリ情報フラ
グのCビットがONかどうか比較する。
【0694】ONでないならば、ステップS549へ進
む。
【0695】ONならば、ステップS548に進んで、
Cのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最大
値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに取
り出してステップS549へ進む。
【0696】ステップS549で、描画メモリ情報フラ
グのMビットがONかどうか比較する。
【0697】ONでないならば、ステップS551へ進
む。
【0698】ONならば、ステップS550に進んで、
Mのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最大
値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに取
り出してステップS551へ進む。
【0699】ステップS551で、描画メモリ情報フラ
グのYビットがONかどうか比較する。
【0700】ONでないならば、ステップS553へ進
む。
【0701】ONならば、ステップS552に進んで、
Yのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最大
値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに取
り出してステップS553へ進む。
【0702】ステップS553で、印字ヘッドをポイン
タの指す最小値の位置まで水平移動してステップS55
4へ進む。
【0703】ステップS554で、出力バッファの内容
を印字ヘッドの水平移動に合わせて用紙に記録し、印字
ヘッドをポインタの指す最大値の位置まで水平移動して
ステップS555へ進む。
【0704】ステップS555で、印字ヘッドを左端ま
で水平移動してステップS556へ進む。
【0705】ステップS556で、印字ヘッドをセグメ
ント(パス)の高さ分下に垂直移動してステップS55
7へ進む。
【0706】ステップS557で、αとβの値を比較す
る。
【0707】値が等しいならば、処理を終了する。
【0708】値が等しくないならば、ステップS558
へ進んでポインタを1つ進めてステップS559へ進
む。
【0709】ステップS559で、βの値に1を加算し
て処理を終了する。
【0710】図116は、バンドの高さとそれに対応す
る色材1色分の展開メモリの情報(メモリ容量)が格納
されたバンド高情報テーブルである。
【0711】図117は、増設されたRAMの容量の情
報をもとに、バンド高の情報を変更し、Y,M,C,K
の展開メモリを変更、設定するまでのフローチャートで
ある。
【0712】ステップS101で増設RAMのメモリ容
量の情報を取り出し、定数aにセットしてステップS1
02に進む。
【0713】ステップS102で、メモリ容量の基準値
(バンド高変更の基準となるメモリ容量)をbにセット
してステップS103に進む。
【0714】ステップS103で、aの値をbの値で除
算(切り捨て)し、定数iにセットしてステップS10
4へ進む。
【0715】ステップS104で、図116のバンド高
情報テーブルの先頭にポインタをセットしてステップS
105へ進む。
【0716】ステップS105で、ポインタをiの数だ
け進めてステップS106へ進む。ステップS106
で、ポインタの指す内容のうち、バンド高の情報を取り
出してステップS107へ進むステップS107で、取
り出したバンド高の情報を現在用いられているバンド高
の情報にセットしてステップS108へ進む。
【0717】ステップS108で、ポインタの指す内容
のうち、展開メモリの情報を取り出してステップS10
9へ進む。
【0718】ステップS109で、取り出した展開メモ
リの情報をもとに、Y,M,C,K4枚分の展開メモリ
をRAM上に確保・設定して処理を終了する。
【0719】以上のように、増設されたメモリーの容量
に応じて、1バンド分の高さを変更し、バンド分の展開
メモリを変更することができる。
【0720】図117の処理は、図118に示すような
処理により行うことも可能である。
【0721】ステップS201で増設RAMのメモリ容
量の情報を取り出し、定数aにセットしてステップS2
02に進む。
【0722】ステップS202で、予め定められたメモ
リ容量の基準値(バンド高変更の基準となるメモリ容
量)である定数bと定数aを比較する。
【0723】ここで、bがaより大きい場合には、処理
を終了する。
【0724】従って、バンド高、展開メモリは変更され
ない。
【0725】aがbに比べ等しいかあるいは大きい場合
には、ステップS203に進む。
【0726】ステップS203で、予め定められたメモ
リ容量の基準値(バンド高変更の基準となるメモリ容
量、ここではbより大きい値)である定数cを定数aを
比較する。
【0727】ここで、cがaより大きい場合には、ステ
ップS204に進む。
【0728】ステップS204で、定数d(メモリ容量
の基準値bに対して予め定められているバンド高情報の
値)を現在用いられているバンド高の情報にセットして
ステップS205へ進む。
【0729】ステップS205で、バンド高の情報dに
対応したY,M,C,K4枚分の展開メモリをRAM上
に確保・設定して処理を終了する。
【0730】ステップS203でaがcに比べ等しいか
あるいは大きい場合には、ステップS206に進む。
【0731】ステップS206で、定数e(メモリ容量
の基準値cに対して予め定められているバンド高情報の
値)を現在用いられているバンド高の情報にセットして
ステップS207へ進む。
【0732】ステップS207で、バンド高の情報eに
対応したY,M,C,K4枚分の展開メモリをRAM上
に確保・設定して処理を終了する。
【0733】以上のように、増設されたメモリーの容量
に応じて、1バンド分の高さを変更し、バンド分の展開
メモリを変更することができる。
【0734】図119〜121は、図23のステップS
17の処理の代わりに置き換え可能なバンドメモリの初
期化の処理を示したものである。
【0735】ステップS560で、バンド情報格納部5
から1バンド当たりのセグメント数(パスの数)を取り
出してステップS561へ進む。
【0736】ステップS561で、1バンド当たりのセ
グメント数を定数αにセットしてステップS562へ進
む。
【0737】ステップS562で、パス制御テーブルの
先頭にポインタをセットしてステップS563へ進む。
【0738】ステップS563で、定数βに1をセット
してステップS564へ進む。
【0739】ステップS564で、flg(4ビット)
に0をセットしてステップS565へ進む。
【0740】ステップS565で、ポインタの指す描画
メモリ情報フラグとflgの内容とをORの演算をし
て、その結果をflgにセットしてステップS566へ
進む。
【0741】ステップS566で、αとβの値を比較す
る。
【0742】値が等しくないならば、ステップS567
へ進んでポインタを1つ進めてステップS568へ進
む。
【0743】ステップS568で、βの値に1を加算し
てステップS565へ戻る。
【0744】値が等しいならば、ステップS569へ進
む。
【0745】ステップS569で、flgのBkビット
が0と等しいかどうか比較する。
【0746】等しいならば、ステップS571へ進む。
【0747】等しくないならば、ステップS570へ進
んで、BkのバンドメモリをクリアしてステップS57
1へ進む。
【0748】ステップS571で、flgのCビットが
0と等しいかどうか比較する。
【0749】等しいならば、ステップS573へ進む。
【0750】等しくないならば、ステップS572へ進
んで、CのバンドメモリをクリアしてステップS573
へ進む。
【0751】ステップS573で、flgのMビットが
0と等しいかどうか比較する。
【0752】等しいならば、ステップS575へ進む。
【0753】等しくないならば、ステップS574へ進
んで、MのバンドメモリをクリアしてステップS575
へ進む。
【0754】ステップS575で、flgのYビットが
0と等しいかどうか比較する。
【0755】等しいならば、処理を終了する。
【0756】等しくないならば、ステップS576へ進
んで、Yのバンドメモリをクリアして処理を終了する。
【0757】図122〜125は、図113〜115の
カラー記録処理の代わりに置き換え可能な処理を示した
ものである。
【0758】ステップS620で、バンド情報格納部5
から1バンド当たりのセグメント数(パスの数)を取り
出してステップS621へ進む。
【0759】ステップS621で、1バンド当たりのセ
グメント数を定数αにセットしてステップS622へ進
む。
【0760】ステップS622で、パス制御テーブルの
先頭にポインタをセットしてステップS623へ進む。
【0761】ステップS623で、定数βに1をセット
してステップS624へ進む。
【0762】ステップS624で、ポインタの指す描画
メモリ情報フラグの値を0と比較する。
【0763】0と等しい場合には、ステップS641へ
進む。
【0764】0と等しくない場合には、ステップS62
5へ進む。
【0765】ステップS625で、描画メモリ情報フラ
グのBkビットがONかどうか比較する。
【0766】ONでないならば、ステップS627へ進
む。
【0767】ONならば、ステップS626へ進んで、
Bkのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最
大値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに
取り出してステップS627へ進む。
【0768】ステップS627で、描画メモリ情報フラ
グのCビットがONかどうか比較する。
【0769】ONでないならば、ステップS629へ進
む。
【0770】ONならば、ステップS628に進んで、
Cのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最大
値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに取
り出してステップS629へ進む。
【0771】ステップS629で、描画メモリ情報フラ
グのMビットがONかどうか比較する。
【0772】ONでないならば、ステップS631へ進
む。
【0773】ONならば、ステップS630に進んで、
Mのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最大
値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに取
り出してステップS6311へ進む。
【0774】ステップS631で、描画メモリ情報フラ
グのYビットがONかどうか比較する。
【0775】ONでないならば、ステップS633へ進
む。
【0776】ONならば、ステップS632に進んで、
Yのバンドメモリのうちポインタの指す最小値から最大
値までの現セグメントのメモリ内容を出力バッファに取
り出してステップS633へ進む。
【0777】ステップS633で、ポインタの指す最小
値、最大値の値をそれぞれxmin、xmaxにセット
してステップS634へ進む。
【0778】ステップS634で、ポインタを現在指し
ているセグメントの1つ下のセグメントに進めてステッ
プS635へ進む。
【0779】ステップS635で、ポインタの指す最小
値の値とxmaxの値を比較する。
【0780】ここで、最小値の値がxmaxより大きい
ならば、ステップS636に進み、印字ヘッドをxmi
nの位置まで水平移動してステップS637へ進む。
【0781】ステップS637で、出力バッファの内容
を印字ヘッドの水平移動に合わせて用紙に記録し、印字
ヘッドをxmaxの位置まで水平移動してステップS6
41へ進む。
【0782】最小値の値がxmaxの値と等しいかそれ
以下の場合には、ステップS638に進み、印字ヘッド
をxminの位置まで水平移動してステップS639へ
進む。
【0783】ステップS639で、出力バッファの内容
を印字ヘッドの水平移動に合わせて用紙に記録し、印字
ヘッドをxmaxの位置まで水平移動してステップS6
40へ進み、印字ヘッドを左端まで水平移動してステッ
プS641へ進む。
【0784】ステップS641で、印字ヘッドをセグメ
ント(パス)の高さ分下に垂直移動してステップS64
2へ進む。
【0785】ステップS642で、αとβの値を比較す
る。
【0786】値が等しいならば、処理を終了する。
【0787】値が等しくないならば、ステップS643
へ進んでβの値に1を加算してステップS624に戻
る。
【0788】本画像処理装置では、ホストコンピュータ
1(図13)または操作パネル22(図13)の指示に
より、Y,M,C,Bkのバンドメモリ1組を用いてカ
ラー記録を行うモードとY,M,C,Bkのバンドメモ
リ2組を用いてカラー記録を行うモードとのいづれかを
選択してカラー記録処理を行うことが可能である。
【0789】図126は、操作パネル22(図13)の
指示により上述のモードの選択を行い、カラー記録処理
を行う処理を示すフローチャートである。
【0790】ステップS650で、操作パネル22(図
13)の記録制御モードを選択してステップS651へ
進む。
【0791】ステップS651で、選択した記録制御モ
ードをチェックする。
【0792】Y,M,C,Bkのバンドメモリ2組を用
いる制御モードならば、ステップS652に進んでY,
M,C,Bkのバンドメモリ2組を用いる記録制御モー
ドを選択してステップS653に進んでY,M,C,B
kのバンドメモリ2組を用いてカラー記録処理を行い処
理を終了する。
【0793】Y,M,C,Bkのバンドメモリ1組を用
いる制御モードならば、ステップS654に進んでY,
M,C,Bkのバンドメモリ1組を用いる記録制御モー
ドを選択してステップS655に進んでY,M,C,B
kのバンドメモリ1組を用いてカラー記録処理を行い処
理を終了する。
【0794】以上のように、操作パネルからY,M,
C,Bkのバンドメモリ1組を用いてカラー記録を行う
モードとY,M,C,Bkのバンドメモリ2組を用いて
カラー記録を行うモードとのいづれかを選択してカラー
記録処理を行うことが可能である。
【0795】図127は、図13の操作パネル22を示
している。
【0796】同図のようにLCD表示部とスイッチから
構成され、右端のスイッチは上述の記録制御モードを選
択するのに用いられる。
【0797】図128は、上述のY,M,C,Bkのバ
ンドメモリ1組を用いる記録制御を行う際に用いるRA
M領域のメモリマップの一例を示している。
【0798】Y,M,C,Bkのバンドメモリ2組を用
いる記録制御を行う際に用いるRAM領域のメモリマッ
プの一例である図19に比べると、文字のキャシュメモ
リ等に使用可能な空き領域が大きいことがわかる。
【0799】図129は、記録制御コマンドの解析によ
り記録制御モードの選択を行い、カラー記録処理を行う
処理を示すフローチャートである。
【0800】ステップS660で、記録制御コマンドを
読み込んでステップS661へ進む。
【0801】ステップS661で、読み込んだ記録制御
コマンドをコマンド解析部3で解析してステップS66
2に進む。
【0802】ステップS662で、選択した記録制御モ
ードをチェックする。
【0803】Y,M,C,Bkのバンドメモリ2組を用
いる制御モードならば、ステップS663に進んでY,
M,C,Bkのバンドメモリ2組を用いる記録制御モー
ドを選択してステップS664に進んでY,M,C,B
kのバンドメモリ2組を用いてカラー記録処理を行い処
理を終了する。
【0804】Y,M,C,Bkのバンドメモリ1組を用
いる制御モードならば、ステップS665に進んでY,
M,C,Bkのバンドメモリ1組を用いる記録制御モー
ドを選択してステップS666に進んでY,M,C,B
kのバンドメモリ1組を用いてカラー記録処理を行い処
理を終了する。
【0805】以上のように、記録制御コマンドを解析し
てY,M,C,Bkのバンドメモリ1組を用いてカラー
記録を行うモードとY,M,C,Bkのバンドメモリ2
組を用いてカラー記録を行うモードとのいづれかを選択
してカラー記録処理を行うことが可能である。
【0806】図127は、図129で示した記録制御コ
マンドの一例を示している。
【0807】同図のように、記録制御コマンドはコマン
ドの識別のためのコマンドNo.と記録制御モード選択
パラメータとから構成されている。
【0808】記録制御モード選択パラメータの値が0の
時は、Y,M,C,Bkのバンドメモリ1組を用いてカ
ラー記録制御を行うモードであることを示し、値が1の
時は、Y,M,C,Bkのバンドメモリ2組を用いてカ
ラー記録制御を行うモードであることを示している。
【0809】図131は、RAM領域の空き容量の大き
さに基づいて記録制御モードの選択を行い、カラー記録
処理を行う処理を示すフローチャートである。
【0810】ステップS670で、RAM領域の空き容
量の大きさと定数M1(ある大きさ)を比較する。
【0811】RAM領域の空き容量の大きさが定数M1
に比べて等しいか大きい場合には、ステップS671に
進んでY,M,C,Bkのバンドメモリ2組を用いる記
録制御モードを選択してステップS672に進んでY,
M,C,Bkのバンドメモリ2組を用いてカラー記録処
理を行い処理を終了する。
【0812】RAM領域の空き容量の大きさより定数M
1が大きい場合には、ステップS673に進んでY,
M,C,Bkのバンドメモリ1組を用いる記録制御モー
ドを選択してステップS674に進んでY,M,C,B
kのバンドメモリ1組を用いてカラー記録処理を行い処
理を終了する。
【0813】以上のように、RAM領域の空き容量の大
きさに応じてY,M,C,Bkのバンドメモリ1組を用
いてカラー記録を行うモードとY,M,C,Bkのバン
ドメモリ2組を用いてカラー記録を行うモードとのいづ
れかを選択してカラー記録処理を行うことが可能であ
る。
【0814】図132は、図22のステップS6以降、
即ち、ページ単位のページ記述コマンドデータを解析
し、パス制御テーブルへの設定とメモリ展開情報作成が
完了した時点以降に行なう紙づまり検知・復帰のフロー
チャートを示したものである。
【0815】ステップS700で、紙づまり信号を検知
してステップS701へ進んで紙づまりかどうかチェッ
クする。
【0816】紙づまりでない場合には、ステップS70
2に進んでα(msec、ミリ秒)[αは定数]の時間
だけ待ってステップS703で、紙づまりの除去の検知
を行ない、ステップS704へ進んで紙づまりが除去さ
れたかどうかチェックする。
【0817】紙づまりが除去されない場合には、ステッ
プS705に進んでβ(msec、ミリ秒)[βは定
数]の時間だけ待ってステップS703に戻る。
【0818】紙づまりが除去されない場合には、ステッ
プS706へ進んで紙づまり復帰の処理を行い、処理を
終了する。
【0819】図133、図134は図132のステップ
S706の紙づまり復帰の際のフローチャートを示して
いる。
【0820】ステップS710で定数iに0をセットし
てステップS711へ進む。
【0821】ステップS711で、メモリ展開情報エリ
ア13に格納されている最初のメモリ展開情報(1組)
の先頭にポインタをセットしてステップS712へ進
む。
【0822】ステップS712において、ステップS7
11で読み込んだメモリ展開情報をメモリ展開情報解析
部14で解析して、バンドi部分に対応した展開メモリ
(Y、M、C、Bk各バンドメモリ)に展開して、ステ
ップS713へ進む。
【0823】ステップS713でメモリ展開情報の残り
があれば、ステップS714へ進んで次のメモリ展開情
報(1組)の先頭にポインタをセットしてステップS7
12に戻る。
【0824】なければステップS715へ進む。
【0825】ステップS715で、ステップS712で
展開されたメモリの内容を出力部19でカラー記録して
ステップステップS716へ進む。
【0826】ステップS716でiを1つインクリメン
トしてステップS717へ進む。
【0827】ステップS717でY、M、C、Bk各バ
ンドメモリをクリアしてステップS718へ進む。
【0828】ステップS718でバンド数iとを比較し
て一致する場合には処理を終了する。
【0829】一致しない場合には、ステップS719へ
進み、図22のステップS6で属性情報格納領域12の
退避エリアに一時退避していた描画属性をロードし、属
性情報格納領域12の変数エリアにセットしてステップ
S711へ戻る。
【0830】ここで、ステップS712NO処理は図2
3のステップS12と、ステップS715の処理は図2
3のステップS15と同じ処理である。
【0831】以上のような処理によって、紙づまりが除
去された場合に図22に示すステップを再び実行してヘ
ッド移動用のテーブルを再製することなく、図22のス
テップS6の時点で設定されたパス制御テーブルの内容
を用いて紙づまりからの復帰処理を行うことが可能とな
る。
【0832】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、紙
づまりからの復帰時にコード化されたページ単位の記録
情報に基づいて作成されたヘッド移動・印刷制御用のテ
ーブルを再製することがない為、紙づまりから復帰した
後の処理の時間を短縮することができる。
【0833】以上説明した様に、本発明によれば、ビッ
トイメージデータを展開する際にクリップ情報を考慮す
ることにより、不必要なメモリへの展開を省くことがで
きる。
【0834】以上説明した様に、本発明によれば、描画
する為の属性情報を、ページを超えて採用する為、描画
情報毎に属性情報を持つ必要がなくなり、メモリを有効
活用できる。
【0835】以上説明した様に、本発明によれば、メモ
リの記憶容量によりビットイメージデータを展開する領
域の高さを変更する為、メモリの状況に合わせた効率の
良い展開が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザー座標系の例示図
【図2】プリンタ座標系の例示図
【図3】Y,M,C,Bkそれぞれ、用紙の有効印字領
域の大きさの分のメモリを持つ場合のカラー画像処理装
置内部のRAM領域のメモリマップの例示図
【図4】描画属性コマンドのうちの線色指定コマンドの
例示図
【図5】描画コマンドのうちの円描画コマンドの例示図
【図6】描画属性機能のメモリ展開情報のうちの線色指
定のメモリ展開情報の例示図
【図7】描画機能のメモリ展開情報のうちの円描画のメ
モリ展開情報の例示図
【図8】ユーザー座標系上での円描画の例示図
【図9】図8の円描画を設定する際に発行する円描画コ
マンドの例示図
【図10】図8の円描画のプリンタ座標系上への変換の
例示図
【図11】図8、10の円描画のメモリ展開情報の例示
【図12】図8の円の輪郭線を黄色(色材のYello
w100%)で描画する場合に指定する線色コマンドの
例示図
【図13】本発明の一実施例による画像処理装置の回路
構成を示すブロック図
【図14】インクジェット方式の画像処理装置のヘッド
部回りを詳細に示した図
【図15】図14のヘッドユニット101を詳細に示し
た図
【図16】バンドの構造の例示図
【図17】用紙の有効印字領域を8つのバンドに分割し
た場合の例示図
【図18】色材ごとにバンド1つ分の展開メモリを持つ
場合のRAM領域のメモリマップの例示図
【図19】色材ごとにバンド1つ分の展開メモリを2つ
ずつ持つ場合のRAM領域のメモリマップの例示図
【図20】メモリにデータ展開する際に用いる描画属性
情報を格納する属性情報格納領域の例示図
【図21】パス制御テーブルの例示図
【図22】色材ごとに1バンド分のメモリのみによりカ
ラー記録する際のフロチャート
【図23】色材ごとに1バンド分のメモリのみによりカ
ラー記録する際のフロチャート
【図24】色材ごとに1バンド分のメモリのみによりカ
ラー記録する際のフロチャート
【図25】図22のステップS1においてパス制御テー
ブルを初期化する際のフロチャート
【図26】図25のフロチャートにより初期化されたパ
ス制御テーブルの内容
【図27】描画属性指定コマンドのうち、色指定コマン
ドの例示図
【図28】線幅指定コマンド・クリップ領域指定コマン
ド・塗りつぶし定義指定コマンドの例示図
【図29】直線描画コマンド・多角形描画コマンドの例
示図
【図30】円描画コマンド・文字印字コマンドの一例
【図31】コマンド解析ジャンプテーブル例示図
【図32】コマンドデータ解析の処理を詳細に示したフ
ローチャート
【図33】色指定コマンド解析関数を実行する処理を詳
細に示したフローチャート
【図34】色指定コマンド解析関数を実行する処理を詳
細に示したフローチャート
【図35】色指定コマンド解析関数を実行する処理を詳
細に示したフローチャート
【図36】線幅指定コマンド解析関数を実行する処理を
詳細に示したフローチャート
【図37】クリップ領域指定コマンド解析関数を実行す
る処理を詳細に示したフローチャート
【図38】塗りつぶし定義指定コマンド解析関数を実行
する処理を詳細に示したフローチャート
【図39】minバンドNo.、maxバンドNo.を
メモリ展開情報エリアに設定する処理を詳細に示したフ
ローチャート
【図40】色再現処理の例示図
【図41】色変換処理の例示図
【図42】色変換処理の例示図
【図43】直線描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図44】直線描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図45】直線描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図46】多角形描画コマンド解析関数を実行する際の
処理を示す図
【図47】多角形描画コマンド解析関数を実行する際の
処理を示す図
【図48】多角形描画コマンド解析関数を実行する際の
処理を示す図
【図49】ワークエリアへのデータの設定の処理を示す
【図50】ワークエリアへのデータの設定の処理を示す
【図51】ワークエリアへのデータの設定の処理を示す
【図52】円描画コマンド解析関数を実行する際の処理
を示す図
【図53】円描画コマンド解析関数を実行する際の処理
を示す図
【図54】円描画コマンド解析関数を実行する際の処理
を示す図
【図55】円描画コマンド解析関数を実行する際の処理
を示す図
【図56】文字描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図57】文字描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図58】文字描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図59】文字描画コマンド解析関数を実行する際の処
理を示す図
【図60】描画範囲の算出の処理を示す図
【図61】多角形の描画範囲を示す図
【図62】円の描画範囲の算出の処理を示す図
【図63】円の描画範囲を示す図
【図64】文字の描画範囲の算出の処理を示す図
【図65】文字の描画範囲を示す図
【図66】描画範囲のクリップチェックの処理を示す図
【図67】描画範囲のクリップチェックの処理を示す図
【図68】描画範囲に対してクリップ領域が設定された
場合の例示図
【図69】色指定情報の設定(直線)の処理を示す図
【図70】色指定情報の設定(閉図形)の処理を示す図
【図71】図70のステップS301の処理を示す図
【図72】図70のステップS302の処理を示す図
【図73】色指定情報の設定(文字)の処理を示す図
【図74】minバンドNo.、maxバンドNo.の
算出の処理を示す図
【図75】出力部で用いるパス制御テーブルへの情報の
設定の処理を示す図
【図76】出力部で用いるパス制御テーブルへの情報の
設定の処理を示す図
【図77】出力部で用いるパス制御テーブルへの情報の
設定の処理を示す図
【図78】出力部で用いるパス制御テーブルへの情報の
設定の処理を示す図
【図79】パス0,1,2の領域に多角形と文字を描画
した場合の例示図
【図80】パス制御テーブルの例示図
【図81】色指定のメモリ展開情報の例示図
【図82】各メモリ展開情報の例示図
【図83】各メモリ展開情報の例示図
【図84】各メモリ展開情報の例示図
【図85】色材ごとののバンドメモリと、描画属性コマ
ンド・描画コマンドを用いて描画を行った場合の例示図
【図86】メモリ展開情報の例示図
【図87】メモリ展開情報の例示図
【図88】直線描画に対してクリップ領域指定を設定し
て描画を行う例示図
【図89】メモリ展開情報の例示図
【図90】コマンド実行ジャンプテーブル1を示す図
【図91】コマンド実行ジャンプテーブル2を示す図
【図92】図23のステップS12の処理を詳細に記述
したフローチャート
【図93】図92のステップS390の処理を詳細に記
述したフローチャート
【図94】バンド高を512ドットとした場合のプリン
タ座標の設定例示図
【図95】クリップ領域設定の例示図
【図96】図92のステップS391の処理を詳細に記
述したフローチャート
【図97】色材ごとの各仮想ページメモリの先頭アドレ
スを示す図
【図98】線幅指定関数を実行する際の処理を示す図
【図99】線色指定関数を実行する際の処理を示す図
【図100】塗りつぶし色指定関数を実行する際の処理
を示す図
【図101】文字色指定関数を実行する際の処理を示す
【図102】クリップ領域指定関数を実行する際の処理
を示す図
【図103】塗りつぶし定義指定関数を実行する際の処
理を示す図
【図104】直線描画の関数を実行する際の処理を示す
【図105】直線描画の関数を実行する際の処理を示す
【図106】多角形描画の関数を実行する際の処理を示
す図
【図107】多角形描画の関数を実行する際の処理を示
す図
【図108】多角形描画の関数を実行する際の処理を示
す図
【図109】円描画の関数を実行する際の処理を示す図
【図110】円描画の関数を実行する際の処理を示す図
【図111】文字描画の関数を実行する際の処理を示す
【図112】文字描画の関数を実行する際の処理を示す
【図113】読み飛ばしの関数を実行する際の処理を示
す図
【図114】カラー記録する際の処理を示す図
【図115】カラー記録する際の処理を示す図
【図116】バンドの高さとメモリ容量が格納されたバ
ンド高情報テーブルを示す図
【図117】RAMの容量の情報から色材ごとの展開メ
モリを変更、設定するフローチャート
【図118】図117の他の実施例
【図119】バンドメモリの初期化の処理を示す図
【図120】バンドメモリの初期化の処理を示す図
【図121】バンドメモリの初期化の処理を示す図
【図122】カラー記録処理に置き換え可能な処理を示
す図
【図123】カラー記録処理に置き換え可能な処理を示
す図
【図124】カラー記録処理に置き換え可能な処理を示
す図
【図125】カラー記録処理に置き換え可能な処理を示
す図
【図126】モードの選択により、カラー記録処理を行
う処理を示すフローチャート
【図127】図13の操作パネル22の例示図
【図128】色材ごとののバンドメモリ1組を用いるメ
モリマップの例示図
【図129】モードの選択により、カラー記録処理を行
う処理を示すフローチャート
【図130】図129で示した記録制御コマンドの例示
【図131】RAM領域の空き容量の大きさに基づいた
記録制御モードの選択処理を示す図
【図132】紙づまり検知・復帰処理のフローチャート
【図133】スッテプS706の紙づまり復帰処理の更
に詳しい第1のフローチャート
【図134】スッテプS706の紙づまり復帰処理の更
に詳しい第2のフローチャート
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 インターフェース 3 コマンド解析部 4 コマンド解析テーブル 5 バンド情報格納部 6 バンド高情報テーブル 7 色再現情報格納部 8 色再現処理部 9 文字情報格納部 10 制御部 11 メモリ展開情報格納部 12 属性情報格納領域 13 メモリ展開情報格納エリア 14 メモリ展開情報解析部 15 コマンド実行ジャンプテーブル1 16 コマンド実行ジャンプテーブル2 17 パターン展開部 18 展開メモリ 19 出力部 20 パス制御テーブル 21 出力バッファ 22 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18 B41J 5/30 B41J 2/01 G06F 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード化されたページ単位の記録情報を
    受信し、 前記記録情報を記録する記録ヘッドの高さ毎に描画され
    るデータの水平方向に存在する範囲を導出してテーブル
    として格納し、 該テーブルに従って前記記録ヘッドの移動範囲を制御す
    る画像処理方法において、 前記記録情報を記録する際、該記録する紙が詰まったこ
    とを検知した場合には、検知されるまでに格納されたテ
    ーブル情報を保持したまま前記紙づまりの復帰処理を行
    うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記記録情報を記録する特定された領域
    情報を記憶し、 前記記録情報をビットイメージ情報に展開する際に、そ
    のデータが前記領域に含まれている場合にのみ該データ
    を展開することを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    方法。
  3. 【請求項3】 ある画像を描画する際、その画像が前ペ
    ージに含まれる場合には、前ページにおいて用いられた
    その画像の属性情報を該ページにおいて展開する際にも
    用いる様制御することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記記録情報をビットイメージデータに
    展開する為の記憶領域を判定し、 該判定に基づいて前記展開する範囲を決定することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 コード化されたページ単位の記録情報を
    受信する受信手段と、 前記記録情報を記録する記録ヘッドの高さ毎に描画され
    るデータの水平方向に存在する範囲を導出してテーブル
    として格納するテーブル格納手段と、 該テーブルに従って前記記録ヘッドの移動範囲を制御す
    る制御手段とを有する画像処理装置において、 前記記録情報を記録する際、該記録する紙が詰まったこ
    とを検知した場合には、検知されるまでに格納されたテ
    ーブル情報を保持したまま前記紙づまりの復帰処理を行
    う復帰手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記録情報を記録する特定された領域
    情報を記憶する記憶手段と、 前記記録情報をビットイメージ情報に展開する際に、そ
    のデータが前記領域に含まれている場合にのみ該データ
    を展開する展開手段とを有することを特徴とする請求項
    5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 ある画像を描画する際、その画像が前ペ
    ージに含まれる場合には、前ページにおいて用いられた
    その画像の属性情報を該ページにおいて展開する際にも
    用いる展開手段を有することを特徴とする請求項5に記
    載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記録情報をビットイメージデータに
    展開する為の記憶領域を判定する判定手段と、 該判定に基づいて前記展開する範囲を決定する決定手段
    とを有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理
    装置。
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