JP3244248B2 - 光情報分配装置 - Google Patents

光情報分配装置

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JP3244248B2
JP3244248B2 JP24164794A JP24164794A JP3244248B2 JP 3244248 B2 JP3244248 B2 JP 3244248B2 JP 24164794 A JP24164794 A JP 24164794A JP 24164794 A JP24164794 A JP 24164794A JP 3244248 B2 JP3244248 B2 JP 3244248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光信号の波長多重伝送に
利用する。特に、波長多重された光信号を光スターカプ
ラにより分配するスター型の光情報分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】波長多重(WDM、Wavelength Divisio
n Multiplexing、周波数多重(FDM、Frequency Divi
sion Multiplexing )と同義)技術を用いた光情報分配
装置について、光スターカプラを用いた構成を例に説明
する。
【0003】以下の説明では「n×mの光スターカプ
ラ」または「n×m光スターカプラ」という用語を用い
るが、これらの用語はn個の入力ポートとm個の出力ポ
ートとをもつ受動的な光部品を意味する。このような光
部品では、各々の入力ポートに光を入力すると、光の強
度がm分割されてすべての出力ポートに出力される。こ
のため、入力ポートの各々に波長の異なる光を入力する
と、すべての波長の光が波長軸上で多重された光群とな
って出力される。ただし、個々の波長の光の強度は、入
力ポートに対して各出力ポートで1/mとなる。入力ポ
ートごとに波長の異なる光を信号で変調して入力するこ
とにより、どの入力ポートに入力された信号について
も、各出力ポートで得ることができる。また、あらかじ
め波長多重された光群を入力ポートに入力しても同様の
出力が得られ、n×mの光スターカプラを用いて出力可
能な光群の波長数の最大数はnに限定されるものではな
い。
【0004】光スターカプラを用いて情報分配を行うに
は、送信ノードから光スターカプラの少なくともひとつ
の入力ポートに変調された1波以上の光信号を入力し、
光スターカプラの出力ポートの少なくともひとつから、
その出力ポートに得られる光群のうちの1以上の光の変
調信号を受信ノードで受信する。光スターカプラと各送
信ノードおよび各受信ノードとは、それぞれ光伝送路に
より接続される。
【0005】ところで、異なる信号で変調された波長の
異なる光を送信ノードから光スターカプラに伝送するに
あたり、各々の光の波長は、互いに重なることがなく、
かつ受信ノードでの光フィルタ等の特性に適合している
ことが不可欠である。そのためには、すべての光の波長
の相対値、あるいは構成によっては絶対値があらかじめ
設定されている必要がある。しかし、このように各送信
ノードの光源波長を設定するためには、何らかの方法で
基準となる波長を知り、その基準波長からの相対値を設
定することが必要となり、装置の大規模化、複雑化を招
く。
【0006】そこで従来から、各送信ノードに光源を別
々に配置するのではなく、すべての光源をひとつの装置
内に配置することが提案されている。すなわち、光源が
集中配置された装置内で波長の設定および監視制御を行
い、各送信ノードへはその装置から無変調光を分配す
る。
【0007】図7は光情報分配装置の第一の従来例を示
すブロック構成図であり、光源を集中配置した基本的な
構成例を示す。ここでは、送信ノード数および受信ノー
ド数が3の場合について説明する。この従来例では、送
信ノードとは別に集中配置光源30が設けられ、それぞ
れ波長間隔1nmの波長λ1 〜λ3 の連続波光を発生す
る3台の光源31〜33を備える。光源31〜33とし
ては、例えば分布帰還型半導体レーザが用いられる。光
源31〜33の出力はそれぞれ別々の送信ノード34〜
36に送られる。送信ノード34〜36にはそれぞれ変
調器を備え、光源31〜33からの光を伝送しようとす
る信号で変調する。変調器としては、例えばニオブ酸リ
チウムLiNbO3 の結晶を用いたものが用いられる。
送信ノード34〜36のそれぞれの出力光は3×3光ス
ターカプラ37により波長多重され、三つの受信ノード
38〜40に分配される。受信ノード38〜40ではそ
れぞれ、3波の波長多重された信号から所望の1波長を
光帯域通過フィルタ41により選択し、光受信器42に
より受信する。光帯域通過フィルタ41としては例えば
FFP(Fiber Fabry−Perot)フィル
タを用い、光受信器42としては例えばPINフォトダ
イオードを利用したものが用いられる。
【0008】このように、光源を1箇所に集中すること
で、すべての光源の波長設定や動作監視を1箇所で行う
ことができるという利点がある。
【0009】図8は第二の従来例を示すブロック構成図
であり、波長多重に加えて空間多重することにより多重
度を上げた例を示す。この従来例は、「映像交換用WD
Mスイッチングネットワークの検討」、志水文彦、田中
豊、信学技法Vol.93,No.502(1994)
19−24に示されたものである。
【0010】この従来例は、波長間隔1nmの波長λ1
〜λ32の光を発生する32個の光源100を備え、それ
ぞれの出力光を光増幅器101により増幅し、1×8光
分配器102により光電力を分岐する。すなわち、波長
λ1 〜λ32の光をそれぞれ8分割する。これらをそれぞ
れ光変調器103により変調し、同じ波長の光について
は別々となるように、8個の32×32光スターカプラ
104に入力する。したがって、32×32光スターカ
プラ104がそれぞれ32波長の波長多重を行い、この
波長多重が8層に空間多重されることになる。各32×
32光スターカプラ104の出力は、空間多重されて受
信ノードに送られる。各受信ノードでは、8×1光スイ
ッチ105により8層の空間多重から1層を選び、光帯
域通過フィルタ106により32波の波長多重信号から
所望の1波長を選択し、光受信器107により受光す
る。
【0011】光源100としては例えば分布帰還型半導
体レーザが用いられ、光増幅器101としては例えばエ
ルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)が用いら
れ、光変調器103としては例えばLiNbO3 光変調
器が用いられ、光帯域通過フィルタ106としては例え
ばFFPフィルタが用いられ、光受信器107としては
例えばPINフォトダイオードを利用したものが用いら
れる。
【0012】第二の従来例では、光源を集中配置して管
理することにより波長の設定および監視が容易になるだ
けでなく、集中光源からの光を変調器に入力する前に分
岐して空間多重を併用することにより、1個の光源に対
して変調できる信号の数を光源の数の8倍とすることが
可能となり、光源コストを節約できる。
【0013】すなわち、第二の従来例では、32波長の
波長多重情報分配網を8層空間多重しているので、信号
光の総数は256となる。また、光変調器103は信号
光の各々に対応していて256個設けられる。これらの
光変調器103は、1または複数個ずつ送信ノードに配
置される。すなわち送信ノードには、256個の光変調
器103のうち所望のものがまとめて配置される。
【0014】図9は第二の従来例を例えば放送局内のよ
うな小規模な網で利用する場合の構成例を示す。放送局
内で使用する場合、送信ノードはスタジオ内に配置さ
れ、受信ノードは編集室に配置される。簡単のため、光
源数および空間多重数をそれぞれ2とする。
【0015】図9に示した装置は、集中光源装置10
8、第一のスタジオに配置された送信ノード109、第
二のスタジオに配置された送信ノード110、第一の2
×2光スターカプラ111、第二の2×2光スターカプ
ラ112、第一の編集室に配置された受信ノード11
3、および第二の編集室に配置された受信ノード114
を備える。集中光源装置108の内部には光源115、
116を備え、それぞれ空間多重のための1×2光カプ
ラ117、118に波長λ1 、λ2 の光を供給する。送
信ノード109には光変調器123を備え、光ファイバ
119を介して1×2光カプラ117の一方の出力が供
給される。送信ノード110には光変調器124、12
5および126を備え、光変調器124には光ファイバ
120を介して1×2光カプラ117の他方の出力が、
光変調器125には光ファイバ121を介して1×2光
カプラ118の一方の出力が、光変調器126には光フ
ァイバ122を介して1×2光カプラ118の他方の出
力がそれぞれ供給される。光変調器123、125は光
ファイバ127、128により2×2光スターカプラ1
11へ接続され、変調器124、126は光ファイバ1
29、130により2×2光スターカプラ112へ接続
される。2×2光スターカプラ111の一方の出力は光
ファイバ131により受信ノード113に供給され、他
方の出力は光ファイバ133により受信ノード114に
供給される。また、2×2光スターカプラ112の一方
の出力は光ファイバ132により受信ノード113に供
給され、他方の出力は光ファイバ134により受信ノー
ド114に供給される。すなわちこの構成では、第一の
空間多重層が2×2光スターカプラ111を中心に形成
され、第二の空間多重層が2×2光スターカプラ112
を中心に形成される。
【0016】すなわち、送信ノード109が設けられた
第一のスタジオからは第一の空間多重層の波長λ1 の光
をカメラからの信号で変調して送り出し、送信ノード1
10が設けられた第二のスタジオからは第一の空間多重
層の波長λ2 の光と第二の空間多重層の二つの波長
λ1 、λ2 の光をそれぞれカメラからの信号で変調して
送り出し、これらが編集室の受信ノード113、114
へ分配される。
【0017】光源を集中配置した従来の光情報分配装置
では、どの送信ノードでいくつの光が必要であるかが設
計時に定まっており、設計時のままの状態で運用する場
合には光源を集中配置した利点が活かされる。しかしな
がら、送信ノードでの必要な光の数に変動を生じたとき
の対応は困難である。すなわち、正確な需要予想に基づ
いた設計を行う必要がある。
【0018】いま、どこかの送信ノードでさらにもう1
波光が必要になったとする。このときの増設の方法とし
ては、基本的に、空間多重数をそのままにして波長多重
数を増やす方法と、空間多重数を増やして波長多重数を
そのままにする方法とが考えられる。これについて、図
9に示した構成において送信ノード109、110にさ
らに1波必要であるときの増設方法を例に説明する。
【0019】図10は波長多重数での増設例を示す。こ
の場合には、集中光源装置108に新たに光源140を
増設し、1×2光カプラ141で2分岐し、送信ノード
109、110へそれぞれ光ファイバ142、145に
より光を供給する。送信ノード109では、この光を光
変調器143により変調し、光ファイバ144により光
スターカプラ111に入力する。また、送信ノード11
0では、光ファイバ145により供給された光変調器1
46により変調し、光ファイバ147により光スターカ
プラ112に入力する。したがって、光変調器143、
146のそれぞれの出力光は、第一の空間分割層と第二
の空間分割層に空間分割されて、受信ノード113、1
14に分配される。
【0020】図11は空間多重数での増設例を示す。こ
の場合には、空間多重数を増やすために、各光源の出力
を送信ノード内の光変調器に入力されるまでに空間分割
する必要がある。各送信ノードには少なくとも1波が入
力されているので、各送信ノードで空間分割をすればよ
い。そこで、送信ノード109では、1×2光カプラ1
50によって光源115からの光を分割して光ファイバ
151を介して光変調器152に入力し、光ファイバ1
53により第三の空間多重層を形成する2×2光スター
カプラ154に入力し、光ファイバ155、160によ
り受信ノード113、114へ分配する。一方、送信ノ
ード110では、1×2光カプラ156によって光源1
15からの光を分割して光ファイバ157を介して光変
調器158に入力し、光ファイバ159により第三の空
間多重層を形成する2×2光スターカプラ154に入力
し、光ファイバ155、160により受信ノード11
3、114へ分配する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、波長多重数に
よる増設では、集中光源装置から各送信ノードまで新た
に光ファイバを敷設する必要があり、光スターカプラを
入力数の多いものに置き換える必要があり、送信ノード
から光スターカプラまでの光ファイバの敷設が必要とな
るという問題がある。
【0022】また、空間多重数による増設では、各送信
ノードから新たな光スターカプラまでの光ファイバの増
設が不可欠となる問題がある。また、ひとつの光源から
新たに分岐できる回数が、増設した空間多重数と同数し
か許されないという制限がある。このため、例えば図9
に示した構成において送信ノード110での増設を光フ
ァイバ120からの分岐により行った場合には、送信ノ
ード109での増設は不可能になる。なぜなら、同じ波
長の光をひとつの光スターカプラで波長多重することは
できないからである。
【0023】以上のように、従来の技術では、十分な需
要予測の下に網を構築しなくてはならず、一旦構築した
網に対しての増設に自由度が低くコストがかかるという
問題がある。
【0024】本発明は、以上の課題を解決し、設備コス
トを抑えて需要変動に柔軟に対応できる光情報分配網を
提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の光情報分配装置
は、互いに波長の異なる複数の光を発生する光源手段
と、この複数の光のうちあらかじめ定められた1以上の
波長の光をそれぞれ変調して信号光として出力する少な
くともひとつの送信手段と、この少なくともひとつの送
信手段から出力された信号光を波長選択して受信する少
なくともひとつの受信手段と、送信手段が出力した互い
に波長の異なる信号光を合波して波長多重し、その波長
多重光を受信手段に分配する光合分配手段とを備えた光
情報分配装置において、光源手段が発生した複数の光を
合波してその合波光を送信手段に分配する手段を備え、
送信手段には、分配された合波光からあらかじめ定めら
れた1以上の波長の光を分波する手段を含むことを特徴
とする。
【0026】送信手段には、複数の波長の信号光を合波
して波長多重光として出力する手段を含むことがよい。
【0027】送信手段を複数備え、この複数の送信手段
の少なくともひとつは他の送信手段と同一の波長の光を
別の信号で変調する手段を含み、この別の信号で変調さ
れた光を前記他の送信手段の出力とは別に波長多重する
ために光合分配手段を複数備えることができる。この場
合、複数の送信手段の少なくともひとつについて、その
出力を複数の光合分配手段のいずれかに切り替えて接続
する光路切替手段を備えることができる。
【0028】
【作用】互いに波長の異なる複数の光を合波し、波長多
重された光群として送信手段(送信ノード)に分配す
る。送信手段では、複数の光群のうち少なくともひとつ
の光を選択し、それを送信しようとする信号により変調
して出力する。送信手段の出力した信号光は、光合分波
手段により他の送信手段からの信号光と波長多重され、
受信手段(受信ノード)に分配される。また、いずれか
の送信手段で複数の波長を用いた場合でも、光合分波手
段により波長多重された信号群となる。したがって、光
合分波手段に入力されるすべての送信手段間で使用波長
が重ならないかぎり、各送信手段で、選択する光の数を
自由に加減できるようになる。
【0029】光合分配手段に入力されるすべての送信手
段間で使用波長が重ならない条件下で送信手段を増設す
るには、任意の送信手段で、波長選択をする前までに入
力光群を分岐して新たな送信手段への入力光群とするこ
とにより、送信手段を増設することができる。
【0030】また、光合分波手段を複数設け、どの光合
分波手段についても、これに入力されるすべての送信手
段間で使用波長が重ならない条件を満たしていれば、送
信手段から先を空間多重して、同じ波長の変調信号を含
んだ光群の受信手段への分配系を空間分割することがで
きる。したがって、全必要波長数が光源の波長数を上回
るときには柔軟に対応できる。
【0031】送信手段の光合分波手段との間に光路切替
手段を設けた場合には、どの空間多重層に送信するかを
選択することができるため、送信手段から先を空間多重
して同じ波長の変調信号を含んだ光群の受信手段への分
配系を空間分割することができる。したがって、全必要
波長数が光源の波長数を上回るときには柔軟に対応でき
る。
【0032】
【実施例】図1は本発明第一実施例の光情報分配装置を
示すブロック構成図である。この例では、波長数が3、
送信ノード数および受信ノード数が共に2の構成つい
て説明する。
【0033】この実施例は、互いに波長の異なる複数の
光を発生する集中光源装置1を備え、この複数の光のう
ちあらかじめ定められた1以上の波長の光をそれぞれ変
調して信号光として出力する少なくともひとつ(この例
では二つ)の送信手段として送信ノード5−1、5−2
を備え、送信ノード5−1、5−2から出力された信号
光を波長選択して受信する少なくともひとつ(この例で
は二つ)の受信手段として受信ノード9−1、9−2を
備え、送信ノード5−1、5−2が出力した互いに波長
の異なる信号光を合波して波長多重し、その波長多重光
を受信ノード9−1、9−2に分配する光合分配手段と
して光スターカプラ7−1を備える。
【0034】集中光源装置1と送信ノード5−1、5−
2との間は光ファイバ4−1、4−2により接続され、
送信ノード5−1、5−2は光ファイバ6−1、6−2
により光スターカプラ7−1に接続され、光スターカプ
ラ7−1は光ファイバ8−1、8−2を介して受信ノー
ド9−1、9−2に接続される。
【0035】集中光源装置1は光源1−1〜1−3を備
え、送信ノード5−1にはひとつの光変調器11−1、
送信ノード5−2には二つの光変調器11−2、11−
3が設けられる。光源1−1〜1−3としては、例えば
半導体分布帰還型レーザを用いる。
【0036】ここで本実施例の特徴とするところは、集
中光源装置1内に、光源1−1〜1−3が発生した複数
の光を合波してその合波光を送信ノード5−1、5−2
に分配する光スターカプラ3を備え、送信ノード5−
1、5−2には、分配された合波光からその送信ノード
5−1、5−2で使用する波長の光を分波する光波長分
波器10−1、10−2を備えたことにある。光源1−
1〜1−3と光スターカプラ3との間はそれぞれ光ファ
イバ2−1〜2−3により接続される。送信ノード5−
1、5−2にはさらに、複数の波長の信号光を合波して
波長多重光として出力する光波長合波器12−1、12
−2を備える。
【0037】光源1−1〜1−3は、波長間隔が実質的
に等しい波長λ1 〜λ3 の光を出力し、各々が光ファイ
バ2−1〜2−3に結合されて光スターカプラ3に入力
される。光スターカプラ3は、すべての光を波長軸上で
多重し、各光波の光電力を分割する。その分割された各
々の多重光は光ファイバ4−1〜4−2に結合し、送信
ノード5−1、5−2に入力される。送信ノード5−
1、5−2では、他の送信ノードが選択していない波長
を選択し、それを信号で変調して送り出す。
【0038】この実施例は空間多重数を1としており、
送信ノード5−1、5−2には、合計で波長数と同数の
光変調器11−1〜11−3が設けられる。ここで光変
調器11−i(i=1〜3)と波長λi とを対応させる
ものとする。また、送信ノード5−1では波長λ1
光、送信ノード5−2では波長λ2 および波長λ3 の光
を選択するものとする。送信ノード5−1、5−2で
は、入力された光群を光波長分波器10−1、10−2
により各波長ごとに空間的に分け、番号付けられた光変
調器11−1〜11−3にそれぞれ対応する波長λ1
λ3 の光を供給する。すなわち、送信ノード5−1では
入力された光群を光波長分波器10−1により各波長ご
とに空間的に分け、波長λ1 の出力を光変調器11−1
に供給する。光変調器11−1の出力は光波長合波器1
2−1を介して出力される。また、送信ノード5−2で
は、入力された光群を光波長分波器に10−2により各
波長ごとに空間的に分け、波長λ2 およびλ3 の出力を
それぞれ光変調器11−2、11−3に供給する。光変
調器11−2、11−3の出力は光波長合波器12−2
により合波されて出力される。
【0039】このように送信ノード5−1、5−2でそ
れぞれ選択された信号により変調された光は、それぞれ
の送信ノード5−1、5−2から光ファイバ6−1、6
−2を介して光スターカプラ7−1に入力される。光ス
タカプラ7−1は、これらの光を波長軸上で多重し、さ
らにそれを電力的に分割して光ファイバ8−1、8−2
に結合し、受信ノード9−1、9−2に分配する。
【0040】光変調器の数が光源の波長数を下回る場合
には、余った波長を予備波長とし、需要増加時に光変調
器を増設すればよい。その場合、光ファイバ敷設のコス
トを伴わずに対応できる。また、光源の総数内で各送信
ノードでの光変調器の数を増減できるので、需要の変化
に柔軟に対応できる。
【0041】ここで、本実施例を放送局で使用する場合
について説明する。その場合、送信ノード5−1、5−
2が個々のスタジオに配置され、受信ノード9−1、9
−2が個々の編集室に配置される。送信ノード5−1が
「Aスタジオ」に、送信ノード5−2が「Bスタジオ」
に、受信ノード9−1が「A編集室」に、受信ノード9
−2が「B編集室」に配置されるものとする。設備管理
と光ファイバ敷設上から、集中光源装置1と光スターカ
プラ7−1とは同一の部屋に配置されることが望まし
い。その部屋を「管理室」とする。この場合、各スタジ
オは、そのスタジオへの出線と入線との2本芯の光ファ
イバで管理室に接続される。この放送局は光源の波長数
が3なので、全部で3台のカメラを使用することができ
る。また、各カメラからの信号で変調する光の使用波長
λ1 〜λ3 をあらかじめ決めておく。このようにする
と、各スタジオでは、3台のカメラのうち任意のものを
選んで柔軟に使用することができる。例えば、Aスタジ
オだけで3台のカメラを使用する場合、Aスタジオで1
台、Bスタジオで1台または2台のカメラを使用する場
合というように、必要に応じてカメラをスタジオ間で融
通して使用することができる。また、どのスタジオでど
の波長用のカメラを使用したとしても、その信号により
変調された光が光スターカプラ7−1により波長多重さ
れ、A編集室にもB編集室にも分配される。
【0042】送信ノード内の光波長分波器と光波長合波
器とは、別々に構成することもできるが、1個のアレイ
導波路回折格子型光合分波器で構成することもできる。
そのような例を以下に説明する。
【0043】図2はアレイ導波路回折格子型光合分波器
を用いた送信ノード5−2の構成例を示す。アレイ導波
路回折格子型光合分波器15の出力には光導波路16−
1〜16−3および光ファイバ6−2が接続され、入力
には光導波路18−1〜18−3および光ファイバ4−
2が接続され、光導波路16−1〜16−3と光導波路
18−1〜18−3とは各々が接合部17−1〜17−
3で接続される。接合部17−2は光ファイバ14−2
−1、14−2−4により光変調部14−2に接続さ
れ、接合部17−3は光ファイバ14−3−1、14−
3−4により光変調部14−3に接続される。また、接
合部17−2では光導波路16−2と光ファイバ14−
2−1、光導波路18−2と光ファイバ14−2−4が
接続され、接合部17−3では光導波路16−3と光フ
ァイバ14−3−1、光導波路18−3と光ファイバ1
4−3−4が接続される。光変調部14−2には光変調
器11−2および光ファイバ14−2−2が設けられ、
光ファイバ14−2−1が光変調器11−2および光フ
ァイバ14−2−2を経由して光ファイバ14−2−4
に接続される。同様に光変調部14−3には光変調器1
1−3および光ファイバ14−3−4が設けられ、光フ
ァイバ14−3−1が光変調器11−3および光ファイ
バ14−3−2を経由して光ファイバ14−3−4に接
続される。
【0044】アレイ導波路回折格子型光合分波器15
は、光ファイバ4−2から入力する波長多重光群から波
長λ1 〜λ3 の光を分波してそれぞれ光導波路16−1
〜16−3に結合し、波長λ1 〜λ3 の光がそれぞれ光
導波路18−1〜18−3から入力するとそれを合波し
て光ファイバ6−2に出力するように設定される。した
がって、光ファイバ4−2から入力される波長多重され
た光群(波長λ1 〜λ3)がアレイ導波路回折格子型光
合分波器15に入射すると、各波長に分波され、波長λ
1 〜λ3 の光が光導波路16−1〜16−3に取り出さ
れ、接合部17−1〜17−3に導かれる。この送信ノ
ード5−2では、波長λ2 と波長λ3 とを変調する。そ
こで接合部17−1〜17−3には、接合部17−2と
接合部17−3とにのみ、波長λ2 用および波長λ3
の光変調部11−1、11−3を接続する。一方、光導
波路16−1で導かれる波長λ1 の光の導波先は接合部
17−1で途絶え、光導波路18−1に結合されること
はない。
【0045】接合部17−2に接続された光変調部14
−2では、光導波路16−2により導かれた波長λ2
光を光変調器11−2で変調する。この変調された光は
光ファイバ14−2−4により再び接合部17−2に入
力され、光導波路18−2に結合し、アレイ導波路回折
格子型光合分波器15に入力される。光導波路16−3
により導かれた波長λ3 の光は、光変調部14−3によ
り同様の処理を受けた後に、アレイ導波路回折格子型光
合分波器15に入力される。アレイ導波路回折格子型光
合分波器15に光導波路18−2、18−3から再入力
された波長λ2、λ3 の変調信号光は、波長多重されて
光ファイバ6−2に出力される。
【0046】図3は図1に示した構成に波長多重数を増
やして光変調器を増設する例を示す。この場合には、集
中光源装置1内に、波長λ4 の光源1−4と、この光源
1−4を光スターカプラ3に接続する光ファイバ2−4
とを増設する。また、送信ノード5−1または5−2
に、光変調器11−4−1または11−4−2を増設す
る。集中光源装置1からの光群はすべての送信ノード5
−1、5−2に等しく分配されるので、使用波長を増設
するには集中光源装置1内に光源1−4を増設すればよ
い。このように光源1−4を増設することによって、波
長λ4 の光を変調する光変調器11−4−1または光変
調器11−4−2の一方を使用することが可能となる。
【0047】この増設方法では、光スターカプラ3や送
信ノード5−1、5−2内の光波長分波器10−1、1
0−2および光波長合波器12−1、12−2に、波長
多重数が16とか32というように十分に多くの波長多
重に対応できるものを最初から設置しておくか、必要に
応じて交換する必要がある。この場合、光スターカプラ
に関しては図10に示した従来方法と同等の手間および
コストが必要である。しかし、それ以外について着目す
ると、コストの大きい光ファイバの敷設が不要であり、
光増幅器を増設する送信ノードを柔軟に選択できる。
【0048】図4は図1に示した構成に送信ノード5−
3を増設する例を示す。この例では、送信ノード5−3
に伴って、光ファイバ4−2を二つの光ファイバ4−
3、4−5に置き換え、この二つの光ファイバ4−3、
4−4の間に挿入され光ファイバ4−3からの光を分岐
する光カプラ21−1と、分岐された光を送信ノード5
−3に供給する光ファイバ4−6と、送信ノード5−3
の出力光が結合する光ファイバ6−3と、その出力光を
光ファイバ6−2に結合する光カプラ21−2とが増設
される。
【0049】光スターカプラ3から光ファイバ4−3に
出力された波長多重された光群を光カプラ21−1によ
り分岐し、光ファイバ4−6を介して送信ノード5−3
に入力する。送信ノード5−3の出力は、光ファイバ6
−3および光カプラ21−2を介して光ファイバ6−3
に結合される。
【0050】図1の構成では、送信ノード5−1では波
長λ1 、送信ノード5−2では波長λ2 、λ3 をすでに
使用しているものとした。この場合、増設した送信ノー
ド5−3で使用できる波長はないことになる。しかし、
各送信ノードで使用波長を融通することにより、例えば
いずれかの送信ノードで同時に最大3波長を使用できた
り、すべての送信ノードで1波長ずつ使用したりするこ
とができる。
【0051】このような送信ノード5−3の増設におい
て、集中光源装置1からの光群の分岐は、光スターカプ
ラ3から既設の送信ノード5−1、5−2に引き込まれ
て波長分波されるまでのどこで行ってもよい。また、増
設された送信ノード5−3からの光スターカプラへ7−
1の入力についても同様に、既設の送信ノード5−1、
5−2からの出線が光スターカプラ7−1に接続される
までのどこで行ってもよい。例えば、図4では集中光源
装置1よりの光群の分岐を光スターカプラ3と送信ノー
ド5−2とを接続する光ファイバ4−3に光カプラ21
−1を挿入する例を示したが、光スターカプラ3を3×
3光スターカプラに置き換えるか、または最初から多出
力が可能なものを使用することもできる。
【0052】このように本実施例では、いずれの送信ノ
ードにも同じ光群を分配しているので、従来は不可能で
あった送信ノードの並列的な増設が可能である。
【0053】図5は図1に示した構成に空間多重数を増
やして光変調器数を増やす増設例を示す。すなわち、送
信ノード5−3、5−4、光スターカプラ7−2および
受信ノード9−3、9−4が増設され、これに伴って、
光ファイバ4−2が二つの光ファイバ4−3、4−5に
置き換えられ、この二つの光ファイバ4−3、4−4の
間に挿入され光ファイバ4−3からの光を分岐する1×
3光分波器19と、分岐された光を送信ノード5−3、
5−4に結合する光ファイバ4−6、4−7と、送信ノ
ード5−3、5−4の出力を光スターカプラ7−2に接
続する光ファイバ6−3、6−4と、光スターカプラ7
−2の出力を受信ノード9−3、9−4に接続する光フ
ァイバ8−3、8−4とが増設される。送信ノード5−
3と送信ノード5−4とでは、使用する波長が重ならな
いようにする。
【0054】光スターカプラ3から光ファイバ4−3に
出力された波長多重された光群を1×3光分波器19に
より分岐し、光ファイバ4−5〜4−7により送信ノー
ド5−2〜5−4に入力する。送信ノード5−2の出力
は光スターカプラ7−1を介して受信ノード9−1、9
−2に分配されるが、送信ノード5−3、5−4のそれ
ぞれの出力は、光スターカプラ7−2により受信ノード
9−3、9−4に分配される。
【0055】この例では集中光源装置1からの光群を分
岐するために1×3光分波器19を用いたが、光群の分
岐は光スターカプラ3から既設の送信ノード5−1、5
−2に引き込まれて波長分波されるまでのどこで行って
もよい。
【0056】このように、受信ノードへ光を分配する光
スターカプラを複数設けることにより、それぞれの光ス
ターカプラで情報分配される空間層を分離できる。この
ため、各々の空間多重層では図1を参照して説明したよ
うに柔軟な光変調器の配置ができ、かつ別々の空間多重
層で同じ波長の光が使用できるので、使用可能な光の数
を大幅に増やすことができる。また、これに伴って、実
質的に同一の箇所から送信できる光の数を増設できる。
例えば放送局の場合であれば、既設の送信ノードに加え
て同じスタジオ内に新たな送信ノードを増設することに
より、そのスタジオから送信できる信号光の最大数が倍
増する。
【0057】空間多重を併用した場合には、受信ノード
に、受信する空間多重層を選択して受光する機能を設け
てもよい。例えば受信ノード9−2にそのような機能が
ある場合、光ファイバ8−3を受信ノード9−2に引き
込むことによって、受信ノード9−2が双方の空間多重
層で分配された信号光を受信できる。
【0058】また、受信ノードは、波長多重信号群の中
から任意の数の信号を選んで受信する構成であることが
よい。そのような構成としては、波長多重信号群の中か
ら所望の1波長の光を光波長フィルタで抜き出して受信
するもの、波長多重信号群の中から複数の所望の波長の
光を光波長フィルタで抜き出し、光スターカプラで分波
してその各々から所望の光を光波長フィルタで抜き出し
て受信するもの、波長の異なる光をすべて空間分離した
後に光スイッチまたは電気スイッチもしくはそれらの組
み合わせを用いて所望の信号光を受信するものなどがあ
る。
【0059】図6は本発明第二実施例の光情報分配装置
を示すブロック構成図である。この実施例は、送信ノー
ド5−2の出力を光スターカプラ7−1、7−2のいず
れかに切り替えて接続する光路切替スイッチ20を備え
たことが、図5に示した増設例の構成と異なる。
【0060】図5に示した増設例の構成では、異なった
空間多重層で信号光が分配される送信ノードの信号を受
信するには、所望の空間多重層からの光ファイバが接続
され、かつ受信ノードで入力光ファイバの切替えを行う
必要がある。これに対して本実施例では、送信ノード5
−2からの信号の伝送先を所望の空間多重層に切り換え
る。すなわち、送信ノード5−2の出力が光ファイバ6
−5を介して光路切替スイッチ20に接続され、この光
路切替スイッチ20の一方の出力光路は光ファイバ6−
6を介して光スターカプラ7−1に接続され、他方の出
力光路は光ファイバ6−7を介して光スターカプラ7−
2に接続される。
【0061】ここで、送信ノード5−1から送り出され
る信号光の波長がλ1 、送信ノード5−2から送り出さ
れる信号光の波長がλ2 、λ3 、送信ノード5−3から
送り出される信号光の波長がλ1 であるとする。このと
き、光路切替スイッチ20により光路切替を行うことに
より、送信ノード5−2からの信号光を、光スターカプ
ラ7−1で分配される空間多重層か、光スターカプラ7
−2で分配される空間多重層かのどちらで分配するかを
選択することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光情報分
配装置は、集中配置された光源からの波長多重光群を送
信ノードに分配し、各送信ノードで光を選択して信号で
変調し、その信号光を受信ノードに分配する。したがっ
て、送信ノード間で自由に光変調器を増減できるように
なり、設計時に使用波長数の正確な使用予測をする必要
がなく、変更に対して容易かつ安価に対応できる。ま
た、送信ノードの増設も容易かつ安価にできる。さら
に、送信ノードから受信ノードへの信号光の分配方法の
変更も容易であり、空間多重を利用してさらに信号の数
を増やすことが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の光情報分配装置を示すブロ
ック構成図。
【図2】アレイ導波路回折格子型光合分波器を用いた送
信ノードの構成例を示す図。
【図3】図1に示した構成に波長多重数を増やして光変
調器を増設する例を示す図。
【図4】図1に示した構成に送信ノードを増設する例を
示す図。
【図5】図1に示した構成に空間多重数を増やして光変
調器数を増やす増設例を示す図。
【図6】本発明第二実施例の光情報分配装置を示すブロ
ック構成図。
【図7】光情報分配装置の第一の従来例を示すブロック
構成図。
【図8】第二の従来例を示すブロック構成図。
【図9】第二の従来例を放送局内のような小規模な網で
利用する場合の構成例を示す図。
【図10】波長多重数での増設例を示す図。
【図11】空間多重数での増設例を示す図。
【符号の説明】
1、30、108 集中光源装置 1−1〜1−4、31〜33、100、115、11
6、140 光源 2−1〜2−4、4−1〜4−6、6−1〜6−8、8
−1、8−2、14−2−1、14−2−2、14−2
−4、14−3−1、14−3−2、14−3−4、1
19〜122、127〜134、142、144、14
5、147、151、153、155、157、15
9、160 光ファイバ 3、7−1、7−2、37、111、112、104、
154 光スターカプラ 5−1〜5−4、109、110 送信ノード 9−1、9−2、38〜40、113、114 受信ノ
ード 10−1、10−2 光波長分波器 11−1〜11−3、11−4−1、11−4−2、3
4〜36、103、123〜126、143、146、
152、158 光変調器 12−1、12−2 光波長合波器 14−1、14−2 光変調部 15 アレイ導波路回折格子型光合分波器 16−1〜16−3、18−1〜18−3 光導波路 17−1〜17−3 接合部 20 光路切替スイッチ 21−1、21−2、117、118、141、15
0、156 光カプラ 41、106 光帯域通過フィルタ 42、107 光受信器 101 光増幅器 102 1×8光分配器 105 8×1光スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−212347(JP,A) 特開 平4−932(JP,A) 特開 平4−336829(JP,A) 特開 平7−202846(JP,A) 特開 平4−268835(JP,A) 特表 昭63−502946(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04L 12/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに波長の異なる複数の光を発生し、
    その複数の光を合波して出力する光源手段と、この光源手段の出力した合波光が分配され、その分配さ
    れた合波光からあらかじめ定められた1以上の波長の光
    を分波し、その分波された 1以上の波長の光をそれぞれ
    変調して信号光として出力する複数の送信手段と、 この複数の送信手段から出力された信号光を波長選択し
    て受信する複数の受信手段と、 前記複数の送信手段が出力した互いに波長の異なる信号
    光を合波して波長多重し、その波長多重光を前記複数
    受信手段にスター型に分配する光合分配手段とを備えた
    スター型の光情報分配装置において、前記複数の送信手段の少なくともひとつは他の送信手段
    と同一の波長の光を別の信号で変調する手段を含み、 前記光合分配手段は、別の信号で変調された同一の波長
    の光を別々に波長多重して別々の受信手段に分配する複
    数のスター型光合分配器を含む ことを特徴とする光情報
    分配装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の送信手段の少なくともひとつ
    について、その出力を前記複数のスター型光合分配器の
    いずれかに切り替えて接続する光路切替手段を備えた
    求項1記載の光情報分配装置。
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