JP3244187U - 振動によりメロディを出力する電動歯ブラシ及びその動作方法 - Google Patents

振動によりメロディを出力する電動歯ブラシ及びその動作方法 Download PDF

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Abstract

本開示の一実施例は、電動歯ブラシ装置において、刷毛と、刷毛に対する振動を発生させる振動発生部と、出力の対象となる音源データまたは音源データに対応する振動データを決定し、音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するプロセッサと、を含む、電動歯ブラシを提供する。

Description

本開示は、振動によりメロディを出力する電動歯ブラシ及びその動作方法に関するものである。
一般的に、電動歯ブラシの製品動作時に発生する振動騒音は、ユーザーに不便さを与える要素として認識されてきた。よって、電動歯ブラシの振動騒音を減らすための技術も多様に開発されてきており、現在、音波電動歯ブラシの場合、振動騒音を70dB以下、回転式電動歯ブラシの場合、振動騒音を80dB~90dB以下に管理しているほど、振動騒音は電動歯ブラシの品質を決定する要素として作用している。
一方、最近には、このような歯ブラシの振動を利用して音響を出力しようとする試みがあった。
しかし、従来の電動歯ブラシの場合、メロディや音楽を出力するために別途のスピーカーを備えなければならず、さらに水と頻繁に接する製品の特性上、防水のための付加的な構造が必要であり、複雑度が増加し、製造コストが増加する問題があった。
本開示は、別途のスピーカーを備えることなく、振動によりメロディを出力する電動歯ブラシ及びその動作方法を提供しようとする。
本開示は、ユーザーひとりひとりの好みに合うメロディを提供すると共に、歯磨き機能を実行する電動歯ブラシ及びその動作方法を提供しようとする。
本開示の一実施例は、刷毛と、刷毛に対する振動を発生させる振動発生部と、出力の対象となる音源データまたは音源データに対応する振動データを決定し、音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部の動作を制御して刷毛に音源データに対応する振動を発生させるプロセッサと、を含む電動歯ブラシ装置及びその動作方法を提供する。
刷毛は、複数個で構成され、振動発生部は、複数個の刷毛のそれぞれに対応して複数個で構成され、プロセッサは、複数個の振動発生部を個別的に制御して複数個の刷毛に個別的に振動を発生させることができる。
音源データは、多チャンネル音源データであり、プロセッサは、多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データに基づいて複数個の振動発生部を個別的に制御することができる。
刷毛は、第1刷毛と第2刷毛とを含み、振動発生部は、第1刷毛に対応する第1振動発生部と、第2刷毛に対応する第2振動発生部と、を含み、プロセッサは、多チャンネル音源データの左チャンネル音源データに対応する左チャンネル振動データに基づいて第1振動発生部を制御して、第1刷毛に左チャンネル音源データに対応する振動を発生させ、多チャンネル音源データの右チャンネル音源データに対応する右チャンネル振動データに基づいて第2振動発生部を制御して、第2刷毛に右チャンネル音源データに対応する振動を発生させることができる。
複数個の振動発生部の間の衝突を防止する衝突防止部材をさらに含むことができる。
外部機器と通信する通信部をさらに含み、プロセッサは、通信部を通じて外部機器から音源データまたは振動データを受信することができる。
プロセッサは、通信部を通じて外部機器から音源データを受信し、音源データに対応する振動データを生成することができる。
プロセッサは、音源データに対して、サンプリング(sampling)、量子化(quantization)及び符号化(encoding)を順次行ってPWM波形の振動データを生成することができる。
プロセッサは、通信部を通じて外部機器から音源データに対応する振動データを受信し、受信した振動データに基づいて振動発生部の動作を制御することができる。
振動データは、外部機器で音源データから変換されたPWM波形信号であってもよい。
音源データまたは音源データに対応する振動データを貯蔵するメモリーをさらに含むことができる。
本開示の一実施例は、出力の対象となる音源データまたは音源データに対応する振動データを決定するステップと、音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するステップと、振動発生部の動作で刷毛に対する振動を発生させるステップと、を含むことができる。
音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するステップは、多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データに基づいて複数個の振動発生部を個別的に制御するステップを含み、振動発生部の刷毛に対する振動を発生させるステップは、複数個の振動発生部の個別的動作で複数個の刷毛に個別的に振動を発生させるステップを含むことができる。
本開示の一実施例は、出力の対象となる音源データまたは音源データに対応する振動データを決定するステップと、音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するステップと、振動発生部の動作で刷毛に対する振動を発生させるステップと、を含む電動歯ブラシの動作方法を記録した記録媒体を含むことができる。
本開示の実施例は、歯磨きをしながら同時に音楽を聞くことができる電動歯ブラシを提供することができる利点がある。
本開示の一実施例に係る電動歯ブラシは、別途のスピーカーを備えることなく、簡単な構造によってもメロディを出力できる利点がある。
本開示の実施例に係る電動歯ブラシは、ユーザーが所望する音楽で歯磨きモードを提供することができる利点がある。
本開示の実施例に係る電動歯ブラシシステムのブロック図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシの制御ブロック図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシと連動された外部機器の制御ブロック図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシの実際構成を概略的に説明する図面である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシが動作する方法を説明するためのフローチャートである。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシが音源データに対応する振動データを生成する方法を示したフローチャートである。 本開示の実施例に係る音源データの一例を図示した例示図である。 本開示の実施例に係る振動データを生成する過程のうち1つである標本化過程を示した例示図である。 本開示の実施例に係る振動データを生成する過程のうち1つである量子化過程を示した例示図である。 本開示の実施例に係る振動データを生成する過程のうち1つである符号化過程を示した例示図である。 本開示の実施例に係る振動データであるPWM波形の一例を示した例示図である。 本開示の実施例に係る振動歯ブラシが外部機器から音源データを受信して、音源データに対応する振動を出力する方法を説明するためのフローチャートである。 本開示の実施例に係る振動歯ブラシが外部機器から音源データに対応する振動データを受信して、振動を出力する方法を説明するためのフローチャートである。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシの振動データに基づいて振動を発生させる振動発生部の一例を図示した例示図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシの振動データに基づいて振動を発生させる振動発生部の別の例を図示した例示図である。 本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える場合、電動歯ブラシが動作する方法を説明するためのフローチャートである。 本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える様子の第1実施例を示した例示図である。 本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える様子の第2実施例を示した例示図である。 本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える様子の第3実施例を示した例示図である。 本開示の一実施例に係る電動歯ブラシが複数個の刷毛を備えた様子を概略的に示した例示図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシが複数個の刷毛を備える時、実際の使用様子を示した例示図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシが複数個の刷毛を備える時、実際の使用様子を示した例示図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシと連動された外部機器の画面を示した例示図である。 本開示の実施例に係る電動歯ブラシと連動された外部機器の画面を示した例示図である。
以下、本開示に係る実施例に対し図面を参照してより詳しく説明する。以下の説明で使用される構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与または混用されるものとして、それ自体で相互区別される意味または役割を有するものではない。
図1は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシシステムのブロック図である。
本開示の実施例に係る電動歯ブラシシステムは、電動歯ブラシ100と外部機器200とから構成される。
電動歯ブラシ100は、無線通信モジュールを備える歯ブラシであってもよい。電動歯ブラシ100は、外部機器200と信号を送受信することができる。
外部機器200は、電動歯ブラシ100と連動される。外部機器200は、電動歯ブラシ100と無線通信が可能であり、音源データに対応する振動データを生成し、生成した振動データを電動歯ブラシ100に転送することができる。また、外部機器200は、電動歯ブラシ100から振動データ生成信号を受信し、音源データに対応する振動データを生成し、生成した振動データを電動歯ブラシ100に転送することができる。
外部機器200は、歌声、声等のような音源データを音源データに対応する振動データに変換することができ、特に、音源データを電動歯ブラシ100で音響を出力するための振動データに変換することができる。これに対しては、後述するようにする。
電動歯ブラシ100は、歯磨きモード、メロディモード等で動作することができる。
メロディモードとは、電動歯ブラシ100が音源データに対応する振動データに基づいて、刷毛の振動周波数または振動強度等を変更して音響を出力するモードであってもよい。
歯磨きモードとは、ユーザーの口腔が清潔となるように振動を提供するモードであってもよい。
電動歯ブラシ100は、歯磨きモードを提供しながらメロディモードを一緒に提供することができる。例えば、電動歯ブラシ100は、歯磨きモードのみで動作するか、歯磨きモード及びメロディモードで同時に動作することもできる。
外部機器200は、ユーザー端末機、移動端末機、スマートフォン、PC、ノートパソコン等多様な形態で具現することができる。外部機器200は、電動歯ブラシ100と通信が可能であり、アナログ信号をデジタル信号に変換できる全ての電子機器を含むことができる。
例えば、ユーザー端末機は、電動フォン、タブレットノートパソコン等のような携帯可能な電子機器を含むことができる。
なお、ユーザー端末機、移動端末機、スマートフォン、PC、ノートパソコン等は、説明の便宜を図って例示したものに過ぎず、外部機器200は、多様な電子機器の形態で具現されてもよい。
電動歯ブラシ100と外部機器200とは、無線で連結されて互いに情報を送受信することができる。
図2は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシの制御ブロック図である。
本開示の実施例に係る電動歯ブラシ100は、メモリー110、通信部130、振動発生部150、電源部170及びプロセッサ190のうち少なくとも一部または全部を含むことができる。また、電動歯ブラシ100は、図2に図示された構成要素以外に他の構成要素をさらに含んでもよい。
メモリー110は、音源データまたは音源データに対応する振動データを貯蔵することができる。音源データとは、声、歌声等のようなアナログ信号を意味することができる。音源データに対応する振動データとは、後述する電動歯ブラシ100の振動発生部150を駆動するために音源データのアナログ信号をそれに対応するデジタル信号に変換したデータを意味することができる。振動データは、振動周波数、振動強度のうち少なくとも1つ以上に対する情報を含むデータを意味することができる。例えば、振動データは、後述する振動発生部150を制御するためのPWM信号等を含むことができるが、これは例示に過ぎない。
通信部130は、後述する外部機器200の通信部230と近距離無線通信を行うことができる。一例として、近距離無線通信規格は、低電力Bluetooth(登録商標)規格であってもよいが、これは例示に過ぎない。
通信部130は、多様な有無線通信技術を利用して、後述する外部機器200の通信部230と通信することができる。通信部130は、外部機器200の通信部2130から音源データまたは音源データに対応する振動データを受信することができる。本考案の別の実施例に係る電動歯ブラシ100には、通信部130が備えられなくてもよいが、メモリー110に貯蔵されている音源データまたは音源データに対応する振動データを利用して振動を発生させる場合、通信部130及び外部機器200なしに、電動歯ブラシ100のみで作動することもできる。即ち、電動歯ブラシ100がメモリー110に貯蔵された音源データまたは音源データに対応する振動データを利用して振動を発生させる場合、連動された外部機器200との相互作用なしに、電動歯ブラシ100に備えられた操作ボタンまたはタッチディスプレイの操作だけでメロディモードで動作することができる。
振動発生部150は、プロセッサ190の振動データに基づいた制御信号によって振動を出力することができる。振動発生部150は、磁石、コイル、支持部、弾性部、モータ等を含むことができる。
振動発生部150から出力した振動は、振動伝達部材を通じて後述する刷毛103(図4参考)に伝達される。振動伝達部材は、シャフトのように振動発生部150で発生した振動を刷毛103(図4参考)に伝達する役割をする部材を意味することができる。即ち、振動発生部150は、刷毛に振動を伝達して歯磨き効果を出す構成でありがら、同時に口の中でメロディを発生する役割をする。電動歯ブラシ100を口に入れて歯磨きをする時は、メロディが口の中で響いてより鮮明で大きい声が出る。
刷毛に振動を伝達する方式は、図14に示されたように、磁石、コイル、支持台から構成される電磁石方式があり、モータで駆動するモータ方式があるが、メロディを出すためには周波数調整が精密である必要があるので、電磁石方式が好ましい。よって、本明細書では、振動発生部150が電磁石方式で構成されるものと説明するが、これに限定されるものではない。
振動発生部150は、刷毛103(図4参考)が複数個で構成される場合、複数個の刷毛103(図4参考)の数に対応して複数個で構成される。一例として、振動発生部150は、第1振動発生部150-1、第2振動発生部150-2を含むことができる。
電源部170は、電動歯ブラシ100の構成要素に電源を供給することができる。
プロセッサ190は、電動歯ブラシ100の全般的な動作を制御することができる。
プロセッサ190は、刷毛103(図4参考)で音響を出力するために音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部150の動作を制御することができる。
プロセッサ190は、振動発生部150が複数個で構成される場合、複数個の振動発生部150-1、150-2を個別的に制御することができる。例えば、音源データが多チャンネル音源データである場合、プロセッサ190は、多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応する振動データに基づいて複数個の振動発生部150-1、150-2を個別的に制御することができる。多チャンネル音源データのチャンネルが2つである場合、即ち、音源データがステレオ音源である場合、プロセッサ190は、左チャンネル音源データに対応する左チャンネル振動データに基づいて第1振動発生部150-1を制御し、右チャンネル振動データに基づいて第2振動発生部150-2を制御することができる。
プロセッサ190は、メモリー110に貯蔵された振動データに基づいて振動発生部150の動作を制御することができる。
プロセッサ190は、通信部130を通じて外部機器200から音源データを受信することができ、受信した音源データに対応する振動データを生成することができる。
プロセッサ190は、多チャンネル音源データに対応して多チャンネル振動データを生成することができる。
また、プロセッサ190は、通信部130を通じて外部機器200から受信した振動データに基づいて振動発生部150の振動周波数または振動強度のうち少なくとも1つ以上を制御することができる。
この他に、プロセッサ190の具体的な動作は後述する。
図3は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシと連動された外部機器の制御ブロック図である。
本開示の実施例に係る外部機器200は、ディスプレイ210、通信部230、メモリー250、音声認識部270、プロセッサ290のうち少なくとも一部または全部を含む。また、外部機器200は、図3に図示された構成要素以外に他の構成要素をさらに含んでもよい。
ディスプレイ210は、外部機器200または電動歯ブラシ100に貯蔵されたメロディリストを表わす画面、アナログ信号をデジタル信号に変換する過程を表わす画面等電動歯ブラシ100における音響出力に関連した多様な情報を表示することができる。
ディスプレイ210は、タッチスクリーンの形態で具現されてもよく、ミラーディスプレイ形態で具現されてもよい。
通信部230は、電動歯ブラシ100の通信部130と近距離無線通信を行うことができる。近距離無線通信規格は、低電力Bluetooth規格が用いられてもよい。
メモリー250は、音源データまたは音源データに対応する振動データ等を貯蔵することができる。
音声認識部270は、外部の音声を認識することができる。音声認識部270は、マイクであってもよい。
プロセッサ290は、外部機器200の全般的な構成を制御することができる。例えば、プロセッサ290は、音声認識部270を通じて認識した外部音声をデジタル信号に変換できる。プロセッサ290は、音声認識部270を通じて認識した外部音声をデジタル信号である振動データに変換することができる。
プロセッサ290は、変換された振動データを貯蔵するようにメモリー250を制御することができる。また、プロセッサ290は、通信部230を通じて音源データまたは音源データに対応する振動データを電動歯ブラシ100に送信することができる。
この他に、プロセッサ290の具体的な動作は後述する。
図4は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシの実際構成を概略的に説明する図面である。
図4を参照すると、電動歯ブラシ100は、本体101及び刷毛103から構成される。
本体101には、図2で説明されたメモリー110、振動発生部150、電源部170、プロセッサ190、ユーザー入力部140が備えられ、実施例によっては、通信部130がさらに含まれてもよい。
図4では、電動歯ブラシ100のユーザー入力部140がタッチディスプレイで具現される場合の様子を図示したが、ユーザー入力部140は、作動ボタン、タッチディスプレイ等多様な形態で具現することができる。
ユーザー入力部140が図4のようにタッチディスプレイで具現される場合、電動歯ブラシ100は、ユーザー入力部140に電源ボタンアイコン1007と電動歯ブラシで出力できる音楽アイコンとをユーザー入力部140に表示することができる。
電源ボタンアイコン1007は、電動歯ブラシ100の電源をオン/オフする命令が入力されるアイコンを意味することができる。
電動歯ブラシで出力できる音楽アイコンとは、電動歯ブラシのメモリー110にアイコンに対応する振動データが貯蔵されており、ユーザーが所望する時に刷毛を通じて出力できる音楽を意味することができる。
出力できる音楽アイコンは、ダンス音楽アイコン1001、バラード音楽アイコン1002、童謡音楽アイコン1003、ユーザー指定1音楽アイコン1004、ユーザー指定2音楽アイコン1005、ユーザー指定3音楽アイコン1006を含むことができる。
ユーザー指定1、2、3アイコン1004、1005、1006は、ユーザーが所望する音源データを音源データに対応する振動データに変換してメモリー110に貯蔵している場合、これを貯蔵しているアイコンを意味することができる。
ユーザーがユーザー入力部140で所望するメロディを選択すると、電動歯ブラシ100の本体101に備えられた振動発生部150の振動が刷毛103に伝達されて当該メロディを出力することができる。この場合、ユーザーは、当該メロディを聴きながら歯磨きをすることができる。
一方、従来の電動歯ブラシの場合、振動発生部150で発生する振動騒音がユーザーに不便さを与える要素と認識され、このような振動騒音を減らす方式で振動騒音を管理していた。
しかし、本開示の実施例に係る電動歯ブラシ100は、振動発生部150で発生する振動音を音階にマッチングさせて刷毛で音響を出力するメロディモードを提供しようとする。
また、ユーザーが所望する音源を直接選択して、ユーザカスタマイズメロディモードで動作する電動歯ブラシ100を提供しようとする。
本開示の実施例に係る電動歯ブラシ100を説明する前に、メロディを構成できる各音階は、標準周波数を有する。例えば、「4オクターブのド」は261Hzの周波数を有し、「4オクターブのレ」は293Hzの周波数を有し、「4オクターブのミ」は329Hzの周波数を有する。
よって、本開示の実施例に係る電動歯ブラシ100が振動周波数を258Hzで出力する場合「4オクターブのド」音と類似する音を出すことができ、振動周波数を300Hzで出力する場合「4オクターブのレ」音と類似する音を出すことができ、振動周波数を333Hzで出力する場合「4オクターブのミ」音と類似する音を出すことができる。
よって、電動歯ブラシ100の振動周波数を258Hzから300Hz、333Hzへと順次に変更して出力する場合、「ド、レ、ミ」音を順次に出力することができる。
このような原理を利用して、本明細書では、本開示の実施例に係る電動歯ブラシ100と電動歯ブラシと連動された外部機器200を通じて音源データを音源データに対応する振動データに変換し、電動歯ブラシ100の刷毛を通じて振動データに基づいてメロディを出力する方法に対して説明するようにする。
図5は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシが動作する方法を説明するためのフローチャートである。
電動歯ブラシ100は、対象音源データを決定することができる(S501)。
プロセッサ190は、メロディに出力する対象である音源データを決定する入力をユーザー入力部140を通じて受信することができる。また、プロセッサ190は、メロディに出力する対象である音源データを決定する入力を外部機器200から受信することができる。
プロセッサ190は、対象音源データに対応する振動データが貯蔵されているのか判断することができる(S503)。
プロセッサ190は、対象音源データに対応する振動データがメモリー110に貯蔵されているのか判断することができる。
プロセッサ190は、対象音源データに対応する振動データがメモリー110に貯蔵されていない場合、対象音源データに対応する振動データを生成することができる(S505)。
対象音源データに対応する振動データを生成する方法に対しては、図6~図11を参照して詳しく後述する。
プロセッサ190は、対象音源データに対応する振動データを生成し、振動データに基づいて振動発生部150を制御することができる(S507)。
プロセッサ190は、対象音源データに対応する振動データがメモリー110に貯蔵されている場合、振動データに基づいて振動発生部150を制御することができる(S507)。
まず、図6~図11を参照して、本開示の実施例に係る電動歯ブラシが音源データに対応する振動データを生成する方法に対して説明する。
図6は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシが音源データに対応する振動データを生成する方法を示したフローチャートである。
図7は、本開示の実施例に係る音源データの一例を図示した例示図である。
図8は、本開示の実施例に係る振動データを生成する過程のうち1つである標本化過程を示した例示図である。
図9は、本開示の実施例に係る振動データを生成する過程のうち1つである量子化過程を示した例示図である。
図10は、本開示の実施例に係る振動データを生成する過程のうち1つである符号化過程を示した例示図である。
図11は、本開示の実施例に係る振動データであるPWM波形の一例を示した例示図である。
プロセッサ190は、音源データの入力を受けることができる(S101)。プロセッサ190は、通信部130を通じて外部機器から音源データの入力を受けることができ、メモリー110に貯蔵された音源データの入力を受けることができる。これは例示に過ぎず、プロセッサ190は、この他に多様な方式で音源データの入力を受けることができる。
音源データは、アナログ信号であってもよい。アナログ信号とは、図7のように連続的な信号を意味することができる。アナログ信号は、電動歯ブラシ100の振動発生部150を駆動するために、振動発生部150の駆動信号、即ち、デジタル信号への変換が必要である。
図6に戻り、プロセッサ190は、入力された音源データに対し標本化(Sampling)を行うことができる(S103)。標本化とは、アナログ信号をデジタル信号に変換するために行うステップの1つとして、連続的に変わる信号の振幅値を一定時間間隔で算出する過程を意味することができる。
例えば、プロセッサ190は、図8のように連続的に変わる信号の振幅値S(t)を一定時間間隔Tで抽出する標本化過程を行うことができる。
図6に戻り、プロセッサ190は、標本化を経た音源に対し量子化(Quntization)を行うことができる(S105)。量子化とは、標本化されたデータを整数に変換する過程を意味することができる。
例えば、プロセッサ190は、図9のように標本化されたデータを整数に変換する量子化過程を行うことができる。
図6に戻り、プロセッサ190は、量子化過程を経た信号を符号化(Encoding)することができる(S107)。符号化は、量子化過程を経て整数に変換された信号を0と1との2進数に変換する過程を意味することができる。
例えば、プロセッサ190は、図10のように量子化されたデータをデジタル信号、即ち、2進数に変換する符号化過程を行うことができる。
上述したS103、S105、S107ステップは、PCM(Pulse Code Modulation)過程として、アナログ信号である音源データをデジタル信号に変調する過程を意味することができる。
図6に戻り、プロセッサ190は、変換されたデジタル信号を利用してPWM波形を生成することができる(S109)。プロセッサ190は、アナログ信号である音源をデジタル信号であるPWM波形に変換することができる。
PWM波形は、本開示の電動歯ブラシ100の振動発生部150を駆動するための駆動信号を意味することができる。PWM波形は、電動歯ブラシ100の振動発生部150の振動数と振動強度のうち少なくとも1つ以上の情報を含むことができる。
本明細書でPWM波形は、電動歯ブラシ100の振動発生部150を駆動するための振動データを意味することができる。例えば、PWM波形の周期(Period)は、振動数(Frequency)と反比例することができるので、PWM波形の周期が変更されると、電動歯ブラシ100の振動数が変更され、PWM波形のデューティー(Duty)と振幅(Amplitude)とが変更されると、電動歯ブラシ100の振動強度が変更される。
プロセッサ190は、図11のように、PWM波形のデューティー(duty cycle)と振幅(amplitude)とを調節して振動の強度を調節することができ、PWM波形の周期(Period)を調節して振動数を調節することができる。
図6に戻り、プロセッサ190は、生成されたPWM波形、即ち、振動データを転送することができる(S111)。プロセッサ190は、振動データを振動発生部150に転送することができる。
また、プロセッサ190は、振動データをメモリー110に貯蔵することができる。
上述した実施例により、本開示の電動歯ブラシシステムは、ユーザーが所望する音源を電動歯ブラシ100の振動発生部150を駆動することに適合した形態のデジタル信号で抽出することができ、ユーザーが所望する音源を電動歯ブラシ100で出できる利点がある。
一方、上述した音源データに対応する振動データを生成する過程は、電動歯ブラシ100と連動された外部機器200のプロセッサ290により行われる。これは、図13で後述するようにする。
図12は、本開示の実施例に係る振動歯ブラシが外部機器から音源データを受信して、音源データに対応する振動を出力する方法を説明するためのフローチャートである。
電動歯ブラシ100は、対象音源データを決定し(S1201)、対象音源データが貯蔵されているのか判断することができる(S1203)。ステップS1201、S1203は、上述したステップS501、S503と同一であるので、度重なる説明は省略する。
電動歯ブラシ100のプロセッサ190は、対象音源データが貯蔵されていない場合、外部機器200に音源データ要請信号を転送することができる(S1209)。
外部機器200は、電動歯ブラシ100から音源データ要請信号を受信すると、電動歯ブラシ100に音源データを転送することができる(S1211)。外部機器200のプロセッサ290は、音源データを転送するように外部機器200の通信部230を制御することができる。
電動歯ブラシ100は、通信部130を通じて対象音源データを受信することができる(S1204)。
電動歯ブラシ100のプロセッサ190は、受信した対象音源データに対応する振動データを生成することができ(S1205)、振動データに基づいて振動発生部150を制御することができる(S1207)。振動データを生成して振動を発生させるステップ(ステップS1205、S1207)は、図5で上述した振動データを生成して振動を発生させるステップ(ステップS505、S507)と同一であるので、度重なる説明は省略する。
上述した実施例により、本開示の電動歯ブラシ100は、外部機器200から音源データを受信し、受信した音源データに対応する振動データを生成した後、振動データに基づいて振動発生部150を制御することができる。
一方、振動データを生成する過程は、電動歯ブラシと連動された外部機器200のプロセッサ290で行われてもよい。
次に、図13を参照して音源データに対応する振動データ生成過程が電動歯ブラシと連動された外部機器200で行われる方法に対して説明する。
図13は、本開示の実施例に係る振動歯ブラシが外部機器から音源データに対応する振動データを受信して、振動を出力する方法を説明するためのフローチャートである。
電動歯ブラシ100は、対象音源データを決定し(S1301)、対象音源データが貯蔵されているのか判断することができる(S1303)。ステップS1301、S1303は、上述したステップS501、S503と同一であるので、度重なる説明は省略する。
電動歯ブラシ100は、対象音源データに対応する振動データが貯蔵されていない場合、外部機器200に振動データ生成信号を転送することができる(S1304)。
外部機器200は、電動歯ブラシ100から振動データ生成信号を受信すると、対象音源データに対応する振動データを生成することができる(S1305)。外部機器200のプロセッサ290は、図6のS101、S103、S105、S107、S109ステップと、即ち、音源データの入力を受け、標準化(Sampling)、量子化(Quantization)、符号化(Encoding)、PWM波形生成ステップを経て音源データに対応する振動データを生成することができる。
外部機器200のプロセッサ290は、生成された振動データを電動歯ブラシ100に転送することができる(S1306)。
電動歯ブラシ100は、外部機器200から振動データを受信することができる(S1307)。
電動歯ブラシ100は、対象音源データに対応する振動データが貯蔵されているか、外部機器200から振動データを受信すると、振動データに基づいて振動発生部150を制御することができる(S1308)。
図14は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシの振動データに基づいて振動を発生させる振動発生部の一例を図示した例示図である。
電動歯ブラシ100のプロセッサ190は、音源データに対応する振動データに基づいて振動発生部150の動作を制御することができる。
電動歯ブラシ100の振動発生部150は、磁石155、コイル151、支持部153を含むことができる。
振動発生部150のコイル151に交流電流が流れると、コイル151と磁石155との間には引力または斥力が作用して振動が発生する。
支持部153は、磁石155を包むように形成され、磁石155が振動する時、磁石155の振動方向が一定に維持されるように磁石155を支持する役割をすることができる。
振動伝達部材143は、振動発生部150の振動を刷毛103に伝達する役割をすることができる。
電動歯ブラシ100は、振動発生部150の一側に連結される弾性部141を含むことができる。弾性部141は、スプリングのような弾性部材を含むことができ、振動発生部150で発生する振動を増幅させる役割をすることができる。
図15は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシの振動データに基づいて振動を発生させる振動発生部の別の例を図示した例示図である。
電動歯ブラシ100の振動発生部150は、図15のようにケース157をさらに含むことができる。
ケース157は、磁石155及びコイル151を離隔を置いて包む部材として、振動発生部150に空いた空間を作って振動(即ち、音)を増幅する役割をすることができる。
一方、本開示の一実施例に係る電動歯ブラシ100は、振動発生部150及び刷毛103を複数個備えることができる。
図16は、本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える場合、電動歯ブラシが動作する方法を説明するためのフローチャートである。
電動歯ブラシ100は、対象音源データを決定することができる(S1601)。
ステップS1601は、上述したステップS501と同一であるので、度重なる説明は省略する。
プロセッサ190は、対象音源データが多チャンネル音源データであるのか判断することができる(S1602)。
多チャンネル音源データとは、聴取者が空間感を感じるようにするために音源データのチャンネルを複数個に分けて信号を転送する音源データを意味することができる。例えば、多チャンネル音源データは、ステレオタイプの音源データ、5.1チャンネル音源データ等を含むことができる。
プロセッサ190は、対象音源データが多チャンネル音源データではない場合、図5で上述したステップS503から行うことができる。
プロセッサ190は、対象音源データが多チャンネル音源データである場合、各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データが存在するのか判断することができる(S1603)。
チャンネル振動データとは、多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応する振動データを意味することができる。例えば、チャンネルが2つである音源データの場合、チャンネル振動データは、左チャンネル音源データに対応する左チャンネル振動データと、右チャンネル音源データに対応する右チャンネル振動データと、を含むことができる。
プロセッサ190は、各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データが存在しないと、各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データを生成することができる(S1605)。
プロセッサ190は、上述した振動データを生成するステップS505を各チャンネル音源データに適用してチャンネル振動データを生成することができる。例えば、プロセッサ190は、左チャンネル音源データに対応する左チャンネル振動データを生成し、右チャンネル音源データに対応する右チャンネル振動データを生成することができる。
上述した各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データを生成するステップS1605は、電動歯ブラシと連動された外部機器200のプロセッサ290で行われてもよい。
プロセッサ190は、各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データが存在するか、チャンネル振動データを生成した場合、チャンネル振動データに基づいて振動発生部を個別的に制御することができる(S1607)。
図17は、本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える様子の第1実施例を示した例示図である。
振動発生部150は、第1振動発生部150-1と第2振動発生部150-2とを含むことができる。
電動歯ブラシの本体101の内部には、一側に第1振動発生部150-1を備え、他側には、第2振動発生部150-2を備えることができる。それぞれの振動発生部150-1、150-2は、振動伝達部材143を通じて第1刷毛103-1、第2刷毛103-2に振動を伝達することができる。
プロセッサ190は、音源データが多チャンネル音源データである場合、多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応する振動データに基づいて複数個の振動発生部150を個別的に制御することができる。
具体的に、プロセッサ190は、多チャンネル音源データの左チャンネル音源データに対応する左チャンネル振動データに基づいて第1振動発生部150-1を制御し、多チャンネル音源データの右チャンネル音源データに対応する右チャンネル振動データに基づいて第2振動発生部150-2を制御することができる。この場合、第1振動発生部150-1に対応する第1刷毛103-1と第2振動発生部150-2に対応する第2刷毛103-2とは、個別的に振動することになる。
その結果、本開示の電動歯ブラシ100は、多チャンネル音源データに対応して振動を出力することにより、刷毛103の振動で多チャンネル音源を出力することができる。
本明細書では、刷毛103と振動発生部150とを2つ図示したが、これは例示に過ぎない。
図18は、本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える様子の第2実施例を示した例示図である。
電動歯ブラシ100が振動発生部150を複数個備える場合、各振動発生部150は、ケース157をさらに含むことができる。
上述したように、ケース157は、磁石155及びコイル151を離隔を置いて包む部材として、振動発生部150に空いた空間を作って振動(即ち、音)を増幅する役割をすることができる。
図19は、本開示の電動歯ブラシが振動発生部及び刷毛を複数個備える様子の第3実施例を示した例示図である。
本開示の電動歯ブラシ100が振動発生部150及び刷毛103を複数個備える様子の第3実施例によれば、電動歯ブラシ100は、第1振動発生部150-1と第2振動発生部150-2との間に衝突防止部材145を備えることができる。
衝突防止部材145は、ゴム、弾性体、スプリング等衝撃を吸収する部材から構成されてもよい。
衝突防止部材145は、第1振動発生部150-1と第2振動発生部150-2とが独立的に駆動される場合、第1振動発生部150-1の振動が第2振動発生部150-2の振動に影響を及ぼす、或は、逆に第2振動発生部150-2の振動が第1振動発生部150-1の振動に影響を及ぼすことを防止する役割をすることができる。
また、衝突防止部材145は、第1振動発生部150-1と第2振動発生部150-2との物理的衝突を防止する役割もすることができる。
図20は、本開示の一実施例に係る電動歯ブラシが複数個の刷毛を備えた様子を概略的に示した例示図である。
図21及び図22は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシが複数個の刷毛を備える時、実際の使用様子を示した例示図である。
上述したように、電動歯ブラシ100は、複数個の刷毛103-1、103-2を備えることができ、複数個の刷毛103-1、103-2のそれぞれは、それぞれの刷毛103-1、103-2に連結された振動発生部よって独立的に振動することができる。
よって、図21のようにステレオタイプの音響を出力することができ、ユーザーが実際歯磨きをする場合、図22のように音楽を聴きながら歯磨きをすることができる。
図23及び図24は、本開示の実施例に係る電動歯ブラシと連動された外部機器の画面を示した例示図である。
外部機器200は、電動歯ブラシ100で出力できる音楽アイコン1010をディスプレイ210に表示することができる。
電動歯ブラシ100で出力できる音楽アイコン1010とは、外部機器のメモリー250または電動歯ブラシのメモリー110に出力できる音楽アイコン1010に対応するPWM形態の振動データが貯蔵されており、ユーザーが所望する時に音源形態に出力できる音楽を表わすアイコンを意味することができる。
出力できる音楽アイコン1010は、ダンス音楽アイコン1001、バラード音楽アイコン1002、童謡音楽アイコン1003、ユーザー指定1音楽アイコン1004、ユーザー指定2音楽アイコン1005、ユーザー指定3音楽アイコン1006を含むことができる。
ユーザー指定1、2、3アイコン1004、1005、1006は、上述したように、ユーザーが所望する音源データを音源データに対応する振動データに変換した場合、これを貯蔵しているアイコンを意味することができる。
電動歯ブラシ100と連動された外部機器200は、音源データを音源データに対応する振動データに変換する場合、図23のように、データ変換中であることを表わす画面をディスプレイ210に表示することができる。
これにより、ユーザーは、自分が所望するメロディの音源を変換していることを認知できる利点がある。
本開示の一実施例によれば、前述した方法は、プログラムが記録された媒体にプロセッサが読み込むことのできるコードとして具現することができる。プロセッサが読み込むことのできる媒体の例としては、ROM、RAM、CD‐ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ貯蔵装置等がある。
上記のように説明された電動歯ブラシ及び外部機器は、前記説明された実施例の構成と方法が限定されて適用されるものではなく、前記実施例は、多様な変形が可能であるように、各実施例の全部または一部が選択的に組合せられて構成されてもよい。
以上の説明は、本開示の技術思想を例示的に説明したことに過ぎず、本開示が属する技術分野で通常の知識を有した者であれば、本開示の本質的な特性を逸脱しない範囲内で多様な修正及び変形が可能であろう。
従って、本開示に開示された実施例は、本開示の技術思想を限定するためのものではなく、説明をするためのものであり、このような実施例によって本開示の技術思想の範囲が限定されるものではない。
本開示の保護範囲は、添付された請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本開示の権利範囲に含まれると解釈されるべきである。

Claims (14)

  1. 電動歯ブラシにおいて、
    刷毛と、
    前記刷毛に対する振動を発生させる振動発生部と、
    出力の対象となる音源データまたは前記音源データに対応する振動データを決定し、前記音源データに対応する前記振動データに基づいて前記振動発生部の動作を制御して、前記刷毛に前記音源データに対応する振動を発生させるプロセッサと、を含む、電動歯ブラシ。
  2. 前記刷毛は、複数個で構成され、
    前記振動発生部は、前記複数個の刷毛のそれぞれに対応して複数個で構成され、
    前記プロセッサは、前記複数個の振動発生部を個別的に制御して、前記複数個の刷毛に個別的に振動を発生させる、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記音源データは、多チャンネル音源データであり、
    前記プロセッサは、前記多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データに基づいて前記複数個の振動発生部を個別的に制御する、請求項2に記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記刷毛は、第1刷毛と第2刷毛とを含み、
    前記振動発生部は、前記第1刷毛に対応する第1振動発生部と、第2刷毛に対応する第2振動発生部と、を含み、
    前記プロセッサは、前記多チャンネル音源データの左チャンネル音源データに対応する左チャンネル振動データに基づいて前記第1振動発生部を制御して、前記第1刷毛に前記左チャンネル音源データに対応する振動を発生させ、前記多チャンネル音源データの右チャンネル音源データに対応する右チャンネル振動データに基づいて前記第2振動発生部を制御して、前記第2刷毛に前記右チャンネル音源データに対応する振動を発生させる、請求項3に記載の電動歯ブラシ。
  5. 前記複数個の振動発生部の間の衝突を防止する衝突防止部材をさらに含む、請求項2に記載の電動歯ブラシ。
  6. 外部機器と通信する通信部をさらに含み、
    前記プロセッサは、前記通信部を通じて前記外部機器から前記音源データまたは前記振動データを受信する、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  7. 前記プロセッサは、前記通信部を通じて前記外部機器から前記音源データを受信し、前記音源データに対応する前記振動データを生成する、請求項6に記載の電動歯ブラシ。
  8. 前記プロセッサは、前記音源データに対して、サンプリング(sampling)、量子化(quantization)及び符号化(encoding)を順次行ってPWM波形の振動データを生成する、請求項7に記載の電動歯ブラシ。
  9. 前記プロセッサは、前記通信部を通じて前記外部機器から前記音源データに対応する前記振動データを受信し、受信した前記振動データに基づいて前記振動発生部の動作を制御する、請求項6に記載の電動歯ブラシ。
  10. 前記振動データは、前記外部機器で前記音源データから変換されたPWM波形信号である、請求項9に記載の電動歯ブラシ。
  11. 前記音源データまたは前記音源データに対応する振動データを貯蔵するメモリーをさらに含み、
    前記プロセッサは、前記メモリーに貯蔵された前記音源データに対応する振動データに基づいて前記振動発生部の動作を制御して、前記刷毛に前記音源データに対応する振動を発生させる、請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  12. 電動歯ブラシの動作方法において、
    出力の対象となる音源データまたは前記音源データに対応する振動データを決定するステップと、
    前記音源データに対応する前記振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するステップと、
    前記振動発生部の動作で刷毛に対する振動を発生させるステップと、を含む、電動歯ブラシの動作方法。
  13. 前記音源データに対応する前記振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するステップは、
    多チャンネル音源データの各チャンネル音源データに対応するチャンネル振動データに基づいて複数個の振動発生部を個別的に制御するステップを含み、
    前記振動発生部の動作で刷毛に対する振動を発生させるステップは、
    前記複数個の振動発生部の個別的動作で複数個の刷毛に個別的に振動を発生させるステップを含む、請求項12に記載の電動歯ブラシの動作方法。
  14. 電動歯ブラシの動作方法を記録した記録媒体において、
    前記動作方法は、出力の対象となる音源データまたは前記音源データに対応する振動データを決定するステップと、
    前記音源データに対応する前記振動データに基づいて振動発生部の動作を制御するステップと、
    前記振動発生部の動作で刷毛に対する振動を発生させるステップと、を含む、記録媒体。
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