JP3243889U - 製本構造 - Google Patents

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知之 新里
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株式会社新里製本所
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Abstract

【課題】低コストでデザイン性及び保存性に優れた製本構造を提供する。【解決手段】複数枚の紙を綴じて形成した本文1と、二つ折りにした見返し紙2と、本文と見返し紙をくるむ表紙3と、を有し、本文の表裏それぞれに見返し紙を固定して本体4を形成し、本体の表裏となる見返し紙の面に表紙を貼りつけて配置し、表紙は透明又は半透明の樹脂製である。【選択図】図2

Description

本考案は、製本構造に関する。
従来、製本には、簡易な製本方式である並製本と、別仕立ての表紙で本文をくるんで製本する上製本がある。
上製本はハードカバー上製本とも呼ばれており、表紙に厚手で丈夫なボール紙を使用し、その表面を印刷用紙で覆う他、布クロスや、レザークロスで覆うことで高級感や保存性を高めている。その分、上製本は並製本に比べると高価であり、作業工程も多くなる。
本の内容や本のデザイン性を高めるために、表紙の外側には印刷が施される。
並製本は表紙が紙であるため、印刷は低コストで行うことができるが、上製本と比べて高級感や保存性が低い。
一方、上製本は、並製本に比べると高価なうえ、さらに布クロスやレザークロスへの印刷は紙への印刷に比べて高コストとなってしまう。
本考案は、低コストでデザイン性及び保存性に優れた製本構造を提供することを目的とする。
本願考案は、複数枚の紙を綴じて形成した本文と、二つ折りにした見返し紙と、前記本文と前記見返し紙をくるむ表紙と、を有し、前記本文の表裏それぞれに前記見返し紙を固定して本体を形成し、前記本体の表裏となる前記見返し紙の面に前記表紙を貼りつけて配置し、前記表紙は透明又は半透明の樹脂製である、製本構造を提供する。
前記本文の表及び/又は裏となる前記見返し紙の面に印刷が施されていてもよい。
前記本文は糸かがり綴じにて形成されてもよい。
前記本体に貼りつけた前記表紙は、前記本体の天、地及び小口から突出してチリを有してもよい。
本考案の製本構造は、次のような効果を有する。
(1)表紙を透明又は半透明の樹脂製として本体を覆うことで、保存性に優れる。
(2)見返し紙の面に表紙を貼りつける際の糊や、背の糸かがり綴じが表紙を透過して見えるため、デザイン性に優れる。
(3)樹脂からなる表紙ではなく、見返し紙に印刷を施すため低コストである。また、見返し紙の印刷が表紙を透過して見えるため、デザイン性に優れる。
(4)表紙に色をつけることで、見返し紙に施した印刷が表紙を透過して見える際の色調を変えることができる。
本考案の製本構造の斜視図である。 本考案の製本構造の分解斜視図である。
<1>製本構造の概要
本考案の製本構造は、書籍やノートブック、手帳、アルバム等に適用できるものであり、複数の紙を綴じて形成した本文1と、二つ折りにした見返し紙2と、本文1と見返し紙2をくるむ表紙3と、を有する(図1、2)。
<2>本文
本文1は、複数の紙を束ねて綴じた形態であり、書籍であれば文書を印刷した用紙を束ねたものであり、ノートブックであれば筆記用紙を束ねたものである。
本願における本文1は糸かがり綴じにて形成する。
<3>見返し紙
見返し紙2は二つ折りにされた2枚の用紙であり、一方は本文1の最初のページに重ねて背側を固定し、他方は本文1の最後のページに重ねて背側を固定することで、本文1の表裏それぞれに固定して、本考案の製本構造の本体4となる。
本文1と、二つ折りにされた見返し紙2は、平面視で同形状とする。
<4>表紙
表紙3は、透明又は半透明の樹脂製であり、本文1と見返し紙2からなる本体4を背側でくるみ、本体4の表裏となる見返し紙2の面に貼りつける。樹脂製の表紙3により本体4を来るんで覆うことで保存性に優れた製本とすることができる。
表紙3は、本体4の天側、地側、小口側の各端部から数ミリはみ出して見返し紙2に貼りつけることで、従来の上製本と同様にチリ5を設ける。チリ5を設けることで本文1を保護することができる。
<5>表紙の透過
本考案の製本構造の表紙3は、透明又は半透明の樹脂製であるため、本体4に貼りつけたときに、見返し紙2に表紙3を貼りつける際の糊が模様として見え、また、背の部分では糸かがり綴じが透過して見えるため、デザイン性に優れる。
そして、見返し紙2に施した印刷が表紙3を透過して見える。このため、樹脂からなる表紙3への印刷ではなく、紙からなる見返し紙2に印刷すればよく、低コストである。また、見返し紙2に施した印刷が表紙3を透過して見えるため、デザイン性に優れる。
さらに、表紙3を色のついた透明又は半透明の樹脂製とすることで、見返し紙2に施した印刷が表紙3を透過して見える際の色調を変えることができる。
1 本文、2 見返し紙、3 表紙、4 本体、5 チリ

Claims (4)

  1. 複数枚の紙を綴じて形成した本文と、
    二つ折りにした見返し紙と、
    前記本文と前記見返し紙をくるむ表紙と、を有し、
    前記本文の表裏それぞれに前記見返し紙を固定して本体を形成し、
    前記本体の表裏となる前記見返し紙の面に前記表紙を貼りつけて配置し、
    前記表紙は透明又は半透明の樹脂製である、
    製本構造。
  2. 前記本文の表及び/又は裏となる前記見返し紙の面に印刷が施されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の製本構造。
  3. 前記本文は糸かがり綴じにて形成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の製本構造。
  4. 前記本体に貼りつけた前記表紙は、前記本体の天、地及び小口から突出してチリを有していることを特徴とする、
    請求項1に記載の製本構造。
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