JP3243788B2 - 単一センサ型常装着入力装置 - Google Patents

単一センサ型常装着入力装置

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JP3243788B2
JP3243788B2 JP00063397A JP63397A JP3243788B2 JP 3243788 B2 JP3243788 B2 JP 3243788B2 JP 00063397 A JP00063397 A JP 00063397A JP 63397 A JP63397 A JP 63397A JP 3243788 B2 JP3243788 B2 JP 3243788B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常時装着可能な入
力装置に関し、特に、指のつけ根、あるいは、手首部分
に装着された単一の加速度検出手段により、2本以上の
指での打鍵を区別して検出することを可能とした単一セ
ンサ型常装着入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型情報機器の入力装置に限ら
ず、入力装置としては、主にキーボードやキーパットが
使用されている。
【0003】これに対して、身体に装着するタイプの入
出力装置は、ポケットや鞄から取り出す必要がなく、使
いたいと思ったときすぐに使い始めることができるの
で、「何時でも何処でもすぐに」を目的とする携帯型情
報機器に最適である。
【0004】しかし、従来のキースイッチを並べる形式
のキーボードでは、操作性を保ったまま小型化するのは
困難であった。
【0005】そのため、本発明者は、特開平7−121
294号(特願平6−154605号)に記載されてい
るように、物体表面を指先で叩いて情報の入力を行う常
装着型入力装置を発明している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記公報(特開平7−
121294号)に記載された常装着型入力装置によれ
ば、机などの任意の支持物体上での打鍵動作を検出し、
支持物体を指先で叩いたタイミングを解析して、支持物
体を指先で叩いた指、ほぼ同時に支持物体を指先で叩い
た複数の指の組合せ、または、短時間に支持物体を指先
で叩いた複数の指の前後関係に応じて入力すべき文字ま
たは動作を決定するようにしたので、ポケットや鞄から
取り出す必要がなく、かつ、操作性を犠牲にすることな
く、携帯性および即時性の向上を図り、メニュー選択や
文字入力等の入力を、「何時でも何処でもすぐに」入力
可能となる。
【0007】しかしながら、前記公報に記載された常装
着型入力装置は、複数の指の打鍵の組み合わせで情報が
入力されるようになっているので、複数の指のそれぞれ
の根元にひとつの検出装置を装着する必要があり、高価
かつ装着が困難であるという問題点があった。
【0008】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、単一セ
ンサ型常装着入力装置において、指のつけ根部分に装着
された単一の加速度検出手段により、1本あるいは2本
以上の指での打鍵を区別して検出することが可能となる
技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、単一センサ型常装着
入力装置において、指のつけ根、あるいは、手首部分に
装着された単一の加速度検出手段により、1本あるいは
2本以上の指での打鍵を検出してコマンドを送信し、遠
方に設置された制御対象機器を制御することが可能とな
る技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0012】物体表面を指先で叩いて情報の入力を行う
常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマンド
を発生させる単一センサ型常装着入力装置であって、い
ずれか1本の指のつけ根部分に装着され、物体表面を指
先で叩いたときに発生し、指および手を伝搬してきた加
速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段
から出力される検出信号が、前記加速度検出手段が装着
された指の指先で物体表面を叩いた時に発生する特定の
周波数成分を含む場合にトリガ信号を出力する第1のト
リガ検出手段と、前記加速度検出手段から出力される検
出信号が、前記加速度検出手段が装着された指以外の指
先で物体表面を叩いた時に発生する特定の周波数成分を
含む場合にトリガ信号を出力する第2のトリガ検出手段
とを具備する。
【0013】物体表面を指先で叩いて情報の入力を行う
常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマンド
を発生させる単一センサ型常装着入力装置であって、手
の甲あるいは手首部分に装着され、物体表面を指先で叩
いたときに発生し、指および手を伝搬してきた加速度を
検出する1個の加速度検出手段と、前記加速度検出手段
から出力される出力信号が、前記検出手段が装着された
腕の任意の指の指先で物体表面を叩いた時に発生する特
定の周波数成分を含む場合にトリガ信号を出力するトリ
ガ検出手段とを具備する。
【0014】物体表面を指先で叩いて情報の入力を行う
常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマンド
の入力を行い、遠方に設置された制御対象機器を遠隔制
御する単一センサ型常装着入力装置であって、いずれか
1本の指のつけ根部分に装着され、物体表面を指先で叩
いたときに発生し、指を伝搬してきた加速度を検出する
加速度検出手段と、前記加速度検出手段から出力される
検出信号が、前記加速度検出手段が装着された指の指先
で物体表面を叩いた時に発生する特定の周波数成分を含
む場合にトリガ信号を出力するトリガ検出手段と、前記
トリガ検出手段から出力される時系列のトリガ信号に基
づいて、対応するリモコンコマンドを出力するコマンド
生成手段と、前記コマンド生成手段で生成されたリモコ
ンコマンドを、光、電波あるいは音波を用いて、前記制
御対象機器に送信する送信手段とを具備する。
【0015】物体表面を指先で叩いて情報の入力を行う
常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマンド
の入力を行い、遠方に設置された制御対象機器を遠隔制
御する単一センサ型常装着入力装置であって、いずれか
1本の指のつけ根部分に装着され、物体表面を指先で叩
いたときに発生し、指および手を伝搬してきた加速度を
検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段から出
力される検出信号が、前記加速度検出手段が装着された
指の指先で物体表面を叩いた時に発生する特定の周波数
成分を含む場合にトリガ信号を出力する第1のトリガ検
出手段と、前記加速度検出手段から出力される検出信号
が、前記加速度検出手段が装着された指以外の指先で物
体表面を叩いた時に発生する特定の周波数成分を含む場
合にトリガ信号を出力する第2のトリガ検出手段と、前
記第1および第2のトリガ検出手段から出力される時系
列のトリガ信号に基づいて、対応するリモコンコマンド
を出力するコマンド生成手段と、前記コマンド生成手段
で生成されたリモコンコマンドを、光、電波あるいは音
波を用いて、前記制御対象機器に送信する送信手段とを
具備する。
【0016】物体表面を指先で叩いて情報の入力を行う
常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマンド
の入力を行い、遠方に設置された制御対象機器を遠隔制
御する単一センサ型常装着入力装置であって、手の甲あ
るいは手首部分に装着され、物体表面を指先で叩いたと
きに発生し、指および手を伝搬してきた加速度を検出す
る1個の加速度検出手段と、前記加速度検出手段から出
力される出力信号が、前記検出手段が装着された腕の任
意の指の指先で物体表面を叩いた時に発生する特定の周
波数成分を含む場合にトリガ信号を出力するトリガ検出
手段と、前記時系列のトリガ信号に基づいて、対応する
リモコンコマンドを出力するコマンド生成手段と、前記
コマンド生成手段で生成されたリモコンコマンドを、
光、電波あるいは音波を用いて、前記制御対象機器に送
信する送信手段とを具備する。
【0017】前記手段によれば、いずれか1つの指に装
着された単一の加速度検出手段により、加速度検出手段
が装着された指、あるいは、それ以外の指での打鍵をバ
ンドパスフィルタを使用して区別して検出可能としたの
で、1本あるいは2本以上の指での打鍵を区別すること
が可能となる。
【0018】これにより、従来の常装着型入力装置のよ
うに、複数の指のそれぞれの根元にひとつの加速度検出
手段を装着する必要がないので、常装着型入力装置が安
価になり、また、装着も容易となる。
【0019】前記手段によれば、いずれか1つの指、あ
るいは、手首に装着された単一の加速度検出手段によ
り、加速度検出手段が装着された指、手の甲、あるい
は、それ以外の指での打鍵を検出してコマンドを送信す
るようにしたので、遠方に設置された制御対象機器を制
御することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0021】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0022】[発明の実施の形態1]図1は、本発明の
一発明の実施の形態である単一センサ型常装着入力装置
の概略構成を示す斜視図である。
【0023】同図に示すように、指輪型センサモジュー
ルSMは指FIのつけ根部分に装着された指輪RGにマ
ウントされている。また、HAは手、FTは指先、HH
は携帯型情報処理装置であり、携帯型情報処理装置HH
には受信装置RXが内蔵される。
【0024】図2は、本実施の形態における、指輪型セ
ンサモジュールSM内部の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0025】同図に示すように、センサモジュールSM
の内部には、衝撃センサSN、センサアンプSA、検出
装置装着指打鍵動作検出用バンドパスフィルタBPF
1、コンパレータCMP1、コンパレータ用レベル設定
機構CPL1、トリガ発生装置TRG1、検出装置非装
着指打鍵動作検出用バンドパスフィルタBPF2、コン
パレータCMP2、コンパレータ用レベル設定機構CP
L2、トリガ発生装置TRG2、コマンド生成装置CC
U、コマンドテーブルCTB、タイマー装置TIM、送
信装置TXが内蔵されている。
【0026】なお、衝撃センサSN以外の部分は、例え
ば、手首等の指のつけ根以外の部分に装着されていても
よく、この場合には、両者は、有線、無線、音波、ある
いは、光等のデータ通信機構によって結合されることに
なる。また、電源供給の為のバッテリ等も内蔵されてい
る。
【0027】衝撃センサSNで検出された打鍵衝撃は、
センサアンプSAで増幅され、センサアンプSAで増幅
された検出信号は、バンドパスフィルタBPF1および
バンドパスフィルタBPF2に送られる。ここで、バン
ドパスフィルタBPF1は、センサモジュールSMが装
着された指で打鍵した時に生じる特有な周波数成分、お
よび、バンドパスフィルタBPF2は、センサモジュー
ルSMが装着されていない指で打鍵した時に生じる特有
な周波数成分にそれぞれ対応したフィルタである。
【0028】各バンドパスフィルタ(BPF1,BPF
2)の周波数特性の一例を図3に示す。
【0029】通常、センサモジュールSMが装着された
指での打鍵時には、その打鍵衝撃は、指先からその指の
根元の衝撃センサSNに伝搬されるため、略90Hz近
辺の周波数成分が現れる。これに対して、センサモジュ
ールSMが装着されていない指での打鍵時には、その打
鍵衝撃は、指先から一度手を通り、他の指の根元の衝撃
センサSNに伝搬されるため、90Hz近辺のより低い
略10Hz近辺の周波数成分が現れる。
【0030】前記各バンドパスフィルタ(BPF1,B
PF2)は、これらの周波数成分を通過するように設定
されている。
【0031】各バンドパスフィルタ(BPF1,BPF
2)の出力は、対応するコンパレータ(CMP1,CM
P2)によって閾値処理されて打鍵衝撃のみが抽出さ
れ、トリガ生成装置(TRG1,TRG2)から打鍵タ
イミング信号(TYP1,TYP2)としてコマンド生
成装置CCUに送られる。ここで、コンパレータ(CM
P1,CMP2)の閾値は、コンパレータ用レベル設定
機構(CPL1,CPL2)により設定される。
【0032】コマンド生成装置CCUでは、タイマー装
置TIMから送られるタイミングクロックに基づき、各
打鍵タイミング信号(TYP1,TYP2)の相互関係
により、打鍵シンボルTYSを生成し、さらに、コマン
ドテーブルCTBを参照して、この打鍵シンボルTYS
からコマンド(出力コード)CCMに変換し、送信装置
TXから携帯型情報処理装置HHに送信される。
【0033】図4は、本実施の形態のコマンド生成装置
CCUにおける、打鍵タイミング信号TYPから打鍵シ
ンボルTYSへの変換方法の一例を説明するための図で
ある。
【0034】打鍵タイミング信号TYP1および打鍵タ
イミング信号TYP2は、一回の打鍵に対して、一度発
生し、そのパルス幅Mは一定である。
【0035】図4に示す方法では、打鍵の時間間隔を用
いて、同時打鍵と順序打鍵を識別している。ここで、T
1及びT2は識別用時定数である。
【0036】打鍵が行われ、いずれかの打鍵タイミング
信号TYPが発生すると、パルス立ち上がりの時刻を基
準として、T1時間以内に他の指の打鍵タイミング信号
TYPが発生すると、同時打鍵とみなし、また、T2時
間以内に次の打鍵タイミング信号TYPが発生すると、
順序打鍵とみなす。さらに、T2時間以内に次の打鍵タ
イミング信号TYPが発生しない場合、パルス列解析を
打ち切る。
【0037】図4(A)は同時打鍵の例を示しており、
図4(A)は、打鍵タイミング信号TYP1が発生して
から、T1時間以内に他の指の打鍵タイミング信号TY
P2が発生し、その後、T2時間以内に次の打鍵タイミ
ング信号TYPが発生しない場合を示している。この場
合には、打鍵シンボルTYSは、「1,1」となる。
【0038】図4(B)は順序打鍵の例を示しており、
図4(B)は、打鍵タイミング信号TYP1が発生して
から、T2時間以内に他の指の打鍵タイミング信号TY
P2が発生し、また、T2時間以内に次の打鍵タイミン
グ信号TYP1が発生し、その後、T2時間以内に次の
打鍵タイミング信号TYPが発生しない場合を示してい
る。この場合には、打鍵シンボルTYSは、「1,0,
0,1」となる。
【0039】図4(C)は同時打鍵と順序打鍵の複合例
を示しており、図4(C)は、打鍵タイミング信号TY
P1が発生してから、T1時間以内に他の指の打鍵タイ
ミング信号TYP2が発生し、また、T2時間以内に次
の打鍵タイミング信号TYP1が発生し、さらに、T1
時間以内に次の打鍵タイミング信号TYP2が発生し、
その後、T2時間以内に次の打鍵タイミング信号TYP
が発生しない場合を示している。この場合には、打鍵シ
ンボルTYSは、「1,1,1,1」となる。
【0040】なお、図4に示す例では、パルス幅Mは一
定であるが、センサアンプSAで増幅された検出信号の
一部を用いて打鍵強度を検出し、異なるパルス幅を与え
ることによって、打鍵の強弱を用いて、より複雑なコマ
ンドを発生させることができる。
【0041】本実施の形態において、打鍵タイミング信
号TYP1は一本の指での信号であり、高速打鍵は困難
であるが、打鍵タイミング信号TYP2は残りの4本の
指を使用した信号であるため、高速にパルス列を発生さ
せることができる。この場合、打鍵タイミング信号TY
P2に対する識別用時定数(T1,T2)を打鍵タイミ
ング信号TYP1に対するものよりも短く設定すること
によって、より高速の入力が可能となる。
【0042】なお、図4(D)に示すように、T1時間
以内に同じ指のパルスが再発生した場合に、打鍵シンボ
ルを「2」「3」…と増やしていくことにより、「0」
「1」だけのシンボルに比べて、より複雑な表現が可能
となる。
【0043】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、一本の指の根元に装着された単一の衝撃センサSN
により、1本あるいは2本以上の指での打鍵を検出する
ことが可能となる。
【0044】[発明の実施の形態2]図5は、本発明の
他の発明の実施の形態である単一センサ型常装着入力装
置の概略構成を示す斜視図である。
【0045】同図に示すように、センサモジュールSM
は、指FIの指のつけ根部分に装着された指輪RGにマ
ウントされている。また、壁には、壁面モジュールA
(WMA)が、天井には、天井モジュールCLMが設置
されている。ここで、HAは手、SSWはサイドスイッ
チ、APLは制御対象機器、ARXは壁面モジュールA
(WMA)に内蔵されている受信装置、ATXは壁面モ
ジュールA(WMA)に内蔵されている送信装置、AI
Dは壁面モジュールA(WMA)に内蔵されているイン
ジケータ、CLRXは天井モジュールCLMに内蔵され
ている受信装置、CLTXは天井モジュールSMに内蔵
されている送信装置、CLIDは天井モジュールCLM
に内蔵されているインジケータである。
【0046】なお、制御対象機器APLには、TV,V
TR,エアコン、電灯等の家電製品や、コンピュータ等
の情報機器、あるいは、ドアやカーテン等の調度品が含
まれる。
【0047】図6は、本実施の形態における、指輪型セ
ンサモジュールSMおよび壁面モジュールA(WMA)
内部の概略構成を示すブロック図である。
【0048】センサモジュールSMの内部には、衝撃セ
ンサSN、センサアンプSA、打鍵動作検出用バンドパ
スフィルタBPF、コンパレータCMP、コンパレータ
用レベル設定機構CPL、トリガ発生装置TRG、コマ
ンド生成装置CCU、タイマー装置TIM、コマンドテ
ーブルCTB、サイドスイッチSSW、送信装置CT
X、受信装置CRXが内蔵されている。また、電源供給
の為のバッテリ等も内蔵されている。
【0049】衝撃センサSNで検出された打鍵衝撃は、
センサアンプSAで増幅され、センサアンプSAで増幅
された信号はバンドパスフィルタBPFに送られ、打鍵
時に特有な90Hz付近の周波数のみが抽出される。こ
のバンドパスフィルタBPFの使用により、他の指の打
鍵や、他の手の動きによる干渉を避け、衝撃センサSN
が装着された指の打鍵のみを捉えることができる。
【0050】このバンドパスフィルタBPFの出力は、
コンパレータCMPによって閾値処理されて打鍵衝撃の
みが抽出され、トリガ生成装置TRGによって打鍵タイ
ミング信号TYPとして、コマンド生成装置CCUに出
力される。ここで、コンパレータCMPの閾値は、コン
パレータ用レベル設定機構CPLにより設定される。
【0051】なお、前記実施の形態のように、検出装置
装着指打鍵動作検出用バンドパスフィルタBPF1、コ
ンパレータCMP1、コンパレータ用レベル設定機構C
PL1、トリガ発生装置TRG1、検出装置非装着指打
鍵動作検出用バンドパスフィルタBPF2、コンパレー
タCMP2、コンパレータ用レベル設定機構CPL2、
トリガ発生装置TRG2を使用して、「衝撃センサSN
が装着された指以外の指での打鍵」を捉えることも可能
である。この場合には、複数の指を用いて打鍵ができる
ので、素早い入力が可能となる。
【0052】コマンド生成装置CCUは、タイマー装置
TIMから送られるタイミングクロックに基づいて打鍵
タイミング信号TYPを解析し、打鍵コマンドFCMを
生成する。打鍵コマンドFCMは、コマンドテーブルC
TBの情報に基づいて送信コマンドCCMに変換され、
送信装置CTXから送信する。
【0053】本実施の形態では、送受信装置に赤外線を
用いているが、この他の光・電波・音波等の手段を用い
ても構わない。
【0054】図6に示すように、壁に設置されている壁
面モジュールA(WMA)の内部には、受信装置AR
X、送信装置ATX、インジケータAID、処理装置A
MPが内蔵されている。
【0055】この壁面モジュールA(WMA)は、対応
する制御対象機器APLに接続されている。センサモジ
ュールSMに内蔵されている送信装置CTXから送信さ
れたコマンド信号CCMは、壁面モジュールA(WM
A)に内蔵されている受信装置ARXで受信され、対応
する制御対象機器APLに送られ、制御対象機器APL
が動作する。
【0056】図7は、本実施の形態における、打鍵タイ
ミング信号TYPから打鍵コマンドFCMへの変換方法
の一例を説明するための図である。
【0057】図7において、打鍵タイミング信号TYP
は、一回の打鍵に対して一度発生し、そのパルス幅Mは
一定である。また、T1及びT2は識別用時定数であ
る。
【0058】いずれかの指で打鍵が行なわれパルスが発
生すると、パルス立ち上がりの時刻を基準として、T1
時間内に次のパルスが発生すると、「0」とみなし、基
準時刻を0に戻して次のパルスを待ち、また、T2時間
内に次のパルスが発生すると、「1」とみなし、基準時
刻を0に戻して次のパルスを待つ。そして、T2時間以
内に次のパルスが発生しない場合、パルス列解析を打ち
切る。
【0059】したがって、図7(A)ないし図7(D)
に示す時系列の打鍵タイミング信号TYPは、それぞれ
「1」、「0,1」、「1,1」、「0,1,0,1,
1」の打鍵コマンドFCMに変換される。
【0060】このように、図7に示す変換方法によれ
ば、パルスの発生時間間隔を用いて、モールス符号のよ
うに「0」、「1」の列ができる。なお、モールス符号
と異なり、図7に示す変換方法では、最終符号は常に
「1」となる。
【0061】こうして得られた時系列の打鍵コマンド
(「0」、「1」の列)FCMを、コマンドテーブルC
TBの参照によってコマンドCCMに変換する。
【0062】なお、図7に示す方法では、パルス幅Mは
一定であるが、センサアンプSAで増幅された検出信号
の一部を用いて、指先での打鍵時における打鍵強度を検
出し、異なるパルス幅を与えることによって、打鍵の強
弱を用いて、より複雑なコマンドを発生させることがで
きる。
【0063】なお、本実施の形態では、センサモジュー
ルSMを指のつけ根部分に装着しているが、センサモジ
ュールSMを手首や手の甲部に装着することもできる。
この場合には、バンドパスフィルタBPFの設定によ
り、どの指で打鍵を行っても等しく検出を行うことがで
き、指1本の場合よりも、高速にコマンドCCMを発信
することができる。また、指のつけ根部分に装着した場
合と比べて、比較的大きな装置を装着できるので、バッ
テリーや送信出力等の面で有利である。
【0064】次に、センサモジュールSMと壁面モジュ
ールA(WMA)との間の通信について説明する。
【0065】本実施の形態では、打鍵コマンドFCMを
一対一に個別の制御対象機器APLのコマンドに割り当
てることで、様々な機器をコントロールすることが可能
である。しかしながら、使用が容易な打鍵コマンドFC
M数には限りがあるので、モード切替えによってコント
ロール対象の制御対象機器APLを切替えて使用する方
法が考えられる。
【0066】図8は、本実施の形態における、モード切
替えによってコントロール対象の制御対象機器APLを
切替えて使用する方法を説明するための図である。
【0067】同図に示すように、壁に設置されている壁
面モジュールA(WMA)の内部には、受信装置ARX
1、送信装置ATX1、インジケータAID1、ネット
ワークコントローラHNC1、処理装置AMP1が内蔵
されている。ここで、処理装置AMP1は制御対象機器
APL1に接続されている。
【0068】また、壁に設置されている壁面モジュール
B(WMB)の内部には、受信装置ARX2、送信装置
ATX2、インジケータAID2、ネットワークコント
ローラHNC2、処理装置AMP2が内蔵されている。
ここで、処理装置AMP2は制御対象機器APL2に接
続されている。
【0069】また、天井に設置されている天井モジュー
ルCLMの内部には、受信装置CLRX、送信装置CL
TX、インジケータCLID、ネットワークコントロー
ラHNC0、処理装置CLMPが内蔵されている。
【0070】各壁面モジュール(WMA,WMB)と天
井モジュールCLMとの間は、ネットワークHBSで結
合されている。
【0071】(A)ターゲットポインティング方式 壁面モジュールWMを操作対象となる制御対象機器AP
Lの近辺に設置しておき、目的とする壁面モジュールW
MにセンサモジュールSMを向けてサイドスイッチSS
Wを押下するか、あるいは、しばらくの間待機する。
【0072】これにより、センサモジュールSMと壁面
モジュールWMとの間でハンドシェイクが行なわれ、壁
面モジュールの識別(ID)番号がセンサモジュールS
Mに伝搬され、モード変更が行なわれる。さらに、選択
された壁面モジュールWMのインジケータAIDが点灯
し、選択状態であることを表示し、同時にネットワーク
HBSを介して、他の壁面モジュールWMにモード変更
が伝えられ、他の壁面モジュールWMが選択状態であっ
た場合にはこれを解除する。
【0073】なお、センサモジュールSMの送信装置C
TXは広視野角型であり、広い範囲に赤外線を照射す
る。また、壁面モジュールWMの受信装置ARXおよび
天井モジュールCLMの受信装置CLRXの視野角も広
く、多方向からの送信に反応する。これに対し、各壁面
モジュールWMの送信装置ATX、天井モジュールCL
Mの送信装置CLTX、およびセンサモジュールSMの
受信装置CRXの視野角は狭く、光軸をある程度合わせ
ないと通信が行なえない。
【0074】したがって、センサモジュールSMと対向
した状態にある壁面モジュールWMあるいは天井モジュ
ールCLM以外との相互通信は成立せず、ハンドシェイ
クは成功しない。これによって、明示的にセンサモジュ
ールSMを向けた壁面モジュールWMあるいは天井モジ
ュールCLMのみが選択される。
【0075】各壁面モジュールWMあるいは天井モジュ
ールCLMは、センサモジュールSMからのコマンドC
CMを受けとると、コマンドCCM内に埋め込まれた宛
先識別(ID)番号を解析し、自分の識別(ID)番号
と同じであった場合には、該コマンドCCMを処理す
る。
【0076】宛先識別(ID)番号が不一致の場合に
は、ネットワークHBSを介して該コマンドCCMを該
当する宛先に配送する。これによって、通常のコマンド
送信時には、センサモジュールSMを、宛先の壁面モジ
ュールWMの方向に明示的に向ける必要がなくなり、使
い勝手が向上する。
【0077】なお、本方式を拡張すると、操作者の移動
に伴って連続的にハンドシェイクが行なわれ、操作者の
近傍にある壁面モジュールWMが自動的に選択されるよ
うにもできる。これによって、部屋を移動しながらの操
作がより自然に行なえるようになる。
【0078】また、コマンドCCMの中に、送信したセ
ンサモジュールSMの識別(ID)番号を埋め込むこと
により、複数のセンサモジュールSMを用いた場合に、
異なる壁面モジュールWMを選択することが可能とな
る。また、センサモジュールSMの識別(ID)番号に
パスワード的な機能を持たせることにより、操作者毎に
制御対象機器APLのアクセス制限などを行うことが可
能となる。
【0079】(B)循環方式 特定のコマンドCCMを発行することにより、周囲の壁
面モジュールWM間で順番にモードが切り替わる。選択
された壁面モジュールWMはインジケータAIDが点灯
することでこれを知らせる。各壁面モジュールWMは、
部屋毎、もしくは,用途別等であらかじめグループ分け
されている。この場合、明示的にセンサモジュールSM
を特定の方向に向ける必要はない。多くの場合、天井モ
ジュールCLMが受信し、他の壁面モジュールWMにネ
ットワークHBSを介して分配される。
【0080】(C)ダイレクト選択方式 壁面モジュールWMあるいは天井モジュールCLM毎
に、特定の選択コマンドCCMを割り当て、明示的に発
行することにより、モードを切替える。この場合、明示
的にセンサモジュールSMを特定の方向に向ける必要は
ない。多くの場合、天井モジュールCLMが受信し、他
のモジュールにネットワークHBS経由で分配される。
【0081】次に、コマンドCCMの一例について説明
する。
【0082】(D)リピートコマンド あるコマンドCCMが発行された場合、次に発行される
単独の「1」は前回発行されたコマンドCCMの再送出
となる。最も簡単なコマンドCCMをリピートコマンド
に割り当てることによって、TVチャンネル巡回や、音
量の制御等、繰り返しを要求される場合に、素早い遠隔
操作が可能となる。
【0083】(E)デフォルトコマンド 例えば、電球のON/OFF等のように、主たる動作モ
ードが固定されている制御対象機器APLの場合、モー
ド選択が行なわれた時点で自動実行される。また、TV
等、複雑なコマンドCCM体系を持つ場合でも、例え
ば、電源OFF時に選択された場合、自動的に電源ON
になる等、次に来るコマンドCCMが一意に決定される
場合、これが自動実行される。これによって、スピーデ
ィーな遠隔操作が可能となる。ただし、前記「循環方
式」による選択の際には、本機能は働かない。
【0084】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0085】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0086】(1)本発明によれば、いずれか1つの指
に装着された単一の加速度検出手段により、加速度検出
手段が装着された指、あるいは、それ以外の指での打鍵
を区別して検出可能としたので、1本あるいは2本以上
の指での打鍵を区別することが可能となる。
【0087】(2)本発明によれば、従来の常装着型入
力装置のように、複数の指のそれぞれの根元にひとつの
加速度検出手段を装着する必要がないので、常装着型入
力装置が安価になり、また、装着も容易となる。
【0088】(3)本発明によれば、いずれか1つの
指、手の甲、あるいは、手首に装着された単一の加速度
検出手段により、加速度検出手段が装着された指、ある
いは、それ以外の指での打鍵を検出してコマンドを送信
するようにしたので、遠方に設置された制御対象機器を
制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一発明の実施の形態である単一センサ
型常装着入力装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態における、指輪型センサモジュー
ルSM内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態1における、各バンドパスフィル
タ(BPF1,BPF2)の周波数特性の一例を示す図
である。
【図4】本実施の形態1のコマンド生成装置CCUにお
ける、打鍵タイミング信号TYPから打鍵シンボルTY
Sへの変換方法の一例を説明するための図である。
【図5】本発明の他の発明の実施の形態である単一セン
サ型常装着入力装置の概略構成を示す斜視図である。
【図6】本実施の形態2における、指輪型センサモジュ
ールSMおよび壁面モジュールA(WMA)内部の概略
構成を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態における、打鍵タイミング信号T
YPから打鍵コマンドFCMへの変換方法の一例を説明
するための図である。
【図8】本実施の形態における、モード切替えによって
コントロール対象の制御対象機器APLを切替えて使用
する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
HA…手、FI…指、FT…指先、SN…衝撃センサ、
SA…センサアンプ、BPF…バンドパスフィルタ、C
MP…コンパレータ、CPL…コンパレータ用レベル設
定機構、TRG…トリガ発生装置、CCU…コマンド生
成装置、TIM…タイマー装置、CTB…コマンドテー
ブル、HH…携帯型情報処理装置、SSW…サイドスイ
ッチ、CRX,ARX,CLRX…受信装置、TX,C
TX,ATX,CLTX…送信装置、RG…指輪、WM
…壁面モジュール、CLM…天井モジュール、APL…
制御対象機器、AID,CLID…インジケータ、HN
C…ネットワークコントローラ、AMP,CLMP…処
理装置、HBS…ネットワーク。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 G06F 3/023 340 G06F 3/033 310

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体表面を指先で叩いて情報の入力を行
    う常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマン
    ドを発生させる単一センサ型常装着入力装置であって、 いずれか1本の指のつけ根部分に装着され、物体表面を
    指先で叩いたときに発生し、指および手を伝搬してきた
    加速度を検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される検出信号が、前記加
    速度検出手段が装着された指の指先で物体表面を叩いた
    時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ信号
    を出力する第1のトリガ検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される検出信号が、前記加
    速度検出手段が装着された指以外の指先で物体表面を叩
    いた時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ
    信号を出力する第2のトリガ検出手段とを具備すること
    を特徴とする単一センサ型常装着入力装置。
  2. 【請求項2】 物体表面を指先で叩いて情報の入力を行
    う常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマン
    ドを発生させる単一センサ型常装着入力装置であって、 手の甲あるいは手首部分に装着され、物体表面を指先で
    叩いたときに発生し、指および手を伝搬してきた加速度
    を検出する1個の加速度検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される出力信号が、前記検
    出手段が装着された腕の任意の指の指先で物体表面を叩
    いた時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ
    信号を出力するトリガ検出手段とを具備することを特徴
    とする単一センサ型常装着入力装置。
  3. 【請求項3】 物体表面を指先で叩いて情報の入力を行
    う常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマン
    ドの入力を行い、遠方に設置された制御対象機器を遠隔
    制御する単一センサ型常装着入力装置であって、 いずれか1本の指のつけ根部分に装着され、物体表面を
    指先で叩いたときに発生し、指を伝搬してきた加速度を
    検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される検出信号が、前記加
    速度検出手段が装着された指の指先で物体表面を叩いた
    時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ信号
    を出力するトリガ検出手段と、 前記トリガ検出手段から出力される時系列のトリガ信号
    に基づいて、対応するリモコンコマンドを出力するコマ
    ンド生成手段と、 前記コマンド生成手段で生成されたリモコンコマンド
    を、光、電波あるいは音波を用いて、前記制御対象機器
    に送信する送信手段とを具備することを特徴とする単一
    センサ型常装着入力装置。
  4. 【請求項4】 物体表面を指先で叩いて情報の入力を行
    う常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマン
    ドの入力を行い、遠方に設置された制御対象機器を遠隔
    制御する単一センサ型常装着入力装置であって、 いずれか1本の指のつけ根部分に装着され、物体表面を
    指先で叩いたときに発生し、指および手を伝搬してきた
    加速度を検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される検出信号が、前記加
    速度検出手段が装着された指の指先で物体表面を叩いた
    時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ信号
    を出力する第1のトリガ検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される検出信号が、前記加
    速度検出手段が装着された指以外の指先で物体表面を叩
    いた時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ
    信号を出力する第2のトリガ検出手段と、 前記第1および第2のトリガ検出手段から出力される時
    系列のトリガ信号に基づいて、対応するリモコンコマン
    ドを出力するコマンド生成手段と、 前記コマンド生成手段で生成されたリモコンコマンド
    を、光、電波あるいは音波を用いて、前記制御対象機器
    に送信する送信手段とを具備することを特徴とする単一
    センサ型常装着入力装置。
  5. 【請求項5】 物体表面を指先で叩いて情報の入力を行
    う常装着型の入力装置で、物体表面を指で叩いてコマン
    ドの入力を行い、遠方に設置された制御対象機器を遠隔
    制御する単一センサ型常装着入力装置であって、 手の甲あるいは手首部分に装着され、物体表面を指先で
    叩いたときに発生し、指および手を伝搬してきた加速度
    を検出する1個の加速度検出手段と、 前記加速度検出手段から出力される出力信号が、前記検
    出手段が装着された腕の任意の指の指先で物体表面を叩
    いた時に発生する特定の周波数成分を含む場合にトリガ
    信号を出力するトリガ検出手段と、 前記トリガ検出手段から出力される時系列のトリガ信号
    に基づいて、対応するリモコンコマンドを出力するコマ
    ンド生成手段と、 前記コマンド生成手段で生成されたリモコンコマンド
    を、光、電波あるいは音波を用いて、前記制御対象機器
    に送信する送信手段とを具備することを特徴とする単一
    センサ型常装着入力装置。
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