JP3243757U - フライヤー - Google Patents

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國彦 宮澤
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オーシーエム株式会社
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Abstract

【課題】比較的簡易な構成で、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することが可能なフライヤーを提供する。【解決手段】このフライヤーは、上面が開口する箱状に形成され揚げ物用の油が入る油槽2と、油槽2と別体で形成され油槽2に対して出し入れ自在な揚げ物カゴ4とを備えている。揚げ物カゴ4は、上面が開口する箱状に形成され油槽2に漬かるとともに食材が入る網目状のカゴ本体6と、カゴ本体6の上面の一部を塞ぐ蓋部材7とを備えている。フライヤーで調理を行う作業者は、フライヤーの前側で作業を行う。蓋部材7は、油槽2に漬かっている状態のカゴ本体6の前端側に固定されている。【選択図】図2

Description

本考案は、食材を油の中に入れて揚げ物を作るためのフライヤーに関する。
従来、食材を油の中に入れて揚げ物を作るための業務用のフライヤー(揚げ物調理装置)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のフライヤーは、揚げ物用の油が入る油槽と、油槽の上面を塞ぐための開閉蓋と、食材が入る揚げ物カゴとを備えている。開閉蓋は、ヒンジを介して油槽の上端側に取り付けられている。開閉蓋は、油槽全体の上面を塞ぐ閉位置と、油槽の上面を開放する開位置との間で回動可能になっている。揚げ物カゴは、油槽に対して出し入れ自在になっている。
実開平5-48840号公報
日本は地震大国であり、日本ではいつ何時地震が発生するのかわからない。作業者がフライヤーで調理を行っているときに地震が発生すると、作業者に向かって高温の油が津波のように油槽から飛び散って、作業者が大火傷を負うおそれがある。特許文献1に記載されたフライヤーでは、油槽の上端側に開閉蓋が取り付けられているため、油槽の上面を開閉蓋で覆うことで、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することが可能である。しかしながら、特許文献1に記載のフライヤーでは、ヒンジを介して油槽の上端側に開閉蓋が取り付けられているため、フライヤーの構成が複雑になる。
そこで、本考案の課題は、比較的簡易な構成で、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することが可能なフライヤーを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案のフライヤーは、食材を油の中に入れて揚げ物を作るためのフライヤーにおいて、上面が開口する箱状に形成され揚げ物用の油が入る油槽と、油槽と別体で形成され油槽に対して出し入れ自在な揚げ物カゴとを備え、揚げ物カゴは、上面が開口する箱状に形成され油槽に漬かるとともに食材が入る網目状のカゴ本体と、カゴ本体の上面の一部を塞ぐ蓋部材とを備え、フライヤーで調理を行う作業者は、フライヤーの前側で作業を行い、蓋部材は、油槽に漬かっている状態のカゴ本体の前端側に固定されていることを特徴とする。
本考案のフライヤーでは、揚げ物カゴは、カゴ本体の上面の一部を塞ぐ蓋部材を備えており、蓋部材は、油槽に漬かっている状態のカゴ本体の前端側に固定されている。そのため、本考案では、地震発生時にフライヤーの前側で作業を行う作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを蓋部材によって防止することが可能になる。すなわち、本考案では、カゴ本体に固定される蓋部材を用いた比較的簡易な構成で、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することが可能になる。
また、本考案では、カゴ本体の上面側に蓋部材を固定することで、既存のフライヤーに対して、油槽からの高温の油の飛び散り防止対策を行うことが可能になる。そのため、本考案では、既存のフライヤーに対して、油槽からの高温の油の飛び散り防止対策を後付けで容易に行うことが可能になる。
なお、本考案では、蓋部材がカゴ本体の上面の一部のみを塞いでいるため、蓋部材は、カゴ本体に対して食材を出し入れするときの支障にはならない。また、特許文献1に記載のフライヤーの場合、作業者が開閉蓋を閉じるのを忘れて作業をしているときに地震が発生したり、開閉蓋を開けているときに地震が発生したりすると、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することができないが、本考案では、揚げ物カゴのカゴ本体が油槽に漬かってさえいれば、蓋部材によって、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することが可能になる。
本考案において、たとえば、揚げ物カゴは、カゴ本体の上端部に固定される2個の取手を備え、取手は、油槽に漬かっている状態のカゴ本体の左右方向の両端部のそれぞれに繋がり、蓋部材は、取手よりも前側に配置されている。この場合には、蓋部材がカゴ本体の上面の一部を塞いでいても、カゴ本体の上面の開口を大きくすることが可能になる。したがって、カゴ本体に蓋部材が固定されていても、カゴ本体に対して食材を出し入れしやすくなる。
以上のように、本考案のフライヤーでは、比較的簡易な構成で、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽から飛び散るのを防止することが可能になる。
本考案の実施の形態にかかるフライヤーの斜視図である。 図1に示す油槽にカゴ本体が漬かっている状態を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態を説明する。
(フライヤーの構成)
図1は、本考案の実施の形態にかかるフライヤー1の斜視図である。図2は、図1に示す油槽2にカゴ本体6が漬かっている状態を示す概略断面図である。以下の説明では、上下方向(鉛直方向)に直交する図1等のX方向を「前後方向」とし、上下方向と前後方向とに直交する図1等のY方向を「左右方向」とする。また、前後方向の一方側である図1等のX1方向側を「前」側とし、その反対側である図1等のX2方向側を「後ろ」側とする。
本形態のフライヤー1は、食材を油の中に入れて揚げ物を作るための装置であり、店舗等に設置されて使用される業務用のフライヤーである。フライヤー1は、揚げ物用の油が入る油槽2と、フライヤー1を操作するための操作盤3と、油槽2と別体で形成され油槽2に対して出し入れ自在な揚げ物カゴ4とを備えている。フライヤー1で調理を行う作業者は、フライヤー1の前側で作業を行う。すなわち、フライヤー1に対して作業時の作業者が立つ側が前側となっている。
油槽2は、上面が開口する直方体の箱状に形成されている。油槽2の底面側には、油槽2の中の油を排出するための排出管(図示省略)が取り付けられている。操作盤3は、油槽2の後ろ側に配置されるとともに、油槽2よりも上側に配置されている。揚げ物カゴ4は、上面が開口する箱状に形成され油槽2に漬かる網目状のカゴ本体6と、カゴ本体6の上面の一部を塞ぐ蓋部材7と、カゴ本体6の上端部に固定される2個の取手8とを備えている。本形態の揚げ物カゴ4は、カゴ本体6と蓋部材7と2個の取手8とによって構成されている。
カゴ本体6は、直方体の箱状に形成されている。カゴ本体6は、金属製の網(金網)で形成されている。カゴ本体6には、揚げ物となる食材が入る。カゴ本体6は、油槽2の中から揚げカスを掬って除去する機能も果たしている。すなわち、カゴ本体6は、揚げカスを掬う網である。取手8は、コの字状に形成されている。取手8は、油槽2に漬かっている状態のカゴ本体6の左右方向の両端部のそれぞれに繋がっている。
蓋部材7は、平板状に形成されている。具体的には、蓋部材7は、金属製の平板であり、網目状にはなっていない。蓋部材7は、蓋部材7の厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。蓋部材7は、油槽2に漬かっている状態のカゴ本体6の前端側に固定されている。蓋部材7の前端は、カゴ本体6の前端に繋がっている。蓋部材7の左右方向の両端は、カゴ本体6の左右方向の両端に繋がっている。本形態では、蓋部材7の前端の全体がカゴ本体6の前端に繋がり、蓋部材7の左右方向の両端の全体がカゴ本体6の左右方向の両端に繋がっている。蓋部材7は、カゴ本体6の外形に応じた略半円形の平板となっている。蓋部材7は、取手8よりも前側に配置されている。すなわち、蓋部材7の後端は、取手8の前端よりも前側に配置されている。蓋部材7は、カゴ本体6の前端側部分の上面を完全に覆っている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、カゴ本体6の上面の一部を塞ぐ蓋部材7は、油槽2に漬かっている状態のカゴ本体6の前端側に固定されている。そのため、本形態では、カゴ本体6が油槽2に漬かってさえいれば、地震発生時にフライヤー1の前側で作業を行う作業者に向かって高温の油が油槽2から飛び散るのを蓋部材7によって防止することが可能になる。すなわち、本形態では、蓋部材7は地震発生時に防油カバーとしての機能を果たしており、カゴ本体6の上端部に固定される蓋部材7を用いた比較的簡易な構成で、地震発生時に作業者に向かって高温の油が油槽2から飛び散るのを防止することが可能になる。
本形態では、カゴ本体6の上面側に蓋部材7を固定することで、既存のフライヤー1に対して、油槽2からの高温の油の飛び散り防止対策を行うことが可能になる。そのため、本形態では、既存のフライヤー1に対して、油槽2からの高温の油の飛び散り防止対策を後付けで容易に行うことが可能になる。
本形態では、蓋部材7はカゴ本体6の上面の一部のみを塞いでいるため、蓋部材7はカゴ本体6に対して食材を出し入れするときの支障にならない。また、本形態では、蓋部材7は取手8よりも前側に配置されており、カゴ本体6の上面の開口が大きくなっている。そのため、本形態では、蓋部材7がカゴ本体6に固定されていても、カゴ本体6に対して食材を出し入れしやすくなる。
(他の実施の形態)
上述した形態において、蓋部材7の前端の全体または一部がカゴ本体6の前端に繋がっていなくても良い。また、上述した形態において、蓋部材7の左右方向の両端の全体または一部がカゴ本体6の左右方向の両端に繋がっていなくても良い。さらに、上述した形態において、蓋部材7の後端は、取手8の前端より後ろ側に配置されていても良い。また、上述した形態において、蓋部材7は平板状に形成されていなくても良い。また、上述した形態において、揚げ物カゴ4は、2個の取手8に代えて、カゴ本体6の前上端部から前側に向かって伸びる直線状の1個の取手を備えていても良い。
1 フライヤー
2 油槽
4 揚げ物カゴ
6 カゴ本体
7 蓋部材
8 取手
X1 前側
Y 左右方向

Claims (2)

  1. 食材を油の中に入れて揚げ物を作るためのフライヤーにおいて、
    上面が開口する箱状に形成され揚げ物用の油が入る油槽と、前記油槽と別体で形成され前記油槽に対して出し入れ自在な揚げ物カゴとを備え、
    前記揚げ物カゴは、上面が開口する箱状に形成され前記油槽に漬かるとともに前記食材が入る網目状のカゴ本体と、前記カゴ本体の上面の一部を塞ぐ蓋部材とを備え、
    前記フライヤーで調理を行う作業者は、前記フライヤーの前側で作業を行い、
    前記蓋部材は、前記油槽に漬かっている状態の前記カゴ本体の前端側に固定されていることを特徴とするフライヤー。
  2. 前記揚げ物カゴは、前記カゴ本体の上端部に固定される2個の取手を備え、
    前記取手は、前記油槽に漬かっている状態の前記カゴ本体の左右方向の両端部のそれぞれに繋がり、
    前記蓋部材は、前記取手よりも前側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のフライヤー。
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