JP3243718U - 回転体の動的バランス測定装置 - Google Patents

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隆史 関
隆 武内
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Abstract

【課題】各種回転機器の回転体について、広領域回転にわたり動的バランス測定する試験装置に関し、特に回転体の支持部材系の改良により、高精度な動的バランス測定装置を提供する。【解決手段】回転体Wのアンバランスの有無でバランス計測する回転体の動的バランス測定装置100において、回転体の両端の輪軸部1a、1bを回転自在に支持する懸架ユニットU1は、回転体の環状内壁の頂部を支持する1つの上側ローラR1と、上記輪軸部1aの軸芯位置を水平方向に直交して環状内壁の左右位置に接触配置した2つの側方ローラR2、R3とで3点支持とした。【選択図】図2

Description

本考案は、高速回転する回転体、例えば、各種電気モーターの回転子や電気自動車用のモーターにおける回転子(ローター)等の各種回転機器の回転体において、広領域回転にわたりバランス測定する動釣合い試験装置や円筒体検査装置の技術に関し、特に、試験体となる回転体を、安定した検査姿勢で回転保持することで、高精度なバランス測定を実現させた当該回転体の支持部材の改良に係わる新規な動的バランス測装置に関する。
ここで、代表的な従来技術となる動釣合い試験装置の概要構成及びそのメリット及び問題点を指摘する。
先ず、動釣合い試験装置(特許第6692181号)は、試験体Tを該試験体の回転中心軸の上部で回転可能に支持する一対の支持ローラを備え、前記試験体Tは、前記回転中心軸を中心とする内周面を有し、前記一対の支持ローラが、前記内周面の上部で、それぞれ内接するように、回転体の軸芯と直角方向に間隔を拡げて並べられた動釣合い試験装置である。
そして、上記一対の支持ローラの外側間隔は前記内周面の直径よりも狭く設定した動釣合い試験装置である。上記一対の支持ローラは同径であり、同じ高さに配置されている。更に、前記試験体Tは、前記回転中心軸と直角な側面を有し、これで、上記動釣合い試験装置は、上記試験体の側面に押し当られ、該試験体の回転中心軸方向における位置を規制する押当ローラを備えている動釣合い試験装置である(特許文献1)。
上記動釣合い試験装置において、試験体Tを該試験体の回転中心軸の内周上部に回転可能に保持する一対の支持ローラでは、図9(a)に見るように、一対の支持ローラ331が支持する試験体Tについて、この試験体Tの不釣り合い量が小さく、この回転数が低速の時は、試験体Tのアンバランスに基づく回転振れ力(遠心力)F1は、試験体Tの重量F2よりも小さい関係にあるから、振幅計測方向F3となるバランス測定は略正確に行える。
しかし、図9(b)に見るように、試験体Tの回転数が高速回転時又は、不釣り合い量が大きい場合は、この試験体Tのアンバランスに基づく回転振れ力(遠心力)F1は、試験体Tの重量F2と略同じか、それを上回る大きい関係になる。即ち、試験体Tの不釣合い量が大きく、回転数が高くなると試験体Tに遠心力F1が横方向に作用した時は、試験体Tの重量F2に比べて大きくなり、ローラ331の接触点廻りの自重の右回りモーメントより遠心力の左回りモーメントが大きくなると、試験体Tは矢印方向に回転し、右側のローラ331と試験体Tは離れて浮き上がってしまう。更に、上記試験体Tの自重よりも遠心力が上回れば、当該試験体Tは完全に浮き上がってしまう。このような試験状況では、回転振れ力(遠心力)F1で、生み出されるバランス測定部のバネに作用する振動力が正確に伝達されないから、バランス測定が正確に行われず、更に、試験体Tが激しく振動し、測定が不可能状態に陥る問題点を有する構成と言える。
上記問題点を解消すべく、特許第5112848号公報の「円筒体検査装置」は、特許公報の図2に見るように、円筒体Wの内壁の上部を駆動ローラ1a(従動ローラ1b)で駆動すべく支持し、また円筒体Wの内壁の下部の左右位置に支持ローラ(3a)(3b)を配置している。これにより、検査時において、円筒体Wを軸心方向及び外径方向について位置決めし、適切な姿勢で検査できるものである。然し乍ら、一対の支持ローラ(3a)(3b)は、円筒体Wの内壁のボトムとなる下部の左右位置に接近させて配置している(特許文献2)。
しかして、一対の支持ローラ(3a)(3b)は、円筒体Wの内壁の下部の左右位置に接近して配置している。従って、上記駆動ローラ(1a)(1b)と一対の支持ローラ(3a)(3b)との関係は、縦方向に三点支持の形態となる。これで、円筒体Wの回転軸芯に対する芯ブレ防止の保持機能を発揮させようとしている。しかし、正三角形と言うよりも、二つの支持ローラ(3a)(3b)が狭く、3つの各ローラを上下に細長く配置させた形態となる。
この形態では、円筒体Wの左右方向の回転振れ力(遠心力)が大きく発生し、バランス測定部に作用する振動力が正確に伝達されず、高精度なバランス測定が保証されないと言う問題がある。
特許第6692181号公報 特許第5112848号公報
上記特許文献1及び特許文献2の測定装置は、上述の如くの問題点が残存しているから、試験体Tや円筒体Wのバランス測定中の安定姿勢の維持が出来ず、高精度な動的バランス測定ができないと言う問題が残存している。
本考案は、上記各特許文献では解決されていない問題点と課題を解決した。
特に、試験体Tや円筒体Wの支持部材となるローラは、3つの各ローラをほぼ二等辺三角形に配置させたものである。これで、上記支持部材は上記試験体Tや円筒体Wの回転体の内輪壁の頂点を荷重支持する上側ローラと、回転体の回転軸芯で左右方向に延びる水平線よりも僅か下方位置の内輪壁の左右に接させ、揺動抑制と揺動感知精度を高める一対の側方ローラ(即ち、2つのガイドローラとなる)とからなる。これで回転体H(円筒体W又は試験体T)の外乱となる揺動回転を最小限に抑制でき、回転体Hに生ずる外乱を抑止した真の揺動感知性能を高め、上記回転体Hの高精度なバランス測定が可能な動的バランス測定装置を提供することに成功した。
以下、その各構成を説明する。
1)、円筒軸状の回転体は、少なくとも片端部が大径の環状を呈し、他方端が小径軸端を呈した物においては、上記大径側の内輪壁は、その頂点で重量保持する上側ローラ(支持ローラ)と、回転体の回転軸芯に直交する芯線よりも僅か下方位置の内輪壁の左右に当接保持する2つの側方ローラ(ガイドローラ)を配置させた支持部材とし、上記小径軸端は、その軸端下側を一対の支持ローラで支持させた構成とする。
2)、上記円筒状の回転体において、その両端が大径の環状を呈しておれば、上記各大径側の内輪壁の頂点を支持する上側ローラと、回転体の回転軸芯に直交する芯線よりも僅か下方位置の内輪壁の左右に接する2つの側方ローラを各々配置させた支持部材の構成とする。
3)、上記回転体の内輪壁の左右に接する2つの側方ローラは、回転体の回転軸芯(中心点)から左右方向となる外径方向(180°)に対して、重力方向側となる下方向位置に180°未満の最大角度θ1から下方向に旋回した最小角度θ2の120°の範囲内において、配置することで回転体の自重落下方向と左右揺れ方向とを安定した姿勢で抑制保持する構成とした。
4)、上記3つのローラからなる支持部材において、2つの側方ローラは、昇降板に配置するとともにバネによる下方向への拡張力で回転体の輪軸部における環状内壁の下方向にバネ押圧する構成とした。
5)、本考案の動的バランス測定装置は、上側ローラを窓枠状となる垂直板の上部側面に固設する水平軸に回転自在に備え、2つの側方ローラは、上記垂直板に対して昇降可能となる昇降ユニットに保持された昇降板に配置されるとともに、当該昇降板はこの両端に配置したバネ部材で下方向に圧力付与され、上昇部材により上下位置を制御する構成となし、更に上記昇降板は凹形の支持フレームに昇降可能に保持され、該支持フレームはその両端を垂直姿勢に直立配置した計測バネ板に保持されるとともに外側配置の固定枠に懸架された懸架ユニット(ローラ支持部材を搭載)U1となし、該懸架ユニット(ローラ支持部材を搭載する)U1は図示しない機台上のガイドレールに搭載されていて、接近及び離反可能に制御されており、上記回転体の左右位置に配置した懸架ユニット上の支持部材の上側ローラにより輪軸部の環状内壁を支持し、支持部材の両端に2つの側方ローラを環状内壁の外径方向に拡開・押圧させ、上記回転体が駆動ベルト手段での回転時に起きる上記懸架ユニットの微振動を、振動センサーで感知する構成としたである。
上記各構成からなる本考案の回転体の動的バランス測定装置によると、回転体のバランス測定時において、低速回転から高速回転時に渡って発生する芯ブレ振動の挙動に対し、高精度に動的バランス測定が計測できる。
本考案の第1実施形態で、回転体の動的バランス測定装置の要部となる左側面図である。 本考案の第1実施形態で、回転体の動的バランス測定装置の要部となる正面図である。 本考案の動的バランス測定装置による測定に際し、異なる形状となる二つの回転体の支持断面図である。 本考案の動的バランス測定装置に備えるローラ支持部材の正面図である。 本考案の動的バランス測定装置に備えるローラ支持部材の周辺の背面図である。 本考案のローラ支持部材(振動ユニット治具=懸架ユニット)周辺の底面図である。 本考案のローラ支持部材の作用図である。 本考案のローラ支持部材の作用図である。 従来の2つのローラからなる支持部材において、不良バランスとなる作用図である。
以下、図1~図8を参照して本考案の実施形態となる動的バランス測定装置100を順次説明する。
本考案の実施形態となる回転体の動的バランス測定装置100は、図1~図3で全体の概要を示し、図1~図6で試験体Tや円筒体Wの懸架ユニットU1となる支持部材R0の詳細構成を説明する。
先ず、全体構成は、図1~図3において、試験体Tや円筒体Wの軸端1aと1bを回転支持する左側の懸架ユニット(支持部材R0)U1と右側の懸架ユニット(支持部材)U2とは、ほぼ同一構成で左右対称関係にある。ところが、本考案の支持部材R0を備えた装置は、左側の懸架ユニット(支持部材R0)U1であるから、図2における左側の懸架ユニット(支持部材R0)U1について、図1~図6で説明する。
図1と図2において、図1の左右位置に配置したU形の固定フレーム3は、計測板バネB1,B2を介して同じくU形支持フレーム14を保持している。上記懸架ユニットU1,U2の下部には振動センサーS1,S2が各々配置されていて、試験体Tや円筒体Wの回転時の動的振動は、支持フレーム14の振動で測定する。尚、上記左右の固定フレーム2と3は、図示しない、機台上に乗せられており、図2において、別途設置したサーボモータで左右に離反移動する。これにより、左右の懸架ユニットU1,U2の距離が離反又は接近し、試験体Tや円筒体が着脱される。また、測定中は、試験体Tや円筒体Wの回転駆動は、この中腹部に巻き掛けた駆動ベルトB0で行われる。
次に、図2を中心に、左側の懸架ユニットU1(3つのローラからなる支持部材R0)の構成を説明する。
図1と図2と図4~図6に図示の懸架ユニットU1において、支持部材R0となる上側ローラR1は、図4の如く、窓枠10aを形成した垂直板10の上部側面に固設する水平軸11に回転自在に備える。2つの側方ローラR2,R3は、図5の如く、上記垂直板10に対して昇降可能となる昇降ユニット12の左右のリニアガイドGにより昇降可能に保持された昇降板13の両端に配置したバネ部材14,15で下方向に圧力付与されると共に昇降部材16により上下位置を制御する構成となしている。
更に、上記昇降板13は、図1の如く、凹形の支持フレーム14に昇降可能に保持され、該支持フレームはその両端を垂直姿勢に直立配置した計測バネ板B1,B2に保持されるとともに、外側配置の固定枠3又は2に懸架された懸架ユニットU1,U2(U2の詳細は、支持部材R0に替えて、図3に示す一対の大径ローラRからなる)となしている。上記懸架ユニットU1,U2は、図示しない機台上のガイドレールに搭載されていて、接近及び離反可能に制御される。上記回転体W又はTの左右位置に配置した懸架ユニットU1上の支持部材R0は、上側ローラR1により輪軸部1aの環状内壁上部を支持し、側方ローラR2,R3が環状内壁で外径方向に拡開・押圧させる。また、右端の軸部1bは、図3の如く大径のローラRで回転自在に支持される。しかして、上記回転体W,Tは、駆動ベルト手段B0での回転時に起きるバランス状態を上記懸架ユニットU1,U2の微振動を振動センサーS1,S2で感知する。尚、懸架ユニットU1上の支持部材R0の2つのローラR2,R3は、上昇部材16の上昇時は回転体W,Tの環状内壁から離反し、下降時は環状内壁に接触するから、試験体Tや円筒体Wに対して、離反又は挿入可能となる。
尚、図3示す円筒体W1,W2において、図3(b)の如く、軸端1aと1bとが、同一の環状内壁ならば、両方とも懸架ユニットU1とし、図2や図3の如く、右側の軸端1bが細い軸部ならば、図3(a)に示す懸架ユニットU2の2つの大径ローラRにより保持される。
更に、図7と図8に図示において、本考案の懸架ユニットU1に備えたローラR1,R2,R3からなる支持部材R0の作用効果を詳細に説明する。図7において、仮に円筒体Wの自重W0よりも遠心力Fcが上回る時、円筒体Wは浮上しようとしても、下側のR2,R3がその浮上力を阻止する。従って、図示の如く、ローラR1,R2,R3で、3点接触が維持されていれば、円筒体Wに生じる不釣合いによる作用力は、図示の左右方向の振動・振幅が正確に計測バネ板B1,B2に伝達され、図1の振動センサー(計測センサー)S1,S2によって、電圧波形に高効率に変換される。
また、円筒体Wが交換されるとき、下側ローラR2,R3は、図1の昇降手段16による上昇駆動で上昇するとともに円筒体Wから離反して、円筒体Wが交換される。交換後は、昇降手段16の下降駆動と、バネ部材15,15で、下側ローラR2,R3は、円筒体Wの内周面に対して、図8のように、下方向に圧力付与Frが与えられる。即ち、回転体の交換時には、下側ローラR2,R3を浮上させて、回転体の最大内周径よりも縮められた関係位置となり交換される。交換後は、バネ部材15,15で、下降動させ、下側ローラR2,R3を回転体Wの内接面に接近接触させる。上記2つのローラR2,R3の接触点と回転体Wの中心で形成される角度θ1~θ2は、中心位置よりも下側へ180°未満から120°迄の範囲となす。
上記力学的バランスは、図8となる。従って、回転体Wの不釣合いに依って生じた力Fcは、接触点位置において、傾斜したベクトルとなり、これは水平・垂直の分力に分けられる。この垂直成分が下側ローラR2,R3を押し上げる力として作用するが、これに抗するようにローラR2,R3を下方向へ押し付ける力Frを付与すれば、ローラR2,R3は浮上せず、3点接触は維持される。この時、前述2つの下側ローラR2,R3と回転体W内面と回転体中心点との接触点間の角度は120°以上となる。これにより、下側ローラR2,R3を押し上げる力を効果的に小さくでき、ローラR2,R3を下方向へ押し付ける力Frを必要最小限とすることが可能となる。
上記各部材の関係構成からなる回転体の動的バランス測定装置100によると、回転体Wの動的バランス測定を高精度且つ、高効率に測定可能である。
本考案の回転体の動的バランス測定装置100は、上記実施例の回転体W,Tに限定されず、例えば、他の回転体となるガスタービンやジェットエンジンのタービンやその他のリング状の回転体の動的バランス測定が実施可能である。更に、支持部材の実施形態や、これに使用されている各ローラの配置関係も、微妙に変更可能である。
2,3 固定フレーム
10 垂直板
11 水平軸
12 昇降ユニット
13 昇降板
15 バネ部材
16 上昇部材
B0 駆動ベルト
B1,B2 計測板バネ
G リニアガイド
U1,U2 懸架ユニット
R0 ローラ支持部材
R1 上側ローラ
R2,R3 側方ローラ
S1,S2 振動センサー(計測センサー)
T 試験体
H 円筒体
W,W1,W2 回転体
100 回転体の動的バランス測定装置

Claims (6)

  1. 各種回転機器の回転体は、該回転体の両端に形成された輪軸部を支持部材で回転自在に支持され、上記支持部材に支持された回転体のアンバランスの有無によりバランス計測する回転体の動的バランス測定装置において、
    上記支持部材は、回転体の輪軸部の環状内壁の頂部を支持する1つの上側ローラと、上記輪軸部の軸芯位置を水平方向に直交して環状内壁の左右位置に接触配置した2つの側方ローラからなる3点支持としたことを特徴とする回転体の動的バランス測定装置。
  2. 請求項1において、上記輪軸部の軸芯を水平方向に直交する環状内壁の左右位置に配置した2つの側方ローラは、その配置を輪軸部の軸芯を水平方向に直交する水平線のやや下側となる180°未満の最大角度θ1から下方向に旋回した最小角度θ2の120°の範囲内の任意位置に配置したことを特徴とする回転体の動的バランス測定装置。
  3. 請求項2において、2つの側方ローラは、昇降板に配置するとともにバネによる下方向への拡張力で回転体の輪軸部における環状内壁の外径やや下方向に押圧することを特徴とする回転体の動的バランス測定装置。
  4. 請求項1において、上側ローラは窓枠状となる垂直板の上部側面に固設する水平軸に回転自在に備え、2つの側方ローラは、上記垂直板に対して昇降可能となる昇降ユニットに保持された昇降板に配置されるとともに、上記昇降板はこの両端に配置したバネ部材で下方向に圧力付与されると共に上昇部材により上下位置を制御する構成となし、更に上記昇降板は凹形の支持フレームに昇降可能に保持され、該支持フレームはその両端を垂直姿勢に直立配置した計測バネ板に保持されるとともに外側配置の固定枠に懸架された懸架ユニットとなし、該懸架ユニットは機台上に搭載されていて、接近方向又は離反方向可能に制御されており、上記回転体はこの左右位置に配置した懸架ユニット上の各支持部材の各上側ローラにより輪軸部の環状内壁を支持し、各支持部材の2つのローラが環状内壁の外径方向に拡開・押圧されており、上記回転体が駆動ベルト手段による回転時に起きるバランス状態を上記懸架ユニットの微振動を振動センサーで感知することを特徴とする回転体の動的バランス測定装置。
  5. 請求項4において、上記回転体の両端部が環状内壁の形状時は、該両端の環状内壁を上記上側ローラと2つの側方ローラからなる支持部材で回転自在に支持することを特徴とする回転体の動的バランス測定装置。
  6. 請求項4において、上記回転体の一方端が環状内壁で、他方端が小径軸の形状時は、環状内壁側は上記3つのローラを略三角形状に配置した支持部材で支持し、上記小径軸は2つの軸受ローラで下側から支持することを特徴とする回転体の動的バランス測定装置。
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