JP3243434U - 地鶏の炭火焼き装置 - Google Patents

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一豊 中窪
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Abstract

【課題】調理者の熟練と多大な労力を要する「地鶏の炭火焼き」を一括して大量に生産して商品化することができる地鶏の炭火焼き装置を提供する。【解決手段】地鶏肉塊Mを炭火で焼成するための焼台ユニット1と、この焼台ユニット1の上方で回動可能に軸支されると共に、地鶏肉塊Mが投入かつ排出可能に形成された回転ドラム3を搭載したドラムユニット2と、焼成後の地鶏塊Mを回転ドラム3から排出して地鶏塊Mを受けるバスケットユニット4とから構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、地鶏の炭火焼きなどの食肉塊を焼成調理する装置に関するものである。
宮崎県の郷土料理である「地鶏の炭火焼き」は、一口大に切り分けた地鶏のもも身やむね身の食肉塊を網の上や網かごにまとめて一気に投入し、ヘラで救って転がしたり、かごを振ってばらばらに拡散しながらムラなく均一に炭火で焼き上げて加熱調理するものである。その際、炭火で加熱された食肉の皮下脂肪が炭の上に落下し、炎が上がるほどの強い火力と、その脂肪が燃焼して発生した煙で燻され、表面が真っ黒になった薫香高い肉料理に仕上がる。
本考案に関連する先行技術としては、例えば、特許文献1には、炭火その他の熱源を内設される焼き台と鳥肉等を刺し付けた串を、焼き台上で支持し、自動回転するための駆動部とを備え、駆動部は、焼き台に向けて突出し並列に配置される複数の串ホルダと、これらの串ホルダに同軸的に連結される回転軸及び歯車と、各は歯車間に巻き掛けられる駆動チェーンと、駆動チェーンと共に各歯車を回転駆動して、串ホルダを回転する仕組みになっている。このようにして、鳥肉等を刺し付けた串が1本1本串ホルダに装着され、これら串ホルダの回転により、鳥肉が台上で自動回転されて焼き上げられる機械が記載されている。
また、お好み焼きなどの焼成食品の製造装置の近傍に食肉スライサーを備え、このスライサーから周期的に切り出される肉片を、スライサーと製造装置との間に介在させた受け渡し手段で受けて、焼成途中の食品へ供給する方法なども提案されている(特許文献2参照。)。
しかしながら、本考案は網かごの中で多数の肉塊を焼成することを基本構造としているので、コーヒー生豆や茶葉の焙煎装置に近い構造であると考察される。こうした焙煎装置として、例えば、特許文献3には、コーヒー豆を収容する複数の穴を有する回転ドラムと、この回転ドラムを回転させる回転駆動部と、回転ドラムの外周方向の外側に配置された遠赤外線照射装置とを備え、回転ドラムの外側に配置された遠赤外線を回転ドラムの穴を介してコーヒー豆に直接照射し、回転ドラムの内側に互いに傾斜方向の異なる第1のブレードと第2のブレードを設けて、これによってコーヒー豆を前後方向に往復させながらムラなく均一に焙煎させる装置が開示されている。
同様に、側面に熱風の入る間隙を有するように複数の平板を重ね合わせて成る回転ドラムを覆う片開きするドーム状蓋を有する底部が開口するカバーとで構成し、回転ドラムの一端側を多数の小孔が開口するテーパー面とし、その中央部には原料の導入管を設けると共に逆面側には回転軸を配し、蓋の頂部にダンパー付き排気管を設け、焙煎時の温度を安定に保つことができ、コーヒーの生豆の含有水分の除去を十分に行うことができる珈琲焙煎機が提案されている(特許文献4参照。)。
また、茶葉の焙煎機としては、一方を茶葉投入口、他方を茶葉排出口とする円筒形の処理ドラムと、この処理ドラムの内側に備えられた茶葉を拡散するための茶葉拡散突起と、処理ドラムを回転させる駆動手段と、処理ドラムを外側から加熱する熱源とから構成すると共に処理ドラムの少なくとも一部を通気性部材で形成し、熱効率が向上する茶葉焙煎機が提案されている(特許文献5参照。)。
特開平10-14778号公報 特開2019-122485号公報 特開2019-110824号公報 特開2004-357667号公報 特開2013-31390号公報
本考案者らは、従来、調理者の熟練と多大な労力を要する「地鶏の炭火焼き」を一括して大量に生産して商品化することを想起し、そして、大量の地鶏肉塊を一気に強い火力で焼き上げるための機械構造並びに炭火燃料の工夫を種々行った結果、本考案をするに至った。
そのため本考案に係る地鶏の炭火焼き装置は、地鶏肉塊を炭火で焼成するための焼台ユニットと、この焼台ユニット上で回動可能に支持されると共に、地鶏肉塊が投入かつ排出可能に形成されたドラムユニットと、焼成後にドラムから排出される地鶏塊を受けるバスケットユニットとからなることを第1の特徴とする。また、焼台ユニットは、上面に開口を有する箱形に形成され、木炭その他の固形燃料を燃焼させるためのグリルと、このグリルの内部に着脱可能に配置された木炭その他の固形燃料を載置するための金網と、前記グリルを支持設置するためのベースフレームとを備えると共に、ドラムユニットが挿脱かつ切離可能に形成された一対のガイド板を備えることを第2の特徴とする。さらに、固形燃料にメタケイ酸ソーダを含有した保温材(ケイ酸塩鉱物の固化物)を混合することを第3の特徴とする。
本考案によれば、下記の優れた効果がある。
(1)調理者の熟練と労力を要する「地鶏の炭火焼き」を一括して大量に生産して商品化することができる。
(2)熱源にメタケイ酸ソーダを含有した保温材(ケイ酸塩鉱物の固化物)を混合することで、高温の輻射熱が得られ高い焼成温度を保持することができ強い炭火状態を再現することができる。
本考案に係る地鶏の炭火焼き装置の一実施例を示す斜視図である。 (a)は図1の正面模式図、(b)はグリルの平面模式図である。 グリル内の燃料の一例を示す図面代用写真である。
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本考案の一実施例を示す斜視図で、図2は、正面の模式図とグリルの平面模式図である。尚、本図面は、考案に必要な構成のみを模式的に示すものであって、電気配線等、本考案の主要な構成に直接関係しない部位は省略している。
図1乃至図2に示すように、本実施例の地鶏の炭火焼き装置は、地鶏肉塊Mを炭火で焼成するための焼台ユニット1と、この焼台ユニット1の上方で回動可能に軸支されると共に、地鶏肉塊Mが投入かつ排出可能に形成された回転ドラム3を搭載したドラムユニット2と、焼成後の地鶏塊Mを回転ドラム3から排出して地鶏塊Mを受けるバスケットユニット4とから概略構成されている。
ドラムユニット2は、被焼成物(本実施例においては地鶏の肉塊、以下、単に地鶏Mという。)を内部に大量に収容し、回転ドラム3を手動で回転又は揺動させながらグリル5により地鶏Mを焼成するための多角筒状の回転ドラム3と、この回転ドラム3の左右の回転中心軸線上に配置される一対の軸受け7aを介して回転ドラム3の回転用ハンドル7が取付けられている。
回転ドラム3は、長方形の6枚の金網パネル3aを各々接続用のライナー(例えば、アングル鋼材)を使用してボルト・ナット等で結合して筒状でかつ筒の左右側面も6角形の金属パネル3bで囲んで6角柱状に形成されている。つまり、回転ドラム3の周面を金網で形成するか、あるいはパンチング加工により多数の孔を設けて、全体を網目で被覆された筒状に形成し、回転軸を中心に回転可能に構成し、その内部に多量の地鶏Mが収容できるようにされており、回転ドラム3の回転又は揺動によって収容された地鶏Mが転動してばらばらに拡散するようにされている。
また、回転ドラム3の任意の一面は、焼成前の地鶏Mの投入口及び焼成後の地鶏Mの取り出し口として開放されているが、外方に開閉可能な取り出し扉蝶番などにより連結され、取り出し時には開放され、焼成時(作動時)は適当なロック手段により閉じた状態が維持されるものでもよい。尚、開閉扉は、回転ドラムから分離、接続できるものであってもよい。また、とくに図示しないが開閉のための取手等は必要に応じて適宜取り付けられる。また、装置が小さく地鶏Mが十分加熱可能なものである場合は、開閉扉を設けず、開口を回転ドラム3外径より絞った形状とするものでもよい。
そして、回転ドラム3は、支持脚2bにより立設された水平保持フレーム2aの前方部から立ち上がった一対のドラム保持アーム8に前記軸受け7aを介して回動自在に保持される。
焼台ユニット1は、上面に開口を有する箱形に形成され、木炭9その他の固形燃料(保温材)10を燃焼させるためのグリル5と、このグリル5の内部に着脱可能に配置された木炭9その他の固形燃料10を載置するため焼き網6と、グリル5を支持設置するためのベースフレーム1bとを備える。また、焼台ユニット1には、ドラムユニット2が挿脱かつ切離可能に形成されたスロット長孔1cを備えた一対のガイド板1aが取り付けられている。
グリル5は木炭9を燃焼させるためのもので、上面に開口を有する箱形に形成される。この場合、グリル5は金属板により、平面形状が一端から他端に向けて長い長方形で、かつ、焼き網6を搭載した垂直断面が略U字形になるように形成され、木炭9その他の固形燃料(保温材)10を載置できるようにされている。図中、5aは焼き上がった地鶏Mをバスケットユニット4に滑落させるシュート板である。
焼台ユニット1はグリル5を支持設置するためのもので、支持脚1bを備えたフレーム構造により構成される。この場合、焼台ユニット1は、アングル鋼材、金属製の棒材又はパイプ材により矩形枠状に組み立てられている。尚、この焼台ユニット1は、別途、高さ調整部品を取り付けて、グリル5を任意の高さに調整可能としたり、各支持脚1bにローラーを取り付けて自由に移動可能に構成することもできる。これらの改良については、前記ドラムユニット2についても同様である。
つまり、上記したように、地鶏Mを焼成する際には、焼台ユニット1をドラムユニット2に挿入して回転ドラム3がスロット長孔1cを備えた一対のガイド板(風防)1aの間に収容されると共に、グリル5の直上に位置するように設置して焼成を行う。そして、焼成後の地鶏塊Mを排出して受けるバスケットユニット4に必要量が溜まった状態、あるいは焼成前の地鶏Mを回転ドラム3に投入する際に焼台ユニット1をドラムユニット2とが離間できるように構成されている。
図2(b)及び図3に示すように、グリル5の焼き網6上には、燃料となる木炭9とさらに、メタケイ酸ソーダを含有したの固化物(ケイ酸塩鉱物)からなる保温材10を混合し、周知手段により木炭9に着火して燃焼させて熱源とする。こうした保温材10を使用することにより、遠赤外線効果による輻射熱が発生し、木炭9の燃焼だけでは得難い高温の加熱力が得られ地鶏Mを良好に焼成することができる。また、燃費も向上する。すなわち、グリル5では、炭火を地鶏Mその他の肉類の焼き上げに最適な状態に効果的に燃焼させ焼き上がった地鶏を保温することができる。
尚、本考案のような焼成装置に一般的に付随する機能として、湿度制御や時間制御のための温度制御装置や付随するセンサー、タイマーなどの装置は、とくに図示しないが、一般的な手段により当然用いられる。
また、本考案は上記実施例の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で種々の変形例、例えば、金属以外への材質の変更、また、部材の組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせも権利範囲に含むものである。
本考案の焼成装置は、地鶏や他の肉類の外にも、種々の食品の焼成、例えば、栗などの果実や焼き菓子など、すなわち、焼成処理を行う各種加工食品分野においても有益である。とくに、規格が統一された安定した製品を製造する際に便利である。
1 焼台ユニット
1a ガイド板
1b 支持脚
1c スロット長孔
2 回転ドラムユニット
2a 水平保持フレーム
2b 支持脚
3 回転ドラム
3a 金網パネル(長方形)
3b 金網パネル(六角形)
4 バスケット
5 グリル
5a シュート板
6 焼き網(金網)
7 回転ハンドル
7a 軸受け
8 ドラム保持アーム
9 木炭
10 メタケイ酸ソーダの固化物(保温材)
M 地鶏塊

Claims (3)

  1. 地鶏肉塊を炭火で焼成するための焼台ユニットと、この焼台ユニット上で回動可能に支持されると共に、地鶏肉塊が投入かつ排出可能に形成されたドラムユニットと、焼成後にドラムから排出される地鶏塊を受けるバスケットユニットとからなることを特徴とする地鶏の炭火焼き装置。
  2. 焼台ユニットは、上面に開口を有する箱形に形成され、木炭その他の固形燃料を燃焼させるためのグリルと、このグリルの内部に着脱可能に配置された木炭その他の固形燃料を載置するための金網と、前記グリルを支持設置するためのベースフレームとを備えると共に、ドラムユニットが挿脱かつ切離可能に形成された一対のガイド板を備えることを特徴とする請求項1記載の地鶏の炭火焼き装置。
  3. 固形燃料にメタケイ酸ソーダを含有した保温材(ケイ酸塩鉱物の固化物)を混合することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の地鶏の炭火焼き装置。
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