JP3242908U - キッチンツール収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キッチンツールの収納および取出しが容易で、収納空間を効率よく使用することができるキッチンツール収納装置を提供する。【解決手段】キッチンツール収納装置1は、調理に使用するキッチンツールを起立状態で収納保持するものであって、収納容器2の収納空間3に、仕切り部材4が取外し可能に設置されてなり、仕切り部材4は、下側へ向かって末広がりに傾斜した傾斜面7a、7aを備えるとともに、収納容器2の収納空間3底面に位置決め載置される底板6を備えている。【選択図】図1

Description

本考案はキッチンツール収納装置に関し、さらに詳細には、調理用の各種キッチンツールの収納および取出しが容易で、かつ収納空間を効率よく使用することができるキッチンツール収納技術に関する。
台所において、フライ返し、おたま、トング等のキッチンツールを収納する器具、装置としては多種多様なものが開発されており、キッチンツールを起立状に収納するいわゆるキッチンツールスタンドと呼ばれる収納装置もその一つである。
ところで、従来のキッチンツールスタンドは、いずれのものも、基本構成として、キッチンツールを起立状に収納する上方が解放された収納容器の形態とされており、主として外観にデザイン的工夫を凝らすことで同種他社製品との差別化が図られており、具体的な目的、用途に応じて、収納空間の内容量に変化(この場合は、キッチンツールが起立状に収納されるため、収納容器の開口面積の変化)を持たせたり、上記収納空間を単純に区切ってキッチンツールを種類別に区分け収納する構造のものなどもあるが、いずれのものも基本的構造においては大同小異であった。
実用新案登録第2602747号
しかしながら、従来のこの種の収納装置においては、いずれのものも、基本構成は上方が解放された収納容器の形態とされているところ、収納されるキッチンツールの起立姿勢は、通常、上記収納容器の上方開口枠により影響を受け、開口面積が大きければ、大きいほど起立姿勢の傾斜が大きくなって、収納容器の開口から突出している部分が収納容器の水平方向横側にはみ出す結果、外観が嵩張って見苦しくなりがちであるとともに、実際の収納空間の内容量もキッチンツールの傾斜により既定の収納容量よりも小さくなって、実質的なキッチンツールの収納量の低下を招く(誇大広告誘発の問題)。
このようなキッチンツールの起立姿勢の傾斜をできるだけ小さくしようとすれば、収納容器の上方開口面積を小さくする必要があるが、これでは収納容量が小さくなるという矛盾を生じてしまう。
さらに、上記のようにキッチンツールの起立姿勢の傾斜が大きくなると、収納されたキッチンツール同士の下部が互いに交差して干渉することになり、各キッチンツールの円滑な収納および取出しを阻害するという問題も生じていた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、キッチンツールの収納および取出しが容易で、収納空間を効率よく使用することができるキッチンツール収納装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案のキッチンツール収納装置は、調理に使用するキッチンツールを起立状態で収納保持するものであって、収納容器の収納空間に、仕切り部材が取外し可能に設置されてなり、上記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した傾斜面を備えるとともに、上記収納容器の収納空間底面に位置決め載置される底板を備えていることを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
(1)上記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した二つの傾斜平面を備えるとともに、上記底板は、上記収納容器の収納空間底面の形状に対応した外周輪郭形状を有する。
(2)上記仕切り部材の二つの傾斜平面が交わる直線状頂部に、垂直起立状に延びる支持部が一体的に形成されてなり、この支持部は、上記収納容器の収納空間に収納される各種キッチンツールの上部の倒れを防止するように構成されている。
(3)上記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した円錐面を備えるとともに、上記底板は、上記収納容器の収納空間底面の形状に対応した外周輪郭形状を有する。
(4)上記収納容器および仕切り部材は、プラスチック製の射出成型品である。
本考案のキッチンツール収納装置によれば、調理に使用するキッチンツールを起立状態で収納保持するものであって、収納容器の収納空間に、仕切り部材が取外し可能に設置されてなり、上記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した傾斜面を備えるとともに、上記収納容器の収納空間底面に位置決め載置される底板を備えているから、以下に列挙する特有の効果が得られ、キッチンツールの収納および取出しが容易で、収納空間を効率よく使用することができるキッチンツール収納装置を提供することができる。
(1)収納容器の収納空間に設置される仕切り部材が、下側へ向かって末広がりに傾斜した傾斜面を備えるから、上記収納空間が、収納容器の内面と上記仕切り部材の傾斜面により、下側へ向かって尻窄まりの空間に分割形成される。
これにより、上記分割収納空間に収納されるキッチンツールは、収納時に整列案内されるとともに、その下端部が上記分割収納空間の底部により位置決め保持されることになり、その起立姿勢は、上記仕切り部材の傾斜面側へ傾斜することになるため、収納容器の開口から突出しているキッチンツールの部分が収納容器の水平方向横側にはみ出すことがなく、よって外観が嵩張ることなくすっきりして見栄えが良く、意匠的に優れる。
(2)また、上記分割収納空間に収納されるキッチンツールの下端部が上記分割収納空間の底部により位置決め保持されるとともに、その起立姿勢も上記仕切り部材の作用で仕切られるため、収納されたキッチンツール同士が互いに交差して干渉することも規制されることになり、各キッチンツールの円滑な収納および取出しが有効に確保される。
(3)上記仕切り部材の作用で、収納容器の収納空間が、下側へ向かって尻窄まりの空間に分割形成されることにより、この分割収納空間に収納されるキッチンツールは、収納時に整列案内されるとともに、その下端部が分割収納空間の底部により位置決め保持される。
したがって、上記収納容器に収納されるキッチンツールは、実際の使用時におけるキッチンツールの収納整列状態が、購入使用者の如何にかかわらず、基本的に、設計時に想定し規定されたとおりの標準収納整列状態が実質的に安定して実現し確保される結果、従来の市販品のような実際の使用時におけるキッチンツールの収納整列状態が得られず、実際の収納容量が既定の収納容量よりも小さくなってしまうという事態を招くことがない(広告宣伝効果の実現)。
本考案に係る実施形態1であるキッチンツール収納装置の一部を切開して内部構造を示す斜視図である。 同キッチンツール収納装置の内部構造を一部断面で示し、図2(a)は収納容器を断面で示す正面断面図、図2(b)は同じく収納容器を断面で示す側面断面図である。 同キッチンツール収納装置の仕切り部材を示し、図3(a)は拡大斜視図、図3(b)は正面断面図である。 同キッチンツール収納装置の使用状態を示し、図4(a)はキッチンツールを収納した状態の外観を示す正面図、図2(b)は同じくキッチンツールを収納した状態の正面断面図である。 本考案に係る実施形態2であるキッチンツール収納装置の一部を切開して内部構造を示す斜視図である。 同キッチンツール収納装置にキッチンツールを収納したキッチンツール収納装置の正面断面図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面全体にわたって同一の符号は同一の構成部材または要素を示している。
実施形態1
本考案に係るキッチンツール収納装置を図1~図4に示し、このキッチンツール収納装置1は、具体的には、図4に示すように、調理に使用する各種キッチンツール10、10、…を起立状態で収納保持するキッチンツールスタンドの形態とされている。なお、図4においては、キッチンツール10、10、…の一例として、おたま10a、フライ返し10b、トング10cおよびスプーン10dが収納保持されている。
上記キッチンツール収納装置1は、図1および図2に示すように、装置本体である収納容器2と、この収納容器2内部の収納空間3に取外し可能に設置された仕切り部材4とから構成されており、これら収納容器2および仕切り部材4は、いずれもプラスチック製の射出成型品である。
上記収納容器2は、底面2aが平面の平底に形成されるとともに、上方が開口する矩形の筒型容器の形態とされている一体成型品である。
収納容器2内部の収納空間3は、基本的には、収納容器2の底面2a、左右内面2b、2c、および前後内面2d、2eで囲み形成される単一の直方体状空間であるとともに、後述する仕切り部材4により2つの分割収納空間3A、3Aに仕切り分割される。
上記各分割収納空間3Aは、各種キッチンツール10(10a、10b、10c、…)(図4参照)を起立状に収納するとともに、これら収納されたキッチンツール10、10、…が取出し易い高さ寸法に設定され、また、その内容量は、目的に応じて、必要数のキッチンツール10、10、…を収納し得る大きさ、例えば、大、中、小の適宜サイズに設定され、これら各サイズに応じて収納容器2の形状寸法も変更設定される。
上記仕切り部材4は、収納容器内2の収納空間3に収納されるキッチンツール10、10、…を区分けするとともに、起立状に保持するためのもので、具体的には図2および図3に示すような形状構造を備える一体成型品であり、具体的には、仕切り本体5と底板6を備えてなる。
仕切り本体5は、傾斜部7と支持部8とから構成されており、上記傾斜部7が、下側へ向かって末広がりに傾斜した2つの傾斜面7a、7aを備えるとともに、この傾斜部7の頂部に上記支持部8が垂直起立状に延びている。つまり、仕切り部材4は、図2(a)、図3(b)に示すように、上記支持部8を通る垂直中心線を対称軸とする左右対称構造である。
上記底板6は、上記収納容器2の底面2aつまり収納空間3の底面に載置されるもので、上記仕切り本体5の収納空間3における位置決め機能を有する。
この目的のため、図示の実施形態の底板6は、上記収納空間3の底面2aの輪郭形状に対応した矩形の外周輪郭形状を有する平板の形態とされている。
そして、上記仕切り部材4を収納容器2に挿入して、上記底板6を収納容器2の底面2aに載置することにより、上記仕切り本体5は収納空間3に対して位置決め配置され、この位置決め状態において、仕切り本体5は、その前後端縁(端面)5a、5bが収納容器2の前後内面2d、2eに沿ってほぼ接した状態で、収納空間3を二つの収納空間3A、3Aに仕切って分割する。
具体的には、図示の実施形態の仕切り本体5は、図2およ図3に示すように、上記傾斜部7が、下側へ向かって末広がりに傾斜した2つの平面からなる傾斜平面7a、7aを備えるとともに、これら二つの傾斜平面7a、7aが交わる直線状頂部に、垂直起立状に延びる平板状の上記支持部8が一体的に形成されている。
したがって、単一の直方体状空間である上記収納空間3は、図2(a)に示すように、上記仕切り本体5により、2つの分割収納空間3A、3Aに仕切り分割される。
そして、これら両分割収納空間3A、3Aは、仕切り部材4の支持部8の上側で連通する(図2(a)の範囲A)とともに、その下側は、各分割収納空間3Aに分かれて、収納容器2の内面2b、2d、2eまたは2c、2d、2eと、仕切り部材4の底板6、傾斜部7および支持部8の各表面とにより囲まれる形状構造とされ、正面から見て、垂直下方へ同一幅で延びる(図2(a)の範囲B)とともに、下側へ向かって尻窄まりとなる(図2(a)の範囲C)。
しかして、以上のように構成されたキッチンツール収納装置1において、各種キッチンツール10、10、…(図4)を、仕切り部材4で仕切り分割された分割収納空間3A、3Aのいずれかに収納させると、キッチンツール10,10,…は、収納時に、仕切り部材4の傾斜部7の傾斜平面7a(図2(a)の範囲C)により整列案内されながら下方へ向けて挿入されるとともに、上記分割収納空間3Aの幅の狭い底部3Aaにより、キッチンツール10,10,…の下端部が位置決め保持されることになり、これにより、収納されたキッチンツール10、10、…の起立姿勢は、図4(b)に示すように、上記仕切り部材4の傾斜平面7a側へ傾斜することになる。
この場合、仕切り部材4の支持部8の上側は仕切り部材4により仕切られていないので(図2(a)の範囲A)、収納されたキッチンツール10、10、…の上端部分は、傾斜平面7a側へ傾斜しようとするが、支持部8の存在により過度な傾斜は規制されることになる。
換言すれば、収納されたキッチンツール10、10、…の上端部分が過度に傾斜すると、隣の分割収納空間3Aに収納されたキッチンツール10、10、…と交差する等の不具合等を生じてしまうが、支持部8の存在によりこのような不具合が防止される。
その結果、収納されたキッチンツール10、10、…の起立姿勢は、収納容器2の上端開口から突出しているキッチンツール10,10、…の上端部分が収納容器2の左右水平方向横側にはみ出すことがなく(図4)、収納容器2の外側へ嵩張ることなく、コンパクトな収納状態が得られる。
また、このようなコンパクトに整列した収納状態にあるキッチンツール10、10、…は、目的のものを見つけやすく、かつ取り出しやすくて、取り扱いが容易である。
以上詳述したように、本実施形態のキッチンツール収納装置1によれば、以下に列挙する特有の効果が得られる。
(a)収納容器2の収納空間3に設置される仕切り部材4が、下側へ向かって末広がりに傾斜した2つの傾斜平面7a、7aを備えるから、上記収納空間3が、収納容器2の内面2b、2cと上記仕切り部材4の傾斜面7a、7aとにより、下側へ向かって尻窄まりの収納空間3Aに分割形成される。
これにより、上記分割収納空間3Aに収納されるキッチンツール10,10,…は、収納時に整列案内されるとともに、その下端部が上記分割収納空間3Aの底部3Aaにより位置決め保持されることになり、その起立姿勢は、上記仕切り部材4の傾斜面7a側へ傾斜するもとになるため、収納容器2の開口から突出しているキッチンツール10,10、…の部分が収納容器2の水平方向横側にはみ出すことがなく、よって外観が嵩張ることなくすっきりして見栄えが良く、意匠的に優れる。
(b)また、上記分割収納空間3Aに収納されるキッチンツール10,10、…の下端部が上記分割収納空間3Aの底部3Aaにより位置決め保持されるとともに、その起立姿勢も上記仕切り部材4の作用で仕切られるため、収納されたキッチンツール10,10、…同士が互いに交差して干渉することも規制されることになり、各キッチンツール10,10、…の円滑な収納および取出しが有効に確保される。
(c)上記仕切り部材4の作用で、収納容器2の収納空間3が、下側へ向かって尻窄まりの空間3Aに分割形成されることにより、この分割収納空間3Aに収納されるキッチンツール10,10、…は、収納時に整列案内されるとともに、その下端部が分割収納空間3Aの底部3Aaにより位置決め保持される。
したがって、上記収納容器2に収納されるキッチンツール10,10、…は、実際の使用時におけるキッチンツール10,10、…の収納整列状態が、購入使用者の如何にかかわらず、基本的に、設計時に想定し規定されたとおりの標準収納整列状態が実質的に安定して実現し確保される結果、従来の市販品のような実際の使用時におけるキッチンツール10,10、…の収納整列状態が得られず、実際の収納容量が既定の収納容量よりも小さくなってしまうという事態を招くことがない(広告宣伝効果の実現)。
実施形態2
本実施形態は図5および図6に示されており、実施形態1における仕切り部材4の構成が改変されたものである。
すなわち、本実施形態のキッチンツール収納装置1は、収納容器2と、この収納容器2内部の収納空間3に取外し可能に設置された仕切り部材14とから構成されており、上記収納容器2は、実施形態1と同様の構造とされている。
上記仕切り部材14は、収納容器内2の収納空間3に収納されるキッチンツール10、10、…を、起立状に保持する構造とされたもので、具体的には図5および図6に示すような形状構造を備える一体成型品であり、仕切り本体15と底板16を備えてなる。
仕切り本体15は、実施形態1の仕切り本体5の傾斜部7と支持部8の両機能を兼備するもので、下側へ向かって末広がりに傾斜した円錐面15aを備える円錐形状とされている。
図6を参照して、上記仕切り本体15の円錐形状の頂点15bの高さHは、実施形態1の仕切り本体5における支持部8の高さH(図2、図3、図4(b))と同一寸法に設定されるとともに、円錐形状の底面の直径Dは、同じく実施形態1の仕切り本体5の傾斜部7における両傾斜平面7a、7aの下端間隔W(図2、図3、図4(b))と同一寸法に設定されている。
上記底板16は、上記収納容器2の底面2aつまり収納空間3の底面に載置されるもので、上記仕切り本体15の収納空間3における位置決め機能を有する。
この目的のため、図示の実施形態の底板16は、実施形態1の底板6と同様、上記収納空間3の底面2aの輪郭形状に対応した矩形の外周輪郭形状を有する平板の形態とされている。
そして、上記仕切り部材14を収納容器2に挿入して、上記底板16を収納容器2の底面2aに載置することにより、上記仕切り本体15は収納空間3に対して位置決め配置され、この位置決め状態において、仕切り本体15は、図6に示すように、下側へ向かって末広がりに傾斜した円錐面15aが実施形態1における仕切り本体5の傾斜部7と支持部8の両機能を兼備することになる。
しかして、以上のように構成されたキッチンツール収納装置1において、各種キッチンツール10、10、…を、仕切り部材14の仕切り本体15に沿って収納させると、キッチンツール10,10,…は、収納時に、仕切り部材14の円錐面15aにより整列案内されながら下方へ向けて挿入されるとともに、上記収納空間3の幅の狭い底部3aにより、キッチンツール10,10,…のその下端部が位置決め保持されることになり、これにより、収納されたキッチンツール10、10、…の起立姿勢は、図6に示すように、上記仕切り部材14の円錐面15a側へ傾斜することになる。
この場合の収納されたキッチンツール10、10、…上端部分は、上記仕切り部材14の円錐面15aの作用により、過度な傾斜が規制される結果、収納されたキッチンツール10、10、…上端部分同士が交差する等の不具合が有効に防止されて、収納されたキッチンツール10、10、…の起立姿勢は、収納容器2の上端開口から突出しているキッチンツール10,10、…の上端部分が収納容器2の水平方向横側にはみ出すことがなく(図6)、収納容器2の外側へ嵩張ることなく、コンパクトな収納状態が得られる。
また、このようなコンパクトに整列した収納状態にあるキッチンツール10、10、…は、目的のものを見つけやすく、かつ取り出しやすくて、取り扱いが容易である。
その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
なお、上述した実施形態1および2はあくまでも本考案の好適な実施態様を示すものであって、本考案はこれら実施形態に限定されることなく、その範囲内において種々設計変更可能である。
例えば、実施形態2のキッチンツール収納装置1において、収納容器2の形状構造が、実施形態1と同様の矩形の筒型容器の形態とされているが、仕切り部材14の仕切り本体15の円錐面15aに対応した円形の筒形容器の形態としても良く(図示省略)、このような形態とすることで、収納容器2と仕切り本体15により形成される収納空間3の幅の狭い底部3aの輪郭形状が、円環状となるので、収納されるキッチンツール10,10,…の下端部の位置決め保持がより安定する。
1 キッチンツール収納装置
2 収納容器
3 収納空間
3a 収納空間の底部
3A 分割収納空間
3Aa 分割収納空間の底部
4 仕切り部材
5 仕切り本体
6 底板
7 傾斜部
7a 傾斜平面(傾斜面)
8 支持部
10 キッチンツール
14 仕切り部材
15 仕切り本体
15a 円錐面

Claims (5)

  1. 調理に使用するキッチンツールを起立状態で収納保持するものであって、
    収納容器の収納空間に、仕切り部材が取外し可能に設置されてなり、
    前記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した傾斜面を備えるとともに、前記収納容器の収納空間底面に位置決め載置される底板を備えている
    ことを特徴とするキッチンツール収納装置。
  2. 前記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した二つの傾斜平面を備えるとともに、
    前記底板は、前記収納容器の収納空間底面の形状に対応した外周輪郭形状を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のキッチンツール収納装置。
  3. 前記仕切り部材の二つの傾斜平面が交わる直線状頂部に、垂直起立状に延びる支持部が一体的に形成されてなり、
    この支持部は、前記収納容器の収納空間に収納される各種キッチンツールの上部の倒れを防止するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のキッチンツール収納装置。
  4. 前記仕切り部材は、下側へ向かって末広がりに傾斜した円錐面を備えるとともに、
    前記底板は、前記収納容器の収納空間底面の形状に対応した外周輪郭形状を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のキッチンツール収納装置。
  5. 前記収納容器および仕切り部材は、プラスチック製の射出成型品である
    ことを特徴とする請求項1に記載のキッチンツール収納装置。
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