JP3242762U - かぎ針を使用した切り取り刺繍(Cutout crochet embroidery カットアウト・クロシェット・エンブロイダリー) - Google Patents
かぎ針を使用した切り取り刺繍(Cutout crochet embroidery カットアウト・クロシェット・エンブロイダリー) Download PDFInfo
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Abstract
【課題】生地から刺繍部分を切り離すことができ、のり・ボンド・接着芯などを用いず、風合いを損ねることなく、表裏の差が生じない刺繍構造を提供する。【解決手段】刺繍構造は、かぎ針を用いた刺繍のうち、切り離す輪郭に沿って、細かなほつれ止めのステッチを入れ、そのステッチを新たな基礎構造として、ししゅう柄を構築するものである。のり・ボンド・接着芯などを使用しないため、切り離した刺繍部分は糸本来の風合いのまま完成される。また、表裏の差がうまれないため、表現が制限されない。【選択図】図2
Description
本考案は、生地から切り取ることを可能にした、かぎ針を用いた刺繍構造とその作成方法に関するものである。
生地から刺繍部分を切り離すためには、のり・ボンド・接着芯などを用いて、糸や生地組織がほどけないよう固定する必要がある。そのため、第一に、切り離した刺繍部分は固く風合いを損ねるという課題がある。第二に、のり・ボンド・接着芯を使用した側を裏として完成させるため、表裏の差ができる。切り取った刺繍部分に明確な裏側ができるために、表現に制限ができてしまうという課題がある。
本考案は、まず、切り離す輪郭に沿って、細かなほつれ止めのステッチを入れる。そのステッチを新たな基礎構造として、糸を渡らせ、ししゅう柄を構築するものである。
のり・ボンド・接着芯などのほつれ止めの効果のある資材が不要になる。刺繍に用いる糸が、刺繍の組織構造で固定される。のり・ボンド・接着芯などを使用しないため、切り離した刺繍部分は糸本来の風合いのまま完成される。また、のり・ボンド・接着芯などによる表裏の差がうまれないため、表現が制限されない。
好みの図案で切り取り、洋服、アクセサリー、布小物インテリアなど、幅広い製品に使用することが可能である。ワイヤーを刺繍内に挿入し、縫い留めると、立体的な形状に維持することもできる。
以下、添付図面に従って、一実施例を説明する。図1について、1はポリエステルの極細繊維を平織にしたジョーゼット生地である。伸縮性のない生地を使用する。2は「25番6本撚り」と呼ばれる綿の刺繍糸である。6本撚られた状態から1本抜き取り使用している。かぎ針を用いてチェーンステッチを0.1~0.2cmの針目で行う。
図2について、1は図1で示した輪郭構造を正面から見た図である。2は同じ刺繍糸で、かぎ針を使用したサテンステッチを行った図である。2のサテンステッチの片方の針落ち位置は、1の構造内に作ることでサテンステッチの糸が固定される。
図1―1 生地
図1―2 チェーンステッチの刺繍糸
図2―1 チェーンステッチの刺繍糸
図2―2 サテンステッチの刺繍糸
図1―2 チェーンステッチの刺繍糸
図2―1 チェーンステッチの刺繍糸
図2―2 サテンステッチの刺繍糸
Claims (1)
- かぎ針を用いた刺繍のうち、生地から切り取ることのできる、刺繍構造とその作成方法
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JP2023000905U JP3242762U (ja) | 2023-03-07 | 2023-03-07 | かぎ針を使用した切り取り刺繍(Cutout crochet embroidery カットアウト・クロシェット・エンブロイダリー) |
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JP3242762U true JP3242762U (ja) | 2023-07-10 |
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JP2023000905U Active JP3242762U (ja) | 2023-03-07 | 2023-03-07 | かぎ針を使用した切り取り刺繍(Cutout crochet embroidery カットアウト・クロシェット・エンブロイダリー) |
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