JP3242527U - キャビネット - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付けることによって収納スペースを増やし、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができるキャビネットを提供する。【解決手段】キャビネット100は、キャビネット本体110A、110Bと天板120とを備え、キャビネット本体110A、110Bの正面において出し入れしてキャビネット本体110A、110Bの内部にものを収容自在であって、天板120が、キャビネット本体110A、110Bに対して取り外し自在であり、1つの天板120の面積が、1つのキャビネット本体110Aの上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係であり、1つの天板120に対して、複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付け自在である。【選択図】図1
Description
本考案は、キャビネット本体と天板とを備え、キャビネット本体の正面において出し入れしてキャビネット本体の内部にものを収容自在なキャビネットに関する。
従来、平面視で長方形の本体と、本体の上方に配置した第1天板ユニットおよび第2天板ユニットとを主要構成要素としたキャビネットが知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上述した従来のキャビネットは、1つの天板に対して複数のキャビネット本体を取り付けることができない構成であったため、収納スペースが足りない場合に対応することが困難であるという問題があった。
そこで、本考案は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本考案の目的は、1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付けることによって収納スペースを増やし、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができるキャビネットを提供することである。
本請求項1に係る考案は、キャビネット本体と天板とを備え、キャビネット本体の正面において出し入れしてキャビネット本体の内部にものを収容自在なキャビネットであって、前記天板が、前記キャビネット本体に対して取り外し自在であり、1つの天板の面積が、1つのキャビネット本体の上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係であり、1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付け自在な構成であることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る考案は、請求項1に記載されたキャビネットの構成に加えて、前記天板とキャビネット本体との一方に凸部、他方に前記凸部と係合する凹部が配設された、または、天板においてキャビネット本体と係合する凸部、もしくは、凹部が配設された構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る考案は、請求項2に記載されたキャビネットの構成に加えて、前記複数のキャビネット本体の正面が互いに向かい合わない向きの関係である互いに外向きの関係、または、同じ向きの関係で前記凸部、または、前記凹部が配設された構成であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本考案のキャビネットは、キャビネット本体と天板とを備えていることにより、キャビネット本体の内部にものを収容することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る考案のキャビネットによれば、1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付けることによって収納スペースが増えるため、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができる。
さらに、1つの天板に対して複数のキャビネット本体が取り付けられて天板を支える箇所が増えるため、天板の安定性を高めることができる。
また、所望の形状の天板に付け替えると用途に応じた天板の形状となるため、例えば、作業用などのテーブルとしても使用することができる。
さらに、1つの天板に対して複数のキャビネット本体が取り付けられて天板を支える箇所が増えるため、天板の安定性を高めることができる。
また、所望の形状の天板に付け替えると用途に応じた天板の形状となるため、例えば、作業用などのテーブルとしても使用することができる。
本請求項2に係る考案のキャビネットによれば、請求項1に係る考案が奏する効果に加えて、天板とキャビネット本体との相対的な位置決めとなるため、取り付け構造として例えば、ネジ留めする際にネジをねじ穴に簡単に入れることができる。
つまり、1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付ける際、係合によって相対的に位置決めされるため、取り付けを簡単に行うことができる。
つまり、1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付ける際、係合によって相対的に位置決めされるため、取り付けを簡単に行うことができる。
本請求項3に係る考案のキャビネットによれば、請求項2に係る考案が奏する効果に加えて、複数のキャビネット本体の正面が互いに同じ向き、または、互いに外向きになって、各キャビネット本体の正面に何も遮るものが無いため、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
さらに、キャビネット本体の正面に扉が設けられている場合は、キャビネット本体の扉の開閉を互いに妨げることを回避でき、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
さらに、キャビネット本体の正面に扉が設けられている場合は、キャビネット本体の扉の開閉を互いに妨げることを回避でき、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
本考案のキャビネットは、キャビネット本体と天板とを備え、天板が、キャビネット本体に対して取り外し自在であり、1つの天板の面積が、1つのキャビネット本体の上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係であり、1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付け自在な構成であることにより、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができ、天板の安定性を高めることができるものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、キャビネット本体は、キャビネット本体の正面において出し入れしてキャビネット本体の内部にものを収容自在であればよく、キャビネット本体の正面に扉を有している構成でもよいし、正面に扉を有していない構成でもよい。
ここで、「正面において出し入れ」とは、正面側で出し入れすることであって、この表現は、出し入れする面を正面とする意図である。
また、扉の開閉は、揺動式でもスライド式でもよい。
さらに、キャビネット本体の正面前方へ向かってスライド自在な所謂、引き出しと扉とが一体になっている構成(引き出し式)であってもよい。
また、天板の形状については、平面視において台形、円形、楕円形、ドーナツ形、長方形、正方形、曲玉形、滴形状、S字形状、C字形状、L字形状、V字形状、またはそれらの一部切欠き形状など、如何なるものであっても構わない。
さらに、キャビネット本体に対する天板の取り付け構造については、ネジ留めやダボなどのピンの嵌合など如何なるものであっても構わない。
また、キャビネット本体の下方に、キャスターが設けられているものでもよいし、キャスターが設けられていないものでもよい。
ここで、「正面において出し入れ」とは、正面側で出し入れすることであって、この表現は、出し入れする面を正面とする意図である。
また、扉の開閉は、揺動式でもスライド式でもよい。
さらに、キャビネット本体の正面前方へ向かってスライド自在な所謂、引き出しと扉とが一体になっている構成(引き出し式)であってもよい。
また、天板の形状については、平面視において台形、円形、楕円形、ドーナツ形、長方形、正方形、曲玉形、滴形状、S字形状、C字形状、L字形状、V字形状、またはそれらの一部切欠き形状など、如何なるものであっても構わない。
さらに、キャビネット本体に対する天板の取り付け構造については、ネジ留めやダボなどのピンの嵌合など如何なるものであっても構わない。
また、キャビネット本体の下方に、キャスターが設けられているものでもよいし、キャスターが設けられていないものでもよい。
以下に、本考案の実施例であるキャビネット100について、図1乃至図7(C)に基づいて説明する。
ここで、図1は、本考案の実施例であるキャビネット100の概念の態様1を示す斜視図であり、図2(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様2を示す斜視図であり、図2(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様3を示す斜視図であり、図3(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様4を示す平面図であり、図3(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様5を示す平面図であり、図4(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様6を示す平面図であり、図4(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様7を示す平面図であり、図5(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様8を示す平面図であり、図5(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様9を示す斜視図であり、図6(A)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様10を示す側断面図であり、図6(B)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様11を示す平面透視図であり、図6(C)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110A、110Bと天板120との係合の例である態様12を示す平面透視図であり、図7(A)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様13を示す側断面図であり、図7(B)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様14を示す平面透視図であり、図7(C)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110A、110Bと天板120との係合の例である態様15を示す平面透視図である。
ここで、図1は、本考案の実施例であるキャビネット100の概念の態様1を示す斜視図であり、図2(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様2を示す斜視図であり、図2(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様3を示す斜視図であり、図3(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様4を示す平面図であり、図3(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様5を示す平面図であり、図4(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様6を示す平面図であり、図4(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様7を示す平面図であり、図5(A)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様8を示す平面図であり、図5(B)は、本考案の実施例であるキャビネット100の例である態様9を示す斜視図であり、図6(A)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様10を示す側断面図であり、図6(B)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様11を示す平面透視図であり、図6(C)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110A、110Bと天板120との係合の例である態様12を示す平面透視図であり、図7(A)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様13を示す側断面図であり、図7(B)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110Aと天板120との係合の例である態様14を示す平面透視図であり、図7(C)は、本考案の実施例であるキャビネット本体110A、110Bと天板120との係合の例である態様15を示す平面透視図である。
本考案の実施例であるキャビネット100は、図1に示すように、キャビネット本体110A、110Bと、天板120とを備えている。
そして、キャビネット本体110A、110Bの正面に一例として設けられた扉111を開閉することによりキャビネット本体110A、110Bの内部にものを収容自在に設けられている。
なお、キャビネット本体110A、110Bについては、扉111が設けられていない構成であってもよい。
また、扉111については、揺動式のものを一例として図示したが、スライド式や、引き出し式であってもよい。
さらに、天板120が、キャビネット本体110A、110Bに対して取り外し自在である。
例えば、キャビネット本体110A、110Bの内部から4箇所において上面を介して天板120のネジ穴にネジが挿通されてネジ留めされている。
ネジを外すことによって天板120を、キャビネット本体110A、110Bに対して取り外すことができる。
また、1つの天板120の面積が、1つのキャビネット本体110Aの上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係である。
なお、一例として、天板120の周縁が、キャビネット本体110A、110Bの上面の端より少なくとも約10mm程度はみ出るように設けられている。
そして、キャビネット本体110A、110Bの正面に一例として設けられた扉111を開閉することによりキャビネット本体110A、110Bの内部にものを収容自在に設けられている。
なお、キャビネット本体110A、110Bについては、扉111が設けられていない構成であってもよい。
また、扉111については、揺動式のものを一例として図示したが、スライド式や、引き出し式であってもよい。
さらに、天板120が、キャビネット本体110A、110Bに対して取り外し自在である。
例えば、キャビネット本体110A、110Bの内部から4箇所において上面を介して天板120のネジ穴にネジが挿通されてネジ留めされている。
ネジを外すことによって天板120を、キャビネット本体110A、110Bに対して取り外すことができる。
また、1つの天板120の面積が、1つのキャビネット本体110Aの上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係である。
なお、一例として、天板120の周縁が、キャビネット本体110A、110Bの上面の端より少なくとも約10mm程度はみ出るように設けられている。
そして、1つの天板120に対して、複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付け自在に構成されている。
例えば、図1に示す態様1では、キャビネット本体110Aの扉111を正面とした場合、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが背面合わせで直列に配置されている。
例えば、図1に示す態様1では、キャビネット本体110Aの扉111を正面とした場合、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが背面合わせで直列に配置されている。
これにより、1つの天板120に対して、複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付けることによって収納スペースが増える。
その結果、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができる。
さらに、1つの天板120に対して複数のキャビネット本体110A、110Bが取り付けられて天板120を支える箇所が増える。
その結果、天板120の安定性を高めることができる。
また、所望の形状の天板120に付け替えると用途に応じた天板120の形状となる。
その結果、例えば、作業用などのテーブルとしても使用することができる。
その結果、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができる。
さらに、1つの天板120に対して複数のキャビネット本体110A、110Bが取り付けられて天板120を支える箇所が増える。
その結果、天板120の安定性を高めることができる。
また、所望の形状の天板120に付け替えると用途に応じた天板120の形状となる。
その結果、例えば、作業用などのテーブルとしても使用することができる。
図2(A)に示すように、態様2では、キャビネット本体110Aの扉111を正面とした場合、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが正面を向いて横方向に並列に配置されている。
態様2の配置であっても、態様1と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
態様2の配置であっても、態様1と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図2(B)に示すように、態様3では、キャビネット本体110Aの扉111を正面とした場合、複数の一例として4つのキャビネット本体110A~110Dが、1つの天板120に取り付けられている。
より具体的には、4つのキャビネット本体110A~110Dのうちの2つのキャビネット本体110A~110Bが、正面を向いて横方向に並列に配置され、残りの2つのキャビネット本体110C~110Dが、正面を向いて横方向に並列に配置された先の2つのキャビネット本体110A~110Bに対して、背面合わせで直列に配置されている。
態様3の配置であっても、態様1~2と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
より具体的には、4つのキャビネット本体110A~110Dのうちの2つのキャビネット本体110A~110Bが、正面を向いて横方向に並列に配置され、残りの2つのキャビネット本体110C~110Dが、正面を向いて横方向に並列に配置された先の2つのキャビネット本体110A~110Bに対して、背面合わせで直列に配置されている。
態様3の配置であっても、態様1~2と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図3(A)に示すように、態様4では、天板120の形状が、平面視において曲玉形に形成されている。
そして、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが、互いに間隔を空けて、曲玉形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様4の配置であっても、態様1~3と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
そして、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが、互いに間隔を空けて、曲玉形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様4の配置であっても、態様1~3と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図3(B)に示すように、態様5では、天板120の形状が、平面視においてほぼ半円(ハーフサークル)形に形成されている。
そして、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが、互いに隣り合うように並んで、ほぼ半円(ハーフサークル)形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様5の配置であっても、態様1~4と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
そして、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが、互いに隣り合うように並んで、ほぼ半円(ハーフサークル)形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様5の配置であっても、態様1~4と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図4(A)に示すように、態様6では、天板120の形状が、平面視において楕円(オーバル)形に形成されている。
そして、複数の一例として4つのキャビネット本体110A~110Dが、互いに間隔を空けて、楕円(オーバル)形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様6の配置であっても、態様1~5と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
そして、複数の一例として4つのキャビネット本体110A~110Dが、互いに間隔を空けて、楕円(オーバル)形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様6の配置であっても、態様1~5と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図4(B)に示すように、態様7では、天板120の形状が、平面視において半楕円(ハーフオーバル)形に形成されている。
そして、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが、互いに間隔を空けて、半楕円(ハーフオーバル)形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様7の配置であっても、態様1~6と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図5(A)に示すように、態様8では、天板120の形状が、平面視において長方形に形成されている。
そして、複数の一例として8つのキャビネット本体110A~110Hが、互いに間隔を空けて、長方形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様8の配置であっても、態様1~7と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
そして、複数の一例として2つのキャビネット本体110A、110Bが、互いに間隔を空けて、半楕円(ハーフオーバル)形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様7の配置であっても、態様1~6と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図5(A)に示すように、態様8では、天板120の形状が、平面視において長方形に形成されている。
そして、複数の一例として8つのキャビネット本体110A~110Hが、互いに間隔を空けて、長方形の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様8の配置であっても、態様1~7と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
図5(B)に示すように、態様9では、天板120の形状が、平面視において正方形の一部切欠き形状に形成されている。
そして、複数の一例として3つのキャビネット本体110A~110Cが、互いに間隔を空けて、正方形の一部切欠き形状の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様9の配置であっても、態様1~8と同様の効果を得ることができる。
さらに、天板120の切欠き箇所を建物の支柱に接触させることにより、レイアウトの自由度が増すとともに、キャビネット100に水平方向の力が作用した場合であっても支柱に支えられる。
その結果、キャビネット100の位置や姿勢を安定させることができる。
そして、複数の一例として3つのキャビネット本体110A~110Cが、互いに間隔を空けて、正方形の一部切欠き形状の1つの天板120に対して取り付けられている。
態様9の配置であっても、態様1~8と同様の効果を得ることができる。
さらに、天板120の切欠き箇所を建物の支柱に接触させることにより、レイアウトの自由度が増すとともに、キャビネット100に水平方向の力が作用した場合であっても支柱に支えられる。
その結果、キャビネット100の位置や姿勢を安定させることができる。
さらに、図6(A)に示すように、本実施例の態様10では、天板120とキャビネット本体110Aとの一方である天板120に凸部121、他方であるキャビネット本体110Aに凸部121と係合する凹部112が配設されている。
これにより、天板120とキャビネット本体110Aとの相対的な位置決めとなる。
その結果、取り付け構造として例えば、ネジ留めする際にネジをねじ穴に簡単に入れることができる。
なお、1つのキャビネット本体110Aと天板120との係合関係について説明したが、2つ目以降のキャビネット本体110Bと天板120との係合関係についても同様である。
つまり、1つの天板120に対して、複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付ける際、係合によって相対的に位置決めされる。
その結果、取り付けを簡単に行うことができる。
また、一例として、天板120に凸部121、キャビネット本体110Aに凹部112を配設したが、凹凸の関係が逆の関係でもよいのはもちろんである。
これにより、天板120とキャビネット本体110Aとの相対的な位置決めとなる。
その結果、取り付け構造として例えば、ネジ留めする際にネジをねじ穴に簡単に入れることができる。
なお、1つのキャビネット本体110Aと天板120との係合関係について説明したが、2つ目以降のキャビネット本体110Bと天板120との係合関係についても同様である。
つまり、1つの天板120に対して、複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付ける際、係合によって相対的に位置決めされる。
その結果、取り付けを簡単に行うことができる。
また、一例として、天板120に凸部121、キャビネット本体110Aに凹部112を配設したが、凹凸の関係が逆の関係でもよいのはもちろんである。
図6(B)に示すように、態様11では、天板120とキャビネット本体110Aとの一方である天板120に平面視円形の凸部121、他方であるキャビネット本体110Aに凸部121と係合する平面視円形の凹部112が配設されている。
なお、凸部121および凹部112は、それぞれ2つ設けられているが、相対的な位置関係および姿勢(向き)を決めることができる形状、例えば、平面視V字などであれば、それぞれ1つでもよい。
態様11の構成であっても、態様10と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
なお、凸部121および凹部112は、それぞれ2つ設けられているが、相対的な位置関係および姿勢(向き)を決めることができる形状、例えば、平面視V字などであれば、それぞれ1つでもよい。
態様11の構成であっても、態様10と同様の効果を得ることができる。その詳しい説明を省略する。
また、図6(C)に示すように、本実施例の態様12では、複数のキャビネット本体110A、110Bの正面が互いに向かい合わない向きの関係である互いに外向きの関係で凸部121、および、凹部112が配設されている。
より具体的には、天板120に対してキャビネット本体110A、110Bを取り付けるユーザーが相対的な位置関係および向き関係を理解しやすいように、1つのキャビネット本体110Aあたり、2つの平面視円形の凸部121および凹部112、1つの平面視四角形の凸部121および凹部112が設けられている。
なお、互いに向かい合わない向きの関係として同じ向きの関係でもよい。
これにより、複数のキャビネット本体110A、110Bが互いに同じ向き、または、互いに外向きになって、各キャビネット本体110A、110Bの正面に何も遮るものが無い。
その結果、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
さらに、キャビネット本体110A、110Bの正面に扉111が設けられている場合は、キャビネット本体110A、110Bの扉111の開閉を互いに妨げることを回避でき、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
なお、凸部121、または、凹部112については、互いに係合する構成について説明したが、これに限らない。凸部121(123)、または、凹部112(122)は、天板120とキャビネット本体110A、110Bとの少なくとも一方に配設されて他方と係合する構成でもよい。
より具体的には、天板120に対してキャビネット本体110A、110Bを取り付けるユーザーが相対的な位置関係および向き関係を理解しやすいように、1つのキャビネット本体110Aあたり、2つの平面視円形の凸部121および凹部112、1つの平面視四角形の凸部121および凹部112が設けられている。
なお、互いに向かい合わない向きの関係として同じ向きの関係でもよい。
これにより、複数のキャビネット本体110A、110Bが互いに同じ向き、または、互いに外向きになって、各キャビネット本体110A、110Bの正面に何も遮るものが無い。
その結果、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
さらに、キャビネット本体110A、110Bの正面に扉111が設けられている場合は、キャビネット本体110A、110Bの扉111の開閉を互いに妨げることを回避でき、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避できる。
なお、凸部121、または、凹部112については、互いに係合する構成について説明したが、これに限らない。凸部121(123)、または、凹部112(122)は、天板120とキャビネット本体110A、110Bとの少なくとも一方に配設されて他方と係合する構成でもよい。
図7(A)に示すように、本実施例の態様13では、天板120においてキャビネット本体110Aと係合する凸部、もしくは、凹部の一例としての凹部122が配設されている。
つまり、天板120の凹部122に対してキャビネット本体110Aの上部が嵌まるように係合する。
そして、天板120とキャビネット本体110Aとの相対的な位置および姿勢が決められる。
このように、態様13の構成であっても、態様10~11と同様の効果を得ることができる。
つまり、天板120の凹部122に対してキャビネット本体110Aの上部が嵌まるように係合する。
そして、天板120とキャビネット本体110Aとの相対的な位置および姿勢が決められる。
このように、態様13の構成であっても、態様10~11と同様の効果を得ることができる。
図7(B)に示すように、態様14では、天板120においてキャビネット本体110Aと係合する凸部、もしくは、凹部の一例としての凸部123が配設されている。
つまり、天板120の凸部123が、キャビネット本体110Aの上部の側方と接触して係合する。
一例として、平面視L字形状の凸部123が、2つ設けられ、2つの凸部123が、キャビネット本体110Aの上部の対角線上の角において上部の側方と接触して相対的な位置および姿勢が決められる。
このように、態様14の構成であっても、態様10~11、態様13と同様の効果を得ることができる。
つまり、天板120の凸部123が、キャビネット本体110Aの上部の側方と接触して係合する。
一例として、平面視L字形状の凸部123が、2つ設けられ、2つの凸部123が、キャビネット本体110Aの上部の対角線上の角において上部の側方と接触して相対的な位置および姿勢が決められる。
このように、態様14の構成であっても、態様10~11、態様13と同様の効果を得ることができる。
図7(C)に示すように、態様15では、複数のキャビネット本体110A、110Bの正面が互いに向かい合わない向きの関係である互いに外向きの関係で凸部121、および、凹部112が配設されている。
より具体的には、天板120に対してキャビネット本体110A、110Bを取り付けるユーザーが相対的な位置関係および向き関係を理解しやすいように、1つのキャビネット本体110Aあたり、1つの平面視円形の凸部121および凹部112、1つの平面視長方形の凸部121および凹部112が設けられている。
なお、互いに向かい合わない向きの関係として同じ向きの関係でもよい。
このように、態様15の構成であっても、態様12と同様の効果を得ることができる。
より具体的には、天板120に対してキャビネット本体110A、110Bを取り付けるユーザーが相対的な位置関係および向き関係を理解しやすいように、1つのキャビネット本体110Aあたり、1つの平面視円形の凸部121および凹部112、1つの平面視長方形の凸部121および凹部112が設けられている。
なお、互いに向かい合わない向きの関係として同じ向きの関係でもよい。
このように、態様15の構成であっても、態様12と同様の効果を得ることができる。
なお、態様2~15において、態様1と同様、1つの天板120に対して複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付ける構造の一例として、ネジ留めするのは言うまでもない。
このようにして得られた本考案の実施例であるキャビネット100は、キャビネット本体110A、110Bと天板120とを備え、天板120が、キャビネット本体110A、110Bに対して取り外し自在であり、1つの天板120の面積が、1つのキャビネット本体110Aの上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係であり、1つの天板120に対して、複数のキャビネット本体110A、110Bを取り付け自在な構成であることにより、収納スペースが足りない場合に収納スペースの調整を簡単にすることができ、天板120の安定性を高めることができ、作業用などのテーブルとしても使用することができる。
さらに、天板120とキャビネット本体110A、110Bとの一方に凸部121、他方に凸部121と係合する凹部112が配設された、または、天板120においてキャビネット本体110A、110Bと係合する凸部123、もしくは、凹部122が配設された構成であることにより、取り付け構造として例えば、ネジ留めする際にネジをねじ穴に簡単に入れることができ、取り付けを簡単に行うことができる。
また、複数のキャビネット本体110A、110Bの正面が互いに向かい合わない向きの関係である互いに外向きの関係、または、同じ向きの関係で凸部121(123)、または、凹部112(122)が配設された構成であることにより、ものの出し入れの妨げとなってしまうことを回避でき、キャビネット本体110A、110Bの正面に扉111が設けられている場合は、キャビネット本体110A、110Bの扉111の開閉を互いに妨げることを回避できるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ キャビネット
110A・・・ キャビネット本体
110B・・・ キャビネット本体
111 ・・・ 扉
112 ・・・ (凸部と係合する)凹部
120 ・・・ 天板
121 ・・・ (凹部と係合する)凸部
122 ・・・ (キャビネット本体の上部と係合する)凹部
123 ・・・ (キャビネット本体の上部と係合する)凸部
110A・・・ キャビネット本体
110B・・・ キャビネット本体
111 ・・・ 扉
112 ・・・ (凸部と係合する)凹部
120 ・・・ 天板
121 ・・・ (凹部と係合する)凸部
122 ・・・ (キャビネット本体の上部と係合する)凹部
123 ・・・ (キャビネット本体の上部と係合する)凸部
Claims (3)
- キャビネット本体と天板とを備え、キャビネット本体の正面において出し入れしてキャビネット本体の内部にものを収容自在なキャビネットであって、
前記天板が、前記キャビネット本体に対して取り外し自在であり、
1つの天板の面積が、1つのキャビネット本体の上面の面積に対して2倍以上の広さを有した関係であり、
1つの天板に対して、複数のキャビネット本体を取り付け自在な構成であることを特徴とするキャビネット。 - 前記天板とキャビネット本体との一方に凸部、他方に前記凸部と係合する凹部が配設された、または、天板においてキャビネット本体と係合する凸部、もしくは、凹部が配設された構成であることを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
- 前記複数のキャビネット本体の正面が互いに向かい合わない向きの関係である互いに外向きの関係、または、同じ向きの関係で前記凸部、または、前記凹部が配設された構成であることを特徴とする請求項2に記載のキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001405U JP3242527U (ja) | 2023-04-26 | 2023-04-26 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001405U JP3242527U (ja) | 2023-04-26 | 2023-04-26 | キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3242527U true JP3242527U (ja) | 2023-06-22 |
Family
ID=86771510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001405U Active JP3242527U (ja) | 2023-04-26 | 2023-04-26 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3242527U (ja) |
-
2023
- 2023-04-26 JP JP2023001405U patent/JP3242527U/ja active Active
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