JP3242393B1 - データ放送システムとリンクした情報サービス・システム - Google Patents
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- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】データ放送に組み込まれたアクセス情報に基づ
き、ワンタッチで広告主等にアクセス可能にする。 【解決手段】コンテンツ・プロバイダ９へのアクセス情
報を含んだイベント情報が通常の番組ビデオ信号ととも
に放送センタ１から放送されると、ＳＴＢ３４の信号抽
出手段３４１によってアクセス情報が抽出され、記憶装
置３４２に記憶される。ユーザがＴＶ受像機３１に提示
されたイベント情報を見て興味を持った場合、ＰＣ３２
又はインターネット接続可能な電話機３３の予め設定し
たキーをオンすることにより、ＳＴＢの記憶装置から最
後に格納されたアクセス情報がＰＣ又は電話機の送信レ
ジスタに記憶される。ＰＣ又は電話機の送信キーをオン
すると、コンテンツ・プロバイダのホームページに接続
される。よって、イベント情報のより詳細な情報を、コ
ンテンツ・プロバイダから入手することができ、商品購
入申込等を行うことができる。
き、ワンタッチで広告主等にアクセス可能にする。 【解決手段】コンテンツ・プロバイダ９へのアクセス情
報を含んだイベント情報が通常の番組ビデオ信号ととも
に放送センタ１から放送されると、ＳＴＢ３４の信号抽
出手段３４１によってアクセス情報が抽出され、記憶装
置３４２に記憶される。ユーザがＴＶ受像機３１に提示
されたイベント情報を見て興味を持った場合、ＰＣ３２
又はインターネット接続可能な電話機３３の予め設定し
たキーをオンすることにより、ＳＴＢの記憶装置から最
後に格納されたアクセス情報がＰＣ又は電話機の送信レ
ジスタに記憶される。ＰＣ又は電話機の送信キーをオン
すると、コンテンツ・プロバイダのホームページに接続
される。よって、イベント情報のより詳細な情報を、コ
ンテンツ・プロバイダから入手することができ、商品購
入申込等を行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】本発明は、データ放送システムとリ
ンクした情報サービス・システムに関し、特に、データ
放送のイベント情報を利用した情報サービス・システム
に関する。
ンクした情報サービス・システムに関し、特に、データ
放送のイベント情報を利用した情報サービス・システム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】１９９６年に通信衛星（ＣＳ）を利用し
た日本初のデジタル衛星放送が開局してから、放送衛星
（ＢＳ）を利用したデジタル放送へと、放送のデジタル
化が進行しており、２０１０年までには、地上波放送を
含めてほぼすべての放送がデジタル化される予定である
と発表されている。このような放送のデジタル化によ
り、デジタル圧縮技術によって多チャネル化が進むとと
もに、所定の周波数帯域中に、映像信号及び音声信号か
らなる通常の番組ビデオ信号とともに任意のイベント情
報を埋め込むことが可能となった。また、現在行われて
いるアナログ放送においても、文字多重放送、ＶＢＩ
（垂直ブランキング・インターバル）方式等のように、
データを通常の番組放送に多重化したデータ放送が行わ
れている。
た日本初のデジタル衛星放送が開局してから、放送衛星
（ＢＳ）を利用したデジタル放送へと、放送のデジタル
化が進行しており、２０１０年までには、地上波放送を
含めてほぼすべての放送がデジタル化される予定である
と発表されている。このような放送のデジタル化によ
り、デジタル圧縮技術によって多チャネル化が進むとと
もに、所定の周波数帯域中に、映像信号及び音声信号か
らなる通常の番組ビデオ信号とともに任意のイベント情
報を埋め込むことが可能となった。また、現在行われて
いるアナログ放送においても、文字多重放送、ＶＢＩ
（垂直ブランキング・インターバル）方式等のように、
データを通常の番組放送に多重化したデータ放送が行わ
れている。
【０００３】このようなデータ放送信号に含ませるイベ
ント情報として、商品又は情報の広告及び宣伝のための
情報が考えられ、該イベント情報には、より詳細な情報
を提供するための、視聴者であるユーザがアクセス可能
な電話番号やインターネット上のＵＲＬを含ませること
が考えられる。広告及び宣伝される情報には、劇場、野
外ステージ等のアトラクションに関する情報、国、地方
自治体等の任意の団体の広報情報等が含まれる。そし
て、各家庭等のＴＶ受像機に画像及び音声の少なくとも
一方で提示されたこのようなイベント情報を視聴したユ
ーザが、広告主又は宣伝主（以下、単に「広告主」）に
電話するか又はホームページにアクセスし、これによ
り、広告主の商品又は情報の宣伝及び販売等に結びつけ
ることができる。
ント情報として、商品又は情報の広告及び宣伝のための
情報が考えられ、該イベント情報には、より詳細な情報
を提供するための、視聴者であるユーザがアクセス可能
な電話番号やインターネット上のＵＲＬを含ませること
が考えられる。広告及び宣伝される情報には、劇場、野
外ステージ等のアトラクションに関する情報、国、地方
自治体等の任意の団体の広報情報等が含まれる。そし
て、各家庭等のＴＶ受像機に画像及び音声の少なくとも
一方で提示されたこのようなイベント情報を視聴したユ
ーザが、広告主又は宣伝主（以下、単に「広告主」）に
電話するか又はホームページにアクセスし、これによ
り、広告主の商品又は情報の宣伝及び販売等に結びつけ
ることができる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】しかしながら、番組放送
中にこのようなイベント情報が各家庭等のＴＶ受像機に
おいて提示されたとしても、該情報はユーザに単に見え
るだけであるか又は聞こえるだけである。そして、イベ
ント情報は、番組ビデオ信号と同様に、ＶＴＲ等の何ら
かの手段により番組を記録しておかない限り、提示終了
時点でＴＶ受像機から消滅してしまう。したがって、ユ
ーザは、イベント情報中の広告及び宣伝に興味を持った
場合、自分の記憶に頼って、該イベント情報中で示され
た電話番号又はＵＲＬにアクセスする必要があり、間違
った番号にアクセスしてしまうことが多々ある。また、
ユーザがメモ用紙にイベント情報中のアクセス情報を書
きとめることも可能であるが、この場合も、間違った番
号を書き写してしまうことがあるため、間違った番号に
アクセスしてしまうことがある。
中にこのようなイベント情報が各家庭等のＴＶ受像機に
おいて提示されたとしても、該情報はユーザに単に見え
るだけであるか又は聞こえるだけである。そして、イベ
ント情報は、番組ビデオ信号と同様に、ＶＴＲ等の何ら
かの手段により番組を記録しておかない限り、提示終了
時点でＴＶ受像機から消滅してしまう。したがって、ユ
ーザは、イベント情報中の広告及び宣伝に興味を持った
場合、自分の記憶に頼って、該イベント情報中で示され
た電話番号又はＵＲＬにアクセスする必要があり、間違
った番号にアクセスしてしまうことが多々ある。また、
ユーザがメモ用紙にイベント情報中のアクセス情報を書
きとめることも可能であるが、この場合も、間違った番
号を書き写してしまうことがあるため、間違った番号に
アクセスしてしまうことがある。
【０００５】さらに、番組をＶＴＲに録画していたとし
ても、ＶＴＲから該番組を再生中に、イベント情報中の
広告主へのアクセス情報を記憶したり書き写したりする
必要があり、上記と同様に、ユーザは間違った番号にア
クセスしてしまう恐れがある。この結果、ユーザは、興
味を抱いた商品又は情報を入手できなかったり、応募に
出遅れたりすることになる。本発明は、このような従来
例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、
データ放送中に組み込まれた広告主等へのアクセス情報
を、ユーザが記憶したりメモ用紙に書き写したりするこ
とを不要にした情報サービス・システムを提供すること
である。
ても、ＶＴＲから該番組を再生中に、イベント情報中の
広告主へのアクセス情報を記憶したり書き写したりする
必要があり、上記と同様に、ユーザは間違った番号にア
クセスしてしまう恐れがある。この結果、ユーザは、興
味を抱いた商品又は情報を入手できなかったり、応募に
出遅れたりすることになる。本発明は、このような従来
例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、
データ放送中に組み込まれた広告主等へのアクセス情報
を、ユーザが記憶したりメモ用紙に書き写したりするこ
とを不要にした情報サービス・システムを提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を
達成するために、本発明に係る、データ放送システムと
リンクした情報サービス・システムであって、放送セン
タから放送用ネットワークを介して同報通信されるデー
タがアクセス情報を含んだイベント情報を含んでいる、
情報サービス・システムにおいては、イベント情報に含
まれているアクセス情報によりネットワークを介してア
クセス可能なコンテンツ・プロバイダであって、該イベ
ント情報に関連する資料情報を提供するコンテンツ・プ
ロバイダと、ユーザ側に配置された記憶手段と、ユーザ
側に配置され、同報通信されたイベント情報のアクセス
情報を電子的に抽出して記憶手段に格納させる抽出手段
と、ユーザ側に配置され、ユーザのワンタッチ操作によ
り、抽出され格納されたアクセス情報をもとに自動的に
ネットワークに接続できるユーザ・ターミナルとからな
り、抽出されたアクセス情報が付されたイベント情報に
関連する資料情報を、ユーザのワンタッチ操作でユーザ
に提示できるようにしたことを特徴としている。
達成するために、本発明に係る、データ放送システムと
リンクした情報サービス・システムであって、放送セン
タから放送用ネットワークを介して同報通信されるデー
タがアクセス情報を含んだイベント情報を含んでいる、
情報サービス・システムにおいては、イベント情報に含
まれているアクセス情報によりネットワークを介してア
クセス可能なコンテンツ・プロバイダであって、該イベ
ント情報に関連する資料情報を提供するコンテンツ・プ
ロバイダと、ユーザ側に配置された記憶手段と、ユーザ
側に配置され、同報通信されたイベント情報のアクセス
情報を電子的に抽出して記憶手段に格納させる抽出手段
と、ユーザ側に配置され、ユーザのワンタッチ操作によ
り、抽出され格納されたアクセス情報をもとに自動的に
ネットワークに接続できるユーザ・ターミナルとからな
り、抽出されたアクセス情報が付されたイベント情報に
関連する資料情報を、ユーザのワンタッチ操作でユーザ
に提示できるようにしたことを特徴としている。
【０００７】上記した情報サービス・システムにおい
て、好適には、コンテンツ・プロバイダはさらに、アク
セス情報が同一の複数のイベント情報を放送センタに提
供するとともに、これらイベント情報に対応する複数の
資料情報のソースを含んでおり、かつ、イベント情報と
資料情報との対照テーブルを備えており、放送センタ
は、現在同報通信されているイベント情報が何であるか
をコンテンツ・プロバイダに通知するよう構成されてお
り、コンテンツ・プロバイダは、対照テーブルを参照し
て、現在同報通信されているイベント情報に対応する資
料情報を、アクセス情報によりアクセスされたときに提
示するよう構成されている。これにより、イベント情報
と同期した資料情報をユーザに提供可能となる。
て、好適には、コンテンツ・プロバイダはさらに、アク
セス情報が同一の複数のイベント情報を放送センタに提
供するとともに、これらイベント情報に対応する複数の
資料情報のソースを含んでおり、かつ、イベント情報と
資料情報との対照テーブルを備えており、放送センタ
は、現在同報通信されているイベント情報が何であるか
をコンテンツ・プロバイダに通知するよう構成されてお
り、コンテンツ・プロバイダは、対照テーブルを参照し
て、現在同報通信されているイベント情報に対応する資
料情報を、アクセス情報によりアクセスされたときに提
示するよう構成されている。これにより、イベント情報
と同期した資料情報をユーザに提供可能となる。
【０００８】上記した情報サービス・システムにおい
て、コンテンツ・プロバイダはさらに、イベント情報に
関する資料情報を、該イベント情報が同報通信される前
に、放送センタ及び放送用ネットワークを介してユーザ
の記憶手段に記憶可能に構成されており、該システムは
さらに、ユーザ側に配置され、当該イベント情報が放送
ネットワークを介して同報通信されたときに、ユーザの
操作により、予め記憶された該イベント情報に関する資
料情報を記憶手段から読み出してユーザ・ターミナルに
提示する手段を備えていることが好ましい。これによ
り、資料情報を入手するためのコンテンツ・プロバイダ
へのトラフィックを低減することができる。
て、コンテンツ・プロバイダはさらに、イベント情報に
関する資料情報を、該イベント情報が同報通信される前
に、放送センタ及び放送用ネットワークを介してユーザ
の記憶手段に記憶可能に構成されており、該システムは
さらに、ユーザ側に配置され、当該イベント情報が放送
ネットワークを介して同報通信されたときに、ユーザの
操作により、予め記憶された該イベント情報に関する資
料情報を記憶手段から読み出してユーザ・ターミナルに
提示する手段を備えていることが好ましい。これによ
り、資料情報を入手するためのコンテンツ・プロバイダ
へのトラフィックを低減することができる。
【０００９】本発明はさらに、データ放送システムとリ
ンクした情報サービス・システムであって、放送センタ
から放送用ネットワークを介して同報通信されるデータ
がイベント情報を含んでいる、情報サービス・システム
において、ユーザ側に配置され、記憶手段を含んだユー
ザ・ターミナルと、イベント情報に関連する資料情報
を、該イベント情報が同報通信される前に、放送センタ
及び放送用ネットワークを介してユーザ・ターミナルの
記憶手段に記憶させるコンテンツ・プロバイダと、ユー
ザ側に配置され、当該イベント情報が放送用ネットワー
クを介して同報通信されたときに、ユーザの操作によ
り、予め記憶された該イベント情報に関する資料情報を
記憶手段から読み出してユーザ・ターミナルに提示する
手段とからなり、イベント情報に関連する資料情報を、
イベント情報の提示時点でコンテンツ・プロバイダにア
クセスすることなくユーザに提示できるようにしたこと
を特徴とする情報サービス・システムを提供する。
ンクした情報サービス・システムであって、放送センタ
から放送用ネットワークを介して同報通信されるデータ
がイベント情報を含んでいる、情報サービス・システム
において、ユーザ側に配置され、記憶手段を含んだユー
ザ・ターミナルと、イベント情報に関連する資料情報
を、該イベント情報が同報通信される前に、放送センタ
及び放送用ネットワークを介してユーザ・ターミナルの
記憶手段に記憶させるコンテンツ・プロバイダと、ユー
ザ側に配置され、当該イベント情報が放送用ネットワー
クを介して同報通信されたときに、ユーザの操作によ
り、予め記憶された該イベント情報に関する資料情報を
記憶手段から読み出してユーザ・ターミナルに提示する
手段とからなり、イベント情報に関連する資料情報を、
イベント情報の提示時点でコンテンツ・プロバイダにア
クセスすることなくユーザに提示できるようにしたこと
を特徴とする情報サービス・システムを提供する。
【００１０】
【発明の実施の態様】図１は、本発明の情報インターネ
ット・アクセス・システムの概要を説明するための説明
図である。図１において、１は放送事業者の放送セン
タ、２は放送用ネットワーク、３はユーザ、４は電話ネ
ットワーク、５は電話事業者コール・センタ、６は放送
事業者コール・センタ、７はインターネット・サービス
・プロバイダ、８はインターネット、９はコンテンツ・
プロバイダである。図１に示すように、ユーザ３は、電
話ネットワーク４に接続可能であり、インターネット・
サービス・プロバイダ７を介してインターネット８に接
続可能である。また、コンテンツ・プロバイダ９は、企
業、国、又は地方自治体等の団体（以下、代表的に「広
告主」）の情報プロバイダであり、電話ネットワーク４
及びインターネット８に接続されているとともに、放送
センタ１にデータ放送用のイベント情報である放送コン
テンツを提供する。なお、説明を簡単にするために、ユ
ーザ３及びコンテンツ・プロバイダ９をそれぞれ１つだ
け図示しているが、それぞれ複数であることは言うまで
もない。
ット・アクセス・システムの概要を説明するための説明
図である。図１において、１は放送事業者の放送セン
タ、２は放送用ネットワーク、３はユーザ、４は電話ネ
ットワーク、５は電話事業者コール・センタ、６は放送
事業者コール・センタ、７はインターネット・サービス
・プロバイダ、８はインターネット、９はコンテンツ・
プロバイダである。図１に示すように、ユーザ３は、電
話ネットワーク４に接続可能であり、インターネット・
サービス・プロバイダ７を介してインターネット８に接
続可能である。また、コンテンツ・プロバイダ９は、企
業、国、又は地方自治体等の団体（以下、代表的に「広
告主」）の情報プロバイダであり、電話ネットワーク４
及びインターネット８に接続されているとともに、放送
センタ１にデータ放送用のイベント情報である放送コン
テンツを提供する。なお、説明を簡単にするために、ユ
ーザ３及びコンテンツ・プロバイダ９をそれぞれ１つだ
け図示しているが、それぞれ複数であることは言うまで
もない。
【００１１】ユーザ３は、図２に示すように、ＴＶ受信
機３１、パーソナル・コンピュータ（ＰＣ）３２、イン
ターネット接続可能な電話機３３、及びセット・トップ
・ボックス（ＳＴＢ）３４を備えている。ＳＴＢ３４
は、ＴＶ受像機で受信した放送デジタル信号中のイベン
ト情報から特定の信号を抽出する信号抽出手段（チュー
ナ）３４１及び記憶装置３４２を内蔵している。これら
ＴＶ受信機３１、ＰＣ３２、電話機３３は、ユーザ・タ
ーミナルであり、ユーザ・ターミナルとして、これら全
てを具備する必要がないことは勿論であり、また、ＰＣ
３２と電話機３３とを一体化したユーザ・ターミナルを
用いてもよい。さらに、ＳＴＢ３４をＰＣ３２に組み入
れても良く、ＰＣ３２と電話機３３とを一体化したユー
ザ・ターミナルにＳＴＢ３４を組み入れても良い。
機３１、パーソナル・コンピュータ（ＰＣ）３２、イン
ターネット接続可能な電話機３３、及びセット・トップ
・ボックス（ＳＴＢ）３４を備えている。ＳＴＢ３４
は、ＴＶ受像機で受信した放送デジタル信号中のイベン
ト情報から特定の信号を抽出する信号抽出手段（チュー
ナ）３４１及び記憶装置３４２を内蔵している。これら
ＴＶ受信機３１、ＰＣ３２、電話機３３は、ユーザ・タ
ーミナルであり、ユーザ・ターミナルとして、これら全
てを具備する必要がないことは勿論であり、また、ＰＣ
３２と電話機３３とを一体化したユーザ・ターミナルを
用いてもよい。さらに、ＳＴＢ３４をＰＣ３２に組み入
れても良く、ＰＣ３２と電話機３３とを一体化したユー
ザ・ターミナルにＳＴＢ３４を組み入れても良い。
【００１２】以下、上記した構成を有する情報インター
ネット・アクセス・システムの動作を説明することによ
って、該システムの構成をより明確にする。コンテンツ
・プロバイダ９は、放送センタ１に対して通常の番組ビ
デオ信号に重畳すべき放送コンテンツを提供する。放送
コンテンツは、映像信号と同期した広告用又は宣伝用の
イベント情報であり、該イベント情報には、商品又は情
報の広告宣伝情報が含まれており、ユーザがコンタクト
可能なコンテンツ・プロバイダ９の電話番号及びＵＲＬ
（必要に応じて、商品情報などの付加情報を含んだＵＲ
Ｌ）の少なくとも一方（以下、「アクセス情報」）が含
まれている。また、アクセス情報は、ＳＴＢ３４の信号
抽出手段３４１によって電子的に抽出可能な信号形態で
構成されている。
ネット・アクセス・システムの動作を説明することによ
って、該システムの構成をより明確にする。コンテンツ
・プロバイダ９は、放送センタ１に対して通常の番組ビ
デオ信号に重畳すべき放送コンテンツを提供する。放送
コンテンツは、映像信号と同期した広告用又は宣伝用の
イベント情報であり、該イベント情報には、商品又は情
報の広告宣伝情報が含まれており、ユーザがコンタクト
可能なコンテンツ・プロバイダ９の電話番号及びＵＲＬ
（必要に応じて、商品情報などの付加情報を含んだＵＲ
Ｌ）の少なくとも一方（以下、「アクセス情報」）が含
まれている。また、アクセス情報は、ＳＴＢ３４の信号
抽出手段３４１によって電子的に抽出可能な信号形態で
構成されている。
【００１３】なお、イベント情報に含まれるアクセス情
報には、ＵＲＬや電話番号等の静的な情報の他に、Ｊａ
ｖａバイトコードやスクリプトのようなプログラム情報
も採用可能である。アクセス情報がこのようなプログラ
ム情報の場合、ユーザ・ターミナルであるＰＣ３２又は
電話機３３の予め設定したキーをオンすることにより、
ＳＴＢ３４の記憶装置３４２から該ユーザ・ターミナル
にプログラム情報が転送され、該プログラムをユーザ・
ターミナル上で実行することができる。この場合、プロ
グラムの内容によって種々の実行結果を得ることが可能
である。例えば、アクセス情報がＵＲＬである場合と同
様に、ユーザ・ターミナルにおいて資料情報を取得する
ことが可能である。また、ユーザ・ターミナルがコンテ
ンツ・プロバイダ９と投票、応募、予約等の交信を行
い、その結果を表示すること、さらには、コンテンツ・
プロバイダ９から別のプログラムをダウンロードしてユ
ーザ・ターミナルで実行すること、等の種々の応用が可
能である。
報には、ＵＲＬや電話番号等の静的な情報の他に、Ｊａ
ｖａバイトコードやスクリプトのようなプログラム情報
も採用可能である。アクセス情報がこのようなプログラ
ム情報の場合、ユーザ・ターミナルであるＰＣ３２又は
電話機３３の予め設定したキーをオンすることにより、
ＳＴＢ３４の記憶装置３４２から該ユーザ・ターミナル
にプログラム情報が転送され、該プログラムをユーザ・
ターミナル上で実行することができる。この場合、プロ
グラムの内容によって種々の実行結果を得ることが可能
である。例えば、アクセス情報がＵＲＬである場合と同
様に、ユーザ・ターミナルにおいて資料情報を取得する
ことが可能である。また、ユーザ・ターミナルがコンテ
ンツ・プロバイダ９と投票、応募、予約等の交信を行
い、その結果を表示すること、さらには、コンテンツ・
プロバイダ９から別のプログラムをダウンロードしてユ
ーザ・ターミナルで実行すること、等の種々の応用が可
能である。
【００１４】広告主への、すなわちコンテンツ・プロバ
イダ９へのアクセス情報を含んだイベント情報が通常の
番組ビデオ信号とともに放送センタ１から同報通信され
ると、放送用ネットワーク２を介してユーザ３のＴＶ受
像機３１に受信され、それとともに、ＳＴＢ３４の信号
抽出手段３４１によってイベント情報からアクセス情報
が自動的に抽出され、記憶装置３４２に抽出順に記憶さ
れる。
イダ９へのアクセス情報を含んだイベント情報が通常の
番組ビデオ信号とともに放送センタ１から同報通信され
ると、放送用ネットワーク２を介してユーザ３のＴＶ受
像機３１に受信され、それとともに、ＳＴＢ３４の信号
抽出手段３４１によってイベント情報からアクセス情報
が自動的に抽出され、記憶装置３４２に抽出順に記憶さ
れる。
【００１５】ユーザがＴＶ受像機３１に提示されたイベ
ント情報を見て興味を持った場合、ＰＣ３２又はインタ
ーネット接続可能な電話機３３の予め設定したキーをオ
ンすることにより、ＳＴＢ３４の記憶装置３４２から、
最後に格納されたアクセス情報がＰＣ３２又は電話機３
３の送信レジスタに記憶される。そして、ＰＣ３２又は
電話機３３の送信キーをオンすると、ＰＣ３２はインタ
ーネット８を介して、電話機は電話ネットワーク４及び
インターネット８を介して、コンテンツ・プロバイダ９
のホームページに接続される。なお、アクセス情報が電
話番号である場合、電話機３３が電話ネットワーク４を
介してコンテンツ・プロバイダ９の音響ソース等に接続
されるようにしてもよい。
ント情報を見て興味を持った場合、ＰＣ３２又はインタ
ーネット接続可能な電話機３３の予め設定したキーをオ
ンすることにより、ＳＴＢ３４の記憶装置３４２から、
最後に格納されたアクセス情報がＰＣ３２又は電話機３
３の送信レジスタに記憶される。そして、ＰＣ３２又は
電話機３３の送信キーをオンすると、ＰＣ３２はインタ
ーネット８を介して、電話機は電話ネットワーク４及び
インターネット８を介して、コンテンツ・プロバイダ９
のホームページに接続される。なお、アクセス情報が電
話番号である場合、電話機３３が電話ネットワーク４を
介してコンテンツ・プロバイダ９の音響ソース等に接続
されるようにしてもよい。
【００１６】したがって、ユーザは、ＴＶ受信機３１に
提示されたイベント情報のより詳細な情報を、コンテン
ツ・プロバイダ９から入手することができ、また、商品
又は情報の購入申込もしくはイベント参加の申し込み等
を、コンテンツ・プロバイダ９に対して行うことができ
る。このように、ユーザは、単一の操作で広告主にアク
セスすることができ、しかも、アクセス情報を電子デー
タのまま利用しているので、間違った場所又はホームペ
ージにアクセスしてしまうことが回避される。
提示されたイベント情報のより詳細な情報を、コンテン
ツ・プロバイダ９から入手することができ、また、商品
又は情報の購入申込もしくはイベント参加の申し込み等
を、コンテンツ・プロバイダ９に対して行うことができ
る。このように、ユーザは、単一の操作で広告主にアク
セスすることができ、しかも、アクセス情報を電子デー
タのまま利用しているので、間違った場所又はホームペ
ージにアクセスしてしまうことが回避される。
【００１７】なお、ＳＴＢ３４はＴＶ受像機３１内に組
み入れてもよく、また、抽出したアクセス情報をＳＴＢ
３４内の記憶装置３４２に順次格納するとともに（又
は、その代わりに）、ＰＣ３２及び電話機３３自身の記
憶装置機能を利用して、アクセス情報を記憶しても良
い。この場合、ＰＣ３２又は電話機３３の送信キーをユ
ーザが押すだけで、コンテンツ・プロバイダ９と接続さ
れる。ＰＣ３２及び電話機３３がモバイル型である場
合、アクセス情報をこれら内部の記憶装置に蓄積すれ
ば、携帯先でコンテンツ・プロバイダにワンタッチでア
クセスすることができるので、利用範囲が拡大する。ま
た、ユーザの操作により、記憶装置３４２に記憶された
複数のアクセス情報をＴＶ受像機３１、ＰＣ３２又は電
話機３３のモニタ画面に表示できるようにしてもよく、
ユーザが、モニタ画面の表示を見てアクセス情報を選択
し、該情報をＰＣ又は電話機から送信するように構成し
てもよい。ＳＴＢ３４にアクセス情報の表示部及び選択
部を設けてもよい。
み入れてもよく、また、抽出したアクセス情報をＳＴＢ
３４内の記憶装置３４２に順次格納するとともに（又
は、その代わりに）、ＰＣ３２及び電話機３３自身の記
憶装置機能を利用して、アクセス情報を記憶しても良
い。この場合、ＰＣ３２又は電話機３３の送信キーをユ
ーザが押すだけで、コンテンツ・プロバイダ９と接続さ
れる。ＰＣ３２及び電話機３３がモバイル型である場
合、アクセス情報をこれら内部の記憶装置に蓄積すれ
ば、携帯先でコンテンツ・プロバイダにワンタッチでア
クセスすることができるので、利用範囲が拡大する。ま
た、ユーザの操作により、記憶装置３４２に記憶された
複数のアクセス情報をＴＶ受像機３１、ＰＣ３２又は電
話機３３のモニタ画面に表示できるようにしてもよく、
ユーザが、モニタ画面の表示を見てアクセス情報を選択
し、該情報をＰＣ又は電話機から送信するように構成し
てもよい。ＳＴＢ３４にアクセス情報の表示部及び選択
部を設けてもよい。
【００１８】図１及び図２に示した本発明に係る情報イ
ンターネット・アクセス・システムにおける動作を、さ
らに説明する。データ放送フォーマットでは、コンテン
ツ・プロバイダ９と放送センタ１との連携が十分に考慮
されていない。したがって、コンテンツ・プロバイダ９
から放送センタ１に提供するコンテンツ情報（放送コン
テンツ）と連動するように、当該コンテンツ情報の詳細
情報をプロバイダ９のＵＲＬ等に提示することが困難で
ある。そこで、本発明のシステムにおいては、コンテン
ツ・プロバイダ９は、同一のＵＲＬによりアクセスされ
る複数のホームページを提供し、該ホームページを切り
換えるためのイベント発生表を備えている。これらのホ
ームページは、コンテンツ・プロバイダ９から放送セン
タ１に提供される複数のイベント情報に対応しており、
イベント発生表により、ホームページとイベント情報と
が対応付けられている。
ンターネット・アクセス・システムにおける動作を、さ
らに説明する。データ放送フォーマットでは、コンテン
ツ・プロバイダ９と放送センタ１との連携が十分に考慮
されていない。したがって、コンテンツ・プロバイダ９
から放送センタ１に提供するコンテンツ情報（放送コン
テンツ）と連動するように、当該コンテンツ情報の詳細
情報をプロバイダ９のＵＲＬ等に提示することが困難で
ある。そこで、本発明のシステムにおいては、コンテン
ツ・プロバイダ９は、同一のＵＲＬによりアクセスされ
る複数のホームページを提供し、該ホームページを切り
換えるためのイベント発生表を備えている。これらのホ
ームページは、コンテンツ・プロバイダ９から放送セン
タ１に提供される複数のイベント情報に対応しており、
イベント発生表により、ホームページとイベント情報と
が対応付けられている。
【００１９】放送センタ１は、コンテンツ・プロバイダ
９に関連するイベント情報を同報通信すると同時に、コ
ンテンツ・プロバイダ９にも当該イベント情報の同報通
信を通知する。これにより、コンテンツ・プロバイダ９
は、放送用ネットワーク２を介して同報通信されるイベ
ント情報が切り換えられたことを検知することができ、
イベント発生表に基づいて、現在同報通信されているイ
ベント情報に対応するホームページとなるように切り換
える。イベント情報の切り換えを、放送センタ１からコ
ンテンツ・プロバイダ９に通知する代わりに、同報通信
されたイベント情報を放送用ネットワーク２を介してコ
ンテンツ・プロバイダ９が受信することにより、ホーム
ページを切り替えてもよい。
９に関連するイベント情報を同報通信すると同時に、コ
ンテンツ・プロバイダ９にも当該イベント情報の同報通
信を通知する。これにより、コンテンツ・プロバイダ９
は、放送用ネットワーク２を介して同報通信されるイベ
ント情報が切り換えられたことを検知することができ、
イベント発生表に基づいて、現在同報通信されているイ
ベント情報に対応するホームページとなるように切り換
える。イベント情報の切り換えを、放送センタ１からコ
ンテンツ・プロバイダ９に通知する代わりに、同報通信
されたイベント情報を放送用ネットワーク２を介してコ
ンテンツ・プロバイダ９が受信することにより、ホーム
ページを切り替えてもよい。
【００２０】したがって、同報通信されたイベント情報
に含まれるＵＲＬが同一であっても、イベント情報の内
容が変化した場合、それに対応したホームページをユー
ザに提供することができる。なお、イベント情報に含ま
れるアドレス情報は、ＵＲＬだけではなく、電話番号で
あってもよいことは明らかであろう。この場合、コンテ
ンツ・プロバイダ９の自動音声応答システムの音声ソー
スをイベント情報に対応して切り換えるようにすればよ
い。イベント情報とホームページの内容等とが連動して
変化するので、コンテンツ・プロバイダ９が広告代理店
である場合等において、極めて有効である。
に含まれるＵＲＬが同一であっても、イベント情報の内
容が変化した場合、それに対応したホームページをユー
ザに提供することができる。なお、イベント情報に含ま
れるアドレス情報は、ＵＲＬだけではなく、電話番号で
あってもよいことは明らかであろう。この場合、コンテ
ンツ・プロバイダ９の自動音声応答システムの音声ソー
スをイベント情報に対応して切り換えるようにすればよ
い。イベント情報とホームページの内容等とが連動して
変化するので、コンテンツ・プロバイダ９が広告代理店
である場合等において、極めて有効である。
【００２１】本発明に係る情報インターネット・アクセ
ス・システムにおける動作を、さらに説明する。上記の
ようにユーザがワンタッチ操作するだけで、インターネ
ット８又は電話ネットワーク４を介して広告主コール・
センタ５に接続されるが、例えば、評判の高いコンサー
ト等に関するイベント情報が同報通信された場合、ユー
ザ操作の容易性と相まって、広告主コール・センタ５に
アクセスを試みるユーザが急激に増大する可能性があ
る。このような場合、回線容量が少ないサーバ等の設備
がダウンしてしまうことがあり、したがって、サーバ側
の設備投資やサービス応答速度及び回線速度の性能向上
及び維持に関する費用が、アクセス数すなわちトラフィ
ック量に相関して増大する。特に、ＰＣ及び電話機が結
合された次世代電話機をアクセス手段として用いたイン
ターネット・アクセスや、無線Ｔ１、ｘＡＤＳＬ、ケー
ブル・モデム等によるアクセスにおいては、通信速度が
劇的に向上するため、サーバの負荷が現在の数倍〜数十
倍と増加する。
ス・システムにおける動作を、さらに説明する。上記の
ようにユーザがワンタッチ操作するだけで、インターネ
ット８又は電話ネットワーク４を介して広告主コール・
センタ５に接続されるが、例えば、評判の高いコンサー
ト等に関するイベント情報が同報通信された場合、ユー
ザ操作の容易性と相まって、広告主コール・センタ５に
アクセスを試みるユーザが急激に増大する可能性があ
る。このような場合、回線容量が少ないサーバ等の設備
がダウンしてしまうことがあり、したがって、サーバ側
の設備投資やサービス応答速度及び回線速度の性能向上
及び維持に関する費用が、アクセス数すなわちトラフィ
ック量に相関して増大する。特に、ＰＣ及び電話機が結
合された次世代電話機をアクセス手段として用いたイン
ターネット・アクセスや、無線Ｔ１、ｘＡＤＳＬ、ケー
ブル・モデム等によるアクセスにおいては、通信速度が
劇的に向上するため、サーバの負荷が現在の数倍〜数十
倍と増加する。
【００２２】そこで、本発明においては、アクセスが集
中することが予想されかつ即時性がないイベント情報の
場合、コンテンツ・プロバイダ９は、イベント情報をＴ
Ｖ受像機３１からユーザに提示する前に、当該イベント
情報の詳細資料を、放送用ネットワークを介してユーザ
３に配信し、ＳＴＢ３４の記憶装置３４２に格納する。
そして、当該イベント情報は、適宜の時点で、放送セン
タ１から放送用ネットワーク２を介して同報通信され、
ユーザがＴＶ受像機３１に提示されたイベント情報に興
味を抱いた場合、ユーザは、自身の記憶装置３４２から
対応する詳細資料を読み出し、ＴＶ受像機３１、ＰＣ３
２、又は電話機３３により詳細資料を視聴する。このと
き、ユーザ・ターミナルからの要求により、記憶装置３
４２からの読み出しは、最後に記憶した資料情報（ＵＲ
Ｌの掲載内容等）を読み出して提示することによって実
行される。また、記憶装置３４２に現在記憶している詳
細資料の一覧表をユーザ・ターミナルに提示し、ユーザ
が、該一覧表から適宜のものを選択することにより、詳
細資料を提示するようにしてもよい。
中することが予想されかつ即時性がないイベント情報の
場合、コンテンツ・プロバイダ９は、イベント情報をＴ
Ｖ受像機３１からユーザに提示する前に、当該イベント
情報の詳細資料を、放送用ネットワークを介してユーザ
３に配信し、ＳＴＢ３４の記憶装置３４２に格納する。
そして、当該イベント情報は、適宜の時点で、放送セン
タ１から放送用ネットワーク２を介して同報通信され、
ユーザがＴＶ受像機３１に提示されたイベント情報に興
味を抱いた場合、ユーザは、自身の記憶装置３４２から
対応する詳細資料を読み出し、ＴＶ受像機３１、ＰＣ３
２、又は電話機３３により詳細資料を視聴する。このと
き、ユーザ・ターミナルからの要求により、記憶装置３
４２からの読み出しは、最後に記憶した資料情報（ＵＲ
Ｌの掲載内容等）を読み出して提示することによって実
行される。また、記憶装置３４２に現在記憶している詳
細資料の一覧表をユーザ・ターミナルに提示し、ユーザ
が、該一覧表から適宜のものを選択することにより、詳
細資料を提示するようにしてもよい。
【００２３】このように、詳細資料が予めユーザにダウ
ンロードされているので、ユーザはコンテンツ・プロバ
イダ９のホームページにアクセスしたり電話したりする
必要がない。若しくは、さらに必要な資料情報のみを入
手するために、ホームページにアクセスすればよい。し
たがって、トラフィック量が大幅に低減するので、サー
バ及び通信回線の負荷を大幅に低減することができる。
ンロードされているので、ユーザはコンテンツ・プロバ
イダ９のホームページにアクセスしたり電話したりする
必要がない。若しくは、さらに必要な資料情報のみを入
手するために、ホームページにアクセスすればよい。し
たがって、トラフィック量が大幅に低減するので、サー
バ及び通信回線の負荷を大幅に低減することができる。
【００２４】本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明は上記した実施例に限定されずに種々の変形
が可能である。例えば、ユーザ・ターミナルには、表示
機能及びインターネット接続機能は必ずしも必要ではな
い。例えば、単純な音声記録装置や、音声記録装置又は
データ記憶装置を内蔵しかつスイッチを１つ備えたぬい
ぐるみであってもよい。データ記憶装置を内蔵したぬい
ぐるみをユーザ・ターミナルとして用いた場合、本発明
を適用することにより、以下のようにしてぬいぐるみを
動作させることが考えられる。まず、ＴＶ受像機３１か
ら音声でアナウンスがあり、それに対応したイベント情
報が放送される。ユーザがそれに反応して、ぬいぐるみ
のボタンをオンすると、ＳＴＢ３４の記憶装置３４２か
らぬいぐるみのデータ記憶装置にプログラム等の情報が
転送され、該プログラムに従って、ぬいぐるみが声を出
したり、動いたりする。また、既に格納されているプロ
グラムを新しく送られてきたプログラムと置換すること
ができ、これにより、ぬいぐるみの発声又は動作を変更
することもできる。
が、本発明は上記した実施例に限定されずに種々の変形
が可能である。例えば、ユーザ・ターミナルには、表示
機能及びインターネット接続機能は必ずしも必要ではな
い。例えば、単純な音声記録装置や、音声記録装置又は
データ記憶装置を内蔵しかつスイッチを１つ備えたぬい
ぐるみであってもよい。データ記憶装置を内蔵したぬい
ぐるみをユーザ・ターミナルとして用いた場合、本発明
を適用することにより、以下のようにしてぬいぐるみを
動作させることが考えられる。まず、ＴＶ受像機３１か
ら音声でアナウンスがあり、それに対応したイベント情
報が放送される。ユーザがそれに反応して、ぬいぐるみ
のボタンをオンすると、ＳＴＢ３４の記憶装置３４２か
らぬいぐるみのデータ記憶装置にプログラム等の情報が
転送され、該プログラムに従って、ぬいぐるみが声を出
したり、動いたりする。また、既に格納されているプロ
グラムを新しく送られてきたプログラムと置換すること
ができ、これにより、ぬいぐるみの発声又は動作を変更
することもできる。
【００２５】本発明は以上のように構成されているの
で、データ放送のデータ信号として含まれるイベント情
報のより詳細な資料情報を、複雑な操作を必要とせずに
ワンタッチで入手することが可能となる。また、イベン
ト情報を同報通信する前にその詳細情報をユーザ・ター
ミナルに配信しダウンロードしておくことにより、資料
情報入手のためのトラフィック増大が防止される。さら
に、イベント情報が切り換えられたときにそれに対応す
る資料情報も連動して切り換えられるようにしたので、
イベント情報に真に対応する資料情報をユーザに提供可
能となる。
で、データ放送のデータ信号として含まれるイベント情
報のより詳細な資料情報を、複雑な操作を必要とせずに
ワンタッチで入手することが可能となる。また、イベン
ト情報を同報通信する前にその詳細情報をユーザ・ター
ミナルに配信しダウンロードしておくことにより、資料
情報入手のためのトラフィック増大が防止される。さら
に、イベント情報が切り換えられたときにそれに対応す
る資料情報も連動して切り換えられるようにしたので、
イベント情報に真に対応する資料情報をユーザに提供可
能となる。
【図１】本発明に係るデータ放送システムとリンクした
情報サービス・システムを説明するための概略説明図で
ある。
情報サービス・システムを説明するための概略説明図で
ある。
【図２】図１におけるユーザの具体的構成を説明するた
めの拡大説明図である。
めの拡大説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 13/00 H04H 1/00
Claims (4)
- 【請求項１】 データ放送システムとリンクした情報サ
ービス・システムにおいて、 アクセス情報を含んだイベント情報を多重化した放送デ
ータを、放送用ネットワークを介して同報通信する放送
センタと、 インターネットに接続されたコンテンツ・プロバイダで
あって、アクセス情報が同一の複数のイベント情報にそ
れぞれ対応する複数の資料情報のソースと、イベント情
報と資料情報との対照テーブルとを備え、アクセス情報
が同一の複数のイベント情報を放送センタに提供すると
ともに、現在同報通信されたイベント情報に含まれてい
るアクセス情報によりインターネットを介してユーザ・
ターミナルからアクセスされたときに、現在同報通信さ
れているイベント情報に対応する資料情報を、対照テー
ブルを参照して検索して、該ユーザ・ターミナルに提供
するコンテンツ・プロバイダと、 ユーザ側に配置された記憶手段と、 ユーザ側に配置され、同報通信されたイベント情報のア
クセス情報を電子的に抽出して記憶手段に記憶させる抽
出手段と、 ユーザ側に配置され、ユーザのワンタッチ操作により、
抽出されたアクセス情報により特定されるコンテンツ・
プロバイダにインターネットを介して接続されるユーザ
・ターミナルとからなり、抽出されたアクセス情報が付
されたイベント情報に関する資料情報を、ユーザのワン
タッチ操作でユーザに提示できるようにしたことを特徴
とする情報サービス・システム。 - 【請求項２】 請求項１記載の情報サービス・システム
において、 コンテンツ・プロバイダはさらに、イベント情報に関す
る資料情報を、該イベント情報が同報通信される前に、
放送センタ及び放送用ネットワークを介してユーザの記
憶手段に記憶可能に構成されており、 情報サービス・システムはさらに、ユーザ側に配置さ
れ、イベント情報が放送ネットワークを介して同報通信
されたときに、ユーザの操作により、当該イベント情報
に対応する資料情報を記憶手段から読み出してユーザ・
ターミナルに提示する手段を備えていることを特徴とす
る情報サービス・システム。 - 【請求項３】 インターネットに接続されたコンテンツ
・プロバイダであって、アクセス情報が同一の複数のイ
ベント情報にそれぞれ対応する複数の資料情報のソース
と、 イベント情報と資料情報との対照テーブルとを備え、 アクセス情報が同一の複数のイベント情報を放送センタ
に提供するとともに、放送センタから現在同報通信され
たイベント情報に含まれているアクセス情報によりイン
ターネットを介してユーザ・ターミナルからアクセスさ
れたときに、現在同報通信されているイベント情報に対
応する資料情報を、対照テーブルを参照して検索して、
インターネットを介して該ユーザ・ターミナルに提供す
るよう構成されていることを特徴とするコンテンツ・プ
ロバイダ。 - 【請求項４】 請求項３記載のコンテンツ・プロバイダ
において、コンテンツ・プロバイダはさらに、イベント
情報に関する資料情報を、該イベント情報が同報通信さ
れる前に、放送センタ及び放送用ネットワークを介して
ユーザの記憶手段に記憶可能に構成されていることを特
徴とするコンテンツ・プロバイダ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000222008A JP3242393B1 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | データ放送システムとリンクした情報サービス・システム |
| US09/910,908 US20020029389A1 (en) | 2000-07-24 | 2001-07-24 | Information service system linked to broadcasting system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000222008A JP3242393B1 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | データ放送システムとリンクした情報サービス・システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3242393B1 true JP3242393B1 (ja) | 2001-12-25 |
| JP2002041400A JP2002041400A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18716314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000222008A Expired - Fee Related JP3242393B1 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | データ放送システムとリンクした情報サービス・システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020029389A1 (ja) |
| JP (1) | JP3242393B1 (ja) |
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| JP2003296464A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 医療介護監視サービスシステム |
| WO2004052012A1 (en) * | 2002-12-04 | 2004-06-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method of considering content equivalency when rendering content |
| JP2005020662A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-20 | Lsi Japan Kk | データ多重放送利用方法及びデータ多重放送受信装置 |
| JP2005027143A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Sanyo Electric Co Ltd | ディジタル放送受信装置及びｕｒｉ転送システム |
| JP5063894B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2012-10-31 | 京セラ株式会社 | デジタル放送受信装置及び方法 |
| EP2663068A1 (en) * | 2011-01-07 | 2013-11-13 | Yamaha Corporation | Information-providing system, portable terminal device, server, and program |
| CN102497277B (zh) * | 2011-11-28 | 2018-12-18 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种数据广播播控的方法和系统 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6240555B1 (en) * | 1996-03-29 | 2001-05-29 | Microsoft Corporation | Interactive entertainment system for presenting supplemental interactive content together with continuous video programs |
| JP3310903B2 (ja) * | 1996-05-16 | 2002-08-05 | 株式会社インフォシティ | 情報伝送表示方法および情報表示装置 |
| JP3167109B2 (ja) * | 1996-12-16 | 2001-05-21 | 株式会社アクセス | テレビ番組と連携してインターネットホームページを自動的にテレビ画面上に表示させる方法および装置 |
| JPH10257455A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-25 | Sony Corp | Ｕｒｌ情報伝送方法及び装置、インターネットへのアクセス方法、インターネット接続装置、インターネット接続システム、並びに記録媒体 |
| JP3356961B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2002-12-16 | 直之 宮山 | テレビ番組関連情報提供システム |
| AU2001276044A1 (en) * | 2000-06-27 | 2002-01-08 | Mixed Signals Technologies, Inc. | System and method for transmitting and displaying interactive tv content |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000222008A patent/JP3242393B1/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-07-24 US US09/910,908 patent/US20020029389A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20020029389A1 (en) | 2002-03-07 |
| JP2002041400A (ja) | 2002-02-08 |
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