JP3242229B2 - 駐車検知・表示システム - Google Patents

駐車検知・表示システム

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JP3242229B2 JP21987393A JP21987393A JP3242229B2 JP 3242229 B2 JP3242229 B2 JP 3242229B2 JP 21987393 A JP21987393 A JP 21987393A JP 21987393 A JP21987393 A JP 21987393A JP 3242229 B2 JP3242229 B2 JP 3242229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車場等における駐車
を検知し、駐車場の空車位置を駐車状況表示板に表示す
ることができる駐車検知・表示システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在の車社会においては、駐車場を効率
よく、有効に維持管理することは、駐車場管理者のみな
らず、駐車場利用者にとっても大きな問題である。
【0003】通常、市街地に設置されている大きな駐車
場には、駐車時間に応じて利用料を徴収する有料駐車
場、あるいは、デパート、スーパー等の大規模店舗に付
随して設置されており、顧客の買い物額に応じた駐車時
間だけ無料にし、買い物客の利便を図るための駐車場等
がある。
【0004】一方、駐車場の利用状況は、駐車場の収容
台数と、入庫・出庫台数の差により、満車であるか、空
きがあるかの表示をして、利用者が駐車場を利用する場
合の情報としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の駐車場では、駐車場内に空車位置の表示はなく、空
車位置を探すのは、運転者個人の目に頼るか、各所に配
置した誘導員の合図による。また、駐車場に空車の表示
があっても、どの位置が空いているか判らず、運転者が
目で見て探さなければならなかった。このため、収容台
数が多い駐車場で、満車に近い場合には、(A)空車位
置を探すのが、運転者にとって大変面倒であること、
(B)空車位置を探す車両のため、駐車場内の車両の流
れが悪いこと、(C)空車位置を指示する誘導員を配置
したとき、人件費等の管理費用がかかる、などの問題点
があった。
【0006】本発明は、以上述べた、空車位置を探すの
が面倒であること、駐車場内の車両の流れを悪くするこ
と、誘導員などの管理費用がかかること、などという問
題点を除去するため、駐車場に設けた駐車状況表示板に
より、駐車場内の空車位置が運転者にも一目でわかり、
駐車場管理を効率化することができる、優れた駐車検知
・表示システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る駐車検知・
表示システムは、単位駐車場の入口側に設け、車輪の通
過により、第1車輪通過検知信号を出力する第1車輪検
知器と、車両の前輪と後輪の間隔より狭い間隔をもって
上記第1車輪検知器より奥側に設け、車輪の通過によ
り、第2車輪通過検知信号を出力する第2車輪検知器
と、上記第1車輪通過検知信号および第2車輪通過検知
信号の入力により判定処理を行い、駐車中信号、空車信
号および駐車位置不適信号のいずれかを出力する駐車判
定回路と、上記単位駐車場に対応した表示位置に設けた
駐車状況表示ランプを、上記駐車中信号および空車信号
によって点灯または消灯する駐車状況表示板と、上記各
単位駐車場に設置され、駐車位置が不適切な場合に上記
駐車判定回路の判定処理により出力される上記駐車位置
不適信号を受けて駆動され警報音を出力する警報装置と
を備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は、車両が単位駐車場の正規の位置に駐
車したかどうかを判断することができ、駐車位置が不適
切な場合に警報音を出力し、しかも、駐車場の満車・空
車の表示、および空車の単位駐車場の位置を表示するこ
とができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る駐車検知・表示システム
の一実施例を示すブロック図である。図において、1は
一台の車両が駐車できる単位駐車場であり、図示せぬ駐
車場には複数の単位駐車場1が設置されている。この単
位駐車場1は、隣接する単位駐車場1とを分離する分離
帯2Aおよび2B、車両ストッパ3を備えている。4お
よび5は第1車輪検知器であり、この第1車輪検知器4
および5は、単位駐車場1の入口側の両端、いいかえれ
ば図3に示す車両6の前輪7A,7Bおよび後輪8A,
8Bが通過する位置に設置する。9および10は第2車
輪検知器であり、この第2車輪検知器9および10は単
位駐車場1の奥側、いいかえれば図3に示す車両の後輪
8A,8B(後退による駐車の場合)、または、前輪7
A,7B(前進による駐車の場合)が通過する位置に設
置する。
【0010】この第1車輪検知器4,5および第2車輪
検知器9,10は、その詳細な断面を図2に示すよう
に、単位駐車場1の床面11より、例えば数センチ下げ
て設置した鉄板12およびこの鉄板12の裏面に接着に
より固定した圧電センサ13から構成されている。この
圧電センサ13は、2酸化チタン(TiO2 )、酸化ジ
ルコニウム(ZrO2 )、酸化鉛(PbO)を主成分と
し、通常のセラミックス作製法により作られた、チタン
酸ジルコン酸鉛(PZT)焼成体を例えば、20mm×
20mm、厚さ3mmの大きさに加工する。そして、両
面に銀を焼き付け、電極としたのち、例えば120℃の
絶縁オイル中で、2KV/mmの電圧を印加して分極を
行なったものである。そして、この電圧センサ13は、
応力が加わったときに生じる歪の大きさに比例した電圧
が電極間に発生し、また電圧を加えたときに、加えた電
圧に比例した歪みが生じる。そして、この圧電センサ1
3に信号を取り出すためのリード線を両面の電極部には
んだ付けし、耐湿性を持たせるために、ウレタン樹脂に
てコーティングするものである。
【0011】このように、鉄板12の裏面に圧電センサ
13が接着・固定しているので、この鉄板12上を車輪
が通過するとき、鉄板12が床面11から例えば数セン
チ下降して設置されているため、鉄板12に衝撃が加わ
る。このため、圧電センサ13は、この鉄板12から衝
撃を受けるので、車輪通過信号を出力する。いいかえれ
ば、上記第1車輪検知器4,5および第2車輪検知器
9,10は、車輪の通過により、それぞれ第1車輪通過
検知信号4A,5Aおよび第2車輪通過検知信号9A,
10Aを出力する。14は駐車判定回路であり、この駐
車判定回路14は、その入力端子14a,14bにそれ
ぞれ第1車輪検知器4,5の第1車輪通過検知信号4
A,5Aが入力し、入力端子14c,14dにそれぞれ
第2車輪検知器9,10の第2車輪通過検知信号9A,
10Aが入力して動作し、下記の判定処理を行い、その
出力端子14eから駐車中信号15を出力し、出力端子
14fから空車信号16を出力し、出力端子14gから
駐車位置が不適当であることを示す駐車位置不適信号1
7を出力する。18は警報装置であり、この警報装置1
8は、図2に示すように、単位駐車場1の床下に設けら
れ、駐車位置不適信号17の入力により警報音を出力す
る。この警報音により車両の駐車位置が不適当であるこ
とを運転者に警告するものである。19は駐車状況表示
板であり、この駐車状況表示板19は、N行M列に配置
した駐車状況表示ランプA11〜A1N……Am1〜A
mnを備えている。
【0012】この駐車状況表示ランプA11〜Amn
は、それぞれ単位駐車場1の位置に対応して設けられて
いる。そして、この駐車状況表示ランプA11〜Amn
は、上側部分の赤ランプ20が点灯しているときには、
その単位駐車場1に車両が駐車中であることを示し、下
側部分の青ランプ21が点灯しているときには、その単
位駐車場1が空きであることを示す。
【0013】そして、この赤ランプ20は、駐車判定回
路14の出力端子14eから出力する駐車中信号15の
入力により、赤色に点灯する。また、青ランプ21は、
駐車判定回路14の出力端子14fから出力する空車信
号16の入力により青色に点灯する。
【0014】なお、上記は、駐車状況表示ランプA11
の点灯を制御する駐車判定回路14のみ表示したが、他
の駐車状況表示ランプA12〜Amnの点灯を制御する
駐車判定回路は、図示しないが、この駐車判定回路と同
一構成であることはもちろんである。
【0015】また、第1車輪検知器4,5および第2車
輪検知器9,10の設置間隔は、車両6の前輪7A,7
Bと後輪8A,8Bの間隔より短いものである。
【0016】次に、上記構成による駐車検知・表示シス
テムの動作、特に駐車判定回路14の判定処理につい
て、図3(A)〜図3(C)を参照して説明する。な
お、説明を簡単にするため、車両6は後退(バック)で
単位駐車場1に入るものとする。
【0017】まず、図3(A)に示すように、車両が後
退で、単位駐車場1に入ってきて、その後輪8A,8B
がそれぞれ第1車輪検知器4,5上を通過すると、前記
したように、この第1車輪検知器4,5は、それぞれ第
1車輪通過検知信号4A,5Aを出力する。
【0018】そして、車両が更に後退して、図3(B)
に示すように車両6の後輪8A,8Bが、それぞれ第2
車輪検知器9,10上を通過すると、第2車輪検知器
9,10は、それぞれ第2車輪通過検知信号9A,10
Aを出力する。車両6が更に後退して、図3(C)に示
すように、車両6の前輪7A,7Bがそれぞれ第1車輪
検知器4,5上を通過すると、この第1車輪検知器4,
5はそれぞれ第1車輪通過検知信号4A,5Aを出力す
る。そして、車両6が更に後退すると、車両ストッパ3
に当り、正規の駐車位置に停止することができる。
【0019】このように、車両6が1回の後退動作によ
り、正規の駐車位置に駐車したとき、いいかえれば、図
3(A)の状態−図3(B)の状態−図3(C)の状態
で正規の駐車位置に駐車する場合をケース(1)とする
と、第1車輪検知器4,5は第1車輪通過検知信号4
A,5Aを2回出力し、第2車輪検知器9,10は第2
車輪通過検知信号9A,10Aを1回出力する。
【0020】次に、車両6が1回の後退動作(バック)
により正規の駐車位置に駐車できず、前進または後退を
繰り返したのち、正規の駐車位置に駐車する場合が多
く、下記のケース(2)〜ケース(7)が考えられる。
【0021】まず、ケース(2)は車両6が図3(A)
の状態から一旦、その単位駐車場1の外に出たのち、再
び後退で、図3(A)の状態−図3(B)の状態−図3
(C)の状態で正規の駐車位置に駐車する場合で、第1
車輪検知器4,5は第1車輪通過検知信号4A,5Aを
4回出力し、第2車輪検知器9,10は第2車輪通過検
知信号を1回出力する。
【0022】ケース(3)は、図3(A)の状態−図3
(B)の状態から、一旦前進して図3(A)の状態−図
3(B)の状態−図3(C)の状態で正規の駐車位置に
駐車する場合で、第1車輪検知器4,5は第1車輪通過
検知信号4A,5Aを2回出力し、第2車輪検知器9,
10は第2車輪通過検知信号を3回出力する。
【0023】ケース(4)は、図3(A)の状態−図3
(B)の状態から一旦前進して、図3(A)の状態から
単位駐車場1の外に出て、再び後退で、図3(A)の状
態−図3(B)の状態−図3(C)の状態で、正規の駐
車位置に駐車する場合で、第1車輪検知器4,5は第1
車輪通過検知信号4A,5Aを4回出力し、第2車輪検
知器9,10は、第2車輪通過検知信号を3回出力す
る。
【0024】ケース(5)は、図3(A)の状態−図3
(B)の状態−図3(C)の状態から一旦前進し、図3
(B)の状態−図3(C)の状態で、正規の駐車位置に
駐車する場合で、第1車輪検知器4,5は第1車輪通過
検知信号4A,5Aを4回出力し、第2車輪検知器9,
10は第2車輪通過検知信号を1回出力する。
【0025】ケース(6)は、図3(A)の状態−図3
(B)の状態−図3(C)の状態から、一旦前進し、図
3(B)の状態−図3(A)の状態−図3(B)の状態
−図3(C)の状態で、正規の駐車位置に駐車する場合
で、第1車輪検知器4,5は第1車輪通過検知信号4
A,5Aを4回出力し、第2車輪検知器9,10は第2
車輪通過検知信号を3回出力する。
【0026】ケース(7)は、図3(A)の状態−図3
(B)の状態−図3(C)の状態から、一旦前進して、
その単位駐車場1を出て、再び図3(A)の状態−図3
(B)の状態−図3(C)の状態で正規の駐車位置に駐
車する場合で、第1車輪検知器4,5は第1車輪通過検
知信号4A,5Aを6回出力し、第2車輪検知器9,1
0は第2車輪通過検知信号9A,10Aを3回出力す
る。
【0027】上記したように、車両6が単位駐車場1に
正規の駐車位置に駐車するとき、ケース(1)〜ケース
(7)となり、第1車輪通過検知信号4A,5Aは偶数
回出力し、第2車輪通過検知信号9A,10Aは奇数回
出力する。
【0028】次に、車両6が上記ケース(1)〜ケース
(7)の各状態になってから、その単位駐車場1への駐
車をやめて、他の単位駐車場1あるいは他の駐車場に移
動したケース(8)で、第1車輪通過検知信号4A,5
Aは、ケース(1)〜ケース(7)より2回または4回
余分に出力し、第2車輪通過検知信号9A,10Aは、
ケース(1)〜ケース(7)より0回または1回余分に
出力する。この結果、第1車輪通過検知信号4A,5A
は偶数回出力し、第2車輪通過検知信号9A,10Aは
偶数回出力する。
【0029】次に、車両6が単位駐車場1に駐車する
が、正規位置に駐車せず、駐車位置が不適切なとき、例
えば、下記のケース(9)、ケース(10)がある。ケ
ース(9)は図3(A)の状態で駐車するものであり、
第1車輪通過検知信号4A,5Aは、ケース(1)〜ケ
ース(7)より1回少ない出力であり、第2車輪通過検
知信号9A,10Aはケース(1)〜ケース(7)より
1回少ない出力となる。このため、第1車輪検知器4,
5は第1車輪通過検知信号4A,5Aを奇数回出力し、
第2車輪検知器9,10は第2車輪通過検知信号9A,
10Aを偶数回出力する。
【0030】ケース(10)は図3(B)の状態で駐車
するものであり、第1車輪通過検知信号4A,5Aはケ
ース(1)〜ケース(7)より1回少ない出力である。
このため、第1車輪検知器4,5は第1車輪通過検知信
号を奇数個出力し、第2車輪検知器9,10は第2車輪
通過検知信号9A,10Aを奇数回出力する。
【0031】以上、ケース(1)〜ケース(10)をま
とめると、下記の表1にまとめることができる。
【0032】
【表1】
【0033】そこで、駐車判定回路14は、入力端子1
4a,14bに入力する第1車輪通過検知信号4A,5
Aおよび入力端子14c,14dに入力する第2車輪通
過検知信号9A,10Aをそれぞれカウントし、そのカ
ウント値が偶数回であるか、奇数回であるかを判定す
る。そこで、第1車輪通過検知信号4A,5Aが偶数
回、第2車輪通過検知信号9A,10Aが奇数回のと
き、駐車判定回路14は出力端子14eから駐車中信号
15を出力する。このため、駐車状況表示板19の駐車
状況表示ランプA11は、この駐車中信号15を受け
て、赤ランプ20が点灯し、駐車を表示することができ
る。
【0034】また、駐車判定回路14は、上記したよう
に判定処理を行なうが、第1車輪通過検知信号4A,5
Aの出力が偶数回であり、第2車輪通過検知信号9A,
10Aの出力が偶数回のとき、駐車判定回路14は出力
端子14fから空車信号16を出力する。このため、駐
車状況表示板19の駐車状況表示ランプA11は、この
空車信号16を受けて、青ランプ21を点灯し、空車を
表示することができる。
【0035】また、駐車判定回路14は、上記したよう
に判定処理を行なうが、第1車輪通過検知信号4A,5
Aの出力が奇数回のとき、駐車判定回路14は出力端子
14gから駐車位置不適信号17を出力する。このた
め、警報装置18はこの駐車位置不適信号17の入力に
より動作し、警報音を出力し、運転者に駐車位置が不適
当であることを警告することができる。
【0036】なお、単位駐車場1に駐車している車両6
が出庫する場合、第1車輪検知器4,5は、車両6の前
輪7A,7Bおよび後輪8A,8Bが通過するため、第
1車輪通過検知信号4A,5Aを2回出力し、第2車輪
検知器9,10は、車両6の後輪8A,8Bが通過する
ため、第2車輪通過検知信号9A,10Aを1回出力す
る。そこで、駐車判定回路14は、入力端子14a,1
4bに入力する第1車輪通過検知信号4A,5Aを2回
カウントし、入力端子14c,14dに入力する第2車
輪通過検知信号9A,10Aを1回カウントすることに
より、車両6が単位駐車場1から出庫したと判定する。
このため、駐車判定回路14は、その出力端子14eか
ら出力している駐車中信号15を「オフ」にし、出力端
子14fから空車信号16を出力する。このため、駐車
状況表示板19の駐車状況表示ランプA11は、駐車中
信号15の「オフ」により、赤ランプ20が消灯する一
方、空車信号16を受けて青ランプ21が点灯し、空車
状態を表示することができる。
【0037】また、運転者あるいは搭乗者が、車両から
降りて歩いて、第1車輪検知器4,5上を、あるいは第
2車輪検知器9,10上を通過したとき、圧電センサが
動作するが、その出力レベルが小さいので、スライスレ
ベルを設定することにより、この出力をカットすること
ができることは、もちろんである。
【0038】また、上記説明は、単位駐車場1に、車両
が後退して入る場合について説明したが、これに限定せ
ず、車両が前進して入る場合についても、同様に動作す
ることはもちろんである。
【0039】また、上記の説明では、駐車状況表示ラン
プA11〜Amnを赤色表示と青色表示としたが、これ
に限定せず、互に異なった色のものであればよいことは
もちろんである。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る駐車検知・表示システムによれば、駐車場に複数個
設置された単位駐車場において、その入口側に第1車輪
検知器を設け、奥側で、かつ車両の前輪と後輪の間隔よ
り狭い間隔で第2車輪検知器を設けることにより、車両
が単位駐車場の正規の位置に駐車したかどうかを判断す
ることができ、駐車位置が不適当な場合には警報音を出
すことができる。しかも駐車場の満車・空車の表示、お
よび空車の位置を表示することができ、駐車場管理を効
率化することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車検知・表示システムの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1のA1−A2断面図である。
【図3】図1の動作を説明するための車両位置と各車輪
検知器の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 単位駐車場 4,5 第1車輪検知器 6 車両 7A,7B 前輪 8A,8B 後輪 9,10 第2車輪検知器 13 圧電センサ 14 駐車判定回路 19 駐車状況表示板 20 赤ランプ 21 緑ランプ A11〜Amn 駐車状況表示ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−58799(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の単位駐車場を設置した駐車場にお
    いて、 この単位駐車場の入口側に設け、車輪の通過により、第
    1車輪通過検知信号を出力する第1車輪検知器と、 車輪の前輪と後輪の間隔より狭い間隔をもって、上記第
    1車輪検知器より奥側に設け、車輪の通過により、第2
    車輪通過検知信号を出力する第2車輪検知器と、 上記第1車輪通過検知信号および第2車輪通過検知信号
    の入力により判定処理を行い、駐車中信号、空車信号お
    よび駐車位置不適信号のいずれかを出力する駐車判定回
    路と、 上記単位駐車場に対応した表示位置に設けた駐車状況表
    示ランプが上記駐車中信号および空車信号によって点灯
    または消灯する駐車状況表示板と、上記各単位駐車場に設置され、駐車位置が不適切な場合
    に上記駐車判定回路の判定処理により出力される上記駐
    車位置不適信号を受けて駆動され警報音を出力する警報
    装置と、 を備えることを特徴とする駐車検知・表示システム。
  2. 【請求項2】 上記駐車状況表示ランプは、互いに異な
    った第1および第2の色表示ランプを用い、上記駐車中
    信号の入力によって第1の色表示ランプが点灯し、第2
    の色表示ランプが消灯し、上記空車信号の入力によって
    第1の色表示ランプが消灯し、第2の色表示ランプが点
    灯することを特徴とする請求項1記載の駐車検知・表示
    システム。
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