JP3242224B2 - 手書文字認識装置 - Google Patents

手書文字認識装置

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JP3242224B2
JP3242224B2 JP19232393A JP19232393A JP3242224B2 JP 3242224 B2 JP3242224 B2 JP 3242224B2 JP 19232393 A JP19232393 A JP 19232393A JP 19232393 A JP19232393 A JP 19232393A JP 3242224 B2 JP3242224 B2 JP 3242224B2
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▲輝▼ 九鬼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手書文字認識装置に係
り、詳細には手書で入力された文字を認識し、入力され
た手書文字に対応する候補文字を表示する手書文字認識
装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来電子手帳における手書文字認識は筆
順による形態素解析によって行われており、手書きによ
る入力を終了したことを文字認識装置が確認後認識を開
始し、最も適していると判断された一つの文字を表示す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式についてさ
らに能率性の向上を考えた場合、次のような改善すべき
点がある。
【0004】1)わずかの差で似たような形の文字に誤認
識された場合、もう一度最初から書き直さねばならな
い。
【0005】2)最後まで入力してはじめて出力結果が得
られるので、入力途中の段階で意図した文字が認識され
る可能性のなくなった場合でも使用者には分からない。
【0006】3)入力途中で該当文字がいくつかに限定、
または一つにしぼられている場合でも最後まで入力しな
ければならない。
【0007】4)入力する漢字の一部分が分からない場合
は意図する文字は出力できない。
【0008】本発明の目的は、使用者が入力した手書文
字を迅速かつ正確に認識し得る手書文字認識装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】入力される手書文字の入
力された画数までの入力ベクトル情報を出力する手段
と、登録された文字の各画数についての文字ベクトル情
報を格納する文字データベース部と、手書文字の入力さ
れた画数までの入力ベクトル情報と登録された文字の
同じ画数までの文字ベクトル情報とを比較するととも
に、比較の結果に基づいた類似性を示す評価関数の出力
値の高い候補文字から順に表示する候補表示手段とを
み、前記手書文字の一画の入力があるごとに、前記候補
文字を表示することを特徴とする。
【0010】
【作用】書文字の入力された画数までの入力ベクトル
情報と登録された文字の同じ画数までの文字ベクトル
情報とを比較し、手書文字の一画の入力があるごとに、
前記比較の結果に基づいた類似性を示す評価関数の出力
値の高い候補文字から順に表示するので、手書文字の入
力、所望の文字候補の選択を迅速かつ正確に行い得る。
【0011】
【実施例】図に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0012】図1は本発明の手書文字認識装置の実施例
の構成図、図2は本装置の実施例の表示画面を示す図で
ある。
【0013】図1、図2において、1は文書表示画面、
2は手書入力自在な入力装置11を有する入力部、3は
表示される複数の文字から任意の1文字を選択して特定
できる選択装置を備えた候補選択部9からの信号を表示
する候補表示画面、4は入力部2から入力された手書文
字を記録する入力記憶部、5は認識部、6は認識記録
部、7は探索部、8は候補表示部、10は文字デ−タベ
−ス部である。入力部2および認識部5の後にはそれぞ
れ入力記憶部4、認識記録部6が備えられており情報を
保存できるので、入力、認識、探索、選択候補は同時に
独立して動作させることができる。なお、入力部2、入
力記憶部4、認識部5および認識記憶部6が認識する手
段を、探索部7および候補表示部8が候補表示手段を、
候補選択部9及び文書表示画面1が選択手段を構成す
る。
【0014】図1、図2に基づいて作動手順を説明す
る。
【0015】入力部2に意図した文字を一画ずつ入力す
ると、入力記録部4を経て認識部5が動作し、入力箇所
上のストロ−クの位置、方向等からストロ−ク情報(a)
を求め、認識記録部6に送られる。
【0016】認識部5は入力部2において一画の入力が
終了する毎に、ストロ−ク情報(a)に変換し認識記録部
6に送る。
【0017】ストロ−ク情報(a) が組合わされたもの
(変換されたストロ−ク情報(a) )は入力ベクトル情報
(b) として認識記録部6に記録される。認識部5より次
の画のストロ−ク情報(a) が送られてくると、認識記録
部6に記録されていた入力ベクトル情報(b) に付け加わ
って、入力ベクトル情報(b) が更新され、更新された入
力ベクトル情報(b) は探索部7に送られる。
【0018】文字デ−タベ−ス部10上のすべての登録
文字にはそれぞれに、各画数について固有の文字ベクト
ル情報(c) が記録されており、認識記録部6からある画
数までの入力ベクトル情報(b) が送られてきた場合、探
索部7において登録文字の同じ画数までの文字ベクトル
情報(c) と比較される。この比較は前もって用意された
評価関数によって行われる。この評価関数は入力情報
(b) と文字ベクトル情報(c) とが類似しているものほど
大きい値を返す。
【0019】評価関数の出力値がある定められたしきい
値より大きければ、文字は候補文字として選択される。
比較が終了すると同時に候補表示画面3に表示される。
【0020】入力部2に新たに一画の入力があって、認
識記録部6において入力ベクトル情報(b) が更新される
と、探索部7において、更新されて送られてきた入力ベ
クトル情報(b) と文字デ−タベ−ス部10上の文字ベク
トル情報(c) の再比較が行われる。この比較は、入力ベ
クトル情報(c) が更新される前に候補として選択されて
いた文字の文字ベクトル情報(c) のみに対して行われ
る。探索部7における比較が終了すると同時に候補表示
画面3には新しく選択された文字が表示される。
【0021】候補表示画面3に候補として現れる文字数
および大きさは任意に選択でき、その数に応じて候補表
示画面3中で表示切換え(画面スクロ−ル等)をおこな
って、評価関数の出力値の高いものから順(入力に類似
するものから順に)に表示することができる。
【0022】一画の入力のあるごとに上記の操作を繰り
返し、候補表示画面3中に意図する文字が見付かった場
合は、その文字を選択装置(ポインティングデバイス、
キ−による番号等)で特定すると、その文字を出力結果
として文書表示画面1に表示することができる。候補表
示画面3に候補文字が表示されたときに、入力者の選択
装置による特定がなく、かつ入力部2に次の入力がない
場合には、ある一定の時間が経過すると、候補文字の中
で評価関数の出力値が最も大きいものが自動的に選択さ
れ、一文字の選択結果となる。入力者の意図する文字を
得た時点で各記憶領域の記憶はクリアされ、次の文字の
認識のための入力待ち状態となる。
【0023】候補画面3の大きさや表示する候補文字数
を入力者は前もって設定できる。また表示順を変更する
ことができる。候補文字数が多く、一つの画面上に表示
できる候補文字数に制限があるとき、候補表示画面3に
おいて表示切り換えを行うことにより、画面上において
表示されていない候補文字を次々に表示することができ
る。
【0024】次に、「太」を手書入力した入力文字例1
を図3に、「樹」を手書入力した入力文字例2を図4に
示す。
【0025】図3の入力文字例1では(1) のように大量
の候補が現れ、一度にすべての候補文字を画面上に表示
できないときは、候補表示画面3において表示切り換え
を行って順々に候補文字を確認することになる。ここ
で、(2) 、(3) 、(4) のように入力を続けると候補文字
を絞っていくことになる。
【0026】「太」を選択するためには、(1) において
表示切り換えを順々に行って「太」を目視によって見付
け出して特定する方法、(2) 、(3) 、(4) において候補
を絞ってから「太」を特定する方法がある。また、(4)
においては「太」が一番目の候補文字に上がっており、
このとき候補文字の特定がなく、入力部2に新たな画の
入力が無い場合は、一定の時間がたって後、自動的に
「太」が選択される。
【0027】図4の入力文字例2においても同様に作業
を行うことができる。ここでは(9)において「樹」一文
字に候補が絞られるため、それ以上の入力は必要がな
い。
【0028】(8) の段階のように候補が絞られた時点
で、もし、その中に自分の意図する文字がない場合は、
それ以上入力を続けても意図する文字が得られないこと
がわかるので、入力を始めからやり直せばよいことが分
かる。
【0029】もし、文字の一部を記憶していないとき
は、記憶している部分のみを入力したときに候補表示画
面3に現れる候補文字から意図する文字をさがすことが
できる。 上述のように本実施例においては、手書文字
入力を認識し、入力された文字に対応する文字デ−タベ
−ス部上の一文字を結果として出力する文字認識装置に
おいて、手書文字入力途中の段階で認識を並行して行
い、入力途中の段階の文字情報を得て、その情報から手
書入力完了時に候補となる可能性がある文字を文字デ−
タベ−ス部上で探索する。探索は入力情報と文字デ−タ
ベ−ス部上での文字情報をもとに、前もって定められた
評価関数によって行い、評価関数の出力値がある一定の
しきい値以上の文字を候補文字として候補表示画面上に
表示する。
【0030】複数の候補文字が見つかれば、それらを同
時に候補表示画面に表示する。入力者が、候補表示画面
上に表示された複数の候補文字の中に意図する文字を見
つけた場合、その文字を選択装置で特定することによっ
て選択することができる。選択された候補文字はそのま
ま出力結果となる。
【0031】候補表示画面に候補文字が表示されたとき
に、入力者の選択装置による特定がなく、かつ手書文字
入力装置に一定時間以上入力がない場合は、候補文字の
中で最も評価関数の出力値が大きいものが自動的に選択
され、一文字の出力結果となる。
【0032】従来においては、入力に対する出力が最も
適当と思われる候補一つであったので、類似する他の文
字が出力されると、また最初からやり直していたが、本
実施例によれば、複数の候補から選択でき、やり直しの
度合いが減少する。
【0033】また、本実施例によれば、認識途中で意図
した文字が得られる可能性がまったくなくなったとき
は、表示された候補によってそのことが分かるので、最
後まで入力せず始めからやり直すことができる。入力途
中で意図した文字が候補文字として現れたときには、そ
の候補文字を選択すれば最後まで入力する必要がない。
さらに、漢字などで全体を記憶していない場合でも、一
部を入力するとそれに対する候補文字を表示してくれる
ので、意図する文字が見つかった場合、そこから選択し
て出力することができる。
【0034】
【発明の効果】書文字の入力された画数までの入力ベ
クトル情報と登録された文字の同じ画数までの文字ベ
クトル情報とを比較し、手書文字の一画の入力があるご
とに、前記比較の結果に基づいた類似性を示す評価関数
の出力値の高い候補文字から順に表示するので、手書文
字の入力、所望の文字候補の選択を迅速かつ正確に行い
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手書文字認識装置の実施例の構成図で
ある。
【図2】本装置の実施例の表示画面を示す図である。
【図3】「太」を手書入力した入力文字例の説明図であ
る。
【図4】「樹」を手書入力した入力文字例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 文書表示画面 2 入力部 3 候補表示画面 4 入力記憶部 5 認識部 6 認識記憶部 7 探索部 8 候補表示部 9 候補選択部 10 文字デ−タベ−ス部 11 入力装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される手書文字の入力された画数ま
    での入力ベクトル情報を出力する手段と、 登録された文字の各画数についての文字ベクトル情報を
    格納する文字データベース部と、 手書文字の入力された画数までの入力ベクトル情報と
    登録された文字の同じ画数までの文字ベクトル情報とを
    比較するとともに、比較の結果に基づいた類似性を示す
    評価関数の出力値の高い候補文字から順に表示する候補
    表示手段とを含み、 前記手書文字の一画の入力があるごとに、前記候補文字
    を表示する ことを特徴とする手書文字認識装置。
  2. 【請求項2】 候補表示手段が表示した候補文字のうち
    所望の文字を選択して特定する選択手段を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の手書文字認識装置。
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JP4560062B2 (ja) * 2007-03-29 2010-10-13 株式会社東芝 筆跡判定装置、方法およびプログラム
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