JP3242202U - プリント基板用端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】オネジをネジ込むことによる固定ではなく、ナット等を用いてラグ端子やプリント基板等をプリント基板に固定することができるプリント基板用端子台を提供する。【解決手段】プリント基板用端子台10は、柱状体11と、この柱状体の一端11aから突出して形成されたオネジ部12と、この柱状体の他端11bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片13とを有している。取付片の先端から柱状体の前記他端の深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝14が連通して形成されており、取付片の外周面13bから連続して柱状体の他端の深さ方向へ切り込みが形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、プリント配線板やプリント回路板等のプリント基板上に実装され、このプリント基板内の配線とリード線や電源ケーブル等と接続するためのスペーサ型のプリント基板用端子台に関する。
プリント基板用端子台として、特許文献1には、ラグ端子等を固定するためのネジ孔を一端に有する柱状体と、この柱状体の他端から突出し、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片とを備えた端子台が記載されている。この端子台において、取付片の先端から取付片の突出する柱状体の端面の深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝が連通して形成され、さらに取付片の外周面から連続して柱状体の端面の深さ方向へ切り込みが形成されている。
特開2006-324149号公報
特許文献1に記載されている端子台によれば、取付片の先端から柱状体の端面近傍まで形成した割り溝と、取付片の外周面に沿って柱状体の端面に形成した切り込みとによって、ハンダが素早くプリント基板の表側へ流入し、結果としてハンダ付け面積が増加し、端子台をプリント基板に対して強固にハンダ付けすることが可能となる。従って、ラグ端子等の部品を、ハンダ付け破壊等の不具合を生ずることなく、ネジによる締め付けによって固定することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の端子台は、ラグ端子やプリント基板等をプリント基板にオネジを用いて固定する場合にしか使用することができない。
従って、本考案の目的は、オネジをネジ込むことによる固定ではなく、ナット等を用いてラグ端子やプリント基板等をプリント基板に固定することができるプリント基板用端子台を提供することにある。
本考案によれば、プリント基板用端子台は、柱状体と、この柱状体の一端から突出して形成されたオネジ部と、この柱状体の他端から突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片と有している。取付片の先端から柱状体の他端の深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝が連通して形成されており、取付片の外周面から連続して柱状体の他端の深さ方向へ切り込みが形成されている。
柱状体の一端からオネジ部が突出して形成されているため、他端に突出して形成された取付片をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体の外側へ流れ出ることによって柱状体の外周がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片との隙間を上昇したハンダが切り込みへ流入して、プリント基板表側における取付片の外周がハンダ付けされることとなる。
切り込みが、取付片の外周面に沿って周回状に形成されていることが好ましい。
オネジ部、柱状体及び取付片がメッキ処理された黄銅材料で形成されていることも好ましい。
本考案によれば、柱状体の一端からオネジ部が突出して形成されているため、他端に突出して形成された取付片をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
本考案の一実施形態におけるプリント基板用端子台について斜め上方から見た全体構成を概略的に示す斜視図である。 図1の実施形態におけるプリント基板用端子台について斜め下方から見た全体構成を概略的に示す斜視図である。 図1の実施形態におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。 図1の実施形態におけるプリント基板用端子台をプリント基板に実装し、ラグ端子を装着した状態を示す断面図である。 図1の実施形態の第1の変更態様におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。 図1の実施形態の第2の変更態様におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。 図1の実施形態の第3の変更態様におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。 図1の実施形態の第4の変更態様におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。 図1の実施形態の第5の変更態様におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。 図1の実施形態の第6の変更態様におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た図、(B)側面から見た図である。
以下、本考案に係るプリント基板用端子台の実施形態及び変更態様について、図を参照して説明する。
図1は本考案の一実施形態におけるプリント基板用端子台について斜め上方から見た全体構成を概略的に示しており、図2は本実施形態におけるプリント基板用端子台について斜め下方から見た全体構成を概略的に示しており、図3は本実施形態におけるプリント基板用端子台について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
これらの図に示すように、本実施形態におけるプリント基板用端子台10は、柱状体11と、この柱状体11の一端11aから突出して形成されたオネジ部12と、この柱状体11の他端11bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片13と有している。
取付片13において、その先端13aから柱状体11の他端11bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝14が連通して形成されている。さらに、取付片13の外周面13bから柱状体11の他端11bの深さ方向へ切り込み15が形成されている。
本実施形態におけるプリント基板用端子台10は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部12と柱状体11と取付片13とは一体に形成されている。柱状体11は、図1及び図2に示すような円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本実施形態のプリント基板用端子台10は、柱状体11の一端11aからオネジ部12が突出して形成されているため、他端11bに突出して形成された取付片13をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台10をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝14を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体11の外側へ流れ出ることによって柱状体11の外周面13bがハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片13との隙間を上昇したハンダが切り込み15へ流入して、プリント基板表側における取付片13の外周面13bがハンダ付けされることとなる。
本実施形態におけるプリント基板用端子台10において重要なポイントは、柱状体11の一端11aからオネジ部12が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体11の他端11bから突出して形成された取付片13をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本実施形態におけるプリント基板用端子台10の具体的な寸法は、柱状体11がφ4mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部12がM2×0.4であって軸方向長さが4mm、取付片13がφ2mmであって軸方向長さが3mm、割り溝14の間隙が0.5mm、切り込み15の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=5、6、7、8、9、10、11、12、13、14又は15である。
図4は本実施形態におけるプリント基板用端子台10をプリント基板16に実装した状態を示している。
プリント基板16の実装用貫通孔にプリント基板用端子台10の取付片13を挿入した後、ハンダ17によってハンダ付けして取り付ける。このプリント基板用端子台10に、接続すべきケーブル(例えば電源ケーブル)18をハンダ19でハンダ付けしたラグ端子20をオネジ部12にナット21を螺合させて実装が行われる。
以上説明したように、本実施形態によれば、柱状体11の一端11aからオネジ部12が突出して形成されているため、他端11bに突出して形成された取付片13をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
図5は図1~図4の実施形態の第1の変更態様におけるプリント基板用端子台110について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
同図に示すように、本変更態様におけるプリント基板用端子台110は、柱状体111と、この柱状体111の一端111aから突出して形成されたオネジ部112と、この柱状体111の他端111bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片113と有している。
取付片113において、その先端から柱状体111の他端111bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝114が連通して形成されている。さらに、取付片113の外周面から柱状体111の他端111bの深さ方向へ切り込み115が形成されている。
本変更態様におけるプリント基板用端子台110は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部112と柱状体111と取付片113とは一体に形成されている。柱状体111は、円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本変更態様のプリント基板用端子台110は、柱状体111の一端111aからオネジ部112が突出して形成されているため、他端111bに突出して形成された取付片113をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台110をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝114を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体111の外側へ流れ出ることによって柱状体111の外周面がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片113との隙間を上昇したハンダが切り込み115へ流入して、プリント基板表側における取付片113の外周面がハンダ付けされることとなる。
本変更態様におけるプリント基板用端子台110において重要なポイントは、柱状体111の一端111aからオネジ部112が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体111の他端111bから突出して形成された取付片113をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本変更態様におけるプリント基板用端子台110の具体的な寸法は、柱状体111がφ4mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部112がM2×0.4であって軸方向長さが3mm、取付片113がφ2mmであって軸方向長さが3mm、割り溝114の間隙が0.5mm、切り込み115の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=5、6、7、8、9、10、11、12、13、14又は15である。
本変更態様のその他の構成及び作用効果は、図1~図4の実施形態の場合と同じである。
図6は図1~図4の実施形態の第2の変更態様におけるプリント基板用端子台210について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
同図に示すように、本変更態様におけるプリント基板用端子台210は、柱状体211と、この柱状体211の一端211aから突出して形成されたオネジ部212と、この柱状体211の他端211bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片213と有している。
取付片213において、その先端から柱状体211の他端211bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝214が連通して形成されている。さらに、取付片213の外周面から柱状体211の他端211bの深さ方向へ切り込み215が形成されている。
本変更態様におけるプリント基板用端子台210は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部212と柱状体211と取付片213とは一体に形成されている。柱状体211は、円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本変更態様のプリント基板用端子台210は、柱状体211の一端211aからオネジ部212が突出して形成されているため、他端211bに突出して形成された取付片213をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台210をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝214を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体211の外側へ流れ出ることによって柱状体211の外周面がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片213との隙間を上昇したハンダが切り込み215へ流入して、プリント基板表側における取付片213の外周面がハンダ付けされることとなる。
本変更態様におけるプリント基板用端子台210において重要なポイントは、柱状体211の一端211aからオネジ部212が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体211の他端211bから突出して形成された取付片213をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本変更態様におけるプリント基板用端子台210の具体的な寸法は、柱状体211がφ4mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部212がM2×0.4であって軸方向長さが4mm、取付片213がφ2mmであって軸方向長さが3mm、割り溝214の間隙が0.5mm、切り込み215の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=2、3又は4である。
本変更態様のその他の構成及び作用効果は、図1~図4の実施形態の場合と同じである。
図7は図1~図4の実施形態の第3の変更態様におけるプリント基板用端子台310について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
同図に示すように、本変更態様におけるプリント基板用端子台310は、柱状体311と、この柱状体311の一端311aから突出して形成されたオネジ部312と、この柱状体311の他端311bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片313と有している。
取付片313において、その先端から柱状体311の他端311bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝314が連通して形成されている。さらに、取付片313の外周面から柱状体311の他端311bの深さ方向へ切り込み315が形成されている。
本変更態様におけるプリント基板用端子台310は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部312と柱状体311と取付片313とは一体に形成されている。柱状体311は、円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本変更態様のプリント基板用端子台310は、柱状体311の一端311aからオネジ部312が突出して形成されているため、他端311bに突出して形成された取付片313をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台310をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝314を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体311の外側へ流れ出ることによって柱状体311の外周面がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片313との隙間を上昇したハンダが切り込み315へ流入して、プリント基板表側における取付片313の外周面がハンダ付けされることとなる。
本変更態様におけるプリント基板用端子台310において重要なポイントは、柱状体311の一端311aからオネジ部312が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体311の他端311bから突出して形成された取付片313をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本変更態様におけるプリント基板用端子台310の具体的な寸法は、柱状体311がφ6mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部312がM3×0.5であって軸方向長さが3mm、取付片313がφ3mmであって軸方向長さが3mm、割り溝314の間隙が0.5mm、切り込み315の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=5、6、7、8、9、10、11、12、13、14又は15である。
本変更態様のその他の構成及び作用効果は、図1~図4の実施形態の場合と同じである。
図8は図1~図4の実施形態の第3の変更態様におけるプリント基板用端子台410について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
同図に示すように、本変更態様におけるプリント基板用端子台410は、柱状体411と、この柱状体411の一端411aから突出して形成されたオネジ部412と、この柱状体411の他端411bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片413と有している。
取付片413において、その先端から柱状体411の他端411bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝414が連通して形成されている。さらに、取付片413の外周面から柱状体411の他端411bの深さ方向へ切り込み415が形成されている。
本変更態様におけるプリント基板用端子台410は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部412と柱状体411と取付片413とは一体に形成されている。柱状体411は、円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本変更態様のプリント基板用端子台410は、柱状体411の一端411aからオネジ部412が突出して形成されているため、他端411bに突出して形成された取付片413をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台410をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝414を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体411の外側へ流れ出ることによって柱状体411の外周面がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片413との隙間を上昇したハンダが切り込み415へ流入して、プリント基板表側における取付片413の外周面がハンダ付けされることとなる。
本変更態様におけるプリント基板用端子台410において重要なポイントは、柱状体411の一端411aからオネジ部412が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体411の他端411bから突出して形成された取付片413をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本変更態様におけるプリント基板用端子台410の具体的な寸法は、柱状体411がφ6mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部412がM3×0.5であって軸方向長さが6mm、取付片413がφ3mmであって軸方向長さが3mm、割り溝314の間隙が0.5mm、切り込み315の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=2、3又は4である。
本変更態様のその他の構成及び作用効果は、図1~図4の実施形態の場合と同じである。
図9は図1~図4の実施形態の第4の変更態様におけるプリント基板用端子台510について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
同図に示すように、本変更態様におけるプリント基板用端子台510は、柱状体511と、この柱状体511の一端511aから突出して形成されたオネジ部512と、この柱状体511の他端511bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片513と有している。
取付片513において、その先端から柱状体511の他端511bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝514が連通して形成されている。さらに、取付片513の外周面から柱状体511の他端511bの深さ方向へ切り込み515が形成されている。
本変更態様におけるプリント基板用端子台510は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部512と柱状体511と取付片513とは一体に形成されている。柱状体511は、円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本変更態様のプリント基板用端子台510は、柱状体511の一端511aからオネジ部512が突出して形成されているため、他端511bに突出して形成された取付片513をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台510をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝514を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体511の外側へ流れ出ることによって柱状体511の外周面がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片513との隙間を上昇したハンダが切り込み515へ流入して、プリント基板表側における取付片513の外周面がハンダ付けされることとなる。
本変更態様におけるプリント基板用端子台510において重要なポイントは、柱状体511の一端511aからオネジ部512が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体511の他端511bから突出して形成された取付片513をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本変更態様におけるプリント基板用端子台510の具体的な寸法は、柱状体511がφ8mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部512がM4×0.7であって軸方向長さが3mm、取付片513がφ3mmであって軸方向長さが3mm、割り溝514の間隙が0.5mm、切り込み515の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=5、6、7、8、9、10、11、12、13、14又は15である。
本変更態様のその他の構成及び作用効果は、図1~図4の実施形態の場合と同じである。
図10は図1~図4の実施形態の第5の変更態様におけるプリント基板用端子台610について(A)下方から見た状態、(B)側面から見た状態をそれぞれ示している。
同図に示すように、本変更態様におけるプリント基板用端子台610は、柱状体611と、この柱状体611の一端611aから突出して形成されたオネジ部612と、この柱状体611の他端611bから突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片613と有している。
取付片613において、その先端から柱状体611の他端611bの深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝614が連通して形成されている。さらに、取付片613の外周面から柱状体611の他端611bの深さ方向へ切り込み615が形成されている。
本変更態様におけるプリント基板用端子台610は、カドミウムレスの快削黄銅(C3604BD)を用いているが、その他の黄銅、銅、ステンレス等の導電性材料を用いても良い。表面にNiメッキ処理及び金フラッシュ処理を行うことが望ましい。また、オネジ部612と柱状体611と取付片613とは一体に形成されている。柱状体611は、円柱状であっても良いし、六角柱状など様々な形状とすることができる。
本変更態様のプリント基板用端子台610は、柱状体611の一端611aからオネジ部612が突出して形成されているため、他端611bに突出して形成された取付片613をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。この端子台610をプリント基板に取り付ける際は、ハンダが割り溝614を上昇しプリント基板表側に配置される柱状体611の外側へ流れ出ることによって柱状体611の外周面がハンダ付けされると共に、スルーホール内壁と取付片613との隙間を上昇したハンダが切り込み615へ流入して、プリント基板表側における取付片613の外周面がハンダ付けされることとなる。
本変更態様におけるプリント基板用端子台610において重要なポイントは、柱状体611の一端611aからオネジ部612が突出して形成されていることにある。これにより、柱状体611の他端611bから突出して形成された取付片613をプリント基板の貫通孔に挿入してハンダ付け固定すれば、プリント基板からスペースを置いた位置に、ラグ端子やプリント基板等をナット等を用いて固定することができるスペーサ型の端子台を得ることができる。
単なる一例であるが、本変更態様におけるプリント基板用端子台610の具体的な寸法は、柱状体611がφ8mmの円柱形状であって軸方向長さがLmm、オネジ部612がM4×0.7であって軸方向長さが8mm、取付片613がφ3mmであって軸方向長さが3mm、割り溝614の間隙が0.5mm、切り込み615の開口部の間隙が0.3mm、深さが0.3mmである。ここで、LはL=2、3又は4である。
本変更態様のその他の構成及び作用効果は、図1~図4の実施形態の場合と同じである。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10、110、210、310、410、510、610 プリント基板用端子台
11、111、211、311、411、511、611 柱状体
111a、211a、311a、411a、511a、611a 一端
111b、211b、311b、411b、511b、611b 他端
12、112、212、312、412、512、612 オネジ部
13、113、213、313、413、513、613 取付片
14、114、214、314、414、514、614 割り溝
15、115、215、315、415、515、615 切り込み
16 プリント基板
17、19 ハンダ
18 ケーブル
20 ラグ端子
21 ナット

Claims (3)

  1. 柱状体と、該柱状体の一端から突出して形成されたオネジ部と、前記柱状体の他端から突出して形成された、プリント基板の貫通孔に挿入するための取付片と有し、前記取付片の先端から前記柱状体の前記他端の深さ方向へ入り込んだ位置まで割り溝が連通して形成されており、前記取付片の外周面から連続して前記柱状体の前記他端の深さ方向へ切り込みが形成されていることを特徴とするプリント基板用端子台。
  2. 前記切り込みが、前記取付片の外周面に沿って周回状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板用端子台。
  3. 前記オネジ部、前記柱状体及び前記取付片がメッキ処理された黄銅材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント基板用端子台。
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